JPH0314838B2 - - Google Patents

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JPH0314838B2
JPH0314838B2 JP55179079A JP17907980A JPH0314838B2 JP H0314838 B2 JPH0314838 B2 JP H0314838B2 JP 55179079 A JP55179079 A JP 55179079A JP 17907980 A JP17907980 A JP 17907980A JP H0314838 B2 JPH0314838 B2 JP H0314838B2
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JP
Japan
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conjugated
acid
yne
carbon atoms
phospholipids
Prior art date
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JP55179079A
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JPS56135492A (en
Inventor
Chatsupuman Denisu
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ROIYARU FURII HOSUPITARU SUKUURU OBU MEDEISUN
Original Assignee
ROIYARU FURII HOSUPITARU SUKUURU OBU MEDEISUN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by ROIYARU FURII HOSUPITARU SUKUURU OBU MEDEISUN filed Critical ROIYARU FURII HOSUPITARU SUKUURU OBU MEDEISUN
Publication of JPS56135492A publication Critical patent/JPS56135492A/ja
Publication of JPH0314838B2 publication Critical patent/JPH0314838B2/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01D—SEPARATION
    • B01D2323/00—Details relating to membrane preparation
    • B01D2323/30—Cross-linking

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は生物学的適合性表面(biocompatible
surfaces)、即ち生きている組織及び体液との長
い接触に適した表面に関し、更に詳しくは新規な
リン脂質、その製造、それから誘導された重合
体、及び該重合体の製造及びリン脂質の使用及び
生物学的適合性表面の製造における該リン脂質及
びそれらの重合体の使用及び生理学的に活性な化
合物の長期の放出を与える組成物に関する。 少なくともたとえば人工器官の表面及び血液透
析装置の構成部品を形成するのに生物学的適合性
の重合体を使用するのは普通に実施されているこ
とである。しかしながら、これらの材料は完全な
ものではなく、生きている組織との反応は問題を
残している。たとえば表面に誘発される血栓症
は、特に大量の血液が人工肺及び人工腎臓におけ
る如き異質の表面(foreign surfaces)と接触す
る場合には依然として大きな困難である。人工器
官におけるクロツトの形成は、もしクロツトが人
工表面を破壊し(break off)そして宿主血管内
に止まるならば体外システムの血液流路の閉塞及
び閉塞症を包含する有害な又は破局的ですらある
作用を及ぼす。最近、表面凝塊形成性(surface
thrombgenicity)は長期保存人工心臓を使用せ
んとする試みを挫折させた。人工心臓により支持
された動物に起こる死の多くは人工心臓の機械的
破損によつて引起されるのではなくてクロツト形
成により引起こされる。透析膜、代用血液
(blood substitutes)及び人工肺はすべてこの問
題を共有する。 一般的な生物学的適合性に対して医薬用途に使
用される材料は望ましくは、 a 純粋な物質として再生可能な製品であること
ができ、 b 劣化したり不利に変化することなく製造する
ことができ、 c 特定の機能に対して必要な機械的特性及び透
過性特性を有し、 d 機械的透過性又は表面特性が不利に変化する
ことなく滅菌可能であり、 e 生物学的環境によつて有害な方法で作用され
ず、 f 発癌性でないことが望ましい。 血液との直接の接触を包含する用途において制
約がある。物質は)問題となる程の血栓症を誘
発するべきではなく、正常なクロツテイング機構
を妨害するべきではなく、)細胞要素又は血液
の可溶性成分に問題となる程の損傷を引起すべき
ではない。生物学的適合性の特に血液適合性の表
面、即ち、血液凝固プロセスを活性化せずそして
血栓形成を促進しない表面を製造する多くの試み
がなされた。かかる試みの例はアニオン性重合体
又は適当に配向したエレクトレツト重合体の如き
負に帯電した表面、天然の抗凝固剤ヘパリン又は
合成ヘパリン類似体、固有に低い表面自由エネル
ギーを有する荷電した表面、アルブミン被覆した
表面、及び血液から優先的にアルブミンを吸収す
ると考えられるある種のポリメタンの如き表面を
包含する。しかしながらすべては限界を有してい
る。 表面の性質の一般的事項としてその問題を考察
すると、生物学的膜は体のすべての区域において
重要であるということは重大な意義があるとの印
象をうけた。すべての生きている細胞は外側の膜
を有し、細胞内には、種々の細胞器官、たとえ
ば、ミトコンドリア、核及び内質細網
(endoplasmic reticulum)を区分するように作
用する膜がある。様々な細胞膜が極性脂質(たと
えばリン脂質)のマトリツクスから構成される。
かくして赤血球は、たとえば、リン脂質二重膜の
マトリツクス上に構成された細胞壁を有する。脂
質は細胞壁の外側表面上にリン脂質レシチン(ホ
スフアチジルコリン)及びスフインゴミエリンと
対称に、そして細胞壁の内側面上にホスフアチジ
ルセリン及びホスフアチジルエタノールアミンと
対称に配置されている。後者は正味の負の荷電を
有しそしてそれ自身の上に血液凝固を引起すこと
が知られている。前者は双性イオン構造を有し、
細胞壁の外側表面を形成する。 本発明は、リン脂質が体全体にわたり生物学的
膜の必須の構成成分であるので、生きている組織
と接触するべき異質物の表面におけるリン脂質に
よりこれらの膜に与えられた表面の構造物(イミ
テーシヨン)がそれらを生物学的適合性ならしめ
ることの実現に基づくものである、 これが実際にそのようであり、そして出願人の
提案の必須事項は含リンオキシ酸(phosphorus
oxy−acid)/−窒素双性イオン基が分子構造の
外側面に存在している人工的生物学的適合性の表
面を有する物品又は物体を与えることであること
を見出した。 その最も広い観点において、本発明は下記一般
式の共役ジーインを提供する。 式中、B1及びB2の少なくとも一つは式 −(CO)p−X1−C≡C−C≡C−Y1 式中pは0又は1であり、X1は直接の結合又
は二価の脂肪族又は環状脂肪族基であり、Y1は
H又は一価の脂肪族又は環状脂肪族基であり、各
B1及び/又はB2におけるX1及びY1の炭素原子の
総数は8乃至26であり、B1及びB2の他方は(a)式 −(CO)p−X1−C≡C−C≡C−Y1 の同一又は相異なる基であるか或いは(b)少なくと
も8個の炭素原子を含有する脂肪族又は環状脂肪
族基であり、nは0又は1であり、mは2,3又
は4であり、各Rは独立に1〜4個の炭素原子を
含有するアルキル基を表わす。 本発明の他の観点は前記した如き共役ジーイン
を架橋することにより得られた重合体を提供す
る。これらの重合体は構造 式中、Z1,Z2,Z3及びZ4の二つは前記した如き
Y1を表わし、Z1,Z2,Z3及びZ4の他の二つは
各々−X1−(CO)p−Gを表わし、ここでX1及び
pは前記した通りであり、Gは を表わし、式中、n,m及びRは前記した通りで
あり、架橋した鎖は同一又は相異なるG残基に結
合している、の繰返し単位を通常含有する。 式の共役ジーインは好ましくは双性イオン性
基が天然のリン脂質レシチン及びスフインゴミエ
リンのホスフエート結合した基、即ち、コリンホ
スフエート基: 又は関連したホスフイン結合した基: であるところの共役ジーインである。 好ましい双性イオン性基はmが2であるがmが
3又は4であることもできる天然に存在する生成
物の類似体であり、そして各R基は天然に存在す
る生成物においてはそうであるが、メチルである
ことが好ましいが、しかしRはエチル、プロピル
又はブチルであることもでき、そして双性イオン
性基は四級窒素において非対称に置換されていて
もよい。 本発明の共役ジーインにおいては、両B1及び
B2は各々式 −(CO)p−X1−C≡C−C≡C−Y1・ の基を表わすことも好ましい。 実際問題として、対称化合物は合成するのが最
も容易な化合物、即ちB1及びB2においてp,X1
及びY1が同一である化合物である。しかしなが
ら、かかる対称性は本発明に従えば必須ではな
く、そして各X1及びY1が同一又は相異なる場合
にB1及びB2の一つにおいてpが0であり、B1及
びB2の他方においてpが1である化合物を使用
することが可能である。しかしながら、かかる物
質を合成することはより困難である。 本発明の理論的基礎に関する限り、B1及びB2
における共役ジーイン系の位置は重要ではない。
たとえば、X1は共役ジーインがカルボン酸エス
テル又はエーテルにすぐ隣接しているように直接
結合であることができ、そしてかかる場合にY1
は少なくとも8個の炭素原子を含有する必要があ
るであろう。共役ジーイン系が、Y1が水素であ
り、X1が少なくとも8個の炭素原子を含有する
ようにカルボン酸エステル又はエーテル基から遠
い疎水性鎖のその端部にあることも同じく可能で
ある。しかしながら、以下に更に詳細に議論する
理由によつて、共役ジーイン系がX1及びY1にお
いてほぼ同じ数の炭素原子があるように疎水性基
の中心に向かつて位置するように配置されている
のが最も便利であることが通常見出される。 X1及びY1は各々好ましくは脂肪族又は環状脂
肪族基である。 下記説明において明らかとなる理由で、共役ジ
ーイン系が疎水性鎖における唯一の炭素−炭素不
飽和を表わすが、もし追加の架橋結合が所望され
るならば、更なる炭素−炭素不飽和が基X1及び
Y1に存在することができることが好ましい。 各疎水性鎖が総数12〜30個の炭素原子を含有す
るように各基B1及びB2におけるX1及びY1におけ
る炭素原子の総数が8〜26であることは重要であ
る。もし基B1及び/又はB2が12個より少ない炭
素原子を含有するならば得られる物質は非常に低
い温度の場合を除いて重合するのが困難であるこ
とを見出した。実際問題として、基B1及び/又
はB2に16乃至26個の炭素原子がある場合は、特
に鎖が22又は24個の炭素原子を含有する場合に最
も満足すべき結果が得られることを見出した。 X1及びY1における炭素原子の正確な構造配置
は本発明にとつて重要ではなく、それらの主要な
機能は該化合物に正しい程度の疎水性を付与し、
そして都合の良い温度で重合を許容することであ
るが、炭素原子が直鎖又は分岐構造内にあるが
X1及びY1は環状脂肪族配置中に3〜8個又は更
に多くの炭素原子を含有する環状脂肪族残基を含
むこともできることは必須ではない。 共役ジ−インの重合に関しての下記の説明から
明らかになる理由によつて、両B1及びB2は共役
ジ−イン系が分子内及び分子間重合に参加するこ
とができるように共役ジ−イン系を含むことは好
ましい。しかしながら、単に分子間重合によつて
十分な程度の架橋を得ることができ、その場合
に、基B1及びB2の一つは共役ジ−イン系を含有
することのみが必須である。B1及びB2の1つの
みが共役ジ−イン系を含有する場合に、B1及び
B2の他方は脂肪族又は環状脂肪族残基、好まし
くは炭化水素残基であることができ、これは飽和
されていてもよく又は、弧立もしくは共役ジ−イ
ン系と共役していてもよいオレフイン又は多分単
一のアセチレン性不飽和を含有していてもよい。
かかる基はやはりエステル又はエーテル基を介し
てグリセロール残基に結合しており、そして少な
くとも12個の炭素原子をやはり含有するべきであ
る。 本発明の共役ジ−インはそれ自体公知の方法に
よつて製造することができる。故に、双性イオン
性基は適当なホスホン酸又はホスフイン酸或いは
そのエステル化可能な誘導体をグリセロール又は
そのエステル化可能な誘導体との反応に付しそれ
によりグリセロールのα−ヒドロキシ基を反応さ
せて必要なリンエステル基を形成することにより
導入することができる。基B1及びB2は、カルボ
ン酸B1COOHもしくはアルコールB1OH又は対応
するB2COOHもしくはBOH物質或いは上記カル
ボン酸又はアルコールの一つのグリセロール又は
そのエーテル成形性もしくはエステル形成性誘導
体とのエステルもしくはエーテル形成性誘導体を
使用するエステル化又はエーテル化により分子中
に導入することができる。これらの反応は一方で
はグリセロール又はその誘導体と、他方カルボン
又はアルコール及びリンエステルとの間で同時に
又はいずれかの順序で引続いて行なうことができ
る。本発明の好ましい化合物である対称リン脂質
の製造に対して、我々は、実際上は選ばれた含リ
ン酸又はリン酸との必要なグリセロールモノエス
テルを形成し、次いでこのモノ−リンエステルを
選ばれた共役ジ−インカルボン酸の無水物(上記
酸をジシクロヘキシル−カルボジイミドと処理す
ることによつて得られた)と反応させ、次いでグ
リセロールモノエステルを有機溶媒中で且つ有機
塩基の存在下に無水物と反応させるのが便利であ
ることがわかつた。 エステル基の形成のための他の既知の方法も等
しく使用することができる。pが0である化合物
を製造することが望まれる場合には、対応する常
用のエーテル形成性プロセスを使用することがで
きる。 本発明の共役ジ−インは、それらを化学活性線
放射し(actinic radiation)、普通は<300nmの
範囲の波長の紫外線放射にさらすことにより重合
することができる。かかる照射は隣接鎖の共役ジ
−イン系間の架橋を生成する。これは下記構造の
繰返し単位を含有する重合体を生じる。 式中、Z1,Z2,Z3及びZ4は前記した通りであ
る。架橋に関与する共役ジ−イン系は非対称に置
換されたジ−インである。架橋は共役ジ−インの
4個の炭素原子の鎖のC1及びC4に関与するが、
C1及びC4は非対称置換の故に相互に同等ではな
いので架橋が各鎖のC1及びC1間で又はC1及びC4
間又はC4及びC4間で起こるかどうかに依存して
種々の架橋した生成物が生じ得るたとえば、もし
架橋がC1及びC4間に起こるならば、繰返し単位
は である。 重合体に関する我々の構造研究は架橋した重合
体が一つ又は一つより多くの可能な架橋した生成
物を含有しているかいないかを未だ確立していな
いが、それらがすべての架橋した構造に共通であ
る共役系 を含有することを確立した。 B1及びB2は両方共共役ジ−イン系を含有する
場合には、本発明の重合体の大抵の用途に対して
望ましい分子内及び分子間架橋の両方が存在する
であろう。この理由で、B1及びB2は両方共共役
ジ−イン系を含有することが好ましく、そして分
子内架橋を最適にするために、B1及びB2の共役
ジ−イン系の相対位置がほぼ同じであること、換
言すれば共役ジ−イン系をグリセロール残基に接
続する炭素鎖は長さにおいて炭素原子が2個より
多く異なるべきではないことが好ましい。 本発明の重合体の意図する生物医学的用途の点
から、重合は化学活性線、普通は可視線の波長よ
り短い波長を有する化学活性線に曝露することに
よつて最も良く誘発されるが、原理的に共役ジ−
イン系の重合を誘発することができることが知ら
れた任意の方法を本発明の重合体の製造に対して
て使用することができる。共役ジ−インは種々の
状態で、たとえば水上の単層として、疎水性基体
たとえばテフロン上の多層として、リポソーム
(liposome)として又はKBr円板内の固体の状態
で重合することができる。 本発明の重合体の主要な用途の一つは、基体、
特に血液又は他の体液又内部体表面と後に直接接
触せしめられるこれらの基体上への表面被覆を与
えることである。かかる表面被覆は、実際上、本
発明の共役ジ−インで基体を被覆し、次いで化学
活性線に曝露することによつてその場で共役ジ−
インを重合することによつて普通は最も良く導入
される。本発明の共役ジ−インは無色の物質であ
るが、重合が進むにつれて、共役ジ−インが中間
体カルベンに先ず転化されると先ず青色範囲にわ
たつて進行するきわだつた色の変化があり、次い
でこの遷移状態カルベン中間体は赤色又は紫色の
着色を有する最終重合体分子に転化される。結果
として、基体上の重合は目で視て追うことができ
る。基体はたとえば重合体、金属、ガラス、セラ
ミツク及び多くの他のものであることができ、重
合体の例はセロフアン、ポリ塩化ビニル、ポリカ
ーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエ
チレン、ポリテトラフルオロエチレン及びシリコ
ーンゴムである。かかる被覆された基体は人工器
官移植組織(prosthetic implants)、目移植組織
(eye implants)及びコンタクトレンズ、診断装
置、人工肺(lung machine)人工腎臓、縫合糸、
人工レンズ、随意に使用できる組織、培養容器及
び他の外科器具、手袋、カテーテル、恒久的入口
ポート(entry port)医薬送給システム、注射
器、子宮内器具、を包含する避妊装置、及び包帯
に使用することができる。 本発明は角膜内皮損傷(corneal endothelial
damage)を減少されるのに眼内レンズ上に表面
被覆を与えるために特に好適である。 眼内レンズの最初の移植は白内障抽出と関連し
た皮内細胞損失(endothelial cell loss)及び損
傷を問題となる程増加させることができる。この
損傷はもレンズが角膜内皮に接触するならば内皮
表面へのレンズ材料、ポリメチルメタクリレート
(PMMA)の瞬間的付着により引起こされるよう
に見える。 電子顕微鏡を使用して、カウフマン
(Kaufman)及びカツツ(Katz)はPMMAから
つくられたレンズと角膜内皮細胞との間の瞬間的
接触ですら細胞膜がIOL表面への付着からの引離
しを生じたことを示した。 ときどき起るレンズ−内皮接触におけるかかる
細胞損傷を減じたり防止したりするポリメチルメ
タクリレートの表面変性に関する研究は、この重
合体が問題になる程の短期又は長期の劣化を示す
ことなく眼内で十分に耐性であることが既に示さ
れたので実際的方法であるように思われる。新規
物質を導入する変法は同様に広範な安全及び有効
性試験の繰返しを必要とするであろう。 この分野における従来の研究はレンズと内皮と
の間の付着が疎水性ポリメチルメタクリレートと
親水性眼内組織との間の相互作用であるという考
えに基づいていた。ポリメチルメタクリレート表
面を移植に先立ちポリビニルピロリドン(PVP)
又はメチルセルロース溶液中に浸漬することによ
つて該ポリメチルメタクリレート表面を親水性に
すると、内皮損傷の臨床発生率(clinical
incidence)を減少させることが示された。これ
らの眼内レンズ表面を一時的に変えようとする同
様な試みにおいてPVP、シリコーン油及び血清
の浸漬溶液が使用された。しかしながら、これら
のレンズを手術のすぐ前に溶液に浸漬することは
面倒で且つ不便であり、滅菌性(sterility)及び
再生可能性の新しい問題が起こる。 本発明の物質は、本発明の物質のそれらの極性
基が細胞外液(extra cellular fluids)に面する
ように眼内レンズを被覆するのに使用される。こ
れは生きている組織及び体液との短い又は長い接
触に対してそれを好適ならしめそして皮内細胞膜
の引裂きを減じるであろう。次いで共役ジ−イン
は安定化されて表面が親水性であり同時に生きて
いる組織に生物学的に適合性の重合体被覆を形成
する。 眼内レンズ又は他の支持体表面は、様々な方
法、たとえば溶液又はエマルジヨン被覆又はラン
グミア−プロジエツト(Langmuir−Blodgett)
多層浸漬方法によつて被覆することができ配向し
た層を得そして不規則な表面を処理することを可
能とする。 被覆の付着(attachment)は、たとえば被覆
されるべき重合体又は他の物質又はたとえば溶媒
処理の後それにより吸引された物質と反応性であ
る基を脂肪酸の鎖内又は鎖の末端に有する脂質を
使用して該表面への共有結合により改良すること
ができる。別法として、たとえば重合体基体を低
分子量溶媒によつて膨潤させて脂肪酸残基の脂肪
鎖が重合体構造中にその後に吸収を生じることに
よつて被覆の物理的付着が起こり得る。 本発明の共役ジ−インの他の重要な用途はリポ
ソーム(liposome)の製造にある。かかるリポ
ソームは生理学的に活性な物質を支持し、その故
にたとえば非代謝性医薬品又は酵素を体へ持続放
出させる生物学的適合性処方を与えることができ
るからである。 かかるリポソームは水性媒体中に共役ジ−イン
を分散させ、分散液の温度をリボソームの生成が
起こる温度である脂質又はチヤツプマン転移温度
(lipid or chapman trancition temperature)
より高い温度に分散液の温度を上昇させ、次いで
分散液を周囲温度に冷却することにより製造する
ことができる。もし生理学的に活性な物質がリポ
ソーム生成期間中水性媒体中に存在するならば、
リポソームは活性物質を含有し、そしてリポソー
ム膜構造の代謝の結果として長期にわたり活性物
質をゆつくりと放出する。かかる取合わせの実際
上の利点の一つは、このようにして水溶性及び水
不溶性活性物質を処方し、又は所望により水溶性
及び水不溶性物質を同じ処方内に、水不溶性物質
を脂肪中に先ず配合することによつて処方するこ
とが可能であるということである。 本発明の共役ジ−インリン脂質又はリポソーム
の膜を形成するそれらの重合体はリポソーム内に
導入された多くの生理学的に活性な物質の補助薬
として作用することがしばしば見出される。 リポソーム形成期間中水酸化アルミニウム又は
他の補助薬を水性媒体中に導入することによつて
これらの処方に水酸化アルミニウム又は他の補助
薬を配合して生理学的に活性な物質の活性を強化
することも可能である。 リポソーム形成は多層ラメラ構造を生じるよう
に既知の方法によつて行なうことができる。小さ
な直径の単一ラメラリポソームは多重ラメラリポ
ソーム(multi−lamellar liposomes)を超音波
振動に付することによつて発生させることができ
る。より大きい単一ラメラリポソームは共役ジ−
インをアルコール中に溶解し、次いでこの溶液を
注射器を通して水性媒体中に注入することにより
発生させることができる。これらの単一ラメラ物
質は或るときは微小小胞(microuesicles)とし
て知られている。 単一ラメラであるか又は多層ラメラであり、そ
して普通は生理学的活性物質及び場合により補助
薬を含む得られるリポソームは前記した如き化学
活性線に曝露することによつて共役ジ−イン系を
架橋することにより安定化することができる。か
かる照射は分子間で起こり、そして共役ジ−イン
の構造、多分分子内架橋に依存して、本発明の重
合体を含んで成るリポソーム分散液を与える。本
発明の共役ジ−インの架橋の前又は後に本発明の
リポソーム分散液中に他のリン脂質のリポソーム
を含ませることも可能である。 リポソーム形態にある本発明の重合体を処方す
ることは普通最も便利であるが、共役ジ−インを
大量に重合し、次いで重合体を押出してリン脂質
重合体カプセルを与えることも可能である。或い
は、本発明のリン脂質重合体は他のリン脂質をベ
ースとするリポソーム系内に含ませることもでき
る。 抗原物質、ホルモン、酵素及び抗炎症剤の如き
医薬を含む広範に種類の生理学的に活性な物質を
本発明のリポソーム分散液内に処法することがで
きる。リポソーム中のインフルエンザビールス又
はそのフラグメント、ジフテリアトキシン、破傷
風トキシン及びリポソームにおけるウイルス源又
はバクテリア源から導かれた他の抗原性物質の配
合は、インシユリンの如きホルモン、抗炎症性ス
テロイドたとえばコルチコステロイド、たとえば
コルチゾン、コルチゾール及びそれらのΔ′−デ
ヒドロ−及び9−フルオロ誘導体;抗炎症性非ス
テロイド、たとえばペプチド、免疫抑制性化合
物、たとえばメソトレキセート、サリチレート、
フエニルブタゾン、及び加水分解性酵素に対する
抑制剤と同じく現在では文献に十分に記載されて
いる。これらの及び他の生理学的活性な物質がい
かにしてリポソーム組成物内に導入され得るかに
ついては、たとえば米国特許第4177113号及び第
4199565号及び西ドイツ公開公報第2249552号、第
2528411号、第2643641号、第2712030号及び第
2712031号を参照することができる。これらの物
質は本発明のリポソームに編入することができる
生理学的に活性な物質の典型的なものである。 下記実施例により本発明を説明する。 以下の実施例において、ジアセチレンリン脂質
は下記の一般的方法に従つて製造された: A 材料 1 長鎖ジアセチレン性脂肪酸(例えばエイコサ
ン酸−10,12−ジイン、トリコサン酸−10,12
−ジイン、ペンタコサン酸−10,12−ジイン、
ヘプタコサン酸−10,12−ジイン、) 2 1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC) 3 無水sn−グリセロ−3−ホスホリルコリン塩
化カドミウム錯体(GPC.CdCl2) 4 N,N−ジメチル−4−アミノピリジン 5 無水クロロホルムと四塩化炭素 B 反応条件(一般法) 脂肪酸(0.1モル)を無水四塩化炭素(150〜
200ml)に溶解しそしてDCC(0.055モル;無水四
塩化炭素25mlに溶解した)で処理した。混合物を
振とうしそして15分間放置した。ジシクロヘキシ
ル尿素の不溶性沈澱を濾別した。濾液から溶媒を
除去して脂肪酸無水物を取得した。この工程では
定量的収量が得られた。 脂肪酸無水物を無水クロロホルム(100ml)中
に溶解し、GPC.CdCl2(0.02モル)を加え、次い
でN,N−ジメチルアミノピリジンを加えた。反
応フラスコを乾燥窒素で置換し、シールして光か
ら保護した。次いで混合物を30〜48時間攪拌しそ
の後蒸発乾固せしめた。残渣を沸騰アセトン
(150ml)と混合し、室温まで冷却してそして溶媒
をデカントした。触媒(N,N−ジメチルアミノ
ピリジン)の未反応脂肪酸無水物をさらに除去す
るため、この方法を2度繰返した。一緒にしたア
セトン抽出物をリン脂質の不存在のためTLCで
テストした。残渣をクロロホルム(200ml)に懸
濁させそして氷冷した塩酸(5%;100ml×2)
で抽出した。明澄なクロロホルム層を集めそして
一緒にした塩酸層をクロロホルム(100ml)で一
回抽出して上記主クロロホルム抽出物と混合し
た。それを乾燥するまで蒸発させ、クロロホルム
(25ml)に再度溶解せしめそしてシリカゲル(キ
ーゼルゲル60、70−230メツシユ;イ−、メル
ク:500g)のカラムを通した。クロロホルム:
メタノール:水の混合物(70:30:5)を用いて
溶離を行った。溶離物(各々200〜250ml)の部分
を集め、約20mlまで蒸発させ、そしてTLCでテ
ストしたデイツトマ−モリブデンブルー試薬で見
えるようにした)。 ジアセチレンリン脂質を含有する部分を一緒に
し、蒸発させて乾燥させそして最後にベンゼン溶
液で凍結乾燥した。 これとは別に、全反応混合物を、アセトン抽出
の変りに、分離ロートに移し、さらにクロロホル
ム(150−200ml)で希釈しそして氷冷した塩酸
(2×150ml;5%)で抽出し、溶媒を蒸発させ、
残渣をクロロホルム(25ml)に溶解させそして上
記と同様にしてシリカゲルカラムを通して分画し
た。 C 収率は使用したGPC.CdCl2の量に基づいて40
〜60%。 D Rf値は鎖長に依存して0.490〜0.500(上記し
た溶媒;カラム中で使用)。 実施例 1 共役ジ−インリン脂質の製造 (a) ジアセチレン酸の合成 この合成の概略を以下に示す。 (1) H2C=CH(CH2)8CO2H 1.+Br2 ―――――→ 2.−2HBr HC≡C(CH2)8CO2H(A) (2) H2C=CH(CH2)oCH3 1.+Br2 ―――――→ 2.−2HBr HC≡C(CH2)oCH3 n=9,11 3 +CH3CH2MgBr ―――――――――→ BrMgC≡C(CH2)oCH3 4 +I2 ―――→ IC≡C(CH2)oCH3(B) (3) (A)+(B)CuCl,HON+H3Cl- ――――――――――――→ CH3CH2NH2 CH3(CH2)oC≡C−C≡ C−(CH2)8CO2H(C) アルケン及びアルケン酸を1モル当量の臭素を
ゆつくりと加えることによつて石油エーテル中に
おいて臭素化した。ジブロモ誘導体をエタノール
中で過剰のKOHと還流することによつてジブロ
誘導体をただちに脱臭化水素化した。アルコール
を留去しそして希HClを加えた後、アルキンをエ
ーテル抽出により単離しそして真空蒸留(10-3mm
Hg)により精製した。 非対称性コドキ−ヴイクツ カツプリング
(Chodokiewicz coupling)のため、反応成分の
一つはヨウ化しなければならない。故に1−アル
キンを乾燥ジエチルエーテル(CaH2−処理した)
中の僅かに過剰の臭化エチルマグネシウムに加え
た。生成したアセチレン性グリニヤー試薬を添加
したI2と直接に反応させて所望のハロ誘導体を得
た。反応フラスコの内容物を過剰の希酢酸中に注
ぎそしてヨー化アセチレンをジエチルエーテル中
に抽出した。未反応のI2をチオ硫酸塩洗浄により
除去し、そしてジエチルエーテルを蒸発させた後
真空蒸留により精製を達成した。 アセチレンカツプリング反応の詳細は広範に検
討されている。希KOH溶液に溶解した酸に痕跡
量のヒドロキシル塩酸塩及び水性エチルアミン中
に溶解した0.25モル当量のCu2Cl2を加えた。次い
でヨウ化アルキン(1モル当量)一時に少量ずつ
を加えた。始めから黄色の溶液は緑色に変わつ
た。アルキンの次の添加前に数滴の10%ヒドロキ
シルアミン溶液を加えることによつて回復した。
最後に、反応混合物を酸性にし、そして生成物を
ジエチルエーテル中に抽出した。ジイン酸を40−
60℃の石油エーテルから再結晶した。 酸は容易に重合した。紫外線及び赤外分光法は
それぞれ共役三重結合及びカルボン酸基の存在を
示した。 b リン脂質の合成 酸を塩化メチレン中に溶解し、0.55モルの当量
のジシクロヘキシルカルボジイミドを加えること
によつて無水物に転化した。無水物は赤外分光法
により同定した。 リン脂質はグブタ等(Gupta et al)の方法を
使用して合成した。グリセロホスフアチジルコリ
ン−CdCl2錯体(1.0モル当量)を乾燥クロロホル
ム(P2O5処理した)中で30時間無水物(2.5モル
当量)及び4−N,N−ジメチルアミノピリジン
(2.0当量)と攪拌した。溶媒の除去後、メタノー
ル/クロロホルム/水(5:4:1、V/V)に
可溶な画分をレキシンI−300(Rexyn I−300)
樹脂のカラムを下へ通過させた。今度はCdCl2及
びアミノ−ピリジンを含まない生成物をセフアデ
ツクスLH−20(Cephadex LH−20)によるクロ
マトグラフイによつて精製した。出発アルケンを
基準とする全収率は5%である。 生成物及びジパルミトイルホスフアチジルコリ
ン〔ピユリス グレード(puriss grade)
Fluka〕を薄層クロマトグラフイー〔メルクシリ
カゲル プレート;溶媒、クロロホルム/メタノ
ール/水(65:35:4、V/V)〕及び赤外分光
法により比較した。Rf値及びスペクトルは同一
であつた。生成物はデイツトマー試薬(Dittmer
reagent)で噴霧した場合に正の試験(positine
test)(青色に変つた)を与えた。紫外線分光法
による検査は共役した三重結合が存在しているこ
とを示した。生成物はリン脂質1,2−ジトリコ
サノイル(C23)−及び1,2−ペンタコサノイル
(C25)−10,12−ジイン−sn−グリセロ−3−ホ
スホリルコリンであつた。 これらのジアセチレンリン脂質(C23及びC25)
に対する転移温度及びエンタルピーは以下に示さ
れる:
【表】 実施例 2 実施例1と同様にして、ジアセチレンリン脂質
(C20)およびジアセチレンリン脂質(C27)を得
た。 これらの転移温度は上記の順にそれぞれ22℃お
よび63℃であつた。 参考例 1 実施例1に使用された方法を変性してC23リン
脂質の共役トリーイン類似体を生成した。アルキ
ノイドカルボン酸HC≡C−(CH2)8COOHを実施
例1に記載の如くして製造した。段階1。ビス−
(クロロメチル)−アセチレンをテトラヒドロフラ
ン及びヘキサメチルホスホルアミド中3モルのブ
チル−リチウムと反応させてジアセチレンHC≡
C−C≡C Li のリチウム塩を得、次いでこれ
を臭化n−オクチルと反応させて約40%収率でド
デカジーイン−1,3を形成した。次いでドデカ
ジーイン−1,3をNaOIと反応させて1−ヨー
ド誘導体CH3−(CH2)7−C≡C−C≡C−Iを
得、これを次いで実施例1段階3に示された条件
下に前記したアルキン酸と反応させて共役トリー
インCH3−(CH2)7−C≡C−C≡C−C=C
(CH2)8COOHを得た。 この共役トリアセチレン酸は実施例1の段階3
で得られた共役ジアセチレン酸よりもUVスペク
トルスペクトルにおける高いピークを示し、その
より高い程度の共役を示す。共役トリアセチレン
酸を実施例1の段階4に記載の方法によつてその
無水物に転化し次いで無水物を実施例1の段階5
に記載のグリセロホスフアチジルコリンのCdCl2
錯体と反応させて共役トリ−アセチレンリン脂質
を形成し、これは活性線にさらすと重合する。 共役トリ−アセチレンリン脂質はトリ−アセチ
レンカルボン酸をテトラヒドロフラン中のケトン
【式】と反応させてアミド
【式】を形成し、次いでこのアミ ドをジメチルスルホキシド中でリン脂質のDdCl2
錯体と反応させて共役トリ−アセチレンリン脂質
を得ることによつても製造された。 共役トリ−アセチレン酸は、酸HC=C、
(CH2)8COOHをアセチレン結合のところでヨウ
化し、ヨード−デシン酸をジ−インCH3・
(CH2)7−C≡C−C≡CHと前記カツプリング方
法により反応させることより成る方法によつても
製造された。 参考例 2 実施例1のジアセチレンリン酸脂質をラングミ
アーブロジエツト法を使用してポリメチルメタク
リレートからつくられた眼内レンズを被覆するの
に使用した。この方法において、脂質の表面層は
空気−水界面において形成される。親水性極性表
面を有する最終脂質層が必要である。 リン脂質単層をCdCl2含有純水(1g/・
CdCl2、水の抵抗15MΩ/cm有機汚染物を検出で
きない)上に広げる。レンズを〜60℃の洗剤溶液
(RBS35)中で2時間ソーキングすることによつ
て清浄化し、次いで純粋中で完全にすすいだ。単
層は比較的高い速度(自由に落下する又は73cm/
分)で下向きに単層を通して繰返し浸漬すること
によつて移行せしめられる。上向きの移動期間中
のみ堆積が起こる。被覆された物体が空気中へと
抜き出されるとき、それは最終層が外側親水性表
面を有するように0.3cm/分又はそれ以下の速度
で抜き出される。次いで被覆したレンズはその面
から1200uw/cm215.2cmのエネルギー出力で
254nmにおいてピーク放射強度を有する紫外線ラ
ンプで室温で10秒間照射した。或いは、最終外側
表面として所望の親水性極性表面を製造するため
に、被覆(所望の数の単層の)の間脂質層の照射
による重合は水の下で行なうことができ、レンズ
は水表面が完全に洗浄されて後抜き出され得る。 脂質層の表面圧力はこれらの層の破壊圧に近い
35ダイン/cmであるように選ばれ、温度は20〜22
℃(室温)であつた。不純物の影響を最小にする
ために、サブフエーズ(subphase)(1g/)
にCdCl2を加えそして新たな噴霧単層のみを使用
することが必要である。水はミリポア(Mill
pore)水精製システムにより精製し、製造後唯
ちに使用して再汚染を最小にする。 各表面の親水性は水滴の表面広がりの程度とし
て定義された“水接触角を測定することによりア
ツセイされる。水は標準(疎水性)PMMAの表
面上にビーズを形成し、しかし、被覆された表面
では、それは約10秒間広がりそして非常にゆつく
りと押し流される(rollsoff)。この挙動は被覆さ
れたパースペツクス(perspex)が数週間後空気
上に保存され又は数日水中に浸される場合変化し
ない。安定性は、数日間70%NaOH溶液中の浸
漬を含む滅菌方法が表面特性を変えないという事
実からわかることができる。 γ線照射を使用する眼内レンズ上への脂質重合
体の恒久的グラフト化はレンズ表面の成功する親
水性変性を生じる。変性されないPMMAに対す
る水接触角は72゜であり、グラフト化の後この角
度は減少する(広がりが増加した)。 これらのレンズは臨床試験に付した。被覆され
たレンズは皮内損傷を起こしたり二ケ月の試験期
間にわたり患者に何ら有害な作用を生じることな
く人間に導入された。 参考例 3 レンズを柔軟なテフロンシート0.1mm厚さによ
り置換えることにより参考例2に記載の被覆方法
を繰返した。被覆されたシートを参考例2に記載
の如くして空気中で重合した。次いで柔軟なシー
トを管に成形し、血液を管に導入した。トロンビ
ン活性を誘発する表面の能力の目安として試験管
内フイブリノペプチドA発生試験を使用した。表
面は血液クロツテイングを開始する傾向を殆んど
示さず、この点で未処理のテフロン材料よりもす
ぐれていた。 参考例 4 レンズをシリコーンコンタクトレンズ、ガラス
シート及び酢酸セルロース透析膜〔クプロフアン
(Cuprophane)〕により置換えることにより参考
例2の被覆方法を繰返した。照射後の目による検
査はこれらの三つの基体の各々に対する重合体フ
イルムの形成を示した。被覆された基体上の接触
角測定は各場合に親水性外側表面が形成されたこ
とを示した。 参考例 5 実施例1のジ−C23−ジ−共役リン脂質を50℃
で水中に導入した。これはそのリボゾーム形成温
度より高い温度であり、次いて分散液を、もし電
子懸微鏡が多重ラメラリポソームの存在を示す場
合には室温に冷却した。次いでこの分散液を紫外
線で照射した色の変化が見られた時は共役ジイン
系の架橋による重合を示す。やはり同定されたス
ペクトル変化はこの有機物質の増加した共役路と
合致していた。 この方法を繰返して酵素的に活性な固有タンパ
ク質Ca2 2)ATP−アーゼ(intrinsic protein
Ca2+ATP−ase)を含有する水性媒体中に共役リ
ン脂質を導入した。得られるリポゾームのその後
の検査はリポソームがいくらかの酵素がリポソー
ム内に導入されたことを示す酵素活性を示した。 実施例1のジ−C25共役リン脂質を使用して上
記の方法を繰返したが、それを導入した水性体の
温度はジ−C25物質のリポソーム形成温度より高
くするために60℃に上げた。この場合もやはり、
リポソームにおいて酵素活性が検出されたことが
見出された。 実施例 3 (1) 1,2−ジブロモプロピルホスホリルコリ
ン: 無水アセトニトリル(200ml)をフラスコに入
れ、グリセロホスホリルコリン塩化カドミニウム
錯体(10g)、臭化ナトリウム(40g)およびト
リメチルクロロシラン(70ml)を添加した。混合
物を急速に攪拌しそして24時間加熱して還流せし
めた。次いで周囲温度まで冷却しそして濾別によ
り液体部分を得た。溶媒を蒸発せしめ、残渣を蒸
留水(50ml)で処理した。水不溶性油層をエーテ
ル抽出(2×25ml)により除去した。次いで水を
蒸発させ、残渣をエタノールで抽出した(3×50
ml)。不溶性部分を廃棄した。濾液を再度乾燥し
そしてアセトン(75ml)に溶解した。濁りを濾別
し、廃棄した。次いで、少量のエーテルで繰返し
抽出し、エーテル抽出物を廃棄した。溶媒を蒸発
させるとゴム状生成物が得られ、それは0.1mmで
96時間P2O5上で乾燥せしめた。生成物のIRスペ
クトルはC−Br基に帰属される668cm-1に中強度
のピークを示した。 (2) ペンタコス−1−オール−10,12−ジイン: HO(−CH2)−9CH=CH2)Br2 ―――――→ )KOH HO(−CH2)−9C≡CHCH3(−CH2)−11 C≡CI+ HC≡C(−CH2)−9OH CuCl ―――→ HO(−CH2)−9C≡C −C(−CH2)−11CH3 w−ウンデシレニルアルコールを臭素化させ、
次いで先に記述したと同様にして、水酸化カリウ
ムを用いて脱臭化水素せしめ、末端アセチレンに
帰属する2115cm-1にピークを持つドデシンw−ウ
ンデシン−1−オールを得た。これは、もはや、
それ以上精製しなかつた。 前述した1−イオドテトラデシン(32g)を、
ジアセチレン酸の製造の際に記述したと同様にし
て、塩化第1銅の存在下、w−ウンデシン−1−
オール(16.8g)とカツプリングさせた。酸を調
製する際に必要とされるKOHを用いる中和工程
はこの場合には省略された。生成物の結晶化は沸
点40〜60℃の石油エーテルからなされた。それは
53〜54℃で溶解しそして紫外線照射によつて赤〜
橙色の重合体を生成した。 (3) 1,2−〔ジ(ペンタコス−10,12−ジイン
イル)エーテル〕プロピル−ホスホリルコリ
ン: ペンタコス−1−オール−10,12−ジイン(1
g)をナトリウムで乾燥したテトラヒドロフラン
中に溶解しそして薄片に切断したナトリウム
(0.5g)を加えた。混合物を18時間急速で攪拌し
た。この間、ナトリウム薄片は、新しいナトリウ
ム表面が反応に露出されるように鋭利なスパチユ
ラで数回砕かれて精澄にされた。アルコールのナ
トリウム誘導体の自己沈澱が未反応ナトリウムか
ら傾斜により分離されそして溶媒が蒸留された。
無水のヘキサメチルホスホルアミド(25ml)が添
加され次いで1,2−ジブロモプロピル−ホスホ
リルコリン(0.4g)が添加された。この混合物
は攪拌下に150〜170℃で3日間加熱されそして参
照としてのジパルミトイル−グリセロホスホリル
コリンに対して規則的に追跡した。この反応混合
物を周囲温度まで冷却しそして飽和食塩水(100
ml)を添加した。クロロホルム(5×25ml)で目
的物を抽出した。クロロホルム抽出液を一緒に
し、シリカゲル(150g;メルク社:硅操土60,
70−230メツシユ)カラムを通して精製した。生
成した目的物質は紫外線に4−5分曝すと、淡赤
色の重合体を生成した。 実施例 4−10 (1) 下記表Aに示した種々の化合物を製造した。 ここで、 B2=−(CO)p−X1−C≡C−C≡C−Y1
【表】 (2) 上記実施例4〜10の化合物を製造する際に用
いられたジアセチレン含有脂肪酸は、
Biochem、Biophys、Act、602 213(1980)
に記載された方法に従つて製造した。この方法
は、例えば実施例4および5の化合物の製造に
用いられるジアセチレン含有脂肪酸(基B2の
導入)を製造する場合には下記反応式で示され
る。 (3) 実施例4、6および7の化合物を製造: 上記引用文献と同じ文献に記載された方法に従
つて製造した。例えば実施例4の化合物の製造は
下記反応式で示される。 実施例6および7の化合物は、上記反応におい
て相当するジアセチレン含有脂肪酸を用いること
によつて、同様にして製造れた。 (4) 実施例5、8、9および10の化合物の製造: Proc、Natl、Acad、Sci、(USA)、74 4315
(1977)に記載の方法に従つて製造した。 実施例5の化合物の製造は下記反応式で示され
る。 実施例8、9および10の化合物も、上記反応に
おいて、相当するジアセチレン含有脂肪酸(B2
の導入)を用いることによつて、同様にして製造
された。なお、実施例9および10の化合物の基
B1は、卵黄レシチンから誘導されるC16および
C18リソホスフアチジルコリンの混合物(市販品
として入手)を使用することによつて調製した出
発原料を用いることによつて導入した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 式中、B1及びB2の少なくとも一つは式 −(CO)p−X1−C≡C−C≡C−Y1 式中、pは0又は1であり、X1は二価の脂肪
    族又は環状脂肪族炭化水素基であり、Y1はH又
    は一価の脂肪族又は環状脂肪族炭化水素基であ
    り、B1及び/又はB2は各々におけるX1及びY1の
    炭素原子の総数は8乃至26である、の基であり、
    B1及びB2の他方は(a)式 −(CO)p−X1−C≡C−C≡C−Y1 式中X1,Y1又はpは前記した通りである、 の同一又は相異なる基であるか或いは(b)少なくと
    も8個の炭素原子を含有する脂肪族又は環状脂肪
    族基であり、nは1であり、mは2,3又は4で
    あり、各Rは独立に1〜4個の炭素原子を含有す
    るアルキル基を表わす、の共役ジーイン。
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