JPH069422A - 生体ヒアルロン酸合成促進剤 - Google Patents
生体ヒアルロン酸合成促進剤Info
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- JPH069422A JPH069422A JP4259158A JP25915892A JPH069422A JP H069422 A JPH069422 A JP H069422A JP 4259158 A JP4259158 A JP 4259158A JP 25915892 A JP25915892 A JP 25915892A JP H069422 A JPH069422 A JP H069422A
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Abstract
sa)の抽出物を有効成分として含有する生体ヒアルロ
ン酸合成促進剤。 【効果】 生体の細胞自身が具えているヒアルロン酸合
成能が促進され、皮膚の健康、関節の湿潤性が保たれ、
しかも安全性が高い。医薬品、医薬部外品、化粧品、皮
膚用外用剤等に利用できる。皮膚外用剤は、各種化粧用
クリーム、乳液、化粧水、美容液、パック剤、アンダー
メークアップ、ファンデーション、ゼリー剤、軟膏等の
形態で使用できる。
Description
緑藻植物抽出物よりなる生体ヒアルロン酸合成促進剤に
関し、これを配合することにより、皮膚の老化を防止
し、皺のない滑らかで潤いのある若々しい肌を与える化
粧用クリーム、乳液等の皮膚外用剤などが得られる。
目の硝子体等、生体に広く分布し、例えば皮膚において
は細胞の保護、栄養の運搬、組織水分の保持、柔軟性の
維持、また関節液として組織構造、機能の維持及び潤滑
性の保持等、重要な役割を行なっている。
より細胞機能が低下してくると、このような生体ヒアル
ロン酸量は減少し、その結果、皮膚の乾燥、肌荒れ、ハ
リ、弾力性の減少、シミ、シワの増加、あるいは関節の
湿潤性が悪くなることによる関節痛等を引き起こす。
アルロン酸、自然保湿因子等の生体成分を配合した化粧
料を塗布したり、関節には直接ヒアルロン酸を注入する
などの方法が取られているが、このようなものを外から
与えても根本的機能改善にはならず、充分な効果は期待
できない。特にヒアルロン酸は皮膚からは殆ど吸収され
ない。そのため、単に外から補給するのではなく、本来
ヒトが兼ね備えている生体の自己回復力を利用し、細胞
自身のヒアルロン酸合成能を促進することにより、生体
の機能を根本的に改善する物質の開発が期待されてい
る。
胞、滑膜細胞などで作られるが、中でも、表皮基底細胞
で合成されるヒアルロン酸は、保水性の向上、細胞の保
護、栄養の供給、老廃物の排泄亢進に関与することによ
り、皮膚を健康にし、ハリや色艶をよくし、きめを細か
くするのに重要な役割を担っている。そのため、表皮ヒ
アルロン酸合成促進物質は、皮膚の健康に対して有用性
が大変大きく、シワ改善剤として注目されている。レチ
ノイン酸にそのような効果が知られているが、強い皮膚
刺激性や皮膚の肥厚などの副作用を有するため、一般的
な医薬品、医薬部外品、化粧品における有効成分として
用いることができない。そのため、安全性が高く、皮膚
機能を根本的に改善する有効成分の開発が望まれてい
る。
ヒアルロン酸合成促進効果を示し、しかも安全性に優れ
た製剤を提供するものである。
を解決すべく、種々の植物抽出物についてラットの表皮
細胞に対するヒアルロン酸合成促進効果を指標にスクリ
ーニングした結果、アオサ科アオサ属に属する特定の植
物の抽出物に目的の効果が得られる事を見いだし、本発
明を完成するに至った。
れている従来からの海藻抽出物、例えば褐藻類のコン
ブ、ホンダワラ、カジメ、オオバモク、緑藻類のヒトエ
グサ等の抽出物にはこの効果が認められず、アオサ科ア
オサ属の植物であるアナアオサの抽出物に特異的なもの
であった。
促進剤は、アオサ科アオサ属に属する海藻植物であるア
ナアオサの抽出物を有効成分として含有することを特徴
とする。
vaceae)アオサ属(Ulva)の海藻植物アナア
オサ(Ulva pertusa)は、からだは膜状
で、成長するにつれて大小の穴があく。戦時中はこの海
藻を乾燥し、細かくしたものを御飯にかけて食べてい
た。アナアオサは、潮間帯下部の岩上に成育し、日本各
地沿岸に広く分布している。
サは、未乾燥の状態でもよいが、風乾あるいは凍結乾燥
等の方法で乾燥してから抽出に供するのが抽出効率の点
で好ましい。本発明物質を抽出する方法に制限はなく、
通常の抽出法が採用され、水、親水性有機溶媒、含水親
水性有機溶媒、その他の有機溶媒等を使用してアナアオ
サから抽出される。
タノール、イソプロパノール等の低級アルコール、アセ
トン、メチルエチルケトン、アセトニトリル、ジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド等が挙げられる。
特に、水または水とメタノール、エタノール、イソプロ
パノール等の低級アルコールとの混合物を用いて抽出す
ることが好ましい。その場合の水と低級アルコールの比
率は、低級アルコール/水が0/100〜70/30
(V/V,体積比)であることが好ましく、より好まし
くは0/100〜40/60である。
アナアオサ乾燥物/溶媒比が1/50〜1/2の範囲が
好ましい。また、その他の抽出条件としては、抽出温度
は特に制限はないが、5〜80℃、好ましくは5〜50
℃の範囲で、1〜24時間、撹拌しながら行なうのが好
ましく、抽出pHは、極端な酸性、アルカリ性に傾かな
ければ特に制限はない。上記の抽出操作で生じた抽出残
渣に抽出操作を繰返すことにより、抽出効率を上げるこ
とも可能である。
ゲル濾過等の物理的方法を単独であるいは組合わせて用
いることにより、分子量3,000以上の画分または分
子量100,000以下の画分を得ることが好ましく、
より好ましくは分子量3,000〜100,000の画
分を得る。なお、この抽出液はそのまま用いても、ある
いは希釈液としたり、濃縮エキスとしてもよく、また、
凍結乾燥などにより乾燥粉末物としたり、ペースト状に
調製してもよい。
を含むメタノール、エタノール、イソプロパノール等の
低級アルコールにあらかじめ溶解して用いるか、あるい
は後述の水を含む外用組成物中で可溶化して用いるのが
好ましい。本発明の生体ヒアルロン酸合成促進剤は、優
れた生体ヒアルロン酸合成促進効果を有し、かつ安全性
が高いことから、医薬品、医薬部外品、化粧品等の各種
用途に使用することができる。
であるアナアオサ抽出物を任意の濃度で配合できるが、
通常、各種皮膚外用剤中に0.01〜30重量%(以
下、%と略称する。)、好ましくは0.1〜10%、特
に好ましくは0.2〜5%含有させるのがよい。
を配合した皮膚外用剤には、上記必須成分の他に、通常
外用剤に用いられる原料、例えば界面活性剤、油分、ア
ルコール類、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、キ
レート剤、pH調整剤、香料、色素、紫外線吸収・散乱
剤、ビタミン類、アミノ酸類、水等を配合可能である。
グリセリンモノテスアレート、自己乳化型グリセリンモ
ノステアレート、ポリグリセリンモノステアレート、ソ
ルビタンモノオレート、ポリエチレングリコールモノス
テアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエ
チレン化ステロール、ポリオキシエチレン化ラノリン、
ポリオキシエチレン化ミツロウ、ポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油等のノニオン界面活性剤;ステアリン酸ナト
リウム、パルミチン酸カリウム、セチル硫酸ナトリウ
ム、ラウリルリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタ
ノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルリン酸ナト
リウム、N−アシルグルタミン酸ナトリウム等のアニオ
ン界面活性剤;塩化ステアリルジメチルベンジルアンモ
ニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のカ
チオン界面活性剤;塩酸アルキルアミノエチルグリシン
液、レシチン等の両性界面活性剤等を例示することがで
きる。
カオ油、椿油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、グレープシ
ード油、アボガド油等の植物油脂類;ミンク油、卵黄油
等の動物油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナ
ウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流動パラフィ
ン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、セレ
シンワックス、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化
水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等の天然およ
び合成脂肪酸類;セタノール、ステアリルアルコール、
ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、ラウリル
アルコール等の天然および合成高級アルコール類;ミリ
スチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミ
リスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデ
シル、コレステロールオレート等のエステル類を例示す
ることができる。
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトー
ル、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール等の多価アルコール類;アミノ酸、乳
酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等のN
MF成分;ヒアルロン酸、コラーゲン、ムコ多糖類、コ
ンドロイチン硫酸等の水溶性高分子物質等を例示するこ
とができる。
キサンタンガム、硅酸アルミニウム、マルメロ種子抽出
物、トラガントガム、デンプン等の天然高分子物質;メ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、可溶性デンプン、カチオン化セ
ルロース等の半合成高分子物質;カルボキシビニルポリ
マー、ポリビニルアルコール等の合成高分子物質等を例
示することができる。
塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香
酸エステル、2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロ
キシジフェニルエーテル、3,4,4′−トリクロロカ
ルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール、
レゾルシン、エタノール等を例示することができる。
トルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロ
ピル、アスコルビン酸等を;キレート剤としては、エデ
ト酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸塩、ピロリ
ン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、クエン酸、酒石酸、グル
コン酸等を;pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、
トリエタノールアミン、クエン酸、クエン酸ナトリウ
ム、ホウ酸、ホウ砂、リン酸水素カリウム等をそれぞれ
例示することができる。
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチル
パラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシ
サイナメート、酸化チタン、カオリン、タルク等を例示
することができる。
ンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミン
F、ビタミンK、ビタミンP、ビタミンU、カルニチ
ン、フェルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロ
ット酸およびその誘導体等を例示することができる。
ン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオ
ニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、
シスチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロ
キシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギ
ニン、ヒスチジン、リジンおよびその誘導体等を例示す
ることができる。
のではない。上記必須成分と任意成分を適当に配合する
ことにより、例えば、アナアオサ抽出物0.01〜30
%、任意成分として油分0〜80%、界面活性剤0〜1
2%、保湿剤1〜15%、精製水バランス、防腐剤微量
を含有する皮膚外用剤を提供することができる。具体的
には、クリーム、乳液、化粧水、美容液、パック剤、ア
ンダーメークアップ、ファンデーション、ゼリー剤、軟
膏等種々の製品形態として用いることが可能である。
すと以下の通りである。 (1) 皮膚用クリーム アナアオサ抽出物0.1〜10%、油分20〜70%、
界面活性剤2〜7%、保湿剤1〜10%、精製水バラン
ス、防腐剤微量、香料微量を含有する組成物。
アルコール類0〜15%、界面活性剤1〜5%、保湿剤
1〜10%、増粘剤0〜2%、精製水バランス、防腐剤
微量、香料微量を含有する組成物。
0%、界面活性剤0〜2%、保湿剤2〜8%、増粘剤0
〜2%、酸化防止剤0〜0.5%、キレート剤0〜0.
1%、pH調整剤0〜0.2%、精製水バランス、防腐
剤微量、色素0〜微量、香料微量を含有する組成物。
0%、保湿剤2〜10%、無機粉体0〜20%、造膜剤
10〜20%、精製水バランス、防腐剤微量、香料微量
を含有する組成物。
て優れた老化防止効果を発揮する機構の詳細は不明であ
るが、アナアオサ抽出物に含まれる生体ヒアルロン酸合
成促進物質が、皮膚細胞のヒアルロン酸合成能を活性化
することにより、皮膚の保湿性、柔軟性、弾力性が改善
し、顕著な皮膚老化防止効果を示すものと推定される。
外用剤として製剤中での安定性に優れ、実用性の高いこ
とが確認された。なお、本発明で用いるアナアオサ抽出
物の安全性を確認したところ、急性毒性、皮膚刺激性、
皮膚感作性等の点で実用上特に問題は認められず、安全
性の高いことが確認された。
促進作用により、皮膚細胞の賦活化、皮膚の老化防止が
図られ、皺の発生を予防し、滑らかでしっとりとした若
々しい肌を与えることができる格段にすぐれた効果が得
られ、これを配合することにより安全性の高い皮膚外用
剤が提供される。また、関節の湿潤性を保ち、関節の治
療剤などとしても利用できる。
外用剤は、各種化粧用クリーム、乳液、化粧水、美容
液、パック剤、アンダーメークアップ、ファンデーショ
ン、ゼリー剤、軟膏等の種々の形態で幅広く使用でき
る。次に、実施例により本発明を説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
ノールに1晩室温で漬けて抽出する処理を2回繰り返
し、その後濃縮及び凍結乾燥することによりアナアオサ
抽出物25gを得た。また、同様にして、アナアオサ以
外の海藻(オオバモク、コンブ、ホンダワラ、カジメ、
ヒトエグサ)の抽出物を得た。
トリプシン処理によりケラチノサイトを分離し、増殖用
培地で培養した後、分化用培地で2日間培養した。この
細胞に上記の各海藻抽出物を、20μg/ml〜500
μg/mlの濃度で48時間作用させた後、 3H−グル
コサミン(5μCi/dish)を添加してさらに24
時間培養した。さらに培地をアクチナーゼ処理してタン
パクを消化した後、塩化セチルピリヂウム沈澱法によ
り、培地中に放出されてきたヒアルロン酸を含む総 3H
−GAGを分離してその放射活性を測定し、コントロー
ルを1とした時のGAG合成促進能(コントロール比:
倍率)を算出した。その結果を表1に示す。 GAG合成促進能(倍率)=A/B A:各海藻を添加した時の 3H−GAGの放射活性(d
pm) B:無添加の場合の 3H−GAGの放射活性(dpm)
ブ、ホンダワラ、カジメ、オオバモク、および緑藻類の
ヒトエグサには、GAG合成促進効果は認められなかっ
た。一方、アナアオサは濃度依存的にGAG合成を促進
し、特に高濃度においてはコントロールに対して2倍以
上という高い効果が認められた。
アナアオサ500μg/mlを作用させた培地から得ら
れた総GAGを、Sepharose CL−6Bのカ
ラム(1.1cmφ×60cm)にかけ、0.15M−
NaClを含む50mM−トリス塩酸緩衝液(pH7.
4)の展開液を用いて展開(流速:0.37ml/mi
n、室温)した。1フラクション1.04mlづつ分取
し、各フラクションの放射活性を測定し、総GAG中の
ヒアルロン酸と硫酸化GAGのそれぞれの放射活性を算
出した。各フラクションの放射活性を図1、2に示す。
この中でフラクションNo.22〜29がヒアルロン酸
分画、30〜57が硫酸化GAG分画で、各分画のフラ
クションの総和及びコントロール比を表2に示す。表2
の結果に示したように、アナアオサ500μg/mlを
作用させると、総GAG中のヒアルロン酸合成量は、コ
ントロールに対して4.8倍に増えており、アナアオサ
に高い表皮ヒアルロン酸合成促進を認めた。
3に示した組成の親水軟膏を調製して各0.2gを毎日
1回、背部皮膚に7日間塗布した。屠殺後、塗布部位の
表皮を分離し、脱脂・脱水後、アクチナーゼで処理し
た。除タンパク後、分離したヒアルロン酸をカルバゾー
ル・硫酸法にて定量した。なお、被検物質は実施例1で
調製したものを用いた。また、ヒアルロン酸量は、皮膚
組織単位面積当りの重量(平均値)を、被検物質無添加
の場合に対する相対値として表わした。
アナアオサ抽出物を配合した親水軟膏塗布群は、表皮の
ヒアルロン酸量がコントロール群に対して明らかに高い
値を示した。一方、その他の海藻抽出物配合親水軟膏塗
布群は、コントロール群に対して、表皮ヒアルロン酸量
の有意な増加は認められなかった。
よびアナアオサ抽出物塗布群各6匹について、屠殺後、
塗布部位の皮膚の組織切片を作成し、ヘマトキシリン・
エオジン染色後、皮膚の構造を調べた。その結果、いず
れの個体においてもアナアオサ抽出物塗布群の皮膚組織
は、コントロール群のそれに比べて明らかに表皮組織の
充実・活性化が認められ、特に表皮基底層ケラチノサイ
トが規則正しく配列していることがわかった。
物を配合した親水軟膏を塗布することにより、表皮ケラ
チノサイトが活性化され、ヒアルロン酸の合成が促進さ
れた結果、表皮組織の老化が改善されたことを示してい
る。
撹拌しながら5℃で24時間抽出する操作を2回繰返し
た後、抽出液を合わせてエバポレーターで減圧濃縮し
た。その後、濃縮液を分画分子量100,000の限外
濾過膜(アミコンYM100)に通し、分子量100,
000以下の画分を得た。次にこの画分を分画分子量
3,000の限外濾過膜(アミコンYM3)に通して、
分子量3,000以下の画分を除去し、分子量3,00
〜100,000の画分を取り、凍結乾燥してアナアオ
サ抽出物150gを得た。
1を別々に混合溶解した後、成分8〜11の溶液を撹拌
しながら、ここに成分1〜7の溶液を添加し、乳化させ
た後、冷却しながら途中で成分12を加えて室温まで冷
却し、表5に示すクリームを調製した。数字は配合量
(重量%)を示す(以下、同じ)。また、POE(2
0)は、ポリオキシエチレンとその付加モル数を示す。
を下記のようにして評価した。統計的に同等な20名の
女性(30才〜50才)を選び、1日2回(朝と夜)、
連続3ケ月間本発明品と比較例をハーフ・フェイス法で
左右顔面に別々に使用させた後、小皺および肌質(艶、
潤い)の改善の程度を調べた。結果を表6に示す。
した本発明のクリームは、これを配合しないクリームに
比べて顕著な小皺の改善効果および肌質の改善効果を示
した。以上の結果は、本発明の有効成分を配合したクリ
ームの外用により、皮膚細胞のヒアルロン酸合成が促進
され、皮膚の老化症状が著しく改善されたことを示して
いる。なお、上記クリームの3ケ月の使用中および使用
後において皮膚の状態に発赤等の異常は認められなかっ
た。
らに8を加え表7に示す化粧水を調製した。
例4で調製したものを用いた(以下の実施例についても
同じ)。このようにして調製した化粧水の有効性を実施
例4と同様にして調べた。結果を表8に示す。
した本発明の化粧水は、これを配合しない化粧水に比べ
て顕著な小皺の改善効果および肌質の改善効果を示し
た。以上の結果は、本発明の有効成分を配合した化粧水
の外用により、皮膚細胞のヒアルロン酸合成が促進さ
れ、皮膚の老化症状が著しく改善されたことを示してい
る。なお、上記化粧水の3ケ月の使用中および使用後に
おいて皮膚の状態に発赤等の異常は認められなかった。
合して美容液を調製した。
実施例4と同様にして調べた。結果を表10に示す。
合した本発明の美容液は、これを配合しない美容液に比
べて顕著な小皺の改善効果および肌質の改善効果を示し
た。以上の結果は、本発明の有効成分を配合した美容液
の外用により、皮膚細胞のヒアルロン酸合成が促進さ
れ、皮膚の老化症状が著しく改善されたことを示してい
る。なお、上記美容液の3ケ月の使用中および使用後に
おいて皮膚の状態に発赤等の異常は認められなかった。
方、成分8〜13を70℃で加熱溶解し、前記油脂溶液
(成分1〜7)を添加し、乳化させた後、冷却しながら、
途中で成分14を加えて室温まで冷却し、表11に示す
乳液を調製した。
施例4と同様にして調べたところ、実施例4とほぼ同様
の小皺の改善効果および肌質の改善効果を示した。な
お、上記乳液の3ケ月の使用中および使用後において皮
膚の状態に発赤等の異常は認められなかった。
活性を示すグラフである。
フラクションの放射活性を示すグラフである。
皮膚組織の構造を示す断面写真である。
場合における皮膚組織の構造を示す断面写真である。
Claims (1)
- 【請求項1】 海藻アナアオサ(Ulva pertu
sa)の抽出物を有効成分として含有することを特徴と
する生体ヒアルロン酸合成促進剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25915892A JP3172753B2 (ja) | 1991-09-10 | 1992-09-01 | 生体ヒアルロン酸合成促進剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25856891 | 1991-09-10 | ||
| JP3-258568 | 1991-09-10 | ||
| JP25915892A JP3172753B2 (ja) | 1991-09-10 | 1992-09-01 | 生体ヒアルロン酸合成促進剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069422A true JPH069422A (ja) | 1994-01-18 |
| JP3172753B2 JP3172753B2 (ja) | 2001-06-04 |
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ID=26543730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25915892A Expired - Fee Related JP3172753B2 (ja) | 1991-09-10 | 1992-09-01 | 生体ヒアルロン酸合成促進剤 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3172753B2 (ja) |
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