JPH0314836A - イミド系プレポリマーとその製法、硬化物、これを用いた封止材料および積層板の製法 - Google Patents

イミド系プレポリマーとその製法、硬化物、これを用いた封止材料および積層板の製法

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JPH0314836A
JPH0314836A JP8532090A JP8532090A JPH0314836A JP H0314836 A JPH0314836 A JP H0314836A JP 8532090 A JP8532090 A JP 8532090A JP 8532090 A JP8532090 A JP 8532090A JP H0314836 A JPH0314836 A JP H0314836A
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carbon
bismaleimide
imide
bis
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JP8532090A
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Koujirou Suga
広次郎 菅
Isao Kaneko
金子 勇雄
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、硬化物の耐熱性、電気特性が良く、かつ接着
強度にも優れたイくド系ブレボリマーに関し、特に、多
層プリント基板用やIC等の封止材料に通しているイミ
ド系ブレボリマーとその製法およびこれらの用途に関す
る。
く従来の技術〉 従来からN.N’−4.4’ −ジフエニルメタンビス
マレイミドとジアよノジフェニルメタンからなるイミド
系プレポリマー(商標名:ケルイミド)がよく知られて
いる。  この樹脂は成形加工性、耐熱性が良いため、
多層プリント配線基板などの用途が開発された。
しかし、この樹脂を用いたガラスクロス積層板は、眉間
剥離あるいは銅箔剥離強度が低いため用途が制限される
また、最近コンピューターの演算の高速度化、あるいは
配線の高密度化に対応するため、低誘電率などの電気特
性に優れた樹脂が求められている。
ある。
式[1] く発明が解決しようとする問題点〉 本発明は従来技術における問題点を解決し、硬化物の電
気特性が良く、多層プリント基板用や封止剤用に好適な
イミド系プレポリマーとその製法およびこれらの用途を
提供することを目的とする。
(ここで、Dは炭素一炭素間の二重結合を含む二価の基
を表わし、R1〜R6は、水素原子、炭素数1〜5のア
ルキル基またはハロゲン原子を表わす) 式[ I! ] く問題点を解決するための手段〉 本発明の第1の態様は、少なくとも下記式[1]で示さ
れるビスマレイミド戒分と下記式[!■]で示されるジ
アミン成分とを、[Il式のビスマレイミド戒分/[1
11式のジアミン成分のモル比1.0〜50.0で含有
するイミド系ブレボリマーおよびその硬化物で(ここで
、R7〜R+2は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル
基またはハロゲン原子を表わす) 本発明の第2の態様は、少なくとも下記式[I]で示さ
れるビスマレイミド成分と下記式[II]で示されるジ
アミン成分とを加熱反応させるイミド系ブレボリマーの
製法である。
式[I] (ここで、Dは炭素一炭素間の二重結合を含む二価の基
を表わし、R1〜R6は、水素原子、炭素数1〜5のア
ルキル基またはハロゲン原子を表わす) 式[ I1 ] ミド系ブレボリマーを不活性な溶媒に溶解させてワニス
を調製し、該ワニスを強化繊維に含浸させた後乾燥して
プリプレグとし、該ブリプレグを積層して加熱加圧して
圧縮成形する積層板の製法である。
本発明の第4の態様は、イミド系ブレボリマーを主成分
とする封止材料である。
ここで、ビスマレイミド成分が、下記式[ II1 ]
で示されるビスマレイミドであるのが好ましい。
(ここで、R7〜R+2は、水素原子、炭素数1〜5の
アルキル基またはハロゲン原子を表わす) 本発明の第3の態様は、請求項1に記載のイ(ここで,
Dは炭素一炭素間の二重結合を含む二価の基を表わし、
R l ,,, R6は、水素原子、炭素数1〜5のア
ルキル基またはハロゲン原子を表わす) く発明の構成〉 以下に本発明の構成を詳述する。
本発明の新規なイミド系ブレボリマーは、少なくとも下
記式[I]で示されるビスマレイミド成分の単位と下記
式[ I1 ]で示されるジア朶ン成分の単位とを含有
する。
本発明に用いられるビスマレイミド成分の単位は、 式[■] (ここで、Dは炭素一炭素間の二重結合を含む二価の基
を表わし、R1〜R6は、水素原子、炭素数1〜5のア
ルキル基またはハロゲン原子を表わす)で示される。
式[I]中Dは炭素一炭素間の二重結合を含む二価の基
を表わす。  Dの具体的な例としては次のものが挙げ
られる。
また、R1〜R6は水素原子、炭素原子数1ないし5の
アルキル基またはハロゲン原子を表わし、互いに同一で
あっても異なっていてもよい。 炭素原子数1ないし5
のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、
イソブロビル基等が挙げられ、またハロゲン原子として
は、例えば、臭素、塩素、フッ素等が挙げられる。
式[I]で示されるビスマレイミド成分の具体的な例と
しては次のようなものが挙げられる。
α,α −ビス(N−4−マレイミドフェニル)−m−
ジイソブロビルベンゼン、α,α一ビス(N−4−マレ
イくドフェニル)−pージイソプロビルベンゼン、α,
α′−ビス(N一4−マレイミド−3−メチルフェニル
)一pージイソブロビルベンゼン、α.α′−ビス(N
−4−マレイミドー3−メチルフエニル)−m−ジイソ
ブロビルベンゼン、α,αビス(N−4−マレイくドー
3.5−ジプロモフェニル)一m−ジイソプロビルベン
ゼン、α,α −ビス(N−4−マレイミド−3.5−
ジブロモフェニル)一p−ジイソプロビルベンゼン、α
.α′−ビス(N−4−マレイミドフエニル)−1.3
−ジイソプロビル−5−メチルベンゼン、α,α′−ビ
ス(N−4−マレイミドー3.5−ジブロモフェニル)
−1.3−ジイソブロビル−5−メチルベンゼン、α,
α −ビス(N−4−シトラコイミドフエニル)−m−
ジイソプロビルベンゼン、α,α −ビス(N−4−シ
トラコイミドフェニル)一p−ジイソブロビルベンゼン
など。
また、これらの2以上の混合物も使用できる。
好ましくはα.α′−ビス(N−4−マレイミドフェニ
ル)−m−ジイソブロビルベンゼン、α.α −ビス(
N−4’ −マレイミドフエニル)一p−ジイソプロビ
ルベンゼン、α.α −ビス(N−4−マレイミドー3
一メチルフェニル)一p−ジイソブロビルベンゼン、α
.α −ビス(N−4−マレイミト−3ーメチルフェニ
ル)−m−ジイソプロビルベンゼン、α,α′−ビス(
N−4−マレイミドー3.5−ジブロモフエニル)−m
−ジイソプロビルベンゼン、α,α′−ビス(N−4−
マレイミドー3.5−ジブロモフェニル)一p−ジイソ
ブロビルベンゼンである。
本発明に用いられるジアミン成分は、 式[■]で示される。
また、R7〜R′2は、水素原子、炭素数1〜5のアル
キル基またはハロゲン原子を表わし、同一であっても異
なっていてもよい。 炭 素原子数1ないし5のアルキ
ル基としては、例えば、メチル基、エチル基、イソブロ
ビル基等が挙げられ、またハロゲン原子としては、例え
ば、臭素、塩素、フッ素等が挙げられる。
式[ TI ]で示されるジアミン成分の具体的な例と
しては次のものが挙げられる。
α.α′−ビス(4−アミノフエニル) −m−ジイソ
ブロビルベンゼン、α.α −ビス(4−アミノフエニ
ル)一p−ジイソブロビルベンゼン、α1 α′−ビス
(4−アミノー3.5−ジブロモフェニル)−m−ジイ
ソプロビルベンゼン、α.α′−ビス(4−アミノー3
.5−ジブロモフェニル)一p−ジイソプロビルベンゼ
ン、α,α′−ビス(4−アミノー3−メチルフエニル
)一p−ジイソプロビルベンゼン、α,α′−ビス(4
−アミノー3−メチルフェニル)−m−ジイソプロビル
ベンゼン、α.α′−ビス(4−アミノフエニル)1.
3−ジイソブロブルー5−メチルベンゼン、α,α −
ビス(4−アミノー3,5−ジブロモフェニル)−1.
3−ジイソブロビルベンゼンなど。 勿論上記の混合物
も使用できる。
好ましくは、α,α′−ビス(4−アミノフェニル)−
m−ジイソプロビルベンゼン、α,α −ビス(4−ア
ミノフェニル)−p−ジイソブロビルベンゼンが良い。
式[I]で示されるビスマレイミド成分と式[ I1 
]で示されるジアミン成分の割合は、[I]式のビスマ
レイミド戊分/ [ II ]式のジアミン威分のモル
比で1.0〜50.0の範囲でイミド系ブレボリマーの
使用目的に応じて選択する。
通常、モル比で1〜10であり、加熱硬化させて得られ
る硬化物のTg、熱分解開始温度等の耐熱性が高く、封
止剤、銅張積層板にした場合、接着強度、銅箔剥離強度
、層間剥離強度が高く、誘電率も低くなる点で、1〜5
であるのが好ましく、特に1.5〜3.5、より好まし
くは2.5〜3.5である。
本発明のプレポリマーの数平均分子量 (Mn)は550ないし1500,好ましくは600な
いしt oooであり、重量平均分子量(Mw)は70
0ないし3500好ましくは800ないし3000であ
る。
また、式[11で示されるビスマレイミド成分が、下記
i [ LH ]で示されるm−ジイソブロピルベンゼ
ンービスマレイミドであるイミド系プレポリマーは、こ
れを用いて得られる樹脂硬化物の誘電率が低い。
式[ II1 ] (ここで、Dは炭素一炭素間の二重結合を含む二価の基
を表わし、R1〜R6は、水素原子、炭素数1〜5のア
ルキル基またはハロゲン原子を表わす) 式[ II+ ]中、DおよびR1 〜R6 は、式[
I]ですでに述べたものと同様である。
式[ III ]で示されるビスマレイミド成分の具体
的な例としては、 α α′−ビス(N−4−マレイミドフェニル)−m−
ジイソプロビルベンゼン、α.αービス(N−4−マレ
イミドー3−メチルフエニル) 一m−ジイソブロビル
ベンゼン、α.α′−ビス(N−4−マレイミドー3.
5一ジブロモフェニル)−m−ジイソブロビルベンゼン
、α.α′−ビス(N−4−マレイミドフエニル)−1
.3−ジイソブロピル−5−メチルベンゼン、α.α′
−ビス(N−4−マレイミドー3.5−ジブロモフェニ
ル)−1.3−ジイソブロビル−5−メチルベンゼン、
α.α′−ビス(N−4−シトラコイミドフェニル)−
m−ジイソブロビルベンゼン、などが挙げられる。 ま
た、これらの2以上の混合物も使用できる。
好ましくはα,α′−ビス(N−4−マレイミドフェニ
ル)−m−ジイソブロビルベンゼン、α,α′−ビス(
N−4−マレイミドー3一メチルフェニル)−m−ジイ
ソブロビルベンゼンである。
また、本発明のプレポリマーには、その基本的性質を変
えない範囲で前記ビスイミド成分およびジアミン成分の
他に、第三の成分として、ビニル系モノマー例えばトリ
アリルイソシアヌレート、トリアリルトリメリテイト、
mまたはp−アよノイソブロペニルベンゼン、スチレン
、アリルグリシジルエーテル、メタアクリル酸グリシジ
ルエステルあるいはエチレングリコールジグリシジルエ
ーテルなどのエボキシ化合物等の反応性モノマーをも含
むことができる。 さらに、エボキシ樹脂、アよン末端
ブタジエンアクリロニトリルゴム(ATBN)カルボキ
シ末端ブタジエンアクリロニトリルゴム、エボキシ化ボ
リブタジエンゴムなどの反応性ゴム成分、シリコン樹脂
、フッ素樹脂、アニリン樹脂、フェノール樹脂等を含む
ことができる。
これらの第三成分の含有量は、通常、不飽和ビスイよド
化合物と芳香族ジアミン化合物の合計重量に対して5〜
100重量%、好ましくは10〜50重量%程度である
本発明の新規なイミド系プレポリマーは式[1]のビス
マレイミド成分および/式[■]]のジアミン成分およ
び必要な他の成分を混合し、100℃〜250℃の適当
な温度で、数分から数時間反応させて製造することがで
きる。
一方ジメチルホルムア主ド、N−メチルピロリドンのよ
うな極性溶剤を用いて製造することもできる。
また、ジメチルホルムアくド、N−メチルビロリドン等
の不活性極性溶媒中で溶液状態で加熱反応させて製造す
ることもできる. このとき、反応速度をコントロールするため、必要に応
じて、ラジカル捕捉剤、アニオン重合触媒、ラジカル発
生剤、マイケル付加反応促進剤等を触媒として使用して
もよい。
ラジカル捕捉剤としては、例えば、1,1一ジフェニル
−2−ピクリルヒドラジル、1,3.5−トリフェニル
フェルダジル、2.6−ジーt−ブチルーα一(3,5
τジーt−ブチルー4−オキソー2.5−シクロヘキサ
ジエン−1−イリデンーp一トリルオキシ)等の安定ラ
ジカル:ハイドロキノン、2.5−ジーt−プチルハイ
ドロキノン、t−プチルカテコール、t−プチルハイド
ロキノン、2,5一ジーt−プチルー4−メチルフェノ
ールなどのフェノール誘導体;ベンゾキノン、2−メチ
ルベンゾキノン、2−クロルベンゾキノン等のベンゾキ
ノン誘導体:ニトロソベンゼンおよびその誘導体;ニト
ロベンゼンおよびm−ジニトロベンゼン等のニトロベン
ゼン誘導体;イオウ:塩化鉄( II1 )等の高原子
価金属塩などが挙げられ、特にハイドロキノン、2、5
−ジー1−プチルハイドロキノン、1.1−ジフエニル
−2−ビクリルヒドラジルが好ましい。
これらのラジカル捕捉剤を用いる場合は、ビスイミド化
合物とジアミン化合物の合計重量に対して、通常、0.
001〜5重量%の量で用いられる。
アニオン重合触媒としては、例えば2−メチルイミダゾ
ール、2−エチル−4−メチルイ稟ダゾール、2−ウン
デシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−
ベンジルー2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル
−2−エチル−4−メチルイミダゾール等のイミダゾー
ル類;トリエチルアミン、ペンジルジメチルア主ン等の
第三級アミン類などが挙げられる。
これらのなかでもイ箋ダゾール類が好ましく、2−フエ
ニルー4−メチルイミダゾールや1−ベンジル−2−メ
チルイミダゾールが特に好ましい。
ラジカル発生剤としては、例えば、クメンヒドロベルオ
キシド、t−プチルヒドロベルオキシド、ジクミルペル
オキシド、ジーt−プチルベルオキシド等のべルオキシ
ド類:α、αアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシ
クロヘキサンカルボニトリルなどのアゾ化合物などが挙
げられる。
マイケル付加反応促進剤としては、安息香酸、o一トル
イル酸およびその異性体、O−tart−ブチル安息香
酸およびその異性体、O−クロル安息香酸およびその異
性体、0−ジクロル安息香酸およびその異性体、O−ブ
ロモ安息香酸およびその異性体、O−ニトロ安息香酸お
よびその異性体、O−ヒドロキシ安息香酸およびその異
性体、0−メトキシ安息香酸およびその異性体、0−ニ
トロ安息香酸およびその異性体、O−アミノ安息香酸お
よびその異性体などの芳香族モノカルボン酸。 フタル
酸およびその異性体などの芳香族ジカルボン酸。  ト
リメリト酸などのトリカルボン酸、ピロメリト酸、ペン
ゾフェノンテトラカルボン酸などの芳香族テトラカルボ
ン酸。 ギ酸、酢酸、ブロビオン酸、フェニル酢酸、ケ
イ酸、グルコール酸、乳酸、酒石酸などの脂肪族モノカ
ルボン酸。 また、マロン酸、コハク酸グルタル酸、マ
レイン酸、フマル酸などの脂肪族ジカルボン酸。
または、次のような酸無水物。 無水マレイン酸、無水
テロラヒドロキシフタル酸、無水テロラヒドロキシメチ
ルフタル酸、無水ナジック酸、トリメリット酸無水物、
ビロメリット酸二無水物、3.3’ ,4.4’ −ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物などが挙げられ
る。
これらのカルボン酸または酸無水物は、前記式[1]で
示されるビスマレイミド成分と式[ II ]で示され
るジアミン成分との合計重量に対して、0.01〜5.
0重量%の範囲で用いられる。
以上のようにして得られる本発明のブレボリマーは、加
熱溶融状態で反応させた場合には、得られる反応生成物
を、そのまま、あるいは適当な溶媒に溶解または懸濁さ
せてワニスとして、さらに粉砕して粉末状として各種の
用途に適用できる。 また、溶液状態で反応させた場合
には、得られる反応生成物から溶媒を除去せずにそのま
ま溶液または懸濁液の状態でワニスとして、あるいは溶
媒を除去して得られる生成物を粉砕して粉末状として溶
媒に溶解してワニスとしたり、そのまま粉末として利用
して各種用途に適用できる。 用いられる溶媒としては
、N−ジメチルホルムアミド、N−メチルビロリドン等
の不活性極性溶媒などが挙げられる。
本発明のブレボリマーの硬化は、180〜250℃程度
で10〜180分間程度加熱し、必要に応じて加圧する
ことによって行うことができる。 得られる硬化物は、
不溶融性で不溶解性である。 また熱歪に対する抵抗が
大きく、良好な電気特性を持ち吸水性も低く、化学薬品
に対しても安定である. また、本発明のブレポリマーには、必要に応じて滑剤、
離型剤、カップリング剤、無機あるいは有機の充填剤を
添加することもできる。
滑剤、離型剤としては、例えば、カルナバワックス、蜜
ロウ、ステアリン酸、ブチルエステル等の脂肪酸エステ
ル類;エチレン、ビスステアロアミド等の脂肪酸アミド
類;モンタン酸、ステアリン酸等の脂肪酸およびその金
属塩;石油ワックス、ポリエチレンワックス、ボリブロ
ピレンワックスおよびその酸化生成物;ボリメチルシロ
キサン、ポリメチルフェニルシロキサンなどのシリコー
ンオイルなどが挙げられ、また、カップリング剤として
は、例えばγ−グリシドキシブロビルメトキシシラン、
N一β(アミノエチル)一γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン等が挙げられる。  この滑剤、離型剤また
はカップリング剤を添加する場合、その添加量は、通常
、イミド系ブレボリマーの重量に対して0.1〜5重量
%程度である。
無機あるいは有機充填剤としては、例えば、シリカ粉末
、アルミナ粉末、ガラス粉末、雲母、タルク、硫酸バリ
ウム、酸化チタン、二硫化モリブデン、アルく粉末、鉄
粉、銅粉、また水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ムなどの金属水酸化物;シリカ、アルミナ、ガラスある
いはフェノール樹脂の中空体;ガラス繊維、炭素化繊維
、アラ主ドla維ミアルミナ繊維、炭化ケイ素ia維、
アルミニウム繊維、銅繊維等の強化繊維などが挙げられ
る。
この無機あるいは有機充填剤を添加する場合、その添加
量は、通常、イミド系ブレボリマーの重量に対して50
〜500重量%程度である。
本発明のブレボリマーは、その硬化物が優れた電気的特
性、耐熱性を有し、および吸水性が低い特徴を活かして
プリント配線基板等の積層材料、IC封止材料、接着剤
、絶縁ワニス等の各種の用途に適用可能である。
本発明のブレポリマーを用いて、積層板を作製するには
、繊維状、布状の補強材、あるいは多孔貿シートにプレ
ポリマーの溶液を含浸させた後乾燥してブリブレグを作
製する。 例 えば、本発明のブレボリマーを含むワニ
スを、ガラスクロスに含浸乾燥させてブリブレグを作製
する。
次に、得られたプリブレグを必要枚数重ね、180〜2
50℃、1 0 〜4 0 Kgf/cm2で、20〜
180分間加圧して、電気的特性および耐熱性に優れ、
低い吸水性を有する積層板を得ることができる。 得ら
れた積層板はそのままでも使用できるが、好ましくは2
00℃〜250℃の温度で数時間から48時間後、硬化
するのが良い。
また、このイミド系ブレボリマーを用いて、IC素子、
LSI素子等の封止材料とする好適な方法は、イミド系
ブレボリマーに、溶融シリカ等の充填剤、シランカップ
リング剤等の結合剤、ワックス等の離型剤、イミダゾー
ル、過酸化物等の硬化剤を配合する。
好ましくは、イミド系ブレボリマーloo重量部に対し
、充填剤を150〜400重量部、離型剤を0.5〜2
重量部、結合剤を0.5〜2重量部、硬化剤を0.5〜
2重量部混合して封止材料とする。
上記の原料を、100〜140℃で1〜1o分間ロール
混練して成形材料を得る。 この戒形材料は、トランス
ファー成形機等を用いて180〜200℃で2〜10分
間成形し、iao〜200℃で5〜24時間後硬化処理
するのが好ましい。
〈実施例〉 以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。
下記の条件で本発明および比較例のブレボリマーを作成
し、溶媒を用いてワニスとし、このワニスを繊維に含浸
させた後乾燥してブリブレグとし、このブリブレグと銅
箔とを重ねて積層板として物性を評価した。 また、下
記の条件で生樹脂硬化物および試験片を作成し、物性を
評価した。
評価試験 (1)銅箔剥離強度 JIS  C6481の条件で銅箔を剥離し、強度を求
めた。
(2)層間剥離強度 銅箔剥離強度の測定に準じた条件で、プリブレグ層間を
’i.umし、強度を求めた。
(3)ガラス転移点(Tg) Tgは、セイコー電子■製の測定機(TMA−100)
を用いて昇温速度10’e/minで測定した。
(4)誘電率、 tanδ 平板(ただし実施例1で説明する生樹脂硬化物)を用い
てJIS  K−6911に準じて、IMHzで測定を
行なった。
(5)曲げ強度 JIS  K−6911に準じて評価した。
(6)曲げ弾性率 JIS  K−6911に準じて評価した。
(7)体積抵抗 JIS  K−6911に基いて21℃と150℃で測
定した。
(8)吸収率 125℃の蒸留水中に20時間浸漬して吸水率を測定し
た。
(実施例1) 1℃のフラスコに, 314.3 gのα.α −ビス
(N−4−マレイミドフェニル)−m−ジイソブロビル
ベンゼン、85.7gのα.αビス(4−アミノフェニ
ル)一p−ジイソブロビルベンゼンおよび400,gの
N−メチルピロリドンを加えて、120℃で5時間反応
させた(ビスマレイミド/ジアミン、モル比=2.5)
。 このワニスをガラスクロス(日東紡績株式会社製)
に含浸して160℃で9分間乾燥しブリブレグを作製し
た(樹脂含有率38%)。 このブリブレグ9枚とその
上下に銅箔(三井金属鉱業株式会社製)を重ねて200
℃のプレスにのせ、1 0 kgf/cm”の圧をかけ
て60分間圧縮成形し、銅箔積層板を作製した。
引き続き200℃で24時間後硬化した。
別に、上記ワニスを攪拌下多量の水中に投入し、析出し
た樹脂をロ過して集めた。  これを減圧乾燥機に入れ
、60℃で8時間、80tで8時間減圧乾燥した。 こ
の樹脂を200tのプレスで60分間圧縮成形して厚さ
2mmの平板を作製した。 引き続き、200℃で24
時間後硬化したものを生樹脂硬化物とした。
(実施例2) α,α −ビス(N−4−マレイミドフエニル)−m−
ジイソブ口ビルベンゼンの代わりにα.α −ビス(N
−4−マレイミドフエニル)一p−ジイソブロビルベン
ゼンを使用した以外は実施例1と同様とした。
(実施例3) α,α −ビス(4−アミノフエニル)一pージイソブ
ロビルベンゼンの代わりにα.αービス(4−アミノフ
ェニル)−m−ジイソプロビルベンゼンを使用しN−メ
チルピロリドン溶液中で120℃、5時間反応させた後
、1一ベンジルー2−メチルイミダゾールを1.2g添
加した以外は実施例1と同様とした。
(比較例1) tflのフラスコに、327.6 gのN,N’4.4
′−ジフェニルメタンビスマレイミド、72.4gの4
.4′−ジアくノジフェニルメタンおよび400gのN
−メチルビロリドンを加えて120℃で3時間反応させ
た(ビスマレイミド/ジアミン、モル比=2.5)。 
以下実施例1と同じ条件で、ガラスクロス積層板および
平板を作製した。
(実施例4) 1℃のフラスコに、314.3 gのα.α −ビス(
N−4−マレイミドフェニル)−m−ジイソブロビルベ
ンゼンを入れ、160℃のオイルバスに浸漬して溶融さ
せた。  これに85.7gのα,α′−ビス(4−ア
ミノフェニル)p−ジイソプロビルベンゼンを撹拌下に
約1分間かけて添加した(モル比=2.5)。 更に、
撹拌を続けα,α′−ビス(4−アミノフエニル)一p
−ジイソブロビルベンゼンの添加開始から1時間経過し
たところで、プレポリマーをバットに抜き出した。 な
おプレポリマーをバットに抜き出す直前(30秒前)に
、1.2gの1−ベンジル−2−メチルイミダゾールを
5gのトルエンに溶かして添加することにより硬化促進
剤をブレボリマーに混ぜ込んだ。
抜き出したプレポリマーは冷却後粉砕した。
このブレポリマーをN−メチルビロリドンに溶解して樹
脂濃度50%のワニスを調整した。
このワニスをガラスクロスに含浸して160℃で9分間
乾燥しブリブレグを作製した。 このプリブレグ9枚と
その上下に銅箔を重ねて200℃のプレスにのせ、1 
0 kgf/am2の圧をかけて60分間圧縮成形し、
銅箔積層板を作製した。 引き続き200℃で24時間
後硬化した。
別に、上記のブレボリマーを170℃のエア・オーブン
に入れ30分間加熱して反応を進めてから抜き出し、冷
却後粉砕した。 このプレポリマーを200℃のプレス
で1時間圧縮戊形して厚さ2mmの平板を作製した。 
 この戒形物は更に200℃のエア・オーブンに入れ2
4時間後硬化した。 これを生樹脂硬化物とし、これを
用いて誘電率を測定した。
(実施例5) α.α′−ビス(4−アミノフエニル)一p一ジイソプ
ロビルベンゼンの代わりにα,α一ビス(4−アミノフ
エニル) 一m−ジイソプロビルベンゼンを使用したこ
と以外は実施例4と同様にしてプレポリマーを合成した
。  このブレボリマーから実施例4と同様にして成形
品を得た。
(実施例6) 325.9gのα.α −ビス(N−4−マレイミドフ
ェニル)−m−ジイソプロビルベンゼンを、160℃の
オイルバスに浸漬して溶融させた。 これに74.1g
のα,α′ −ビス(4−アミノフェニル)一p−ジイ
ソブロビルベンゼンを撹拌下に約2分間かけて添加した
(モル比=3.0)以外は、実施例4と同様にして銅箔
積層板および生樹脂硬化物を作製した。
(実施例7) α.α −ビス(4−アミノフエニル)一p−ジイソプ
ロビルベンゼンの代わりにα,α−ビス(4−アミノフ
エニル)−m−ジイソプロビルベンゼンを使用したこと
以外は実施例6と同様にしてプレポリマーを合成した。
  このブレボリマーから実施例6と同様にして成形品
を得た。
実施例1〜7および比較例1の評価結果を表1に示した
(実施例8) 1℃のフラスコに、325.9gα,α一ビス(N−4
−マレイミドフエニル)一m−ジイソブロビルベンゼン
を入れ、160℃のオイルバスに浸漬して溶融させた。
  これに74.1gのα.α′−ビス(4アミノフエ
ニル)一p−ジイソプロビルベンゼンを撹拌下に約1分
間かけて添加した(モル比=3.0)。
更に、撹拌を続けα,α′−ビス(4アミノフェニル)
一p−ジイソプロビルベンゼンの添加開始から1時間経
過したところで、反応混合物をバットに抜き出した。 
 これを室温まで放冷した後、粉砕してプレポリマーと
した。
このプレポリマーを用いて、以下に示す配合とし、2本
ロールで、120℃、5分間混練して封止材料を調製し
た。
封止材料の配合 プレポリマー      100重量部γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン1重量部 溶融シリカ       233重量部カルナバワック
ス      1重量部2−メチルイミダゾール   
2重量部得られた封止材料から、トラスファ一戊形(1
90℃、2 0 Kg/cIl1’  5分間)により
、物性評価のための試験片を成形し、190℃で10時
間後硬化した。 試験片の物性の評価結果を表2に示し
た。
(比較例2) N,N’−4.4’ −ビスマレイミドフェニルメタン
とジアミノジフエニルメタンを用いる以外は、実施例8
と同様にしてプレポリマーを合成し、これに2−メチル
イミダゾールを1重量部使用する以外は実施例8と同様
の配合で、同様に封止材料を調製した。 この封止材料
を用いて実施例8と同じ条件で試験片を戊形し、後硬化
して物性を評価し、表2に示した。
:熱膨張係数 く発明の効果〉 本発明のイミド系ブレボリマーは、硬化物の耐熱性、電
気特性が良く、接着強度に優れている。
これを用いた封止剤は、誘電率が低く、IC,LSI等
の封止材料として有用である。
また、積層板は、銅箔剥離強度および眉間剥離強度が高
く、多層プリント基板用に好適である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも下記式[ I ]で示されるビスマレイ
    ミド成分と下記式[II]で示されるジアミン成分とを、 [ I ]式のビスマレイミド成分/[II]式のジアミン
    成分のモル比1.0〜50.0で含有することを特徴と
    するイミド系プレポリ マー。 式[I] ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Dは炭素−炭素間の二重結合を含む二価の基
    を表わし、R^1〜R^6は、水素原子、炭素、数1〜
    5のアルキル基またはハロゲン原子を表わす) 式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R^7〜R^1^2は、水素原子、炭素数1
    〜5アルキル基またはハロゲン原子を表わす)
  2. (2)前記ビスマレイミド成分が、下記式 (III)で示されるビスマレイミドである請求項1記載
    のイミド系プレポリマー。 式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Dは炭素−炭素間の二重結合を含む二価の基
    を表わし、R^1〜R^6は、水素原子、炭素数1〜5
    のアルキル基またはハロゲン原子を表わす)
  3. (3)請求項1または2記載のイミド系プレポリマーを
    加熱硬化してなる硬化物。
  4. (4)少なくとも下記式[ I ]で示されるビスマレイ
    ミド成分と下記式[II]で示されるジアミン成分とを加
    熱反応させることを特徴とするイミド系プレポリマーの
    製法。 式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Dは炭素一炭素間の二重結合を含む二価の基
    を表わし、R^1〜R^6は、水素原子、炭素数1〜5
    のアルキル基またはハロゲン原子を表わす) 式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R^7〜R^1^2は、水素原子、炭素数1
    〜5のアルキル基またはハロゲン原子を表わす)
  5. (5)前記ビスマレイミド成分が、下記式 (III)で示されるビスマレイミドである請求項1記載
    のイミド系プレポリマー。 式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Dは炭素−炭素間の二重結合を含む二価の基
    を表わし、R^1〜R^6は、水素原子、炭素数1〜5
    のアルキル基またはハロゲン原子を表わす)請求項4記
    載のイミド系プレポリマーの製法
  6. (6)請求項1または2に記載のイミド系プレポリマー
    を不活性な溶媒に溶解させてワニスを調製し、該ワニス
    を強化繊維に含浸させた後乾燥してプリプレグとし、該
    プリプレグを積層して加熱加圧して圧縮成形することを
    特徴とする積層板の製法。
  7. (7)請求項1または2記載のイミド系プレポリマーを
    主成分とする封止材料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016135859A (ja) * 2015-01-16 2016-07-28 日立化成株式会社 熱硬化性樹脂組成物、層間絶縁用樹脂フィルム、接着補助層付き層間絶縁用樹脂フィルム、及びプリント配線板
JP2021116423A (ja) * 2020-01-21 2021-08-10 日本化薬株式会社 硬化性樹脂組成物およびその硬化物

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