JPH03130561A - エンジンの点火時期制御装置 - Google Patents

エンジンの点火時期制御装置

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JPH03130561A
JPH03130561A JP15723090A JP15723090A JPH03130561A JP H03130561 A JPH03130561 A JP H03130561A JP 15723090 A JP15723090 A JP 15723090A JP 15723090 A JP15723090 A JP 15723090A JP H03130561 A JPH03130561 A JP H03130561A
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knock
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signal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンの点火時期制御装置に係り、特に、ノ
ック(Knock)の発生状態に応じて点火時期を修正
する点火時期制御装置に関する。
〔従来の技術〕
エンジンに発生するノックは、ノック音を伴うため走行
性を低下させるとともに、逆トルクの発生によりエンジ
ンの出力低下、或いはエンジンの過熱による破壊を招く
ものである。このノックは点火時期と密接な関係を持っ
ており、エンジンの特性上、ノック直前に点火時期即ち
点火進角を設定することがエンジン出力を最大にできる
ことが知られている。従って、ノックの発生を避ける結
果、点火進角を小さくすることは、逆にエンジン出力を
低下させることにもなるので、点火時期はノック発生直
前に制御することが要求される。特に、ターボチャージ
ャー付エンジンにおいては、圧縮比が高く、最大効率を
維持するためには、点火時期を最適なものとすることが
要求される。ノックを検出して点火時期を制御する技術
は例えば特開昭52−84330号公報に開示されてい
る。
また、従来、マイクロプロセッサ等のデジタル演算装置
を用いた点火時期制御装置においては。
一定期間ごとに発生される同期信号に従属して行うよう
になっている(特開昭54−58116号公報、特開昭
54−59529号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術のように、同期信号に従属してノ
ック処理を行なうものによれば、ノックが発生していな
いにも拘らずノック処理、即ちノックによる点火時期の
修正値を求める演算処理が実行されることから、マイク
ロプロセッサ等の演算負荷に無駄が生じ、処理効率が悪
いという問題がある。また、同期信号とノック発生のタ
イミングとは必らずしも関連していないので、ノック処
理がノックの発生後直ちに行なわれるとは限らない。そ
して、ノック処理が遅れると、次の点火時期制御に間に
合わないことも起り、ノックに対する修正制御の応答性
が悪いという問題がある。
また、従来のノックによる点火時期制御は、ノックが発
生したか否か、即ちノックの有無により点火時期を修正
制御するに止まるものであることから(特開昭54−5
9529号公報)、ノックが弱いときにも点火時期を必
要以上に遅角修正させてしまったり、ノックが強いにも
拘らず修正量が少なすぎて、ノックを抑制することがで
きない等の問題があった。
本発明の第1の目的は、ノックによる点火時期制御の応
答性を向上するとともに、ノック処理を効率的に行わせ
て演算処理効率を向上でき、エンジン効率を高めること
ができるエンジンの点火時期制御装置を提供することに
ある。
また、本発明の第2の目的は、上記第1の目的に加え、
ノックによる点火時期の修正制御をノックの強度に応じ
て行なうエンジンの点火時期制御装置を提供することに
ある。
また、本発明の第3の目的は、上記第2の目的に加え、
点火時期をノック直前まで進めることができ、さらにエ
ンジン効率を向上できるエンジンの点火時期制御装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の第1の発明はエンジ
ンの回転情報を取込んでディジタル演算処理に基づきエ
ンジンの点火時期を制御する点火時期制御装置において
、エンジンに発生するノックを検出しこのノック状態の
強度に対応した数のパルスを発生するノック検出装置と
、このノック検出装置の出力パルス数に直接応じて点火
時期の修正値を求め、この修正値で点火時期を修正制御
する制御手段を含んで構成したことを特徴とする。
また、本発明の第2の発明は、エンジンの回転情報を取
込んでディジタル演算処理に基づきエンジンの点火時期
を制御する点火時期制御装置において、エンジンに発生
するノックを検出しこのノック状態の強度に対応した数
のパルスを発生するノック検出装置と、このノック検出
装置の出力パルスに直接応動して制御割込処理の割込信
号を発生し、この割込信号に直接応動して前記ノック検
出装置の出力パルス数に直接応じて点火時期の修正値を
求め、この修正値で点火時期を修正制御する制御手段と
を含んで構成したことを特徴とする。
また、本発明の第3の発明は、上記他の発明の構成に加
え、ノックによる点火時期の修正後に、ノックが検出さ
れないときは1点火時期制御周期ごとに点火時期を修正
最小単位で進角方向に段階的に増加して修正制御する制
御手段とを含んで構成したことを特徴とする。
〔作用〕
このように構成されることから、本発明第1〜第3の発
明によれば1次の作用により、本発明の目的が達成され
る。
すなわち、ノック発生を示すノック検出装置の出力パル
スに直接応動した割込信号に直接応動してノックによる
点火時期の修正制御が行なわれるので、ノックが発生し
なければノック処理が行われない。したがって、必要な
ときのみノック処理が行なわれるので、マイクロプロセ
ッサ等の演算処理を軽減して処理効率を向上できる。ま
た、ノック発生に直接応動してノック処理を行うことが
ら、ノックによる点火時期修正値が速やかに次の点火時
期制御に反映され、ノックに対する制御の応答性が向上
される。
また、第2の発明によれば、まず、ノック検出装置から
発生される出力パルスは、ノック状態の強度に応じた数
のものとなる。そして点火時期を修正制御する手段は、
その出力パルスを取り込み、その出力パルス数に直接応
じて、すなわちノックの発生があるたびに、点火時期の
修正値を求め、これにより点火時期を修正制御する。し
たがって、ノック発生ごとにノックの強度に応じた修正
量により点火時期が遅角修正されるので、適切にノック
が消滅され、エンジン効率が高められる。
また、第3の発明によれば、ノックが検出されないとき
は1点火時期制御周期ごとに修正最小単位で段階的に進
角方向に修正制御することから、ノック直前まで点火進
角を進めることになり、エンジン出力が最大に保持され
ることになる。
〔実施例〕
以下、これらの発明を図面に示した実施例に基づき詳細
に説明する。
第1図には各種のエンジン制御を行うエンジン制御装置
の内の点火時期を制御する点火時制御装置が示されてい
る。図において、CPU12はエンジンの点火時期等の
各種データのディジタル演算処理を行うセントラルプロ
セッシングユニットであり、ROM14は点火時期制御
プログラム等の制御プログラム及び固定データを格納す
るための記憶素子であり、RAM16は読み出し及び書
き込み可能な記憶素子である。入出力インタフェイス回
路20は各種センサ、本実施例の場合、ノック検出袋@
30、クランク角センサ40及び負荷センサ50からの
信号を受け、バス18でCPU12に送るとともに、演
算処理後の点火信号工GNを点火コイル駆動回路60へ
送るものである。
ノック検出装置3oはエンジンに発生するノック状態に
応じた数のパルスKNCKPを発生するとともに、最初
の発生パルスに応動して一定時間の時間信号O5MPを
出力するように構成されている。例えば、時間信号O5
MPはワンショットマルチバイブレータで作られる。
クランク角センサ40及び負荷センサ50は基本点火時
期θADVの演算の基礎となる情報を得るために設けら
れている。クランク角センサ40はポジションパルス信
号(POS)PL及び基準クランク角信号(REF)P
2を出力し、負荷センサ50は本実施例の場合吸入管負
圧りから負荷信号を得ている。
点火コイル開動回路60は増幅器62、パワートランジ
スタ64及び点火コイル66から構成され、入出力イン
ターフェイス回路20からの点火信号IGNは増幅器6
2で増幅された後トランジスタ64に入力され、これに
よって点火コイル66の通流電流が制御され、所定の点
火時期が得られる。
第2図には入出力インターフェイス回路2oにおける点
火時期制御に寄与する回路の具体的構成が示されている
。図において、CPU12で演算された点火時期データ
θADV及び点火コイル66の通電開始時間データθD
WLはそれぞれ対応するアドバンスレジスタ(ADV−
REG)202及びドエルレジスタ(DWL−REG)
204にバス18を介して入力設定される。アドバンス
レジスタ202の出力はコンパレータ206に入力され
、また、ドエルレジスタ204の出力はコンパレータ2
08に入力され、コンパレータ206は第1のカウンタ
レジスタ210の計数値が7ドバンスレジスタ202の
設定値に達した際に出力パルスを発生する。また、コン
パレータ208は第2のカウンタレジスタ212の計数
値がドエルレジスタ204の設定値に達した際に出力パ
ルスを発生する。即ち、コンパレータ206は点火時期
パルスを、コンパレータ208は通電開始時期パルスを
それぞれ出力する。RSフリップフロップ214は各コ
ンパレータ206,208の出力に応動してオン、オフ
出力を繰り返し、Q出力で点火信号IGNが得られる。
以上の点火時期制御を実行するために第1のカウンタレ
ジスタ210はアンドゲート216から入力されるポジ
ションパルス信号P1を計数するようになっており、ア
ンドゲート216は基準クランク角信号P2でセットさ
れるRSフリップフロップ218のQ出力で開くように
設定されている。第1のカウンタレジスタ210は基準
クランク角信号P2でリセット(RESET)され、ま
た、RSフリップフロップ218はコンパレータ206
の出力でリセットされる。即ち、コンパレータ206で
RSフリップフロップ218がリセットされている状態
から、基準クランク角信号P2でRSフリップフロップ
218がセット状態に入ると、アンドゲート216が開
き、第1のカウンタ210は次の基準クランク角信号P
2が発生゛するまでポジションパルス信号P上を計数す
るようにされている。
第2のカウンタレジスタ212もポジションパルス信号
P1をアンドゲート220を開して計数するが、アンド
ゲート220の開く条件がアンドゲート216とは異な
っている。即ち、RSフリップフロップ218がリセッ
トされるコンパレータ206の出力でセットされるRS
フリップフロップ222のQ出力の成立で、アンドゲー
ト220が開くように設定され、RSフリップフロップ
222のリセットはコンパレータ208の出力で行われ
る。したがって、コンパレータ206が出力を発生した
後、ドエルレジスタ204に設定された値まで、第2の
カウンタレジスタ212はポジションパルス信号P上を
計数することになる。
また、ノック検出装置30の出力パルスKNCKP及び
O8MPはアンドゲート232を介してカウンタレジス
タ234に入力されており1時間信号O3MPの時間内
に発生するノック信号KNCKPが計数される。CPU
12はこの計数終了時点で割込みがかけられ、カウンタ
レジスタ234の計数値が、CPU12にバス18を介
して取込まれると同時に、カウンタレジスタ234の計
数値はクリアされて次のノック発生に備える。CPU1
2に取込まれたパルス数NPはノックの強度に対応する
データであって、点火時期修正量ΔθADV1(7)計
算1θADV1=f (NP) に用いられる。
時間信号O5MPはステータスレジスタ236で保持さ
れ、本実施例の場合、時間信号O8MPの後縁がノック
割込要求信号とされており、これはCPU12に取込ま
れる。カウンタ234のリセットはリセットレジスタ2
38の出力で行われ、リセットレジスタ238はCPU
12にカウンタ234の計数値が取込まれた後リセット
信号をカウンタレジスタ234に入力する。
以上の構成において1点火時期制御プログラムに従って
CPtJ12で演算処理された結果は、それぞれのレジ
スタ202,204に設定され、所定の点火信号IGN
がRSフリッププロップ214から得られる。また、ノ
ックが発生した場合には5時間信号O3MPで割込要求
が発生され、所定時間ノックの強度に応じて発生された
数のパルスの計数値をCPUI 2に取込んで修正値を
求め。
点火進角を後退修正する。そして、修正後は次のノック
割込要求による修正がない限り、点火時期制御の周期ご
とに修正最小単位で点火時期を進角方向に段階的に増加
するように制御する。
第3図は以上説明した第2図に示す回路の作動を示すタ
イミングチャートである。図において、(A)は基準ク
ランク角信号(REF)P2、(B)はポジションパル
ス信号(POS)PLである。(C)は第1のカウンタ
レジスタ210の計数状況を示し、C1はアドバンスレ
ジスタ202の設定値である。(D)はコンパレータ2
06の出力信号を示し、第1のカウンタレジスタ210
の計数値がアドバンスレジスタ202の設定値に到達し
た際に出力が発生することを示している。
(E)は第2のカウンタレジスタ212の計数状況を示
し、Elはドエルレジスタ204の設定値である。(F
)はコンパレータ208の出力で、コンパレータ206
の動作と同様である。(G)はコンパレータ206,2
08の出力即ちり、Fに応動するRSフリップフロップ
214の出力を示している。(H)はこのQ出力に応動
して流れる点火コイル66の点火コイル電流を示し、(
I)は点火時期を示している。
次に、第4図にはノック検出装置30のノックの発生に
応動しノックの強度に応じた数のパルスKNCKPを発
生するノック検出回路が示されている。図において、ノ
ックセンサ300は磁歪素子にピックアップコイルを巻
回して構成され、エンジンのシリンダのノック振動を電
気信号に変換する。このノックセンサ300の出力信号
VINはバンドパスフィルタ302に入力される。この
バンドパスフィルタ302はエンジンの寄生振動を除き
ノック振動を効率よく取り出すために設けられており、
演算増幅器304,306、コンデンサ308,310
,312及び抵抗314,316.318,320,3
22,324,326゜328.330,332から構
成されている。このバンドパスフィルタ302のバンド
幅は、ノック信号の周波数fが5〜8KHzにあること
から、本実施例の場合7KHzに設定されている。した
がって、バンドパスフィルタ302を通過したノック信
号はノック状態の強度即ちライトノック、ミドルノック
又はベビイノックに応じて振幅が変化することになる。
本発明はライトノック発生を基準として制御し、ライト
ノック以上のノックが発生しないように制御するもので
ある。
バンドパスフィルタ302を通過したノック信号をサン
プルホールド値の比較対象として最適値とするため減衰
器340に入力される。減衰器340は演算増幅器34
2.  トランジスタ344゜ツェナーダイオード34
6、ダイオード348゜350及び抵抗352,354
,356,358゜360.362から構成されている
サンプルホールド回路380は、減衰器340の出力信
号のピーク値をサンプルホールドするために設けられ、
トランジスタ384、ダイオード386、コンデンサ3
90.抵抗392,394゜396から構成されている
。即ち、コンデンサ390にはトランジスタ384がオ
ン状態にあるとき、ノイズが充電され、この充電された
値と減衰器340の抵抗360,362の中点電圧とが
比較回路700の演算増幅器702で比較される。
したがって、ノックの強度が所定値以上即ちライトノッ
ク以上のノックに対応したパルスを発生する。
タイミング回路800は前記各回路の動作タイミングを
取りかつ不必要な信号で比較回路700がパルス出力の
発生を防止するために設けられており、トランジスタ8
02,804,806,808.810.ダイオード8
12,814,816.818,820,821、コン
デンサ822゜824.826、抵抗828,830,
832゜834.836,838,840,842,8
44.846から構成されている。このタイミング回路
800のトランジスタ802には点火時期に一致して発
生される点火時期信号900が入力されている。この信
号900は、例えば前記RSフリップフロップ214の
出力の後縁を用いることができる。
タイミング回路800と比較回路700の出力側に抵抗
902とともに接続されたダイオード904は、マスキ
ング回路を構成し、点火時期後所定時間のノイズによる
出力の発生を防止している。
このノイズとしては点火信号がバンドパスフィルタ30
2の出力に重畳されるので、これによる誤動作を防止す
るためマスクをかけている。
トランジスタ802とトランジスタ804とは第1のワ
ンショットマルチバイブレータを構成し、トランジスタ
802が点火時期信号900でトランジスタ802が所
定時間オンとなると、これに応動してトランジスタ80
4がオフする。また。
トランジスタ802とトランジスタ806とで第2のワ
ンショットマルチバイブレータが構成されている。
トランジスタ808はサンプルホールド放電用のスイッ
チを構威し、トランジスタ810はサンプルホールド充
電用のスイッチを構成している。
即ち、トランジスタ806がオフ状態にあるとき。
トランジスタ808はオン状態となり、また、トランジ
スタ804,808が共にオフ状態にあるとき、トラン
ジスタ810はオン状態となる。従って、トランジスタ
810がオン状態となると、サンプルホールド回路38
0のトランジスタ384がオン状態となり、コンデンサ
390はサンプルホールドをする。また、トランジスタ
808がオン状態となると、コンデンサ390は抵抗3
96及びダイオード821を介して放電する。
第5図は以上の動作タイミングを示したもので、(A)
は点火時期信号900、(B)は点火時期信号でオン状
態となるトランジスタ802のコレクタ電圧、(C)は
トランジスタ804のコレクタ電圧である。(D)はト
ランジスタ806のコレクタ電圧、(E)はトランジス
タ808のコレクタ電圧である。
(F)はノックセンサ300の出力信号波形を示し、F
Oはノック信号以外の信号、Flはライトノック、F2
はミドルノックである。(G)はバンドパスフィルタ3
02を通過したノックセンサ300の出力信号波形で、
周波数7 K Hzの振幅が得られている。Igは点火
信号ノイズである。
(H)はサンプルホールド回tasoにおけるサンプル
ホールド電圧で、Hlは(D)に対応するサンプルホー
ルドの放電タイミング、H2は(E)に対応するサンプ
ルホールドタイミングである。
(I)はノック信号波形で、工1はライトノック、工2
はミドルノックに対応し、ノックの強度に応じてパルス
数が増加していることが判る。
次に、以上説明した点火時期制御装置で実行される点火
時期制御プログラムを第6図ないし第9図に基づき説明
する。
第6図にはエンジンの各種プログラム制御における点火
時期制御及びノック信号処理ルーチンの位置づけが示さ
れている0図において1割込要求IRQ500が発生す
ると、次のステップ502で割込要求解析処理によって
ノック(Knock)が、タイマ割込(TIMER)か
が判断される。
タイマ割込である場合には、ステップ504でタスク・
スケジュールにより各種のタスク506゜508.61
0,512がスケジュールに従って実行される。タスク
506は例えば吸入管負圧のアナログ・ディジタル変換
A/D及び回転数入力。
タスク508は点火時期及び点火コイルの通電時間制御
、タスク510はスタータスイッチ及びアイドルスイッ
チのモニタ制御、タスク512は補正処理である。そし
て、各種タスクの実行の結果、ステップでタスク終了報
告514がタスク・スケジュールに対してなされる。
また、ステップ502で割込要求解析処理の結果、ノッ
ク割込要求の場合には、ステップ520でノック信号処
理ルーチンが実行される。
第7図には前記ノック信号処理ルーチンが示されている
。図において、タスク起i@J 522によりステップ
524において、カウンタレジスタ234のカウント終
了でステータスレジスタ236のフラグをリセットする
。ステップ526において。
カウンタレジスタ234の内容NPの取込みが行われ、
取込んだ後ステップ528でカウンタレジスタがクリア
される。取込んだパルス数NPはノックの強度に応じた
値であり、この値から次のステップ530で点火時期修
正量ΔθADVLがΔθADV4=f (NP)から計
算されろ。ついで、ステップ532で点火時期修正実行
報告(フラグセット)がなされて、ステップ534でタ
スり終了となる。
第8図には点火時期制御ルーチンが示され、タイマ割込
による一定の点火時期制御周期ごとに実行される。この
点火時期制御ルーチンは基本点火時期θADV計算値に
、前記点火時期修正量Δ0ADV1及び通常修正量Δθ
ADV2を加える修正制御を行うように構成されている
。図において、タスク起動540によりステップ542
で基本点火時期θADV (BASE)が&ADV (
BASE)=f (N、L)より計算される。ここで、
Nはエンジン回転数、Lは吸入管負圧である。
計算の後、次のステップ544でノックによる修正実行
が完了したか否か(Yes、No)が判断される。ノッ
クが発生して未だその修正実行が完了していない場合(
No)には、次のステップ546で、点火時期修正量Δ
θADV (t)が次式で求められる。
ΔfllADV(t)= θADV(t−1)−A θ
ADV1・・・(1) 式(1)において、ΔθADVIは現在の修正量、Δθ
A D V (t−1)は修正直前の前の修正量である
ステップ544で求めた点火時期修正量0ADV (t
)は、ステップ548において、ステップ542で求め
た基本点火時期θADVに次式で示すように加えられる
A 8 ADV(t)= OADV(BASE)+ΔO
ADV(t)・・・(2) ステップ548の修正の結果、次のステップ550で修
正実行終了報告(フラグ・リセット)がなされ、ステッ
プ552でアドバンスレジスタへステップ548で求め
られた点火時期θA D V (t)が設定される。
以上のようにしてアドバンスレジスタに点火時期θA 
D V (t)が設定された後、ステップ554におい
て点火コイル66への通電開始時期制御ルーチンが実行
されてタスク終了556となる。
また、ステップ544でノックによる修正実行が完了し
ていると判断された場合、ステップ558に移行して点
火時期修正量Δ(IADV(t)が次式より求められる
ΔθA D V (t) =ΔθA D V (t−1
)+ΔθADV2・・・(3) 式(3)におイテ、Δa A D V (t−1)は修
正直前の修正量であり、八〇ADV2は通常修正量であ
る。この通常修正量ΔθADV2は修正最小単位を意味
している。ステップ558で求められた点火時期修正量
Δ0ADV(t)はステップ542で求められた基本点
火時期θA D V (BASE)に加えられる。即ち
1点火時期θA o V (t)は。
θADv(t)=θADV(BASE)+ΔθADV(
t)・・(4) から求められる。
この式(4)から明らかなように、ノックの発生によっ
てノックの強度に応じて後退させた点火時期を、ノック
が消滅したときには点火時期制御周期ごとに最小修正単
位の点火時期修正量で進角方向に増加させている。
ステップ560で求められた点火時期0ADV(1)は
ステップ552でアドバンスレジスタ202に設定され
後、前記と同様にステップ5・54で通電開始時期制御
ルーチンが実行されてタスク終了556となる。
以上説明したように点火時期が制御される結果。
ノックの発生と同時にノック消滅処理がノックの強度に
応じて行われ、ノック消滅処理後は点火時期を進角方向
に最小修正単位で増加させるので、常にノック直前に点
火時期が最適状態に高精度に設定されることになり、走
行性の向上とエンジン出力を最大に維持することができ
、エンジン効率を高めかつ排気ガス対策上極めて有益で
ある。特に、ターボチャージャーを付加したエンジンに
は極めて有効である。
第9図には点火時期制御ルーチンの他の実施例が示され
ている。この点火時期制御ルーチンは、第8図に示す点
火時期制御ルーチンにエンジンの回転数による制御ステ
ップを付加したもので、高回域における点火時期のノッ
ク修正の悪影響を除去したものである。即ち、ステップ
542の後に、ステップ600を設けてエンジン回転数
Nが予め設定した値NK以上か否か(Yes、No)を
判断し、予め設定した値NK未満の場合(NO)には、
第8図に示す点火時期制御ルーチンと同様であるが、予
め設定した値NK以上の場合(Yes)にはステップ6
02で点火時期修正量Δ0ADV(t)=Oとする。こ
の結果、ステップ604で点火時期θA D V (t
)は基本点火時期θADV (BASE)のみとされ、
この値はステップ550でアドバンスレジスタに設定さ
れる。その他のステップは第8図に示すルーチンと同様
であるので、その説明を省略する。
次に、本実施例の点火時期制御の実施結果を第10図に
ついて説明する。図において、Aはエンジンの始動から
発進、走行に至るエンジン回転数N(rpm)の推移を
示し、Bは車速である。Cは点火時期における進角度(
°)を示し、縦軸は上死点からの角度を示している。点
火進角度の推移は、ノック制御の実行を示している。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、次の効果を奏す
る。
第1の発明によれば、必要なときのみノック処理が行な
われるので、マイクロプロセッサ等の演算処理を軽減し
て処理効率を向上できる。また、ノック発生に直接応動
してノック処理を行うことから、ノックによる点火時期
修正値が速やかに次の点火時期制御に反映され、ノック
に対する制御の応答性が向上される。点火時期がノック
直前の最適状態に維持されるように制御されるので、ノ
ック音による走行性の低下は防止されるとともに、エン
ジン出力を最大に維持でき、エンジン効率を高めること
ができる。
第2の発明によれば、上記効果に加え、ノックの強度に
応じた修正量により点火時期が遅角修正されるので、適
切にノックが消滅され、エンジン効率が高められる。
また、第3の発明によれば、上記効果に加え、ノックが
検出されないときは1点火時期制御周期ごとに修正最小
単位で段階的に進角方向に修正制御することから、ノッ
ク直前まで点火進角を進めることになり、エンジン出力
が最大に保持されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンジンの点火時期制御装置の実施例
を示すブロック図、第2図は第1図中の入出力インター
フェイス回路の点火時期制御のための基本構成を示すブ
ロック図、第3図(A)〜(1)は第2図の回路の作動
を示すタイムチャート、第4図はノック検出回路の具体
的構成を示す回路図、第5図(A)〜(I)はその作動
を示すタイムチャート、第6図は割込処理を示すフロー
チャート、第7図はノック信号処理ルーチンを示すフロ
ーチャート、第8図は点火時期制御ルーチンを示すフロ
ーチャート、第9図は点火時期制御ルーチンの他の実施
例を示すフローチャート、第10図(A)、(B)、(
C)は実施結果を示すグラフである。 12・・・CPU、14・・・ROM、16・・・RA
M、18・・こパス、20・・・入出力インターフェイ
ス回路。 30・・・ノック検出装置、40・・・クランク角セン
サ、50・・・負荷センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンの回転情報を取込んでディジタル演算処理
    に基づきエンジンの点火時期を制御する点火時期制御装
    置において、エンジンに発生するノックを検出してパル
    スを発生するノック検出装置と、このノック検出装置の
    出力パルスに直接応動して制御割込処理の割込信号を発
    生し、この割込信号に直接応動して点火時期の修正制御
    処理を開始する制御手段とを含んで構成したことを特徴
    とするエンジンの点火時期制御装置。 2、エンジンの回転情報を取込んでディジタル演算処理
    に基づきエンジンの点火時期を制御する点火時期制御装
    置において、エンジンに発生するノックを検出しこのノ
    ック状態の強度に対応した数のパルスを発生するノック
    検出装置と、このノック検出装置の出力パルス数に直接
    応動して制御割込処理の割込信号を発生し、この割込信
    号に直接応動して前記ノック検出装置の出力パルス数に
    直接応じて点火時期の修正値を求め、この修正値で点火
    時期を修正制御する制御手段とを含んで構成したことを
    特徴とするエンジンの点火時期制御装置。 3、エンジンの回転情報を取込んでディジタル演算処理
    に基づきエンジンの点火時期を制御する点火時期制御装
    置において、エンジンに発生するノックを検出しこのノ
    ック状態の強度に対応した数のパルスを発生するノック
    検出装置と、このノック検出装置の出力パルスに直接応
    動して制御割込処理の割込信号を発生し、この割込信号
    に直接応動して前記ノック検出装置の出力パルス数に直
    接応じて点火時期の修正値を求め、この修正値で点火時
    期を遅角修正するとともに、この修正完了後にノックが
    検出されないときは、点火時期制御周期ごとに前記修正
    後の点火時期を修正最小単位で進角方向に増加修正する
    制御手段とを含んで構成したことを特徴とするエンジン
    の点火時期制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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