JPH0312309Y2 - - Google Patents

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JPH0312309Y2
JPH0312309Y2 JP17943787U JP17943787U JPH0312309Y2 JP H0312309 Y2 JPH0312309 Y2 JP H0312309Y2 JP 17943787 U JP17943787 U JP 17943787U JP 17943787 U JP17943787 U JP 17943787U JP H0312309 Y2 JPH0312309 Y2 JP H0312309Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、仏壇の扉を電動機によつて開閉さ
れる仏壇扉開閉装置に関するものである。
[従来の技術]および[考案が解決しようとする
問題点] 従来から、仏壇の内部に設置されている厨子の
扉を電動機によつて開閉操作することが知られて
いる。厨子の扉は、通常、1対の扉体を備えてい
る。各扉体は、ケース本体に回動可能に連結され
た内扉片と、この内扉片に内折り自在に連結され
た外扉片とを有している。ケース本体の前面には
開口部が形成されているが、上記1対の扉体は、
ケース本体の前面開口部を開閉可能とし得るよう
に動作する。
扉が開いた状態、すなわち開扉状態において
は、厨子の内部に置かれている仏像などを外部か
らよく観察できるようにするために、内扉片およ
び外扉片を大きく開かせる必要がある。また、多
くの場合、仏壇の厨子の前には供花、飾り、置物
などが置かれている。この場合、1対の扉体の開
き動作を開始に伴なつて外扉片が外方に開くよう
に動作すると、その外扉片が厨子の前に置かれた
供花、飾り、置物などを払いのけることが予想さ
れる。
このような問題を生じさせないためには、1対
の扉体が開き動作を行なう際、その途中位置まで
は外扉片を閉じた形態に維持することが必要にな
る。そして、途中位置からは外扉片を外方に開か
せ、最終的には、外扉片および外扉片を大きく開
かせることが必要である。
こ考案の目的は、上述のような必要性を簡単な
構成で満たし得る仏壇扉開閉装置を提供すること
である。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る仏壇扉開閉装置は、ケース本体
と、1対の扉体と、1対の操作棒手段と、を備え
ている。ケース本体は、天壁および底壁を有し、
前面に開口部を形成している。各扉体は、ケース
本体に軸を介して回動可能に連結された内扉片
と、この内扉片に内折り自在に連結された外扉片
とを有している。このような構造の1対の扉体
は、ケース本体の前面開口部を開閉可能とし得
る。また、各操作棒手段は、その一端が外扉片上
に回動可能に連結され、その他端が回動軸を介し
てケース本体の天壁または底壁に回動可能に連結
されている。
ケース本体の天壁または底壁には、上記回動軸
を受入れ、かつこの回動軸が1対の扉体の開閉運
動に伴なつて移動するようにこの回動軸を案内す
る1対の案内溝が形成されている。
この考案の仏壇扉開閉装置は、さらに、付勢手
段、案内壁と、電動機と、を備えている。付勢手
段は、回動軸が案内溝の一端側から他端側に向か
つて移動するよう付勢している。案内壁は、ケー
ス本体の天壁または底壁に形成され、1対の扉体
の開閉動作にうちの所定の範囲において外扉片の
先端側縁部に当接して、この先端側縁部の移動を
案内する。電動機は、1対の扉体に連結され、こ
の1対の扉体の開閉動作を行なわせる。
1対の操作棒手段、案内溝および案内壁は、以
下に述べる動作を達成するように、その形状およ
び互いの位置関係が選ばれている。
閉扉状態においては、回動軸が案内溝の一端に
位置し、かつ外扉片の先端側縁部が案内壁に当接
している。
閉扉状態から開扉状態へ向かう途中の中間状態
においては、回動軸が案内溝の他端に位置し、か
つ外扉片の先端側縁部が案内壁に当接している。
閉扉状態から上記中間状態に至るまでの間は回
動軸は、案内溝の一端から他端に向かつて移動
し、外扉片の先端側縁部は案内壁に当接しながら
直線的に移動する。
上記中間状態から開扉状態に至るまでの間は、
回動軸が案内溝の他端に位置したままであつて、
かつ外扉片が内扉片との間に形成される挾角を大
きくしながら回動する。
[作用] 1対の扉体を、閉扉状態から開扉状態に向け
て、電動機によつて動作させる。すると、内扉片
は、ケース本体との連結点を中心として外方に開
くように回動する。内扉片のこの回動に伴なつ
て、操作棒手段の他端に設けられている回動軸
が、付勢手段の作用によつて、案内溝の他端に向
かつて移動する。操作棒手段の一端は外扉片上に
回動可能に連結されているので、外扉片は、操作
棒手段に引張られて内扉片に対して内側に折れる
ように回動する。この際、外扉片の先端側縁部
は、ケース本体の天壁または底壁に形成されてい
る案内壁に当接した状態を保つ。
したがつて、閉扉状態から、中間状態に至るま
での間は、つまり、回動軸が案内溝の他端に向か
つて移動している間は、外扉片の先端側縁部は案
内壁に当接しながら直線的に移動する。言換えれ
ば、外扉片は、閉扉状態から中間状態に至るまで
の間は、確実に閉扉の形態を維持する。
中間状態において回動軸が案内溝の他端に到達
し、その状態で内扉片がさらに開き動作を続行す
ると、操作棒手段は、回動軸を中心として回動す
る。したがつて、操作棒手段の一端に連結されて
いる外扉片は、内扉片との間に形成される挾角を
大きくしながら回動する。そして、最終的には、
外扉片および内扉片の両者が大きく開いた形態に
なる。
[実施例] 第4図は、この考案の一実施例が適用された仏
壇の厨子を示す斜視図である。厨子は、ケース本
体1と1対の扉体7,8とを備えている。
ケース本体1は、天壁2、底壁3、1対の側壁
4,5および背部壁6を有し、前面に開口部を形
成する。第5図には、天壁2を取除いた状態の厨
子の平面図が示されている。
1対の扉体7,8は、ケース本体1の前面開口
部を開閉可能となるように動作し得る。一方の扉
体7は、ケース本体1の側壁4に蝶番13を介し
回動可能に連結された内扉片9と、この内扉片9
に連結軸14を介して内折り自在に連結された外
扉片10とを有している。同様に、他方の扉体8
を、蝶番を介してケース本体1の側壁5に回動可
能に連結された内扉片11と、この内扉片11に
連結軸15を介して内折り自在に連結された外扉
片12とを有している。
一方の外扉片9とケース本体1の側壁4とを回
動可能に連結している蝶番13の軸と同軸上に位
置するようにされた操作軸16が、内扉片9の側
縁に固定して取付けられている。この操作軸16
は、ケース本体1の天壁2を貫通して上部に突出
している。同様に、他方の内扉片11とケース本
体1の側壁5とを回動可能に連結している蝶番と
同軸上に位置する操作軸17が、内扉片11の側
縁に固定して取付けられている。この操作軸17
も、ケース本体1の天壁2を貫通して上部に突出
している。
第4図を参照して、ケース本体1の天壁2上に
は、正転および逆転可能な電動機18が固定して
取付けられている。さらに、図示のように、互い
に隔てて配置された2個の支えプレート22,2
3が、ケース本体1の天壁2上に固定して取付け
られている。伝達軸21は、この2個の支えプレ
ート22,23によつてその両端部が回転自在に
支持されている。電動機18による回転運動は、
ギヤ19,20を介して伝達軸21に伝達され
る。
伝達軸21の一方端部には、かさ歯車24が固
定して取付けられている。また、一方の内扉片9
の側縁に固定して取付けられている操作軸16の
上端部には、前述したかさ歯車24に噛合うかさ
歯車25が固定して取付けられてる。同様に、伝
達軸21の他方端部にもかさ歯車が固定して取付
けられてり、このかさ歯車は、他方の内扉片11
に固定して取付けられている操作軸17上の上端
部に取付けられたかさ歯車に噛合つている。
電動機18を回転駆動すると、上述の伝達機構
を介して、操作軸16および17が回転する。操
作軸16,17はそれぞれ内扉片9,11に固定
して取付けられているので、内扉片9,11は、
操作軸16,17を回動中心として回動する。こ
うして、1対の扉体7,8の開閉動作は、電動機
18によつて駆動される。
第4図および第5図を参照して、ケース本体1
の天壁2およびその上に固定された支えプレート
22,23には、それらを貫通した案内溝34,
35が形成されている。案内溝34,35は、そ
れぞれ、天壁2上に突出する操作軸16,17の
近傍に位置し、かつ前後方向に長く延びる形態と
なつている。
第5図を参照して、一方の外扉片10上には、
固定プレート28が固定して取付けられている。
そして、前述した案内溝34と固定プレート8と
を連結するように、操作棒26が配置される。こ
の操作棒26は、その一端が支軸30を介して固
定プレート28に回動可能に連結されている。ま
た、操作棒26の他端には回動軸32が設けられ
ている。この回動軸32は、案内溝34を貫通し
て延びており、その上端部は支えプレート22上
に突出している。
同様に、他方の外扉片12上にも、固定プレー
ト29が固定して取付けられ、この固定プレート
29と案内溝35とを連絡するよう操作棒27が
配置されている。操作棒27の一端は、支軸31
を介して固定プレート29に回動可能に連結さ
れ、またその他端には回動軸33が設けられてい
る。回動軸33は、案内溝35を貫通して延び、
その上端部が支えプレート23上に突出してい
る。
ケース本体1の天壁2上には、引張ばねの形態
となつている1対の付勢手段38,39が配置さ
れている。一方の付勢手段38は、その一端が天
壁2上の固定点36に連結され、その他端が回動
軸32に連結されている。他方の付勢手段39も
その一端が天壁2上に固定された固定点37に連
結され、その他端が回動軸33に連結されてい
る。これらの付勢手段38,39は、回動軸3
2,33が案内溝34,35の一端側から他端側
に向かつて移動するように付勢している。
第6図は、第4図に示されている厨子の下方部
分を示す平面断面図である。ケース本体1の底壁
3には、他の部分よりも高く形成された段差部4
0が形成されている。この段差部40の前端に位
置する案内壁41は、1対の扉体7,8の開閉動
作のうちの所定の範囲において外扉片10,12
の先端側縁部に当接してこの先端側縁部の移動を
案内するように作用する。
1対の操作棒26,27、案内溝34,35お
よび案内壁41は、以下に述べる動作を達成する
ように、その形状および互いの位置関係が選ばれ
ている。
第1図、第2図および第3図はこの考案の一実
施例の要部を図解的に示した図であり、第1図は
閉扉状態を示し、第2図は閉扉状態から開扉状態
へ移行する途中の中間状態を示し、第3図は開扉
状態を示している。なお、第1図〜第3図には、
一方の扉体8のみが図示されているが、他方の扉
体7も同様に動作する。
第1図に示す閉扉状態においては、操作軸17
が固定されており、したがつて内扉片11の位置
も固定されている。開扉状態では、回動軸33
は、案内溝35の一端に位置している。この回動
軸33は、付勢手段39の作用によつて、案内溝
35の他端側に向かつて移動するように付勢され
ている。付勢手段39による付勢力は、操作棒2
7を介して外扉片12に伝達される。そのため、
外扉片12は、連結軸15を中心として内側に折
れるように回動しようとするが、その回動は、外
扉片12が案内壁41に当接することよつて禁止
されている。
扉体8を開かせようとするときには、電動機1
8(第4図)を作動させて、操作軸17を図にお
いて反時計方向に回転させる。操作軸17と内扉
片11とは固定されているので、内扉片11は、
操作軸17を中心として図において反時計方向に
回動する。この内扉片11の回動に伴なつて、操
作棒27の他端に設けられている回動軸33は、
付勢手段39の付勢力によつて、案内溝35に沿
つてこの案内溝35の他端に向かつて移動する。
その結果、外扉片12は、操作棒27に引張られ
て内側に折れ曲がる。この際、外扉片12の先端
側縁部12aは、案内壁41に当接したままであ
る。
こうして、第1図に示す閉扉状態から第2図に
示す中間状態に至るまでの間は、外扉片12の先
端側縁部12aは、案内壁41に当接しながら直
線的に移動する。つまり、外扉片12は、第1図
に示す閉扉状態から第図に示す中間状態に至るま
での間は、確実に閉じた形態を維持する。したが
つて、たとえば厨子の前に供花、飾り、置物など
が置かれていたとしても、外扉片12がそれらを
払いのけるということが生じない。
第2図は示す中間状態から、さらに内扉片11
が反時計方向に回動すると、操作棒27は、停止
した回動軸33を中心として反時計方向に回動す
る。そのため、外扉片12は、内扉片11との間
に形成される挾角を大きくするように連結軸15
を中心として反時計方向に回動する。こうして、
第3図に示す開扉状態においては、外扉片12お
よび内扉片11は、大きく開いた形態となる。
扉体8が閉じる動作を行なう場合にも、上述し
たのと同様の動作が行なわれる。つまり、第3図
示す開扉状態から第2図に示す中間状態に至るま
での間は、回動軸33は案内溝35の他端の位置
に停止したままである。そして、第2図に示す中
間状態から第1図に示す閉扉状態に至るまでの間
は、回動軸33は案内溝35の他端から一端に向
かつて移動し、外扉片12の先端側縁部12aは
案内壁41に当接しながら直線的に移動する。
第1図〜第6図に図示した仏壇扉開閉装置は、
この考案の単なる一実施例である。したがつて、
この考案の均等の範囲内において、種々の修正や
変形が可能である。たとえば、図示した実施例で
は、ケース本体1の底壁3に案内壁41が形成さ
れていたが。天壁2に案内壁を形成するようにし
てもよい。また、案内溝34,35の長さおよび
操作棒26,27の長さを適当に選ぶことによつ
て、外扉片10,12が閉じた形態を保つ範囲を
変更することができる。
[考案の効果] 以上のように、この考案のよれば、閉扉状態か
ら中間状態に至るまでの間は、確実に外扉片を閉
じた形態に保ち、最終的な開扉状態においては、
内扉片および外扉片を大きく開かせることができ
る。したがつて、たとえば、仏壇の厨子の前に供
花、飾り、置物などが置かれてたとしても、外扉
片がそれらを払いのけるという危険性を回避でき
る。また、操作棒、案内溝、案内壁によつて扉体
の所望の開閉運動を実現しているので、装置全体
の構成が簡略化され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はこの考案の一実
施例の要部を図解的に示した図であり、第1図は
閉扉状態を示し、第2図は閉扉状態から開扉状態
へ移行する途中の中間状態を示し、第3図は開扉
状態を示している。第4図は、この考案の一実施
例が適用された厨子の斜視図である。第5図は、
第4図に示されている厨子の天壁2を取除いた状
態を示す平面図である。第6図は、第4図の厨子
の下方部分を示す平面断面図である。 図において、1はケース本体、2は天壁、3は
底壁、7,8は扉体、9は内扉片、10は外扉
片、11は内扉片、12は外扉片、12aは先端
側縁部、14,15は連結軸、16,17は操作
軸、18は電動機、26,27は操作棒、30,
31は支軸、32,33は回動軸、34,35は
案内溝、38,39は付勢手段、41は案内壁を
示す。なお、各図において、同一の番号は、同一
または相当の要素を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天壁および底壁を有し、前面に開口部を形成し
    ているケース本体と、 それぞれが前記ケース本体に軸を介して回動可
    能に連結された内扉片と前記内扉片に内折り自在
    に連結された外扉片とを有し、前記ケース本体の
    前面開口部を開閉可能とし得る1対の扉体と、 その一端が前記外扉片上に回動可能に連結さ
    れ、その他端が回動軸を介して前記ケース本体の
    天壁または底壁に回動可能に連結されている1対
    の操作棒手段と、 を備え、 前記ケース本体の天壁または底壁には、前記回
    動軸を受入れかつこの回動軸が前記1対の扉体の
    開閉運動に伴なつて移動するようにこの回動軸を
    案内する1対の案内溝が形成されており、さらに 前記回動軸が前記案内溝の一端側から他端側に
    向かつて移動するように付勢している付勢手段
    と、 前記ケース本体の天壁または底壁に形成され、 前記1対の扉体の開閉動作のうち所定の範囲に
    おいて前記外扉片の先端側縁部に当接してこの先
    端側縁部の移動を案内する案内壁と、 前記1対の扉体に連結され、この1対の扉体の
    開閉動作を行なわせる電動機と、 を備え、 前記1対の操作棒手段、案内溝および案内壁
    は、以下の動作を達成するように、すなわち 閉扉状態においては、前記回動軸が前記案内溝
    の一端に位置し、かつ前記外扉片の先端側縁部が
    前記案内壁に当接し、 閉扉状態から開扉状態へ向かう途中の中間状態
    においては、前記回動軸が前記案内溝の他端に位
    置し、かつ前記外扉片の先端側縁部が前記案内壁
    に当接し、 閉扉状態から前記中間状態に至るまでの間は、
    前記回動軸は前記案内溝の一端から他端に向かつ
    て移動し、前記外扉片の先端側縁部は前記案内壁
    に当接しながら直線的に移動し、 前記中間状態から開扉状態に至るまでの間は、
    前記回動軸が前記案内溝の他端に位置したままで
    あつて、かつ前記外扉片が前記内扉片との間に形
    成される挾角を大きくしながら回動する、 ように、その形状および互いに位置関係が選ばれ
    ている、仏壇扉開閉装置。
JP17943787U 1987-11-24 1987-11-24 Expired JPH0312309Y2 (ja)

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JP17943787U JPH0312309Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24

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Publication Number Publication Date
JPH0181977U JPH0181977U (ja) 1989-06-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0637740Y2 (ja) * 1989-07-28 1994-10-05 肇 筒井 仏壇の扉開閉ユニット

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