JPH031616Y2 - - Google Patents

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JPH031616Y2
JPH031616Y2 JP1985031706U JP3170685U JPH031616Y2 JP H031616 Y2 JPH031616 Y2 JP H031616Y2 JP 1985031706 U JP1985031706 U JP 1985031706U JP 3170685 U JP3170685 U JP 3170685U JP H031616 Y2 JPH031616 Y2 JP H031616Y2
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pin fitting
fitting
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tightening
tightening member
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は碍子におけるピン金具締付用ナツトの
弛み防止具に関するものである。
(従来の技術) 一般に、架空配電線路などでは電線支持用の碍
子はピン金具とナツトにより腕金に締付固定され
るが、電線などの揺動や振動によつて前記ナツト
が弛み、かつ転動してピン金具から脱落し、碍子
の電線支持が不安定になる懸念があつた。
上記問題を解決するため、従来第6図に示すよ
うに端部に嵌着時の拡径をスムーズにするスリツ
ト11aを形成した鍔部11bを有し、内周面に
突条11cを形成したゴム又は樹脂製の抜け止め
具11が使用されていた。この抜け止め具11は
第7図に示すように、碍子2のピン金具6のネジ
部6aに圧入嵌着してナツト7に鍔部11bを当
接され、前記突条11cがネジ部6aに食い込ま
れて、吸着、摩擦作用によりナツト7のずれやピ
ン金具6からの脱落を防ぐようになつていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記従来の抜け止め具11は屋外で
の長期使用により劣化して破損し易く、かつ前記
ピン金具6のネジ部6aの突出端が短いと、抜け
止め具11自体がピン金具6から抜け落ち易いと
いう問題点があつた。又、一旦ピン金具6から抜
け止め具11を外してしまうと、前記突状11c
が欠けてしまうなどのため、再使用が難しいうえ
に、ピン金具6のネジ部6aの径が異なる場合に
は、それに応じた抜け止め具を用意しておかなけ
ればならないという問題があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するため、腕金等に
ピン金具とナツトを介して螺合固定される碍子に
おけるピン金具締付用ナツトの弛み防止具におい
て、前記弛み防止具を金属線材により折曲げ形成
された締付部材と同締付部材に着脱可能な嵌着部
材とから構成し、前記締付部材をピン金具のネジ
部の螺旋溝に圧着状態で係合し得るように金属線
材の中間部に湾曲形成された環状部と、同じく金
属線材の両端部に前記環状部の弾発力に抗して把
持可能なように長めの輪状に丸めて形成された一
対の把手と、前記環状部と把手とを連結し、かつ
相互に交叉する連結部とから形成し、一方、前記
嵌着部材を締付部材の把手に対し、同把手を環状
部の弾発力に抗して互いに接近させ、同環状部を
前記ピン金具のネジ部の径よりも拡径させた状態
において、嵌着可能な筒状体あるいは帽状体に形
成してなるものである。
(作用) 本考案は前記構成としたことにより、締付部材
の把手をつまむと、同把手を環状部の弾発力に抗
して互いに近接させることができ、その近接させ
た把手に嵌着部材を嵌着すると、環状部は拡径さ
れた状態に保持される。そして、その嵌着部材を
把持し拡径状態の環状部をネジ部に遊嵌させると
ともにナツトの下面に当接させ前記嵌着部材を把
手から引き抜くと、環状部はその弾発力によりピ
ン金具のネジ部の螺旋溝に圧着され、ナツトの弛
みや脱落が防止される。又、径が異なるピン金具
にも対応可能であり、さらに再使用も可能であ
る。
(実施例) 以下、本考案を具体化した一実施例を第1図〜
第5図a,bに基づいて説明すると、図面中1は
図示しない電柱に支持した腕金、2は同腕金1の
上面に支持した碍子であつて、その上部には電線
3がバインド線4をもつて縛着されている。
5は前記碍子2の下端部に嵌合固定したベース
金具、6は同ベース金具5より突出したピン金具
であつて、前記腕金1を貫通し、その下端部に形
成したネジ部6aにはナツト7が螺合され、前記
碍子2は腕金1に締付固定されている。
8は第2〜4図に示すように例えば鉄線、ステ
ンレス鋼線あるいは黄銅線等の金属線材により折
り曲げ形成された締付部材であつて、前記ピン金
具6のネジ部6aの螺旋溝6bに圧着される円形
の環状部8aと、金属線材両端に形成した細長環
状をなす一対の把手8bと、前記円形の環状部8
aと把手8bとを連結し、かつ、相互に交叉する
連結部8cとにより形成している。また、同締付
部材8の環状部8aの内周面には、第5図aに示
すように前記ネジ部6aの螺旋溝6bの斜面6a
に摩擦力をもつて接触する細溝などを設けた粗面
8dを形成してもよい。又、前記金属線材の横断
面形状を第5図bに示ように台形状にし、その斜
面を粗面8dとしてもよく、その他断面三角形状
等任意の形状にしてもよい。
9はゴム、樹脂等により筒状あるいは帽状に形
成され、かつ前記締付部材8をピン金具6のネジ
部6aに取着する際に使用される嵌着部材として
の握りカバーであつて、締付部材8の一対の把手
8bを互いに接近させた状態、つまり第3図に示
すように前記環状部8aを前記ネジ部6aの径よ
りも大きい拡径状態に把持し得るようにしてい
る。そして、前記締付部材8と嵌着部材9とから
本考案の弛み防止具が構成されている。
次に前記のように構成した弛み防止具について
その作用を説明する。
さて、前記締付部材8を前記ピン金具6のネジ
部6aに取着するには、まず前記把手8bを互い
に接近させて、環状部8aを拡径させた状態で、
両把手8bに握りカバー9を嵌着しておく。その
後、装柱作業により締付部材8を握りカバー9と
ともにピン金具6のネジ部6aに緩く嵌合し、ナ
ツト7の下面7aに当接する。そして前記握りカ
バー9を引い抜いて環状部8aをネジ部6aの螺
旋溝6bに金属線材の弾発力により圧着固定す
る。次に、把手8bをネジ部6aの螺旋方向に回
動して環状部8aをナツト7の下面7aに圧接す
る。このとき、前記環状部8aは第4図に示すよ
うにナツト7の下面7aと螺旋溝6bの斜面6c
とにより形成される楔状間隙に部分的に圧入さ
れ、かつ環状部8aが螺旋溝6bに圧接されるの
で、その弾発作用によりナツト7の弛み防止機能
が発揮される。
このようにして、締付部材8の装着が終了する
が、前記握りカバー9は使用後捨てても良く、次
の締付部材8の装着に使用してもよい。
配電線路などでは、線路の保修や点検などが活
線作業にて行われることが多いが、この際作業者
は活線作業ようの手袋を着用するので作業性が悪
いが前記握りカバー9を使用することにより、作
業性をよくすることができる。すなわち、把手8
bを作業者が手袋着用のままで弾発力に抗してつ
まんだりすると、誤つて飛ばしてしまつたり、取
り落とす虞れがあるが、前記の握りカバー9が、
嵌着してあれば、軽く把持して取扱いができ、従
つて紛失することもないうえに、ピン金具6への
締付部材8の装着をも簡単に行うことができる。
なお、本考案は締付部材8の環状部8aを三角
環状、四角環状あるいは多角環状等任意の環状に
形成して具体化することができる。
考案の効果 以上詳述したように、本考案は従来の抜け止め
具と比較して、弛み防止具を金属線材からなる締
付部材と同締付部材に着脱可能な嵌着部材とから
構成し、特に、その締付部材の把手を環状部の弾
発力に抗して把持可能なように長めの輪状に丸め
て形成したので、把手の部分は梃子の効果が大き
く、かつ、作業時に把持した指先を傷めることが
なく、その一対の把手をつまむだけで同把手を環
状部に弾発力に抗して互いに近接させることがで
き、その近接させた把手に嵌着部材を嵌着すると
いう簡単な作業だけで環状部を拡径された状態に
保持することができるので、ピン金具への締付部
材の取着作業は環状部の弾発力に抗して把手を把
持して行う必要はなく、前記締付部材が嵌着され
た嵌着部材を軽く把持して容易に行うことがで
き、また取外し作業も前記一対の把手をつまむだ
けで簡単に環状部が拡径され、その把手に嵌着さ
せた嵌着部材を軽く把持して容易に行うことがで
きるので、着脱操作が簡単であり、又、再使用で
きるとともに、金属線材を使用しているので材料
の劣化がなく、かつ挾持力の変動もなく、さらに
ピン金具の径の変動も吸収することができる。ま
た、ピン金具のネジ部や突出端が短くても確実に
取着してナツトの弛みや脱落を防止でき長期にわ
たつて安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の弛み防止具の使用状態を示す
正面図、第2図は締付部材のみを示す斜視図、第
3図は嵌着部材としての握りカバーの使用状態を
示す平断面図、第4図は作用状態を示す拡大断面
図、第5図aは締付部材の環状部の作用状態を示
す拡大断面図、第5図bは環状部の別例を示す断
面図、第6図は従来の抜け止め具を示す斜視図、
第7図はその使用状態を示す正面図である。 1……腕金、2……碍子、6……ピン金具、6
a……ネジ部、6b……螺旋溝、6c……斜面、
7……ナツト、7a……下面、8……締付部材、
8a……環状部、8b……把手、8c……連結
部、8d……粗面、9……嵌着部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 腕金等にピン金具とナツトを介して螺合固定
    される碍子におけるピン金具締付用ナツトの弛
    み防止具において、 前記弛み防止具を金属線材により折曲げ形成
    された締付部材8と同締付部材8に着脱可能な
    嵌着部材9とから構成し、 前記締付部材8をピン金具6のネジ部6aの
    螺旋溝6bに圧着状態で係合し得るように金属
    線材の中間部に湾曲形成された環状部8aと、
    同じく金属線材の両端部に前記環状部8aの弾
    発力に抗して把持可能なように長めの輪状に丸
    めて形成された一対の把手8bと、前記環状部
    8aと把手8bとを連結し、かつ相互に交叉す
    る連結部8cとから形成し、 一方、前記嵌着部材9を締付部材8の把手8
    bに対し、同把手8bを環状部8aの弾発力に
    抗して互いに接近させ、同環状部8aを前記ピ
    ン金具6のネジ部6aの径よりも拡径させた状
    態において、嵌着可能な筒状体あるいは帽状体
    に形成したことを特徴とする碍子におけるピン
    金具締付用ナツトの弛み防止具。 2 前記締付部材8の環状部8aは前記ピン金具
    6のネジ部6aの螺旋溝6bと接触する面に粗
    面8dを備えている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の碍子におけるピン金具締付用ナツト
    の弛み防止具。
JP1985031706U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH031616Y2 (ja)

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JPS61148910U JPS61148910U (ja) 1986-09-13
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