JPH031530Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH031530Y2 JPH031530Y2 JP1983053079U JP5307983U JPH031530Y2 JP H031530 Y2 JPH031530 Y2 JP H031530Y2 JP 1983053079 U JP1983053079 U JP 1983053079U JP 5307983 U JP5307983 U JP 5307983U JP H031530 Y2 JPH031530 Y2 JP H031530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- tile panel
- panels
- panel
- runner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
(産業上の利用分野)
本考案は、浴場や集合トイレ室などの部屋を構
築するにあたり、タイルパネルの建て込み作業が
簡単に行えるようにする構造に関するものであ
る。
築するにあたり、タイルパネルの建て込み作業が
簡単に行えるようにする構造に関するものであ
る。
(従来技術とその解決課題)
第3図は、タイルパネル1の建て込み状況を一
部切り欠いて示す斜視図である。該タイルパネル
1は、フレーム2の一方面へ基板3を貼着し、該
基板3へ多数のタイル6,6,……を配設させた
ものである。前記フレーム2は、軽量形鋼などを
素材として枠組みされたものであつて、前記基板
3の上下端部側へそれぞれ上枠部4及び下枠部5
が突出するようになつていた。これら上枠部4及
び下枠部5は、タイルパネル1が重量的にかなり
重くなるものなので、その運搬時に把手として利
用できるようにしたものである。なお、フレーム
2は、上記上枠部4や下枠部5を手で掴むことが
できるようにする関係上、その奥行き方向の寸法
が40mm程度に形成されたものであつた。そのた
め、前記タイルパネル1は、それ単体だけで起立
状態を保持させておくことはできないものであつ
た。
部切り欠いて示す斜視図である。該タイルパネル
1は、フレーム2の一方面へ基板3を貼着し、該
基板3へ多数のタイル6,6,……を配設させた
ものである。前記フレーム2は、軽量形鋼などを
素材として枠組みされたものであつて、前記基板
3の上下端部側へそれぞれ上枠部4及び下枠部5
が突出するようになつていた。これら上枠部4及
び下枠部5は、タイルパネル1が重量的にかなり
重くなるものなので、その運搬時に把手として利
用できるようにしたものである。なお、フレーム
2は、上記上枠部4や下枠部5を手で掴むことが
できるようにする関係上、その奥行き方向の寸法
が40mm程度に形成されたものであつた。そのた
め、前記タイルパネル1は、それ単体だけで起立
状態を保持させておくことはできないものであつ
た。
従来、上記の如きタイルパネル1を基礎面上で
起立させるには、断面コ字状の形鋼などを素材と
して成るランナー部材12を、予め基礎面上へ固
定しておき、該ランナー部材12の溝部分13へ
タイルパネル1の下枠部5を嵌め入れるようにし
ていた。しかし、該ランナー部材12は、その溝
部分13の内部に基礎面への固定に用いたアンカ
ーボルト18のボルト頭などが露出した状態とな
つていたから、タイルパネル1の嵌込代は浅くし
かとれず、該タイルパネル1を安定して起立させ
ておくには、やはり不安が残つていた。
起立させるには、断面コ字状の形鋼などを素材と
して成るランナー部材12を、予め基礎面上へ固
定しておき、該ランナー部材12の溝部分13へ
タイルパネル1の下枠部5を嵌め入れるようにし
ていた。しかし、該ランナー部材12は、その溝
部分13の内部に基礎面への固定に用いたアンカ
ーボルト18のボルト頭などが露出した状態とな
つていたから、タイルパネル1の嵌込代は浅くし
かとれず、該タイルパネル1を安定して起立させ
ておくには、やはり不安が残つていた。
ところで、このような問題点を解決するうえで
必要な措置だからといつても、タイルパネル1の
上枠部4を天井面側へ固定させるわけにはゆかな
かつた。なぜなら、建築中又は建築後の建物に
は、交通震動がその他不測の震動、又は錯綜する
各職種の作業者の挙動などによつて、垂直方向へ
の力はもとより、水平方向への力が作用するから
であつた。すなわち、タイルパネル1の上枠部4
を天井面側へ固定した場合を想定すると、上記の
如き水平方向の力は、フレーム2や基板3に対す
る面方向への変形力として集中するようになるか
ら、タイルの破損や剥離に伴う落下事故を招来す
ることが予測された。そのため、結局のところタ
イルパネル1は、その上端部(上枠部4)側が自
由端となるように建て付けなければならず、天井
面側への固定は許されないものであつた。従つ
て、従来、タイルパネル1の1枚を建て付けた
後、次のタイルパネル1を建て込むには、先に建
て付けられたタイルパネル1を別の作業員が押さ
えておくようなことが必要であり、タイルパネル
1の複数枚を用いて部屋を構築する作業には、多
数の作業員が必要になつていた。
必要な措置だからといつても、タイルパネル1の
上枠部4を天井面側へ固定させるわけにはゆかな
かつた。なぜなら、建築中又は建築後の建物に
は、交通震動がその他不測の震動、又は錯綜する
各職種の作業者の挙動などによつて、垂直方向へ
の力はもとより、水平方向への力が作用するから
であつた。すなわち、タイルパネル1の上枠部4
を天井面側へ固定した場合を想定すると、上記の
如き水平方向の力は、フレーム2や基板3に対す
る面方向への変形力として集中するようになるか
ら、タイルの破損や剥離に伴う落下事故を招来す
ることが予測された。そのため、結局のところタ
イルパネル1は、その上端部(上枠部4)側が自
由端となるように建て付けなければならず、天井
面側への固定は許されないものであつた。従つ
て、従来、タイルパネル1の1枚を建て付けた
後、次のタイルパネル1を建て込むには、先に建
て付けられたタイルパネル1を別の作業員が押さ
えておくようなことが必要であり、タイルパネル
1の複数枚を用いて部屋を構築する作業には、多
数の作業員が必要になつていた。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、タイルパネルを建て付けた後、いち
いち作業員が押さえておくようなことをしなくて
も、該タイルパネルの起立状態を保持できるよう
にすることによつて、続けて行うタイルパネルの
建て込み作業が容易となり、且つ作業に要する人
員を削減することができるようにした、タイルパ
ネルの新規な建込構造(以下、本案構造という)
を提供することを目的とする。
のであつて、タイルパネルを建て付けた後、いち
いち作業員が押さえておくようなことをしなくて
も、該タイルパネルの起立状態を保持できるよう
にすることによつて、続けて行うタイルパネルの
建て込み作業が容易となり、且つ作業に要する人
員を削減することができるようにした、タイルパ
ネルの新規な建込構造(以下、本案構造という)
を提供することを目的とする。
「考案の構成」
(課題を解決するための手段)
本案構造の要旨とするところは、タイルパネル
により囲繞された部屋を構築するにあたり該タイ
ルパネルを建て込む構造において、タイルパネル
の下端側へ突出された下枠部に対してその嵌め込
みを可能とする溝が形成されたランナー部材と、
該ランナー部材を基礎面へ固定するアンカーボル
トと、前記タイルパネルの上端側へ突出された上
枠部に対して嵌め込まれる断面コ字状の連結部材
とより成り、前記ランナー部材には溝部の一側面
側へ座面を拡張した安定鍔が形成され、該安定鍔
には前記アンカーボルト用の挿通孔が穿設されて
おり、前記連結部材は部屋のコーナー部などで相
互に隣接するタイルパネルを合わせ立ちさせる曲
折連結部材と、前記コーナー部以外のところで相
互に隣接するタイルパネルを上記コーナー部など
のタイルパネルに対して添え立ちさせる直線連結
部材とをを備えている点にある。
により囲繞された部屋を構築するにあたり該タイ
ルパネルを建て込む構造において、タイルパネル
の下端側へ突出された下枠部に対してその嵌め込
みを可能とする溝が形成されたランナー部材と、
該ランナー部材を基礎面へ固定するアンカーボル
トと、前記タイルパネルの上端側へ突出された上
枠部に対して嵌め込まれる断面コ字状の連結部材
とより成り、前記ランナー部材には溝部の一側面
側へ座面を拡張した安定鍔が形成され、該安定鍔
には前記アンカーボルト用の挿通孔が穿設されて
おり、前記連結部材は部屋のコーナー部などで相
互に隣接するタイルパネルを合わせ立ちさせる曲
折連結部材と、前記コーナー部以外のところで相
互に隣接するタイルパネルを上記コーナー部など
のタイルパネルに対して添え立ちさせる直線連結
部材とをを備えている点にある。
(作用)
ランナー部材は、溝部の一側面側へ拡張形成さ
れた安定鍔を備えているため、従来のコ字状断面
のものに比してその座面面積が広くなつている。
そのため、基礎面に対する接地安定性が得られる
ようになつている。また、該ランナー部材は、前
記安定鍔の挿通孔へアンカーボルトを打ち込むこ
とによつて基礎面へ固定されるものであるから、
その溝部内にアンカーボルトのボルト頭部が露出
するようなことはない。そのため、タイルパネル
の下枠部に対して深い嵌込代を確保できる。従つ
て、上記の如きランナー部材へタイルパネルを建
て付ければ、該タイルパネルから手を離してもそ
の起立状態が保持されるようになる。また、この
ようにして建て込まれるタイルパネルのうち、部
屋のコーナー部などで相互に隣接するようになる
タイルパネルには、その上枠部同士を一体的に連
結する曲折連結部材が取り付けられることとな
る。そのため、両タイルパネルは、互いに寄り合
わされてその交差角が固定されるようになり、そ
れら自体で確立されることとなる。従つて、これ
ら両タイルパネルは、建て込み作業中に起こり得
る幾多の震動や衝撃などにも耐えて、その起立状
態の安定化が恒久的に維持されるようになる。そ
して更に、この確立された両タイルパネルに対し
て、そのいずれかの隣りへ面一状態に建て込まれ
るようになるタイルパネルには、その上枠部にお
いてコーナー部の両タイルパネルと連結する直線
連結部材が嵌め込まれることとなる。そのため、
このタイルパネルにおいても、上記コーナー部の
両タイルパネルを支えとして添え立ちされるよう
になつて確立状態が得られることとなる。
れた安定鍔を備えているため、従来のコ字状断面
のものに比してその座面面積が広くなつている。
そのため、基礎面に対する接地安定性が得られる
ようになつている。また、該ランナー部材は、前
記安定鍔の挿通孔へアンカーボルトを打ち込むこ
とによつて基礎面へ固定されるものであるから、
その溝部内にアンカーボルトのボルト頭部が露出
するようなことはない。そのため、タイルパネル
の下枠部に対して深い嵌込代を確保できる。従つ
て、上記の如きランナー部材へタイルパネルを建
て付ければ、該タイルパネルから手を離してもそ
の起立状態が保持されるようになる。また、この
ようにして建て込まれるタイルパネルのうち、部
屋のコーナー部などで相互に隣接するようになる
タイルパネルには、その上枠部同士を一体的に連
結する曲折連結部材が取り付けられることとな
る。そのため、両タイルパネルは、互いに寄り合
わされてその交差角が固定されるようになり、そ
れら自体で確立されることとなる。従つて、これ
ら両タイルパネルは、建て込み作業中に起こり得
る幾多の震動や衝撃などにも耐えて、その起立状
態の安定化が恒久的に維持されるようになる。そ
して更に、この確立された両タイルパネルに対し
て、そのいずれかの隣りへ面一状態に建て込まれ
るようになるタイルパネルには、その上枠部にお
いてコーナー部の両タイルパネルと連結する直線
連結部材が嵌め込まれることとなる。そのため、
このタイルパネルにおいても、上記コーナー部の
両タイルパネルを支えとして添え立ちされるよう
になつて確立状態が得られることとなる。
(実施例)
以下、本考案を、その実施例を示す図面に基づ
いて説明すると次の通りである。
いて説明すると次の通りである。
第1図は、基礎面へ固定されたランナー部材7
に対してタイルパネル1を建て込みつつある状況
を、一部切り欠いて示す斜視図である。また、第
2図及び第3図は、上記の如くして建て付けられ
たタイルパネル1,1に対して、その上枠部4,
4へ連結部材9及び11を嵌め込んだ状態を示す
部分斜視図である。これら第1図乃至第3図に示
す如く、本案構造は、ランナー部材7とアンカー
ボルト18と連結部材9及び11とによつて、タ
イルパネル1の起立状態を保持するようになつて
いる。
に対してタイルパネル1を建て込みつつある状況
を、一部切り欠いて示す斜視図である。また、第
2図及び第3図は、上記の如くして建て付けられ
たタイルパネル1,1に対して、その上枠部4,
4へ連結部材9及び11を嵌め込んだ状態を示す
部分斜視図である。これら第1図乃至第3図に示
す如く、本案構造は、ランナー部材7とアンカー
ボルト18と連結部材9及び11とによつて、タ
イルパネル1の起立状態を保持するようになつて
いる。
第1図に示す如く、ランナー部材7は、鋼材な
どを素材として断面F字状に形成されたものであ
る。すなわち、コ字状断面を有した従来のランナ
ー部材(第6図の符号12)に対して、その溝部
7a(第6図の符号13)の一側面側へ安定鍔7
bを拡張形成した如きものであつて、従つて、該
ランナー部材7の座面面積は、従来のものに比し
て広く、それだけ基礎面に対する接地安定性を増
したものとなつている。該安定鍔7bには、アン
カーボルト18用の挿通孔7cが所定ピツチで穿
設されている。そのため、該ランナー部材7を基
礎面へ固定した場合であつても、その溝部7a内
にアンカーボルト18のボルト頭部が露出するよ
うなことはなく、該溝部7aの深さ寸法全部をタ
イルパネル1の嵌込代として使用することができ
るものである。なお、ランナー部材7の溝部7a
は、その溝幅寸法が40mmをやや超える程度に形成
されており、タイルパネル1の下枠部5をぴつた
りと嵌め入れることができるようになつている。
そのため、このランナー部材7に対してタイルパ
ネル1を建て付けた場合は、該タイルパネル1か
ら手を離しても、その起立状態が保持されるもの
である。なおまた、ランナー部材7において、前
記安定鍔7bが溝部7aの一側面側のみに設けら
れている理由は、基礎面に、室内の輪郭を縁取る
ような段部15(二点鎖線で示す)が設けられて
いる場合があるからである。すなわち、もし、ラ
ンナー部材7において、溝部7aの両側面側に安
定鍔が設けられているようなことがあると、基礎
面の段部15から室内側へ向かつて安定鍔の一方
が張り出すようになつて、不具合が生じることと
なる。
どを素材として断面F字状に形成されたものであ
る。すなわち、コ字状断面を有した従来のランナ
ー部材(第6図の符号12)に対して、その溝部
7a(第6図の符号13)の一側面側へ安定鍔7
bを拡張形成した如きものであつて、従つて、該
ランナー部材7の座面面積は、従来のものに比し
て広く、それだけ基礎面に対する接地安定性を増
したものとなつている。該安定鍔7bには、アン
カーボルト18用の挿通孔7cが所定ピツチで穿
設されている。そのため、該ランナー部材7を基
礎面へ固定した場合であつても、その溝部7a内
にアンカーボルト18のボルト頭部が露出するよ
うなことはなく、該溝部7aの深さ寸法全部をタ
イルパネル1の嵌込代として使用することができ
るものである。なお、ランナー部材7の溝部7a
は、その溝幅寸法が40mmをやや超える程度に形成
されており、タイルパネル1の下枠部5をぴつた
りと嵌め入れることができるようになつている。
そのため、このランナー部材7に対してタイルパ
ネル1を建て付けた場合は、該タイルパネル1か
ら手を離しても、その起立状態が保持されるもの
である。なおまた、ランナー部材7において、前
記安定鍔7bが溝部7aの一側面側のみに設けら
れている理由は、基礎面に、室内の輪郭を縁取る
ような段部15(二点鎖線で示す)が設けられて
いる場合があるからである。すなわち、もし、ラ
ンナー部材7において、溝部7aの両側面側に安
定鍔が設けられているようなことがあると、基礎
面の段部15から室内側へ向かつて安定鍔の一方
が張り出すようになつて、不具合が生じることと
なる。
連結部材は、第2図に示す如き曲折連結部材9
と、第3図に示す如き直線連結部材11との二種
に分類される。
と、第3図に示す如き直線連結部材11との二種
に分類される。
第2図に示す如く、曲折連結部材9は、断面コ
字状をした形鋼を素材として、平面形状がL字状
を成す如く曲折形成されたものである。該曲折連
結部材9において、そのコ字状を成す部分の内法
寸法は、前記ランナー部材7における溝部7aの
溝幅寸法と略々同一寸法に形成されている。従つ
て、該曲折連結部材9は、タイルパネル1におけ
る上枠部4に対して、ぴつたりと嵌め込まれるよ
うになつている。また、その平面形状においてL
字状を成すようになる曲折角度は、略々直角とな
されており、それぞれの方向へは均等長さ分が延
設されるようになつている。
字状をした形鋼を素材として、平面形状がL字状
を成す如く曲折形成されたものである。該曲折連
結部材9において、そのコ字状を成す部分の内法
寸法は、前記ランナー部材7における溝部7aの
溝幅寸法と略々同一寸法に形成されている。従つ
て、該曲折連結部材9は、タイルパネル1におけ
る上枠部4に対して、ぴつたりと嵌め込まれるよ
うになつている。また、その平面形状においてL
字状を成すようになる曲折角度は、略々直角とな
されており、それぞれの方向へは均等長さ分が延
設されるようになつている。
第3図に示す如く、直線連結部材11は、前記
曲折連結部材9の素材として用いられていたコ字
状断面を有する形鋼において、それを真つ直ぐの
まま所定長さに形成させたものである。従つて、
コ字状を成す部分の内法寸法は、上記曲折連結部
材9と同様に、タイルパネル1の上枠部4にぴつ
たりと嵌め込まれるようになつている。
曲折連結部材9の素材として用いられていたコ字
状断面を有する形鋼において、それを真つ直ぐの
まま所定長さに形成させたものである。従つて、
コ字状を成す部分の内法寸法は、上記曲折連結部
材9と同様に、タイルパネル1の上枠部4にぴつ
たりと嵌め込まれるようになつている。
上記した如きランナー部材7とアンカーボルト
18と連結部材(曲折連結部材9及び直線連結部
材11)とを用いて、タイルパネル1を建て込む
には、まず、第1図に示す如く、建物内などの基
礎面に対して、部屋を構築しようとするスペース
を囲繞する如く複数本のランナー部材7,7,…
…を配置させ、各ランナー部材7を、アンカーボ
ルト18,18,……によつて固定する。このと
き、部屋の相当部位が段部15によつて縁取られ
ているような場合には、ランナー部材7を段部1
5の立上り面に沿わすように配置すればよい。そ
して、配設後のランナー部材7に対して、部屋の
コーナー部などに相当する部分からタイルパネル
1の建て込みを開始する。なお、本実施例では、
コーナー部へ建て込むタイルパネル1に限り、そ
の横幅寸法が若干小さいもの(タイル6の貼付け
個数にして5〜6個分)を用いるようにした。こ
のようにコーナー部に建て付けられたタイルパネ
ル1,1の相互は、前述した如く、それぞれが一
応起立状態を保持するようにはなつているもの
の、引き続いて行われる建て込み作業で生じ得る
震動や衝撃などに対しては、起立状態が確実に維
持されるという絶対的な保証はない。そこで、交
差した隣接関係におかれている両タイルパネル
1,1に対して、第2図に示す如く、それらの上
枠部4,4同士へ曲折連結部材9を嵌め込む。す
ると、両タイルパネル1,1は、互いに寄り合わ
された状態となつて、その交差角が固定されるこ
ととなる。従つて、両タイルパネル1,1は、屏
風の如くそれら自体で確立するものとなるから、
引き続いて行われる建て込み作業によつて震動や
衝撃などが加えられたとしても、倒れるおそれは
ない。コーナー部におけるタイルパネル1,1の
建て付け後は、残るコーナー部の建て込み又はコ
ーナー部相互間での直線部の建て込みを行う。直
線部での建て込みは、コーナー部を形成している
タイルパネル1,1のいずれかに対して、その隣
りへ面一状態に別のタイルパネル1を建て込む。
そして、第3図に示すように、前記の如く確立状
態にあるタイルパネル1と、新たに建て付けたタ
イルパネル1とに対して、その上枠部4,4同士
へ直線連結部材11を嵌め込む。従つて、新たに
建て付けられたタイルパネル1は、確立状態にあ
るタイルパネル1(コーナー部へ配置さたもの)
を支えとして添え立ちされるようになり、同様に
確立状態となる。
18と連結部材(曲折連結部材9及び直線連結部
材11)とを用いて、タイルパネル1を建て込む
には、まず、第1図に示す如く、建物内などの基
礎面に対して、部屋を構築しようとするスペース
を囲繞する如く複数本のランナー部材7,7,…
…を配置させ、各ランナー部材7を、アンカーボ
ルト18,18,……によつて固定する。このと
き、部屋の相当部位が段部15によつて縁取られ
ているような場合には、ランナー部材7を段部1
5の立上り面に沿わすように配置すればよい。そ
して、配設後のランナー部材7に対して、部屋の
コーナー部などに相当する部分からタイルパネル
1の建て込みを開始する。なお、本実施例では、
コーナー部へ建て込むタイルパネル1に限り、そ
の横幅寸法が若干小さいもの(タイル6の貼付け
個数にして5〜6個分)を用いるようにした。こ
のようにコーナー部に建て付けられたタイルパネ
ル1,1の相互は、前述した如く、それぞれが一
応起立状態を保持するようにはなつているもの
の、引き続いて行われる建て込み作業で生じ得る
震動や衝撃などに対しては、起立状態が確実に維
持されるという絶対的な保証はない。そこで、交
差した隣接関係におかれている両タイルパネル
1,1に対して、第2図に示す如く、それらの上
枠部4,4同士へ曲折連結部材9を嵌め込む。す
ると、両タイルパネル1,1は、互いに寄り合わ
された状態となつて、その交差角が固定されるこ
ととなる。従つて、両タイルパネル1,1は、屏
風の如くそれら自体で確立するものとなるから、
引き続いて行われる建て込み作業によつて震動や
衝撃などが加えられたとしても、倒れるおそれは
ない。コーナー部におけるタイルパネル1,1の
建て付け後は、残るコーナー部の建て込み又はコ
ーナー部相互間での直線部の建て込みを行う。直
線部での建て込みは、コーナー部を形成している
タイルパネル1,1のいずれかに対して、その隣
りへ面一状態に別のタイルパネル1を建て込む。
そして、第3図に示すように、前記の如く確立状
態にあるタイルパネル1と、新たに建て付けたタ
イルパネル1とに対して、その上枠部4,4同士
へ直線連結部材11を嵌め込む。従つて、新たに
建て付けられたタイルパネル1は、確立状態にあ
るタイルパネル1(コーナー部へ配置さたもの)
を支えとして添え立ちされるようになり、同様に
確立状態となる。
第4図は、本案構造を実施することによつて起
立保持されたタイルパネル1を示す側断面図であ
る。同図に示す如く、タイルパネル1の建て付け
が終了したなら、ランナー部材7とタイルパネル
1の下枠部5、及び連結部材(9及び11)とタ
イルパネル1の上枠部4とを、それぞれビス10
によつて固定しておくと、タイルパネル1各個の
起立状態を一層安定なものとすることができる。
また、ランナー部材7へビス10を螺着した後
は、巾木材14などを取り付けて見栄え及び防水
性を向上させるとよい。なお、アンカーボルト1
8を基礎面へ打ち込むにあたり、予め、基礎面へ
スリーブナツト17を埋設しておくようにする
と、ランナー部材7の固定力が一層強固になると
共に、その固定時に基礎面の破損を防止できる利
点がある。殊に、基礎面において、室内側基礎面
16よりも一段高くなつた段部15が設けられて
いるような場合には、該段部15の立上り面に亀
裂やかけなどが生じ易くなるのを防止できるもの
である。この場合、スリーブナツト17を埋設す
る位置付けにおいて、段部15から離隔する距離
lを、スリーブナツト17の埋設深さ(長さ)h
に対してl=hとなるように関係付けておくこと
が一層望ましい。
立保持されたタイルパネル1を示す側断面図であ
る。同図に示す如く、タイルパネル1の建て付け
が終了したなら、ランナー部材7とタイルパネル
1の下枠部5、及び連結部材(9及び11)とタ
イルパネル1の上枠部4とを、それぞれビス10
によつて固定しておくと、タイルパネル1各個の
起立状態を一層安定なものとすることができる。
また、ランナー部材7へビス10を螺着した後
は、巾木材14などを取り付けて見栄え及び防水
性を向上させるとよい。なお、アンカーボルト1
8を基礎面へ打ち込むにあたり、予め、基礎面へ
スリーブナツト17を埋設しておくようにする
と、ランナー部材7の固定力が一層強固になると
共に、その固定時に基礎面の破損を防止できる利
点がある。殊に、基礎面において、室内側基礎面
16よりも一段高くなつた段部15が設けられて
いるような場合には、該段部15の立上り面に亀
裂やかけなどが生じ易くなるのを防止できるもの
である。この場合、スリーブナツト17を埋設す
る位置付けにおいて、段部15から離隔する距離
lを、スリーブナツト17の埋設深さ(長さ)h
に対してl=hとなるように関係付けておくこと
が一層望ましい。
(別態様の検討)
第5図は、ランナー部材19の別態様を示す側
断面図である。本実施例は、浴場と集合トイレ室
とが隣り合つて設けられる場合などに採られるも
のであつて、ランナー部材19には、二本の平行
な溝部19a,19aが設けられている。また、
この両溝部19a,19aの間には、両者に共通
な安定鍔19bが形成されている。このようにす
ると、タイルパネル1,1を表裏相反して起立保
持させるのに、ランナー部材を固定するアンカー
ボルト18の使用本数を少数本に抑えることがで
きる利点がある。また、両タイルパネル1,1の
相互間隔を寸法精度よく仕上げることができる利
点もある。なお、ランナー部材7,19を基礎面
へ固定するには、アンカーボルト18とスリーブ
ナツト17との組合せを用いるのが理想的である
が、例えばコンクリート釘(図示省略)であつて
も、その直径及び長さが充分なものであれば、そ
れを用いるようにしてもよい。このように、本案
構造の構成及び形状は、実施の態様に応じて適宜
変更可能である。
断面図である。本実施例は、浴場と集合トイレ室
とが隣り合つて設けられる場合などに採られるも
のであつて、ランナー部材19には、二本の平行
な溝部19a,19aが設けられている。また、
この両溝部19a,19aの間には、両者に共通
な安定鍔19bが形成されている。このようにす
ると、タイルパネル1,1を表裏相反して起立保
持させるのに、ランナー部材を固定するアンカー
ボルト18の使用本数を少数本に抑えることがで
きる利点がある。また、両タイルパネル1,1の
相互間隔を寸法精度よく仕上げることができる利
点もある。なお、ランナー部材7,19を基礎面
へ固定するには、アンカーボルト18とスリーブ
ナツト17との組合せを用いるのが理想的である
が、例えばコンクリート釘(図示省略)であつて
も、その直径及び長さが充分なものであれば、そ
れを用いるようにしてもよい。このように、本案
構造の構成及び形状は、実施の態様に応じて適宜
変更可能である。
「考案の効果」
以上の説明で明らかなように、本考案に係るタ
イルパネルの建込構造によれば、基礎面に固定さ
れたランナー部材に対してタイルパネルの下枠部
を嵌め込むようにすれば、該タイルパネルは、そ
の起立状態が維持されるようになる。そのため、
1枚のタイルパネルを建て付けた後、次のタイル
パネルを建て込もうとする場合に、先に建て付け
られたタイルパネルをいちいち作業員が押さえて
おくような必要はない。しかも、交差した隣接関
係にある両タイルパネルに対して、その上枠部同
士へ曲折連結部材を嵌め付けておけば、両タイル
パネルは、その起立状態が確実に保証されるもの
となる。そのため、タイルパネルの複数枚を建て
込んで浴場や集合トイレ室などの部屋を構築する
にあたり、この両タイルパネルに対して、引き続
いで行われる建て込み作業の震動や衝撃などが加
えられたとしても、倒れなどの事故に至ることは
ない。同様に、この両タイルパネルのいずれかに
対して、面一の隣接関係におかれるタイルパネル
へ直線連結部材を取り付けた場合も、該タイルパ
ネルが倒れなどの事故に至るおそれはない。すな
わち、タイルパネルの建て込み作業は、一人の作
業員によつても安全、確実且つ簡単に実施できる
ようになる。また、本案構造において用いるラン
ナー部材は、従来のものと異なり、溝部以外の部
分(安定鍔)でアンカーボルトを打ち込むように
するものであるから、結局、該アンカーボルト
は、溝部から離隔して位置付けられることとな
る。そのため、構築しようとする部屋の輪郭部に
段部などが設けられていた場合、前記アンカーボ
ルトの打ち込みによつて、段部に亀裂やかけなど
が生じ易くなるのを防止できることとなる等、幾
多の優れた利点を有している。
イルパネルの建込構造によれば、基礎面に固定さ
れたランナー部材に対してタイルパネルの下枠部
を嵌め込むようにすれば、該タイルパネルは、そ
の起立状態が維持されるようになる。そのため、
1枚のタイルパネルを建て付けた後、次のタイル
パネルを建て込もうとする場合に、先に建て付け
られたタイルパネルをいちいち作業員が押さえて
おくような必要はない。しかも、交差した隣接関
係にある両タイルパネルに対して、その上枠部同
士へ曲折連結部材を嵌め付けておけば、両タイル
パネルは、その起立状態が確実に保証されるもの
となる。そのため、タイルパネルの複数枚を建て
込んで浴場や集合トイレ室などの部屋を構築する
にあたり、この両タイルパネルに対して、引き続
いで行われる建て込み作業の震動や衝撃などが加
えられたとしても、倒れなどの事故に至ることは
ない。同様に、この両タイルパネルのいずれかに
対して、面一の隣接関係におかれるタイルパネル
へ直線連結部材を取り付けた場合も、該タイルパ
ネルが倒れなどの事故に至るおそれはない。すな
わち、タイルパネルの建て込み作業は、一人の作
業員によつても安全、確実且つ簡単に実施できる
ようになる。また、本案構造において用いるラン
ナー部材は、従来のものと異なり、溝部以外の部
分(安定鍔)でアンカーボルトを打ち込むように
するものであるから、結局、該アンカーボルト
は、溝部から離隔して位置付けられることとな
る。そのため、構築しようとする部屋の輪郭部に
段部などが設けられていた場合、前記アンカーボ
ルトの打ち込みによつて、段部に亀裂やかけなど
が生じ易くなるのを防止できることとなる等、幾
多の優れた利点を有している。
第1図乃至第5図は本案構造を示すものであつ
て、第1図はランナー部材を示す一部切欠斜視
図、第2図は曲折連結部材を示す斜視図、第3図
は直線連結部材を示す斜視図、第4図はタイルパ
ネルの建て付けられた状態を示す側断面図、第5
図は別態様の実施例を示す側断面図、第6図は従
来のタイルパネル建込構造を一部切り欠いて示す
斜視図である。 1……タイルパネル、4……上枠部、5……下
枠部、6……タイル、7……ランナー部材、7a
……溝部、7b……安定鍔、7c……挿通孔、
{9……曲折連結部材、11……直線連結部材}
……連結部材、18……アンカーボルト。
て、第1図はランナー部材を示す一部切欠斜視
図、第2図は曲折連結部材を示す斜視図、第3図
は直線連結部材を示す斜視図、第4図はタイルパ
ネルの建て付けられた状態を示す側断面図、第5
図は別態様の実施例を示す側断面図、第6図は従
来のタイルパネル建込構造を一部切り欠いて示す
斜視図である。 1……タイルパネル、4……上枠部、5……下
枠部、6……タイル、7……ランナー部材、7a
……溝部、7b……安定鍔、7c……挿通孔、
{9……曲折連結部材、11……直線連結部材}
……連結部材、18……アンカーボルト。
Claims (1)
- タイルパネルにより囲繞された部屋を構築する
にあたり該タイルパネルを建て込む構造におい
て、タイルパネルの下端側へ突出された下枠部に
対してその嵌め込みを可能とする溝が形成された
ランナー部材と、該ランナー部材を基礎面へ固定
するアンカーボルトと、前記タイルパネルの上端
側へ突出された上枠部に対して嵌め込まれる断面
コ字状の連結部材とより成り、前記ランナー部材
には溝部の一側面側へ座面を拡張した安定鍔が形
成され、該安定鍔には前記アンカーボルト用の挿
通孔が穿設されており、前記連結部材は部屋のコ
ーナー部などで相互に隣接するタイルパネルを合
わせ立ちさせる曲折連結部材と、前記コーナー部
以外のところで相互に隣接するタイルパネルを上
記コーナー部などのタイルパネルに対して添え立
ちさせる直線連結部材とを備えていることを特徴
とするタイルパネルの建込構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307983U JPS59158611U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | タイルパネルの建込構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307983U JPS59158611U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | タイルパネルの建込構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59158611U JPS59158611U (ja) | 1984-10-24 |
| JPH031530Y2 true JPH031530Y2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=30183425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5307983U Granted JPS59158611U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | タイルパネルの建込構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59158611U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH053636Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1993-01-28 | ||
| JP2768945B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1998-06-25 | 東陶機器株式会社 | 屋外トイレの組立方法 |
| WO2021210193A1 (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衛生ユニット構造体およびその施工方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5334212U (ja) * | 1976-08-31 | 1978-03-25 | ||
| JPS5650011Y2 (ja) * | 1976-10-30 | 1981-11-24 |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP5307983U patent/JPS59158611U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59158611U (ja) | 1984-10-24 |
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