JPH03119515A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH03119515A
JPH03119515A JP25695089A JP25695089A JPH03119515A JP H03119515 A JPH03119515 A JP H03119515A JP 25695089 A JP25695089 A JP 25695089A JP 25695089 A JP25695089 A JP 25695089A JP H03119515 A JPH03119515 A JP H03119515A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic recording
recording medium
lubricant
viscosity
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JP25695089A
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Kenji Tanaka
憲司 田中
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば磁気ディスクカー1〜リツジ、磁気テ
ープあるいは磁気カー1〜など′し;用られる磁気記録
媒体に係り、特に強磁性金属粉を主体とし。
少なくとも非磁性のバインダならびに潤滑剤を含有する
磁性層の構成に関するものである。
[従来の技術〕 磁気記録媒体の記録密度を高めるために、近年、例えば
鉄、コバルト−ニッケル、コバルト−リンなどの強磁性
金属からなる微粒子を含有した磁性層が用いられている
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで従来のこの種の磁気記録媒体を記録再生装置に
装着して使用すると、磁気ヘットとの摺接によって強磁
性金属粉が磁性層から脱落して、磁気記録記録媒体の走
行性が低下するという問題がある。特に薄くてフレキシ
ブルな磁気ディスクを使用した磁気ディスクカートリッ
ジは、通常、回転している磁気ディスクの両面を磁気ヘ
ッドが所定の圧力で挟持する関係上、磁気ディスクの耐
久性が高く要求されるため、磁気ディスクの耐摩耗性は
非常に重要な問題である。
そのため従来、磁性層中に存在せしめるバインダや固形
添加物などの改良により、磁性層の膜強度を向上させた
り、潤滑剤の改良により潤滑性能を向上させたりするな
ど種々の検討がなされている。特に潤滑剤に関してはそ
の効果が比較的大きく、従来よりオレイルオレート(以
下、O○と略記する)や2−エチルへキシルオレー1〜
(以下、E I(Oと略記する)なとの脂肪酸エステル
が使用されている。
しかし、前述の○○潤滑剤は、10℃から磁気記録媒体
の使用温度の下限であるO′Cにかけて粘度が急激に上
昇し白濁化して、強い粘着性を有する半固化状態になる
。従ってこのような潤滑剤を用いた磁気ディスクカート
リッジを低温下で使用すると、カートリッジケース内に
貼着されているクリーニングシートの摩耗粉などが前記
半固化状態の潤滑剤の影響で磁気ディスクの表面に付着
しやすくなり、そのためにドロップアウトの原因になる
一方、前記E II○潤滑剤はいずれの温度においても
粘度の低い潤滑剤である。そのため磁性層表面の油膜強
度が弱く、苛酷な条件下での磁気記録媒体の耐久性を向
上する効果がほとんど期待できないなどの技術的な問題
を有している。
本発明の目的は、このような従来技術が有していた磁性
層の剥離、脱落ならびに付着物の発生などの欠点を有効
に解消し、もって耐久性に優れた信頼性の高い磁気記録
媒体を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的を達成るため、本発明は、非磁性体からなる
基体上に、強磁性金属粉を主体とし、少なくとも非磁性
のバインダと潤滑剤とを含有する磁性層を設けた磁気記
録媒体を対象とするものである。
そして前記潤滑剤として、磁気記録媒体の使用温度範囲
の下限である0℃での粘度が80cp以下であり、かつ
20℃における粘度が20cp以上、40℃における粘
度がIQcp以上である脂肪酸エステルを用いたことを
特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は前述したように、磁気記録媒体の使用温度範囲
の下限である0℃においてもさほど粘着性をもたない液
体の状態が維持でき、しかも20〜40℃においては比
較的高粘度である。そのため、常温においてはもちろん
のこと低温においても記録媒体表面での付着物の発生を
防ぎ、しかも磁性層表面において強い油膜強度を有して
十分な潤滑効果が発揮できるから、磁気記録媒体の耐久
性を大幅に向上することができる。
〔発明の実施例〕
第1図ないし第6図は本発明の実施例に係る磁気ディス
クカートリッジを説明するためのもので、第1図はその
ディスクカートリッジの分解斜視図、第2図は上ケース
にクリーニングシートを貼着した状態を示す底面図、第
3図は下ケースにクリーニングシートを貼着した状態を
示す平面図、第4図はこの磁気ディスクカートリッジの
使用状態を示す磁気ヘット挿入日付近の拡大断面図、第
5図はこの磁気ディスクカートリッジの弾性片付近の拡
大断面図、第6図はクリーニングシー1〜の拡大断面図
である。
磁気ディスクカートリッジは、カートリッジケース1と
、その中に回転自在に収納された磁気ディスク2と、カ
ーミルリッジケース1に摺動可能に支持されたシャッタ
3とから主に構成されている。
カートリッジケース1は上ケース1aと下ケース1bと
から構成され、これらは例えばABS樹脂などの硬質合
成樹脂で射出成形されている。
下ケース1bのほぼ中央には回転駆動軸挿入用の開口4
が形成され、それの近くに長方形のヘッド挿入口5が設
けられ、上ケース1aにも同様にヘッド挿入口5が設け
られている。上ケース1aならびに下ケース1bの前面
付近には、第1図に示すように、前記シャッタ3の摺動
範囲を規制するために若干低くなった凹部6がそれぞれ
形成され、この四部6の中間位置に前記磁気ヘッド挿入
口5が開設されている。
第3図に示すように、上ケース1aの内面でかつ磁気ヘ
ット挿入口5の左右両側には、座ぐり状の凹部7.7が
それぞれ形成されている。この凹部7の縦幅W1は磁気
ヘッド挿入口5の長平方向の幅(縦幅)W2とほぼ等し
く、凹部7の横幅W3は磁気ヘッド挿入口5の長平方向
と直交する方向の幅(横幅)W4の0.3倍以上、好ま
しくは0.5倍ないし1.5倍の範囲に規制されている
」下ケース1aにおける磁気ヘッド挿入口5のディスク
回転方向上流側には、多数本の直線上に延びた突起8が
設けられ、そのうち両側2本はその内側の突起8よりも
若干高くなっている。
上ケース1aの内面には磁気ディスク2の収納位置を規
制する弧状の規制リブ9が突設され、それの一部は前記
凹部7の端部を通り、規制リブ9が四部7周辺の補強体
としても役立っている。
この規制リブ9の内側には、はぼC字形のクリーングシ
ート10が挿入される。クリーニングシート10の磁気
ヘッド挿入口5と対応する位置に設けられた開口11の
横幅W5は、磁気ヘッド挿入口5の横幅W4よりも若干
大きく設計されている。クリーニングシート10を」二
ケース1aの内面に載置することにより、前記四部7な
らびに突起8も覆われ、クリーニングシート10の周辺
部が上ケース1aに超音波溶着される。前述のように上
ケース1aの四部7は十分な広さを有しているから、第
4図に示す如くクリーニングシート10における開口1
1の端縁が凹部7内において超音波溶着12することが
できる。
第3図ならびに第5図に示すように、下ケース1bの内
面でかつ上ケース1aの突起8とほぼ対向する位置に突
条の支え部13と、張り付き防止用の凸条14が設けら
れている。第3図ならびに第5図に示すように、プラス
チックシートを折り…口ずて形成した弾性片15の基部
16が下ケース1bの内面でかつ支え部13の近傍に接
着あるいは熱融着などの適宜な手段で固着される。弾性
片15の自由端17は、支え部13に支えられてそれの
傾斜状態が保持される。
下ケース1bの内面にも規制リブ9が突設され、それの
内側にクリーニングシート10が配置される。このクリ
ーニングシー1−10の磁気ヘッド挿入口5と対応する
位置に設けられた開口11の横幅W5は、磁気ヘッド挿
入口5の横幅W4よりも若干大きく設計されている。第
3図に示すようにクリーニングシート10を下ケース1
bの内側に載置することにより、前記弾性片15が覆わ
れ、クリーニングシー1〜10の周辺部が下ケース1b
に超音波溶着12されるが、弾性片15の付近は超音波
溶着J2が省略されている。
上ケース1aと下ケース1bとを組み合わせて磁気ディ
スクカートリッジを組み立てた場合、第5図に示すよう
に弾性片15によって下ケース1bからクリーニングシ
ー1〜10が部分的に持ち」二げられるとともに、上ケ
ース1aに設けられた突起8によってその持ち上げが若
千押し下げられて、磁気ディスク2が上、下のクリーニ
ングシーI・1.0.10によって弾性的に挟持される
。そして磁気ディスク2の回転にともない、クリーニン
グシート10によりディスク表面が清掃される。
第4図は磁気ディスクカートリッジの使用状態を示す図
で、図中の18は磁気ヘッドである。
前記クリーニングシート10は、第6図に示すように3
層構造になっている。すなわち、磁気ディスク2と対向
するディスク側不織布層19ど、カートリッジケース1
と対向するケース側不織布層20と、そのディスク側不
織布層19とケース側不織布層20とを連結するための
中間不織布層21を備えている。
前記ディスク側不織布層19ならびにケース側不織布層
20は、ともにレイヨン繊維単独で構成されており、表
、裏の区別がないようにできている。レイヨン繊維とし
ては、ビスコースレイヨン、銅アンモニアレイヨンなら
びにアセテートレイヨンなどが用いられる。レイヨン繊
維(ステーブル)の引張強さは約2.5〜3.1g/D
、伸び率は約16〜22%、伸長弾性率(3%伸長時)
は約55〜80%、比重は約1.50〜1.52である
前記中間不織布層21はレイヨン繊維とポリアミド繊維
の混合繊維層から構成されている。レイヨン繊維とポリ
アミド繊維の混合比率(レイヨン/ポリアミド)は約1
79〜9/1の範囲において適宜に選択され、特に37
7〜7/3の範囲が1 2 好適である。
ポリアミド繊維は、アジピン酸とへキサメチレンジアミ
ンとの重縮合物を原料モノマーとした繊維である。ポリ
アミド繊維の引張強さは約4.5〜7.5、伸び率は約
25〜60%、伸長弾性率(3%伸長時)は約95〜1
00%、比重は約1.14である。
クリーニングシート10はレイヨン繊維単独で構成する
こともできるが、本実施例のように前記ディスク側不織
布層19とケース側不織布層2゜との間に熱可塑性繊維
を含む不織布からなる中間不織布層21を設番プること
により、カートリッジケース1と良好に熱融着すること
ができる。
前記中間不織布層21は、前述のようにレイヨン繊維と
ポリアミド繊維の混合物の他に、例えばポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂など各種の熱可
塑性繊維が好適に使用し得る。特に前述のようにディス
ク側不織布層J9とケース側不織布層20にレイヨン繊
維・を用いていることから、これら両層J9.20との
なじみを考慮して、中間不織布層21をレイヨン繊維を
含有した混合繊維層で構成すると良い。
このクリーニングシート10の目付量は、特には限定さ
れるものではないが約20〜50g/rrrが適当であ
る。なおここでいう目付量とは、50X50cmの試料
5枚の重量をそれぞれ測定し、それらの平均値をとった
値である。
クリーニングシート10の厚さは、150〜300μm
が適当である。実施例に係るクリーニングシート10の
具体的な物性を示せば次の通りである。
表  1 前述のようにクリーニングシート10を3層構造にした
が、実際にこのクリーニングシート10を用いて磁気デ
ィスクスートリッジを組み立てると、磁気ディスク2と
摺接する繊維の全部がレイヨン繊維でない場合があり、
中間不織布層21中の熱可塑性繊維(ポリアミド繊維)
の極く一部分が繊維どうしの絡み合いによってクリーニ
ングシート1oの表面側に出て磁気ディスク2と接触す
ることがある。しかし、そのような場合におし)でも熱
可塑性繊維が磁気ディスク2と摺接する割合は約10%
以下であり、実質的には磁気ディスク2と接触する繊維
のほぼ100%がレイヨン繊維である。
次に磁性層の組成について説明する。磁性層は、強磁性
金属粉、バインダ、潤滑剤、補強粉などから構成されて
いる。
前記強磁性金属粉としては、実質的にα−Feからなる
金属鉄粉が用いら九る。ここで実質的にα−Feからな
る金属鉄粉と定義したのは、Feの他に例えばNi、C
r、Mn+ Si、W、Mo+Goなどの金属元素が少
量溶けて固溶体になってるものも含むことを意味してい
る。本実施例で使用するα−Fe金属粉の物性は、次の
表2の通りである。
表  2 5 6 前記バインダとしては、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニ
ルアルコール共重体、ポリウレタン樹脂、ポリイソシア
ネート化合物などが用いられる。
前記潤滑剤としては、磁気ディスクカートリッジなどの
磁気記録媒体の使用温度範囲の下限である0℃において
液状態、すなわち融点が0℃以下で、0℃における粘度
が80cp以下好ましくは60 75cpで、20’C
における粘度が20cP以上好ましくは20〜45cP
更に好ましくは30〜4− Oc pで、40℃におけ
る粘度が10cp以上好ましくは10〜25cp更に好
ましくは15〜20cpの脂肪酸エステルが使用され、
特に下記の一般構造式を有しているものが好適である。
一般構造式 %式% 式中のR1ならびにR2は、各々炭素数が1〜15の直
鎖または分岐を有する飽和アルキル基。
R3は、炭素数が17の直鎖または分岐を有する飽和ま
たは不飽和アルキル基である。
この脂肪酸エステルの具体例を示せば、例えば2−へブ
チルウンデシルオレー1〜.2−オクチルドデシルオレ
ー1〜.2−メチルヘキサデシルステアレート、2−ヘ
キシルドデシルステアレート、2−オクチルデシルステ
アレート、2−エチルヘキサデシルオレート、2−へキ
シルドデシルオレー1〜などがある。この脂肪酸エステ
ルのなかでも特に前記一般構造式中のR]が炭素数7〜
8、R2が炭素数9〜10の直鎖または分岐アルキル基
を有する、例えば2−へブチルウンデシルオレー1〜(
R1の炭素数が7で、R2の炭素数が9)、あるいは2
−オクチルドデシルオレート(R1の炭素数が8で、R
この炭素数が10)が好適である。脂肪酸エステルは1
種のものを用いてもよいし、2種以上を混合して用いて
もよい。また必要に応じて他の潤滑剤と併用することも
可能である。
潤滑剤(脂肪酸エステル)は、予め磁性塗料に添加して
磁性層を形成するか、あるいはトルエン、n−ヘキサジ
などの適当な有機溶剤に溶解させて、これを磁性層」−
に塗布して磁性層中に含浸させる方法により、磁性層中
に適量の潤滑剤を添加させることができる。
いずれの方法にせよ潤滑剤の添加率は、強磁性金属粉に
対して5〜25重量%が適当である。添加率が前記下限
値よりも少ないと潤滑剤の効果が発揮されず、磁気記録
媒体の耐久性が十分に改善されない。一方、前記上限値
よりも多いと磁性層表面がべとついて、ゴミ類が付着し
やすくなったり、磁気ヘッドの平面に磁気記録媒体が貼
り付き、起動1〜ルクが高くなり回転ムラが生したりす
る。
また補強粉としては例えば酸化アルミニウム、クロム、
炭化ケイ素、窒化ケイ素などが使用され、本実施例では
酸化アルミニウムを用いた例を示している。補強粉の粒
径は、0.4〜0.5μmが適当である。
補強粉の含有率は、5〜40重量%の範囲に規制される
。磁性層中における補強粉の含有率が5重量%未満であ
ると、比較的軟質の金属磁性粉を使用している関係」二
、磁気ディスクの耐久性が十分でない。これに対して磁
性層中における補強粉の含有率が5重量%以上、好まし
くは10重量%以上になると、磁気ディスクの耐久性が
格段に改善される。
しかし、補強粉の含有率が大きくなると、必然的に強磁
性金属粉、バインダならびに潤滑剤などの他の成分の含
有率が制限されて、所望の諸特性が得られない。そのた
め補強粉の含有率の」二限は40重旦%にとどめておく
必要があり、好ましい補強粉の含有率は10〜30重量
%である。
ベースフィルム上に塗布する磁性塗料の好適な組成比を
示せば次の表3の通りである。
9 0 この磁気ディスクの磁気特性は、次の表4の通りである
表  4 この組成物を十分に混線分散した後、厚さ75μmのポ
リエチレンテレフタレートからなるベースフィルムの両
面に厚みが2.5μmになるように塗布して磁性層を形
成する。ついでこれを直径86mmのディスク状に打ち
抜いて磁気ディスクとした。
次に使用する強磁性金属粉(α−Fe)の平均BET表
面積と耐摩耗性との関係について説明する。
次の表5は、各種の平均BET表面積を有するα−Fe
金属粉を用いて磁気ディスクカートリッジを組立て、こ
れを通常の記録再生装置に装着し、磁気ディスクを36
0rpmの速度で回転する。
そしてO′Cから50℃までの温度サイクルを繰返しな
がら、磁気ディスクの表面に対して、20gの荷重で摺
接面がほぼ四角形の磁気ヘッドを摺接して、磁気ディス
ク表面に走行傷が発生するまで(肉眼で確認)の回転数
(パス回数)をカウントして耐久性として評価した。な
お、各試料の磁性層の組成は、表3のものと同一とじて
た。
表  5 この表から明らかなように、従来のように平均BET表
面積が50−55m2/gのa−Fe金属粉を使用した
磁気ディスクは前述のよう待酷な走行テス+−において
は走行傷が発生するまでのパス回数が少なく、耐久性が
一1分であるとはいえない3.これに々・1して本発明
のように、α−Fe金属粉の平均RE T表面積が48
rn2/g以丁のものは、その強磁性金属粉とバインダ
との親和力、結着力が非常に強く、その結果において苛
酷な走行テストにおいても実用に供せる十分なパス回数
(400万回以上)が得られ、磁気ディスクの耐摩耗性
が優れていることが分かる。
前述のように強磁性金属粉の平均BET表面積を48m
2/g以下にすることにより、バインダとの結着力を格
段に高めることができるが、平均BET表面積が30m
2/g未満になると、高記録密度領域におけるメデアノ
イズが大きくなるため好ましくない。従って強磁性金属
粉の平均BET表面積は、30〜48rn2/gの範囲
に規制する方が好ましい。
次に磁性層に使用する潤滑剤の具体例について説明する
。本発明で用いられる具体例の2−へブチルウンデシル
オレート(HpUO)、2−オクチルドデシルオレート
(○Dog)ならびに比較例の2−エチルへキシルオレ
ート(EHO)、オレイルオレート(○O)の分子構造
式、酸素比率、融点、表面張力ならびに加熱減量の各特
性を次の7図に、各温度における粘度特性を第8図に、
それぞれ示す。
この第7図ならびに第8図から明かなように、○O潤滑
剤は低温(0〜10℃)において粘度が急激に上昇して
おり、0℃では白濁して半固化状態になり、強い粘着性
を示す。
一方、E H○潤滑剤は、0℃においても粘度は高々3
0cp程度で非常に低粘度であるから、磁性層表面での
油膜強度が弱く、しかも加熱減量が大であるから、磁気
ヘッドとの摺接によって潤滑効果が極端に減退する。
これらに比較してHp U O潤滑剤ならびにODO○
潤滑剤は、0℃においても粘度は80cp以下であるか
ら、前記O○潤滑剤のように強い粘着力はなく、従って
低温下においてゴミ類の付着がない。また20−40℃
付近では40−20 c pの粘度を有しているから、
所望の潤滑効果を長期間発揮することができる。
なお、第8図に斜線で示した範囲、すなわち0℃におけ
る粘度が80cp以下好ましくは60〜75cpで、2
0℃における粘度が20cp以上好ましくは20〜45
cp更に好ましくは30〜4、5 c、 p、40℃に
おける粘度が10cp以上好ましくは10〜25cp更
に好ましくは15〜20cpの粘度特性を有する潤滑剤
が本発明で使用される。
次に、各種潤滑剤を用いた場合の磁気ディスクの加速耐
久性ならびにエラーの有無について検討した結果を表6
に示す。
表中の加速耐久性は、ヘッド荷重40g、周速30m/
秒の条件で試験した場合の耐久性である。
エラー発生は、24時間シークのエラー発生の有無を示
している。
表  6 この表から明らかなように、いずれの比較例の場合もエ
ラーの発生があり、耐久性の点でも十分に満足すること
ができない。これに比較して本発明の実施例のものは、
エラーの発生がないばかりでなく、耐久性も優れている
次に磁気ディスクの表面粗さとクリーニングシートの摩
耗との関係について説明する。
クリーニングシートの摩耗を可及的に少なくするために
は、磁気ディスクの表面粗さも考慮する必要がある。従
来の磁気ディスクのように表面粗さ(Ra)が、例えば
0.02(1−0,025μmのように比較的粗い場合
には、必然的にクリーニングシートの摩耗が起き易い。
これに対して磁気ディスクの表面粗さRaを0.01μ
m以下、好ましくは0.005μm以下にすることによ
り、クリーニングシーl〜の摩耗を長期間にわたって可
及的に少なくすることが分かった。
なお、磁性層の表面粗さRaはスタイラス径2μm、触
針荷重25 rn g 、カットオフO’、08 m 
rn走査速度0.03m m /秒の条件下において触
針式表面粗さ計で測定した。
また磁性層の表面粗さは、それの表面処理条件(例えば
カレンダリング処理装置におけるカレンダロールの温度
、圧力ならびにロール段数など)を変更することにより
、所望の表面粗さに保持することができる。
前記実施例で述べたように、磁性層中にウレタン樹脂か
らなるバインダを含有した場合には、レイヨン繊維など
の非熱可i/lF!繊維から例え摩耗粉が発生しても、
その摩耗粉との親和性がないから、磁気ディスクへの摩
耗粉の旧著が極端に少なく、従ってエラー発生の防止を
助長することができる。
前記実施例では磁気ディスクカートリッジの場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく
、例えば磁気テープや磁気カー1〜などの他の磁気記録
媒体にも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は前述したような構成になっており、エラー発生
率が低く、しかも耐久性に倫りた信頼性の高い磁気記録
媒体を提供することができる。
7 8
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の実施例に係る磁気ディス
クカートリッジを説明するためのもので、第1図は、そ
の磁気ディスクカートリッジの分解斜視図、 第2図は、上ケースにクリーニングシートを貼着し、た
状態を示す底面図、 第3図は、下ケースにクリーニングシー1〜を貼着した
状態を示す平面図、 第4図は、この磁気ディスクカーl−リッジの使用状態
を示す磁気ヘッド挿入口付近の拡大断面図、第5図は、
この磁気ディスクカートリッジの弾性片付近の拡大断面
図、 第6図は、クリーニングシートの拡大断面図である。 第7図は、各潤滑剤の分子構造式と各種の特性を示す図
、 第8図は、各潤滑剤の粘度特性間である。 a 2・ 10・・・・ 19・・ ・ 20・  ・ 21 ・ ・・ 」二ケース、 ・磁気ディスク、 クリーニングシー1〜、 ディス側不織布、 ケース側不織布、 中間不織布。 1b・・−下ケース、 1・・・・・カートリッジケース、 手続補正書 (方式) %式% 事件の表示 特願平 1 発明の名称 磁気記録媒体 補正をする者 事件との関係 256950号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、非磁性体からなる基体上に、強磁性金属粉を主
    体として、少くとも非磁性のバインダならびに潤滑剤を
    含有する磁性層を設けた磁気記録媒体において、 前記潤滑剤として、0℃における粘度が80センチポイ
    ズ(cp)以下で、20℃における粘度が20センチポ
    イズ(cp)以上で、40℃における粘度が10センチ
    ポイズ(cp)以上である脂肪酸エステルを用いたこと
    を特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)、請求項(1)記載において、前記強磁性金属粉
    の平均BET表面積が48m^2/g以下であることを
    特徴とする磁気記録媒体。
  3. (3)、請求項(1)記載において、前記潤滑剤の0℃
    における粘度が60〜75cpの範囲で、20℃におけ
    る粘度が20〜45cpの範囲で、40℃における粘度
    が10〜25cpの範囲にそれぞれ規制されている脂肪
    酸エステルであることを特徴とする磁気記録媒体。
  4. (4)、請求項(1)記載において、前記脂肪酸エステ
    ルが下記の一般構造式を有していることを特徴とする磁
    気記録媒体。 一般構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中のR_1、R_2は、各々炭素数1〜15の直鎖ま
    たは分岐を有する飽和アルキル基。 R_3は炭素数17の直鎖または分岐を有する飽和ある
    いは不飽和アルキル基。
  5. (5)、請求項(4)記載において、前記一般構造式中
    のR_1が炭素数7〜8で、R_2が炭素数9〜10の
    直鎖または分岐アルキル基よりなることを特徴とする磁
    気記録媒体。
  6. (6)、請求項(1)記載において、前記脂肪酸エステ
    ルが、2−オクチルドデシルオレート、2−ヘプチルウ
    ンデシルオレート、2−エチルヘキサデシルステアレー
    ト、2−ヘキシルドデシルステアレート、2−オクチル
    デシルステアレート、2−エチルヘキサデシルオレート
    、2−ヘキシルドデシルオレート、2−オクチルデシル
    オレートのグループから選択された少なくとも1種の脂
    肪酸エステルであることを特徴とする磁気記録媒体。
  7. (7)、請求項(1)記載において、前記潤滑剤の添加
    率が強磁性金属粉に対して5〜25重量%の範囲に規制
    されていることを特徴とする磁気記録媒体。
  8. (8)、請求項(1)記載において、前記磁気記録媒体
    がフレキシブルな磁気ディスクであり、内面にクリーニ
    ングシートを貼着したカートリッジケース内に前記磁気
    ディスクが回転可能に収納されていることを特徴とする
    磁気記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07141645A (ja) * 1993-11-12 1995-06-02 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録媒体

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JPH07141645A (ja) * 1993-11-12 1995-06-02 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録媒体

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