JPH031254B2 - - Google Patents
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- JPH031254B2 JPH031254B2 JP4667285A JP4667285A JPH031254B2 JP H031254 B2 JPH031254 B2 JP H031254B2 JP 4667285 A JP4667285 A JP 4667285A JP 4667285 A JP4667285 A JP 4667285A JP H031254 B2 JPH031254 B2 JP H031254B2
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Landscapes
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、生コンプラントで運搬車やプラント
ミキサ等を洗つたときに発生する生コンクリート
の洗い残渣の再生方法及びその装置に関するもの
である。 [従来の技術] この種の生コンクリートの洗い残渣には、砂
利、砂及びスラツジが含まれる。従来、生コンク
リートの洗い水は数%のスラツジを含み、回収し
てコンクリート練り混ぜ水として使用することが
知られている(例えば、岡田清外「コンクリート
工学ハンドブツク」(1981、11、20)、朝倉書店、
p128)。しかしこの生コンクリートの洗い残渣は
一部が新規の生コンクリートに混ぜて使用される
もののその大部分は投棄しているのが現状であ
る。これは一般に、セメントが水と作用して、セ
メント粒子の周囲にできるセメント水和物は、時
間の経過とともに、それ自体硬化して不透水性の
ものとなるため、このセメント水和物を新規の生
コンクリートに混ぜて使用しても、硬化したコン
クリートの強度から考察すると、水/セメント比
を変えたことにならず、砂利や砂等の骨材を混ぜ
たと同様の効果しか得られないからである。 [発明が解決しようとする問題点] このため、現在生コンクリートの洗い残渣の用
途は殆どなく、投棄する場所の選定を誤ると、産
業廃棄物として公害を引き起こす可能性があつ
た。 本発明の目的は、生コンクリートの洗い残渣の
中に含まれるスラツジを微粉砕してスラツジ中の
残存セメント未水和物を有効に利用し、公害問題
を引き起こさず、かつ新規のセメント使用量を削
減でき、省資源に寄与する生コンクリートの洗い
残渣の再生方法及びその装置を提供することにあ
る。 [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明の構成を第1
図及び実施例に対応する第2図に基づいて説明す
る。 本発明の生コンクリートの洗い残渣の再生方法
は、第1図に示すように、生コンクリートの洗い
残渣Aを湿式分級して砂利及び砂を除去したスラ
ツジ水を取り出す分級工程1と、このスラツジ水
を濃縮する濃縮工程2と、濃縮したスラツジ水を
圧搾により脱水してスラツジケーキを取る脱水工
程3と、このスラツジケーキを乾燥する乾燥工程
4と、乾燥したスラツジケーキを振動ボール・ミ
ルで振動微粉砕してセメント未水和物が表面に出
現したセメント成分を含むスラツジ微粉DHを得
る微粉砕工程5とを含むことを特徴とする。 また本発明の生コンクリートの洗い残渣の再生
装置は、第2図に示すように、生コンクリートの
洗い残渣を湿式分級して砂利及び砂を除去したス
ラツジ水を取り出す分級機10と、このスラツジ
水に含まれたスラツジを強制沈降させるシツクナ
20と、この沈降により得たスラツジ濃度の高い
スラツジ水を圧搾する脱水機30と、脱水したス
ラツジケーキを乾燥する乾燥機40と、乾燥した
スラツジケーキを振動微粉砕してセメント未水和
物が表面に出現したセメント成分を含むスラツジ
微粉を得る振動ボール・ミル50とを備えたこと
を特徴とする。 [作用] 本発明は、セメントが水と作用すると、第3図
に示すようにセメント粒子が、その周囲にできる
セメント水和物と、このセメント水和物で被包
されたセメント未水和物とになる公知の現象
(特公昭44−14833)に着目したもので、生コンク
リートの洗い残渣の中に含まれるこのセメント水
和物とセメント未水和物とからなるスラツジ
を他の砂利や砂から湿式分級して取り出し、こ
のスラツジを乾燥した後、振動ボール・ミルで
振動微粉砕して、第4図に示すようにセメント未
水和物が表面に出現したスラツジ微粉DHを得
るものであり、このスラツジ微粉DHから新規な
セメントに近い機能を得て生コンクリートの洗い
残渣を再生させるものである。 なお、第1図の破線で示すように、スラツジケ
ーキを微粉砕した後で、乾式分級すれば、セメン
ト水和物の方がセメント未水和物より比重が小さ
いため両者を選別することができ、セメント未水
和物を多く含んだ、より一層新規なセメントに近
似したスラツジ微粉DHを得ることができる。 [発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、生コンク
リートの洗い残渣のうちのスラツジを振動ボー
ル・ミルにより乾式で振動微粉砕することによ
り、セメント水和物で囲まれたセメント未水和物
をスラツジ微粉の表面に出現させることができ
る。これにより、従来、利用方法が殆どなく、投
棄するより仕方がなかつた生コンクリートの洗い
残渣からセメント未水和分を取り出すことができ
るため、産業廃棄物にする必要はなくなり、公害
問題が解消されるとともに、セメント資源を効率
良く利用することができる。 特に、振動ボール・ミルにより通常のセメント
より細かいセメント粒子が得られるため、本発明
のスラツジ微粉を用いたモルタル又はコンクリー
トは、従来のものと比べてプラスチシチ(粘り
気)において優れ、材料の分離に抵抗する性質が
高く、施工上の利点もある。 [実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づいて工程順
に詳しく説明する。 <スラツジ水の分級> 生コンクリート運搬車又は生コンクリートミキ
サ車12を洗つたときに発生する生コンクリート
の洗い水14をスパイラルクラシフアイヤの分級
機10に供給して、粒度に応じて砂利G、砂Sと
スラツジ水Hに湿式分級する。砂利G、砂Sはタ
ンク16内に貯蔵する。スラツジ水Hは、水を分
散媒とし、また第3図に示すようにセメント未水
和物がセメント水和物により被包されたスラ
ツジを分散相とする懸濁液になつている。 <スラツジ水の濃縮> 分級したスラツジ水Hを回収槽21に回収し、
回収槽21の底部に設けたポンプ22により、サ
イクロン23を介してスラツジ水槽24に送る。
サイクロン23で残存する砂利G、砂Sを分離し
て前記分級機10に戻す。スラツジ水槽24で撹
拌機24aを低速度で撹拌してスラツジ水Hの硬
化を防ぎながらスラツジ水槽24の底部のスラツ
ジ水Hをポンプ25によりシツクナ20に送る。
24bは液面スイツチで、スラツジ水槽24が所
定の水位になると、オン状態となりポンプ25を
回転駆動させる。 シツクナ20では撹拌機20aによりスラツジ
分を強制沈降させ、そのスラツジ濃度の低い上澄
み水を管路27により前記スラツジ水槽24に返
送する一方、スラツジ濃度が10〜20%程度のスラ
ツジ水Hを次の脱水機30に送る。脱水機30に
送るスラツジ濃度は10%未満では次の脱水工程の
作業効率が悪化し、20%以上ではシツクナ20で
の滞留時間が長引くので好ましくない。この例で
はスラツジ濃度は15%である。 <スラツジ水の脱水> シツクナ20により濃縮されたスラツジ水を所
定量ずつ採取して脱水機30に供給し、低速度で
圧搾して脱水する。この例では脱水機30は、
室数が2室で、過面積が2.48m2、室容積が50
のフイルタプレスを使用し、打込み圧力4Kg
f/cm2でスラツジ水50を1回の処理量として
室内に打込む。1サイクルにつき約20分かけてフ
イルタから水分を圧搾して脱水すると、含水率30
〜40%のスラツジケーキSCが得られる。 <スラツジケーキの乾燥> このスラツジケーキSCを含水率10%になる程
度まで自然乾燥した後、乾燥機40により一定温
度で長時間強制乾燥する。ここで乾燥効率を高め
るため、スラツジケーキSCは乾燥前で粗粉砕す
ることが好ましい。この例では、スラツジケーキ
SCをスラツジケーキ貯蔵場にて自然乾燥した後、
連続的にホツパ41に投入し、コンベア42を介
してクラツシヤ43に供給する。クラツシヤ43
で直径4cm程度のスラツジ塊Mに粗粉砕した後、
スラツジ塊Mをホツパ44→コンベア45→ホツ
パ46→コンベア47を介してロータリキルンの
乾燥機40に供給する。ここでスラツジ塊Mを高
温処理して絶乾状態になるように乾燥する。 <スラツジケーキの微粉砕> 乾燥したスラツジ塊Mを粗粉砕した後、振動ボ
ール・ミル50により振動微粉砕する。この例で
は乾燥したスラツジ塊Mを一旦タンク51に貯蔵
した後、コンベア52を介して連続的に振動ボー
ル・ミル50に供給し、振動微粉砕してスラツジ
微粉を得る。この振動ボール・ミル50は第1段
のミル50aと第2段のミル50bからなる。得
られたスラツジ微粉はスクリユウコンベア53及
びバケツトコンベア54によりプラント又はスラ
ツジ微粉タンク55に送られる。 このスラツジ微粉は第4図に示すようにセメン
ト水和物が剥離してセメント未水和物が表面
に出現したスラツジ微粉DHになる。このスラツ
ジ微粉DHを新規なセメントに加え、更に砂利や
砂等の骨材を加えて生コンクリートを作成すれ
ば、新規なセメント量を削減できる。 [試験例、比較例] 次に本発明の効果を確認するために、上記脱水
機30により脱水し、スラツジケーキ貯蔵場にて
自然乾燥したスラツジケーキSCを採取して、本
槌等を用いて直径4cm程度のスラツジ塊Mにした
後、このスラツジ塊Mを恒温乾燥器で100〜110℃
の温度で約30時間かけて絶乾状態になるように乾
燥し、振動ボール・ミルにより振動微粉砕した。
この振動ボール・ミルは最大加振力2000Kg、19.2
Hzのバイブロミルであつて、第1段のミルには直
径約23mm、長さ約580mm、目方約1.7Kgの円柱鋼棒
が計36Kg入つていて、第2段のミルには直径約12
mm、目方約6.9gの鋼球が計36Kg入つている。この
振動ボール・ミルに1時間当り30Kgのスラツジ塊
Mを連続的に供給し、スラツジ微粉を得た。 上記の方法により得られたスラツジ微粉DHを
セメントと共用してコンクリート強度試験を行つ
た。 最初に、スラツジ微粉DHを骨材と見なして、
スラツジ微粉DHを混ぜたコンクリートと、混ぜ
ないコンクリートと強度を比較した(試験例1〜
3、比較例1〜3)。これらの結果を表に示す。 試験例 1 ポルトランドセメントC192Kg、スラツジ微粉
DH57Kg、砂S781Kg、砂利G1046Kgを水W165Kg
と均一に混練し、水/セメント比(W/C比)86
%のコンクリートを調製した。このコンクリート
を所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたところ、
材齢7日で125Kgf/cm2、材齢28日で205Kgf/cm2
であつた。またJIS A 1101によりスランプ試験
をしたところスランプ値Slは8cmであつた。 比較例 1 試験例1と比較してスラツジ微粉DHを入れず
に、また砂Sだけ781Kgから848Kgに増し、他は試
験例1と同一材料を同量採取して、これらを均一
に混練し、試験例1と同一のW/C比のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で83
Kgf/cm2、材齢28日で151Kgf/cm2であつた。ま
たJIS A 1101によりスランプ試験をしたところ
スランプ値Slは8cmであつた。 本発明のスラツジ微粉DHを使用した試験例1
は比較例1より圧縮強度が材齢7日で1.51倍、材
齢28日で1.36倍になることが分つた。 試験例 2 ポルトランドセメントC267Kg、スラツジ微粉
DH80Kg、砂S784Kg、砂利G857Kgを水W203Kgと
均一に混練し、水/セメント比(W/C比)76%
のコンクリートを調製した。このコンクリートを
所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたところ、材
齢7日で187Kgf/cm2、材齢28日で284Kgf/cm2で
あつた。またJIS A 1101によりスランプ試験を
したところスランプ値Slは21cmであつた。 比較例 2 試験例2と比較してスラツジ微粉DHを入れず
に、また砂Sだけ784Kgから879Kgに増し、他は試
験例2と同一材料を同量採取して、これらを均一
に混練し、試験例2と同一のW/C比のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で
117Kgf/cm2、材齢28日で195Kgf/cm2であつた。
またJIS A 1101によりスランプ試験をしたとこ
ろスランプ値Slは21cmであつた。これにより、本
発明のスラツジ微粉DHを使用した試験例2は比
較例2より圧縮強度が材齢7日で1.60倍、材齢28
日で1.46倍になることが分つた。 試験例 3 ポルトランドセメントC250Kg、スラツジ微粉
DH75Kg、砂S648Kg、砂利G1114Kgを水W165Kg
と均一に混練し、水/セメント比(W/C比)66
%のコンクリートを調製した。このコンクリート
を所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたところ、
材齢7日で264Kgf/cm2、材齢28日で383Kgf/cm2
であつた。またJIS A 1101によりスランプ試験
をしたところスランプ値Slは8cmであつた。 比較例 3 試験例3と比較してスラツジ微粉DHを入れず
に、また砂Sだけ648Kgから735Kgに増し、他は試
験例3と同一材料を同量採取して、これらを均一
に混練し、試験例3と同一のW/C比のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で
167Kgf/cm2、材齢28日で259Kgf/cm2であつた。
またJIS A 1101によりスランプ試験をしたとこ
ろスランプ値Slは8cmであつた。これにより、本
発明のスラツジ微粉DHを使用した試験例3は比
較例3より圧縮強度が材齢7日で1.58倍、材齢28
日で1.48倍になることが分つた。 次に、スラツジ微粉DHを新規のセメントCと
見なして、スラツジ微粉DHを混ぜたコンクリー
トと、混ぜないコンクリートとの強度を比較した
(試験例4〜6、比較例4〜6)。これらの結果を
表に示す。 試験例 4 ポルトランドセメントC236Kg、スラツジ微粉
DH70Kg、砂S853Kg、砂利G824Kgを水W203Kgと
均一に混練し、水/セメント比(W/C+DH
比)66%のコンクリートを調製した。このコンク
リートを所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたと
ころ、材齢7日で142Kgf/cm2、材齢28日で226Kg
f/cm2であつた。またJIS A 1101によりスラン
プ試験をしたところスランプ値Slは21cmであつ
た。 比較例 4 試験例4と比較してスラツジ微粉DHの分量だ
けセメントCを増加してセメントCを308Kgにし、
また砂Sを853Kgから879Kgに増し、他は試験例4
と同一材料を同量採取して、これらを均一に混練
し、試験例4と同一のW/C比66%のコンクリー
トを調製した。このコンクリートを所定の型枠に
入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で170
Kgf/cm2、材齢28日で273Kgf/cm2であつた。ま
たJIS A 1101によりスランプ試験をしたところ
スランプ値Slは21cmであつた。 本発明のスラツジ微粉DHをセメントと見なし
た試験例4は比較例4より圧縮強度が材齢7日で
0.84倍、材齢28日で0.83倍になることが分つた。 試験例 5 ポルトランドセメントC217Kg、スラツジ微粉
DH65Kg、砂S717Kg、砂利G1083Kgを水W165Kg
と均一に混練し、水/セメント比(W/C+DH
比)58.5%のコンクリートを調製した。このコン
クリートを所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べた
ところ、材齢7日で199Kgf/cm2、材齢28日で300
Kgf/cm2であつた。またJIS A 1101によりスラ
ンプ試験をしたところスランプ値Slは8cmであつ
た。 比較例 5 試験例5と比較してスラツジ微粉DHの分量だ
けセメントCを増加してセメントCを282Kgにし、
また砂Sを717Kgから740Kgに増し、他は試験例5
と同一材料を同量採取して、これらを均一に混練
し、試験例5と同一のW/C比58.5%のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で
238Kgf/cm2、材齢28日で350Kgf/cm2であつた。
またJIS A 1101によりスランプ試験をしたとこ
ろスランプ値Slは8cmであつた。 本発明のスラツジ微粉DHをセメントと見なし
た試験例5は比較例5より圧縮強度が材齢7日で
0.84倍、材齢28日で0.86倍になることが分つた。 試験例 6 ポルトランドセメントC308Kg、スラツジ微粉
DH92Kg、砂S714Kg、砂利G881Kgを水W203Kgと
均一に混練し、水/セメント比(W/C+DH
比)50.8%のコンクリートを調製した。このコン
クリートを所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べた
ところ、材齢7日で251Kgf/cm2、材齢28日で364
Kgf/cm2であつた。またJIS A 1101によりスラ
ンプ試験をしたところスランプ値Slは21cmであつ
た。 比較例 6 試験例6と比較してスラツジ微粉DHの分量だ
けセメントCを増加してセメントCを400Kgにし、
また砂Sを714Kgから745Kgに増し、他は試験例6
と同一材料を同量採取して、これらを均一に混練
し、試験例6と同一のW/C比50.8%のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で
301Kgf/cm2、材齢28日で437Kgf/cm2であつた。
またJIS A 1101によりスランプ試験をしたとこ
ろスランプ値Slは21cmであつた。 本発明のスラツジ微粉DHをセメントと見なし
た試験例6は比較例6より圧縮強度が材齢7日で
0.83倍、材齢28日で0.83倍になることが分つた。 なお、試験例1〜6を通じて、いずれの場合に
も生コンクリートとしてスラツジ微粉DHを使わ
ない比較例1〜6と比べてプラスチシチ(粘り
気)において優れ、材料の分離に抵抗する性質が
高いことが観察され、施工上の利点が見出され
た。
ミキサ等を洗つたときに発生する生コンクリート
の洗い残渣の再生方法及びその装置に関するもの
である。 [従来の技術] この種の生コンクリートの洗い残渣には、砂
利、砂及びスラツジが含まれる。従来、生コンク
リートの洗い水は数%のスラツジを含み、回収し
てコンクリート練り混ぜ水として使用することが
知られている(例えば、岡田清外「コンクリート
工学ハンドブツク」(1981、11、20)、朝倉書店、
p128)。しかしこの生コンクリートの洗い残渣は
一部が新規の生コンクリートに混ぜて使用される
もののその大部分は投棄しているのが現状であ
る。これは一般に、セメントが水と作用して、セ
メント粒子の周囲にできるセメント水和物は、時
間の経過とともに、それ自体硬化して不透水性の
ものとなるため、このセメント水和物を新規の生
コンクリートに混ぜて使用しても、硬化したコン
クリートの強度から考察すると、水/セメント比
を変えたことにならず、砂利や砂等の骨材を混ぜ
たと同様の効果しか得られないからである。 [発明が解決しようとする問題点] このため、現在生コンクリートの洗い残渣の用
途は殆どなく、投棄する場所の選定を誤ると、産
業廃棄物として公害を引き起こす可能性があつ
た。 本発明の目的は、生コンクリートの洗い残渣の
中に含まれるスラツジを微粉砕してスラツジ中の
残存セメント未水和物を有効に利用し、公害問題
を引き起こさず、かつ新規のセメント使用量を削
減でき、省資源に寄与する生コンクリートの洗い
残渣の再生方法及びその装置を提供することにあ
る。 [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明の構成を第1
図及び実施例に対応する第2図に基づいて説明す
る。 本発明の生コンクリートの洗い残渣の再生方法
は、第1図に示すように、生コンクリートの洗い
残渣Aを湿式分級して砂利及び砂を除去したスラ
ツジ水を取り出す分級工程1と、このスラツジ水
を濃縮する濃縮工程2と、濃縮したスラツジ水を
圧搾により脱水してスラツジケーキを取る脱水工
程3と、このスラツジケーキを乾燥する乾燥工程
4と、乾燥したスラツジケーキを振動ボール・ミ
ルで振動微粉砕してセメント未水和物が表面に出
現したセメント成分を含むスラツジ微粉DHを得
る微粉砕工程5とを含むことを特徴とする。 また本発明の生コンクリートの洗い残渣の再生
装置は、第2図に示すように、生コンクリートの
洗い残渣を湿式分級して砂利及び砂を除去したス
ラツジ水を取り出す分級機10と、このスラツジ
水に含まれたスラツジを強制沈降させるシツクナ
20と、この沈降により得たスラツジ濃度の高い
スラツジ水を圧搾する脱水機30と、脱水したス
ラツジケーキを乾燥する乾燥機40と、乾燥した
スラツジケーキを振動微粉砕してセメント未水和
物が表面に出現したセメント成分を含むスラツジ
微粉を得る振動ボール・ミル50とを備えたこと
を特徴とする。 [作用] 本発明は、セメントが水と作用すると、第3図
に示すようにセメント粒子が、その周囲にできる
セメント水和物と、このセメント水和物で被包
されたセメント未水和物とになる公知の現象
(特公昭44−14833)に着目したもので、生コンク
リートの洗い残渣の中に含まれるこのセメント水
和物とセメント未水和物とからなるスラツジ
を他の砂利や砂から湿式分級して取り出し、こ
のスラツジを乾燥した後、振動ボール・ミルで
振動微粉砕して、第4図に示すようにセメント未
水和物が表面に出現したスラツジ微粉DHを得
るものであり、このスラツジ微粉DHから新規な
セメントに近い機能を得て生コンクリートの洗い
残渣を再生させるものである。 なお、第1図の破線で示すように、スラツジケ
ーキを微粉砕した後で、乾式分級すれば、セメン
ト水和物の方がセメント未水和物より比重が小さ
いため両者を選別することができ、セメント未水
和物を多く含んだ、より一層新規なセメントに近
似したスラツジ微粉DHを得ることができる。 [発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、生コンク
リートの洗い残渣のうちのスラツジを振動ボー
ル・ミルにより乾式で振動微粉砕することによ
り、セメント水和物で囲まれたセメント未水和物
をスラツジ微粉の表面に出現させることができ
る。これにより、従来、利用方法が殆どなく、投
棄するより仕方がなかつた生コンクリートの洗い
残渣からセメント未水和分を取り出すことができ
るため、産業廃棄物にする必要はなくなり、公害
問題が解消されるとともに、セメント資源を効率
良く利用することができる。 特に、振動ボール・ミルにより通常のセメント
より細かいセメント粒子が得られるため、本発明
のスラツジ微粉を用いたモルタル又はコンクリー
トは、従来のものと比べてプラスチシチ(粘り
気)において優れ、材料の分離に抵抗する性質が
高く、施工上の利点もある。 [実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づいて工程順
に詳しく説明する。 <スラツジ水の分級> 生コンクリート運搬車又は生コンクリートミキ
サ車12を洗つたときに発生する生コンクリート
の洗い水14をスパイラルクラシフアイヤの分級
機10に供給して、粒度に応じて砂利G、砂Sと
スラツジ水Hに湿式分級する。砂利G、砂Sはタ
ンク16内に貯蔵する。スラツジ水Hは、水を分
散媒とし、また第3図に示すようにセメント未水
和物がセメント水和物により被包されたスラ
ツジを分散相とする懸濁液になつている。 <スラツジ水の濃縮> 分級したスラツジ水Hを回収槽21に回収し、
回収槽21の底部に設けたポンプ22により、サ
イクロン23を介してスラツジ水槽24に送る。
サイクロン23で残存する砂利G、砂Sを分離し
て前記分級機10に戻す。スラツジ水槽24で撹
拌機24aを低速度で撹拌してスラツジ水Hの硬
化を防ぎながらスラツジ水槽24の底部のスラツ
ジ水Hをポンプ25によりシツクナ20に送る。
24bは液面スイツチで、スラツジ水槽24が所
定の水位になると、オン状態となりポンプ25を
回転駆動させる。 シツクナ20では撹拌機20aによりスラツジ
分を強制沈降させ、そのスラツジ濃度の低い上澄
み水を管路27により前記スラツジ水槽24に返
送する一方、スラツジ濃度が10〜20%程度のスラ
ツジ水Hを次の脱水機30に送る。脱水機30に
送るスラツジ濃度は10%未満では次の脱水工程の
作業効率が悪化し、20%以上ではシツクナ20で
の滞留時間が長引くので好ましくない。この例で
はスラツジ濃度は15%である。 <スラツジ水の脱水> シツクナ20により濃縮されたスラツジ水を所
定量ずつ採取して脱水機30に供給し、低速度で
圧搾して脱水する。この例では脱水機30は、
室数が2室で、過面積が2.48m2、室容積が50
のフイルタプレスを使用し、打込み圧力4Kg
f/cm2でスラツジ水50を1回の処理量として
室内に打込む。1サイクルにつき約20分かけてフ
イルタから水分を圧搾して脱水すると、含水率30
〜40%のスラツジケーキSCが得られる。 <スラツジケーキの乾燥> このスラツジケーキSCを含水率10%になる程
度まで自然乾燥した後、乾燥機40により一定温
度で長時間強制乾燥する。ここで乾燥効率を高め
るため、スラツジケーキSCは乾燥前で粗粉砕す
ることが好ましい。この例では、スラツジケーキ
SCをスラツジケーキ貯蔵場にて自然乾燥した後、
連続的にホツパ41に投入し、コンベア42を介
してクラツシヤ43に供給する。クラツシヤ43
で直径4cm程度のスラツジ塊Mに粗粉砕した後、
スラツジ塊Mをホツパ44→コンベア45→ホツ
パ46→コンベア47を介してロータリキルンの
乾燥機40に供給する。ここでスラツジ塊Mを高
温処理して絶乾状態になるように乾燥する。 <スラツジケーキの微粉砕> 乾燥したスラツジ塊Mを粗粉砕した後、振動ボ
ール・ミル50により振動微粉砕する。この例で
は乾燥したスラツジ塊Mを一旦タンク51に貯蔵
した後、コンベア52を介して連続的に振動ボー
ル・ミル50に供給し、振動微粉砕してスラツジ
微粉を得る。この振動ボール・ミル50は第1段
のミル50aと第2段のミル50bからなる。得
られたスラツジ微粉はスクリユウコンベア53及
びバケツトコンベア54によりプラント又はスラ
ツジ微粉タンク55に送られる。 このスラツジ微粉は第4図に示すようにセメン
ト水和物が剥離してセメント未水和物が表面
に出現したスラツジ微粉DHになる。このスラツ
ジ微粉DHを新規なセメントに加え、更に砂利や
砂等の骨材を加えて生コンクリートを作成すれ
ば、新規なセメント量を削減できる。 [試験例、比較例] 次に本発明の効果を確認するために、上記脱水
機30により脱水し、スラツジケーキ貯蔵場にて
自然乾燥したスラツジケーキSCを採取して、本
槌等を用いて直径4cm程度のスラツジ塊Mにした
後、このスラツジ塊Mを恒温乾燥器で100〜110℃
の温度で約30時間かけて絶乾状態になるように乾
燥し、振動ボール・ミルにより振動微粉砕した。
この振動ボール・ミルは最大加振力2000Kg、19.2
Hzのバイブロミルであつて、第1段のミルには直
径約23mm、長さ約580mm、目方約1.7Kgの円柱鋼棒
が計36Kg入つていて、第2段のミルには直径約12
mm、目方約6.9gの鋼球が計36Kg入つている。この
振動ボール・ミルに1時間当り30Kgのスラツジ塊
Mを連続的に供給し、スラツジ微粉を得た。 上記の方法により得られたスラツジ微粉DHを
セメントと共用してコンクリート強度試験を行つ
た。 最初に、スラツジ微粉DHを骨材と見なして、
スラツジ微粉DHを混ぜたコンクリートと、混ぜ
ないコンクリートと強度を比較した(試験例1〜
3、比較例1〜3)。これらの結果を表に示す。 試験例 1 ポルトランドセメントC192Kg、スラツジ微粉
DH57Kg、砂S781Kg、砂利G1046Kgを水W165Kg
と均一に混練し、水/セメント比(W/C比)86
%のコンクリートを調製した。このコンクリート
を所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたところ、
材齢7日で125Kgf/cm2、材齢28日で205Kgf/cm2
であつた。またJIS A 1101によりスランプ試験
をしたところスランプ値Slは8cmであつた。 比較例 1 試験例1と比較してスラツジ微粉DHを入れず
に、また砂Sだけ781Kgから848Kgに増し、他は試
験例1と同一材料を同量採取して、これらを均一
に混練し、試験例1と同一のW/C比のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で83
Kgf/cm2、材齢28日で151Kgf/cm2であつた。ま
たJIS A 1101によりスランプ試験をしたところ
スランプ値Slは8cmであつた。 本発明のスラツジ微粉DHを使用した試験例1
は比較例1より圧縮強度が材齢7日で1.51倍、材
齢28日で1.36倍になることが分つた。 試験例 2 ポルトランドセメントC267Kg、スラツジ微粉
DH80Kg、砂S784Kg、砂利G857Kgを水W203Kgと
均一に混練し、水/セメント比(W/C比)76%
のコンクリートを調製した。このコンクリートを
所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたところ、材
齢7日で187Kgf/cm2、材齢28日で284Kgf/cm2で
あつた。またJIS A 1101によりスランプ試験を
したところスランプ値Slは21cmであつた。 比較例 2 試験例2と比較してスラツジ微粉DHを入れず
に、また砂Sだけ784Kgから879Kgに増し、他は試
験例2と同一材料を同量採取して、これらを均一
に混練し、試験例2と同一のW/C比のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で
117Kgf/cm2、材齢28日で195Kgf/cm2であつた。
またJIS A 1101によりスランプ試験をしたとこ
ろスランプ値Slは21cmであつた。これにより、本
発明のスラツジ微粉DHを使用した試験例2は比
較例2より圧縮強度が材齢7日で1.60倍、材齢28
日で1.46倍になることが分つた。 試験例 3 ポルトランドセメントC250Kg、スラツジ微粉
DH75Kg、砂S648Kg、砂利G1114Kgを水W165Kg
と均一に混練し、水/セメント比(W/C比)66
%のコンクリートを調製した。このコンクリート
を所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたところ、
材齢7日で264Kgf/cm2、材齢28日で383Kgf/cm2
であつた。またJIS A 1101によりスランプ試験
をしたところスランプ値Slは8cmであつた。 比較例 3 試験例3と比較してスラツジ微粉DHを入れず
に、また砂Sだけ648Kgから735Kgに増し、他は試
験例3と同一材料を同量採取して、これらを均一
に混練し、試験例3と同一のW/C比のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で
167Kgf/cm2、材齢28日で259Kgf/cm2であつた。
またJIS A 1101によりスランプ試験をしたとこ
ろスランプ値Slは8cmであつた。これにより、本
発明のスラツジ微粉DHを使用した試験例3は比
較例3より圧縮強度が材齢7日で1.58倍、材齢28
日で1.48倍になることが分つた。 次に、スラツジ微粉DHを新規のセメントCと
見なして、スラツジ微粉DHを混ぜたコンクリー
トと、混ぜないコンクリートとの強度を比較した
(試験例4〜6、比較例4〜6)。これらの結果を
表に示す。 試験例 4 ポルトランドセメントC236Kg、スラツジ微粉
DH70Kg、砂S853Kg、砂利G824Kgを水W203Kgと
均一に混練し、水/セメント比(W/C+DH
比)66%のコンクリートを調製した。このコンク
リートを所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べたと
ころ、材齢7日で142Kgf/cm2、材齢28日で226Kg
f/cm2であつた。またJIS A 1101によりスラン
プ試験をしたところスランプ値Slは21cmであつ
た。 比較例 4 試験例4と比較してスラツジ微粉DHの分量だ
けセメントCを増加してセメントCを308Kgにし、
また砂Sを853Kgから879Kgに増し、他は試験例4
と同一材料を同量採取して、これらを均一に混練
し、試験例4と同一のW/C比66%のコンクリー
トを調製した。このコンクリートを所定の型枠に
入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で170
Kgf/cm2、材齢28日で273Kgf/cm2であつた。ま
たJIS A 1101によりスランプ試験をしたところ
スランプ値Slは21cmであつた。 本発明のスラツジ微粉DHをセメントと見なし
た試験例4は比較例4より圧縮強度が材齢7日で
0.84倍、材齢28日で0.83倍になることが分つた。 試験例 5 ポルトランドセメントC217Kg、スラツジ微粉
DH65Kg、砂S717Kg、砂利G1083Kgを水W165Kg
と均一に混練し、水/セメント比(W/C+DH
比)58.5%のコンクリートを調製した。このコン
クリートを所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べた
ところ、材齢7日で199Kgf/cm2、材齢28日で300
Kgf/cm2であつた。またJIS A 1101によりスラ
ンプ試験をしたところスランプ値Slは8cmであつ
た。 比較例 5 試験例5と比較してスラツジ微粉DHの分量だ
けセメントCを増加してセメントCを282Kgにし、
また砂Sを717Kgから740Kgに増し、他は試験例5
と同一材料を同量採取して、これらを均一に混練
し、試験例5と同一のW/C比58.5%のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で
238Kgf/cm2、材齢28日で350Kgf/cm2であつた。
またJIS A 1101によりスランプ試験をしたとこ
ろスランプ値Slは8cmであつた。 本発明のスラツジ微粉DHをセメントと見なし
た試験例5は比較例5より圧縮強度が材齢7日で
0.84倍、材齢28日で0.86倍になることが分つた。 試験例 6 ポルトランドセメントC308Kg、スラツジ微粉
DH92Kg、砂S714Kg、砂利G881Kgを水W203Kgと
均一に混練し、水/セメント比(W/C+DH
比)50.8%のコンクリートを調製した。このコン
クリートを所定の型枠に入れ、圧縮強度を調べた
ところ、材齢7日で251Kgf/cm2、材齢28日で364
Kgf/cm2であつた。またJIS A 1101によりスラ
ンプ試験をしたところスランプ値Slは21cmであつ
た。 比較例 6 試験例6と比較してスラツジ微粉DHの分量だ
けセメントCを増加してセメントCを400Kgにし、
また砂Sを714Kgから745Kgに増し、他は試験例6
と同一材料を同量採取して、これらを均一に混練
し、試験例6と同一のW/C比50.8%のコンクリ
ートを調製した。このコンクリートを所定の型枠
に入れ、圧縮強度を調べたところ、材齢7日で
301Kgf/cm2、材齢28日で437Kgf/cm2であつた。
またJIS A 1101によりスランプ試験をしたとこ
ろスランプ値Slは21cmであつた。 本発明のスラツジ微粉DHをセメントと見なし
た試験例6は比較例6より圧縮強度が材齢7日で
0.83倍、材齢28日で0.83倍になることが分つた。 なお、試験例1〜6を通じて、いずれの場合に
も生コンクリートとしてスラツジ微粉DHを使わ
ない比較例1〜6と比べてプラスチシチ(粘り
気)において優れ、材料の分離に抵抗する性質が
高いことが観察され、施工上の利点が見出され
た。
【表】
第1図は本発明の再生方法を説明するためのブ
ロツク図。第2図は本発明一実施例の再生装置の
構成図。第3図はセメントモルタル又はコンクリ
ート中のセメント粒子の切断面図。第4図は第3
図のセメント粒子を本発明の再生方法により再生
したときの切断面図。 10:分級機、20:シツクナ、30:脱水
機、40:乾燥機、50:振動ボール・ミル。
ロツク図。第2図は本発明一実施例の再生装置の
構成図。第3図はセメントモルタル又はコンクリ
ート中のセメント粒子の切断面図。第4図は第3
図のセメント粒子を本発明の再生方法により再生
したときの切断面図。 10:分級機、20:シツクナ、30:脱水
機、40:乾燥機、50:振動ボール・ミル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 生コンクリートの洗い残渣を湿式分級して砂
利及び砂を除去したスラツジ水を取り出す分級工
程と、 このスラツジ水を濃縮する濃縮工程と、 濃縮したスラツジ水を圧搾により脱水してスラ
ツジケーキを得る脱水工程と、 このスラツジケーキを乾燥する乾燥工程と、 乾燥したスラツジケーキを振動ボール・ミルで
振動微粉砕してセメント未水和物が表面に出現し
たセメント成分を含むスラツジ微粉を得る微粉砕
工程と を含むことを特徴とする生コンクリートの洗い残
渣の再生方法。 2 生コンクリートの洗い残渣を湿式分級して砂
利及び砂を除去したスラツジ水を取り出す分級機
と、 このスラツジ水に含まれるスラツジを強制沈降
させるシツクナと、 この沈降により得たスラツジ濃度の高いスラツ
ジ水を圧搾する脱水機と、 脱水したスラツジケーキを乾燥する乾燥機と、 乾燥したスラツジケーキを振動微粉砕してセメ
ント未水和物が表面に出現したセメント成分を含
むスラツジ微粉を得る振動ボール・ミルと を備えたことを特徴とする生コンクリートの洗い
残渣の再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4667285A JPS61209059A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 生コンクリ−トの洗い残渣の再生方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4667285A JPS61209059A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 生コンクリ−トの洗い残渣の再生方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61209059A JPS61209059A (ja) | 1986-09-17 |
| JPH031254B2 true JPH031254B2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=12753852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4667285A Granted JPS61209059A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 生コンクリ−トの洗い残渣の再生方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61209059A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0688815B2 (ja) * | 1990-04-12 | 1994-11-09 | 鐵雄 臼井 | 生コンクリートの処理方法および装置 |
| JP2013220973A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Nippo Corp | セメント組成物 |
| JP6084432B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2017-02-22 | 三和石産株式会社 | 水硬化性硬化体 |
| CN106378252A (zh) * | 2016-09-29 | 2017-02-08 | 中国地质科学院矿产综合利用研究所 | 一种原生钪矿的选矿富集方法 |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP4667285A patent/JPS61209059A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61209059A (ja) | 1986-09-17 |
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