JPH0312932B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312932B2 JPH0312932B2 JP57026081A JP2608182A JPH0312932B2 JP H0312932 B2 JPH0312932 B2 JP H0312932B2 JP 57026081 A JP57026081 A JP 57026081A JP 2608182 A JP2608182 A JP 2608182A JP H0312932 B2 JPH0312932 B2 JP H0312932B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- fatty acid
- polyoxyethylene
- acid ester
- soluble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/40—Mixing liquids with liquids; Emulsifying
- B01F23/41—Emulsifying
- B01F23/414—Emulsifying characterised by the internal structure of the emulsion
- B01F23/4144—Multiple emulsions, in particular double emulsions, e.g. water in oil in water; Three-phase emulsions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/40—Mixing liquids with liquids; Emulsifying
- B01F23/41—Emulsifying
- B01F23/4105—Methods of emulsifying
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Colloid Chemistry (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は、例えば医薬品として使用することが
できるW/O/W複合エマルジヨンに関するもの
で、さらに詳しくは油相に磁性流体を使用し、最
内水相に水溶性の抗ガン剤などを溶解させて磁場
により局部に抗ガン剤を誘導することができる
W/O/W複合エマルジヨンに関する。 <従来の技術> 現在、製造及び販売されている抗ガン剤は、そ
の大部分が水溶性の物質である。 しかし、上記した水溶性抗ガン剤を人体に使用
した場合、反応スピード及びリークが大きく、ガ
ン細胞のみならず正常な細胞をも著しく破壊し、
生命に危険を及ぼす危険がある。 従つて、抗ガン剤を体内(血管)投与する目的
で、磁性流体に抗ガン剤を含有させ、磁場により
局部に抗ガン剤を誘導する技術が開発された(特
開昭56−9000号公報及び特願昭55−185101号(特
開昭57−109714号公報参照))。 前記したように、抗ガン剤の大部分は水溶性で
あり、一方、キヤリアとして使用する磁性流体は
油溶性であるので、抗ガン剤を磁性流体内に含有
させ、体内に投与するためには、(1)油溶性である
磁性流体中に抗ガン剤を含有させ(この場合抗ガ
ン剤は微細粉末として磁性流体中に分散させる)、
O/Wエマルジヨンとして体内に投与させること
ができるようにする方法、或いは、(2)抗ガン剤の
水溶性を磁性流体で包みW/Oエマルジヨンと
し、さらに体内に投与させることができるように
W/O/W複合エマルジヨンとする方法等があ
る。 <発明が解決しようとする課題> 上記した(2)のW/O/W複合エマルジヨンによ
る方法は、水相の間に人体に毒性のない油成分を
ベースに用いた油相を介在させることができるの
で、理想的な投与方法であるが、実際には人体に
毒性のない油成分をベースに用いたW/O/Wエ
マルジヨンは不安定で、マイクロカプセル化しな
い。 <課題を解決するための手段> 本発明は上記に鑑み提案されたもので、ベース
油が植物油、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、
動物油、フルオロカーボンを一種以上よりなる磁
性流体にH.L.B.2〜10の油溶性乳化剤1〜20%、
及び油溶性安定剤0.1〜10%を溶解させた油成分
と水よりなるW/Oエマルジヨンを更に水溶性乳
化剤0.1〜1.0%を含有する水に乳化させてなる
W/O/W複合エマルジヨンに関するものであ
る。 従つて、本発明のW/O/W複合エマルジヨン
は、例えば最内水相に水溶性抗ガン剤を溶解し、
磁場により患部以外に抗ガン剤を流出することな
く誘導させることができるものである。 上記した本発明に使用する磁性流体の製造法に
ついては特公昭53−17118号公報、特公昭54−
40069号公報等に詳しく述べられているが、抗ガ
ン剤等を含有させる場合は人体に対する毒性を考
慮する必要があり、磁性粒子に吸着させる物質と
してはオレイン酸、リノール酸、ステアリン酸な
どの高級脂肪酸を使用することができ、ベース液
としては通常綿実油、ナタネ油、オリーブ油、サ
フラワ油、大豆油などの植物油、オレイン酸、リ
ノール酸等の高級脂肪酸、或いはオレイン酸のよ
うな高級脂肪酸のエステル化合物、スクワレン、
スクワラン等の動物油やフルオロカーボンのよう
な合成油を使用することができる。 また、本発明におけるW/O/Wエマルジヨン
の最内層の水相に溶解させることのできる抗ガン
剤としてはアルキル化剤、代謝拮抗剤、抗生物
質、ホルモン剤、アルカロイド剤等があり、その
具体例としてはナイトロジエンマスタード−N−
オキサイド、クロロアンプチル、トリエチレンメ
ラミン、ジブロモマンニトール、CCNU(1−3
−シクロヘキシル−1−ニトロソウレア)、6−
MP(6−メルカプトプリン)、6−TG(6−チオ
グアニン)、FT−207(N1−5−フルオロウラジ
ル))、シトシンアラピノサイド(1−β−D−ア
ラピノフラノシリシン)、5−FU(5−フルオロ
ウラジル)、アドレアマイシン、マトマイシン、
プレオマイシン等がある。 さらに、本発明においてマイクロカプセル化を
可能に且つ強化させるために、前記した磁性流体
に油溶性乳化剤及び油溶性安定剤を添加溶解して
油相とする。 上記した磁性流体に溶解する油溶性乳化剤とし
ては、W/Oエマルジヨンを形成させるような低
毒性の界面活性剤を使用することができ、H.L.
B.2.0〜10.0のものが良好で、H.L.B.が2.0以下の
場合、油溶性乳化剤としての作用が著しく低下
し、又H.L.B.が10.0以上になると油への溶解性が
落ち、良好とはいえない。このようなH.L.B.2.0
〜10.0の油溶性乳化剤の例としては、ニツコール
CO−3、CO−10(日本サーフアクタント(株)製)
のようなH.L.B.3.0、H.L.B.6.5のポリオキシエチ
レンヒマシ油誘導体、ニツコールHCO−40のよ
うなポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、或
いはニツコールMYA−2、MYS−2、MYO−
6のようなポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル等を挙げることができ、油相に対して1〜20%
の範囲で使用することが好ましく、1%以下であ
ると乳化力が弱く、W/Oエマルジヨンの安定性
に問題を生じ、20%以上の多量を添加すると後に
記載する水溶性乳化剤の使用に悪影響を与え、
O/Wエマルジヨンを不安定にさせる。 また、上記した油溶性乳化剤とともに磁性流体
に溶解する油溶性安定剤としては、例えばニツコ
ールGM−18Sのようなモノステアリン酸バチル、
ソルビツト、ミツロウ、ニツコールGBW−25の
ようなポリオキシエチレンソルビタンミツロウ誘
導体、セタノール、ステアリン酸、ステアリン酸
アルミニウム、オクチル酸アルミニウム、エチル
セルロース、ニツコールSS−12のようなソルビ
タン脂肪酸エステル、ニツコールMGS−F−75、
MGS−F−50のようなグリセリン脂肪酸エステ
ルなどが良好で、油相に対して0.1〜10%の範囲
で使用することが好ましく、0.1%以下では安定
剤としての作用に乏しく、10%以下添加すると油
相の粘度が上昇し、後のO/Wエマルジヨンを不
安定にさせる要因となる。 次に、上記した油溶性乳化剤及び油溶性安定剤
を溶解した磁性流体からなる油相と、水とらなる
W/Oエマルジヨンを作成する方法について説明
する。 まず、油相として、オレイン酸エチルベースの
15%磁性流体100gに油溶性乳化剤としてニツコ
ールCO−10 10%、及び油溶性安定剤としてセタ
ノール、ミツロウ、ステアリン酸等5%を添加
し、加熱撹拌して均一に溶解する。 次に、上記した溶液と同等量の水を、高速撹拌
しながら徐々に加えることにより、均一なW/O
エマルジヨンを作成することができる。 さらに、上記したW/Oエマルジヨンをマイク
ロカプセル化するために、A.L.Mホモジナイザ
ーO型(AUGUSTE&MOUTIS社PARIS.
FRANCE製)で10〜15分間リサイクルすると、
0.1〜1.0μの均一なW/Oエマルジヨンを得るこ
とができる。 なお、上記したA.L.MホモジナイザーO型は、
閉塞式乳化栓(オプチユレーター)を通過させて
循環しながら均質化させる形式のホモジナイザー
で、具体的には、乳化する基剤をタンクからシリ
ンダーに導入し、ポンプにより圧力を加え、シリ
ンダーに取付けた特殊な切込みを施したオプチユ
レーターを通す方式であり、オプチユレーターを
乳化物が通過する時にその複雑な切込み部分によ
り圧延と衝撃が与えられ、非常に大き拡散と均質
化が行われるものである。 そして、上記したような細かいオプチユレータ
ー(006、012)を使用することにより、平均粒径
0.6μのW/Oエマルジヨンを得ることができるの
である。 以上のようにして得られたW/Oエマルジヨン
を水中に均一に分散してW/O/W複合エマルジ
ヨンとするためには、適当な水溶性乳化剤を添加
する必要がある。 しかし、上記した水溶性乳化剤の添加により
W/Oエマルジヨンの分散が良すぎると、W/O
エマルジヨンが合一してしまい、分散が不充分で
あれば粒子が粗大化してしまう現象が生ずる。 本発明に使用する水溶性乳化剤は、上記した問
題を生じることがなく、安定したW/O/W複合
エマルジヨンを作成するものであり、ラウリル硫
酸ナトリウム等の塩、ラウロイルサルコシンナト
リウム等のN−アシルサルコシネート、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高
級脂肪酸エステル、ゼラチン、カゼイン等が有効
であるが、特にニツコールHCO−60のようなポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ニツコール
MYS−55のようなポリオキシエチレン高級脂肪
酸エステル、ニツコールTL−10のようなポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ゼラチ
ンが特に良好である。 また、上記した水溶性乳化剤の添加量は、水に
対して0.1〜1.0%の範囲が良好であり、添加量が
0.1%以下であると分散が不安定となり、1.0%以
上ではエマルジヨンの合一が起こり、複合エマル
ジヨンとはならない場合がある。 <実施例> 実施例1〜8、比較例1〜5 (A) 最内水相:表1に示す配合組成 (B) 油相:表2に示す配合組成 (C) 最外水相:表2に示す配合組成
できるW/O/W複合エマルジヨンに関するもの
で、さらに詳しくは油相に磁性流体を使用し、最
内水相に水溶性の抗ガン剤などを溶解させて磁場
により局部に抗ガン剤を誘導することができる
W/O/W複合エマルジヨンに関する。 <従来の技術> 現在、製造及び販売されている抗ガン剤は、そ
の大部分が水溶性の物質である。 しかし、上記した水溶性抗ガン剤を人体に使用
した場合、反応スピード及びリークが大きく、ガ
ン細胞のみならず正常な細胞をも著しく破壊し、
生命に危険を及ぼす危険がある。 従つて、抗ガン剤を体内(血管)投与する目的
で、磁性流体に抗ガン剤を含有させ、磁場により
局部に抗ガン剤を誘導する技術が開発された(特
開昭56−9000号公報及び特願昭55−185101号(特
開昭57−109714号公報参照))。 前記したように、抗ガン剤の大部分は水溶性で
あり、一方、キヤリアとして使用する磁性流体は
油溶性であるので、抗ガン剤を磁性流体内に含有
させ、体内に投与するためには、(1)油溶性である
磁性流体中に抗ガン剤を含有させ(この場合抗ガ
ン剤は微細粉末として磁性流体中に分散させる)、
O/Wエマルジヨンとして体内に投与させること
ができるようにする方法、或いは、(2)抗ガン剤の
水溶性を磁性流体で包みW/Oエマルジヨンと
し、さらに体内に投与させることができるように
W/O/W複合エマルジヨンとする方法等があ
る。 <発明が解決しようとする課題> 上記した(2)のW/O/W複合エマルジヨンによ
る方法は、水相の間に人体に毒性のない油成分を
ベースに用いた油相を介在させることができるの
で、理想的な投与方法であるが、実際には人体に
毒性のない油成分をベースに用いたW/O/Wエ
マルジヨンは不安定で、マイクロカプセル化しな
い。 <課題を解決するための手段> 本発明は上記に鑑み提案されたもので、ベース
油が植物油、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、
動物油、フルオロカーボンを一種以上よりなる磁
性流体にH.L.B.2〜10の油溶性乳化剤1〜20%、
及び油溶性安定剤0.1〜10%を溶解させた油成分
と水よりなるW/Oエマルジヨンを更に水溶性乳
化剤0.1〜1.0%を含有する水に乳化させてなる
W/O/W複合エマルジヨンに関するものであ
る。 従つて、本発明のW/O/W複合エマルジヨン
は、例えば最内水相に水溶性抗ガン剤を溶解し、
磁場により患部以外に抗ガン剤を流出することな
く誘導させることができるものである。 上記した本発明に使用する磁性流体の製造法に
ついては特公昭53−17118号公報、特公昭54−
40069号公報等に詳しく述べられているが、抗ガ
ン剤等を含有させる場合は人体に対する毒性を考
慮する必要があり、磁性粒子に吸着させる物質と
してはオレイン酸、リノール酸、ステアリン酸な
どの高級脂肪酸を使用することができ、ベース液
としては通常綿実油、ナタネ油、オリーブ油、サ
フラワ油、大豆油などの植物油、オレイン酸、リ
ノール酸等の高級脂肪酸、或いはオレイン酸のよ
うな高級脂肪酸のエステル化合物、スクワレン、
スクワラン等の動物油やフルオロカーボンのよう
な合成油を使用することができる。 また、本発明におけるW/O/Wエマルジヨン
の最内層の水相に溶解させることのできる抗ガン
剤としてはアルキル化剤、代謝拮抗剤、抗生物
質、ホルモン剤、アルカロイド剤等があり、その
具体例としてはナイトロジエンマスタード−N−
オキサイド、クロロアンプチル、トリエチレンメ
ラミン、ジブロモマンニトール、CCNU(1−3
−シクロヘキシル−1−ニトロソウレア)、6−
MP(6−メルカプトプリン)、6−TG(6−チオ
グアニン)、FT−207(N1−5−フルオロウラジ
ル))、シトシンアラピノサイド(1−β−D−ア
ラピノフラノシリシン)、5−FU(5−フルオロ
ウラジル)、アドレアマイシン、マトマイシン、
プレオマイシン等がある。 さらに、本発明においてマイクロカプセル化を
可能に且つ強化させるために、前記した磁性流体
に油溶性乳化剤及び油溶性安定剤を添加溶解して
油相とする。 上記した磁性流体に溶解する油溶性乳化剤とし
ては、W/Oエマルジヨンを形成させるような低
毒性の界面活性剤を使用することができ、H.L.
B.2.0〜10.0のものが良好で、H.L.B.が2.0以下の
場合、油溶性乳化剤としての作用が著しく低下
し、又H.L.B.が10.0以上になると油への溶解性が
落ち、良好とはいえない。このようなH.L.B.2.0
〜10.0の油溶性乳化剤の例としては、ニツコール
CO−3、CO−10(日本サーフアクタント(株)製)
のようなH.L.B.3.0、H.L.B.6.5のポリオキシエチ
レンヒマシ油誘導体、ニツコールHCO−40のよ
うなポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、或
いはニツコールMYA−2、MYS−2、MYO−
6のようなポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル等を挙げることができ、油相に対して1〜20%
の範囲で使用することが好ましく、1%以下であ
ると乳化力が弱く、W/Oエマルジヨンの安定性
に問題を生じ、20%以上の多量を添加すると後に
記載する水溶性乳化剤の使用に悪影響を与え、
O/Wエマルジヨンを不安定にさせる。 また、上記した油溶性乳化剤とともに磁性流体
に溶解する油溶性安定剤としては、例えばニツコ
ールGM−18Sのようなモノステアリン酸バチル、
ソルビツト、ミツロウ、ニツコールGBW−25の
ようなポリオキシエチレンソルビタンミツロウ誘
導体、セタノール、ステアリン酸、ステアリン酸
アルミニウム、オクチル酸アルミニウム、エチル
セルロース、ニツコールSS−12のようなソルビ
タン脂肪酸エステル、ニツコールMGS−F−75、
MGS−F−50のようなグリセリン脂肪酸エステ
ルなどが良好で、油相に対して0.1〜10%の範囲
で使用することが好ましく、0.1%以下では安定
剤としての作用に乏しく、10%以下添加すると油
相の粘度が上昇し、後のO/Wエマルジヨンを不
安定にさせる要因となる。 次に、上記した油溶性乳化剤及び油溶性安定剤
を溶解した磁性流体からなる油相と、水とらなる
W/Oエマルジヨンを作成する方法について説明
する。 まず、油相として、オレイン酸エチルベースの
15%磁性流体100gに油溶性乳化剤としてニツコ
ールCO−10 10%、及び油溶性安定剤としてセタ
ノール、ミツロウ、ステアリン酸等5%を添加
し、加熱撹拌して均一に溶解する。 次に、上記した溶液と同等量の水を、高速撹拌
しながら徐々に加えることにより、均一なW/O
エマルジヨンを作成することができる。 さらに、上記したW/Oエマルジヨンをマイク
ロカプセル化するために、A.L.Mホモジナイザ
ーO型(AUGUSTE&MOUTIS社PARIS.
FRANCE製)で10〜15分間リサイクルすると、
0.1〜1.0μの均一なW/Oエマルジヨンを得るこ
とができる。 なお、上記したA.L.MホモジナイザーO型は、
閉塞式乳化栓(オプチユレーター)を通過させて
循環しながら均質化させる形式のホモジナイザー
で、具体的には、乳化する基剤をタンクからシリ
ンダーに導入し、ポンプにより圧力を加え、シリ
ンダーに取付けた特殊な切込みを施したオプチユ
レーターを通す方式であり、オプチユレーターを
乳化物が通過する時にその複雑な切込み部分によ
り圧延と衝撃が与えられ、非常に大き拡散と均質
化が行われるものである。 そして、上記したような細かいオプチユレータ
ー(006、012)を使用することにより、平均粒径
0.6μのW/Oエマルジヨンを得ることができるの
である。 以上のようにして得られたW/Oエマルジヨン
を水中に均一に分散してW/O/W複合エマルジ
ヨンとするためには、適当な水溶性乳化剤を添加
する必要がある。 しかし、上記した水溶性乳化剤の添加により
W/Oエマルジヨンの分散が良すぎると、W/O
エマルジヨンが合一してしまい、分散が不充分で
あれば粒子が粗大化してしまう現象が生ずる。 本発明に使用する水溶性乳化剤は、上記した問
題を生じることがなく、安定したW/O/W複合
エマルジヨンを作成するものであり、ラウリル硫
酸ナトリウム等の塩、ラウロイルサルコシンナト
リウム等のN−アシルサルコシネート、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高
級脂肪酸エステル、ゼラチン、カゼイン等が有効
であるが、特にニツコールHCO−60のようなポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ニツコール
MYS−55のようなポリオキシエチレン高級脂肪
酸エステル、ニツコールTL−10のようなポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ゼラチ
ンが特に良好である。 また、上記した水溶性乳化剤の添加量は、水に
対して0.1〜1.0%の範囲が良好であり、添加量が
0.1%以下であると分散が不安定となり、1.0%以
上ではエマルジヨンの合一が起こり、複合エマル
ジヨンとはならない場合がある。 <実施例> 実施例1〜8、比較例1〜5 (A) 最内水相:表1に示す配合組成 (B) 油相:表2に示す配合組成 (C) 最外水相:表2に示す配合組成
【表】
【表】
【表】
【表】
上記したように、それぞれの最内水相、油相、
最外水相の溶液を表1及び表2の組成に従つて作
成した。 次に、油相100gを70℃にて均一溶解し、これ
を高速撹拌しながら、70℃に加温した水相100g
を徐々に加えて10分間撹拌してW/Oエマルジヨ
ンを作成した。 さらにA.L.M.ホモジナイザーで15分間リサイ
クルさせ粒径を1.0μ以下に整えた。 得られたW/Oエマルジヨンを200mlのビーカ
ーに50g採取し、最外水相50mlを高速撹拌してい
るW/Oエマルジヨン中に徐々に加えて30秒〜1
分間撹拌してW/O/W複合エマルジヨンを作成
した。 (安定性試験) 以上のように作成された実施例1〜8及び比較
例のそれぞれのW/O/W複合エマルジヨン100
mlを比色管に入れ、25℃に静置し、分離状態を
[ml]で測定し、その結果を表3に示した。
最外水相の溶液を表1及び表2の組成に従つて作
成した。 次に、油相100gを70℃にて均一溶解し、これ
を高速撹拌しながら、70℃に加温した水相100g
を徐々に加えて10分間撹拌してW/Oエマルジヨ
ンを作成した。 さらにA.L.M.ホモジナイザーで15分間リサイ
クルさせ粒径を1.0μ以下に整えた。 得られたW/Oエマルジヨンを200mlのビーカ
ーに50g採取し、最外水相50mlを高速撹拌してい
るW/Oエマルジヨン中に徐々に加えて30秒〜1
分間撹拌してW/O/W複合エマルジヨンを作成
した。 (安定性試験) 以上のように作成された実施例1〜8及び比較
例のそれぞれのW/O/W複合エマルジヨン100
mlを比色管に入れ、25℃に静置し、分離状態を
[ml]で測定し、その結果を表3に示した。
【表】
<発明の効果>
以上説明したように、本発明のW/O/W複合
エマルジヨンは分離安定性が高く、また油相が磁
性流体で構成されているので、磁場により局部に
誘導することができるものである。 従つて、最内水相に抗ガン剤等の医薬品類を溶
解すると、患部にのみ適用させるキヤリアとして
実用的価値が極めて高いものとなるものである。
エマルジヨンは分離安定性が高く、また油相が磁
性流体で構成されているので、磁場により局部に
誘導することができるものである。 従つて、最内水相に抗ガン剤等の医薬品類を溶
解すると、患部にのみ適用させるキヤリアとして
実用的価値が極めて高いものとなるものである。
Claims (1)
- 1 ベース油が植物油、高級脂肪酸、高級脂肪酸
エステル、動物油、フルオロカーボンの一種以上
よりなる磁性流体にH.L.B.2〜10のポリオキシエ
チレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステルより
選ばれる一種以上の油溶性乳化剤1〜20%、及び
モノステアリン酸バチル、ソルビツト、ミツロ
ウ、ポリオキシエチレンソルビタンミツロウ誘導
体、セタノール、ステアリン酸、ステアリン酸ア
ルミニウム、オクチル酸アルミニウム、エチルセ
ルロース、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステルより選ばれる一種以上の油溶性
安定剤0.1〜10%を溶解させた油成分と水とより
なるW/Oエマルジヨンを、更にアルキル硫酸ナ
トリウム、N−アシルサルコシネート、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン高
級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ゼラチン、カゼインより選ば
れた一種以上の水溶性乳化剤0.1〜1.0%を含有す
る水に乳化させてなるW/O/W複合エマルジヨ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57026081A JPS58143831A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | W/o/w複合エマルジヨン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57026081A JPS58143831A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | W/o/w複合エマルジヨン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58143831A JPS58143831A (ja) | 1983-08-26 |
| JPH0312932B2 true JPH0312932B2 (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=12183674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57026081A Granted JPS58143831A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | W/o/w複合エマルジヨン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58143831A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (3)
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|---|---|---|---|---|
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| CA1115483A (en) * | 1978-08-02 | 1982-01-05 | Erhart K. Drechsel | Preparation of monocalcium phosphate and phosphoric acid |
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-
1982
- 1982-02-22 JP JP57026081A patent/JPS58143831A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58143831A (ja) | 1983-08-26 |
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