JPH03157342A - 4,4’―イソプロピリデンジシクロヘキサノールの精製法 - Google Patents

4,4’―イソプロピリデンジシクロヘキサノールの精製法

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JPH03157342A
JPH03157342A JP29626089A JP29626089A JPH03157342A JP H03157342 A JPH03157342 A JP H03157342A JP 29626089 A JP29626089 A JP 29626089A JP 29626089 A JP29626089 A JP 29626089A JP H03157342 A JPH03157342 A JP H03157342A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の
ポリマー原料などとして有用な4.4゜イソプロピリデ
ンジシクロヘキサノールを純度高く、しかも効率良く回
収することのできる4、4゛−イソプロピリデンジシク
ロヘキサノールの精製法に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕従来
、4.4゛−イソプロピリデンジシクロヘキサノールを
精製する方法として、例えば■真空蒸留で溶媒を留出さ
せ、製品を回収する方法(特公昭42−1423号公報
、特公昭61−260034号公報)、■再結晶法によ
り製品を回収する方法(特公昭43−26859号公報
、 U S P4,487.979号公報)などが知ら
れている。
上記■の方法によれば、製品である4、4“−イソプロ
ピリデンジシクロヘキサノールは、はイ完全に回収する
ことができるものの、かなり厳しい蒸・留条件が必要で
あり、製品の純度が上がるほど過度の高温に熱せられる
ため、製品が着色しやすくなるという欠点がある。また
、蒸留条件をマイルドにすると、溶媒が製品中に残存し
、低融点のものしか得られないおそれがある。
一方、上記■の方法によれば、水素添加反応時の分解副
生成物を除去することができ、その結果製品純度の向上
は期待できるものの、溶媒として良溶媒を用いているた
め、製品である4、4゛−イソプロピリデンジシクロヘ
キサノールの異性体分布が極端に変わったり、回収率が
著しく低ぐなるという欠点がある。すなわち、上記■の
方法では良溶媒を使用しているため、製品中の比較的溶
媒に溶けやすい成分(シス−シス体、シス−トランス体
)が溶媒中に一部移行し、この結果トランス−トランス
体の含有量が多くなり、異性体分布が変動するというお
それがある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の如き従来の問題点を解決し、4.4°
−イソプロピリデンジシクロヘキサノールを純度高く、
しかも効率良く回収することのできる4、4′−イソプ
ロピリデンジシクロヘキサノールの精製法を提供するこ
とを目的とするものである。
すなわち本発明は、4.4°−イソプロピリデンジフェ
ノールを、触媒を用いて、溶媒存在下に接触水素化して
得られる4、4°−イソプロピリデンジシクロヘキサノ
ールを精製するにあたり、反応溶媒を含む反応生成液か
ら触媒を除去し、次いで反応溶媒の一部を除去し、その
後4,4゛−イソプロピリデンジシクロヘキサノールに
対する貧溶媒で洗浄し、乾燥することを特徴とする4、
4“−イソプロピリデンジシクロヘキサノールの精製法
を提供するものである。
本発明において、精製の対象とする4、4“−イソプロ
ピリデンジシクロヘキサノールは、原料である4、4゛
−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェノールA)
を、−船釣な核水添用の触媒を用いて、溶媒存在下に接
触水素化することにより、容易に得ることができる。
この場合、触媒としては一般的な核水添用の触媒、例え
ばアルミナまたはカーボンを担体とするルテニウム触媒
、アルミナまたはカーボンを担体とするロジウム触媒、
ラネーニ・ンケル、アルミナ担持ニッケル触媒等を用い
ることができる。
また、接触水素化の際に用いる反応溶媒としては、アル
コール系溶媒が好ましく、より具体的には脂肪族アルコ
ール、指環族アルコール等を用いることが好ましい。
さらに、接触水素化の際の反応条件は、次の通りである
。まず、反応温度は、用いる触媒の種類により最適4度
があるが、通常50〜250°Cの範囲である。
また、反応圧力は反応速度および製品純度の面から高圧
はど望ましいが、通常は30kg/cfflG〜70k
g/dGの範囲とされる。
本発明の精製法においては、このように反応させて得ら
れる、反応溶媒を含む反応生成液(すなわち、触媒1反
応溶媒、5!品4,4°−イソプロピリデンジシクロヘ
キサノールを含む反応生成液)から、まず触媒を除去す
る。
触媒の除去は、通常、濾過により行なわれ、これにより
無色透明の液が得られる。
次に、上記の如く触媒の除去された反応生成液(無色透
明の液)から、反応溶媒の一部を除去する。
反応溶媒の一部除去は、具体的には例えば、エバポレー
ターを用いて蒸発させることにより行なう。この蒸発に
より反応溶媒が濃縮される。
ここで溶媒除去量は、60〜95%とすることが好まし
い。溶媒の除去量が少ないと回収率が低下し、一方溶媒
の除去量が多いと固化し、洗浄効率が低下するため、い
ずれも好ましくない。
さらに本発明においては、このようにして得られる濃縮
液を4.4′−イソプロピリデンジシクロヘキサノール
に対する貧溶媒で洗浄し、乾燥する。
すなわち、この濃縮液に、4,4”−イソプロピリデン
ジシクロヘキサノールに対する倉溶媒を加えて洗浄し、
その後乾燥により貧溶媒を蒸発除去することにより、目
的とする精l!i!物である4、4゛イソプロピリデン
ジシクロヘキサノールを得ることができる。
ここで貧溶媒は、反応副生成物である分解生成物の軽質
分を選択的に溶解させる作用を果たし、これにより分解
生成物の軽質分が貧溶媒に移行する。一方、主生成物で
ある4、4°−イソプロピリデンジシクロヘキサノール
は貧溶媒にはほとんど溶解しない。したがって、高回収
率を維持しつつ、製品である4、4゛−イソプロピリデ
ンジシクロヘキサノールの純度を高めることが可能とな
る。
なお、本発明で用いる貧溶媒としては、脂肪族炭化水素
おはびシクロペンクン、シクロヘキサンなどの脂環族炭
化水素が好ましい。本発明においては、製品純度の向上
および製品回収率の面から脂肪族炭化水素、とりわけ直
鎖状脂肪族炭化水素が好ましい。これら直鎖状脂肪族炭
化水素は、より選択的に反応副生成物である分解生成物
の軽質分を溶解するからである。このような直鎖状脂肪
族炭化水素としては、例えばn−ヘキサン、  n −
ペンタン、n−オクタン、n−へブタン等を挙げること
ができる。
また、貧溶媒の使用量は前記濃縮液の容量に対して、0
.5〜5倍量、特に1〜2倍量とすることが好ましい。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1 (1)44’−イソプロビリー゛ンジシクロヘキサ窒素
シールした250ccの攪拌器付きオートクレーブに、
4.4°−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェノ
ールA)20g、イソプロピルアルコール80gおよび
カーボン担持ルテニウム触媒(ルテニウム担持115w
t%)0.2gを仕込み、まず、水素で50kg/ci
Gに加圧し、20分間かけて165 ’Cまで昇温した
。その後、さらに60kg/c+jGまで水素で加圧し
、攪拌しながら反応を行なった。反応中、レギュレータ
ーを通して水素をオートクレーブ内に張り込み、オート
クレーブ圧力を一定とした。
60分後に水素吸収が無くなり反応が終了した。
上記(1)の反応終了後、脱圧、冷却した。次いで、反
応生成液を取り出し、触媒を除去して、触媒の除去され
た反応生成液を得た。
得られた反応生成液(4,4’−イソプロピリデンジシ
クロヘキサノール)の純度および異性体分布をガスクロ
マトグラフィー法により求めた結果、純度95.0%、
シス−シス体7%、シス−トランス体40%、トランス
−トランス体53%であった。
次に、上記反応生成液(溶媒イソプロピルアルコールを
80重量%含む)200ccを、50°C32QTor
rの条件でエバポレーターにより、溶媒のイソプロピル
アルコールを蒸発除去して濃縮し、粘稠な4,4゛−イ
ソプロピリデンジシクロヘキサノールを含む液60cc
を得た。
これに、貧溶媒として、その2倍量のn−ヘキサン12
0ccを加え、洗浄後、結晶を濾別した。
この結晶を120°Cで4時間乾燥し、溶媒を除去する
ことにより、目的とする4、4゛−イソプロピリデンジ
シクロヘキサノールの精製物く以下、製品という。)を
得た。
この製品結晶の回収率、製品純度、異性体分布。
結晶融点およびOH価を第1表に示す。なお、製品純度
と異性体分布は、結晶をメタノールに溶解し、ガスクロ
マトグラフィー法により求めた。
実施例2 実施例1において、貧溶媒としてのn−へキサンをn−
オクタンに代えたこと以外は、実施例1と同様に行なっ
た。結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、触媒の除去された反応生成液を、減
圧蒸留(200″C,4Torr) シて、反応溶媒の
イソプロピルアルコールを除去した。
得られた蒸留残渣製品をハツトに流し込み、無色透明の
固体を得た。結果を第1表に示す。
比較例2 実施例1において、触媒の除去された反応生成液を濃縮
し、再結晶法により結晶を析出させた。
結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1において、貧溶媒としてのn−ヘキサンを3−
メチルペンタンに代えたこと以外は、実施例1と同様に
行なった。結果を第1表に示す。
第1表 *1:製品結晶の回収率(%) *2:製品純度(%) 乾燥後の結晶全重量 (発明の効果〕 本発明の精製法によれば、反応副生成物である分解生成
物の軽質骨を選択的に貧溶媒に溶解させ、選択的に貧溶
媒中に移行させることができる。−方、主生成物である
4、4°−イソプロピリデンジシクロヘキサノールは、
貧溶媒にはほとんど熔解しない。
したがって、本発明の精製法によれば、目的とする4、
4゛−イソプロピリデンジシクロヘキサノールの製品純
度を向上させることができる。
しかも、本発明の精製法によれば、製品の高回収率を充
分に維持しており、回収率を低下させるという問題もな
い。
さらに、本発明の精製法によれば、異性体分布を変える
ことなく、しかも高い融点を有する製品を得ることがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)4,4’−イソプロピリデンジフェノールを、触
    媒を用いて、溶媒存在下に接触水素化して得られる4,
    4’−イソプロピリデンジシクロヘキサノールを精製す
    るにあたり、反応溶媒を含む反応生成液から触媒を除去
    し、次いで反応溶媒の一部を除去し、その後4,4’−
    イソプロピリデンジシクロヘキサノールに対する貧溶媒
    で洗浄し、乾燥することを特徴とする4,4’−イソプ
    ロピリデンジシクロヘキサノールの精製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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