JPH031449Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH031449Y2
JPH031449Y2 JP12435683U JP12435683U JPH031449Y2 JP H031449 Y2 JPH031449 Y2 JP H031449Y2 JP 12435683 U JP12435683 U JP 12435683U JP 12435683 U JP12435683 U JP 12435683U JP H031449 Y2 JPH031449 Y2 JP H031449Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
polybutadiene
plaster
coating layer
foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12435683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6032939U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12435683U priority Critical patent/JPS6032939U/ja
Publication of JPS6032939U publication Critical patent/JPS6032939U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH031449Y2 publication Critical patent/JPH031449Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は消炎鎮痛プラスター用の新規な基材に
関する。 消炎鎮痛プラスター(以下、単にプラスターと
云う)は、織布・不織布等の布地、ポリ塩化ビニ
ルフイルム、ポリエチレンフイルム、ポリウレタ
ンフイルム或いは合成ゴムを織布にコーテイング
した布地を基材とし、該基材の裏面にサリチル酸
エステルを主成分とするプラスター剤である粘着
剤を塗着し、更に離型フイルムを貼着し、使用時
に該離型フイルムを剥離して人体に密着貼付する
ようにされたものである。斯かるプラスター材
は、その性質上比較的長時間に亘つて人体に貼付
されるものである為、生体のかぶれ難さ、なじみ
易さ及び生体運動に対する適合性等が重要視され
る。特に生体運動に対する適合性が悪い場合、使
用中に生体表面の伸縮運動に付合しなくなつて容
易に剥離したり部分的に基材と皮膚面とが擦れ合
つて所謂絆創膏皮膚炎と称されるかぶれを生じた
りすることがある。また粘着力を強くして剥離や
部分的な擦れ合いを抑えようとすると所謂つつぱ
り感を与え生体運動が阻害されることになつて使
用者に不快感を与えることにもなる。従つて最近
では伸縮性のある軟質のポリウレタンフイルムや
伸縮性のあるメリヤス編の布地に合成ゴムをコー
テイングしたもの等が上記基材として用いられる
ようになつたが、斯かる軟質フイルムと難も生体
運動に完全にフイツトする程の低モジユラス且つ
伸縮性を有するまでには至らない為、上記の問題
点が一掃されるには未だ充分ではなかつた。亦、
このようなプラスターは人体に貼付された状態で
は基材表面が衣服と接触するので、相互の滑りが
悪いと衣服の着心地を悪化させることになり、需
要者はこの点での改良も強く望むようになつた。 本考案者等は斯かる実情に鑑み研究を重ねた結
果、特定された発泡倍率と厚みの1,2−ポリブ
タジエン発泡薄膜が生体との馴染性、肌ざわり、
風合い等において頗る良好であることを見出すに
至り、本考案はこの知見をもとに更に有機もしく
は無機の滑剤を含有するエステル結合を有しない
高分子物質の被覆層を併用することによつて、上
記問題点を一掃し且つ需要者の要望に充分応え得
る新規なプラスター基材を提供せんとするもので
ある。 本考案の実施例を添付図面に基づき説明する
と、第1図は各種素材の応力−伸び特性図、第2
図は本考案の代表例を用いたプラスターの部分縦
断面図、第8図は他の実施例の同様図である。即
ち、本考案は発泡倍率2〜7倍、厚さ0.2〜0.7mm
の1,2−ポリブタジエン発泡薄膜1の少なくと
も表面に、エステル結合を有しない高分子物質で
あつて有機系もしくは無機系滑剤のいずれかもし
くは双方を含有し上記発泡薄膜と協動的に伸縮す
る被覆層2を定着せしめて成ることを特徴とする
プラスター基材である。1,2−ポリブタジエン
の発泡体はその独特の柔軟性と風合いの故に各種
クツシヨン材その他の用途に広く用いられるよう
になつたが、本考案者等は多くの試行錯誤を繰り
返した結果、発泡倍率2〜7倍、厚み0.2〜0.7mm
の1,2−ポリブタジエン発泡薄膜は人体の皮膚
面に貼付するとその柔軟性及び伸縮性により生体
運動に頗る良好にフイツトし且つ一種独特の肌ざ
わりと風合いを呈することを見出した。即ち、発
泡倍率が2〜7倍の場合、1,2−ポリブタジエ
ン樹脂独特の柔軟性と気泡による弾性とが相乗し
て生体運動に極めて良好に適合する伸縮性と好適
な感触を呈し、厚みが0.2〜0.7mmの範囲にあつて
は布地のようなドレープ性が良好に維持されると
共に上記特性が更に顕著となるのである。ところ
が発泡倍率が2倍未満の場合、見掛上のモジユラ
スが大きく弾性が減退する為ソフトな感触が少な
くなる傾向となり、非発泡のフイルムに近いもの
となる。一方7倍を超えると気泡の占める比率が
大きくモジユラスは低くなるが、引き裂き、引張
り、表面の耐スクラツチ性などの物理的性質が低
下し衣服との摩擦で表面が擦り切れ易くなる。ま
た、“腰”がなくなり、プラスター基材とした場
合生体運動とのフイツト性に乏しくなつて生体よ
り剥離し易い傾向となる。更に、発泡倍率を上記
の好ましい範囲に設定しても、厚みが0.2mm未満
の場合は、その発泡体としての弾力性・柔軟性が
相殺されてプラスターに近いものとなると共に製
造過程でその厚み内に有効な発泡を生起させるこ
とが困難となり、逆に0.7mmを超えるとドレープ
性に乏しくなり、且つ生体運動との適合性が悪く
なる傾向となる。元来、合成樹脂発泡体としては
ウレタン樹脂発泡体、軟質ポリ塩化ビニル樹脂発
泡体、合成ゴム発泡体等数多く知られているが、
これらの発泡体に於てはいずれも上記の如く薄膜
で且つ比較的高倍率の発泡体にすることは製造上
極めて困難であり、1,2ポリブタジエンにあつ
てそれが可能な所以は、1,2−ポリブタジエン
独特の熱可塑性エラストマーとしての性質にある
と考えられる。従つて、上記の如く特定された発
泡倍率及び厚み範囲とこの熱可塑性エラストマー
としての性質との相乗効果によつて得られる特性
は他のこの種の素材では達成されない独特のもの
であると云える。このような1,2−ポリブタジ
エン発泡薄膜の特性を現在プラスター基材として
使用されている素材と比較して第1表及び第1図
に示す。尚、第1図の符号1,2,3は夫々第1
表のNo.に相当する。
【表】 第1表で明白な如く1,2−ポリブタジエン薄
膜は初期弾性率が最も小さく、生体に対し違和感
がなく良く馴染むことが容易に理解される。亦、
通常生体の皮膚面の伸びは25%以下とされている
が、第1図に示す如く1,2−ポリブタジエン薄
膜は極めて低いモジユラスを有し、伸び率25%以
下では応力は極めて小さく生体運動に対し適合性
が頗る良好であることが証明できる。 以上の如く、発泡倍率及び厚みが上記の如く特
定された1,2−ポリブタジエン発泡薄膜1のプ
ラスター基材としての優秀性は明白となつたが、
本考案は該発泡薄膜1の特性を活かし、少なくと
も表面にエステル結合を有しない高分子物質に有
機系もしくは無機系滑剤のいずれかもしくは双方
を含有する被覆層2を定着させ、プラスター基材
として更に高度な性能を具備せしめんとするもの
であり、第2図では該発泡薄膜1の表・裏両面に
被覆層2,2′が定着されてプラスター基材10
が構成され、裏面の被覆層2′にはサリチル酸エ
ステル等を含む粘着剤層3が塗着されたプラスタ
ーPが示されている。被覆層2,2′を構成する
層は、エステル結合を有しないゴム質の高分子物
質に、有機系もしくは無機系の滑剤の一方あるい
は両方が添加された高分子被膜によつて形成され
る。また、このエステル結合を有しない高分子物
質は、例えば、スチレン・ブタジエンゴム
(SBR)、スチレン・イソプレン・スチレンゴム
(SIS)等が好ましく採用され、裏面の被覆層
2′に塗着される粘着剤層3のサリチル酸エステ
ル等の粘着剤に侵され、被覆層が劣化し、ベタツ
キを起こすようなことがなく、1,2−ポリブタ
ジエン発泡体との密着性がよく、低モジユラスの
柔軟で伸縮性のある良い被膜を形成する。更に、
また、この高分子物質に添加される上記滑剤は、
粘着剤の被覆層への浸透を抑制するような機能を
有しており、高分子物質ポリエチレン、塩素化ポ
リエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、フツ素
化ポリエチレン、フツ化ビニリデン等のエステル
結合を有しない有機系滑剤や、シリカ或いは表面
処理したシリカ、フツ化黒鉛等の無機系滑剤が好
ましく採用される。そしてこの上記高分子物質に
添加される上記有機系や無機系滑剤の充填量は、
高分子物質100部に対して滑剤略150〜300部が適
当である。斯くして前記高分子被膜は、高分子物
質がトルエン、メチルエチルケトン、ジメチルホ
ルムアミド、などの単独あるいは混合溶媒に溶解
され滑剤が良く分解された状態で上記発泡薄膜1
の表・裏両面にスプレー法或いはロールコーター
法等により塗布される。乾燥時の厚み5〜30μの
被覆層2,2′として定着されるのが適当である。
尚、この被覆層2,2′は必要に応じて発泡薄膜
1との密着性を高めるために発泡薄膜1と被覆層
2,2′との間にアクリル樹脂、ネオプレン等の
プラスターを用いても良い。斯かる被覆層2,
2′は1,2−ポリブタジエン発泡薄膜1と略同
様の伸縮性を有するもので、両域方向の外力が付
加されると該発泡薄膜1と協動的に伸縮する。
亦、衣服用の布地と擦り合わせても抵抗なく相互
に滑動し得るものであり、上記プラスターPを人
体に貼付した時衣服と接触する表面の被覆層2に
よつて、衣服と該プラスターPとが抵抗なく擦れ
合い、使用者をして不快感を生じさせないのであ
る。更に、該被覆層2,2′は、サリチル酸エス
テルの他にdl−カンフアーがl−メントール等を
含む粘着剤層3に対し、耐薬品性を有するもので
あり、これによつて裏面の被覆層2′は粘着剤層
3からの薬液の発泡薄膜1への浸透を有効に阻止
する機能を有すると共に、表面の被覆層2はプラ
スターPを在庫の為に重ね合わせて保管した場合
に、やはり薬液の発泡薄膜1への浸透を阻止する
機能を果たす。 第3図のプラスターP′は、粘着剤層3とともに
上記構成のプラスター基材10の全面域に亘り径
が0.1〜1.0mmの小孔101……をパンチングによ
り千鳥状に8mmの間隔で穿孔したものである。こ
れによつて貼付面の通気性が維持され、ムレによ
るかぶれ等の発生が可及的に抑制される。また、
勿論第3図の如きものとは異なり、発泡薄膜1の
みに当初から穿孔したものを用いても良い。 尚、図には示さないが1,2−ポリブタジエン
発泡薄膜1の裏面に上記被覆層2′を定着しない
ものも除外されるものではない。該裏面の被覆層
2′は上述の如く粘着剤層3からの薬液の発泡薄
膜1への浸透を阻止する機能を有するものであつ
て、1,2−ポリブタジエンが斯かる薬液に対し
て同程度の耐薬品性を有するので、該被覆層2′
がなくとも製品の品質を大巾に低下させるもので
はなく、従つてこれらはグレードの範疇に属する
ものとして適宜商品化されるものである。 叙述の如く、本考案のプラスター基材は発泡倍
率及び厚みが上記の如く特定された1,2−ポリ
ブタジエン発泡薄膜をその基体とすることによつ
て、その独特の伸縮性・ドレープ性等をして生体
運動に極めて好適にフイツトし得るまさにうつて
つけのものとして位置付けられる上に、該発泡薄
膜の少なくとも表面にエステル結合を有しない高
分子物質であつても有機系もしくは無機系滑剤の
いずれかもしくは双方を含有し上記発泡薄膜と協
動的に伸縮する被覆層が定着されているから、人
体が貼付状態で衣服との擦れ合いによる抵抗感を
受けず貼付による不快感を伴わないと云う利点が
付加され、この意味からも需要者の要望に応え得
るまさに理想的なものとして高い評価が得られる
と云える。しかも該基材に多くの小孔を穿孔すれ
ば、1,2−ポリブタジエンの特性が活かされ通
気性のある基材とすることが出来、プラスター基
材としての性能が一層高められることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は各種素材の応力−伸び特性図、第2図
は本考案の代表例を用いたプラスターの部分縦断
面図、第3図は他の実施例の同様図である。 符号の説明、1……1,2−ポリブタジエン発
泡薄膜、2……被覆層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡倍率2〜7倍、厚さ0.2〜0.7mmの1,2−
    ポリブタジエン発泡薄膜の少なくとも表面に、エ
    ステル結合を有しない高分子物質であつて有機系
    もしくは無機系滑剤のいずれかもしくは双方を含
    有し上記発泡薄膜と協動的に伸縮する被覆層を定
    着せしめて成ることを特徴とする消炎鎮痛プラス
    ター基材。
JP12435683U 1983-08-09 1983-08-09 消炎鎮痛プラスタ−基材 Granted JPS6032939U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12435683U JPS6032939U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 消炎鎮痛プラスタ−基材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12435683U JPS6032939U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 消炎鎮痛プラスタ−基材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6032939U JPS6032939U (ja) 1985-03-06
JPH031449Y2 true JPH031449Y2 (ja) 1991-01-17

Family

ID=30283517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12435683U Granted JPS6032939U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 消炎鎮痛プラスタ−基材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6032939U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6032939U (ja) 1985-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3293684A (en) Integral detergent-sponge structure
EP0625914B1 (en) A dressing
CA2021307C (en) Low friction film dressing
AU602842B2 (en) Improved prophylactic sheaths
US5264281A (en) Adhesive tapes for medical or sanitary use
US5308695A (en) Adhesive tapes for medical or sanitary use
JPH09154933A (ja) 医療用粘着テ−プ及び救急絆創膏
JPH06346032A (ja) 両面粘着テープ
CN1258419C (zh) 用于保护身体部位的叠层材料及包含该叠层材料的装置
JP3015878U (ja) 液状化粧料含浸パフ
JPH024376A (ja) 医療用貼付部材
JPH031450Y2 (ja)
JP2980485B2 (ja) 軟膏付救急絆創膏
US6727402B1 (en) Film plaster using support films with improved sliding properties and good extensibility, achieved by optimising the surface structure and hardness
JPS6321402Y2 (ja)
AU776814B2 (en) Polyurethane support film provided with hydrophobing agents for film plasters
JP2001321433A (ja) 皮膚用貼付材およびそれを用いた救急絆創膏、ならびに靴擦れ用貼付材
JPS6238655Y2 (ja)
JP3224318U (ja) 貼付材
AU2005264848B2 (en) Water resistant undercast padding
JPH0415681B2 (ja)
JPH0347884A (ja) 医療用又は衛生用粘着テープ
JPS639292Y2 (ja)
JPH068822Y2 (ja) 化粧用塗布具素材
JPH0250201B2 (ja)