JPH03144945A - 光磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

光磁気記録媒体およびその製造方法

Info

Publication number
JPH03144945A
JPH03144945A JP28418389A JP28418389A JPH03144945A JP H03144945 A JPH03144945 A JP H03144945A JP 28418389 A JP28418389 A JP 28418389A JP 28418389 A JP28418389 A JP 28418389A JP H03144945 A JPH03144945 A JP H03144945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magneto
recording medium
optical recording
target
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28418389A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiminori Maeno
仁典 前野
Masanobu Kobayashi
小林 政信
Kayoko Oishi
大石 佳代子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP28418389A priority Critical patent/JPH03144945A/ja
Publication of JPH03144945A publication Critical patent/JPH03144945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、光磁気記録媒体、特に高いON比を得るこ
とができる保護膜を具えた光磁気記録媒体およびその製
造方法に間する。
(従来の技術) 光磁気記録媒体(以下、単に記録媒体と称する場合もあ
る)は、書換えのできる磁性Sを具えた高密度記録媒体
として、研究開発が活発に行なわれている。
このような記録媒体の磁性Sを構成する光磁気記録材料
の内でも、希土類金属と遷移金属との非晶質合金(以下
、単に日巳−TM合金と称する場合もある)は、磁化方
向がIIi膜面に対して垂直に配向した垂直磁化膜とな
ること、保持力が数(KOe)と大きいこと、スパッタ
、真空蒸着またはその他の被着技術で比較的容易に成膜
が可能であること等の点で、最も研究が進み、実用化が
進んでいる。
このような日E−TM合金を用いた記録媒体では、磁性
膜が垂直磁化膜であることから10’(ビット/cm2
)という極めて高密度な記録が可能であり、さらに、原
理的には、情報の消去と再書込みとの繰り返しを無限回
に近く行なうことができるという優れT:、特色を有す
る。
しかしながら、RE−TM金合金らなる磁性膜は磁気光
学的な効果(カー(Ke r r)効果)か小さいとい
う欠点がある。
そこで、上述した磁性膜の、読取り側とは相反する位置
に反射膜を設けたつ、保¥Ii膜によって磁性IIIを
挾んで配設することにより、光の屈折および反射を利用
して見掛は上のカー(Ke r r)回転角を大きくす
る構造が知られている(文献:小林 故旧「鉄と鋼」第
74年(1988)、第10号、第1901〜第190
8頁)。
以下、図面を参照して、上述した従来の光磁気記録媒体
につき説明する。
第2図および第3図は、従来の記録媒体の積層構造の一
構成例を説明するため、概略的な断面により示す説明図
である。
第2図に示す従来の構成例では、基板100表面に保l
II膜12、磁性膜14、保護膜]6、反射misおよ
び保Kl膜2078順次形成した構造となっており、ま
た、第3図に示す従来の構成例では基板20の表面に保
!I[膜22、磁性11124および保iI膜26を順
次形成した構造となっている。
このうち、基板]0および2oは記録媒体の書込みや読
出しに用いられる光の波長で透明な材料から構成され、
例えばポリカーボネート樹脂、ガラス、エポキシ樹脂ま
たはその他の材料が用いられている。
また、保護膜14.16.20.22および26は、例
えばSio、Sio2、Aj7N、5isNa、AlS
iN、AlflSiONまたはその他の保!II膜材料
を被着させて形成する。この場合、通常、保ill膜1
2は800人、16は500大、20および26は10
00大および22は700人程度の膜厚としている。
さらに、磁性11114および24は前述したRE−T
M金合金ら構成され、このような合金として例えばTb
−Fe合金、Tb−Co合金、Tb−Fe−Co合金ま
たはその他、希土類金属と遷移金属との組み合わせが種
々、知られている1通常、この磁性膜14は200人お
よび24は700人程度の膜厚としている。
これに加えて、反射膜18を構成する材料としては、ア
ルミニウム(Anが最も広く用いられており、この他、
例えば金(Al)、銅(C,u) 、チタン(T1)と
いった反射膜材料が知られ、その膜厚は、通常、500
人程度としている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、光磁気記録媒体に用いる保護膜としでは
、書込みおよびまたは再生に用いる光の波長に対して透
過性が良い(吸収係数kfJ<0.1以下)ことか望ま
れている。しかも保護膜はこの保護膜により見掛は上の
カー回転角を大きくするためには、屈折率も大きいこと
が必要とされており、現在知られている保護膜では、A
J2SiON膜を用いた場合でも、屈折率が2.0より
も小さいため使用波長で0.5(de9)以上というよ
うな十分なカー回転角(e);!=得ることができず、
よってCN比が低いという問題点があった。
従って、記録およびまたは再生特性に優れた光磁気記録
媒体を作製するためには、高い透明度を維持しつつさら
に屈折率の大きな保!jI膜が必要とされていた。
そこで、この発明は、上述した従来の、Al5iONの
保護膜の屈折率が小さいためにCN比が低かったという
問題点に鑑みなされたものであり、従って、この発明の
目的は、使用する光の波長に対して高い透過率を有しつ
つ、屈折率が大きい光磁気記録媒体およびその製造方法
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的の遠戚を図るため、この発明の光磁気記録媒体
によれば、 透明な基板上に設けられた保護膜と磁性膜とを具え、さ
らに場合によっては反射WAを具えることもある光磁気
記録媒体において、 保護膜を、A、&5iONと金属A℃単体とを含む膜と
して形成してなることを特徴とする。
この発明の光磁気記録媒体の好適実施例によれば、 保護膜における金属Al単体の含有量を、前記保!lI
膜の光吸収係数が0.1以下となる値とするのが良い。
また、この発明の光磁気記録媒体の好適実施例では、 保ill嘆における金属Al単体の含有量を、前記保護
膜の屈折率が使用する光の波長で2.0以上、好ましく
は、2.0〜2.7の範囲内の値とするのが良い。
さらに、この発明の光磁気記録媒体の製造方法によれば
、 透明な基板上に、保護膜と、磁性膜と、さらに場合によ
っては反射膜とを、それぞれ成膜して光磁気記録媒体を
製造するに当り、 保護膜は、α−またはB−サイアロンと金属AJ2単体
のターゲットに対し実質的にArガスのみを使用したス
パッタリングを行なって、形成することを特徴とする。
この発明の方法の好適実施例によれば、前記α−または
0−サイアロンで主ターゲットを形成し、前記金属Al
単体のチップで補助ターゲットを形成し、前記主ターゲ
ットのスパッタされる面上に前記補助ターゲットを配設
し、これら主ターゲットおよび補助ターゲットを複合タ
ーゲットとして前記スパッタリングを行なうのが良い。
さらに、この発明の方法の他の好適実施例によれば、 前記ターゲットを、前記α−または8−サイアロンと前
記金属Al単体とで形成した混合ターゲットとし、該混
合ターゲットに対し前記スパッタリングを行なうのが良
い。
さらに、この発明の実施に当り、 前記α−または0−サイアロンで主ターゲットを形成し
、前記金属AJ2単体で補助ターゲットを形成し、前記
主ターゲットと補助ターゲットを離間配置してこれら主
ターゲットおよび補助ターゲットに対し同時に前記スパ
ッタリングを行なうのが好適である。
(作用) 上述したこの発明の光磁気記録媒体によれば、保!l膜
はAlf S i ONと金属Al単体とを含む膜とし
て形成しである。そして、この保tIIIlヲ、Ant
i○N膜中に金属Aj2単体(化学結合していない金a
Alが含まれるように形成するので、後述する実験結果
からも明らかなように、金属A2単体の含有量を調整す
ることによって保護膜自体の、使用する光の波長に対し
て吸収係数を小さくすることができるとともに、屈折率
を大きくすることができる。
さらに、この発明の光磁気配!i媒体の製造方法によれ
ば、保l1lsを、Aj2SiONと金111単体のタ
ーゲットに対して実賞的にArガスのみを使用したスパ
ッタリングを行なって、成膜するので、金属Al単体が
化合物としてAl25iON11中に混入する恐れがな
く、従って、Aj2SiONに対する被スパツタ面積と
金属A2単体の被スパツタ面積との比を調整すること(
こよって、成mされたAl25iON11中における金
属Al単体の含有量を調整できる。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の光磁気記録媒体およ
びその製造方法につき併せて説明する。
尚、以下説明する実施例は単なる好適例(こすぎず、従
って、この発明は以下の実施例で説明される種々の条件
にのめ何等限定されるものではない。
罠五史ユ この実施例では、保護膜中従ってAj2SiON膿中に
含まれる金属/11単体の量に対する保護膜の屈折率n
と吸収係数にとの関係を調べるため試料を作製して測定
を行なった。測定した試料の作製は日Fマグネトロンス
パッタ装MIFr用いて行なった0作製のための条件は
次の通っである。主ターゲットとしてα−サイアロン(
組成は(Si++A、&+ )(N+zOa ))を用
い、補助ターゲットとして5mmX5mmの正方形の金
属A2単体のチップを用いて、主ターゲットの被スパツ
タ面上に補助ターゲットを配置してなる複合ターゲット
を真空処理室内に設置した。
真空処理室の真空度を10−’Torr以下の高真空度
に排気した後、Arガスを真空処理室に導入し、スパッ
タパワー!500W#よびArガス圧を3x 10−”
To r rとしてArイオンによりターゲット(主タ
ーゲットおよび補助ターゲット)のスパッタリングを行
ない、真空処理室内に配設したガラス基板上にAl5i
ON保護膜を膜厚1500人で成膜した。Arガスを用
いたスパッタリングであるので金![Al単体が化合物
となる恐れはない、よって、基板に被着形成されたAl
5iON保護順中に含まれる金、1IAl単体の量は主
および補助ターゲットのそれぞれの被スパツタ面積に依
存すると考えられ、従って、両者の被スパツタ面積の総
和に占める補助ターゲットの被スパツタ面積の割合から
金属A℃単体の含有量(%)i&算出した。
このようにして作製した保!Imにつき屈折率および吸
収係数を測定した結果を第1図に示す。
第1図は、Aj2SiON保護膜中に占める金属Aj2
単体の含有量と屈折率nおよび吸収係数にとの関係を示
す特性曲線図であり、横軸に金属Al単体の含有量(%
)および図中左側の縦軸に屈折率n!、および右側の縦
軸に吸収係数k18それぞれプロットして示しである0
曲線Iは屈折率特性および曲線■は吸収係数時′1′1
v!それぞれ示している。
これら屈折率および吸収係数は、波長633nmのレー
ザ光を用いて、通常の光学的手法によりそれぞれ測定し
た。
同図において、金属Aj2単体の含有量が0%は、生タ
ーゲットのみ%Arガスをスパッタしで作製した、比較
例のための、金属AJ2単体を含有しない試料の測定結
果である。この特性曲線工からも理解できるように、保
護膜のAnSiON中での金属A2単体の含有量がO(
%)従って従来のAj2SiON膜では屈折率は約1゜
9であり、含有量が5(%)で屈折率は約2となり、そ
の後含有量の増大に従って屈折率も大きくなり、含有量
が25(%)では屈折率は約2.7となっている。
この結果から、金属A2単体がAlSiON中に含まれ
れば、保護膜の屈折率が金属A2単体を含んでいない保
aSの場合よりも大となることがわかる。
一方、特性曲線IIからも理解できるように、金RAl
単体の含有量が10(%)程度以上となると、その含有
量の増加に従って吸収係数kが増大し、含有量が25(
%)となると吸収係数には約0.1となる。この結果か
ら、金!Al単体の含有量が25(%)以下であれば吸
収係数kを0.1以下とすることができることがわかる
。以上、屈折率nおよび吸収係数にの実測データから、
この発明の保護膜としでは、Ag5iON中に含ませる
金11Al単体の量は25(%)以下(但し0(%)を
含まない)とすれば、従来の保!I膜よりも良質の保護
膜が得られる。尚、カー回転角(El) !大きくする
目的から保!I[膜の屈折率を2.0以上とするのが好
ましいとすると、含有量の好適範囲は6−25 (%)
となる。
失10運2 この実施例では、第2図に示す積層構造の光磁気記録媒
体を試料としで作製してCN比およびエラーレイトを測
定した。この実施例では、保護膜22および26におけ
る金属Al単体の含有量を10(%)とし、これら保!
Illの作製を上述した実施例1の場合と同様なターゲ
ットを用いたスパッタリング方法で行なった。また、磁
性1124としてTb2□FeaaCO+。膜を従来と
同様の方法で成膜しで用いた。また、反射11118と
してアルミニウム(Al)を成膜した。
このようにしで作製した試料である光磁気記録媒体のに
!録再生特性を、波長830 (nm)のレーザど一層
を用い、回転速度]800(r、p、m)で回転させ、
記録周波数を3.7(MHz )とし、デユーティ−を
33(%)とし、測定位Hを回転中心からの距11#r
=30(mm)の位置とした測定条件で、測定した。そ
の測定の結果、記録パワー5.0(mW)および読出し
パワー1.0 (mW)で、51(dB)のCN比を得
た。また、エラーレイトは5x10−’であった。尚、
このときの保護膜の屈折率は2.3でありおよび吸収係
数はOであり、実施例1での結果と同じであった(第1
図参照)。
次に、この実施例で成膜した保護膜のCN比およびエラ
ーレイト特t!ヲ調べるため、試料を、温度80(’C
)および相対湿度(日H)85 (%)の雰囲気中に、
1000時間保持した後、当該試料のCN比およびエラ
ーレイトを測定したが、この雰囲気に保護膜を曝す前後
においてこれらの特性に(よ何ら変化が起らず、安定で
あった。
上述した実験結果からも明らかなよう(こ、金属、l単
体を含有するAlSiONfil[からなるこの発明の
保護膜を用いた光磁気記録媒体では、従来のAj2Si
ON膜からなる保護膜を用いた光磁気記録媒体とくらべ
て、CN比が2〜3(dB)程度高くしかも保護膜によ
る保護特性が劣化せずに安定であるので、この発明の保
護膜は従来の保護膜よりも良′lIiな膜であることが
わかる。
東去1調旦 この実施例の光磁気記録媒体の試料は、磁性膜の組成t
Nds DYz□Fes、C0zTisとした点を除き
、上述した実施例2で作製した試料と同様な積層構造と
して作製した。
この試料につき、波長830(nm)のレーザビームを
用い、回転速度3600 (r、o。
m)、記録周波数7.4 (MHz) 、デユーティ−
33(%)、測定位置を回転中心からの距離r=30 
(mm)の位置とした測定条件で、CN比特性およびエ
ラーレイト特性を測定した。
その測定の結果、CN比が50.5 (C18)であっ
て、この実施例の場合でも従来の光磁気記録媒体の場合
よりも2〜3(dB)程度高いことがわかった。
さらに、この実施例の試料につき、実施例2の場合と同
様な条件下で、保!1111の保護特性を調べたところ
、CN比およびエラーレイトともに伺う変化を起さず、
保!lI!膜が安定な特性を示した。
従って、この実施例の場合であっても、保護膜の保護特
性が従来の保!I[膜と比べて一層良好であることがわ
かった。
東10肚互 この実施例では、まず、シリコンウェハ上に保M膜を成
膜し、その屈折率を測定した。この保護膜の作製は、R
「マグネトロンスパッタ装@を使用した。またターゲッ
トとして、α−サイアロン(主ターゲット)および金属
Al単体(補助ターゲット)を用いた通常の多元スパッ
タ法により、保護膜を成膜した。スパッタの条件は、主
ターゲットに対するスパッタパワーを800(W)とし
、補助ターゲット(二対するスパッタパワーを100(
W)とした、また、スパッタガスとしでArガスを用い
、そのガス圧を3xlO−3(T。
rr)とした、このようにしてF1i膜しで得られた膜
厚1500人の保11Mの屈折率を通常の光学的手法に
より測定したところ2.35であった。この屈折率であ
ると、Aj2SiONIl中に含まれる金、IIAl単
体の量は、第1図の実験データから10(%)であるこ
とがわかる。
次に、この実施例で作製した保!1mlと同様な膜を保
護層としてIfl、l!シて、実施例2と同様な光磁気
記録媒体の試料を作製した。
この試料につき、実施例2の場合と同様な条件でCN比
およびエラーレイトの両特性並びに保護膜の保護特性を
調べたところ、CN比は51゜2(d 8)で従来の光
磁気記録媒体よりも3〜4(dB)高いことがわかった
。また、エラーレイトは5X10すであった。さらに、
この保護膜の保護特性も実施例2および3の場合と同様
に安定しており、従来の保!I膜よりも良好であること
がわかった。
罠思思亙 この実施例では、ターゲットとしてB−サイアロン(組
成はAj7Siう○N?)(主ターゲット)の被スパツ
タ面上に金属AJ2単体チップを補助ターゲットとして
配置した点以外は、実施例1の場合と同′PJな条件で
スパッタを行ない、保護膜を作製した。このようにして
作製した保!I膜につき、その屈折率nおよび吸収係数
kを実施例1の場合と同様に通常の光学的手法で測定し
た。その測定結果を第4図に示す。
第4図は、横軸に金属Al単体のAj2 S i ON
膜中での含有量をプロットし、左縦軸に屈折率nおよび
右縦軸に吸収係数kをプロットしで示しである。同図に
おいて、曲線■[よ屈折率特性および曲線■は吸収係数
特性をそれぞれ示す、尚、金属A、&単体の含有量0(
%)の保!1.11は比較例としての従来の保護膜であ
る。
第4図に示した特性曲線mからも理解できるように、金
属Alf単体の含有量が増加するに従って屈折率nも大
きくなり、また、吸収係数にも増加するが吸収係数は含
有量20%を越えると急激に増大する。この実施例の場
合にも、吸収係数kが0.1のときは屈折率は2.7で
あって、そのときの金、1AJ2単体の含有量が25(
%)であるので、この含有量を25(%)以下(但し、
0(%)を除く)とすれば従来の保!I膜よりも良質の
保!1111が得られることがわかる。尚、カー回転角
1)!大きくする目的のため保[膜の屈折率を2.0以
上とするのが好ましいとすると、含有量の好適範囲は5
−25 (%)となる。
来Jl□旦 この実施例では、実施例5で用いたターゲット部分のう
ち主ターゲットを6−サイアロン(組成はAj2zSi
303N6)に置き換えた点以外は実施例5の場合と同
様にして保tW膜を作製した。
そして、この保!!111の屈折率nと吸収係数にとを
、上述した実施例1の場合と同様に通常の光学的手法に
より測定した。この実施例の保!!膜に対する測定結果
を第5図に示す。
第5図は、第4図と同様にして示した特性曲線図であり
、曲線Vは屈折率特性を示しおよび曲線■は吸収係数特
性を示す。これらの両特性(曲線Vおよび■)は、第4
図で示した特性(曲線■および■)とほぼ同様な傾向を
示していることがわかった。
その結果、この実施例の保護膜の場合であっても、吸収
係数no、1としたときの屈折率nはほぼ2.7であり
、そのときの金aAlfl単体の含有量は25(%)で
あるので、この金属Al単体の含有量を25(%)以下
(但し、O(%)を除く)とすれば保護膜として良質の
膜が得られる。
尚、カー回転角(e)!高める目的からこの実施例の保
!1111の屈折率nを2.0以上とするのが好ましい
とする場合には、金属A℃単体の含有量の好適範囲は5
−25 (%)となる。
東11性ヱ この実施例では、光磁気記録媒体の構造を、第3図に示
した積/I構造とし、ガラス基板10側に設けた保護膜
の屈折率nと、この保tX膜の膜厚口(nm)と、光磁
気記録媒体でのカー回転角(f3)  (d e Ca
1)との関係をコンピュータシミュレーションで調べた
。この実施例では、保vii22として、屈折率nをn
=1.8からn=3.0までの屈折率差△n=0.2の
種々の値の保!I膜を選び、それぞれの屈折率nl有す
る保i1膜22毎に、膜厚*O(nm)から120(n
m)に変えたときのそれぞれのカー回転角(El)(d
eq)7aコンピユータでシミュレーションした。
その結果を第6図に示す、第6図において、横軸に保護
膜の膜厚(H)(nm)lFrプロットしおよび縦軸に
カー回転角(e)(deq)t−プロットして示しであ
る。このシミュレーションの結果は、いずれの組成の磁
性膜(記録層)24であっても同様の傾向を示した。第
6図に示すシミュレーション結果から明らかなように、
カー回転角(13)は、保護膜の膜厚の変化に対して屈
折率nが小ざいほど変化が小さく屈折率口が大きいほど
変化も大きい。例えば、屈折率n=2.0では膜厚40
 (nm)でカー回転角(El)は約0.4(deq)
、60nmで約0.5 (deq)、80nmで約0.
55 (deg)、1100nで約0.55 (deq
)、120nmで約0745(deq)である。また、
屈折率n=2.8では、膜厚40 (nm)でカー回転
角(e)は約0.9 (deq) 、60nmで約1.
2 (deg)、80nmで約0゜6 (deq)、1
o○nmで約0.35 (deg)、120nmで約0
.3 (deq)である、このシミュレーション結果か
ら、カー回転角eはe=0.5 (deq)以上であれ
ばよいので、保護膜22の屈折率口W2.0以上とすれ
ばカー回転角が0.5(deq)以上となる膜厚の領域
があることがわかる。
従って、好ましくは屈折率nはn=2.0以上とするの
か良い。
尚、既に述べたように、この屈折率n=2.0に対応す
る金属Al単体の含有量は第1図および第4図の実験デ
ータから5(%)以上となっている。
衷妻l艶旦 この実施例では、第3図に示す積層構造の光磁気記録媒
体であって、保護膜22および26を実施例1および6
で既に説明したと同様な方法および成膜条件でそれぞれ
作製した光磁気記録媒体のそれぞれについてCN比を測
定した。その測定結果を第7図に示す。
第7図において、横軸に金属A2単体の含有量(%)を
プロットしおよび縦軸CN比(dB)1プロツトして示
してあり、曲線■は実施例1に従って作製した保護膜を
有する試料のCN特性を示し、曲線■は実施例6に従っ
て作製した保護膜を有する試料のCN特性を示している
。尚、金属Al単体の含有量O(%)の試料は、比較の
ための、従来のAl S i ONのみからなる保護膜
を具える光磁気記録媒体である。
これら曲線■および■がら理解できるように、金属A、
&単体の含有量か5(%)程度では、この発明の光磁気
記録媒体のCN比は従来の光磁気記録媒体に比べてさほ
ど大きくはなっていないが、含有量が5(%)を越える
と次第にCN比か高くなり、含有量20〜25(%)程
度でCN比が約51(dB)という最大値を得る。含有
量が25(%)を越えるとCN比は急激に低下し、含有
量が28(%)より多くなるとCN比は従来の光磁気記
録媒体のCN比よりも小さい値となってしまう、この実
験データの結果から、A、ff5iON膜に含ませる金
属Al単体の量は28(%)以下とするのが良いことが
わかる。
東1四肚旦 この実施例では、主ターゲットとしてα−サイアロンを
用いてガラス基板上に保!ll111i%形成しで、こ
の保ff1iliの吸光度の変化を測定した。
第8図(A)〜(D)(よ、金属Al単体の含有量が5
(%)、10(%)、15(%)および25(%)の保
!I[@にそれぞれ対応する吸光度曲線である。また、
第8図(E)は、比較例を示し、α−サイアロンのみを
ArとN2のj捏合ガスでスパッタして形成した、金属
Al単体を含有していない保1[膜の吸光度曲線である
。これらの測定に当り、各保護膜の膜厚は同一の値とし
た。
これらの図は、横軸に光の波!%(nm)をプロットし
および縦軸に吸光度(%)をプロットして示しである。
尚、吸光度(%)が高いほどこの保護膜は光の透過性(
透明度)が大であることを意0未する。
これら第8図(A)〜(E)の実験結果から理解できる
ように、従来の保mM CH2図(E))では300〜
900 (nm)の広い波長範囲にわたって高い吸光度
を示している。これに対し、金属Al単体の含有率5(
%)〜]5(%)の各保護膜(第8図(A)〜(C))
では、波長300(nrn)では吸光度30(%)以下
であるが、波長600(nm)ではほぼ95〜100(
%)となり、波長600(nm)以上では80〜90(
%)程度である。また、含有量25(%)の保護膜(第
8図(D))では、波長300(nm)では吸光度○(
%)、波長600 (nm)で45〜50(%)となり
、波長900(nm)では約75(%)T:ある、この
ように、この発明(こ係る保t!膜の場合には、波長に
よって吸光度の変化が目立つが、これは保護膜における
多重反射の影響によるものと思われる。しかしなから、
金fiAj2単体含有量が25(%)以下(但し、○(
%)を除く)の保I[l1iIであれば、吸光度がS○
(%)以上となり透明度が高くなるので、実用上問題は
ない。
この発明は上述した実施例にのみ銀定されるものではな
く多くの変形または変更を加えることができる。例えば
、この発明の光磁気記録媒体では、保護膜を、Aj2S
iONと金属Al単体とを含む膜とすること以外の1!
々の構成上の要件は設計に応じて任意好適に定めること
ができる。また、この発明の光磁気記録媒体の製造方法
においては、α−またはB−サイアロンと金!IIAJ
2単体をターゲットとして用い、かつスパッタガスとし
でArガスを用いること以外の1!々の製造上の条件は
設計に応じて任意適当に定めることができる。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の光磁気
記録媒体およびその製造方法によれば、光磁気記録媒体
が具える保護膜を、Al5iON中に金属A1単体を含
ませてなる膜として形成するので イ♀i!陽中τの「
の全層Alfj1体の含有量!U4!!することによっ
て保護膜の屈折率を高くして吸収係数を低くすることが
できる。従って、使用波長に対して透明度を高く禮持し
つつ、従来の光磁気記録媒体に比べてCN比の高い、良
質の光磁気記録媒体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図および第5図は、この発明の光磁気記録
媒体およびその製造方法の説明に供する、保lK膜の、
金属Al単体含有量と屈折率および吸収係数との関係を
それぞれ示す特性曲線図、第2図および第3図は、この
発明および従来の光磁気記録媒体の積層構造の説明にそ
れぞれ供する断面図、 第6図は、この発明の光磁気記録媒体およびその製造方
法の説明(こ供する図であって、保護膜の屈折率および
膜厚と、カー回転角との関係をコンピュータによりシミ
ュレーションして得た特性曲線図、 第7図は、この発明の光磁気記録媒体およびその製造方
法の説明に供する、保護膜中の金属Al2単体の含有量
と、光磁気記録媒体のON比との関係を示す特性曲線図
、 第8図(A)〜(D)(よ、この発明の光磁気記録媒体
の吸光!Xを示す特性曲線図、 第8図(E)は、従来の光磁気記録媒体の吸光f′!!
Lを示す特性曲線図である。 10・・・基板 12.16.20,22.26・・・保護膜14.24
・・・磁′i!膜、  18・・・反IPfl!。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明な基板上に設けられた保護膜と磁性膜とを具
    え、さらに場合によっては反射膜を具えることもある光
    磁気記録媒体において、 保護膜を、AlSiONと金属Al単体とを含む膜とし
    て形成してなる ことを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. (2)請求項1記載の光磁気記録媒体において、前記保
    護膜における金属Al単体の含有量を、前記保護膜の光
    吸収係数が0.1以下となる値としたことを特徴とする
    光磁気記録媒体。
  3. (3)請求項1記載の光磁気記録媒体において、前記保
    護膜における金属Al単体の含有量を、前記保護膜の屈
    折率が使用する光の波長で2.0以上の値とすることを
    特徴とする光磁気記録媒体。
  4. (4)透明な基板上に、保護膜と、磁性膜と、さらに場
    合によっては反射膜とを、それぞれ成膜して光磁気記録
    媒体を製造するに当り、 保護膜は、α−またはβ−サイアロンと金属Al単体の
    ターゲットに対し実質的にArガスのみを使用したスパ
    ッタリングを行なって、形成する ことを特徴とする光磁気記録媒体の製造方法。
  5. (5)請求項4記載の光磁気記録媒体の製造方法におい
    て、前記α−またはβ−サイアロンで主ターゲットを形
    成し、前記金属Al単体のチップで補助ターゲットを形
    成し、前記主ターゲットのスパッタされる面上に前記補
    助ターゲットを配設し、これら主ターゲットおよび補助
    ターゲットを複合ターゲットとして前記スパッタリング
    を行なうことを特徴とする光磁気記録媒体。
  6. (6)請求項4記載の光磁気記録媒体の製造方法におい
    て、前記ターゲットを、前記α−またはβ−サイアロン
    と前記金属Al単体とで形成した混合ターゲットとし、
    該混合ターゲットに対し前記スパッタリングを行なうこ
    とを特徴とする光磁気記録媒体。
  7. (7)請求項4記載の光磁気記録媒体の製造方法におい
    て、前記α−またはβ−サイアロンで主ターゲットを形
    成し、前記金属Al単体で補助ターゲットを形成し、前
    記主ターゲットと補助ターゲットを離間配置してこれら
    主ターゲットおよび補助ターゲットに対し同時に前記ス
    パッタリングを行なうことを特徴とする光磁気記録媒体
JP28418389A 1989-10-31 1989-10-31 光磁気記録媒体およびその製造方法 Pending JPH03144945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28418389A JPH03144945A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 光磁気記録媒体およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28418389A JPH03144945A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 光磁気記録媒体およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03144945A true JPH03144945A (ja) 1991-06-20

Family

ID=17675251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28418389A Pending JPH03144945A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 光磁気記録媒体およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03144945A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0139474B1 (en) Magneto-optic memory element
JP3178025B2 (ja) 光磁気記録媒体及びその製造方法
JP2889880B2 (ja) 積層体、積層体に使用する化合物および積層体を備えた光情報キャリヤ
JPH0259529B2 (ja)
JPH03144945A (ja) 光磁気記録媒体およびその製造方法
EP0475452B1 (en) Use of a quasi-amorphous or amorphous zirconia dielectric layer for optical or magneto-optic data storage media
JP2558011B2 (ja) 磁気光学記憶媒体
JPS6126954A (ja) 光磁気記録媒体
JPS6122455A (ja) 磁気光学記録媒体
JP2527762B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPS6318546A (ja) 光磁気記録媒体
JPS62293542A (ja) 光磁気記録媒体
JPH0215929B2 (ja)
JPS59116990A (ja) 光磁気記録媒体
US5589282A (en) Magneto-optical recording medium
JPS5938950A (ja) 磁気光学記憶素子
JPS63171449A (ja) 光磁気デイスク
JP2960470B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPH0660452A (ja) 光磁気記録媒体
JPH039544B2 (ja)
JP2908911B2 (ja) 磁気光学記憶素子
JP2750177B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP2779521B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPH0259530B2 (ja)
JPH0524571B2 (ja)