JPH03120045A - 化粧フィルムの製造方法 - Google Patents
化粧フィルムの製造方法Info
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- JPH03120045A JPH03120045A JP1258309A JP25830989A JPH03120045A JP H03120045 A JPH03120045 A JP H03120045A JP 1258309 A JP1258309 A JP 1258309A JP 25830989 A JP25830989 A JP 25830989A JP H03120045 A JPH03120045 A JP H03120045A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野1
本発明は、真空成形や射出絵付は成形などに適する化粧
フィルムの製造方法に関する。 [従来の技術] 建物の内装材として、または家具、家電キャビネットな
どの製造に使用する化粧材として、耐候性があり施工性
のよい基材フィルム上に十分な膜厚をもった塗料の塗膜
を設けた化粧材の製造方法を、出願人はすでに提案した
(特願平1−172700@)。 この製造方法は、耐
熱性および耐溶剤性をもったプラスチックの補助フィル
ム上に塗膜を形成し、つぎにこの補助フィルムを、塗膜
が表面となるように、耐候性および施工性のよい基材フ
ィルム上にラミネートすることからなる。 しかし、この製造方法は主に家屋の内装などに使用する
化粧材を1qる方法である。 つまり、上記の方法で得
た化粧材は、壁などの平面や曲面でも曲率半径の大きい
ところに貼る場合は問題ないが、成形品の絵付け、とく
に形状の複雑な成形品の給付(ブに使用するには適しな
い。 この化粧材に使われている補助フィルムは、耐熱
性と耐溶剤性がよい代りに成形性がよくないので、薄い
とはいえ化粧材が成形品の形状に合致するように変形し
難いためである。 [発明が解決しようとする課題1 本発明の目的は、十分な膜厚をもった所望の塗料の塗膜
を有し、しかも成形品の絵付けに使用できる化粧フィル
ムの製造方法を提供することにある。 [課題を解決するための手段1 本発明の化粧フィルムの製造方法は、基本的には、耐熱
性および耐溶剤性をもつプラスチックのフィルムまたは
紙からえらんだ補助シートの上に、加工性のよいプラス
チックの中間層を形成し、この中間層の上に所望の塗料
を塗布して塗膜を形成してから補助シートを除去するこ
とからなる。 本発明の化粧フィルムの製造方法の別の、そして代表的
な態様は、上記の中間層としての塗膜形成後の補助シー
ト除去に続いて、塗膜が表面となるようにこの中間層を
加工性のよいプラスチックの基材フィルム上にラミネー
トする工程を含む。 第1図ないし第4図は、本発明の化粧材の製造方法の代
表的な態様の工程を示す。 耐熱性および耐溶剤性をも
つプラスチックの補助シート(4)に、加工性のよいプ
ラスチックの層を、たとえばゾル(2A)を塗布しく第
1図)、加熱しゲル化させて製膜する手法により中間層
(2B)を形成し、この中間層(2B)の上に所望の塗
料を塗膜[(第2図)して塗膜(1)を形成してから補
助シート(4)を除去しく第3図)、塗膜(1)が表面
となるように上記中間層を加工性のよいプラスチックの
基材フィルム(3)上にラミネートする(第4図)。
このようにして、第5図に示す化粧フィルムが得られる
。 補助シートに使用するプラスチックフィルムは、塗布し
た塗料の乾燥時に加わる熱に耐え、溶融、変形、また通
常の塗工工程でhoねる程度の張力では切断したりする
ことのない程度の耐熱性、および塗料中の溶剤によって
溶解したり膨潤したりすることのない程度の耐溶剤性を
かねそなえる必要がおる。 その程度は、使用する溶剤
、塗料組成および屹燥時の加熱温度、加熱方法に応じて
異なるが、通常は耐熱性としては40〜150’Cの温
度に耐えること、また耐溶剤性は、この温度範囲におい
て、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、メチル
エチルケトン、メチルインブチルケトンなどのケトン類
、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
、ヘキサンのような脂肪族炭化水素、メチルアルコール
、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコールなどのアルコール類、そのほか、シクロヘキ
サノン、エチレングリコール、あるいはミネラルスピリ
ットに対する耐久性をもつことである。 熱溶剤に耐え
るべき時間は、1〜300秒間である。 汎用されているプラスチックの中では、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリ
エステルが最適であるが、そのほか、耐溶剤性にすぐれ
比較的熱に耐えるポリプロピレン、ポリメチルペンテン
、セルローストリアセテート、ボリアリレート、ポリイ
ミドなども、塗工や乾燥の条件に応じて選択使用できる
。 補助シートとして紙を使用する場合は、上質紙、グラシ
ン紙、硫酸紙、パーチメント紙など、均一な地合をもち
平滑な紙が適当である。 これらの紙の表面に、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリ四フッ化エチレン、シリコーンな
ど既知の離型性良好なプラスチックの層を離型層として
形成したものも有用である。 補助シートの厚さは、とくに限定されないが、プラスチ
ックのゾルや塗料を]−ティングするときに取り扱いや
すい厚さがよい。 5〜300μ程度が適当である。 中間層を形成する加工性のよいプラスチックは、代表的
にはポリ塩化ビニル(PVC)である。 中間層の形成方法はPVCのゾルを、グラビアコート、
ロールコート、コンマコート、フローコートなど既知の
手段で、5〜300μ、好ましくは13μ程度の厚さに
塗布し、ゲル化させる方法が、厚さ精度や表面平滑性の
点から好ましい。 中間層には、必要に応じて着色顔料を添加することがで
きる。 後に触れる成形適性すなわち可撓性、熱可塑性
などを高めるには、フタル酸ジオクチルのような可塑剤
を50phr以下、好ましくは20phr程度添加する
とよい。 PVC以外にも、中間層としては、ポリスチレン、ポリ
プロピレン、ポリビニルアルコール、ビニロン、ナイロ
ン、アクリル樹脂、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂が使
用できる。 形成方法も、ゾル塗布−ゲル化のほかに、
エクストルージョンコーティング、溶液流並法、フィル
ムのドライラミネーション、熱融若なと種々の手法が利
用できる。 補助シートと中間層との聞は、化粧フィルム形成時に剥
離するので、相互の接着力は適度の強さに止めておく。 具体的には、180°方向引張試験による剥離強度が
通常10〜500’j/cm。 好ましくは50〜200 ’J / cmの範囲となる
ようにする。 塗料は、二液硬化型ウレタン系のものなどほとんどすべ
ての塗料を使用できるので、任意のものを選択使用すれ
ばよい。 所望により、既知の各種染料、顔料、マット
剤を混和するなど、随意である。 マット剤としては、顔料の微粉末を合成、樹脂中に分散
したものを粒状に成形した、「ビーズ顔料」とげばれる
ものが好適である。 ビーズ顔料を添加した塗料はツヤ
消し効果が高く、どの方向からみてもツヤ消しになって
いて、ソフトな質感のスェード調塗膜を形成することが
できる。 被覆する合成樹脂に弾力のあるものを採用す
れば、ツヤ消し塗膜に物が当たっても復元力が必って、
外観上キズがつかないという利点がある。 ビーズ顔料は、前記したように、Fe2O3゜−r r
O2,caco3.キナクリドンなど常用の顔料の微
粉末を、ポリウレタン、アクリル樹脂、エポキシ、ポリ
エステル、ナイロン、フッ素樹脂、塩ビー酢ビ共重合体
など弾力性のある樹脂、またはこれに必要に応じて可塑
材、安定剤、界面活性剤などを加えたものに分散し、粒
状にしたものであって、その粒径は、形成しようとする
塗膜の厚さによっても異なるが、分布の範囲が5〜80
μであって、かつ分布の極大が10〜35μの範囲にお
るものがとくに好ましい。 ビーズ顔料の色は、所望に応じて選択すればよい。 た
とえば、はぼ無色透明なビーズ顔料を用いれば深みのあ
るツヤ消し塗膜ができるし、二色以上のビーズ顔料を組
み合わせても、変化に富んだツヤ消し面がつくれる。 基材フィルムとするプラスチックは、内装材に使用した
とき、日光や照明の光によって退色しない程度の耐候性
と、複雑な成形品の形状に合致して変形できる加工性を
要求される。 そのようなプラスチックの代表的なもの
はPVCであり、そのほかにポリメタクリル酸メチルの
ようなアクリル樹脂、ポリカーボネート、ABS樹脂な
ど、中間層の材料と同じようなプラスチックが使用でき
る。 これらプラスチックのフィルムの積層体も、もち
ろん使用できる。 必要に応じ、耐候性を強化するために、種々の安定剤、
紫外線吸収剤、キレータ−などを添加してもよく、また
加工性をよくする目的で種々の可塑剤や充填剤を添加す
ることもできる。 要求される耐候性、加工性は、製品
化粧材の用途、使用場所、加工方法などによって異なる
が、耐候性としては、たとえば内装用の場合、サンシャ
イン・カーボンアーク・フェードメータで48〜100
時間照射したときに著しい変退色のないことが求められ
る。 基材フィルムの厚さは、化粧材としたときに加工が容易
な、50〜300μの範囲とするのが好ましい。 上記プラスチックフィルムに顔料を練り込んだり、印刷
層を設けたりしたものを基材フィルムとして使用すると
、美麗な外観をもつ化粧材が製造でき、これは推奨され
る態様である。 中間層と基材フィルムとのラミネートは既知の手法に従
えばよく、両者が同種のまたは近縁のプラスチックから
なる場合は、熱融着で足りる。異種のプラスチックであ
る場合は、適宜の接着剤を使用する。 基材フィルムを使用する目的は、厚さ精度を保ったまま
厚い化粧フィルムをつくることにある。 すなわち、中間層に厚さ精度や表面平滑性を高く求める
と厚い膜化が難しく、一方、中間層が薄いまま化粧フィ
ルムを成形品にラミネートすると、曲率の大きい部分で
化粧フィルムが破れたりし、十分な成形性をもたせるた
めには、厚さを50〜600μmにする必要がおる。
このようなわけで、中間層の厚さ精度を要しない場合、
つまり塗膜の厚さムラを許容する用途に向けるものは、
中間層を、通常のカレンダリングや押出し成形により製
造した厚さ50〜600μmのプラスデックフィルムを
ラミネートして形成することにより、基材フィルムの使
用を省略することができる。 本発明の化粧フィルムは、エンボス加工などの後加工が
可能である。 この化粧フィルムを用いて種々の材質と形状をもつ成形
品へのラミネートを行なうには、既知の真空積層成形法
、射出成形同時ラミネート法などがおり、化粧フィルム
の塗膜が外側、基材フィルムが内側になるよう、積層接
着する。 とくに立体形状をもつ成形品の表面に沿わせ
て接着するためには、この化粧フィルムを赤外線ビータ
−などで加熱して軟化させ、真空成形、圧空成形、真空
圧空成形により、成形金型(射出成形同時ラミネートの
場合)や成形品の表面(真空積層成形の場合)に沿わせ
ることが望ましい。 接着には、適宜の接着剤を使用す
るか、熱融着を利用する。
フィルムの製造方法に関する。 [従来の技術] 建物の内装材として、または家具、家電キャビネットな
どの製造に使用する化粧材として、耐候性があり施工性
のよい基材フィルム上に十分な膜厚をもった塗料の塗膜
を設けた化粧材の製造方法を、出願人はすでに提案した
(特願平1−172700@)。 この製造方法は、耐
熱性および耐溶剤性をもったプラスチックの補助フィル
ム上に塗膜を形成し、つぎにこの補助フィルムを、塗膜
が表面となるように、耐候性および施工性のよい基材フ
ィルム上にラミネートすることからなる。 しかし、この製造方法は主に家屋の内装などに使用する
化粧材を1qる方法である。 つまり、上記の方法で得
た化粧材は、壁などの平面や曲面でも曲率半径の大きい
ところに貼る場合は問題ないが、成形品の絵付け、とく
に形状の複雑な成形品の給付(ブに使用するには適しな
い。 この化粧材に使われている補助フィルムは、耐熱
性と耐溶剤性がよい代りに成形性がよくないので、薄い
とはいえ化粧材が成形品の形状に合致するように変形し
難いためである。 [発明が解決しようとする課題1 本発明の目的は、十分な膜厚をもった所望の塗料の塗膜
を有し、しかも成形品の絵付けに使用できる化粧フィル
ムの製造方法を提供することにある。 [課題を解決するための手段1 本発明の化粧フィルムの製造方法は、基本的には、耐熱
性および耐溶剤性をもつプラスチックのフィルムまたは
紙からえらんだ補助シートの上に、加工性のよいプラス
チックの中間層を形成し、この中間層の上に所望の塗料
を塗布して塗膜を形成してから補助シートを除去するこ
とからなる。 本発明の化粧フィルムの製造方法の別の、そして代表的
な態様は、上記の中間層としての塗膜形成後の補助シー
ト除去に続いて、塗膜が表面となるようにこの中間層を
加工性のよいプラスチックの基材フィルム上にラミネー
トする工程を含む。 第1図ないし第4図は、本発明の化粧材の製造方法の代
表的な態様の工程を示す。 耐熱性および耐溶剤性をも
つプラスチックの補助シート(4)に、加工性のよいプ
ラスチックの層を、たとえばゾル(2A)を塗布しく第
1図)、加熱しゲル化させて製膜する手法により中間層
(2B)を形成し、この中間層(2B)の上に所望の塗
料を塗膜[(第2図)して塗膜(1)を形成してから補
助シート(4)を除去しく第3図)、塗膜(1)が表面
となるように上記中間層を加工性のよいプラスチックの
基材フィルム(3)上にラミネートする(第4図)。
このようにして、第5図に示す化粧フィルムが得られる
。 補助シートに使用するプラスチックフィルムは、塗布し
た塗料の乾燥時に加わる熱に耐え、溶融、変形、また通
常の塗工工程でhoねる程度の張力では切断したりする
ことのない程度の耐熱性、および塗料中の溶剤によって
溶解したり膨潤したりすることのない程度の耐溶剤性を
かねそなえる必要がおる。 その程度は、使用する溶剤
、塗料組成および屹燥時の加熱温度、加熱方法に応じて
異なるが、通常は耐熱性としては40〜150’Cの温
度に耐えること、また耐溶剤性は、この温度範囲におい
て、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、メチル
エチルケトン、メチルインブチルケトンなどのケトン類
、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
、ヘキサンのような脂肪族炭化水素、メチルアルコール
、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコールなどのアルコール類、そのほか、シクロヘキ
サノン、エチレングリコール、あるいはミネラルスピリ
ットに対する耐久性をもつことである。 熱溶剤に耐え
るべき時間は、1〜300秒間である。 汎用されているプラスチックの中では、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリ
エステルが最適であるが、そのほか、耐溶剤性にすぐれ
比較的熱に耐えるポリプロピレン、ポリメチルペンテン
、セルローストリアセテート、ボリアリレート、ポリイ
ミドなども、塗工や乾燥の条件に応じて選択使用できる
。 補助シートとして紙を使用する場合は、上質紙、グラシ
ン紙、硫酸紙、パーチメント紙など、均一な地合をもち
平滑な紙が適当である。 これらの紙の表面に、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリ四フッ化エチレン、シリコーンな
ど既知の離型性良好なプラスチックの層を離型層として
形成したものも有用である。 補助シートの厚さは、とくに限定されないが、プラスチ
ックのゾルや塗料を]−ティングするときに取り扱いや
すい厚さがよい。 5〜300μ程度が適当である。 中間層を形成する加工性のよいプラスチックは、代表的
にはポリ塩化ビニル(PVC)である。 中間層の形成方法はPVCのゾルを、グラビアコート、
ロールコート、コンマコート、フローコートなど既知の
手段で、5〜300μ、好ましくは13μ程度の厚さに
塗布し、ゲル化させる方法が、厚さ精度や表面平滑性の
点から好ましい。 中間層には、必要に応じて着色顔料を添加することがで
きる。 後に触れる成形適性すなわち可撓性、熱可塑性
などを高めるには、フタル酸ジオクチルのような可塑剤
を50phr以下、好ましくは20phr程度添加する
とよい。 PVC以外にも、中間層としては、ポリスチレン、ポリ
プロピレン、ポリビニルアルコール、ビニロン、ナイロ
ン、アクリル樹脂、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂が使
用できる。 形成方法も、ゾル塗布−ゲル化のほかに、
エクストルージョンコーティング、溶液流並法、フィル
ムのドライラミネーション、熱融若なと種々の手法が利
用できる。 補助シートと中間層との聞は、化粧フィルム形成時に剥
離するので、相互の接着力は適度の強さに止めておく。 具体的には、180°方向引張試験による剥離強度が
通常10〜500’j/cm。 好ましくは50〜200 ’J / cmの範囲となる
ようにする。 塗料は、二液硬化型ウレタン系のものなどほとんどすべ
ての塗料を使用できるので、任意のものを選択使用すれ
ばよい。 所望により、既知の各種染料、顔料、マット
剤を混和するなど、随意である。 マット剤としては、顔料の微粉末を合成、樹脂中に分散
したものを粒状に成形した、「ビーズ顔料」とげばれる
ものが好適である。 ビーズ顔料を添加した塗料はツヤ
消し効果が高く、どの方向からみてもツヤ消しになって
いて、ソフトな質感のスェード調塗膜を形成することが
できる。 被覆する合成樹脂に弾力のあるものを採用す
れば、ツヤ消し塗膜に物が当たっても復元力が必って、
外観上キズがつかないという利点がある。 ビーズ顔料は、前記したように、Fe2O3゜−r r
O2,caco3.キナクリドンなど常用の顔料の微
粉末を、ポリウレタン、アクリル樹脂、エポキシ、ポリ
エステル、ナイロン、フッ素樹脂、塩ビー酢ビ共重合体
など弾力性のある樹脂、またはこれに必要に応じて可塑
材、安定剤、界面活性剤などを加えたものに分散し、粒
状にしたものであって、その粒径は、形成しようとする
塗膜の厚さによっても異なるが、分布の範囲が5〜80
μであって、かつ分布の極大が10〜35μの範囲にお
るものがとくに好ましい。 ビーズ顔料の色は、所望に応じて選択すればよい。 た
とえば、はぼ無色透明なビーズ顔料を用いれば深みのあ
るツヤ消し塗膜ができるし、二色以上のビーズ顔料を組
み合わせても、変化に富んだツヤ消し面がつくれる。 基材フィルムとするプラスチックは、内装材に使用した
とき、日光や照明の光によって退色しない程度の耐候性
と、複雑な成形品の形状に合致して変形できる加工性を
要求される。 そのようなプラスチックの代表的なもの
はPVCであり、そのほかにポリメタクリル酸メチルの
ようなアクリル樹脂、ポリカーボネート、ABS樹脂な
ど、中間層の材料と同じようなプラスチックが使用でき
る。 これらプラスチックのフィルムの積層体も、もち
ろん使用できる。 必要に応じ、耐候性を強化するために、種々の安定剤、
紫外線吸収剤、キレータ−などを添加してもよく、また
加工性をよくする目的で種々の可塑剤や充填剤を添加す
ることもできる。 要求される耐候性、加工性は、製品
化粧材の用途、使用場所、加工方法などによって異なる
が、耐候性としては、たとえば内装用の場合、サンシャ
イン・カーボンアーク・フェードメータで48〜100
時間照射したときに著しい変退色のないことが求められ
る。 基材フィルムの厚さは、化粧材としたときに加工が容易
な、50〜300μの範囲とするのが好ましい。 上記プラスチックフィルムに顔料を練り込んだり、印刷
層を設けたりしたものを基材フィルムとして使用すると
、美麗な外観をもつ化粧材が製造でき、これは推奨され
る態様である。 中間層と基材フィルムとのラミネートは既知の手法に従
えばよく、両者が同種のまたは近縁のプラスチックから
なる場合は、熱融着で足りる。異種のプラスチックであ
る場合は、適宜の接着剤を使用する。 基材フィルムを使用する目的は、厚さ精度を保ったまま
厚い化粧フィルムをつくることにある。 すなわち、中間層に厚さ精度や表面平滑性を高く求める
と厚い膜化が難しく、一方、中間層が薄いまま化粧フィ
ルムを成形品にラミネートすると、曲率の大きい部分で
化粧フィルムが破れたりし、十分な成形性をもたせるた
めには、厚さを50〜600μmにする必要がおる。
このようなわけで、中間層の厚さ精度を要しない場合、
つまり塗膜の厚さムラを許容する用途に向けるものは、
中間層を、通常のカレンダリングや押出し成形により製
造した厚さ50〜600μmのプラスデックフィルムを
ラミネートして形成することにより、基材フィルムの使
用を省略することができる。 本発明の化粧フィルムは、エンボス加工などの後加工が
可能である。 この化粧フィルムを用いて種々の材質と形状をもつ成形
品へのラミネートを行なうには、既知の真空積層成形法
、射出成形同時ラミネート法などがおり、化粧フィルム
の塗膜が外側、基材フィルムが内側になるよう、積層接
着する。 とくに立体形状をもつ成形品の表面に沿わせ
て接着するためには、この化粧フィルムを赤外線ビータ
−などで加熱して軟化させ、真空成形、圧空成形、真空
圧空成形により、成形金型(射出成形同時ラミネートの
場合)や成形品の表面(真空積層成形の場合)に沿わせ
ることが望ましい。 接着には、適宜の接着剤を使用す
るか、熱融着を利用する。
本発明の化粧フィルムの製造方法は、それ自体は耐熱性
も耐溶剤性も低い中間層に耐熱性および耐溶剤性をもつ
補助フィルムを裏打ちした状態で塗膜を形成するので、
加熱して乾燥を促進することが容易であり、巻き取りに
も困難はない。 中間層に使用するプラスチックと補助
フィルムに使用するプラスチックとは、一般に接着しに
くく、仮着状態にあるから、中間層からの補助フィルム
の剥離は容易である。 本発明の製造方法において、塗膜hムラを目立ちにくく
する最も好ましい態様として、中間層を押し出し等の方
法によって得たフィルムの積層ではなく、プラスチック
のゾルの塗布とそのゲル化によって設ける手法をえらん
だのは、中間層の厚さをなるべく均一にするためである
。 中間層の厚さが不均一な表面にツヤ消し塗料を塗布
すると、中間層の厚さムラがそのまま塗膜厚ざムラとな
って目立つし、化粧フィルムに深い絞りを伴う加工を/
Jlえると、中間層の薄い部分が伸ばされて、それにつ
れて塗膜の厚さの不均一が強調されたり、絵柄印刷が歪
んだりすることがある。一般に押し出しフィルムにはか
なりの偏肉が避けられないが、プラスチックのゾルの塗
布とゲル化によって設けた中間層は、補助シートに偏肉
が少いという前提条件がみたされる限り、場所による厚
さの差はほとんどない。 塗布厚を厚くすると凹凸が大
きくなる傾向があるので、中間層の厚さは薄い方がよく
、好ましくは50μm以下にする。 一方で、中間層を
薄クシすぎると補助シートを剥離した後の取り扱いが難
しくなるので、5μ7n以上にすることが好ましい。 [実施例1] 補助シートとして厚さ50μmのポリエチレンテレフタ
レート(PET)のフィルムを用意し、その上に可解剤
3Qphrを含むPvCのゾルを厚さが13μmとなる
ように塗布し、加熱してゲル化させ、中間層を形成した
。 中間層の上に下記配合の二液硬化型ウレタン塗料を
塗膜■して130〜140℃に1分間加熱し、硬化させ
てから巻きとった。 塗膜の厚さは30μmv必る。
着色マット顔料には、青色顔料をポリウレタンで被覆し
て粒径5〜80u7n、、粒径分布の極大が約30μm
のビーズ顔料としたものを使用した。 着色マット顔料 17% ポリエステルウレタン 12.6%酢酸エチル
12% メチルイソブチルケトン 8% トルエン 48% 酢酸ブチル 2.4%基材フィルム
としてグレーに着色した厚さ100μmのPVCフィル
ムを用意した。 その上に、上記の積層体からPETフ
ィルムを剥離して、塗膜が表面となるように中間層を基
材フィルムに重ねて熱融谷し、化粧フィルムを得た。
この製品はスェード調の化粧フィルムであった。 この化粧フィルムを、射出成形用金型キャビティ内に塗
膜が金型面側になるように置き、赤外線ヒーターで加熱
して軟化させたのち真空吸引して金型に沿わせることに
より予備成形し、ついでABS樹脂を金型内に射出して
化粧フィルムとABS樹脂とを熱接合させ、成形と同時
に絵付けを行なった。 1qられた成形品は、化粧フィ
ルムが樹脂基材によく密着し、成形品の立体形状に沿っ
たものであった。 [実施例21 実施例1で補助シートとして用いたPETフィルム上に
、PVCに可塑剤30phrを加えてグレに着色しカレ
ンダー法で製膜したフィルムを、鏡面版を用いたロール
エンボス材でダブリング加工することによってラミネー
トし、中間層を形成した。 中間層の上に、無色透明のアクリル樹脂塗料を30μm
の厚さに塗工し、基材フィルムは用いず、化粧フィルム
を得た。 この化粧フィルムも、実施例1と同様の射出成形同時ラ
ミネートに使用し、同様の結果を得た。 【発明の効果1 本発明の化粧フィルムの製造方法に従えば、まず耐熱性
および耐溶剤性のよい補助シートの上で中間層および塗
膜を形成することによって熱や溶剤がひきおこす問題を
解消して容易に製造作業を進め、製品からは成形性のよ
くない補助シートを除いているので、加工性にすぐれた
化粧フィルムが得られる。 従ってこの化粧フィルムは
、真空成形や射出同時成形などに好適に使用できる。 もちろん、この化粧フィルムを壁紙など内装材として使
用してもよい。
も耐溶剤性も低い中間層に耐熱性および耐溶剤性をもつ
補助フィルムを裏打ちした状態で塗膜を形成するので、
加熱して乾燥を促進することが容易であり、巻き取りに
も困難はない。 中間層に使用するプラスチックと補助
フィルムに使用するプラスチックとは、一般に接着しに
くく、仮着状態にあるから、中間層からの補助フィルム
の剥離は容易である。 本発明の製造方法において、塗膜hムラを目立ちにくく
する最も好ましい態様として、中間層を押し出し等の方
法によって得たフィルムの積層ではなく、プラスチック
のゾルの塗布とそのゲル化によって設ける手法をえらん
だのは、中間層の厚さをなるべく均一にするためである
。 中間層の厚さが不均一な表面にツヤ消し塗料を塗布
すると、中間層の厚さムラがそのまま塗膜厚ざムラとな
って目立つし、化粧フィルムに深い絞りを伴う加工を/
Jlえると、中間層の薄い部分が伸ばされて、それにつ
れて塗膜の厚さの不均一が強調されたり、絵柄印刷が歪
んだりすることがある。一般に押し出しフィルムにはか
なりの偏肉が避けられないが、プラスチックのゾルの塗
布とゲル化によって設けた中間層は、補助シートに偏肉
が少いという前提条件がみたされる限り、場所による厚
さの差はほとんどない。 塗布厚を厚くすると凹凸が大
きくなる傾向があるので、中間層の厚さは薄い方がよく
、好ましくは50μm以下にする。 一方で、中間層を
薄クシすぎると補助シートを剥離した後の取り扱いが難
しくなるので、5μ7n以上にすることが好ましい。 [実施例1] 補助シートとして厚さ50μmのポリエチレンテレフタ
レート(PET)のフィルムを用意し、その上に可解剤
3Qphrを含むPvCのゾルを厚さが13μmとなる
ように塗布し、加熱してゲル化させ、中間層を形成した
。 中間層の上に下記配合の二液硬化型ウレタン塗料を
塗膜■して130〜140℃に1分間加熱し、硬化させ
てから巻きとった。 塗膜の厚さは30μmv必る。
着色マット顔料には、青色顔料をポリウレタンで被覆し
て粒径5〜80u7n、、粒径分布の極大が約30μm
のビーズ顔料としたものを使用した。 着色マット顔料 17% ポリエステルウレタン 12.6%酢酸エチル
12% メチルイソブチルケトン 8% トルエン 48% 酢酸ブチル 2.4%基材フィルム
としてグレーに着色した厚さ100μmのPVCフィル
ムを用意した。 その上に、上記の積層体からPETフ
ィルムを剥離して、塗膜が表面となるように中間層を基
材フィルムに重ねて熱融谷し、化粧フィルムを得た。
この製品はスェード調の化粧フィルムであった。 この化粧フィルムを、射出成形用金型キャビティ内に塗
膜が金型面側になるように置き、赤外線ヒーターで加熱
して軟化させたのち真空吸引して金型に沿わせることに
より予備成形し、ついでABS樹脂を金型内に射出して
化粧フィルムとABS樹脂とを熱接合させ、成形と同時
に絵付けを行なった。 1qられた成形品は、化粧フィ
ルムが樹脂基材によく密着し、成形品の立体形状に沿っ
たものであった。 [実施例21 実施例1で補助シートとして用いたPETフィルム上に
、PVCに可塑剤30phrを加えてグレに着色しカレ
ンダー法で製膜したフィルムを、鏡面版を用いたロール
エンボス材でダブリング加工することによってラミネー
トし、中間層を形成した。 中間層の上に、無色透明のアクリル樹脂塗料を30μm
の厚さに塗工し、基材フィルムは用いず、化粧フィルム
を得た。 この化粧フィルムも、実施例1と同様の射出成形同時ラ
ミネートに使用し、同様の結果を得た。 【発明の効果1 本発明の化粧フィルムの製造方法に従えば、まず耐熱性
および耐溶剤性のよい補助シートの上で中間層および塗
膜を形成することによって熱や溶剤がひきおこす問題を
解消して容易に製造作業を進め、製品からは成形性のよ
くない補助シートを除いているので、加工性にすぐれた
化粧フィルムが得られる。 従ってこの化粧フィルムは
、真空成形や射出同時成形などに好適に使用できる。 もちろん、この化粧フィルムを壁紙など内装材として使
用してもよい。
第1図ないし第4図は、いずれも本発明の製造方法を説
明するための図であって、第1図は補助シートにプラス
チックのゾルを塗布する工程を、第2図はゾルをゲル化
して得た層の上に塗料の塗膜を形成する工程を、第3図
は補助シートを剥離する工程を、第4図は基材フィルム
をラミネートする工程を、それぞれ示す模式的な断面図
である。 第5図は、本発明の製造方法で得た化粧フィルムを説明
するための、第1図ないし第4図と同様な図である。 1・・・塗 膜
明するための図であって、第1図は補助シートにプラス
チックのゾルを塗布する工程を、第2図はゾルをゲル化
して得た層の上に塗料の塗膜を形成する工程を、第3図
は補助シートを剥離する工程を、第4図は基材フィルム
をラミネートする工程を、それぞれ示す模式的な断面図
である。 第5図は、本発明の製造方法で得た化粧フィルムを説明
するための、第1図ないし第4図と同様な図である。 1・・・塗 膜
Claims (5)
- (1)耐熱性および耐溶剤性をもつプラスチックのフィ
ルムまたは紙からえらんだ補助シートの上に、加工性の
よいプラスチックの中間層を形成し、この中間層の上に
所望の塗料を塗布して塗膜を形成してから補助シートを
除去することからなる化粧フィルムの製造方法。 - (2)耐熱性および耐溶剤性をもつプラスチックのフィ
ルムまたは紙からえらんだ補助シートの上に、加工性の
よいプラスチックの中間層を形成し、この中間層の上に
所望の塗料を塗布して塗膜を形成してから補助シートを
除去し、塗膜が表面となるように、上記中間層を加工性
のよいプラスチックのフィルムである基材フィルム上に
ラミネートすることからなる化粧フィルムの製造方法。 - (3)補助シートとして厚さ5〜300μのポリエステ
ルフィルムを、中間層とする加工性のよいプラスチック
としてポリ塩化ビニルをそれぞれ使用して実施する請求
項1の製造方法。 - (4)補助シートとして厚さ5〜300μのポリエステ
ルフィルムを、中間層とする加工性のよいプラスチック
としてポリ塩化ビニルを、基材フィルムとして厚さ50
〜500μのポリ塩化ビニルのフィルムをそれぞれ使用
して実施する請求項2の製造方法。 - (5)基材シートとして、耐候性および加工性のよいプ
ラスチックに顔料を練り込んだフィルムまたは印刷を施
したフィルムを使用し、かつ(または)中間層とするプ
ラスチックおよび塗料としていずれも透明なものを使用
して実施する請求項1または2の製造方法。(6)中間
層の形成を、補助シート上に加工性のよいプラスチック
のゾルを塗布し、加熱してゲル化させ製膜することによ
つて実施する請求項1または2の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1258309A JPH03120045A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 化粧フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1258309A JPH03120045A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 化粧フィルムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03120045A true JPH03120045A (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=17318461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1258309A Pending JPH03120045A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 化粧フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03120045A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005345284A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Favess Co Ltd | トルク検出装置 |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP1258309A patent/JPH03120045A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005345284A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Favess Co Ltd | トルク検出装置 |
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