JPH0311681B2 - - Google Patents
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- JPH0311681B2 JPH0311681B2 JP13685983A JP13685983A JPH0311681B2 JP H0311681 B2 JPH0311681 B2 JP H0311681B2 JP 13685983 A JP13685983 A JP 13685983A JP 13685983 A JP13685983 A JP 13685983A JP H0311681 B2 JPH0311681 B2 JP H0311681B2
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- circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/006—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by sampling the oscillations and further processing the samples, e.g. by computing techniques
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
(技術分野)
本発明は、アナログの周波変調波(FM波)を
デイジタル信号処理を用いて復調された信号にお
いて、オフセツトの影響で変動する直流変動をデ
イジタル信号処理を用いて抑圧するFM復調用直
流レベル自動制御回路に関する。 (従来技術) 従来の周波数変調波の復調に用いる周波数弁別
器を第1図に示す。 第1図において、周波数変調波はその中心周波
数0に同調したLC並列共振回路を介した中心周
波数0より高い同調周波数1に同調した回路と、
低い同調周波数2に同調した回路とに相互インダ
クタンスMを介して結合する。 ダイオードD1D2により各々の出力電圧の極性
は反転する故その検波特性は互いの和で示され第
2図の様になる。よつて中心周波数0より高い周
波数変調波が入力された場合は正の電圧、中心周
波数0より低い周波数変調波が入力された場合は
負の電圧が発生し、周波数変調波の復調ができ
る。 中心周波数0に対してΔのオフセツトが加わ
ると中心周波数は0+Δとなり、第2図から分
かる様に直流成分が発生する。従来、このオフセ
ツトによる直流変動分の除去は30Hzでインピーダ
ンス100kΩ程度のコンデンサーCOを検波器の後
に附加していた。 しかし、デイジタル信号処理された復調器およ
びそれ以降のベースバンド処理回路、音声信号処
理回路がデイジタル信号処理されているため、オ
フセツトに基づく直流変動は、コンデンサで除去
することはできない。 (発明の目的) 本発明はデイジタル信号処理された周波数変調
波の復調信号のオフセツトに基づく直流変動を、
簡単な回路で、短時間に抑制できるようにしたも
ので、以下詳細に説明する。 (発明の構成) 第3図は本発明の第1の実施例であるFM復調
器及び直流レベル自動制御回路のブロツク図を示
したものである。第3図において点線枠A内が
FM復調器を示したものであり、5は周波数変調
波が入力する入力端子、6はクロツク周波数が入
力するクロツク端子、7はサンプリング周波数が
入力するサンプリング端子、8は所定のスレツシ
ヨルド値と比較を行なうコンパレータもしくはイ
ンバータ等を用いたゲート回路、9はリセツトパ
ルス発生器、10はカウンタA、11はレジスタ
A、12はレジスタB、13はレジスタC、14
は演算回路であり本実施例では読み出し専用メモ
リを用いている。15はシフトレジスタ、16は
差分回路、である。点線枠B内は本発明の目的と
する直流レベル自動制御回路であり、以下のもの
で構成されている。18は加算回路、19は比較
回路A、20は比較回路C、21はエクスクルー
シブオア回路(以下EX−OR回路という)、22
はアンド回路、23はカウンタB、24はオア回
路、25は復調信号の上限値の入力端子、26は
復調信号の下限値の入力端子、27は復調信号の
直流値の入力端子、28はインバータ、29は出
力端子である。 次に第3図の実施例の動作を説明する。アナロ
グの周波数変調波は入力端子5より入力され、ゲ
ート回路に入力される。このゲート回路において
入力周波数変調波は矩形波に変換される。この矩
形波の立ち上がりパルスを受けリセツトパルス発
生回路9はリセツトパルスを発生する。このリセ
ツトパルスによりカウンタ10及びレジスタB1
2はリセツトされ、カウンタ10は最初からカウ
ントを開始する。すなわちカウンタ10はクロク
端子6から入力されるクロツク周波数を受けカウ
ントアツプしていく。またクロツク周波数のタイ
ミングでカウンタ10のカウント値はレジスタA
11、レジスタC13に順次転送されるが、ゲー
ト回路8から出力される矩形パルスはレジスタA
11にも入力され、その矩形パルスの立ち下がり
でレジスタA11をリセツトしており、リセツト
されるまでカウント値が矩形入力周波数変調波の
ハイレベルでのカウンタ出力値としてレジスタC
13に更新格納される。 一方、カウンタ10のカウント値出力はクロツ
ク周波数のタイミングでレジスタB12に転送さ
れるが、サンプリング端子7よりサンプリング周
波数がレジスタB12のセツト・リセツト端子に
入力されておりサンプリング周波数の立ち上がり
でレジスタB12がリセツトされるまで、カウン
タ10のカウント値出力はレジスタB12に更新
格納される。 次に、サンプリング時点でのレジスタC13及
びレジスタB12に格納された各カウント値は演
算回路14に入力され、所定の演算を行なう。 次に演算回路14における演算内容について第
5図を用いて説明する。第4図において、(a)はゲ
ート回路40により矩形パルス化された矩形入力
周波数変調波であり、矩形パルスのハイレベルと
ローレベルが交互にくりかえしている。(b)はこの
矩形入力周波数変調波の瞬時位相を示したもので
あり、縦軸は位相θ(t)を示しており、時点t0、
t2、t4ではθ(t)=0or2π、時点t1、t3ではθ(t)=π
である。 また、時点t0、t2、t4は矩形入力周波数変調波
の立ち上がり時点、t1、t3は矩形入力周波数変調
波の立ち下がり時点を示す。 これら(a)、(b)の各波形の横方向を時間軸を示し
たものであり、互いにタイミングを対応させたも
のである。時点T0、T1、T2はサンプリング時点
を示したものである。 周波数変調波の中心周波数が変調波に比べて十
分高いとすれば(t1−t0)の時間と(t2−t1)の
時間はほぼ等しいと考えられる。よつて、t0とt1
とにおける入力周波数変調波の瞬時位相の差はπ
となる。すなわち、t0からt1までのカウンタ10
の出力は、 2N≡π ……(1) となる。ここでNはカウンタのビツト数である。
よつてサンプリング時点T1での予測される瞬時
位相は、 θ(T1)=π/t1−t0(T1−t0) ……(2) となる。 また、サンプリング時点T2の様に、矩形入力
FM信号のハイレベルにあるときは、その前のカ
ウンタ出力をもつて瞬時位相を算出する。その関
係を(3)式で示す。 θ(T1)=π/t3−t2(T2−t4) ……(3) 本実施例における演算回路では(2)式、(3)式の演
算を予じめ別途行なつてその計算結果を読み出し
専用メモリに入れておき、(t1−t0)または(t3−
t2)を第1のアドレス入力、(T1−t0)または
(T2−T4)を第2のアドレス入力とすることによ
り(2)式、(3)式の演算結果出力を得ているが、他の
演算手段を用いてもよい。このようにして演算回
路14より各サンプリング時点での瞬時位相が算
出される。 次にシフトレジスタ15と差分回路16とを用
いて、入力周波数変調波を検波する。 まず、入力周波数変調波は(4)式であらわされ、
矩形入力周波数変調波は(5)式であらわされる。 gi(t)=Accos(2πc+φ(t)) ……(4) gi(t)=rect(2πc+φ(t)) ……(5) φ(t)=ΔF/nsin(2πnt) ……(6) ここではAcは入力周波数変調波の振幅、cは周波
数変調波の中心周波数、nは変調波の周波数、
ΔFは最大周波数偏位を示す。 よつて(2)式で求めた瞬時位相はT1=kT(kは
任意の整数)の時間において θ(kT)=2πckT+φ(kT) ……(7) となる。 よつてシフトレジスタ15によつてnビツト遅
延した瞬時位相は θ((k−n)T)=2πc(k−n)T +φ((k−n)T) ……(8) となる。 (7)式と(8)式で求められた瞬時位相を差分回路1
6で差を求めれば(9)式となる。 d(kT)=2nπcT+nTdφ(t)/dt|t=kT ……(9) よつて(9)式は(6)式を用いて(10)式を得る。 d(kT)=2nπcT +2nπΔTcos(2πnkT) ……(10) この(10)式から明らかなように入力周波数変調波
は復調される。 ここで得られた復調信号はキヤリアオフセツト
のある場合、直流的に変化する。 キヤリアオフセツトのある場合のFM信号は gi(t)=ACcos(2π(c+Δ)t+φ(t))
……(11) この時の検波出力は、t=kT(T=1/s、k
は任意の整数)において(12)式で示される。 d(kT)=2nπ〔c/s+Δ/s〕 +2nπΔF/scos2πnt|t=kT ……(12) ここでnはシフトジスタの遅延ビツト数、Cは
周波数変調波の中心周波数、Sはサンプリング周
波数、Δはキヤリアオフセツト周波数、ΔFは最
大周波数偏位、n変調信号である。 (3)式からキヤリアオフセツト周波数±Δが変
化すれば、直流成分2nπ〔c/s+Δ/s〕が±2
nπΔ/s 変化する。例えばn=16ビツト、S=200kHz、
Δf=2kHzの場合±2nπΔ/s=±1.005だけ変化す る。 第3図のブロツク図に従つて、演算回路14の
出力までをシユミレーシヨンした結果を第5図に
示す。 なお、第5図の縦軸は、演算回路14の出力を
DA変換して示したものであり、横軸は時間であ
る。ここで横軸は時間で縦軸は出力を示す。 周波数変調波の中心周波数は455kHzでカウン
タのクロツク周波数は25.6MHz、サンプリング周
波数は200kHz、シストレジスタ312の遅延は
16ビツト、変調周波数は3kHzとしキヤリアオフ
セツト周波数Δは±2kHz、最大周波数偏位ΔFは
2.5kHzである。よつて、周波数変調波の中心周波
数は最大で457kHz、最少で453kHzで、その時の
直流レベルは約±1変化する。これは先の検討結
果と同様である。 以上の振幅変動を周波数変調波の中心周波数が
455kHzの時の最大値は(12)式より 2π(nc/s−m)+2nπΔF/s=3.77(13
) 最少値は(12)式より 2π(nc/s−m)+2nπΔF/s=1.27(14
) を得る。ここでm=36とする。mは直流中心値が
0〜2πの間の値をとるように設定するための任
意の定数である。 ここで、レベル調整値入力端子27より復調信
号の直流値のレベル調整値X0が入力され、カウ
ンタB23に初期値として設定される。また前記
最大値3.77に前記レベル調整値X0を加算した値が
上限値入力端子25より上限値(3.77+X0)とし
て比較回路A19に入力され、且つ前記最小値
1.27に前記レベル調整値X0を加算した値が下限値
入力端子26より下限値(1.27+X0)として比較
回路B20に入力される。 本回路において、動作開始直後は、差分回路1
6より入力される復調信号はカウンタB23に最
初に設定されたレベル調整値X0と加算回路18
で加算される。以下カウンタの出力と復調信号と
が加算されたものを補正復調信号と呼ぶ。この補
正復調信号は出力端子28より出力される。これ
と同時に、比較回路A19、比較回路B20にも
入力され前記上限値、下限値との比較を行なう。 (イ) 今、キヤリアオフセツトの影響で上限値を越
える補正復調信号が各比較回路に入力されると
比較回路A19、比較回路20の比較出力はロ
ーレベルとなる。その結果EX−OR回路21
はローレベルとなり、また、アンド回路22の
出力はローレベルとなる。EX−OR回路の出
力がローレベルであると、インバータを介して
入力されるサンプリング周波数はオア回路24
を経由してカウンタB22にカウントパルスと
して入力される。 カウンタB23ではアンド回路22の出力が
ローレベルの間だけカウンタB23はレベル調
整値X0を初期値として前記カウントパルスに
基づいてカウントを開始する。この時のカウン
トはカウンタB23の設定値Xより一定の補正
値Cだけカウントダウンを行う。このカウント
出力は加算回路18に加えられ、加算回路18
において差分回路16より入力される次の復調
信号と加算して、次に新たな補正復調信号を出
力する。この処理は補正復調信号が上限値以下
になるまでくりかえされ、その間カウンタB2
3は順次一定の補正値Cだけカウントダウンさ
れ、カウンタ出力は変化していく。補正復調信
号が上限値以下になるとその時点で比較回路A
19の比較出力はハイレベル、比較回路B20
の比較出力はローレベルとなつてEX−OR回
路21の出力がハイレベルとなる。このためオ
ア回路24よりは一定のハイレベル出力で非パ
ルス出力状態となりカウンタB23はカウント
を行なわず、カウンタ出力はその時点の値に固
定され、これ以降加算回路に入力される復調信
号はこの固定されたカウンタ値と加算され補正
復調信号として出力される。 (ロ) 一方、補正復調信号が下限値より小さい場合
には、比較回路A19の比較出力はハイレベ
ル、比較回路B20の比較出力はハイレベルと
なつて、アンド回路22の出力はハイレベル、
EX−OR回路21の出力はローレベルとなる。
これによりカウンタB23はインバータ28、
オア回路24を介して入力されるサンプリング
周波数のカウントパルスを受け、カウントB2
3の設定値Xより一定の補正値Cだけカウント
アツプを行なう。このカウンタB23のカウン
ト出力は加算回路18で復調信号と加算され、
補正復調信号として出力される。この処理は補
正復調信号が下限値以上になるまでくりかえさ
れる。この処理がくりかえされる間カウンタの
設定値Xは一定の補正値Cだけカウントアツプ
をくりかえしていく。 (ハ) 又比較回路A19、比較回路B20に入力さ
れる補正復調信号が上限値と下限値との間の値
であるときにはEX−OR回路21の出力がハ
イレベルとなつてオア回路24は一定のハイレ
ベル出力で非パルス出力状態となり、カウンタ
B23にはカウントパルスが入力されない。従
つてこの時のカウンタB23からはその時点で
のカウンタの設定値Xそのものが出力されるこ
の出力と差分回路16よりの復調信号とは加算
回路18で加算され補正復調信号として出力さ
れる。 以上(イ)、(ロ)、(ハ)で示した各動作状態においては
動作開始直後を主眼にして説明したが、定常動作
中も補正復調信号は常にその上限値、下限値と比
較されており、上限値〜下限値の範囲からはずれ
ると前述の(イ)又は(ロ)の如くして出力レベルの制御
が行なわれる。 ここで各部の出力関係を次の第1表に示す。
デイジタル信号処理を用いて復調された信号にお
いて、オフセツトの影響で変動する直流変動をデ
イジタル信号処理を用いて抑圧するFM復調用直
流レベル自動制御回路に関する。 (従来技術) 従来の周波数変調波の復調に用いる周波数弁別
器を第1図に示す。 第1図において、周波数変調波はその中心周波
数0に同調したLC並列共振回路を介した中心周
波数0より高い同調周波数1に同調した回路と、
低い同調周波数2に同調した回路とに相互インダ
クタンスMを介して結合する。 ダイオードD1D2により各々の出力電圧の極性
は反転する故その検波特性は互いの和で示され第
2図の様になる。よつて中心周波数0より高い周
波数変調波が入力された場合は正の電圧、中心周
波数0より低い周波数変調波が入力された場合は
負の電圧が発生し、周波数変調波の復調ができ
る。 中心周波数0に対してΔのオフセツトが加わ
ると中心周波数は0+Δとなり、第2図から分
かる様に直流成分が発生する。従来、このオフセ
ツトによる直流変動分の除去は30Hzでインピーダ
ンス100kΩ程度のコンデンサーCOを検波器の後
に附加していた。 しかし、デイジタル信号処理された復調器およ
びそれ以降のベースバンド処理回路、音声信号処
理回路がデイジタル信号処理されているため、オ
フセツトに基づく直流変動は、コンデンサで除去
することはできない。 (発明の目的) 本発明はデイジタル信号処理された周波数変調
波の復調信号のオフセツトに基づく直流変動を、
簡単な回路で、短時間に抑制できるようにしたも
ので、以下詳細に説明する。 (発明の構成) 第3図は本発明の第1の実施例であるFM復調
器及び直流レベル自動制御回路のブロツク図を示
したものである。第3図において点線枠A内が
FM復調器を示したものであり、5は周波数変調
波が入力する入力端子、6はクロツク周波数が入
力するクロツク端子、7はサンプリング周波数が
入力するサンプリング端子、8は所定のスレツシ
ヨルド値と比較を行なうコンパレータもしくはイ
ンバータ等を用いたゲート回路、9はリセツトパ
ルス発生器、10はカウンタA、11はレジスタ
A、12はレジスタB、13はレジスタC、14
は演算回路であり本実施例では読み出し専用メモ
リを用いている。15はシフトレジスタ、16は
差分回路、である。点線枠B内は本発明の目的と
する直流レベル自動制御回路であり、以下のもの
で構成されている。18は加算回路、19は比較
回路A、20は比較回路C、21はエクスクルー
シブオア回路(以下EX−OR回路という)、22
はアンド回路、23はカウンタB、24はオア回
路、25は復調信号の上限値の入力端子、26は
復調信号の下限値の入力端子、27は復調信号の
直流値の入力端子、28はインバータ、29は出
力端子である。 次に第3図の実施例の動作を説明する。アナロ
グの周波数変調波は入力端子5より入力され、ゲ
ート回路に入力される。このゲート回路において
入力周波数変調波は矩形波に変換される。この矩
形波の立ち上がりパルスを受けリセツトパルス発
生回路9はリセツトパルスを発生する。このリセ
ツトパルスによりカウンタ10及びレジスタB1
2はリセツトされ、カウンタ10は最初からカウ
ントを開始する。すなわちカウンタ10はクロク
端子6から入力されるクロツク周波数を受けカウ
ントアツプしていく。またクロツク周波数のタイ
ミングでカウンタ10のカウント値はレジスタA
11、レジスタC13に順次転送されるが、ゲー
ト回路8から出力される矩形パルスはレジスタA
11にも入力され、その矩形パルスの立ち下がり
でレジスタA11をリセツトしており、リセツト
されるまでカウント値が矩形入力周波数変調波の
ハイレベルでのカウンタ出力値としてレジスタC
13に更新格納される。 一方、カウンタ10のカウント値出力はクロツ
ク周波数のタイミングでレジスタB12に転送さ
れるが、サンプリング端子7よりサンプリング周
波数がレジスタB12のセツト・リセツト端子に
入力されておりサンプリング周波数の立ち上がり
でレジスタB12がリセツトされるまで、カウン
タ10のカウント値出力はレジスタB12に更新
格納される。 次に、サンプリング時点でのレジスタC13及
びレジスタB12に格納された各カウント値は演
算回路14に入力され、所定の演算を行なう。 次に演算回路14における演算内容について第
5図を用いて説明する。第4図において、(a)はゲ
ート回路40により矩形パルス化された矩形入力
周波数変調波であり、矩形パルスのハイレベルと
ローレベルが交互にくりかえしている。(b)はこの
矩形入力周波数変調波の瞬時位相を示したもので
あり、縦軸は位相θ(t)を示しており、時点t0、
t2、t4ではθ(t)=0or2π、時点t1、t3ではθ(t)=π
である。 また、時点t0、t2、t4は矩形入力周波数変調波
の立ち上がり時点、t1、t3は矩形入力周波数変調
波の立ち下がり時点を示す。 これら(a)、(b)の各波形の横方向を時間軸を示し
たものであり、互いにタイミングを対応させたも
のである。時点T0、T1、T2はサンプリング時点
を示したものである。 周波数変調波の中心周波数が変調波に比べて十
分高いとすれば(t1−t0)の時間と(t2−t1)の
時間はほぼ等しいと考えられる。よつて、t0とt1
とにおける入力周波数変調波の瞬時位相の差はπ
となる。すなわち、t0からt1までのカウンタ10
の出力は、 2N≡π ……(1) となる。ここでNはカウンタのビツト数である。
よつてサンプリング時点T1での予測される瞬時
位相は、 θ(T1)=π/t1−t0(T1−t0) ……(2) となる。 また、サンプリング時点T2の様に、矩形入力
FM信号のハイレベルにあるときは、その前のカ
ウンタ出力をもつて瞬時位相を算出する。その関
係を(3)式で示す。 θ(T1)=π/t3−t2(T2−t4) ……(3) 本実施例における演算回路では(2)式、(3)式の演
算を予じめ別途行なつてその計算結果を読み出し
専用メモリに入れておき、(t1−t0)または(t3−
t2)を第1のアドレス入力、(T1−t0)または
(T2−T4)を第2のアドレス入力とすることによ
り(2)式、(3)式の演算結果出力を得ているが、他の
演算手段を用いてもよい。このようにして演算回
路14より各サンプリング時点での瞬時位相が算
出される。 次にシフトレジスタ15と差分回路16とを用
いて、入力周波数変調波を検波する。 まず、入力周波数変調波は(4)式であらわされ、
矩形入力周波数変調波は(5)式であらわされる。 gi(t)=Accos(2πc+φ(t)) ……(4) gi(t)=rect(2πc+φ(t)) ……(5) φ(t)=ΔF/nsin(2πnt) ……(6) ここではAcは入力周波数変調波の振幅、cは周波
数変調波の中心周波数、nは変調波の周波数、
ΔFは最大周波数偏位を示す。 よつて(2)式で求めた瞬時位相はT1=kT(kは
任意の整数)の時間において θ(kT)=2πckT+φ(kT) ……(7) となる。 よつてシフトレジスタ15によつてnビツト遅
延した瞬時位相は θ((k−n)T)=2πc(k−n)T +φ((k−n)T) ……(8) となる。 (7)式と(8)式で求められた瞬時位相を差分回路1
6で差を求めれば(9)式となる。 d(kT)=2nπcT+nTdφ(t)/dt|t=kT ……(9) よつて(9)式は(6)式を用いて(10)式を得る。 d(kT)=2nπcT +2nπΔTcos(2πnkT) ……(10) この(10)式から明らかなように入力周波数変調波
は復調される。 ここで得られた復調信号はキヤリアオフセツト
のある場合、直流的に変化する。 キヤリアオフセツトのある場合のFM信号は gi(t)=ACcos(2π(c+Δ)t+φ(t))
……(11) この時の検波出力は、t=kT(T=1/s、k
は任意の整数)において(12)式で示される。 d(kT)=2nπ〔c/s+Δ/s〕 +2nπΔF/scos2πnt|t=kT ……(12) ここでnはシフトジスタの遅延ビツト数、Cは
周波数変調波の中心周波数、Sはサンプリング周
波数、Δはキヤリアオフセツト周波数、ΔFは最
大周波数偏位、n変調信号である。 (3)式からキヤリアオフセツト周波数±Δが変
化すれば、直流成分2nπ〔c/s+Δ/s〕が±2
nπΔ/s 変化する。例えばn=16ビツト、S=200kHz、
Δf=2kHzの場合±2nπΔ/s=±1.005だけ変化す る。 第3図のブロツク図に従つて、演算回路14の
出力までをシユミレーシヨンした結果を第5図に
示す。 なお、第5図の縦軸は、演算回路14の出力を
DA変換して示したものであり、横軸は時間であ
る。ここで横軸は時間で縦軸は出力を示す。 周波数変調波の中心周波数は455kHzでカウン
タのクロツク周波数は25.6MHz、サンプリング周
波数は200kHz、シストレジスタ312の遅延は
16ビツト、変調周波数は3kHzとしキヤリアオフ
セツト周波数Δは±2kHz、最大周波数偏位ΔFは
2.5kHzである。よつて、周波数変調波の中心周波
数は最大で457kHz、最少で453kHzで、その時の
直流レベルは約±1変化する。これは先の検討結
果と同様である。 以上の振幅変動を周波数変調波の中心周波数が
455kHzの時の最大値は(12)式より 2π(nc/s−m)+2nπΔF/s=3.77(13
) 最少値は(12)式より 2π(nc/s−m)+2nπΔF/s=1.27(14
) を得る。ここでm=36とする。mは直流中心値が
0〜2πの間の値をとるように設定するための任
意の定数である。 ここで、レベル調整値入力端子27より復調信
号の直流値のレベル調整値X0が入力され、カウ
ンタB23に初期値として設定される。また前記
最大値3.77に前記レベル調整値X0を加算した値が
上限値入力端子25より上限値(3.77+X0)とし
て比較回路A19に入力され、且つ前記最小値
1.27に前記レベル調整値X0を加算した値が下限値
入力端子26より下限値(1.27+X0)として比較
回路B20に入力される。 本回路において、動作開始直後は、差分回路1
6より入力される復調信号はカウンタB23に最
初に設定されたレベル調整値X0と加算回路18
で加算される。以下カウンタの出力と復調信号と
が加算されたものを補正復調信号と呼ぶ。この補
正復調信号は出力端子28より出力される。これ
と同時に、比較回路A19、比較回路B20にも
入力され前記上限値、下限値との比較を行なう。 (イ) 今、キヤリアオフセツトの影響で上限値を越
える補正復調信号が各比較回路に入力されると
比較回路A19、比較回路20の比較出力はロ
ーレベルとなる。その結果EX−OR回路21
はローレベルとなり、また、アンド回路22の
出力はローレベルとなる。EX−OR回路の出
力がローレベルであると、インバータを介して
入力されるサンプリング周波数はオア回路24
を経由してカウンタB22にカウントパルスと
して入力される。 カウンタB23ではアンド回路22の出力が
ローレベルの間だけカウンタB23はレベル調
整値X0を初期値として前記カウントパルスに
基づいてカウントを開始する。この時のカウン
トはカウンタB23の設定値Xより一定の補正
値Cだけカウントダウンを行う。このカウント
出力は加算回路18に加えられ、加算回路18
において差分回路16より入力される次の復調
信号と加算して、次に新たな補正復調信号を出
力する。この処理は補正復調信号が上限値以下
になるまでくりかえされ、その間カウンタB2
3は順次一定の補正値Cだけカウントダウンさ
れ、カウンタ出力は変化していく。補正復調信
号が上限値以下になるとその時点で比較回路A
19の比較出力はハイレベル、比較回路B20
の比較出力はローレベルとなつてEX−OR回
路21の出力がハイレベルとなる。このためオ
ア回路24よりは一定のハイレベル出力で非パ
ルス出力状態となりカウンタB23はカウント
を行なわず、カウンタ出力はその時点の値に固
定され、これ以降加算回路に入力される復調信
号はこの固定されたカウンタ値と加算され補正
復調信号として出力される。 (ロ) 一方、補正復調信号が下限値より小さい場合
には、比較回路A19の比較出力はハイレベ
ル、比較回路B20の比較出力はハイレベルと
なつて、アンド回路22の出力はハイレベル、
EX−OR回路21の出力はローレベルとなる。
これによりカウンタB23はインバータ28、
オア回路24を介して入力されるサンプリング
周波数のカウントパルスを受け、カウントB2
3の設定値Xより一定の補正値Cだけカウント
アツプを行なう。このカウンタB23のカウン
ト出力は加算回路18で復調信号と加算され、
補正復調信号として出力される。この処理は補
正復調信号が下限値以上になるまでくりかえさ
れる。この処理がくりかえされる間カウンタの
設定値Xは一定の補正値Cだけカウントアツプ
をくりかえしていく。 (ハ) 又比較回路A19、比較回路B20に入力さ
れる補正復調信号が上限値と下限値との間の値
であるときにはEX−OR回路21の出力がハ
イレベルとなつてオア回路24は一定のハイレ
ベル出力で非パルス出力状態となり、カウンタ
B23にはカウントパルスが入力されない。従
つてこの時のカウンタB23からはその時点で
のカウンタの設定値Xそのものが出力されるこ
の出力と差分回路16よりの復調信号とは加算
回路18で加算され補正復調信号として出力さ
れる。 以上(イ)、(ロ)、(ハ)で示した各動作状態においては
動作開始直後を主眼にして説明したが、定常動作
中も補正復調信号は常にその上限値、下限値と比
較されており、上限値〜下限値の範囲からはずれ
ると前述の(イ)又は(ロ)の如くして出力レベルの制御
が行なわれる。 ここで各部の出力関係を次の第1表に示す。
【表】
以上の動作によつてキヤリアオフセツトに基づ
く直流レベル変動を抑圧できる。 第1の実施例では第3図において、カウンタB
23と加算回路18とを直接接続しているが、カ
ウンタB23と加算回路18の間に差分回路を入
れ、一方の入力として前記レベル調整値X0を入
力し、他方の入力としてのカウンタB23の出力
との差分を求め、これを加算回路18に入力する
ようにすることもできる。このようにすれば復調
信号の直流レベルは前記最大値、最小値の中心値
(3.77+1.27)/2=2.52となり復調信号は第5図
のFc=455kHzの特性と同じくなる。第1の実施
例では第3図において、比較回路A19、比較回
路B20を用いているが、読み出し専用メモリを
用いても同じ動作することができる。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば簡単なデ
イジタル信号処理技術を用いてキヤリアオフセツ
トによる直流レベル変動を抑圧できるため、デイ
ジタル信号処理されたベースバンド処理回路に本
発明回路を介して直接接続でき、復調部の全IC
化が可能となる。
く直流レベル変動を抑圧できる。 第1の実施例では第3図において、カウンタB
23と加算回路18とを直接接続しているが、カ
ウンタB23と加算回路18の間に差分回路を入
れ、一方の入力として前記レベル調整値X0を入
力し、他方の入力としてのカウンタB23の出力
との差分を求め、これを加算回路18に入力する
ようにすることもできる。このようにすれば復調
信号の直流レベルは前記最大値、最小値の中心値
(3.77+1.27)/2=2.52となり復調信号は第5図
のFc=455kHzの特性と同じくなる。第1の実施
例では第3図において、比較回路A19、比較回
路B20を用いているが、読み出し専用メモリを
用いても同じ動作することができる。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば簡単なデ
イジタル信号処理技術を用いてキヤリアオフセツ
トによる直流レベル変動を抑圧できるため、デイ
ジタル信号処理されたベースバンド処理回路に本
発明回路を介して直接接続でき、復調部の全IC
化が可能となる。
第1図は従来の周波数弁別器の回路構成図、第
2図は周波数弁別器の検波特性図、第3図は本発
明の第1の実施例を示した図、第4図は本発明の
第1の実施例の動作原理図、第5図は本発明の復
調器のシユミレーシヨン結果を示した図。 18……加算回路、19……比較回路A、20
……比較回路B、21……EX−OR回路、22
……アンド回路、23……カウンタB、24……
オア回路、28……インバータ。
2図は周波数弁別器の検波特性図、第3図は本発
明の第1の実施例を示した図、第4図は本発明の
第1の実施例の動作原理図、第5図は本発明の復
調器のシユミレーシヨン結果を示した図。 18……加算回路、19……比較回路A、20
……比較回路B、21……EX−OR回路、22
……アンド回路、23……カウンタB、24……
オア回路、28……インバータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 デイジタル信号処理されて入力される周波数
変調波の復調信号とカウンタの出力とを加算して
補正復調信号Fを出力する加算回路と、 前記補正復調信号Fと予め定められた上限値
(X0+α)とを比較して、F>(X0+α)の場合
第1の比較出力を、F≦(X0+α)の場合第2の
比較出力を出力する第1の比較回路と、 前記補正復調信号Fと予め定められた下限値
(X0+β)とを比較して、F≧(X0+β)の場合
第1の比較出力を、F<(X0+β)の場合第2の
比較出力を出力する第2の比較回路と、 値Xが格納されており初期値としてはレベル調
整値X0が設定されるものであつて、第1の比較
回路の出力が第1の比較出力である場合は前記格
納値Xから所定の補正値Cだけカウントダウンし
て出力し、また第2の比較回路の出力が第2の比
較出力である場合には前記格納値Xに所定の補正
値Cだけカウントアツプして出力する前記カウン
タと、 を備えてなるFM復調用直流レベル自動制御回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13685983A JPS6029004A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | Fm復調用直流レベル自動制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13685983A JPS6029004A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | Fm復調用直流レベル自動制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6029004A JPS6029004A (ja) | 1985-02-14 |
| JPH0311681B2 true JPH0311681B2 (ja) | 1991-02-18 |
Family
ID=15185179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13685983A Granted JPS6029004A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | Fm復調用直流レベル自動制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029004A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5193945A (en) * | 1991-02-25 | 1993-03-16 | Mitsubishi Materials Corporation | Cutting tool |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP13685983A patent/JPS6029004A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6029004A (ja) | 1985-02-14 |
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