JPH0310876B2 - - Google Patents
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- JPH0310876B2 JPH0310876B2 JP16841885A JP16841885A JPH0310876B2 JP H0310876 B2 JPH0310876 B2 JP H0310876B2 JP 16841885 A JP16841885 A JP 16841885A JP 16841885 A JP16841885 A JP 16841885A JP H0310876 B2 JPH0310876 B2 JP H0310876B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- combustion exhaust
- combustion
- flow rate
- amount
- Prior art date
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- Incineration Of Waste (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は溶銑予備処理容器から発生する排ガス
の処理方法に関し、詳細には燃焼排ガス流量を適
正に制御することによつて排ガス中に含まれる可
燃性ガスを完全燃焼させ有価成分を十分に回収す
る方法に関するものである。尚本明細書において
「排ガス」とは溶銑予備処理容器から排出される
ガスを、また「燃焼ガス」とは、上記排ガスに燃
焼用空気を加えたガスを、更に「燃焼排ガス」と
は、上記燃焼ガスが燃焼した後のガスを言う。
の処理方法に関し、詳細には燃焼排ガス流量を適
正に制御することによつて排ガス中に含まれる可
燃性ガスを完全燃焼させ有価成分を十分に回収す
る方法に関するものである。尚本明細書において
「排ガス」とは溶銑予備処理容器から排出される
ガスを、また「燃焼ガス」とは、上記排ガスに燃
焼用空気を加えたガスを、更に「燃焼排ガス」と
は、上記燃焼ガスが燃焼した後のガスを言う。
[従来の技術]
高炉から出銑された溶銑は、一般に転炉へ装入
する前に取鍋ら混銑車等に受け入れられ、これら
を処理容器と考えて色々な予備処理が行なわれて
いる。即ち該予備処理は、処理容器内の溶銑に、
アルカリ金属化合物を主成分とする脱燐脱硫剤等
を投入もしくはキヤリアガスによつて吹込むこと
によつて行なわれ、溶銑は脱燐脱硫処理される。
ところで溶銑の予備処理で用いられる精練剤のう
ち特に一般的なアルカリ金属化合物(主として炭
酸ナトリウム:通称ソーダ灰)は、精練を行なう
際に大部分はCO2となつて排出されるが、相当量
はナトリウムガスとして、或は炭酸ナトリウムの
粉塵として排出されていく。その為、溶銑予備処
理容器から発生した排ガスをそのまま系外へ放出
すると環境汚染を招くことになる。また上記排ガ
ス中には可燃性ガスであるCOガスが多量に含ま
れており且つこの排ガスは多量の顕熱を保有して
いることから、これらの有効利用が注目され、
色々な方策が展開されている。本出願人において
も環境保全対策と経済性の両方に注目し排ガス中
に含まれるダスト並びに有価成分を回収するシス
テムを先に提案した。
する前に取鍋ら混銑車等に受け入れられ、これら
を処理容器と考えて色々な予備処理が行なわれて
いる。即ち該予備処理は、処理容器内の溶銑に、
アルカリ金属化合物を主成分とする脱燐脱硫剤等
を投入もしくはキヤリアガスによつて吹込むこと
によつて行なわれ、溶銑は脱燐脱硫処理される。
ところで溶銑の予備処理で用いられる精練剤のう
ち特に一般的なアルカリ金属化合物(主として炭
酸ナトリウム:通称ソーダ灰)は、精練を行なう
際に大部分はCO2となつて排出されるが、相当量
はナトリウムガスとして、或は炭酸ナトリウムの
粉塵として排出されていく。その為、溶銑予備処
理容器から発生した排ガスをそのまま系外へ放出
すると環境汚染を招くことになる。また上記排ガ
ス中には可燃性ガスであるCOガスが多量に含ま
れており且つこの排ガスは多量の顕熱を保有して
いることから、これらの有効利用が注目され、
色々な方策が展開されている。本出願人において
も環境保全対策と経済性の両方に注目し排ガス中
に含まれるダスト並びに有価成分を回収するシス
テムを先に提案した。
第3図は該システムを示す概念図で、処理容器
1から発生する排ガスは、スプラツシユカバー2
8の開口部より吸入される1次空気Aと混合され
たのち吸引ブロワ6によつてダクト8,8a,8
b内を矢印D方向に吸引されていく。この吸引過
程において、まず始めに排ガスはダクト8に設け
られた開口部15から吸入された2次空気と混合
され、排ガス中に含まれるCOガスが完全燃焼す
る。そして燃焼により1300℃以上の高温になつた
燃焼排ガスは、ダクト内面に水冷壁2を設けた流
路を通過する際に放射熱が奪われて(即ち水冷壁
2によつて熱回収され)900〜1200℃まで降温す
る。尚上記降温によつて燃焼排ガス温度はダスト
溶融温度より低下するので溶融状態にあつたダス
トは凝固し、後続の熱回収装置3の器壁等に対す
るダスト付着現象が回避される。降温した燃焼排
ガスは例えば水管を交叉・配列してなる熱回収装
置3を通過する間に冷却され、顕熱が回収され
る。熱回収装置3を通過した燃焼排ガスはダクト
8aに至り、開口部16から空気の供給を受けて
冷却された後、電気集塵器5に流入してダスト分
が除去される。尚燃焼排ガス温度が高い場合には
ダストの荷電状態を維持する為に5容量%程度以
上の水分を必要とする場合があるので必要により
開口部16から蒸気または水が導入される。電気
集塵器5で捕捉されたダストはダスト回収装置7
に集められ、回収経路9を経て処理剤として再利
用される。他方ダクト8bに入つた燃焼排ガスは
吸引ブロワ6に引かれ、大気10中へ放散され
る。そして上記排ガス処理システムにおいてはダ
クト8の水冷壁2配設部に温度検出器T、ダクト
8b内に圧力検出器Pを夫々挿設すると共に、開
口部15への空気導入路15a及びダクト8bに
ダンパー13,14を配設しており、温度検出器
Tおよび圧力検出器Pからの検出データを制御部
11に入力し、制御部11からダンパー制御器1
2,12aに指令を与え、ダンパー13,14の
開度を調整することにより排ガス処理即ちダクト
8,8a,8b内の圧力を制御している。
1から発生する排ガスは、スプラツシユカバー2
8の開口部より吸入される1次空気Aと混合され
たのち吸引ブロワ6によつてダクト8,8a,8
b内を矢印D方向に吸引されていく。この吸引過
程において、まず始めに排ガスはダクト8に設け
られた開口部15から吸入された2次空気と混合
され、排ガス中に含まれるCOガスが完全燃焼す
る。そして燃焼により1300℃以上の高温になつた
燃焼排ガスは、ダクト内面に水冷壁2を設けた流
路を通過する際に放射熱が奪われて(即ち水冷壁
2によつて熱回収され)900〜1200℃まで降温す
る。尚上記降温によつて燃焼排ガス温度はダスト
溶融温度より低下するので溶融状態にあつたダス
トは凝固し、後続の熱回収装置3の器壁等に対す
るダスト付着現象が回避される。降温した燃焼排
ガスは例えば水管を交叉・配列してなる熱回収装
置3を通過する間に冷却され、顕熱が回収され
る。熱回収装置3を通過した燃焼排ガスはダクト
8aに至り、開口部16から空気の供給を受けて
冷却された後、電気集塵器5に流入してダスト分
が除去される。尚燃焼排ガス温度が高い場合には
ダストの荷電状態を維持する為に5容量%程度以
上の水分を必要とする場合があるので必要により
開口部16から蒸気または水が導入される。電気
集塵器5で捕捉されたダストはダスト回収装置7
に集められ、回収経路9を経て処理剤として再利
用される。他方ダクト8bに入つた燃焼排ガスは
吸引ブロワ6に引かれ、大気10中へ放散され
る。そして上記排ガス処理システムにおいてはダ
クト8の水冷壁2配設部に温度検出器T、ダクト
8b内に圧力検出器Pを夫々挿設すると共に、開
口部15への空気導入路15a及びダクト8bに
ダンパー13,14を配設しており、温度検出器
Tおよび圧力検出器Pからの検出データを制御部
11に入力し、制御部11からダンパー制御器1
2,12aに指令を与え、ダンパー13,14の
開度を調整することにより排ガス処理即ちダクト
8,8a,8b内の圧力を制御している。
[発明が解決しようとする問題点]
しかるに上記排ガス処理方法においては、予備
処理の種類(脱燐、脱硫又は脱珪)や予備処理量
並びに予備処理時間に応じて、圧力制御および温
度制御の基本的設定値をその都度変更する必要が
あり、操作が煩雑であるという欠点がある。また
単純な温度制御および圧力制御である為、処理系
内の圧力変動に対する追従性が悪く、吸入空気量
を適正に調整することができない為に排ガス中の
COガスを完全燃焼させることができなかつた。
特に吸引ブロワ6入口側の圧力を制御しているこ
ともあつて熱回収装置入口側の圧力については適
正に制御されているとは言えず、該圧力が正圧に
なると開口部15殊に空気導入路15a等を燃焼
排ガスが逆流して噴出することがあり、またダク
ト8内へ燃焼用空気が導入されないので未燃焼ガ
スが残留し、有効利用されないままダクト8a、
8bを経由して系外へ排出されることがある。一
方上記圧力が著しく負圧になるとダクト8内へ低
温の空気が過剰に流入する為に燃焼排ガス温度が
低下し熱回収装置3における熱回収効率が悪化
し、廃熱を十分に回収することができなくなる。
処理の種類(脱燐、脱硫又は脱珪)や予備処理量
並びに予備処理時間に応じて、圧力制御および温
度制御の基本的設定値をその都度変更する必要が
あり、操作が煩雑であるという欠点がある。また
単純な温度制御および圧力制御である為、処理系
内の圧力変動に対する追従性が悪く、吸入空気量
を適正に調整することができない為に排ガス中の
COガスを完全燃焼させることができなかつた。
特に吸引ブロワ6入口側の圧力を制御しているこ
ともあつて熱回収装置入口側の圧力については適
正に制御されているとは言えず、該圧力が正圧に
なると開口部15殊に空気導入路15a等を燃焼
排ガスが逆流して噴出することがあり、またダク
ト8内へ燃焼用空気が導入されないので未燃焼ガ
スが残留し、有効利用されないままダクト8a、
8bを経由して系外へ排出されることがある。一
方上記圧力が著しく負圧になるとダクト8内へ低
温の空気が過剰に流入する為に燃焼排ガス温度が
低下し熱回収装置3における熱回収効率が悪化
し、廃熱を十分に回収することができなくなる。
本発明はこうした事情に着目してなされたもの
であつて、排ガス中のCOガスを完全燃焼させる
ことのできる処理方法、殊に流量制御を行なうこ
とによつてCOガスの完全燃焼を図る方法を提供
することにより、合わせて未燃焼ガスの流出並び
に流出した未燃焼ガスの爆発的燃焼を防止すると
共に燃焼排ガスの逆流噴出を回避し、且つ効率の
良い熱回収を行なおうとするものである。
であつて、排ガス中のCOガスを完全燃焼させる
ことのできる処理方法、殊に流量制御を行なうこ
とによつてCOガスの完全燃焼を図る方法を提供
することにより、合わせて未燃焼ガスの流出並び
に流出した未燃焼ガスの爆発的燃焼を防止すると
共に燃焼排ガスの逆流噴出を回避し、且つ効率の
良い熱回収を行なおうとするものである。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成した本発明方法は、予備処理の
種類毎に決まる排ガス量係数の時間関数パターン
と精練剤の供給速度及び吹込み酸素流量より予測
燃焼排ガス量を算出し、該予測燃焼排ガス量を燃
焼以後の段階におけるO2濃度検出データに基づ
いて補正し、得られた補正値によつて燃焼排ガス
流量を制御する点に要旨を有するものである。
種類毎に決まる排ガス量係数の時間関数パターン
と精練剤の供給速度及び吹込み酸素流量より予測
燃焼排ガス量を算出し、該予測燃焼排ガス量を燃
焼以後の段階におけるO2濃度検出データに基づ
いて補正し、得られた補正値によつて燃焼排ガス
流量を制御する点に要旨を有するものである。
[作用]
溶銑予備処理容器から発生する排ガス量及び該
排ガスを完全燃焼させたときの燃焼排ガス量は予
備処理の種類、予備処理炉への精練剤供給速度並
びに酸素吹きの為の酸素供給量等によつて決定さ
れる。従つて排ガス量殊に燃焼排ガス発生量につ
いての時間関数的パターンを知ることによつて、
実際の発生燃焼排ガス量と比較すれば、そのとき
の燃焼条件殊に燃焼用空気供給量が適正であるか
どうかを判断することができる。そしてこの判断
に基づいて燃焼排ガス流量を増減させれば、その
制御効果として可燃性ガスの完全燃焼を達成する
ことができる。そこで本発明では予備処理の種類
毎に決まる排ガス量係数の時間関数パターンと精
練剤の供給速度及び吹込み酸素流量から予測燃焼
排ガス量を算出し、これに基づいて燃焼排ガス流
量を制御する様に構成している。尚燃焼排ガス流
量の制御は例えば燃焼排ガスの流路に設けたダン
パーの開度を調整し、下流に設けた吸引ブロワに
よる吸引ガス量を増減させることによつて行なう
ことができる。
排ガスを完全燃焼させたときの燃焼排ガス量は予
備処理の種類、予備処理炉への精練剤供給速度並
びに酸素吹きの為の酸素供給量等によつて決定さ
れる。従つて排ガス量殊に燃焼排ガス発生量につ
いての時間関数的パターンを知ることによつて、
実際の発生燃焼排ガス量と比較すれば、そのとき
の燃焼条件殊に燃焼用空気供給量が適正であるか
どうかを判断することができる。そしてこの判断
に基づいて燃焼排ガス流量を増減させれば、その
制御効果として可燃性ガスの完全燃焼を達成する
ことができる。そこで本発明では予備処理の種類
毎に決まる排ガス量係数の時間関数パターンと精
練剤の供給速度及び吹込み酸素流量から予測燃焼
排ガス量を算出し、これに基づいて燃焼排ガス流
量を制御する様に構成している。尚燃焼排ガス流
量の制御は例えば燃焼排ガスの流路に設けたダン
パーの開度を調整し、下流に設けた吸引ブロワに
よる吸引ガス量を増減させることによつて行なう
ことができる。
本発明においては上記流量制御に加え、排ガス
中の可燃性ガスを一層確実且つ安定的に完全燃焼
させる目的で燃焼以後の段階におけるO2濃度を
検出し、該データに基づく燃焼排ガス流量制御を
行なう。即ち完全燃焼状態におけるO2濃度は各
種処理条件に基づいて予め規定された値を示すは
ずであり、このことは実験的に確認しているが、
検出O2濃度が該規定値からはずれる場合には
夫々次の様な欠点を生じることが分かつた。即ち
検出O2濃度が規定値より高いということは排ガ
ス燃焼用空気の供給量が過剰であることを意味
し、排ガスに対して過剰の燃焼用空気(低温)を
混合することになる為燃焼排ガスの温度は低下す
る。その結果熱回収装置における熱回収率が悪化
する。一方検出O2濃度が規定値より低い場合に
は燃焼用空気の供給量が不足しているので完全燃
焼状態を得ることができない。この様に検出O2
濃度が規定値をはずれるということは夫々に対応
した問題を生ずることにつながるのでこれを解消
する為に、燃焼排ガス流量制御にO2濃度検出デ
ータによる補正制御を加える。
中の可燃性ガスを一層確実且つ安定的に完全燃焼
させる目的で燃焼以後の段階におけるO2濃度を
検出し、該データに基づく燃焼排ガス流量制御を
行なう。即ち完全燃焼状態におけるO2濃度は各
種処理条件に基づいて予め規定された値を示すは
ずであり、このことは実験的に確認しているが、
検出O2濃度が該規定値からはずれる場合には
夫々次の様な欠点を生じることが分かつた。即ち
検出O2濃度が規定値より高いということは排ガ
ス燃焼用空気の供給量が過剰であることを意味
し、排ガスに対して過剰の燃焼用空気(低温)を
混合することになる為燃焼排ガスの温度は低下す
る。その結果熱回収装置における熱回収率が悪化
する。一方検出O2濃度が規定値より低い場合に
は燃焼用空気の供給量が不足しているので完全燃
焼状態を得ることができない。この様に検出O2
濃度が規定値をはずれるということは夫々に対応
した問題を生ずることにつながるのでこれを解消
する為に、燃焼排ガス流量制御にO2濃度検出デ
ータによる補正制御を加える。
上記の様に予測燃焼排ガス量による燃焼排ガス
流量制御とO2濃度検出データによる燃焼排ガス
流量制御を組み合わせることによつて精度の高い
流量制御を達成することができ、排ガス中の可燃
性ガスの完全燃焼をはかることができる。
流量制御とO2濃度検出データによる燃焼排ガス
流量制御を組み合わせることによつて精度の高い
流量制御を達成することができ、排ガス中の可燃
性ガスの完全燃焼をはかることができる。
[実施例]
第1図は本発明方法の実施態様を示す概念図、
第2図は第1図における制御部の詳細な構造を示
す説明図で、処理容器(図では混銑車)1から発
生した排ガスは、吸引ブロワ6に引かれてダクト
8,8a,8bを順次通過する間に燃焼して燃焼
排ガスとなり放散塔31から大気10へ放散され
る。即ちまず始めに上記排ガス中のCOガスはス
プラツシユカバー28の開口部より吸入される1
次空気Aおよびダクト8の開口部15から吸入さ
れる2次空気Bと混合されて燃焼し、生成した燃
焼排ガスは熱回収装置3において冷却され燃焼排
ガス保有熱が回収される。次いで燃焼排ガスはダ
クト8aに至り開口部16から3次空気の供給を
受けて燃焼排ガス温度は更に降温し(350℃以
下)、電気集塵器5に至つてダスト分が除去され
た後、清浄化された燃焼排ガスは吸引ブロワ6を
経て大気10中へ放出される。
第2図は第1図における制御部の詳細な構造を示
す説明図で、処理容器(図では混銑車)1から発
生した排ガスは、吸引ブロワ6に引かれてダクト
8,8a,8bを順次通過する間に燃焼して燃焼
排ガスとなり放散塔31から大気10へ放散され
る。即ちまず始めに上記排ガス中のCOガスはス
プラツシユカバー28の開口部より吸入される1
次空気Aおよびダクト8の開口部15から吸入さ
れる2次空気Bと混合されて燃焼し、生成した燃
焼排ガスは熱回収装置3において冷却され燃焼排
ガス保有熱が回収される。次いで燃焼排ガスはダ
クト8aに至り開口部16から3次空気の供給を
受けて燃焼排ガス温度は更に降温し(350℃以
下)、電気集塵器5に至つてダスト分が除去され
た後、清浄化された燃焼排ガスは吸引ブロワ6を
経て大気10中へ放出される。
この様な排ガス燃焼過程にあつて、本実施態様
では第2図に示す様な制御機構により燃焼排ガス
流量を調整する。即ち予備処理の種類に応じて決
定される排ガス量係数のパターン設定器18およ
び精練剤吹込速度設定器17から発せられる信号
を加減乗除演算器(以下単に演算器という)20
に入力して得たデータと、上記パターン設定器1
8および酸素吹込量設定器19から発せられる信
号を演算器20aに入力して得たデータを夫々演
算器20bに投入して予測燃焼排ガス流量を算出
し、演算器20cへ入力する。一方熱回収装置3
の出口側であつて燃焼排ガスが3次空気Cと混合
されるまでのダクト8a空間に挿設したO2検出
器30によつて検出したO2濃度データを、O2濃
度調節器22に入力し数値信号に変換した後、該
信号を演算器20dを介して設定器29に設定さ
れている所定比率値(例えば200%)を乗算した
のち演算器20cへ入力し、前記予測燃焼排ガス
流量データを補正する。こうして得た補正データ
を演算器20eに入力し、3次空気調節器32か
らの信号によつて補正する。即ち該補正は、3次
空気調節器32の出力に見合つた信号を3次空気
量検出演算器24に入力し、これを、3次空気と
混合後の燃焼排ガスが流れるダクト8a空間に設
けた圧力検出器P2からの検出データにより補正
し、更にこの補正データを演算器20eに入力す
ることにより行なわれる。即ち該補正データは演
算器20cから送られてきた予測燃焼排ガス量デ
ータ(O2濃度データによる補正を受けている)
に加算される。そして該加算・補正データをハイ
セレクタ25を介して流量調節器27へ入力し、
吸引ブロワ6の入口側ダクト8b内に挿設した流
量検出器Vからの検出データとの間で数値を比較
し、その差によつてダンパー制御器12aの開度
設定データを決定し、ダンパー14の開度が調節
される。
では第2図に示す様な制御機構により燃焼排ガス
流量を調整する。即ち予備処理の種類に応じて決
定される排ガス量係数のパターン設定器18およ
び精練剤吹込速度設定器17から発せられる信号
を加減乗除演算器(以下単に演算器という)20
に入力して得たデータと、上記パターン設定器1
8および酸素吹込量設定器19から発せられる信
号を演算器20aに入力して得たデータを夫々演
算器20bに投入して予測燃焼排ガス流量を算出
し、演算器20cへ入力する。一方熱回収装置3
の出口側であつて燃焼排ガスが3次空気Cと混合
されるまでのダクト8a空間に挿設したO2検出
器30によつて検出したO2濃度データを、O2濃
度調節器22に入力し数値信号に変換した後、該
信号を演算器20dを介して設定器29に設定さ
れている所定比率値(例えば200%)を乗算した
のち演算器20cへ入力し、前記予測燃焼排ガス
流量データを補正する。こうして得た補正データ
を演算器20eに入力し、3次空気調節器32か
らの信号によつて補正する。即ち該補正は、3次
空気調節器32の出力に見合つた信号を3次空気
量検出演算器24に入力し、これを、3次空気と
混合後の燃焼排ガスが流れるダクト8a空間に設
けた圧力検出器P2からの検出データにより補正
し、更にこの補正データを演算器20eに入力す
ることにより行なわれる。即ち該補正データは演
算器20cから送られてきた予測燃焼排ガス量デ
ータ(O2濃度データによる補正を受けている)
に加算される。そして該加算・補正データをハイ
セレクタ25を介して流量調節器27へ入力し、
吸引ブロワ6の入口側ダクト8b内に挿設した流
量検出器Vからの検出データとの間で数値を比較
し、その差によつてダンパー制御器12aの開度
設定データを決定し、ダンパー14の開度が調節
される。
以上の制御により排ガス中の可燃性ガスが完全
燃焼する様な状態に燃焼排ガス流量制御が行なわ
れる。
燃焼する様な状態に燃焼排ガス流量制御が行なわ
れる。
一方本実施態様では、熱回収装置3の入口部ダ
クト8内に圧力検出器P1が挿設され、圧力検出
データによる2次空気量制御を行なつている。即
ち圧力検出器P1からの検出データは圧力調節器
21に入力され、ここにおいてダンパー13の開
度設定データが決定され、2次空気量調節器12
へ制御データが伝達される。
クト8内に圧力検出器P1が挿設され、圧力検出
データによる2次空気量制御を行なつている。即
ち圧力検出器P1からの検出データは圧力調節器
21に入力され、ここにおいてダンパー13の開
度設定データが決定され、2次空気量調節器12
へ制御データが伝達される。
尚上記圧力検出器P1による2次空気量制御を
実施する様に構成しておけば、たとえ処理容器1
からのスラグあるいは溶銑吹出しによつてスプラ
ツシユカバー28と集塵フード間が塞がれて1次
空気量が減少することがあつても、圧力検出器
P1がダクト8内の圧力下降を検知して直ちに2
次空気量を増大させるので排ガス燃焼に影響が出
ることはない。また何らかの異常があつて圧力検
出器P1からの圧力検出データが上限値を超える
ことがあると、圧力調節器21が作動してO2濃
度制御解除指令が発せられ、スイツチSが1点鎖
線位置へ切り替わつてO2濃度制御が定数制御ら
切換わる。即ち圧力検出器P1の検出圧力に異常
があつた場合には速やかに正常状態への復帰が望
まれるが、O2濃度制御を続行していると回復が
遅れる。そこで補正制御を設定器23に設定され
ている定数(例えば50%)を用いてO2濃度制御
から定数制御(この定数は正常時の値に設定され
ている)に切り換えることによつて速やかに回復
をはかることができる。
実施する様に構成しておけば、たとえ処理容器1
からのスラグあるいは溶銑吹出しによつてスプラ
ツシユカバー28と集塵フード間が塞がれて1次
空気量が減少することがあつても、圧力検出器
P1がダクト8内の圧力下降を検知して直ちに2
次空気量を増大させるので排ガス燃焼に影響が出
ることはない。また何らかの異常があつて圧力検
出器P1からの圧力検出データが上限値を超える
ことがあると、圧力調節器21が作動してO2濃
度制御解除指令が発せられ、スイツチSが1点鎖
線位置へ切り替わつてO2濃度制御が定数制御ら
切換わる。即ち圧力検出器P1の検出圧力に異常
があつた場合には速やかに正常状態への復帰が望
まれるが、O2濃度制御を続行していると回復が
遅れる。そこで補正制御を設定器23に設定され
ている定数(例えば50%)を用いてO2濃度制御
から定数制御(この定数は正常時の値に設定され
ている)に切り換えることによつて速やかに回復
をはかることができる。
また予測燃焼排ガス量の算出、O2濃度制御お
よび3次空気量の算出のいずれか1つ以上に異常
が生じて、演算器20eの算出値が異常に小さく
なることがあると、ハイセレクタ25が作動して
演算器20eからの信号を遮断し、最低ガス量設
定器26からの信号を流量調節器27へ伝達す
る。これによつて必要最低限の流量予測に基づく
燃焼排ガス流量制御が行なわれる。
よび3次空気量の算出のいずれか1つ以上に異常
が生じて、演算器20eの算出値が異常に小さく
なることがあると、ハイセレクタ25が作動して
演算器20eからの信号を遮断し、最低ガス量設
定器26からの信号を流量調節器27へ伝達す
る。これによつて必要最低限の流量予測に基づく
燃焼排ガス流量制御が行なわれる。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されており、燃焼排ガ
ス流量を高精度で制御することができ、排ガス中
の可燃性ガスを完全燃焼させることができる。か
くして排ガス中の有価成分を有効に回収すること
ができる。
ス流量を高精度で制御することができ、排ガス中
の可燃性ガスを完全燃焼させることができる。か
くして排ガス中の有価成分を有効に回収すること
ができる。
第1図は本発明の実施態様を示す概略説明図、
第2図は第1図における制御部の詳細な構造を示
す説明図、第3図は従来の排ガス処理方法を示す
概略説明図である。 1……処理容器、3……熱回収装置、5……電
気集塵器、6……吸引ブロワ、8,8a,8b…
…ダクト、9……回収経路、11……制御部、1
2,12a……ダンパー制御器、13,14……
ダンパー、15a……2次空気流路、16a……
3次空気流路、17……精練剤供給速度設定器、
18……排ガス量係数の時間関数パターン設定
器、19……酸素流量設定器、20……加減乗除
演算器、21……圧力調節器、22……O2濃度
調節器、23……設定器、24……3次空気量検
出演算器、25……ハイセレクタ、26……最低
燃焼排ガス量設定器、27……流量調節器、28
……スプラツシユカバー、29……設定器、30
……O2検出器、P1,P2……圧力検出器、V……
流量検出器、A……1次空気、B……2次空気、
C……3次空気。
第2図は第1図における制御部の詳細な構造を示
す説明図、第3図は従来の排ガス処理方法を示す
概略説明図である。 1……処理容器、3……熱回収装置、5……電
気集塵器、6……吸引ブロワ、8,8a,8b…
…ダクト、9……回収経路、11……制御部、1
2,12a……ダンパー制御器、13,14……
ダンパー、15a……2次空気流路、16a……
3次空気流路、17……精練剤供給速度設定器、
18……排ガス量係数の時間関数パターン設定
器、19……酸素流量設定器、20……加減乗除
演算器、21……圧力調節器、22……O2濃度
調節器、23……設定器、24……3次空気量検
出演算器、25……ハイセレクタ、26……最低
燃焼排ガス量設定器、27……流量調節器、28
……スプラツシユカバー、29……設定器、30
……O2検出器、P1,P2……圧力検出器、V……
流量検出器、A……1次空気、B……2次空気、
C……3次空気。
Claims (1)
- 1 溶銑予備処理容器から発生する排ガスに空気
を混合して燃焼させた後、熱回収装置によつて燃
焼排ガスを冷却し、次いで集塵器にて燃焼排ガス
中のダストを除去して系外へ排出するに当たり、
予備処理の種類毎に決まる排ガス量係数の時間関
数パターンと精練剤の供給速度及び吹込み酸素流
量より予測燃焼排ガス量を算出し、該予測燃焼排
ガス量を燃焼以後の段階におけるO2濃度検出デ
ータに基づいて補正し、得られた補正値によつて
燃焼排ガス流量を制御することを特徴とする排ガ
ス処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16841885A JPS6229825A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 排ガス処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16841885A JPS6229825A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 排ガス処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6229825A JPS6229825A (ja) | 1987-02-07 |
| JPH0310876B2 true JPH0310876B2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=15867757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16841885A Granted JPS6229825A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 排ガス処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6229825A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02230010A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-12 | Toshihiro Murakami | 家畜排泄物処理装置 |
| IL304501B2 (en) * | 2015-10-06 | 2024-08-01 | Magic Leap Inc | A virtual/augmented reality system with an inverted angle refraction grating |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16841885A patent/JPS6229825A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6229825A (ja) | 1987-02-07 |
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