JPH03130254A - スルホコハク酸モノエステルの製造方法 - Google Patents
スルホコハク酸モノエステルの製造方法Info
- Publication number
- JPH03130254A JPH03130254A JP5143590A JP5143590A JPH03130254A JP H03130254 A JPH03130254 A JP H03130254A JP 5143590 A JP5143590 A JP 5143590A JP 5143590 A JP5143590 A JP 5143590A JP H03130254 A JPH03130254 A JP H03130254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- monoester
- sulfonation
- yield
- sulfonating agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はシャンプー及びバブルバス用基剤として用いら
れる皮膚に対し極めて低刺激性のスルホコハク酸モノエ
ステルの製造方法に関し、更に詳しくは特定の条件下に
てモノエステルとスルホン化剤とを水の存在下、短時間
でスルホン化反応させ低刺激性のスルホコハク酸モノエ
ステルを得る方法に関する。また本発明の方法によれば
経済的に優位な連続反応方式によるスルホコハク酸モノ
エステルの製造が可能である。
れる皮膚に対し極めて低刺激性のスルホコハク酸モノエ
ステルの製造方法に関し、更に詳しくは特定の条件下に
てモノエステルとスルホン化剤とを水の存在下、短時間
でスルホン化反応させ低刺激性のスルホコハク酸モノエ
ステルを得る方法に関する。また本発明の方法によれば
経済的に優位な連続反応方式によるスルホコハク酸モノ
エステルの製造が可能である。
スルホコハク酸モノエステルは低刺激性であることから
欧米ではシャンプー、バブルバス用基剤として古くより
使用されている。
欧米ではシャンプー、バブルバス用基剤として古くより
使用されている。
日本では近年低刺激性シャンプー基剤として見直されつ
つある。すなわち、これまでスルホコハク酸モノエステ
ルは他の活性剤、例エハアルキルサルフヱートソーダ、
アルキルエトキシサルフェートソーダ等に比べて起泡性
が低い、洗浄力が弱い等の欠点があったが、近年他の刺
激性の低い活性剤と併用することでこの欠点を補い得る
ことが判明し、にわかに脚光を浴びてきている。
つある。すなわち、これまでスルホコハク酸モノエステ
ルは他の活性剤、例エハアルキルサルフヱートソーダ、
アルキルエトキシサルフェートソーダ等に比べて起泡性
が低い、洗浄力が弱い等の欠点があったが、近年他の刺
激性の低い活性剤と併用することでこの欠点を補い得る
ことが判明し、にわかに脚光を浴びてきている。
スルホコハク酸モノエステルの製造方法としては一般に
下記の反応式で示すごとく、無水マレイン酸とエトキシ
レート等のアルコール類によりモノエステルを合成し、
これに亜硫酸ソーダ及び/又は苛性ソーダを含む酸性亜
硫酸ソーダを等モル量で且つ水の存在下で反応させてス
ルホコハク酸モノエステルを合成する方法が広く知られ
ている。
下記の反応式で示すごとく、無水マレイン酸とエトキシ
レート等のアルコール類によりモノエステルを合成し、
これに亜硫酸ソーダ及び/又は苛性ソーダを含む酸性亜
硫酸ソーダを等モル量で且つ水の存在下で反応させてス
ルホコハク酸モノエステルを合成する方法が広く知られ
ている。
[モノエステル化反応1
[スルホン化反応1
マレイン酸モノエステル
Na0aS−CH−COONa
CHt−Cべ0C2H4)I、 OR
1
スルホコハク酸モノエステル
モノエステルのスルホン化反応については特公昭61−
20542号に記載されている。この方法は、モノエス
テルと実質的に等モルのスルホン化剤とを水の存在下、
反応温度80°C以下、仕込み時のpHを5.5±0.
2として窒素雰囲気中でスルホン化せしめスルホコハク
酸モノエステルを製造する方法である。当該公報実施例
1におけるスルホン化反応では反応終結に要する時間と
して75℃にて2〜3時間を必要としている。この場合
、反応の方式についての記載がないが、当該公報実施例
1〜10において反応時間が2〜3時間以上であること
より考えればバッチ反応方式にて行う必要がある。
20542号に記載されている。この方法は、モノエス
テルと実質的に等モルのスルホン化剤とを水の存在下、
反応温度80°C以下、仕込み時のpHを5.5±0.
2として窒素雰囲気中でスルホン化せしめスルホコハク
酸モノエステルを製造する方法である。当該公報実施例
1におけるスルホン化反応では反応終結に要する時間と
して75℃にて2〜3時間を必要としている。この場合
、反応の方式についての記載がないが、当該公報実施例
1〜10において反応時間が2〜3時間以上であること
より考えればバッチ反応方式にて行う必要がある。
しかしながら、バッチ反応方式は大量生産には不向きで
ある。なぜならば、スケールが大きくなるに従ってサイ
クルタイム(反応系の昇温、冷却時間)が長くなり、ま
た設備が大規模になり設備費が高くなるという欠点を有
するからである。従ってスルホコハク酸モノエステルの
大量生産には連続反応方式の方が好ましい。
ある。なぜならば、スケールが大きくなるに従ってサイ
クルタイム(反応系の昇温、冷却時間)が長くなり、ま
た設備が大規模になり設備費が高くなるという欠点を有
するからである。従ってスルホコハク酸モノエステルの
大量生産には連続反応方式の方が好ましい。
本発明者らはスルホン化反応に要する時間を1時間以内
に短縮し、連続スルホン化反応を可能ならしめることを
目標として鋭意検討した結果、原料モノエステルとスル
ホン化剤とを特定のモル比で反応させ、且つ反応温度を
調節することにより、スルホン化反応を1時間以内に短
縮してもスルホコハク酸モノエステルの収率が最高水準
で得られることを見出し本発明を完成するに至った。
に短縮し、連続スルホン化反応を可能ならしめることを
目標として鋭意検討した結果、原料モノエステルとスル
ホン化剤とを特定のモル比で反応させ、且つ反応温度を
調節することにより、スルホン化反応を1時間以内に短
縮してもスルホコハク酸モノエステルの収率が最高水準
で得られることを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、一般式(1)
(式中、Rは炭素数6〜20の直鎖及び/又は分岐鎖の
アルキル基及び/又はアルケニル基を表し、Aは炭素数
2〜4のアルキレであり、nは平均値が0〜20の数を
表す。)で示されるマレイン酸モノエステル(以下モノ
エステルと記す)と亜硫酸アルカリ金属塩及び/又は苛
性アルカリを含有する酸性亜硫酸アルカリ金属塩(以下
スルホン化剤と記す)とをスルホン他剤/モノエステル
の反応モル比を1.10〜1.30として水の存在下で
反応させるにあたり、■ スルホン化収率80〜90%
までは反応温度を50〜70°C ■ スルホン化収率80〜90%以上では反応温度85
〜100℃ として反応を行うことを特徴とするスルホコハク酸モノ
エステルの製造方法を提供するものである。
アルキル基及び/又はアルケニル基を表し、Aは炭素数
2〜4のアルキレであり、nは平均値が0〜20の数を
表す。)で示されるマレイン酸モノエステル(以下モノ
エステルと記す)と亜硫酸アルカリ金属塩及び/又は苛
性アルカリを含有する酸性亜硫酸アルカリ金属塩(以下
スルホン化剤と記す)とをスルホン他剤/モノエステル
の反応モル比を1.10〜1.30として水の存在下で
反応させるにあたり、■ スルホン化収率80〜90%
までは反応温度を50〜70°C ■ スルホン化収率80〜90%以上では反応温度85
〜100℃ として反応を行うことを特徴とするスルホコハク酸モノ
エステルの製造方法を提供するものである。
本発明に用いられるモノエステルは一般式(1)(式中
、R,A 、nは上記と同じである。)で示される化合
物であり、この化合物は無水マレイン酸とアルコール類
とを反応せしめて製造される。モノエステルの原料とな
るアルコール類としては天然又は合成の直鎖脂肪族アル
コール及びオキソ合成法により製造される側鎖脂肪族ア
ルコールが挙げられる。更にこれらのアルコール類に炭
素数2〜4のアルキレンオキシド及び/又はスチレンオ
キシドを付加重合したものも含まれる。
、R,A 、nは上記と同じである。)で示される化合
物であり、この化合物は無水マレイン酸とアルコール類
とを反応せしめて製造される。モノエステルの原料とな
るアルコール類としては天然又は合成の直鎖脂肪族アル
コール及びオキソ合成法により製造される側鎖脂肪族ア
ルコールが挙げられる。更にこれらのアルコール類に炭
素数2〜4のアルキレンオキシド及び/又はスチレンオ
キシドを付加重合したものも含まれる。
本発明においてスルホン化剤として用いられる亜硫酸ア
ルカリ金属塩としては亜硫酸ソーダ、亜硫酸カリ等が挙
げられ、苛性アルカリを含む酸性亜硫酸アルカリ金属塩
としては苛性ソーダを含む酸性亜硫酸ソーダ、苛性カリ
を含む酸性亜硫酸カリ等が挙げられる。
ルカリ金属塩としては亜硫酸ソーダ、亜硫酸カリ等が挙
げられ、苛性アルカリを含む酸性亜硫酸アルカリ金属塩
としては苛性ソーダを含む酸性亜硫酸ソーダ、苛性カリ
を含む酸性亜硫酸カリ等が挙げられる。
以下本発明におけるスルホン化反応に関して説明する。
スルホン化反応は前記モノエステルと前記亜硫酸アルカ
リ金属塩及び/又は苛性アルカリを含む酸性亜硫酸アル
カリ金属塩等のスルホン化剤とを水の存在下にて反応さ
せることによって行われる。この反応においてスルホン
化剤とモノエステルの反応モル比は前者過剰であってス
ルホン他剤/モノエステルモル比=1.10〜1.30
の範囲にあることが好ましく、また水の使用量は反応で
生成するスルホコハク酸モノエステルジ塩を溶解するに
必要な最小量とするのが反応速度及び取り扱いの点で有
利であり、特に連続反応に好適である。更に水の量が少
なくなると反応系がゲル状となり、全く混合できなくな
る場合もある。
リ金属塩及び/又は苛性アルカリを含む酸性亜硫酸アル
カリ金属塩等のスルホン化剤とを水の存在下にて反応さ
せることによって行われる。この反応においてスルホン
化剤とモノエステルの反応モル比は前者過剰であってス
ルホン他剤/モノエステルモル比=1.10〜1.30
の範囲にあることが好ましく、また水の使用量は反応で
生成するスルホコハク酸モノエステルジ塩を溶解するに
必要な最小量とするのが反応速度及び取り扱いの点で有
利であり、特に連続反応に好適である。更に水の量が少
なくなると反応系がゲル状となり、全く混合できなくな
る場合もある。
モノエステルとスルホン化剤との反応は次の反応式で示
す2段階((I)、(It))で進むものと思われる。
す2段階((I)、(It))で進むものと思われる。
(1)
[亜硫酸ソーダの場合]
スルホン化剤
Cl−COONa
1
CHC−(OA)−OR+NaH3O5+ HzO1
モノエステル塩
(、A、nは前記の意味を示す。
[酸性亜硫酸ソーダと苛性ソーダの混合物の場合lスル
ホン化剤 モノエステル CH−COONa 1 CHC−(OA)−OR+ NaHSOs +
Hz01 モノエステル塩 (II) CI−COONa 1 CHC−(OA)、10R+ NaHSOs1 モノエステル モノエステル塩 Na0zS−CH−COONa ■ C)It−C−(0八)、−OR 1 スルホコハク酸モノエステル (A、nは前記の意味を示す。) まず(I)の反応、すなわちマレイン酸モノエステルの
カルボン酸への中和反応が瞬時に起こり、次に(IF)
のスルホン化反応(付加反応)が起こる。マレイン酸モ
ノエステル塩(以下モノエステル塩と記す)が反応系内
に長時間存在すればモノエステルの収率が低下する。す
なわち、該モノエステル塩はスルホコハク酸モノエステ
ル塩よりもエステル基の加水分解速度が速く長時間の反
応では下記に示すようなモノエステル塩のエステル基の
加水分解が起こり、結果的にスルホコハク酸モノエステ
ルの収率が低下する。
ホン化剤 モノエステル CH−COONa 1 CHC−(OA)−OR+ NaHSOs +
Hz01 モノエステル塩 (II) CI−COONa 1 CHC−(OA)、10R+ NaHSOs1 モノエステル モノエステル塩 Na0zS−CH−COONa ■ C)It−C−(0八)、−OR 1 スルホコハク酸モノエステル (A、nは前記の意味を示す。) まず(I)の反応、すなわちマレイン酸モノエステルの
カルボン酸への中和反応が瞬時に起こり、次に(IF)
のスルホン化反応(付加反応)が起こる。マレイン酸モ
ノエステル塩(以下モノエステル塩と記す)が反応系内
に長時間存在すればモノエステルの収率が低下する。す
なわち、該モノエステル塩はスルホコハク酸モノエステ
ル塩よりもエステル基の加水分解速度が速く長時間の反
応では下記に示すようなモノエステル塩のエステル基の
加水分解が起こり、結果的にスルホコハク酸モノエステ
ルの収率が低下する。
Cl−COONa
I
CI−(、(OA)nOR+ 8201
モノエステル塩
マレイン酸ソーダ
次にスルホン化収率に影響する要因、特に反応温度、反
応時間について詳述する。
応時間について詳述する。
反応系内では反応の経時と共にモノエステル塩が減少し
、反応生成物であるスルホコハク酸モノエステルが増加
するが、この反応途中において反応温度、反応時間によ
ってモノエステル塩の分解及び一部のスルホコハク酸モ
ノエステルの分解が同時に起こっていると考えられる。
、反応生成物であるスルホコハク酸モノエステルが増加
するが、この反応途中において反応温度、反応時間によ
ってモノエステル塩の分解及び一部のスルホコハク酸モ
ノエステルの分解が同時に起こっていると考えられる。
このためスルホコハク酸モノエステルのスルホン化収率
が100%に達しないものと推定される。
が100%に達しないものと推定される。
本発明で言うスルホン化収率とはニブトン法によりスル
ホン化反応物中のスルホコハク酸モノエステルを定量し
、モノエステル当たりの収率で表現したものである。
ホン化反応物中のスルホコハク酸モノエステルを定量し
、モノエステル当たりの収率で表現したものである。
このようにスルホコハク酸モノエステルの収率には反応
温度及び反応時間が大きく影響する。
温度及び反応時間が大きく影響する。
すなわち反応温度を低くするとモノエステル塩及びスル
ホコハク酸モノエステルの加水分解が遅くなり、スルホ
コハク酸モノエステルの収率が上がるが、最高収率に達
するまでに数時間を必要とする。
ホコハク酸モノエステルの加水分解が遅くなり、スルホ
コハク酸モノエステルの収率が上がるが、最高収率に達
するまでに数時間を必要とする。
一方、反応温度を高くすると反応は短時間で完了するが
、最高収率が低温で長時間行った場合よりも低くなる。
、最高収率が低温で長時間行った場合よりも低くなる。
この原因としては反応温度が高いことによるモノエステ
ル塩の反応時の加水分解及び反応生成物であるスルホコ
ハク酸モノエステルの加水分解が同時に起こっているた
めである。
ル塩の反応時の加水分解及び反応生成物であるスルホコ
ハク酸モノエステルの加水分解が同時に起こっているた
めである。
反応温度としてはスルホコハク酸モノエステルの安定性
の点から100°C以下の温度が好ましく、特に70°
C以下の温度が好ましいが、この温度では最高スルホン
化収率に達するまで数時間を必要とする。反応時間を1
時間以内とするためには85〜95°Cの温度が最適で
あるが、ここで重要なことは反応開始時より反応終結ま
で85〜95℃で行う場合の収率と、本発明の製造方法
、すなわち最初にスルホン化収率80〜90%までは5
0〜70°Cにて反応し、続いて収率80〜90%以上
では85〜100℃にて反応を行なう方法とを比べた場
合、最高スルホン化収率は後者の方が数パーセント高く
なり、且つ反応時間を1時間以内に短縮できるというこ
とである。その理由としては反応初期時に、モノエステ
ル塩が大量に存在する系で前者のように反応温度が高い
とモノエステル塩の加水分解が起こり最終的なスルホン
化収率が低下するためと考えられる。
の点から100°C以下の温度が好ましく、特に70°
C以下の温度が好ましいが、この温度では最高スルホン
化収率に達するまで数時間を必要とする。反応時間を1
時間以内とするためには85〜95°Cの温度が最適で
あるが、ここで重要なことは反応開始時より反応終結ま
で85〜95℃で行う場合の収率と、本発明の製造方法
、すなわち最初にスルホン化収率80〜90%までは5
0〜70°Cにて反応し、続いて収率80〜90%以上
では85〜100℃にて反応を行なう方法とを比べた場
合、最高スルホン化収率は後者の方が数パーセント高く
なり、且つ反応時間を1時間以内に短縮できるというこ
とである。その理由としては反応初期時に、モノエステ
ル塩が大量に存在する系で前者のように反応温度が高い
とモノエステル塩の加水分解が起こり最終的なスルホン
化収率が低下するためと考えられる。
このように反応温度はスルホン化収率を左右する重要な
因子であるが、更に反応時間もスルホン化収率に大きく
影響する。反応温度50〜70°Cでは最高スルホン化
収率に到達するまで数時間を要するが、反応温度85〜
100°Cでは1時間以内で最高スルホン化収率に到達
する。面この温度では生成物であるスルホコハク酸モノ
エステルの分解が起こるため長時間の反応は好ましくな
い。
因子であるが、更に反応時間もスルホン化収率に大きく
影響する。反応温度50〜70°Cでは最高スルホン化
収率に到達するまで数時間を要するが、反応温度85〜
100°Cでは1時間以内で最高スルホン化収率に到達
する。面この温度では生成物であるスルホコハク酸モノ
エステルの分解が起こるため長時間の反応は好ましくな
い。
図−1に反応温度と反応時間がモノエステル塩とスルホ
コハク酸モノエステルの加水分解率に与える影響につい
て示す。
コハク酸モノエステルの加水分解率に与える影響につい
て示す。
以上のように反応温度、反応時間がスルホコハク酸モノ
エステルの収率に大きく影響することが判明したが、更
に反応に用いるスルホン化剤とモノエステルの反応モル
比も大きく影響する。
エステルの収率に大きく影響することが判明したが、更
に反応に用いるスルホン化剤とモノエステルの反応モル
比も大きく影響する。
すなわちスルホン化剤とモノエステルの反応モル比が等
モルでは反応温度、反応時間をいかに最適に設定しても
モノエステル当たりのスルホン化収率は最高水準に達せ
ず、最高収率を得るためにはスルホン化剤を過剰とし、
スルホン他剤/モノエステルモル比が1.10〜1.3
0の範囲にあるのが好ましい。これ以上のモル比でもス
ルホン化収率は最高水準に達するが反応終了後の残存酸
性亜硫酸アルカリ金属塩が多くなりシャンプー基剤とし
て支障をきたす場合があり好ましくない。
モルでは反応温度、反応時間をいかに最適に設定しても
モノエステル当たりのスルホン化収率は最高水準に達せ
ず、最高収率を得るためにはスルホン化剤を過剰とし、
スルホン他剤/モノエステルモル比が1.10〜1.3
0の範囲にあるのが好ましい。これ以上のモル比でもス
ルホン化収率は最高水準に達するが反応終了後の残存酸
性亜硫酸アルカリ金属塩が多くなりシャンプー基剤とし
て支障をきたす場合があり好ましくない。
以上本発明のスルホコハク酸モノエステルの製造方法に
ついて、スルホコハク酸モノエステルを短時間に最高収
率で得るため、反応モル比、反応温度、反応時間等の因
子が相互に影響し、従来採用されなかった反応条件を採
用することが必要であることを述べてきたが、本発明の
製造方法は図−2に示すような型式のスルホン化設備を
採用することによって経済的に効率の高い連続化反応と
して実施することができる。尚連続化反応設備は図−2
に示されるような形式のものに限定されるものではない
。また本発明の製造方法はバッチ(回分)式反応にても
行い得ることはいうまでもない。
ついて、スルホコハク酸モノエステルを短時間に最高収
率で得るため、反応モル比、反応温度、反応時間等の因
子が相互に影響し、従来採用されなかった反応条件を採
用することが必要であることを述べてきたが、本発明の
製造方法は図−2に示すような型式のスルホン化設備を
採用することによって経済的に効率の高い連続化反応と
して実施することができる。尚連続化反応設備は図−2
に示されるような形式のものに限定されるものではない
。また本発明の製造方法はバッチ(回分)式反応にても
行い得ることはいうまでもない。
本発明のスルホコハク酸モノエステルの製造方法によれ
ば短時間にて高収率でシャンプー及びバブルバス用基剤
として有用なスルホコハク酸モノエステルを得ることが
できる。また本発明の製造方法はスルホコハク酸モノエ
ステルの極めて生産効率の高い連続的生産に適した生産
方法を提供する。
ば短時間にて高収率でシャンプー及びバブルバス用基剤
として有用なスルホコハク酸モノエステルを得ることが
できる。また本発明の製造方法はスルホコハク酸モノエ
ステルの極めて生産効率の高い連続的生産に適した生産
方法を提供する。
以下実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
これらの実施例に限定されるものではない。
参考例・・・モノエステルの製造
ガラス製四日フラスコに、ドデシルアルコールPO3モ
ル付加体、ドデシルアルコールPO3モル付加体、ドデ
シルアルコールPO3モル付加体、ドデシルアルコール
PO3モル付加体又はドデシルアルコールPO3モル付
加体のP01モル付加体1モルと無水マレイン酸1.0
7モルを仕込み、窒素雰囲気下60〜80℃で数時間反
応を行い、それぞれマレイン酸モノドデシルアルコール
3モルエトキシレートエステル、マレイン酸モノドデシ
ルアルコール7モルエトキシレートエステル、マレイン
酸モノドデシルアルコール1モルプロポキシレートエス
テル、マレイン酸モノドデシルアルコール3モルプロポ
キシレートエステル又はマレイン酸モノドデシルアルコ
ールアルコキシレート(801モル付加後、POIモル
付加)エステルの5種のモノエステルを得た(収率は皆
98%)。
ル付加体、ドデシルアルコールPO3モル付加体、ドデ
シルアルコールPO3モル付加体、ドデシルアルコール
PO3モル付加体又はドデシルアルコールPO3モル付
加体のP01モル付加体1モルと無水マレイン酸1.0
7モルを仕込み、窒素雰囲気下60〜80℃で数時間反
応を行い、それぞれマレイン酸モノドデシルアルコール
3モルエトキシレートエステル、マレイン酸モノドデシ
ルアルコール7モルエトキシレートエステル、マレイン
酸モノドデシルアルコール1モルプロポキシレートエス
テル、マレイン酸モノドデシルアルコール3モルプロポ
キシレートエステル又はマレイン酸モノドデシルアルコ
ールアルコキシレート(801モル付加後、POIモル
付加)エステルの5種のモノエステルを得た(収率は皆
98%)。
尚、モノエステルの収率はエステル化反応物の酸価を測
定し計算により求めた。
定し計算により求めた。
実施例1
マレイン酸モノドデシルアルコール3モルエトキシレー
トエステル1モルと亜硫酸ソーダ1.15モル及び水1
100gを攪拌しながら50″Cで30分反応させた後
90°Cに昇温し、更に30分反応させた。
トエステル1モルと亜硫酸ソーダ1.15モル及び水1
100gを攪拌しながら50″Cで30分反応させた後
90°Cに昇温し、更に30分反応させた。
モノエステル当たりのスルホン化収率(反応率)を求め
る方法としては2つの方法、すなわち未反応の亜硫酸ソ
ーダを酸化還元滴定法により求め亜硫酸ソーダの消費量
よりスルホン化収率を求める方法と、スルホン化反応物
のスルホコハク酸モノエステルの純度をニブトン法によ
り求める方法とがある。前者に比べ後者の方がスルホン
化収率の数値が低く、この差は主にモノエステル塩の加
水分解率を示していることになる。本実施例では後者の
ニブトン法によりスルホン化反応物中のスルホコハク酸
モノエステルを定量し、モノエステル当たりの収率で表
現した。
る方法としては2つの方法、すなわち未反応の亜硫酸ソ
ーダを酸化還元滴定法により求め亜硫酸ソーダの消費量
よりスルホン化収率を求める方法と、スルホン化反応物
のスルホコハク酸モノエステルの純度をニブトン法によ
り求める方法とがある。前者に比べ後者の方がスルホン
化収率の数値が低く、この差は主にモノエステル塩の加
水分解率を示していることになる。本実施例では後者の
ニブトン法によりスルホン化反応物中のスルホコハク酸
モノエステルを定量し、モノエステル当たりの収率で表
現した。
実施例1では反応温度50°C1反応時間30分でスル
ホン化収率85%、引き続き反応温度90゛C1反応時
間30分、反応時間合計1時間でスルホン化収率が96
%に達している。結果を表−1に示した。
ホン化収率85%、引き続き反応温度90゛C1反応時
間30分、反応時間合計1時間でスルホン化収率が96
%に達している。結果を表−1に示した。
実施例2
実施例1において1段反応時のスルホン化収率を90%
とした以外は実施例1と同様にして反応を行った。結果
を表−1に示した。
とした以外は実施例1と同様にして反応を行った。結果
を表−1に示した。
比較例1〜3
実施例1と仕込みモル比を同じにして反応温度50.7
0.90°Cのいわゆる1段階反応を行った場合の経時
当たりのスルホン化収率を測定した。
0.90°Cのいわゆる1段階反応を行った場合の経時
当たりのスルホン化収率を測定した。
反応温度50°Cでは反応を5時間行ってもスルホン化
収率94%であり、70°Cでは96%に達するまで5
時間必要とした。90°Cではモノエステル塩の分解と
一部のスルホコハク酸モノエステルの分解が同時に起こ
るため最高スルホン化収率が93%になり、また経時と
共にスルホン化収率が低下してくるため90°Cでは長
時間の反応は好ましくない。これらの結果を表−1に示
した。
収率94%であり、70°Cでは96%に達するまで5
時間必要とした。90°Cではモノエステル塩の分解と
一部のスルホコハク酸モノエステルの分解が同時に起こ
るため最高スルホン化収率が93%になり、また経時と
共にスルホン化収率が低下してくるため90°Cでは長
時間の反応は好ましくない。これらの結果を表−1に示
した。
実施例3
原料モノエステルをマレイン酸モノドデシルアルコール
7モルエトキシレートエステルとし、使用する水の量を
1800 gとした以外は実施例2と同様にして反応を
行った。結果を表−1に示した。
7モルエトキシレートエステルとし、使用する水の量を
1800 gとした以外は実施例2と同様にして反応を
行った。結果を表−1に示した。
比較例4
反応温度を70″Cの1段階とした以外は実施例3と同
様にして反応を行った。結果を表−1に示した。
様にして反応を行った。結果を表−1に示した。
実施例4〜6
原料モノエステルをマレイン酸モノドデシルアルコール
1モルプロポキシレートエステル、マレイン酸モノドデ
シルアルコール3モルプロポキシレートエステル又はマ
レイン酸モノドデシルアルコールアルコキシレート(E
OIモル付加後、POIモル付加)エステルとし、その
各1モルと亜硫酸ソーダ1.15モル及び水1100g
を攪拌しなから70°Cで30分反応させた後90°C
に昇温し、更に30分反応させた。結果を表−1に示し
た。
1モルプロポキシレートエステル、マレイン酸モノドデ
シルアルコール3モルプロポキシレートエステル又はマ
レイン酸モノドデシルアルコールアルコキシレート(E
OIモル付加後、POIモル付加)エステルとし、その
各1モルと亜硫酸ソーダ1.15モル及び水1100g
を攪拌しなから70°Cで30分反応させた後90°C
に昇温し、更に30分反応させた。結果を表−1に示し
た。
比較例5〜7
反応温度を70°Cの1段階とした以外は実施例4〜6
と同様にして反応を行った。結果を表−1に示した。
と同様にして反応を行った。結果を表−1に示した。
図−1は反応温度と反応時間がモノエステル塩とスルホ
コハク酸モノエステルの加水分解率に与える影響につい
て示すグラフである。図−2は本発明の方法を用いた連
続スルホン化設備の一例を示すフローシートである。
コハク酸モノエステルの加水分解率に与える影響につい
て示すグラフである。図−2は本発明の方法を用いた連
続スルホン化設備の一例を示すフローシートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数6〜20の直鎖及び/又は分岐鎖の
アルキル基及び/又はアルケニ ル基を表し、Aは炭素数2〜4のアルキレ ン基及び/又は▲数式、化学式、表等があります▼で表
される基 であり、nは平均値が0〜20の数を表す。)で示され
るマレイン酸モノエステル(以下モノエステルと記す)
と亜硫酸アルカリ金属塩及び/又は苛性アルカリを含有
する酸性亜硫酸アルカリ金属塩(以下スルホン化剤と記
す)とをスルホン化剤/モノエステル反応モル比を1.
10〜1.30として水の存在下で反応させるにあたり
、 [1]スルホン化収率80〜90%までは反応温度を5
0〜70℃ [2]スルホン化収率80〜90%以上では反応温度8
5〜100℃ として反応を行うことを特徴とするスルホコハク酸モノ
エステルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5143590A JP2769221B2 (ja) | 1989-07-19 | 1990-03-02 | スルホコハク酸モノエステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-186623 | 1989-07-19 | ||
| JP18662389 | 1989-07-19 | ||
| JP5143590A JP2769221B2 (ja) | 1989-07-19 | 1990-03-02 | スルホコハク酸モノエステルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03130254A true JPH03130254A (ja) | 1991-06-04 |
| JP2769221B2 JP2769221B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=26391971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5143590A Expired - Lifetime JP2769221B2 (ja) | 1989-07-19 | 1990-03-02 | スルホコハク酸モノエステルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2769221B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6169060B1 (en) | 1998-12-11 | 2001-01-02 | Johnson & Johnson Kabushiki Kaisha | Cleanser composition including a mixture of anionic, nonionic, and amphoteric surfactants |
| JP2001151747A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Kao Corp | スルホコハク酸モノエステルの製造方法 |
| JP2001158768A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-12 | Kao Corp | スルホコハク酸モノエステルの製造方法 |
| JP2018162446A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 三洋化成工業株式会社 | 界面活性剤組成物の製造方法 |
| US11643293B2 (en) | 2017-05-30 | 2023-05-09 | Philip Morris Products S.A. | Method for unwinding a bobbin of a coiled sheet and kit to unwind a sheet of material wound in a bobbin |
-
1990
- 1990-03-02 JP JP5143590A patent/JP2769221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6169060B1 (en) | 1998-12-11 | 2001-01-02 | Johnson & Johnson Kabushiki Kaisha | Cleanser composition including a mixture of anionic, nonionic, and amphoteric surfactants |
| JP2001151747A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Kao Corp | スルホコハク酸モノエステルの製造方法 |
| JP2001158768A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-12 | Kao Corp | スルホコハク酸モノエステルの製造方法 |
| JP2018162446A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 三洋化成工業株式会社 | 界面活性剤組成物の製造方法 |
| US11643293B2 (en) | 2017-05-30 | 2023-05-09 | Philip Morris Products S.A. | Method for unwinding a bobbin of a coiled sheet and kit to unwind a sheet of material wound in a bobbin |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2769221B2 (ja) | 1998-06-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4405526A (en) | Process for producing directly esterified fatty acyl isethionate by a mixed zinc oxide-sulfonic acid catalyst | |
| US5739365A (en) | Method for preparing ammonium hydroxyalkyl sulfonates and ammonium alkanoyl alkyl sulfonates produced therefrom | |
| US3394155A (en) | Preparation of surface-active agents | |
| JPH03130254A (ja) | スルホコハク酸モノエステルの製造方法 | |
| JPS61129160A (ja) | 表面活性縮合生成物の製法 | |
| US6069262A (en) | Fatty acid esters of hydroxyalkyl sulfonate salts and process for producing same | |
| JPH0329065B2 (ja) | ||
| JPH0739380B2 (ja) | 脂肪酸アルカノ−ルアミドの製造方法 | |
| EP0706511B1 (en) | Preparation of ammonium hydroxyalkyl/alkanoylalkyl sulfonates | |
| KR19990023553A (ko) | 카르복시알킬티오숙신산의 합성 | |
| JP3347393B2 (ja) | N,n−ジアルキルグルカミン化合物およびその誘導体の製造法 | |
| JPS63132997A (ja) | 洗浄性ビルダ−およびビルダ−入り洗剤 | |
| JPH0519544B2 (ja) | ||
| US5741917A (en) | Process for the preparation of acyloxyalkanesulfonates having improved properties | |
| JP2606367B2 (ja) | キニザリンの製造方法 | |
| JPH10158687A (ja) | アシルオキシアルカンスルホナート類を含有する界面活性剤混合物 | |
| US5750749A (en) | Polyhydroxy-fatty amide surfactant composition and method of preparing same | |
| JPH02160757A (ja) | スルホベタインの製造方法 | |
| JP2002012786A (ja) | アントラキノン系反応染料の製造方法 | |
| JP4498910B2 (ja) | リン酸エステルの製造法 | |
| JPH08277260A (ja) | 改善された特性を有するアシルオキシアルカンスルホネートの製造方法 | |
| JP2698601B2 (ja) | 両性界面活性剤組成物の製造方法 | |
| JPH04368363A (ja) | スルホコハク酸モノエステル塩の製造法 | |
| JPH07247259A (ja) | α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の製造方法 | |
| JP3596765B2 (ja) | リン酸エステルの製造法 |