JPH0314948B2 - - Google Patents

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JPH0314948B2
JPH0314948B2 JP57023431A JP2343182A JPH0314948B2 JP H0314948 B2 JPH0314948 B2 JP H0314948B2 JP 57023431 A JP57023431 A JP 57023431A JP 2343182 A JP2343182 A JP 2343182A JP H0314948 B2 JPH0314948 B2 JP H0314948B2
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JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane
polycarbonate
layer
modulus
synthetic leather
Prior art date
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Application number
JP57023431A
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English (en)
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JPS58144183A (ja
Inventor
Kazuo Matsuyama
Kazuo Kodera
Atsushi Iwatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2343182A priority Critical patent/JPS58144183A/ja
Publication of JPS58144183A publication Critical patent/JPS58144183A/ja
Publication of JPH0314948B2 publication Critical patent/JPH0314948B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリウレタン系合成樹脂からなる車
両用合成皮革であつて、耐光性、耐加水分解性に
優れ、かつ長時間100〜120℃の経時的な耐熱性を
有する車両用合成皮革を提供することを目的とす
るものである。 従来よく知られている一般のポリエステル系ポ
リウレタン合成皮革は、その風合、外観が天然皮
革に酷似しているため、主として鞄、袋物、履
物、衣料等の比較的流行サイクルの短いフアツシ
ヨン性素材として多用されているが、耐用期間の
長い家具、車両用内装材としては、2〜3年で脆
化する宿命的な加水分解性の欠点のために本格的
には採用されず、各方面からこれが改良を強く望
まれていたことは周知の通りである。 これがため最近では、(1)ポリエーテル系ポリウ
レタンを用いて耐加水分解性の改良を試み、また
は、(2)ポリカーボネート系ポリウレタンを用いて
耐光性および耐加水分解性を改良したポリウレタ
ン合成皮革が提案されているが、(1)のポリエーテ
ル系ポリウレタンは耐光性、耐熱性が劣り、(2)の
ポリカーボネート系ポリウレタンは耐熱性が不充
分であるため、これらを用いたポリウレタン合成
皮革は、たとえ、加水分解性が改良されても室内
温度に耐え得る一般家具用程度の経時的耐熱性し
か得られず、100〜120℃の長時間経時的耐熱性を
必要とする車両用合成皮革としては未だ不充分な
ものであつた。 合成皮革は本来風合(柔軟性)、表面摩擦強度、
耐屈曲性等が天然皮革に酷似していることが最も
望ましいものであるが、さらに上述のごとき風合
等に加えて耐光性、耐加水分解性および長時間の
耐熱性を合成皮革に付与するためには、定性的に
基材上に形成されるポリウレタン層は、耐光性に
関しては表面層が最も大であることが好ましく、
また耐加水分解性は基材面およびその反対面であ
る表面層の両者に要求され、さらにまた耐熱性に
関しては基材および表面のほかポリウレタン層の
中間部においても要求され、かかる前記の各物性
を満足せしめるためには、一種類のポリウレタン
層では到底達成できず、2以上の複数種の積層体
とすることが最も望ましいことが確認された。 前記ポリウレタン層はポリウレタンの素材とし
ての各種のポリオールがあるほか、該ポリオール
と反応するイソシアネート化合物(以下イソシア
ネートと略す)も各種のものが知られており、ポ
リウレタンの特性は前記各素材によつて第1表に
示すように異つていることが認められる。
【表】 また、前記第1表の結果、基材上に各種ポリウ
レタン層を積層形成した場合の各種物性を示せ
ば、第2表の通りである。
【表】
【表】 第2表の結果、ポリカーボネート系ポリウレタ
ン接着剤層、ポリエステル系ポリウレタン中皮層
およびポリカーボネート系ポリウレタンの3層構
造のもの(No.6)が各物性において格段に優れて
おり、特に中皮層を積層していないものに対して
優位性を示しているのが認められる。 本発明は上述の知見の結果達成されたものであ
つて、繊維基材上に100%モジユラス10〜50Kg/
cm2、厚み30〜150μのポリカーボネート系ポリウ
レタン接着剤層、100%モジユラス40〜100Kg/
cm2、厚み10〜50μの−(CH2−)数4以上のグリコー
ルジカルボン酸からなるポリエステル系ポリウレ
タン中皮層、100%モジユラス80〜200Kg/cm2、厚
み10〜50μのポリカーボネート系ポリウレタンの
表皮層が順次積層形成されていることを特徴とす
る車両用合成皮革である。 さらに本発明を詳細に説明すれば、本発明で使
用する繊維質基材は、綿、羊毛、絹、麻等の天然
繊維もしくはレーヨン、ビスコーススフ、アセテ
ート等の再生繊維またはポリエステル、ポリアク
リロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリアミノ酸、
ポリ塩化ビニリデン等の合成繊維等の単独または
各種混紡繊維あるいはガラス繊維、石綿繊維等の
無機質繊維からなる編識布、不織布等である。 本発明は前記繊維質基材上にポリカーボネート
系ポリウレタン接着剤層、ポリエステル系ポリウ
レタン中皮層およびポリカーボネート系ポリウレ
タン表皮層を順次積層形成したものである。 ここに本発明で使用するポリカーボネート系ポ
リウレタンとは、ポリカーボネート系ポリオール
とイソシアネートおよび鎖伸長剤との重合物であ
つて、前記ポリカーボネート系ポリオールとは次
の一般式 (ただし、R=−(CH2−)pであり、p≧2である。 またn=5〜200) で示されるポリアルキレンポリカーボネート系ポ
リオールであり、具体的には1,6−ヘキサンポ
リカーボネートポリオールが好ましい。 また、前記ポリアルキレンポリカーボネート系
ポリオールの一部をポリオキシアルキレン変性ポ
リカーボネートで置換した混合物なども使用でき
る。 また、イソシアネートは、無黄変型として脂肪
族もしくは脂環族のジイソシアネート、例えばテ
トラメチレンジイソシアネート;1,6−ヘキサ
ンジイソシアネート;2,2,4−トリメチル−
1,6−ヘキサンジイソシアネート;1−メチル
シクロヘキサン−2,4−ジイソシアネート;
3,3′−ジメチル−4,4′−ジイソシアネートジ
シクロヘキシルメタン;4,4′−ジシクロヘキシ
ルメタンジイソシアネート等が使用できる。 さらに、本発明における黄変型としては芳香族
のジイソシアネート、例えばトリレンジイソシア
ネート;ジフエニルメタンジイソシアネート;キ
シリレンジイソシアネート等が使用できる。 また、鎖伸長剤としては第1級または第2級の
脂肪族ジアミンあるいは低分子グリコールであつ
て、ピペラジン;ヘキサメチレンジアミン;エチ
レンジアミン;プロピレン−1,2−ジアミン;
N−メチル−ビス−(3−アミノプロピル)アミ
ン;1,4−ジアミノシクロヘキサン;1−アミ
ノ−3−アミノメチル−3,5,5−トリメチル
−シクロヘキサン;1,4−ブタンジオール;エ
チレングリコール;1,6−ヘキサンジオール;
ネオペンチルグリコール;P−キシレングリコー
ル等が使用できる。 また、本発明で使用するポリエステル系ポリウ
レタンは、ポリエステル系ポリオールとイソシア
ネートおよび鎖伸長剤との重合物であつて、前記
ポリエステル系ポリオールは、−(CH2−)数4以上
のグリコールジカルボン酸からなるポリエステル
系ポリウレタンであつて、ジカルボン酸としては
アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、こはく
酸、アゼライン酸等が使用でき、他方グリコール
としてはエチレングリコール;1,4−ブタンジ
オール:1,6−ヘキサンジオール;ジエチレン
グリコール;ネオペンチルグリコール等が使用で
きる。なお、該ポリエステル系ポリウレタンで使
用するジイソシアネートおよび鎖伸長剤は前述ポ
リカーボネート系ポリウレタンで使用したものと
同一のものが使用できる。 本発明に係る車両用合成皮革は前述繊維質基材
上に、100%モジユラス10〜50Kg/cm2のポリカー
ボネート系ポリウレタンを厚み30〜150μで積層
してポリカーボネート系ポリウレタン接着剤層を
形成する。100%モジユラスが10Kg/cm2未満では
剥離強度が弱く、また50Kg/cm2を超えると、接着
層が硬くなり過ぎて天然皮革に酷似した風合、皺
曲性、感触が損なわれる。この場合、使用するポ
リカーボネート系ポリウレタンはポリカーボネー
ト系ポリウレタンのほか、ポリカーボネート系ポ
リウレタンとポリエーテル系ポリウレタン、例え
ばポリテトラメチレンエーテルグリコールまたは
ポリオキシプロピレングリコール等との共重合体
のいずれであつてもよい。 さらに、前記接着剤層の表面に−(CH2−)数4以
上のグリコールジカルボン酸からなるポリエステ
ル系ポリウレタンの中皮層として、100%モジユ
ラス40〜100Kg/cm2を有するものを厚み10〜50μ
で積層形成し、さらに前記中皮層表面にポリカー
ボネート系ポリウレタン表皮層として、100%モ
ジユラス80〜200Kg/cm2のものを10〜50μで積層
形成し、前記繊維質基材を含め4層のものとして
積層形成されているものである。この場合、中皮
層における100%モジユラスが40Kg/cm2未満では
接着性が弱くなり、物性も劣る。また、100%モ
ジユラスが100Kg/cm2を超えると中皮層としての
風合を損ない、天然皮革に酷似した表面の小皺感
が得られない。 更に、表皮層における100%モジユラスが80
Kg/cm2未満では表皮層としての物性が劣り、200
Kg/cm2を超えると、表皮層が硬くなり過ぎて天然
皮革に酷似した風合、皺曲性、感触が損なわれ
る。なお、前記表皮層に使用されるポリカーボネ
ート系ポリウレタンは、ポリカーボネート系ポリ
オールと反応するイソシアネートとして黄変型ま
たは無黄変型ジイソシアネートのいずれをも使用
できるが、表皮層に要求される変色性を考慮すれ
ば無黄変型ジイソシアネートを使用することが好
ましく、これに適宜色調と兼ねて遮光性を付与す
るには、酸化チタン、カーボンブラツク、フラバ
ンスイエロー、アンスラキノンレツド、銅フタロ
シアニンブルー等の顔料の1または2以上をポリ
カーボネート系ポリウレタンに対し、5〜50重量
%添加することができる。 また、これら顔料のほか必要に応じて紫外線吸
収剤、紫外線遮蔽剤、架橋剤その他の充填剤を配
合することもでき、また前記顔料、充填剤等は必
要によつては前記中皮層、接着剤層中に適宜配合
することができる。 すなわち、本発明は、接着剤層、中皮層および
表皮層を形成するポリカーボネート系ポリウレタ
ン、ポリエステル系ポリウレタンおよびポリカー
ボネート系ポリウレタンの100%モジユラスをそ
れぞれ10〜50Kg/cm2、40〜100Kg/cm2および80〜
200Kg/cm2とすることによつて前記ポリウレタン
層間の剥離強度が改善され、かつ前記ポリウレタ
ン層が順次粗から密に形成されており、各ポリウ
レタン層が界面において相干渉しあうため、天然
皮革に類似した性質にされていると共に、ポリエ
ステル系ポリウレタンの優れた耐熱性に着目し、
該ポリエステル系ポリウレタンの有する加水分解
性を、耐加水分解性に優れたポリカーボネート系
ポリウレタンたる接着剤層および表皮層で両面を
被覆することによつて改善され、ポリカーボネー
ト系ポリウレタンとポリエステル系ポリウレタン
との相乗効果により天然皮革に酷似した風合、皺
曲性を保持し、しかも耐熱性、耐加水分解性さら
には耐光性に優れた合成皮革たらしめることがで
きる。特に本発明は長時間100〜120℃の高温度に
対する耐熱性を有しており、従つて長期耐久性を
必要とする車両用合成皮革として特に優れてい
る。 実施例 1 絞付き離型紙上に、100%モジユラス120Kg/cm2
の1,6−ヘキサンカーボネート系ポリウレタン
樹脂溶液100重量部(酸化チタン15重量部含有)
をドクターナイフコーターにより乾燥厚みが30μ
になるように塗布し、さらに100℃で加熱乾燥さ
せポリカーボネート系ポリウレタン皮膜層を形成
し、これを表皮層とする。 つぎに前記表皮層表面に100%モジユラス80
Kg/cm2のポリエステル系(アジピン酸系)ポリウ
レタン溶液を、前記同様ドクターナイフコーター
で乾燥厚み30μとなるように塗布、乾燥してポリ
エステル系ポリウレタン皮膜層を形成し、これを
中皮層とする。 さらに、該中皮層表面に100%モジユラス20
Kg/cm2の1,6−ヘキサンカーボネート−テトラ
メチレンエーテル共重合体ポリウレタン接着剤を
目付量200g/m2で塗布し、この表面に基材とし
て綿起毛布の起毛面を貼合せ、120℃で10分間加
熱し、接着剤の硬化後離型紙を剥離し合成皮革を
得た。 比較例 1 表皮層および中皮層にポリエーテル系(テトラ
メチレンエーテル)ポリウレタンを用いるほか
は、実施例1と同様に処理して合成皮革とする。 比較例 2 接着剤層にポリエーテル系(テトラメチレンエ
ーテル)ポリウレタンを用いるほかは実施例1と
同様に処理して合成皮革とする。 前述実施例1、比較例1および比較例2で得ら
れた合成皮革について下記の条件で耐光性、耐熱
性および耐加水分解性を試験した結果を第3表に
示す。 (1) 耐光性の測定方法 合成皮革の試料片をブラツクパネル温度83℃
のフエードメーターに400時間放置し、その後
試料片をテーバー式摩耗試験機にて荷重1Kg、
摩耗回収2000回にて表面状態を観察した。 (2) 耐熱性の測定方法 合成皮革の試料片を120℃のギヤー式老化試
験機に400時間放置し、その後試料片をテーバ
ー式摩耗試験機にて荷重1Kg、摩耗回数2000回
にて表面状態を観察した。 (3) 耐加水分解性の測定方法 合成皮革の試料片を相対湿度95%、温度70℃
の条件下に4週間放置し、その後試料片をテー
バー式摩耗試験機にて荷重1Kg、摩耗回数2000
回にて表面状態を観察した。
【表】 第3表から明らかなように、本発明の合成皮革
は、比較例1および比較例2の製品に比し、耐光
性、耐加水分解性は何ら遜色がないばかりか、
120℃に対する耐熱性は比較例1および2の製品
からは到底得られないすぐれた長時間の耐熱性を
有することが認められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維質基材上に100%モジユラス10〜50Kg/
    cm2、厚み30〜150μのポリカーボネート系ポリウ
    レタン接着剤層、100%モジユラス40〜100Kg/
    cm2、厚み10〜50μの−(CH2−)数4以上のグリコー
    ルジカルボン酸からなる非発泡のポリエステル系
    ポリウレタン中皮層、100%モジユラス80〜200
    Kg/cm2、厚み10〜50μのポリカーボネート系ポリ
    ウレタン表皮層が順次積層形成されていることを
    特徴とする車両用合成皮革。 2 ポリカーボネート系ポリウレタンの表皮層中
    に遮光性を有する着色顔料、充填剤を含有してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    車両用合成皮革。
JP2343182A 1982-02-16 1982-02-16 車両用合成皮革 Granted JPS58144183A (ja)

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