JPH03159949A - セラミック成形体およびその製造方法 - Google Patents
セラミック成形体およびその製造方法Info
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- JPH03159949A JPH03159949A JP1294006A JP29400689A JPH03159949A JP H03159949 A JPH03159949 A JP H03159949A JP 1294006 A JP1294006 A JP 1294006A JP 29400689 A JP29400689 A JP 29400689A JP H03159949 A JPH03159949 A JP H03159949A
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- green sheet
- powder
- molded body
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の利用分野]
本発明は各種のセラミック成形体、特に工芸用や陶芸用
あるいは理化学用器具などに使用されるセラミック成形
体およびその製造方法に関する。
あるいは理化学用器具などに使用されるセラミック成形
体およびその製造方法に関する。
[従来の技術]
茶碗、花瓶などの陶磁器は通常粘土などを練りこんだ状
態でろくろなどによって成形し、乾燥後1200℃以下
の温度で焼成して作成されている。また、ガラス器具は
一般にガラスを軟化点以上の温度にせしめた状態でのガ
ラス細工によって作成されている。
態でろくろなどによって成形し、乾燥後1200℃以下
の温度で焼成して作成されている。また、ガラス器具は
一般にガラスを軟化点以上の温度にせしめた状態でのガ
ラス細工によって作成されている。
また近年、アルミナ、アルミナーガラスやジルコニアな
どからなるセラミックグリーンシートを加工・焼成した
セラミック基板が製造されており、各種電子部品に使用
されている。しかしながらこれら基板はすべて平板状で
ある。
どからなるセラミックグリーンシートを加工・焼成した
セラミック基板が製造されており、各種電子部品に使用
されている。しかしながらこれら基板はすべて平板状で
ある。
一方、グリーンシートの加工性を生かして3次元構造物
を製造する試みとしては、特開昭56−126106号
に球面状セラミック板の製造方法が、また、特開昭63
−115703号に曲面を有するセラミック基板の製造
法が開示されているに過ぎない。
を製造する試みとしては、特開昭56−126106号
に球面状セラミック板の製造方法が、また、特開昭63
−115703号に曲面を有するセラミック基板の製造
法が開示されているに過ぎない。
[発明が解決しようとする課B]
本発明者らはすでに特開昭63−277546号、特開
平1−111769号、特開平1−201063号にお
いて特定粒径のジルコニアおよび(メタ)アクリル系バ
インダーを含有するジルコニアグリーンシートが折り鶴
などの複雑形状の成形体を製造するのに優れていること
を開示した。しかし、該ジルコニアグリーンシートを焼
結するためには1400℃以上の高温が必要であり、こ
のためには発熱体が高価な珪化モリブデン(カンタル・
ガデリウス(株))を用いk電気炉を用いなければなら
ず汎用的でないという問題点かあつk. 従って、本発明の目的は汎用的な電気炉(最高使用温度
1200℃、常用1000℃)を使用しうるに十分な温
度以下で焼結するセラミックグリーンシートを用いて製
造でき、しかも焼結後も充分な強度を有する複雑形状の
成形体およびその製造方法を提供することにある。
平1−111769号、特開平1−201063号にお
いて特定粒径のジルコニアおよび(メタ)アクリル系バ
インダーを含有するジルコニアグリーンシートが折り鶴
などの複雑形状の成形体を製造するのに優れていること
を開示した。しかし、該ジルコニアグリーンシートを焼
結するためには1400℃以上の高温が必要であり、こ
のためには発熱体が高価な珪化モリブデン(カンタル・
ガデリウス(株))を用いk電気炉を用いなければなら
ず汎用的でないという問題点かあつk. 従って、本発明の目的は汎用的な電気炉(最高使用温度
1200℃、常用1000℃)を使用しうるに十分な温
度以下で焼結するセラミックグリーンシートを用いて製
造でき、しかも焼結後も充分な強度を有する複雑形状の
成形体およびその製造方法を提供することにある。
[問題点を解決するための課題]
この目的は本発明によれば、30重量%〜70重量%の
無機粉体と30重量%〜70重量%のガラス粉末10O
重量部に対して、あるいは30重量%〜60!量%の無
機粉体と30重量%〜60重量%のガラス粉末と1重量
%〜30重量%の無機繊維および/またはウィスカーの
合計10OfE量部に対して、 (メタ)アクリル系バ
インダー10〜30重量部を含有してなるセラミックグ
リーンシートを所望形状に成形した後、該グリーンシー
ト成形体を1200℃以下の温度で焼成して得られる3
0重量%〜70重量%の無機粉体と30重量%〜70重
量%のガラス粉末とを含有してなるセラミック成形体、
あるいは30重量%〜60重量%の無機粉体と30重量
%〜60重量%のガラス粉末と 1重量%〜30重量%
の無機繊維および/またはウィスカーとを含有してなる
セラミック成形体によって達成される。
無機粉体と30重量%〜70重量%のガラス粉末10O
重量部に対して、あるいは30重量%〜60!量%の無
機粉体と30重量%〜60重量%のガラス粉末と1重量
%〜30重量%の無機繊維および/またはウィスカーの
合計10OfE量部に対して、 (メタ)アクリル系バ
インダー10〜30重量部を含有してなるセラミックグ
リーンシートを所望形状に成形した後、該グリーンシー
ト成形体を1200℃以下の温度で焼成して得られる3
0重量%〜70重量%の無機粉体と30重量%〜70重
量%のガラス粉末とを含有してなるセラミック成形体、
あるいは30重量%〜60重量%の無機粉体と30重量
%〜60重量%のガラス粉末と 1重量%〜30重量%
の無機繊維および/またはウィスカーとを含有してなる
セラミック成形体によって達成される。
グリーンシート中に含有される無機粉体はたとえばアル
ミナ(AI203)、フォルステライト( 2Mgo・
Si(h)、エンスタタイト( MgO・Si(h)、
スピネル( MgO・AI203等)、シリカ(SiO
2)、ムライト(AI203・St02)、コージェラ
イト( 2MgO・2AI203・5SiO2)ジルコ
ン( Zr02・SiOa)、アルミニウムチタネート
(AI203・TiO2)、マグネシア(MgO) 、
チタニア(Ti(h)、ジルコニア(Zr02)および
タルク(MgsSiaO+ll(OH)2)やクレイ(
AhSi20s(O}I)4)などの粘土の中から選
ばれた1種または2種以上が使用される。好ましくはア
ルミナ、フオルステライト、コージエライトである。
ミナ(AI203)、フォルステライト( 2Mgo・
Si(h)、エンスタタイト( MgO・Si(h)、
スピネル( MgO・AI203等)、シリカ(SiO
2)、ムライト(AI203・St02)、コージェラ
イト( 2MgO・2AI203・5SiO2)ジルコ
ン( Zr02・SiOa)、アルミニウムチタネート
(AI203・TiO2)、マグネシア(MgO) 、
チタニア(Ti(h)、ジルコニア(Zr02)および
タルク(MgsSiaO+ll(OH)2)やクレイ(
AhSi20s(O}I)4)などの粘土の中から選
ばれた1種または2種以上が使用される。好ましくはア
ルミナ、フオルステライト、コージエライトである。
ガラス粉末としてはホウケイ酸(Si02−8203)
を基本組成とし、必要に応じてアルミナ、ジルコニア、
マグネシア、カルシア( Cab)やバリア(Bad)
などを 1重量%〜50重量%添加したものが選ばれる
。
を基本組成とし、必要に応じてアルミナ、ジルコニア、
マグネシア、カルシア( Cab)やバリア(Bad)
などを 1重量%〜50重量%添加したものが選ばれる
。
この場合、無機粉体としては平均粒子径が0.01〜5
μmの範囲でその添加量が30重量%〜70重量%(無
機繊維および/まkはウィスカーを含有する場合は60
重量%)、ガラス粉末としては平均粒子径が1−15μ
mの範囲でその添加量は30重量%〜70重量%(無機
繊維および/またはウィスカーを含有する場合は60重
量%)が好ましい。無機粉体が30重量%を下回りガラ
ス粉末が70重量%(無機繊維および/またはウィスカ
ーを含有する場合は60重量%)を上回る場合は、焼結
後のセラミック成形体の強度が充分でなく、また、ガラ
ス粉末が30重量%を下回り無機粉体が70重量%(無
機繊維および/またはウィスカーを含有する場合は60
重量%)を上回る場合は1200℃以下、特にtooo
℃以下の温度では充分に焼結しない。
μmの範囲でその添加量が30重量%〜70重量%(無
機繊維および/まkはウィスカーを含有する場合は60
重量%)、ガラス粉末としては平均粒子径が1−15μ
mの範囲でその添加量は30重量%〜70重量%(無機
繊維および/またはウィスカーを含有する場合は60重
量%)が好ましい。無機粉体が30重量%を下回りガラ
ス粉末が70重量%(無機繊維および/またはウィスカ
ーを含有する場合は60重量%)を上回る場合は、焼結
後のセラミック成形体の強度が充分でなく、また、ガラ
ス粉末が30重量%を下回り無機粉体が70重量%(無
機繊維および/またはウィスカーを含有する場合は60
重量%)を上回る場合は1200℃以下、特にtooo
℃以下の温度では充分に焼結しない。
さらに焼結後の強度をより高めるために無機繊維および
/またはウィスカーを添加することが好ましく、その添
加量は1重量%〜30重量%が好ましい。30重量%を
上回る場合は強度が逆に弱くなり添加効果が認められな
くなる。
/またはウィスカーを添加することが好ましく、その添
加量は1重量%〜30重量%が好ましい。30重量%を
上回る場合は強度が逆に弱くなり添加効果が認められな
くなる。
無機繊維および/またはウィスカーとしてはガラス、ア
ルミナ、炭素、炭化ケイ素やジルコニアなどの無機繊維
(ファイバー)、炭化ケイ素、酸化亜鉛やチタン酸カリ
ウムなどのウィスカーを選択することができるが、ガラ
ス繊維とアルミナ繊維が特に好ましい。繊維径は1〜2
00μm,より好ましくは10〜100μmの範囲、m
*長は 0.01〜30mmsより好ましくは0.2〜
3mmの範囲である。
ルミナ、炭素、炭化ケイ素やジルコニアなどの無機繊維
(ファイバー)、炭化ケイ素、酸化亜鉛やチタン酸カリ
ウムなどのウィスカーを選択することができるが、ガラ
ス繊維とアルミナ繊維が特に好ましい。繊維径は1〜2
00μm,より好ましくは10〜100μmの範囲、m
*長は 0.01〜30mmsより好ましくは0.2〜
3mmの範囲である。
また、グリーンシートに着色性を持たせるkめにコバル
ト青、クローム緑、チタン黄や陶試紅等の顔料も必要に
応じて無機粉体とガラス粉末と無機繊維および/まkは
ウィスカーの合計に対して1重量%〜20重量%添加し
てもよい。
ト青、クローム緑、チタン黄や陶試紅等の顔料も必要に
応じて無機粉体とガラス粉末と無機繊維および/まkは
ウィスカーの合計に対して1重量%〜20重量%添加し
てもよい。
本発明で使用されるバインダーはアクリル酸あるいはメ
タアクリル酸とこれらのエステルを基本とする(メタ)
アクリル系バインダーであり、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n−プロビルアクリレート、n−プ
チルアクリレート、イソブチルアクリレート、シクロへ
キシルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート
等から選ばれk炭素数が1〜10個のアルキル基を有す
るアクリル酸エステル20〜60重量%、メチルメタア
クリレート、エチルメタアクリレート、n−プチルメタ
アクリレート、イソブチルメタアクリレート、n−オク
チルメタアクリレート、n−デシルメタアクリレート、
n−ドデシルメタアクリレート、ラウリルメタアクリレ
ート、シクロへキシルメタアクリレート、2−エチルへ
キシルメタアクリレート等から選ばれた炭素数が1〜2
0個のアルキル基を有するメタアクリル酸エステル40
〜80重量%、およびアクリル酸、メタアクリル酸、マ
レイン酸、イタコン酸等のカルボキシル基含有モノマー
0.01〜5重量%をバインダーの各モノマー組成とし
て最適に選択される。
タアクリル酸とこれらのエステルを基本とする(メタ)
アクリル系バインダーであり、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n−プロビルアクリレート、n−プ
チルアクリレート、イソブチルアクリレート、シクロへ
キシルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート
等から選ばれk炭素数が1〜10個のアルキル基を有す
るアクリル酸エステル20〜60重量%、メチルメタア
クリレート、エチルメタアクリレート、n−プチルメタ
アクリレート、イソブチルメタアクリレート、n−オク
チルメタアクリレート、n−デシルメタアクリレート、
n−ドデシルメタアクリレート、ラウリルメタアクリレ
ート、シクロへキシルメタアクリレート、2−エチルへ
キシルメタアクリレート等から選ばれた炭素数が1〜2
0個のアルキル基を有するメタアクリル酸エステル40
〜80重量%、およびアクリル酸、メタアクリル酸、マ
レイン酸、イタコン酸等のカルボキシル基含有モノマー
0.01〜5重量%をバインダーの各モノマー組成とし
て最適に選択される。
まぁ,これらのアクリル故エステル、メタアクリル酸エ
ステルおよびカルボキシル基含有モノマーと共重合可能
な2−ヒドロキシェチルアクリレート、2−ヒドロキシ
ブ口ビルアクリレート、グリセロールアクリレート、ト
リメチロールプロパンアクリレートのような水酸基を含
有するアクリル酸アルキルエステルモノマー あるいは
分子内に塩基性窒素原子を含有するアミノエチル(メタ
)アクリレート、アミノエチル(メタ)アクリルアミド
、アリルアミン、N−メチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、N−フェニルアミノエチル(メタ)アクリレ
ー} 、N.N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
レート、N.N−ジメチルアミノブロビル(メタ)アク
リルアミド、N−ビニルビロリドン、アクリロイルホル
モリン、ビニルピリジン等の塩基性不飽和モノマーある
いはスチレン、酢酸ビニル、アリルアルコール、アリル
エーテル等の不飽和結合を有する芳香族もしくは脂肪族
のモノマー等を10重量%を越えない範囲でバインダー
組成に加えることができる。
ステルおよびカルボキシル基含有モノマーと共重合可能
な2−ヒドロキシェチルアクリレート、2−ヒドロキシ
ブ口ビルアクリレート、グリセロールアクリレート、ト
リメチロールプロパンアクリレートのような水酸基を含
有するアクリル酸アルキルエステルモノマー あるいは
分子内に塩基性窒素原子を含有するアミノエチル(メタ
)アクリレート、アミノエチル(メタ)アクリルアミド
、アリルアミン、N−メチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、N−フェニルアミノエチル(メタ)アクリレ
ー} 、N.N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
レート、N.N−ジメチルアミノブロビル(メタ)アク
リルアミド、N−ビニルビロリドン、アクリロイルホル
モリン、ビニルピリジン等の塩基性不飽和モノマーある
いはスチレン、酢酸ビニル、アリルアルコール、アリル
エーテル等の不飽和結合を有する芳香族もしくは脂肪族
のモノマー等を10重量%を越えない範囲でバインダー
組成に加えることができる。
これらのモノマーは懸濁重合、溶液重合、乳化重合等の
公知の重合方法により、重量平均分子量( Mv)が3
0000 〜200000の範囲、好ましくは5000
0〜150000の範囲に、数平均分子量( Mn)が
10000〜100000の範囲、好ましくは3000
0〜80000の範囲に調製される。複雑形状に成形さ
れkグリーンシートを焼結後も保形させるためには重量
平均分子量( Mu)が80000−100000の範
囲,数平均分子量( Mn)が50000 〜6000
0の範囲が特に好ましい。
公知の重合方法により、重量平均分子量( Mv)が3
0000 〜200000の範囲、好ましくは5000
0〜150000の範囲に、数平均分子量( Mn)が
10000〜100000の範囲、好ましくは3000
0〜80000の範囲に調製される。複雑形状に成形さ
れkグリーンシートを焼結後も保形させるためには重量
平均分子量( Mu)が80000−100000の範
囲,数平均分子量( Mn)が50000 〜6000
0の範囲が特に好ましい。
かくして得られたバインダーに上記の選択された無機粉
体とガラス粉末、あるいは無機粉体とガラス粉末と無機
繊維および/まkはウィスカーおよび有機溶剤、さらに
必要に応じて分散剤、可塑剤などを添加し、ボールミル
等によって所定時間混練してスラリーを調製し、次いで
ドクターブレード法等の公知の方法によりセラミックグ
リーIO− ンシートをI1!!する。
体とガラス粉末、あるいは無機粉体とガラス粉末と無機
繊維および/まkはウィスカーおよび有機溶剤、さらに
必要に応じて分散剤、可塑剤などを添加し、ボールミル
等によって所定時間混練してスラリーを調製し、次いで
ドクターブレード法等の公知の方法によりセラミックグ
リーIO− ンシートをI1!!する。
この場合、セラミックグリーンシート中における(メタ
)アクリル系バインダーの含有量がlθ〜30重量部の
範囲になるように添加する。グリーンシート中のバイン
ダーの含有量が10重量部未満の時は、グリーンシート
の成形性が劣るとともに強度や柔軟性も不十分となり、
グリーンシートの状態で折曲げ加工などを施した場合ひ
びや切れ目が生じることになる。また、含有量が30重
量部を超える時は、グリーンシートの強度や柔軟性は得
られるが焼結による収縮が大きく、特に3次元の複雑形
状の成形体を製造する時、折曲げ加工後のグリーンジー
トが保形されずに変形してしまう問題が生じる。
)アクリル系バインダーの含有量がlθ〜30重量部の
範囲になるように添加する。グリーンシート中のバイン
ダーの含有量が10重量部未満の時は、グリーンシート
の成形性が劣るとともに強度や柔軟性も不十分となり、
グリーンシートの状態で折曲げ加工などを施した場合ひ
びや切れ目が生じることになる。また、含有量が30重
量部を超える時は、グリーンシートの強度や柔軟性は得
られるが焼結による収縮が大きく、特に3次元の複雑形
状の成形体を製造する時、折曲げ加工後のグリーンジー
トが保形されずに変形してしまう問題が生じる。
ドクターブレード法によるシート成形法では、有機バイ
ンダーとして通常ポリビニルブチラール樹脂が用いられ
ているが、これを用いた場合にはバインダー添加量を増
加しても折曲げ加工時にひびや切れ目が生じ易く、さら
に焼結後の保形性に問題がありポリビニルブチラール樹
脂を使用する−+1− ことは好ましくない。
ンダーとして通常ポリビニルブチラール樹脂が用いられ
ているが、これを用いた場合にはバインダー添加量を増
加しても折曲げ加工時にひびや切れ目が生じ易く、さら
に焼結後の保形性に問題がありポリビニルブチラール樹
脂を使用する−+1− ことは好ましくない。
バインダーの溶剤としてはトルエン、メチルエチルケト
ン、酢酸エチル、イソブロバノールなどの有機系溶媒が
好ましいが、該バインダーを水を溶媒として重合した場
合には当然溶剤として水を用いることもできる。
ン、酢酸エチル、イソブロバノールなどの有機系溶媒が
好ましいが、該バインダーを水を溶媒として重合した場
合には当然溶剤として水を用いることもできる。
ドクターブレード法では通常グリーンシートの厚みは0
.03〜l1位であるが、折曲げ・打抜きあるいはプレ
ス加工に適したセラミックグリーンシートの厚みは0.
1〜0.5Illmである。
.03〜l1位であるが、折曲げ・打抜きあるいはプレ
ス加工に適したセラミックグリーンシートの厚みは0.
1〜0.5Illmである。
複雑形状体を作る場合、手作業によってグリーンシート
を折り紙として鶴、かぶと、船などの紙細工に、まk、
プレス加工等によってルツボ、トレイ、シャーレロート
、ビーカーやスポイトなどの理化学器具に、接合や接着
処理等によってひも、パイプやリングなどの部品材料に
、さらには焼結後着色処理も当然行えることから、作者
の創意工夫による手法(はさみによる切断、のり付けや
積層など)によって複雑形状体作成のための陶芸用や工
芸用になど多種多様な手法・用途に使用でき−12− [実施例コ 以下、本発明を参考例、実施例によりさらに詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例等に限定されるもので
はない。
を折り紙として鶴、かぶと、船などの紙細工に、まk、
プレス加工等によってルツボ、トレイ、シャーレロート
、ビーカーやスポイトなどの理化学器具に、接合や接着
処理等によってひも、パイプやリングなどの部品材料に
、さらには焼結後着色処理も当然行えることから、作者
の創意工夫による手法(はさみによる切断、のり付けや
積層など)によって複雑形状体作成のための陶芸用や工
芸用になど多種多様な手法・用途に使用でき−12− [実施例コ 以下、本発明を参考例、実施例によりさらに詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例等に限定されるもので
はない。
参考例1
攪拌器、温度計、冷却管、窒素導入管、混合モノマー滴
下ロートおよび重合開始剤滴下ロートを備えたセバラブ
ルフラスコに溶剤としてトルエン80重量部、メチルエ
チルケトン40重量部を入れ、窒素導入管より窒素を導
入し、フラスコ内を窒素雰囲気にしk.次いで、混合モ
ノマー滴下ロートヘエチルアクリレート 2重量%、2
−エチルへキシルアクリレート38重量%、メチルメタ
アクリレー} 4.94重量%、シクロヘキシルメタア
クリレート25重量%、ラウリルメタアクリレート30
重量%およびメタアクリル酸0.06重量%からなる混
合モノマー100重量部を仕込み、重合開始剤滴下ロー
トヘアゾビスイソブチロニトリル0.4重量部を仕込ん
だ。
下ロートおよび重合開始剤滴下ロートを備えたセバラブ
ルフラスコに溶剤としてトルエン80重量部、メチルエ
チルケトン40重量部を入れ、窒素導入管より窒素を導
入し、フラスコ内を窒素雰囲気にしk.次いで、混合モ
ノマー滴下ロートヘエチルアクリレート 2重量%、2
−エチルへキシルアクリレート38重量%、メチルメタ
アクリレー} 4.94重量%、シクロヘキシルメタア
クリレート25重量%、ラウリルメタアクリレート30
重量%およびメタアクリル酸0.06重量%からなる混
合モノマー100重量部を仕込み、重合開始剤滴下ロー
トヘアゾビスイソブチロニトリル0.4重量部を仕込ん
だ。
−13−
60℃にフラスコの内温を調節しながら混合モノマーお
よび重合開始剤を攪拌しながら2時間かけて滴下し、さ
らに60℃で2時間、次いで80℃で2時間加熱後冷却
して固形分濃度45%、ガラス転移温度−35℃、重量
平均分子量s o o oo, 数平均分子量500
00なるバインダーを調製した。
よび重合開始剤を攪拌しながら2時間かけて滴下し、さ
らに60℃で2時間、次いで80℃で2時間加熱後冷却
して固形分濃度45%、ガラス転移温度−35℃、重量
平均分子量s o o oo, 数平均分子量500
00なるバインダーを調製した。
実施例1
アルミナ粉体(昭和電工(株)製A−13−S) 40
重量%およびSi02−Al20a−820a−BaO
からなるガラス粉末60重量%の合計100重量部に、
分散剤としてソルビタントリオレート1重量部、溶剤と
してトルエン/酢酸エチルの混合液(50/50) 3
0重量部をボールミルに入れ12時間混合後、参考例1
で得たバインダーを固形分として18重量部加え、次い
で24時間ボールミルにより混練してスラリーを調製し
た。
重量%およびSi02−Al20a−820a−BaO
からなるガラス粉末60重量%の合計100重量部に、
分散剤としてソルビタントリオレート1重量部、溶剤と
してトルエン/酢酸エチルの混合液(50/50) 3
0重量部をボールミルに入れ12時間混合後、参考例1
で得たバインダーを固形分として18重量部加え、次い
で24時間ボールミルにより混練してスラリーを調製し
た。
このスラリーをドクターブレード法により高分子フィル
ム上にキャスティングし、80℃で乾燥して厚さが0.
3mmのグリーンシートを得た。
ム上にキャスティングし、80℃で乾燥して厚さが0.
3mmのグリーンシートを得た。
得られたグリーンシートは折曲げや打抜き加工等に充分
な強度と柔軟性を有しており、1 50mm角に=14
− 打抜いたシーl・を用いて鶴を折り、900℃で焼成し
た。得られた焼結体は均質に収縮した状態で保形されて
おり、われやひびもなく高い強度を示した。
な強度と柔軟性を有しており、1 50mm角に=14
− 打抜いたシーl・を用いて鶴を折り、900℃で焼成し
た。得られた焼結体は均質に収縮した状態で保形されて
おり、われやひびもなく高い強度を示した。
第1表に得られた鶴の各部の状態を示す。
実施例2
実施例1においてアルミナ粉体40重量%およびガラス
粉末60重量%の合計100重量部に換えて、アルミナ
粉体(昭和電工(株)製A−13−S) 35重量%、
フォルステライト粉体25重量%およびSto2−AI
203−8203−BaO−Zr02からなるガラス粉
末40重量%の合計100重量部を用いた以外は実施例
lと同様にして、厚さが0.2mmのグリーンシートを
得た。
粉末60重量%の合計100重量部に換えて、アルミナ
粉体(昭和電工(株)製A−13−S) 35重量%、
フォルステライト粉体25重量%およびSto2−AI
203−8203−BaO−Zr02からなるガラス粉
末40重量%の合計100重量部を用いた以外は実施例
lと同様にして、厚さが0.2mmのグリーンシートを
得た。
このシートを1501角に打抜いて鶴を折り、950℃
で焼成した。得られた焼結体は均質に収縮した状態で保
形されており、われやひびもなく高い強度を示した。
で焼成した。得られた焼結体は均質に収縮した状態で保
形されており、われやひびもなく高い強度を示した。
第1表に得られた鶴の各部の状態を示す。
実施例3
実施例1においてアルミナ粉体40重量%およびガラス
粉末60重量%の合計100重量部に換えて、ア−15
= ルミナ粉体(昭和電工(株)製A−13−S) 45重
量%、Si02−AI203−820s−BaO−Ca
Oからなるガラス粉末53重量%およびガラス繊維(旭
ファイバーグラス(株)$!MF−TIO, 径0.
01mm・長さ0.2mm) 5重量%の合計100重
量部を用いk以外は実施例1と同様にして、厚さが0.
5Iのグリーンシートを得k.このシートを150mm
角に打抜いて鶴を折り、850℃で焼成した。得られた
焼結体は均質に収縮した状態で保形されており、われや
ひびもなく高い強度を示した。
粉末60重量%の合計100重量部に換えて、ア−15
= ルミナ粉体(昭和電工(株)製A−13−S) 45重
量%、Si02−AI203−820s−BaO−Ca
Oからなるガラス粉末53重量%およびガラス繊維(旭
ファイバーグラス(株)$!MF−TIO, 径0.
01mm・長さ0.2mm) 5重量%の合計100重
量部を用いk以外は実施例1と同様にして、厚さが0.
5Iのグリーンシートを得k.このシートを150mm
角に打抜いて鶴を折り、850℃で焼成した。得られた
焼結体は均質に収縮した状態で保形されており、われや
ひびもなく高い強度を示した。
第1表に得られた鶴の各部の状態を示す。
比較例1
アルミナ粉体(昭和電工(株)&lA−13−S) 1
00重量部に、分散剤としてソルビタントリオレートl
重量部、溶剤としてトルエン/酢猷エチルの混合液(5
0/50) 30重量部をボールミルに入れ12時間混
合後、参考例1で得kバインダーを固形分として18重
量部加え、次いで24時問ボールミルにより混練してス
ラリーを調製した。このスラリーをドクターブレード法
により高分子フィルム上にキャステ一16− イングし、80℃で乾燥して厚さが0.31のグリーン
シートを得た。
00重量部に、分散剤としてソルビタントリオレートl
重量部、溶剤としてトルエン/酢猷エチルの混合液(5
0/50) 30重量部をボールミルに入れ12時間混
合後、参考例1で得kバインダーを固形分として18重
量部加え、次いで24時問ボールミルにより混練してス
ラリーを調製した。このスラリーをドクターブレード法
により高分子フィルム上にキャステ一16− イングし、80℃で乾燥して厚さが0.31のグリーン
シートを得た。
このシートを100mm角に打抜いて鶴を折り、1 2
00℃で焼成して得られた焼成体は焼結が不十分で強度
が弱く、鶴の頭部や尾翼部を持つと割れてしまった。
00℃で焼成して得られた焼成体は焼結が不十分で強度
が弱く、鶴の頭部や尾翼部を持つと割れてしまった。
第1表に得られた鶴の各部の状態を示す。
[発明の効果]
本発明によると30重量%〜70重量%の無機粉体と3
0重量%〜70重量%のガラス粉末の合計100重量部
に対して、あるいは30重量%〜60重量%の無機粉体
と30重量%〜60重量%のガラス粉末と 1重量%〜
30重量%の無機繊維および/またはウィスカーの合計
100重量部に対して、(メタ)アクリル系バインダー
10〜30重量部を含有して成るセラミックグリーンシ
ートを素材とすることによって、折曲げや打抜き、プレ
ス加工等に充分な強度と柔軟性を有して3次元の複雑形
状の加工でき、しかも1200℃以下特に1 000℃
以下の焼成温度で保形された状態の高い強度を有する焼
結体が得られた。
0重量%〜70重量%のガラス粉末の合計100重量部
に対して、あるいは30重量%〜60重量%の無機粉体
と30重量%〜60重量%のガラス粉末と 1重量%〜
30重量%の無機繊維および/またはウィスカーの合計
100重量部に対して、(メタ)アクリル系バインダー
10〜30重量部を含有して成るセラミックグリーンシ
ートを素材とすることによって、折曲げや打抜き、プレ
ス加工等に充分な強度と柔軟性を有して3次元の複雑形
状の加工でき、しかも1200℃以下特に1 000℃
以下の焼成温度で保形された状態の高い強度を有する焼
結体が得られた。
=17−
第1表
■焼氏泊り涜d出の3表
0若千/)thり1寥わるが゛幡噂l臥型Aa3Xth
り、νべr,勢IK
り、νべr,勢IK
Claims (7)
- (1)30重量%〜70重量%の無機粉体と30重量%
〜70重量%のガラス粉末とを含有してなるセラミック
成形体。 - (2)30重量%〜60重量%の無機粉体と30重量%
〜60重量%のガラス粉末と1重量%〜30重量%の無
機繊維および/またはウィスカーとを含有してなるセラ
ミック成形体。 - (3)セラミックグリーンシートを所望形状に成形した
後、該グリーンシート成形体を焼成して得られる請求項
(1)または(2)記載のセラミック成形体の製造方法
。 - (4)請求項(3)記載のグリーンシートが30重量%
〜70重量%の無機粉体と30重量%〜70重量%のガ
ラス粉末の合計100重量部に対して、(メタ)アクリ
ル系バインダー10〜30重量部を含有してなるセラミ
ックグリーンシートである請求項(1)記載のセラミッ
ク成形体の製造方法。 (4)請求項(3)記載のグリーンシートが30重量%
〜60重量%の無機粉体と30重量%〜60重量%のガ
ラス粉末と1重量%〜30重量%の無機繊維および/ま
たはウィスカーの合計100重量部に対して、(メタ)
アクリル系バインダー10〜30重量部を含有してなる
セラミックグリーンシートである請求項(2)記載のセ
ラミック成形体の製造方法。 - (5)該グリーンシート成形体の焼成温度が1200℃
以下の温度である請求項(3)記載のセラミック成形体
の製造方法。 - (6)工芸用や陶芸用に使用される請求項(1)または
(2)記載のセラミック成形体。 - (7)理化学用器具に使用される請求項(1)または(
2)記載のセラミック成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1294006A JP2744657B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | セラミック成形体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1294006A JP2744657B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | セラミック成形体およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03159949A true JPH03159949A (ja) | 1991-07-09 |
| JP2744657B2 JP2744657B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17802027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1294006A Expired - Fee Related JP2744657B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | セラミック成形体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2744657B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116217254A (zh) * | 2023-03-28 | 2023-06-06 | 深圳市铂科新材料股份有限公司 | 一种纤维增强型ltcc基板及其制备方法与应用 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6144751A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-03-04 | 凸版印刷株式会社 | 低火度陶土シ−トの製造方法 |
| JPS61205658A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | 旭硝子株式会社 | 回路基板用組成物 |
| JPS61242950A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-29 | 旭硝子株式会社 | セラミツク基板用組成物 |
| JPS61275161A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-05 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 低温焼成多層セラミツク基板 |
| JPH01197355A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-09 | Toyo Alum Kk | 無機焼結体及びその製造法 |
-
1989
- 1989-11-14 JP JP1294006A patent/JP2744657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6144751A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-03-04 | 凸版印刷株式会社 | 低火度陶土シ−トの製造方法 |
| JPS61205658A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | 旭硝子株式会社 | 回路基板用組成物 |
| JPS61242950A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-29 | 旭硝子株式会社 | セラミツク基板用組成物 |
| JPS61275161A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-05 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 低温焼成多層セラミツク基板 |
| JPH01197355A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-09 | Toyo Alum Kk | 無機焼結体及びその製造法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116217254A (zh) * | 2023-03-28 | 2023-06-06 | 深圳市铂科新材料股份有限公司 | 一种纤维增强型ltcc基板及其制备方法与应用 |
| CN116217254B (zh) * | 2023-03-28 | 2024-05-14 | 深圳市铂科新材料股份有限公司 | 一种纤维增强型ltcc基板及其制备方法与应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2744657B2 (ja) | 1998-04-28 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |