JPH0314949B2 - - Google Patents

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JPH0314949B2
JPH0314949B2 JP57024150A JP2415082A JPH0314949B2 JP H0314949 B2 JPH0314949 B2 JP H0314949B2 JP 57024150 A JP57024150 A JP 57024150A JP 2415082 A JP2415082 A JP 2415082A JP H0314949 B2 JPH0314949 B2 JP H0314949B2
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JP
Japan
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polyurethane
synthetic leather
polycarbonate
polycarbonate polyurethane
modulus
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JP57024150A
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JPS58144185A (ja
Inventor
Kazuo Matsuyama
Kazuo Kodera
Atsushi Iwatani
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DIC Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS58144185A publication Critical patent/JPS58144185A/ja
Publication of JPH0314949B2 publication Critical patent/JPH0314949B2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は柔軟性車両用合成皮革であつて、ドレ
ープ性に富んだ優れた柔軟性を有する天然皮革に
酷似した風合、感触を有するものたらしめると共
に、耐加水分解性、耐光性に加え100〜120℃の高
温度に長期間耐えうる耐熱性を兼備した柔軟性車
両用合成皮革を提供するにある。
本発明者等は、天然皮革に酷似した風合、感触
を有し、かつ耐加水分解性、耐光性で、さらに
100〜120℃の高温度で長期間耐え得る耐熱性を有
する車両用合成皮革を開発した。
しかし前記の車両用合成皮革はドレープ性に富
んだ優れた柔軟性に乏しい欠点がある。それがた
め、従来合成皮革を、(1)起毛布に接着剤層を介し
て表皮層を積層形成する乾式法、(2)繊維ウエブを
ポリエステル系ポリウレタン溶剤溶液で湿式処理
した含浸布上に、ポリエステル系ポリウレタン溶
剤溶液を湿式凝固する湿式法、(3)基材に高分子の
水性分散液を含浸するか、または塗布して乾燥す
るエマルジヨン法で合成皮革を製造する方法が知
られているが、前記いずれの方法も接着剤または
含浸剤のために固化するばかりでなく、いずれも
合成樹脂層が単層であるため、到底天然皮革のよ
うなドレープ性に富んだ優れた柔軟性を得ること
ができない。
また、ポリエステル系ポリウレタンを使用した
合成皮革はポリエステル系ポリウレタンの耐加水
分解性が悪いために長期間使用に耐える合成皮革
とすることは困難である。
また、最近では起毛布上に接着剤を介してポリ
ウレタンホーム層を積層形成したものも提案され
ているが、ポリウレタンホームは反発弾性が強い
ためクツシヨン性はあるがドレープ性がなく、ま
た起毛布とポリウレタンホームとの材質的な相違
に基因して積層体が一体性を有するものとはなら
ず、後処理によつて皺曲性を付与しても到底ドレ
ープ性に富んだ柔軟性を付与することができな
い。
本発明は特許請求の範囲に記載した構成とする
ことによつてクツシヨン性と共にドレープ性に富
んだ優れた柔軟性を付与することができ、しかも
耐加水分解性、耐光性および100〜120℃の高温度
で長期間耐え得る柔軟性車両用合成皮革を得るこ
とができた。
すなわち、本発明は繊維質基材の表面が起毛さ
れており、これにポリカーボネート系ポリウレタ
ン溶剤溶液が含浸され、かつ該ポリカーボネート
系ポリウレタンが湿式凝固処理によつて微細多孔
質体を形成している微多孔性複合繊維基材上に、
100%モジユラス10〜50Kg/cm2、厚み10〜80μの
ポリカーボネート系ポリウレタン接着剤層、100
%モジユラス40〜100Kg/cm2、厚み10〜50μの−(
CH2−)数4以上のグリコールジカルボン酸からな
るポリエステル系ポリウレタンの中皮層、100モ
ジユラス80〜200Kg/cm2、厚み10〜50μのポリカ
ーボネート系ポリウレタン表皮層が順次積層形成
されていることを特徴とする柔軟性車両用合成皮
革である。
前述における繊維質基材は、綿、羊毛、絹、麻
等の天然繊維もしくはレーヨン、ビスコースス
フ、アセテート等の再生繊維またはポリエステ
ル、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポ
リアミノ酸、ポリ塩化ビニリデン等の合成繊維等
の単独または各種混紡繊維あるいはガラス繊維、
石綿繊維等の無機繊維からなる篇織布、不織布で
ある。
本発明にいう微多孔性複合繊維基材は前述のほ
か前記繊維質基材表面を起毛し、該起毛面上にポ
リカーボネート系ポリウレタン溶剤溶液を起毛層
を覆うごとく塗布した後、湿式凝固処理によつて
該ポリカーボネート系ポリウレタンを微多孔質体
に積層形成したものであつてもよい。
ここに本発明で使用するポリカーボネート系ポ
リウレタンとは、ポリカーボネート系ポリオール
とジイソシアネート化合物(以下ジイソシアネー
トと略す)および鎖伸長剤との重合物であつて、
前記ポリカーボネート系ポリオールとは次の一般
(ただし、R=−(CH2−)pであり、p≧2である。
また、n=5〜200) で示されるポリアルキレンポリカーボネート系ポ
リオールであり、具体的には1,6−ヘキサンポ
リカーボネートポリオールが好ましい。
また、前記ポリアルキレンポリカーボネート系
ポリオールの一部をポリオキシアルキレン変性ポ
リカーボネートで置換した混合物なども使用でき
る。
また、ジイソシアネートは、無黄変型ジイソシ
アネートとして脂肪族もしくは脂環族、例えばテ
トラメチレンジイソシアネート;1,6−ヘキサ
ンジイソシアネート;2,2,4−トリメチル−
1,6−ヘキサンジイソシアネート;1−メチル
シクロヘキサン−2,4−ジイソシアネート;
3,3′−ジメチル−4,4′−ジイソシアネートジ
シクロヘキシルメタン;4,4′−ジシクロヘキシ
ルメタンジイソシアネートが使用できる。
さらに、本発明における黄変型ジイソシアネー
トとしては芳香族例えばトリレンジイソシアネー
ト;ジフエニルメタンジイソシアネート;キシリ
レンジイソシアネート等が使用できる。
また、鎖伸長剤としては第1級または第2級の
脂肪族アミンあるいは低分子グリコールであつ
て、ピペラジン;ヘキサメチレンジアミン;エチ
レンジアミン;プロピレン−1,2−ジアミン;
N−メチル−ビス−(3−アミノプロピル)アミ
ン;1,4−ジアミノシクロヘキサン;1−アミ
ノ−3−アミノメチル−3,5,5−トリメチル
−シクロヘキサン;1,4−ブタンジオール;エ
チレングリコール;1,6−ヘキサンジオール;
ネオペンチルグリコール;P−キシレングリコー
ル等が使用できる。
また、本発明で使用するポリエステル系ポリウ
レタンは、ポリエステル系ポリオールとジイソシ
アネートおよび鎖伸長剤との重合物であつて、前
記ポリエステル系ポリオールは−(CH2−)数4以上
のグリコールジカルボン酸からなるポリエステル
系ポリウレタンであつて、ジカルボン酸としては
アジピン酸、セバジン酸、グルタル酸、こはく
酸、アゼライン酸等が使用でき、他方グリコール
としてはエチレングリコール;1,4−ブタンジ
オール;1,6−ヘキサンジオール;ジエチレン
グリコール;ネオペンチルグリコール等が使用で
きる。なお、該ポリエステル系ポリウレタンで使
用するジイソシアネートおよび鎖伸長剤は前述ポ
リカーボネート系ポリウレタンで使用したものと
同一のものが使用できる。
本発明に係る柔軟性車両用合成皮革は、前述微
多孔性複合繊維基材上に、100%モジユラス10〜
50Kg/cm2のポリカーボネート系ポリウレタンを厚
み30〜150μで積層してポリカーボネート系ポリ
ウレタン接着剤層を形成する。この場合、使用す
るポリカーボネート系ポリウレタンはポリカーボ
ネート系ポリウレタンのほか、ポリカーボネート
ポリウレタンとポリエーテル系ポリウレタン例え
ばポリテトラメチレンエーテルグリコールまたは
ポリオキシプロピレングリコール等との共重合体
のいずれであつてもよい。100%モジユラスが10
Kg/cm2未満では剥離強度が弱く、また50Kg/cm2
超えると、接着層が硬くなり過ぎて天然皮革に酷
似した風合、皺曲性、感触が損なわれる。
さらに、前記接着剤層の表面に−(CH2−)数4以
上のグリコールジカルボン酸からなるポリエステ
ル系ポリウレタンの中皮層として、100%モジユ
ラス40〜100Kg/cm2を有するものを厚み10〜50μ
で積層形成し、さらに前記中皮層表面にポリカー
ボネート系ポリウレタン表皮層として、100%モ
ジユラス80〜200Kg/cm2のものを10〜50μで積層
形成し、前記繊維質基材を含め4層のものとして
積層形成されているものである。中皮層における
100モジユラスが40Kg/cm2未満では接着性が弱く
なり、物性も劣る。また、100%モジユラスが100
Kg/cm2を超えると中皮層として風合を損ない、天
然皮革酷似した表面の小皺感が得られない。
更に、表皮層における100%モジユラスが80
Kg/cm2未満では表皮層としての物性が劣り、200
Kg/cm2を超えると、表皮層が硬くなり過ぎて天然
皮革に酷似した風合、皺曲性、感触が損なわれ
る。なお、前記表皮層に使用されるポリカーボネ
ート系ポリウレタンはポリカーボネート系ポリオ
ールと反応するジイソシアネートとして黄変型、
無黄変型のいずれをも使用できるが、表皮層に要
求される耐光性を考慮すれば無黄変型ジイソシア
ネートを使用することが好ましく、これに適宜色
調と兼ねて遮光性を付与するには、酸化チタン、
カーボンブラツク、フラバンスイエロー、アンス
ラキノンレツド、銅フタロシアンブルー等の顔料
の1または2以上をポリカーボネート系ポリウレ
タンに対し5〜50重量%添加することができる。
また、これら顔料のほか必要に応じて紫外線吸収
剤、紫外線遮蔽剤、架橋剤その他の充填剤を配合
することもでき、また前記顔料、充填剤等は必要
によつて前記中皮層、接着剤層中に適宜配合する
ことができる。
すなわち、本発明は合成皮革のベースとして表
面を起毛した繊維質基材に対し、ポリカーボネー
ト系ポリウレタン溶剤溶液を含浸するか、または
前記繊維質基材の起毛面を覆うごとくポリカーボ
ネート系ポリウレタン溶剤溶液を塗布後湿式凝固
処理して該ポリカーボネート系ポリウレタン溶剤
溶液を微多孔性とした微多孔性複合繊維基材を使
用することによつて該微多孔性複合繊維基材が、
あたかも天然皮革における鞄帯組織と同様の製造
のものとすることができ、しかもその表面に順次
積層される接着剤層、中皮層および表皮層を形成
するポリカーボネート系ポリウレタン、ポリエス
テル系ポリウレタンおよびポリカーボネート系ポ
リウレタンの100〜モジユラスを、それぞれ10〜
50Kg/cm2、40〜100Kg/cm2および80〜200Kg/cm2
することによつて前記ポリウレタン層間の剥離強
度が改善でき、かつ前記ポリウレタン層が順次粗
から密に形成されているため、本発明の合成皮革
は前述の各構造層が界面において相干渉しあうた
め、単にクツシヨン性ばかりでなくドレープ性に
富んだ優れた柔軟性が発現され、風合、感触、皺
曲性はより天然皮革に酷似したものが得られる。
しかも本発明の合成皮革では前記のごとき天然
皮革に酷似した風合等に加え、耐加水分解性、耐
光性および100〜120℃の高温度に長期間耐え得る
耐熱性を兼備したものたらしめることができる。
実施例 1 ポリエステル系繊維(帝人および東レ両社製、
商品名テトロン)およびレーヨン繊維を混没した
起毛布に、100%モジユラス50Kg/cm2の1,6−
ヘキサンジオールポリカーボネート系ポリウレタ
ン溶剤溶液(溶剤DMF)100重量部にノニオン系
界面活性剤3重量部を配合したものを、前記起毛
布が見えない程度(付着量約400g/m2)でドク
ターナイフコーターにより塗布し、水中で湿式凝
固処理して微多孔性複合繊維基材を得た。
他方、紡付き離型紙上に、100%モジユラス120
Kg/cm2の1,6−ヘキサンカーボネート系ポリウ
レタン溶剤溶液100重量部(酸化チタン15重量部
含有)をドクターナイフコーターで乾燥厚み30μ
になるように塗布し、100℃で3分間加熱乾燥さ
せてポリウレタン皮膜層を形成し、これを表皮層
とする。
次に前記表皮層表面に、100%モジユラス80
Kg/cm2のポリエステル系(アジピン酸系)ポリウ
レタンを前記と同様乾燥厚み30μになるよう塗布
し、乾燥してポリエステル系ポリウレタン皮膜層
を形成し、これを中皮層とする。
さらに該中皮層表面に、100%モジユラス20
Kg/cm2の1,6−ヘキサンカーボネート−テトラ
メチレンエーテル共重合ポリウレタン接着剤を乾
燥厚み30μになるように塗布し、120℃で、5分
間熱風乾燥した後、該接着剤層の上面に前述微多
孔性複合繊維基材の起毛面を100℃で熱圧着して
貼合せた後、接着剤の硬化後離型紙を剥離して合
成皮革を得た。得られた合成皮革は耐熱性、耐加
水分解性、耐光性のほかクツシヨン性に加えてド
レープ性に富んだ優れた柔軟性を有する合成皮革
であつた。
実施例 2 綿基布の両面を起毛し、これに100%モジユラ
ス50Kg/cm2の1,6−ヘキサンカーボネート系ポ
リウレタン溶剤溶液(溶剤DMF)100重量部にカ
ーボンブラツク5重量部およびノニオン系界面活
性剤1重量部配合したものを含浸し、ニツプロー
ルを用いて絞り率100%で絞り、水中で湿式凝固
し微多孔性複合繊維基材として使用する外は実施
例1と同様処理して合成皮革を得た。得られた合
成皮革は実施例1と同様耐熱性、耐加水分解性、
耐光性のほかクツシヨン性に加えてドレープ性に
富んだ優れた柔軟性を有する合成皮革であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維質基材の表面が起毛されており、これに
    ポリカーボネート系ポリウレタン溶剤溶液が含浸
    され、かつ該ポリカーボネート系ポリウレタンが
    湿式凝固処理によつて微細多孔質体を形成してい
    る微多孔性複合繊維材上に、100%モジユラス10
    〜50Kg/cm2、厚み10〜80μのポリカーボネート系
    ポリウレタン接着剤層、100%モジユラス40〜100
    Kg/cm2、厚み10〜50μの−(CH2−)数4以上のグリ
    コールジカルボン酸からなる非発泡のポリエステ
    ル系ポリウレタン中皮層、100%モジユラス80〜
    200Kg/cm2、厚み10〜50μのポリカーボネート系
    ポリウレタン表皮層が順次積層形成されているこ
    とを特徴とする柔軟性車両用合成皮革。 2 微多孔性複合繊維基材が、起毛した繊維質基
    材の該起毛面上に起毛層を覆うごとくポリカーボ
    ネート系ポリウレタン溶剤溶液が塗布され、かつ
    湿式凝固処理によつて微細多孔質体が起毛面上に
    積層形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の柔軟性車両用合成皮革。 3 ポリカーボネート系ポリウレタンの表皮層中
    に、遮光性を有する着色顔料、充填剤を含有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の柔軟性車両用合成皮革。
JP2415082A 1982-02-17 1982-02-17 柔軟性車両用合成皮革 Granted JPS58144185A (ja)

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