JPH03123716A - メラノサイト刺激ホルモン拮抗剤および該拮抗剤を含有する皮膚外用剤 - Google Patents

メラノサイト刺激ホルモン拮抗剤および該拮抗剤を含有する皮膚外用剤

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JPH03123716A
JPH03123716A JP2074078A JP7407890A JPH03123716A JP H03123716 A JPH03123716 A JP H03123716A JP 2074078 A JP2074078 A JP 2074078A JP 7407890 A JP7407890 A JP 7407890A JP H03123716 A JPH03123716 A JP H03123716A
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melanocyte
msh
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amino acid
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Takuji Takeuchi
竹内 拓司
Chikara Sato
主税 佐藤
Kenkichi Oba
大場 健吉
Keikichi Sugiyama
圭吉 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体におけるメラニン色素生成細胞であるメ
ラノサイトの機能を活性化させるメラノサイト刺激ホル
モン(メラノトロピンともいう。
以下MSHと略す。)に対して拮抗作用を有する新規な
化合物を提供するとともに、メラニン色素の過剰な生産
等メラノサイト機能の先進に伴うしみ・そばかす等の症
状を防止・改善できる皮膚外用剤等の製剤に関するもの
である。
〔従来の技術〕
MSHは、多くのを椎動物に内在するペプチドホルモン
であり、α−1β−1T−等のタイプが知られている。
これらはメラノサイト表面に位置するレセプターと結合
してアデニル酸シクラーゼ、チロシナーゼ、メラニン生
産を順次活性化することが知られており、なかでもα−
MSHは上記作用が強いといわれている。
従来、メラノサイトの機能を抑制する方法としてメラノ
サイト内のチロシナーゼに作用点を持つ抑制物質の利用
等種々の提案がなされており、特開昭53−3538号
、同53−6432号及び同53−18’739号に開
示されているコウジ酸ごように実用化されている例もあ
る。しかしながら従来の方法は、有効性、安全性等の点
で必ずしも満足すべきものではなかった。また、メラノ
サイト刺激ホルモンの作用そのものを抑制する物質の利
用についてはほとんど提案がなされていないのが現状で
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って本発明は、メラニン生成等メラノサイトの機能を
抑制する効果に優れ、しかも安全性の高いMSH拮抗剤
及びそれを配合してなる皮膚外用剤等の製剤を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、種々のペプチドを合成し、その構造と機
能との関係を検討した結果、特定の構造を有するペプチ
ドがメラノサイトのレセプターに親和性を有し、MSH
と拮抗してメラノサイトにおけるメラニン生成を特異的
に抑制するという新たな知見と、さらには該ペプチドを
通常の化粧料、医薬品基材に含有させて用いると上記課
題を有効に解決できるとの新たな知見とに基づいてなさ
れたものである。
即ち、本発明は下記1”I]または〔II 〕式で示さ
れるアミノ酸配列を分子内に有するペプチドからなるメ
ラノサイト刺激ホルモン拮抗剤を提供する。
−Hrs−Ser−Arg−Trp −・・・CI)−
Trp−Arg−Ser−His −・・・(II)(
〔I〕またはC11式において、His、 Ser。
Argz Trpはそれぞれヒスチジン、セリン、アル
ギニン、トリプトファンのし−またはD一体の残基を示
す。) なふ、本発明においては、〔I〕または〔■〕式で示さ
れるアミノ酸配列を分子内に有する限り、どのような化
合物をも使用することができるが、下記一般式CI[I
)または〔■〕で表わされるペプチドを用いるのが好ま
しい。
X−His−3X−Arg−Ser−Ar  ・・・(
III)P−Trp−Arg−Ser−His−Q  
・・・(IV)(〔■〕、CIVE式において、His
XSerSArg。
Trpは[”I)、CIII式に同じ。HisSArg
Trpは、好ましくはL一体の残基である。X1Pは水
素、アシル基、アミノ酸残基及びそのアシル化物または
アミノ酸残基数2〜40.好ましくは2〜20のペプチ
ド残基及びそのアシル化物を示す。XSPとして好まし
くはアシル基、アミノ酸残基のアシル化物またはペプチ
ド残基のアシル化物である。なお上記アシル基、アシル
化物としては炭素数1〜12、好ましくは1〜6のもの
が挙げられる。Y、Qは水酸基、アミン基、アミノ酸残
基及びそのアミド化物またはアミノ酸残基数2〜40、
好ましくは2〜20のペプチド残基及びそのアミド化物
を示す。
YSQとして好ましくはアミノ基、アミノ酸残基のアミ
ド化物またはペプチド残基のアミド化物である。) X、YSP、Qのアミノ酸残基、ペプチド残基としては
、MSH拮抗機能を阻害しない限り種々の組合せを用い
ることができ、ペプチド残基は生理的に不活性な基が好
ましい。また個々のアミノ酸残基は、立体構造的にL一
体でもD一体でも用いることができ、非天然のアミノ酸
、例えばノルロイシン、ノルバリン等に由来するもので
もよい。
尚、X、Y、PSQには糖鎖がついていてもよい。
XSY、PSQとして、D一体のアミノ酸残基あるいは
非天然型のアミノ酸残基を含有することにより、本発明
の化合物の種々のペプチド分解酵素に対する安定性を向
上させ、持続的にMSH拮抗作用を発揮させることがで
きる。
また、X、Y、PSQはさらに種々の置換基、例えば水
酸基、ハロゲン等を含んでもよい。
なお、X、Y、P、Qとして、−Ser−Tyr −5
er−からなるアミノ酸配列を含む場合、リガンドとの
親和性が高いためより好ましい。上記3個のアミノ酸残
基からなる箇所にビオチン等を結合させることにより安
定性、生理活性の向上をはかることも可能である。
1”III]、〔■〕式の化合物の分子量は、少なくと
も前記4個のアミノ酸残基から構成されるので、下限は
584であり、上限はtooooまでが好ましいが、分
子量の範囲は、好ましくは600〜6000、特に好ま
しくは600〜3000である。尚、アミノ酸残基数と
しては4〜84個が好ましいが、好ましくは4〜44個
、特に好ましくは4〜24個である。
本発明で用いる一般式〔■〕、〔■〕で示される化合物
として、具体的には下記表−1の化合物が例示される。
なお、表−1において、ペプチドを構成するアミノ酸残
基はIUPAC略記法を用い、L一体の場合はL−を省
略し、D一体の場合のみD−3etのように記した。非
天然型アミノ酸であるノルロイシン、ノルバリンの残基
は、それぞれNle。
NVaと表わした。ここで、通常の表記法に従い、ペプ
チドのアミン末端(N末端)は左に、カルボキシル末端
(C末端)は右になるように示した。
(本明細書においてはいずれも同じ。)また、Acはア
セチル基、Buはブチリル基を示す。(以下、同じ。) 本発明によるMSH拮抗剤は、通常のペプチド合成手段
である液相法または面相法を利用して得ることが可能で
ある。
液相法の場合には一方のアミノ酸のアミノ基をベンジル
オキシカルボニル基または、t−ブトキシカルボニル基
等で保護し、他方のアミノ酸またはペプチドのカルボキ
シル基をベンジルエステル等で保護し、DCC(N、N
’−ジシクロへキシルカルボジイミド)等でカップリン
グさせる。この操作を繰り返し、保護基を離脱させ、精
製して本発明の化合物を得ることができる。また、面相
法の場合には、C末端のアミノ酸をまず架橋ポリスチレ
ン樹脂にカップリングさせておき、次いでN末端の方向
に向かってt−ブトキシカルボニルアミノ酸を1個ずつ
順次カップリングさせる。反応終了後、樹脂から脱離し
、保護基を除去し、精製して本発明の化合物を得ること
ができる。
また、本発明の有効成分をコードするDNAを大腸菌等
の微生物に組み込んで生産させることも可能である。
なお、本発明のMSH拮抗剤の常温における性状は白色
粉末である。
本発明のMSH拮抗剤は、種々の原因による皮膚メラノ
サイト機能の先進に伴う症状、例えばメラニン色素の過
剰生産による表皮性または真皮性の色素斑であるしみ(
肝斑)、そばかす(雀卵斑)、母斑等の予防、治療ある
いはメラノサイトのガン化した細胞であるメラノーマの
異常増殖抑制等に有効である、また、その使用方法、使
用量をコントロールすることにより、皮膚色あるいは毛
髪色を調節することも可能であり、色白剤として応用可
能である。さらに、最近、MSHは生体において脂肪形
成、皮脂生産、フェロモン生産、ステロイド生成、アル
ドステロン生合成、脳における神経ホルモンとしての作
用等積々の生理学的機能を示すことが知られつつあるが
、MSHが生理作用を示すこれらの細胞、組織において
、本発明の有効成分は、多様なMSHの作用をコントロ
ールすることが可能である。
従って、本発明のMSH拮抗剤は、ヒトのみならず、犬
、猫等の哺乳動物や爬虫類、両種類、魚類等生体内にM
SHを内生ずる動物に適用可能である。また、当然なが
ら、生体外での診断薬、生化学試薬としても用いること
ができる。
本発明のMSH拮抗剤を生体に用いる場合、適用する動
物種、細胞、組織の部位、標的部位への到達しやすさ、
使いやすさ等で種々の剤型を選ぶことができる。即ち、
化粧料あるいは医薬品基材に配合して皮膚外用剤、経口
剤、注射剤等任意の形態で用いることが可能であり、本
発明の有効成分を任意の濃度で配合できる。使用の目的
、形態、頻度にもよるが、各種組成物中にo、 ooo
ooooooi〜1重量%(以下、%と略する。)程度
、好ましくは0.00000001〜0.1%配合する
のがよい。この場合、不活性担体として水を残部とする
のがよく、より好ましくは水を1〜99%含有するのが
よい。
本発明のMSH拮抗剤を配合してなる製剤のうち、皮膚
外用剤には、上記必須成分の他に、通常外用剤に用いら
れる原料、例えば界面活性剤、油分、アルコール類、保
湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH
調整剤、香料、色素、紫外線吸収・散乱剤、ビタミン類
、アミノ酸類、水等を配合可能である。
具体的には、界面活性剤としては、親油型グリセリンモ
ノステアレート、自己乳化型グリセリンモノステアレー
ト、ポリグリセリンモノステアレート、ソルビタンモノ
オレート、ポリエチレングリコールモノステアレート、
ポリオキシエチレンソルビクンモノオレート、ポリオキ
シエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン化ステ
ロール、ポリオキシエチレン化ラノリン、ポリオキシエ
チレン化ミツロウ、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等
のノニオン界面活性剤、ステアリン酸ナトリウム、バル
ミチン酸カリウム、セチル硫酸ナトリウム、ラウリルリ
ン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタノールアミン、
ポリオキシエチレンラウリルリン酸ナトリウム、N−ア
シルグルタミン酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤、
塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ス
テアリルトリメチルアンモニウム等のカチオン界面活佐
剤、塩酸アルキルアミノエチルグリシン液、レシチン等
の両性界面活性剤等を例示することができる。
油分としては、ヒマシ油、オリーブ油、カカオ脂、椿油
、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、グレープシード油、アボ
ガド油等の植物油脂類;ミンク油、卵黄油等の動物油脂
類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キ
ャンデリラロウ等のロウ類:流動パラフィン、スクワラ
ン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス
、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化水素類;ラウ
リン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イ
ソステアリン酸、ベヘニン酸等の天然および合成脂肪酸
類;セタノール、ステアリルアルコール、ヘキシルデカ
ノーノペオクチルドデヵノーノペラウリルアルコール等
の天然および合成高級アルコール類:ミリスチン酸イソ
プロピル、バルミチン酸インブロピノペ ミリスチン酸
オクチルドデシノベオレイン酸オクチルドデシル、コレ
ステロールオレート等のエステル類を例示することがで
きる。
保湿剤としては、グリセリン、プロビレングリコーノベ
1.3ブチレングリコール、ソルビトール、ポリグリセ
リン、ポリエチレングリコーノペジプロピレングリコー
ル等の多価アルコール類;アミノ酸、乳酸ナトリウム、
ピロリドンカルボン酸ナトリウム等のNMF成分;ヒア
ルロン酸、コラーゲン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫
酸等の水溶性高分子物質等を例示することができる。
増粘剤としては、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガ
ム、硅酸アルミニウム、マルメロ種子抽出物、トラガン
トガム、デンプン等の天然高分子物質:メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、可溶性デンプン、カチオン化セルロース等の
半合成高分子物質;カルボキシビニルポリマー、ポリビ
ニルアルコール等の合成高分子物質等を例示することが
できる。
防腐剤としては、安息香酸塩、サリチル酸塩、ソルビン
酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香酸エステノペ
2.4.4’  )ジクロロ−2′ヒドロキシジフエニ
ルエーテル、3.4.4’トリクロロカルバニリド、塩
化ベンザルコニウム、ヒノキチオーノペレゾルシン、エ
タノール等を例示することができる。
酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブ
チルヒドロキシアニソール、没食子酸プロビノペアスコ
ルビン酸等を、キレート剤としては、エデト酸二ナトリ
ウム、エチレンジアミン四酢酸塩、ピロリン酸塩、ヘキ
サメタリン酸塩、クエン酸、酒石酸、グルコン酸等を、
pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、トリエタノー
ルアミン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ホウ酸、ホ
ウ砂、リン酸水素カリウム等をそれぞれ例示することが
できる。
紫外線吸収・散乱剤については、2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチルバラアミノ
ベンゾエート、エチルへキシルパラメトキシサイナメー
ト、酸化チタン、カオリン、タルク等を例示することが
できる。
ビタミン類としては、ビタミンA1ビタミンB1ビタミ
ンC1ビタミンD1ビタミンE1ビタミンF、ビタミン
に1ビタミンP1ビタミンU1カルニチン、フェルラ酸
、γ−オリザノーノベα−リポ酸、オロット酸及びその
誘導体等を例示することができる。
アミノ酸類としては、グリシン、アラニン、バリン、ロ
イシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニル
アラニン、チロシン、トリプトファン、シスチン、シス
ティン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、
アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジ
ン、リジン及びその誘導体等を例示することができる。
尚、任意成分は、これらに限定されるものではない。上
記必須成分と任意成分を適当に配合することにより、例
えば、必須成分0.0000000001〜1%、任意
成分として油分0〜80%、界面活性剤0〜12%(好
ましくは0.05〜8%)、保湿剤1〜15%、精製水
バランス、防腐剤微量を含有する皮膚外用剤を提供する
ことができる。具体的には、クリーム、乳液、化粧水、
美容液、パック剤、アンダーメークアップ、ファンデー
ション、ゼリー剤、軟膏等積々の製品形態として用いる
ことが可能である。
皮膚化粧料として用いる場合の具体例を示すと、皮膚用
クリームとしては; 必須成分0.00000001〜0.1%、油分20〜
70%、界面活性剤2〜7%、保湿剤1〜10%、精製
水バランス、防腐剤微量、香料微量を含有する組成物、 乳液としては; 必須成分0.00000001〜0.1%、油分10〜
40%、アルコール類0〜15%、界面活性剤1〜5%
、保湿剤1〜10%、増粘剤0〜2%、精製水バランス
、防腐剤微量、香料微量を含有する組成物、 化粧水、美容液としては; 必須成分0.00000001〜0.1%、アルコール
類5〜20%、界面活性剤0〜2%、保湿剤2〜8%、
増粘剤0〜2%、酸化防止剤0〜0.5%、キレート剤
0〜0.1%、pH調整剤0〜0.2%、精製水バラン
ス、防腐剤微量、色素0〜微量、香料微量を含有する組
成物、 パック剤としては: 必須成分0. OOO00001〜0.1%、アルコー
ル類2〜10%、保湿剤2〜10%、無機粉体0〜20
%、造膜剤10〜20%、精製水バランス、防腐剤微量
、香料微量を含有する組成物、があげられる。
軟膏剤としては; 必須成分0.00000001〜0.1%、油分40〜
60%、界面活性剤1〜12%、保湿剤8〜15%、精
製水バランス、防腐剤微量を含有する組成物(親水型軟
膏)、 必須成分0.00000001〜0.1%、油分95〜
99%、精製水バランスを含有する組成物(油性型軟膏
)、 があげられる。
本発明のMSH拮抗剤を配合してなる経口剤としては、
本発明の必須成分にデンプン、ブドウ糖、乳糖等の賦形
剤を加えた錠剤等の固形製剤あるいは糖類、水、エタノ
ール等を加えた液剤等があげられる。経口投与の場合の
本発明の必須成分の投与量は10μg /kg〜10,
000μg /kgである。
また、注射剤としては、本発明の必須成分を水または生
理食塩水等の溶媒に溶かしたものがあげられ、皮下、筋
肉内あるいは静脈内に注射して用いることができる。注
射剤の場合、本発明の必須成分の投与量は1μg/kg
〜1. o o oμg /kgである。
本発明の有効成分が、MSHに対して優れた拮抗作用を
発揮する機構の詳細は検討中であるが、次のように説明
される。
即ち、メラノサイトを活性化するために必要なMSHの
最小構造は、 Ac−His−Phe−Arg−Trp−NH2である
ことがM、E、 Hadley らによって明らかにさ
れている(Pigment Ce1l Re5earc
h Supplement l:69−78  (19
88))。
これに対して、本発明のMSH拮抗剤は、上記最小構造
のアミノ酸配列に類似した構造を分子内に有することか
ら、MSHレセプターと強い親和力を示し、その結果と
してMSHとレセプターとの結合が阻止され、優れたメ
ラニン生成抑制作用を発揮するものと推測される。
さらに、皮膚外用剤等の製剤中での安定性もよく、実用
性の高いことが確認された。
なお、本発明の上記有効成分は、皮膚刺激性等の安全性
においても実用上特に問題は認められなかった。
て発明の効果〕 本発明によれば、MSH拮抗作用によりメラノサイトの
機能を抑制し、しみ、そばかすの発生等メラノサイト機
能の先進に伴う症状を本質的に解決することが可能であ
り、また色白剤として優れた効果を有し、かつ、製剤上
安定な皮膚外用剤、経口剤、注射剤等が提供される。
次に、実施例により本発明を説明する。
実施例1 本発明の有効成分である表−1、Nα40及び85の化
合物を面相法で合成し、精製した。
まず、C末端のアミノ酸であるValまたはPr。
を架橋ポリスチレン樹脂にカップリングさせておき、次
いでN末端の方向に向かってt−ブトキシカルボニル基
でアミン基を保護したアミノ酸を1個ずつ順次カップリ
ングさせた。すべてのアミノ酸を樹脂にカップリングさ
せた後、アミン末端をアセチル化し、さらに保護基のつ
いたペプチドを樹脂から脱離し、保護基を除去した。
こうして得られた未精製の化合物を液体クロマトグラフ
ィーで精製し、本発明の有効成分(表−1、Nα40及
び85の化合物)を得た。
実施例2 実施例1で得られた本発明の化合物(表−1、Xα40
及び85の化合物)及び実施例1と同様にして合成した
本発明の化合!(表−LNα14及び74の化合物)を
用いてそれらのMSH拮抗作用を次のようにして調べた
即ち、生後7.5日齢の黄色マウス(C57BL/ 6
 J−Ay)の毛根部メラノサイトを含む皮膚外植片(
約1mmX1mm)をHam’s F−12培地で37
℃、2日間培養した。このとき、(i)  α−MSH
を培地に加えた系と(11)α−M S Hと本発明の
化合物を含む系、即ち、本発明の化合物と皮膚片を培地
中であらかじめインキュベートした後、新たな培地中で
該皮膚片とα−MSHとを接触させた系及び(iii)
これらを無添加の系(コントロール)を設定した。培養
終了後、10%ホルマリン液で固定し、常法に従い、標
本を作成した。そして毛球部におけるユウメラニン(黒
色のメラニンを指す。)生成状態を顕微鏡で観察した。
結果を表−2に示した。
表−2の結果から、コントロール(無添加)の場合は黄
色マウスに特有の状態としてユウメラニンの生成が微弱
であるのに対して、α−MSHを添加した系では強いユ
ウメラニン生成が認められた。しかしながらα−MSH
に本発明の化合物を加えた系ではコントロールの場合と
同様、ユウメラニンの生成は微弱であった。
以上の結果は、本発明の化合物が、α−MSHの拮抗剤
として作用し、α−MSHによるメラニン生成促進を強
く阻害していることを示している。
実施例3 表−3に示す成分1〜7及び8〜11を別々に混合溶解
した後、成分8〜11の溶液を撹拌しながら、ここに成
分1〜7の溶液を添加し、乳化させた後、冷却しながら
途中で成分12を加えて室温まで冷却し、表−3に示す
クリームを調製した。
なお、表中、配合量は重量%で示す。(以下、同じ)。
このように調製したクリームを色素斑(しみ、そばかす
)のある男女8名の色素斑部に毎日朝夕2回、2力月間
塗布させた。その結果、本発明の有効成分を配合したク
リームを塗布した部位は、比較例を塗布した部位に比べ
て明らかに色素斑の改善が認められた。なお、上記クリ
ームを2力月間使用中及び使用後において皮膚の状態に
異常は認められなかった。
実施例4 表−4に示す成分1〜7を70℃で加熱溶解した。一方
、成分8〜13を70℃で加熱溶解し、前記油脂用溶液
(成分1〜7)を添加し、乳化させた後、冷却しながら
、途中で成分14を加えて室温まで冷却し、表−4に示
す乳液を調製した。
実施例5 表−5に示す成分1〜4と成分5〜9を別々に溶解後、
混合して美容液を調製した。
表 実施例6 一実施例3のクリームに配合した表−1、Nα40の化
合物を、表−INα37.38.39.41、46.4
7.82.83.84.85または86の化合物に代え
てクリームを調製した。
上記表−1、Nα85の化合物を含むクリーム(本発明
品)とNα85の化合物を含まないクリーム(比較例)
とを実施例3と同様の方法で評価したところ、明らかに
色素斑の改善効果が認められた。
実施例7 実施例4の乳液に配合した表−1、No、26の化合物
を、表−IXα20.23.29.77または80の化
合物に代えて乳液を調製した。
実施例8 実施例5の美容液に配合した表−1、Nα14の化合物
を、表−1、Nα8.11.15.17.74または7
5の化合物に代えて美容液を調製した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記〔 I 〕または〔II〕式で示されるアミノ酸
    配列を分子内に有するペプチドからなるメラノサイト刺
    激ホルモン拮抗剤。 −His−Ser−Arg−Trp−・・・〔 I 〕−
    Trp−Arg−Ser−His−・・・〔II〕(〔
    I 〕、〔II〕式において、His、Ser、Arg、T
    rpはそれぞれヒスチジン、セリン、アルギニン、トリ
    プトファンのL−またはD−体の残基を示す。)
  2. (2)該ペプチドの分子量が584〜10000である
    請求項(1)記載のメラノサイト刺激ホルモン拮抗剤。
  3. (3)請求項(1)または(2)記載のメラノサイト刺
    激ホルモン拮抗剤を含有する皮膚外用剤。
JP2074078A 1989-03-23 1990-03-23 メラノサイト刺激ホルモン拮抗剤および該拮抗剤を含有する皮膚外用剤 Pending JPH03123716A (ja)

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JPH03123716A true JPH03123716A (ja) 1991-05-27

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JP2074078A Pending JPH03123716A (ja) 1989-03-23 1990-03-23 メラノサイト刺激ホルモン拮抗剤および該拮抗剤を含有する皮膚外用剤

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JP (1) JPH03123716A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100713557B1 (ko) * 2005-12-26 2007-05-04 주식회사 코리아나화장품 상지 추출물 및 헥사노일트리펩타이드를 유효성분으로함유하는 피부 미백용 화장료 조성물
KR100713556B1 (ko) * 2005-12-26 2007-05-04 주식회사 코리아나화장품 천궁 추출물 및 헥사노일트리펩타이드를 유효성분으로함유하는 피부 미백용 화장료 조성물

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KR100713557B1 (ko) * 2005-12-26 2007-05-04 주식회사 코리아나화장품 상지 추출물 및 헥사노일트리펩타이드를 유효성분으로함유하는 피부 미백용 화장료 조성물
KR100713556B1 (ko) * 2005-12-26 2007-05-04 주식회사 코리아나화장품 천궁 추출물 및 헥사노일트리펩타이드를 유효성분으로함유하는 피부 미백용 화장료 조성물

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