JPH0316866B2 - - Google Patents
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- JPH0316866B2 JPH0316866B2 JP58208900A JP20890083A JPH0316866B2 JP H0316866 B2 JPH0316866 B2 JP H0316866B2 JP 58208900 A JP58208900 A JP 58208900A JP 20890083 A JP20890083 A JP 20890083A JP H0316866 B2 JPH0316866 B2 JP H0316866B2
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- monomer
- polymer
- bone fixation
- fixation device
- intrinsic viscosity
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G63/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G63/02—Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
- C08G63/06—Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from hydroxycarboxylic acids
- C08G63/08—Lactones or lactides
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L31/00—Materials for other surgical articles, e.g. stents, stent-grafts, shunts, surgical drapes, guide wires, materials for adhesion prevention, occluding devices, surgical gloves, tissue fixation devices
- A61L31/04—Macromolecular materials
- A61L31/06—Macromolecular materials obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S606/00—Surgery
- Y10S606/907—Composed of particular material or coated
- Y10S606/908—Bioabsorbable material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10S606/00—Surgery
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- Materials For Medical Uses (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Description
本発明は、L(−)ラクチドの非常に高分子量
のポリマーから成る身体の骨固定用器具およびそ
の製造方法に関する。これらの器具は人体内に吸
収性であり、そして骨が瘉合した後除去する必要
はない。 現在入手可能な骨固定用器具は金属製である。
これらの金属製器具は甚だしい骨折に際して用い
られるものであるが、この場合骨折した骨の端部
を互いに近接して固定することを要し、その結果
これらは適切に瘉合する。これらの器具は通常骨
髄用棒、ピン、プレートおよびねじの形状を為し
ている。この種の金属性骨固定用器具に付随する
主問題は、骨が完全に瘉合した後、必要が無くな
つたら、それらの器具の除去が望ましいことであ
る。この種の器具の除去に要する外科的処置は患
者に損傷を与えると同時に治療費の増加をもたら
す。 体内骨の固定用器具を合成の吸収性ポリマーか
ら調製し、それによつてこの種の固定用器具を除
去するための第2の外科的処置の必要性を排除す
ることが以前から示唆されて来た。米国特許第
3463158号、第3636956号、第3739773号、第
3797499号および第3839297号には、ポリラクチド
またはポリグリコリドの合成ポリマーか、或いは
ラクチドおよびグリコリドから成るコポリマーか
ら調製される骨固定用器具が開示乃至示唆されて
いる。しかし、これら特許の教示により調製され
た補綴器具について、体内骨固定用器具として利
用するために必要とされる時間の長しに関する耐
力強度が適当ではないことが判明している。これ
らの先行技術によるポリマーは、骨折した骨が適
切に瘉合し、そしてその正常な耐力機能を呈する
ことが可能となるまで必要な耐力強度を提供する
のに十分な時間の長さにわたつて適切な強度を維
持しなかつた。 これは先行技術において開示されたポリマーが
十分に高分子量ではないので該ポリマーに所要時
間にわたる強度を維持させることができず、その
結果それらは分解し始め、そして、骨が適切に瘉
合し、また正常な耐力機能の推定ができる前に身
体中に吸収されてしまうからであると考えられて
いる。 本発明の骨固定用器具は金属性骨固定用器具と
して通常用いられるものの形状乃至形態を有して
いればよい。それらは骨を瘉合し得るように近接
して骨折を固定するために用いられるプレート、
このプレートを骨に固着するために用いられるね
じ、ワイラー、棒、ピン、ステープル、ケーブル
タイおよびクリツプである。骨固定用器具の特定
形状は本発明の一部ではない。本明細書中で開示
されるポリマーから調製される器具はその形状に
おいて金属から作られるものと一般に同一の形状
を有しているが、厚さにおいては金属製器具より
も若干大となる可能性がある。 本発明の骨固定用器具はL(−)ラクチドから
調製され、このポリマーはその固有粘度により示
されるように極端に高い分子量を有している。こ
の種のポリマーから調製される器具は、骨を瘉合
させ、そして、その耐力能力を呈するのに十分な
時間にわたる移植の後、耐力強度を維持すること
になる。本発明のL(−)ラクチドポリマーの固
有粘度は4.5〜10の範囲内にある。通常、これら
のポリマーは百万を超える重量平均分子量を有し
ている。しかし、これらのポリマーの分子量を正
確に決定することは困難なので、本明細書中では
ポリマーの分子量を特徴づける。より信頼性ある
技法として固有粘度を用いるものとする。 高固有粘度の他に、本発明の器具が作成される
固体ポリマーは更に未反応モノマー含有量が低く
なければならない。器具中の未反応モノマーの存
在がポリマーの急速な分解と共に骨固定用器具の
所要強度特性を急速に喪失することになる。ポリ
マー中の未反応モノマー含有量は約2%未満、そ
して好ましくは1%未満でなければならず、更に
最も好ましくは0%乃至検出可能の限界未満でな
ければならない。 必要とする性能を備えたポリマーを得るため
に、重合の条件は以下に詳細に説明するように、
非常に注意深く制御せねばならない。一般に、モ
ノマー対触媒比率および重合反応温度は相互依存
的であり、そして所望性能を有するポリマーを生
成させるために制御されねばならない。 本発明の吸収性の骨固定器具はL(−)ラクチ
ドのポリマーである。ポリマー中の反復単位は一
般式:
のポリマーから成る身体の骨固定用器具およびそ
の製造方法に関する。これらの器具は人体内に吸
収性であり、そして骨が瘉合した後除去する必要
はない。 現在入手可能な骨固定用器具は金属製である。
これらの金属製器具は甚だしい骨折に際して用い
られるものであるが、この場合骨折した骨の端部
を互いに近接して固定することを要し、その結果
これらは適切に瘉合する。これらの器具は通常骨
髄用棒、ピン、プレートおよびねじの形状を為し
ている。この種の金属性骨固定用器具に付随する
主問題は、骨が完全に瘉合した後、必要が無くな
つたら、それらの器具の除去が望ましいことであ
る。この種の器具の除去に要する外科的処置は患
者に損傷を与えると同時に治療費の増加をもたら
す。 体内骨の固定用器具を合成の吸収性ポリマーか
ら調製し、それによつてこの種の固定用器具を除
去するための第2の外科的処置の必要性を排除す
ることが以前から示唆されて来た。米国特許第
3463158号、第3636956号、第3739773号、第
3797499号および第3839297号には、ポリラクチド
またはポリグリコリドの合成ポリマーか、或いは
ラクチドおよびグリコリドから成るコポリマーか
ら調製される骨固定用器具が開示乃至示唆されて
いる。しかし、これら特許の教示により調製され
た補綴器具について、体内骨固定用器具として利
用するために必要とされる時間の長しに関する耐
力強度が適当ではないことが判明している。これ
らの先行技術によるポリマーは、骨折した骨が適
切に瘉合し、そしてその正常な耐力機能を呈する
ことが可能となるまで必要な耐力強度を提供する
のに十分な時間の長さにわたつて適切な強度を維
持しなかつた。 これは先行技術において開示されたポリマーが
十分に高分子量ではないので該ポリマーに所要時
間にわたる強度を維持させることができず、その
結果それらは分解し始め、そして、骨が適切に瘉
合し、また正常な耐力機能の推定ができる前に身
体中に吸収されてしまうからであると考えられて
いる。 本発明の骨固定用器具は金属性骨固定用器具と
して通常用いられるものの形状乃至形態を有して
いればよい。それらは骨を瘉合し得るように近接
して骨折を固定するために用いられるプレート、
このプレートを骨に固着するために用いられるね
じ、ワイラー、棒、ピン、ステープル、ケーブル
タイおよびクリツプである。骨固定用器具の特定
形状は本発明の一部ではない。本明細書中で開示
されるポリマーから調製される器具はその形状に
おいて金属から作られるものと一般に同一の形状
を有しているが、厚さにおいては金属製器具より
も若干大となる可能性がある。 本発明の骨固定用器具はL(−)ラクチドから
調製され、このポリマーはその固有粘度により示
されるように極端に高い分子量を有している。こ
の種のポリマーから調製される器具は、骨を瘉合
させ、そして、その耐力能力を呈するのに十分な
時間にわたる移植の後、耐力強度を維持すること
になる。本発明のL(−)ラクチドポリマーの固
有粘度は4.5〜10の範囲内にある。通常、これら
のポリマーは百万を超える重量平均分子量を有し
ている。しかし、これらのポリマーの分子量を正
確に決定することは困難なので、本明細書中では
ポリマーの分子量を特徴づける。より信頼性ある
技法として固有粘度を用いるものとする。 高固有粘度の他に、本発明の器具が作成される
固体ポリマーは更に未反応モノマー含有量が低く
なければならない。器具中の未反応モノマーの存
在がポリマーの急速な分解と共に骨固定用器具の
所要強度特性を急速に喪失することになる。ポリ
マー中の未反応モノマー含有量は約2%未満、そ
して好ましくは1%未満でなければならず、更に
最も好ましくは0%乃至検出可能の限界未満でな
ければならない。 必要とする性能を備えたポリマーを得るため
に、重合の条件は以下に詳細に説明するように、
非常に注意深く制御せねばならない。一般に、モ
ノマー対触媒比率および重合反応温度は相互依存
的であり、そして所望性能を有するポリマーを生
成させるために制御されねばならない。 本発明の吸収性の骨固定器具はL(−)ラクチ
ドのポリマーである。ポリマー中の反復単位は一
般式:
【式】または
【式】
で示される。
適切なポリマーを得るためにラクチドモノマー
は不純物および水分を含んでいてはならない。 本発明に係る骨固定用器具は移植に先立つて引
張り強度少なくとも500Kg/cm2を有している。器
具が移植された後、該器具が調製されたところの
ポリマーは加水分解により分解され始め、そして
身体によつて吸収される。ポリマーが分解する
と、この器具はその引張り強度を喪失する。利用
可能であるためには、瘉合が開始され、そして耐
力要件の若干の部分を示すために器具は骨に関し
十分な時間にわたつてその強度を維持せねばなら
ない。通常、移植後8週間の移植部材の引張り強
度および剪断強度は最低100Kg/cm2でなければな
らない。これらの要件に合致するためには、器具
が調製されるべきポリマーは非常に高分子量でな
ければならない。分子量を示すポリマーの固有粘
度は、前述の要件を満たすためには4.5より大、
好ましくは7〜10であるべきである。固有粘度
4.5〜7を有するポリマーは或る種の応用、たと
えば指、手首およびその他の比較的低い耐力要件
の場合に使用することができる。固有粘度4.5未
満を有するポリマーは他の外科的用途、たとえば
縫合または脈管植接用部材においては受容可能で
あるが、これらの粘度は必要とされる時間の長さ
にわたり、耐力強度を維持する吸収性骨固定用器
具を提供するには不十分なものである。 上記した固有粘度のポリマーを得るためには、
重合のための反応条件を臨界的に制御することが
必要である。前述したように、得られたポリマー
はまた、残留未反応モノマー含有量が非常に低い
ものでなければならない。 残留モノマー含有量を非常に低いものとするに
際して、得られる固体ポリマーが、重合の反応生
成物の全重量基準でモノマー含有量1%未満を有
することが好ましい。もつとも、モノマー含有量
1%〜2%でも或る種の器具用には受容可能であ
る。本発明の適用されるポリマーの重合に際して
用いられる触媒はこのモノマーを触媒することで
知られている。好ましい触媒はオクタン酸第一す
ずである。しかし、本発明の適用されるポリマー
の製造方法において、モノマー対触媒のモル比に
より測定される触媒の量は重合の反応温度の制御
に関連して調整されねばならない。一般にモノマ
ー対触媒の比率は1000〜300000、そして好ましい
比率は1100〜45000、また、最も好ましい比率は
1300〜20000である。重合は反応温度105゜〜170℃
に維持され、そして好ましくは105゜〜155℃、ま
た最も好ましくは110゜〜130℃に維持される。し
かし、モノマー対触媒の比率を選択された特定の
反応温度と関連して維持することが必要である。
すなわち、モノマー対触媒の高比率と前記範囲の
下限における反応温度とは高レベルの未反応モノ
マーおよび本発明の目的には適しないポリマーを
もたらすものである。モノマー対触媒の高比率と
高過ぎる温度は極端に低分子量のポリマーを生
じ、これもまた本発明の骨固定用器具の製造には
適さないものである。モノマー対触媒の低比率と
上記規模の下限における温度は不均一で、熱的に
不安定なポリマーを生じ、これもまた本発明の目
的には不適当である。従つて、モノマー対触媒の
比率を、重合反応が起る特定温度に関し適切であ
る範囲内に維持することが必要である。 オクタン酸第一すずが好ましい触媒ではある
が、他の触媒、たとえばシフツ化アンチモン、粉
末亜鉛、ジブチルすずオキシドおよび修酸第一す
ずもまた、本発明の適用される高分子量ポリマー
を生成するために用いることができる。 本発明の適用されるポリマーは100%L(−)ラ
クチドモノマーから調製するのが好ましい。しか
し、少量、すなわち10%以下の相溶性コモノマー
をL(−)ラクチドと重合させてもよい。適切な
コモノマーには次のようなものがある。すなわ
ち、それらは、 β−プロピオラクチド テトラメチルグリコリド β−ブチロラクトン γ−ブチロラクトン ピバロラクトン α−ヒドロキシ酢酸 α−ヒドロキシ酪酸 α−ヒドロキシイソ酪酸 α−ヒドロキシ吉草酸 α−ヒドロキシイソ吉草酸 α−ヒドロキシカプロン酸 α−ヒドロキシイソカプロン酸 α−ヒドロキシ−α−エチル酪酸 α−ヒドロキシ−β−メチル吉草酸 α−ヒドロキシヘプタン酸 α−ヒドロキシオクタン酸 α−ヒドロキシデカン酸 α−ヒドロキシミリスチン酸 α−ヒドロキシステアリン酸 である。 ポリマーが高分子量を有するという要件に加え
て、固体ポリマーはまた、残留未反応モノマー含
有量が非常に低くなければならない。ポリマー中
の未反応モノマーの存在は、モノマーがより少量
で、もしくは全く存在しない場合よりもポリマー
の更に迅速な分解を身体内で生じさせる。固体ポ
リマーは、ポリマーの全重量基準で2%未満、そ
して好ましくは1%未満(のモノマ)を含有すべ
きである。 モノマー対触媒比率および反応温度を制御する
ことの他に、ラクチドモノマー中に含有される可
能性のある幾らかの水分もまた制御する必要があ
る。これは重合を開始するのに先立つてモノマー
を十分に乾燥することにより行うことができる。 通常、本発明の適用されるポリマーを調製する
方法には、モノマーおよび適量の触媒を乾燥条件
下、たとえばグローブボツクス内の乾燥窒素の流
れの下でガラス反応器内に装填する工程が包含さ
れる。次にこのガラス反応器を15分にわたり、極
端な低圧たとえば水銀柱0.02mmに減圧する。次い
で、この反応器を再び乾燥窒素で再充填し、そし
て減圧を2度反復する。フラスコ反応器の3回目
の減圧を行つた後、これを封止する。次いで、反
応器の内容物を磁気的に撹拌しながら重合は制御
された温度を有する油浴内で行われる。重合が進
行すると、反応生成物の粘度は磁気撹拌機がもは
や回転し得なくなる点に達するまで、増加する。
この点において、撹拌機を止め、そして反応を継
続する。前述した特性を有するポリマーを生成す
るためには、通常反応時間は50乃至120時間であ
る。反応が完了した後、固形ポリマーを反応容器
から取出し、そしてこれを通常の工作機械を用い
て機械加工するか、あるいはポリマーを研摩し、
そして成形して移植に用いられる所望の固定用器
具を形成する。 受容可能なポリマーを生成するのに必要とされ
る重合反応条件は第1図に示されるが、これは摂
氏における反応温度と、片対数目盛上のモノマー
対触媒比率×103との関係をプロツトしたもので
ある。包囲曲線A内の領域は、一般に吸収性骨固
定用器具に適している高固有粘度、低モノマー含
有量のポリマーを生成する反応条件である。包囲
線B内の領域は好ましいポリマーを生成する反応
条件であり、そしてこれらのポリマーは最も望ま
しい生体特性を有しており、また長時間にわたる
耐力特性を維持することができるものである。こ
れらのポリマーは高い耐力用途、たとえば腕およ
び脚の骨に使用するための固定器具を製作するた
めに利用することができる。 第2図は重合反応条件、すなわち、摂氏温度
と、ポリマーの固有粘度を示すモノマー対触媒比
率のlog10との関係を示している。第2図中の線
は固有粘度の不変数値を示す線である。第2図中
の固有粘度は以下の等式により定義することがで
きる。 固有粘度=4.45+9.18L−0.207T
−1.51L2+0.032LT 但し、Lはモノマー対触媒比率のlog10であり、
Tは摂氏における温度である。 第3図は第2図と同様な方法による重合反応条
件を示しているが、未反応乃至残留モノマーを表
わすものである。第3図中の線は未反応モノマー
パーセントの不変値を示している。この未反応モ
ノマーパーセントは下記の等式により定義するこ
とができる。 未反応モノマー=28.89−15.33L+6.2
9L2+0.0026T2−0.213 但し、Lはモノマー対触媒比率のlog10であり、
そしてTは摂氏における温度である。 未反応モノマーの所望百分率および所望固有粘
度を備えたポリマーを得るために要する反応条件
は第1図または第2図および第3図から選定する
ことができる。 第1、第2および第3図はモノマー対触媒比率
ならびに重合温度間の臨界的な関係を示すもので
あり、これは必要な特性を備える合成されたポリ
マーを得るために制御されねばならない。第1図
において、曲線Aの境界内のモノマー対触媒比率
ならびに温度は通常、人体内の移植後所要の耐力
能力を付与するポリマーを生成する。より好まし
いポリマーは曲線B内の重合温度ならびにモノマ
ー対触媒比率によつて調製される。これらのポリ
マーは通常より高い固有粘度を有し、そしてより
長い時間にわたり引張り強度を維持する。 第2図は温度ならびにモノマー/触媒比率の対
数に対してプロツトしたポリマーの固有粘度のグ
ラフである。第2図中に示された線はグラフの軸
上の条件におけるポリマーに関する不変固有粘度
についての線である。グラフの左上方角において
生成されるポリマーは固有粘度3.5未満であり、
これに対しグラフ右方の条件において生成される
ポリマーは10%を超える残留モノマー含有量を有
する。 第3図のプロツトは各種の反応条件下で得られ
る残留モノマーパーセントを示している。第3図
上の線は残留モノマーの不変パーセントについて
の線である。グラフの右方の領域では、ポリマー
は10%を超える残留モノマーを含有するものとな
る。更に、第2図におけるように、グラフの左上
方における領域は固有粘度3.5未満を有するポリ
マーを生成する条件である。 第2図と第3図とを比較すれば、所望の固有粘
度と低残留モノマー含有量を示すポリマーを得る
ための反応条件、温度ならびにモノマー対触媒比
率を選定することが可能である。 以下の実施例において、ポリマーの固有粘度は
キヤノン・フエンスケ粘度計No.50を用いる25℃に
おけるクロロホルム中の1%溶液として測定され
た。 実施例 1 ポリマーの調製 L(−)ラクチド40gを50ml容量の長首、丸底
フラスコ中に装入した。モノマー/触媒比率1488
となるように、このフラスコにオクタン酸第一す
ず溶液(トルエン中0.33M)0.56mlを添加した。
磁気バーを添加した後、フラスコを15分間にわた
り0.02mmHgの圧力に減圧し、そして乾燥窒素で
パージした。減圧とバージを反復した。フラスコ
は3回にわたり減圧し、次いで気密に封止した。
フラスコは油浴中に溶積し、そして66.5時間105
℃に保持した。最初の2、3時間の間、フラスコ
の内容物を磁石で撹拌した。66.5時間の最後にお
いて、フラスコを放冷し、そしてこれを破壊し
た。固形ポリマーを回収し、そして真空下に貯蔵
した。このポリマーの固有粘度は5.06と測定され
た。 実施例 2 ポリマーの調製 重合に用いるL(−)ラクチドの量が373gであ
つたこととモノマー/触媒比率が1413であつたこ
と以外は実施例1の方法を利用した。重合温度を
105℃に維持し、そして重合時間は69.5時間であ
つた。得られたポリマーは固有粘度5.26および極
限粘度5.50であつた。 実施例 3 この実施例はモノマー/触媒比率を変動させる
ことによりポリL(−)ラクチドの固有粘度がど
のように影響を受けるかを示すものである。実施
例1の手順を用いたが、L(−)ラクチドの量は
全てのバツチにおいて300gとした。モノマー/
触媒比率ならびに重合温度は、最終生成物ポリマ
ーの固有粘度および該ポリマー中の未反応モノマ
ーの百分率と共に第表中にまとめた。
は不純物および水分を含んでいてはならない。 本発明に係る骨固定用器具は移植に先立つて引
張り強度少なくとも500Kg/cm2を有している。器
具が移植された後、該器具が調製されたところの
ポリマーは加水分解により分解され始め、そして
身体によつて吸収される。ポリマーが分解する
と、この器具はその引張り強度を喪失する。利用
可能であるためには、瘉合が開始され、そして耐
力要件の若干の部分を示すために器具は骨に関し
十分な時間にわたつてその強度を維持せねばなら
ない。通常、移植後8週間の移植部材の引張り強
度および剪断強度は最低100Kg/cm2でなければな
らない。これらの要件に合致するためには、器具
が調製されるべきポリマーは非常に高分子量でな
ければならない。分子量を示すポリマーの固有粘
度は、前述の要件を満たすためには4.5より大、
好ましくは7〜10であるべきである。固有粘度
4.5〜7を有するポリマーは或る種の応用、たと
えば指、手首およびその他の比較的低い耐力要件
の場合に使用することができる。固有粘度4.5未
満を有するポリマーは他の外科的用途、たとえば
縫合または脈管植接用部材においては受容可能で
あるが、これらの粘度は必要とされる時間の長さ
にわたり、耐力強度を維持する吸収性骨固定用器
具を提供するには不十分なものである。 上記した固有粘度のポリマーを得るためには、
重合のための反応条件を臨界的に制御することが
必要である。前述したように、得られたポリマー
はまた、残留未反応モノマー含有量が非常に低い
ものでなければならない。 残留モノマー含有量を非常に低いものとするに
際して、得られる固体ポリマーが、重合の反応生
成物の全重量基準でモノマー含有量1%未満を有
することが好ましい。もつとも、モノマー含有量
1%〜2%でも或る種の器具用には受容可能であ
る。本発明の適用されるポリマーの重合に際して
用いられる触媒はこのモノマーを触媒することで
知られている。好ましい触媒はオクタン酸第一す
ずである。しかし、本発明の適用されるポリマー
の製造方法において、モノマー対触媒のモル比に
より測定される触媒の量は重合の反応温度の制御
に関連して調整されねばならない。一般にモノマ
ー対触媒の比率は1000〜300000、そして好ましい
比率は1100〜45000、また、最も好ましい比率は
1300〜20000である。重合は反応温度105゜〜170℃
に維持され、そして好ましくは105゜〜155℃、ま
た最も好ましくは110゜〜130℃に維持される。し
かし、モノマー対触媒の比率を選択された特定の
反応温度と関連して維持することが必要である。
すなわち、モノマー対触媒の高比率と前記範囲の
下限における反応温度とは高レベルの未反応モノ
マーおよび本発明の目的には適しないポリマーを
もたらすものである。モノマー対触媒の高比率と
高過ぎる温度は極端に低分子量のポリマーを生
じ、これもまた本発明の骨固定用器具の製造には
適さないものである。モノマー対触媒の低比率と
上記規模の下限における温度は不均一で、熱的に
不安定なポリマーを生じ、これもまた本発明の目
的には不適当である。従つて、モノマー対触媒の
比率を、重合反応が起る特定温度に関し適切であ
る範囲内に維持することが必要である。 オクタン酸第一すずが好ましい触媒ではある
が、他の触媒、たとえばシフツ化アンチモン、粉
末亜鉛、ジブチルすずオキシドおよび修酸第一す
ずもまた、本発明の適用される高分子量ポリマー
を生成するために用いることができる。 本発明の適用されるポリマーは100%L(−)ラ
クチドモノマーから調製するのが好ましい。しか
し、少量、すなわち10%以下の相溶性コモノマー
をL(−)ラクチドと重合させてもよい。適切な
コモノマーには次のようなものがある。すなわ
ち、それらは、 β−プロピオラクチド テトラメチルグリコリド β−ブチロラクトン γ−ブチロラクトン ピバロラクトン α−ヒドロキシ酢酸 α−ヒドロキシ酪酸 α−ヒドロキシイソ酪酸 α−ヒドロキシ吉草酸 α−ヒドロキシイソ吉草酸 α−ヒドロキシカプロン酸 α−ヒドロキシイソカプロン酸 α−ヒドロキシ−α−エチル酪酸 α−ヒドロキシ−β−メチル吉草酸 α−ヒドロキシヘプタン酸 α−ヒドロキシオクタン酸 α−ヒドロキシデカン酸 α−ヒドロキシミリスチン酸 α−ヒドロキシステアリン酸 である。 ポリマーが高分子量を有するという要件に加え
て、固体ポリマーはまた、残留未反応モノマー含
有量が非常に低くなければならない。ポリマー中
の未反応モノマーの存在は、モノマーがより少量
で、もしくは全く存在しない場合よりもポリマー
の更に迅速な分解を身体内で生じさせる。固体ポ
リマーは、ポリマーの全重量基準で2%未満、そ
して好ましくは1%未満(のモノマ)を含有すべ
きである。 モノマー対触媒比率および反応温度を制御する
ことの他に、ラクチドモノマー中に含有される可
能性のある幾らかの水分もまた制御する必要があ
る。これは重合を開始するのに先立つてモノマー
を十分に乾燥することにより行うことができる。 通常、本発明の適用されるポリマーを調製する
方法には、モノマーおよび適量の触媒を乾燥条件
下、たとえばグローブボツクス内の乾燥窒素の流
れの下でガラス反応器内に装填する工程が包含さ
れる。次にこのガラス反応器を15分にわたり、極
端な低圧たとえば水銀柱0.02mmに減圧する。次い
で、この反応器を再び乾燥窒素で再充填し、そし
て減圧を2度反復する。フラスコ反応器の3回目
の減圧を行つた後、これを封止する。次いで、反
応器の内容物を磁気的に撹拌しながら重合は制御
された温度を有する油浴内で行われる。重合が進
行すると、反応生成物の粘度は磁気撹拌機がもは
や回転し得なくなる点に達するまで、増加する。
この点において、撹拌機を止め、そして反応を継
続する。前述した特性を有するポリマーを生成す
るためには、通常反応時間は50乃至120時間であ
る。反応が完了した後、固形ポリマーを反応容器
から取出し、そしてこれを通常の工作機械を用い
て機械加工するか、あるいはポリマーを研摩し、
そして成形して移植に用いられる所望の固定用器
具を形成する。 受容可能なポリマーを生成するのに必要とされ
る重合反応条件は第1図に示されるが、これは摂
氏における反応温度と、片対数目盛上のモノマー
対触媒比率×103との関係をプロツトしたもので
ある。包囲曲線A内の領域は、一般に吸収性骨固
定用器具に適している高固有粘度、低モノマー含
有量のポリマーを生成する反応条件である。包囲
線B内の領域は好ましいポリマーを生成する反応
条件であり、そしてこれらのポリマーは最も望ま
しい生体特性を有しており、また長時間にわたる
耐力特性を維持することができるものである。こ
れらのポリマーは高い耐力用途、たとえば腕およ
び脚の骨に使用するための固定器具を製作するた
めに利用することができる。 第2図は重合反応条件、すなわち、摂氏温度
と、ポリマーの固有粘度を示すモノマー対触媒比
率のlog10との関係を示している。第2図中の線
は固有粘度の不変数値を示す線である。第2図中
の固有粘度は以下の等式により定義することがで
きる。 固有粘度=4.45+9.18L−0.207T
−1.51L2+0.032LT 但し、Lはモノマー対触媒比率のlog10であり、
Tは摂氏における温度である。 第3図は第2図と同様な方法による重合反応条
件を示しているが、未反応乃至残留モノマーを表
わすものである。第3図中の線は未反応モノマー
パーセントの不変値を示している。この未反応モ
ノマーパーセントは下記の等式により定義するこ
とができる。 未反応モノマー=28.89−15.33L+6.2
9L2+0.0026T2−0.213 但し、Lはモノマー対触媒比率のlog10であり、
そしてTは摂氏における温度である。 未反応モノマーの所望百分率および所望固有粘
度を備えたポリマーを得るために要する反応条件
は第1図または第2図および第3図から選定する
ことができる。 第1、第2および第3図はモノマー対触媒比率
ならびに重合温度間の臨界的な関係を示すもので
あり、これは必要な特性を備える合成されたポリ
マーを得るために制御されねばならない。第1図
において、曲線Aの境界内のモノマー対触媒比率
ならびに温度は通常、人体内の移植後所要の耐力
能力を付与するポリマーを生成する。より好まし
いポリマーは曲線B内の重合温度ならびにモノマ
ー対触媒比率によつて調製される。これらのポリ
マーは通常より高い固有粘度を有し、そしてより
長い時間にわたり引張り強度を維持する。 第2図は温度ならびにモノマー/触媒比率の対
数に対してプロツトしたポリマーの固有粘度のグ
ラフである。第2図中に示された線はグラフの軸
上の条件におけるポリマーに関する不変固有粘度
についての線である。グラフの左上方角において
生成されるポリマーは固有粘度3.5未満であり、
これに対しグラフ右方の条件において生成される
ポリマーは10%を超える残留モノマー含有量を有
する。 第3図のプロツトは各種の反応条件下で得られ
る残留モノマーパーセントを示している。第3図
上の線は残留モノマーの不変パーセントについて
の線である。グラフの右方の領域では、ポリマー
は10%を超える残留モノマーを含有するものとな
る。更に、第2図におけるように、グラフの左上
方における領域は固有粘度3.5未満を有するポリ
マーを生成する条件である。 第2図と第3図とを比較すれば、所望の固有粘
度と低残留モノマー含有量を示すポリマーを得る
ための反応条件、温度ならびにモノマー対触媒比
率を選定することが可能である。 以下の実施例において、ポリマーの固有粘度は
キヤノン・フエンスケ粘度計No.50を用いる25℃に
おけるクロロホルム中の1%溶液として測定され
た。 実施例 1 ポリマーの調製 L(−)ラクチド40gを50ml容量の長首、丸底
フラスコ中に装入した。モノマー/触媒比率1488
となるように、このフラスコにオクタン酸第一す
ず溶液(トルエン中0.33M)0.56mlを添加した。
磁気バーを添加した後、フラスコを15分間にわた
り0.02mmHgの圧力に減圧し、そして乾燥窒素で
パージした。減圧とバージを反復した。フラスコ
は3回にわたり減圧し、次いで気密に封止した。
フラスコは油浴中に溶積し、そして66.5時間105
℃に保持した。最初の2、3時間の間、フラスコ
の内容物を磁石で撹拌した。66.5時間の最後にお
いて、フラスコを放冷し、そしてこれを破壊し
た。固形ポリマーを回収し、そして真空下に貯蔵
した。このポリマーの固有粘度は5.06と測定され
た。 実施例 2 ポリマーの調製 重合に用いるL(−)ラクチドの量が373gであ
つたこととモノマー/触媒比率が1413であつたこ
と以外は実施例1の方法を利用した。重合温度を
105℃に維持し、そして重合時間は69.5時間であ
つた。得られたポリマーは固有粘度5.26および極
限粘度5.50であつた。 実施例 3 この実施例はモノマー/触媒比率を変動させる
ことによりポリL(−)ラクチドの固有粘度がど
のように影響を受けるかを示すものである。実施
例1の手順を用いたが、L(−)ラクチドの量は
全てのバツチにおいて300gとした。モノマー/
触媒比率ならびに重合温度は、最終生成物ポリマ
ーの固有粘度および該ポリマー中の未反応モノマ
ーの百分率と共に第表中にまとめた。
【表】
実施例 4
この実施例はL(−)ラクチドを、より高い温
度ならびに高および低モノマー/触媒比率で重合
させる効果を示すものである。 L(−)ラクチドの重合に用いた手順は、モノ
マー/触媒比率、反応温度および反応時間を除い
て実施例1におけるのと同一である。用いたラク
チドの量は各バツチごとに300gであつた。それ
らの結果は第表中にまとめた。
度ならびに高および低モノマー/触媒比率で重合
させる効果を示すものである。 L(−)ラクチドの重合に用いた手順は、モノ
マー/触媒比率、反応温度および反応時間を除い
て実施例1におけるのと同一である。用いたラク
チドの量は各バツチごとに300gであつた。それ
らの結果は第表中にまとめた。
【表】
実施例 5
本実施例は37.8℃における「バツフアー7」中
の実施例2によるポリマーについての剪断強度減
少の速度を示している。試験片は、このポリマー
からピン、すなわち長さ15mmおよび直径3〜4mm
の形状で調製した。結果は第表中に示す。
の実施例2によるポリマーについての剪断強度減
少の速度を示している。試験片は、このポリマー
からピン、すなわち長さ15mmおよび直径3〜4mm
の形状で調製した。結果は第表中に示す。
【表】
実施例 6
本実施例は各種のモノマー/触媒比率、反応温
度および反応時間についての一連の重合から得ら
れた結果を示している。第表中に同定される若
干のポリマーは第表および第表中にもまた報
告されている。第表から得られたデータは第
1、第2および第3図上にプロツトされて、本発
明に係る高分子量ポリマーを生成するのに要する
条件を例示するものである。
度および反応時間についての一連の重合から得ら
れた結果を示している。第表中に同定される若
干のポリマーは第表および第表中にもまた報
告されている。第表から得られたデータは第
1、第2および第3図上にプロツトされて、本発
明に係る高分子量ポリマーを生成するのに要する
条件を例示するものである。
【表】
【表】
実施例 7
本実施例は経時的なポリマーの試験管内分解に
対する未反応モノマー存在の影響を示している。
第表中に同定されるポリマーの試料は37℃で
「バツフアー7」溶液中に配置した。これらの試
料は長さ20mm、幅3mmおよび厚さ1mmの矩形ブロ
ツクであつた。これらの試料を種々の時間におい
て取出し、そして剪断強度を測定した。これらの
結果はポリマー中の未反応モノマーの存在がポリ
マーの強度を、ポリマー中に未反応モノマーが存
在しない場合に比べて、より早い速度で喪失させ
ることを示している。
対する未反応モノマー存在の影響を示している。
第表中に同定されるポリマーの試料は37℃で
「バツフアー7」溶液中に配置した。これらの試
料は長さ20mm、幅3mmおよび厚さ1mmの矩形ブロ
ツクであつた。これらの試料を種々の時間におい
て取出し、そして剪断強度を測定した。これらの
結果はポリマー中の未反応モノマーの存在がポリ
マーの強度を、ポリマー中に未反応モノマーが存
在しない場合に比べて、より早い速度で喪失させ
ることを示している。
【表】
第表中のデータは第5図中に示されている。
実施例 8
本実施例は、時間に関する、第表中に同定さ
れた或る種のポリマーの試験管内引張り強度に対
する分子量の影響を示すものである。各ポリマー
から成る試料を37℃の「バツフアー7」溶液中に
配置した。試料は長さ20mm、幅3mmおよび厚さ1
mmの矩形ブロツクであつた。これらの試料を種々
の時間において取出し、そして剪断強度を測定し
た。第表中の結果は、8週間の試料管内におけ
る適切な引張り強度をポリマーに持たせるために
は高分子量が必要であることを示している。
れた或る種のポリマーの試験管内引張り強度に対
する分子量の影響を示すものである。各ポリマー
から成る試料を37℃の「バツフアー7」溶液中に
配置した。試料は長さ20mm、幅3mmおよび厚さ1
mmの矩形ブロツクであつた。これらの試料を種々
の時間において取出し、そして剪断強度を測定し
た。第表中の結果は、8週間の試料管内におけ
る適切な引張り強度をポリマーに持たせるために
は高分子量が必要であることを示している。
【表】
【表】
実施例 9
第表よりの2種類のポリマー21および16から
成る試料をラツトの背筋中に移植し、そして種々
の時間後に取り出して引張り強度について試験し
た。それらの結果を第表中に示す。
成る試料をラツトの背筋中に移植し、そして種々
の時間後に取り出して引張り強度について試験し
た。それらの結果を第表中に示す。
【表】
実施例8および9の表中のデータは第4図中に
プロツトしてある。ポリマー2の体内および試験
管内引張り強度は類似であり、そしてそれらは第
4図中に単一の線として示されている。第4図中
の線16Tはポリマー16の試験管内引張り強度の
プロツトであり、一方線16Vはポリマー16の生
体内引張り強度のプロツトである。ポリマー16
は、試験管内テストの線16Tにおいては所要の
保有引張り強度を有しているように見えるが、生
体内テストの線16TVの結果によれば、明らか
に受入れ不能である。 実施例 10 第表中にポリマー9、5および2から成る試
料を、長さ20mm、幅3mmおよび厚さ1mmの矩形状
で試験管内および生体内剪断強度について試験し
た。試験管内テストに際しては、試料を37℃で
「バツフア−7」中に配置し、そして種々の時間
経過後、個別に試料を取り出して剪断強度につい
て試験した。生体内試験に際しては、試料をラツ
トの背筋内に移植し、取出し、そして剪断強度に
ついて試験した。生体内テストの結果は第6図に
示し、一方生体外テストの結果を第7図に示す。 上述の各実施例は、体内で機能するのに必要な
強度を備えた骨固定用器具を製作し得るポリマー
を生成するには重合条件の制御が必要であること
を示している。
プロツトしてある。ポリマー2の体内および試験
管内引張り強度は類似であり、そしてそれらは第
4図中に単一の線として示されている。第4図中
の線16Tはポリマー16の試験管内引張り強度の
プロツトであり、一方線16Vはポリマー16の生
体内引張り強度のプロツトである。ポリマー16
は、試験管内テストの線16Tにおいては所要の
保有引張り強度を有しているように見えるが、生
体内テストの線16TVの結果によれば、明らか
に受入れ不能である。 実施例 10 第表中にポリマー9、5および2から成る試
料を、長さ20mm、幅3mmおよび厚さ1mmの矩形状
で試験管内および生体内剪断強度について試験し
た。試験管内テストに際しては、試料を37℃で
「バツフア−7」中に配置し、そして種々の時間
経過後、個別に試料を取り出して剪断強度につい
て試験した。生体内試験に際しては、試料をラツ
トの背筋内に移植し、取出し、そして剪断強度に
ついて試験した。生体内テストの結果は第6図に
示し、一方生体外テストの結果を第7図に示す。 上述の各実施例は、体内で機能するのに必要な
強度を備えた骨固定用器具を製作し得るポリマー
を生成するには重合条件の制御が必要であること
を示している。
第1図は、包囲領域内で適切なポリマーを生成
する反応条件を示すモノマー対触媒比率と重合温
度との関係を表わす片対数グラフ図、第2図は異
なつた反応条件下で生成されたポリマーの固有粘
度をプロツトしたグラフ図、第3図は異なつた反
応条件下で生成されたポリマーのモノマー含有量
をプロツトしたグラフ図、第4図は各種のラクチ
ドポリマーの経時的な引張り強度の喪失をプロツ
トしたグラフ図、第5図は各種のラクチドポリマ
ーの経時的な剪断強度の喪失をプロツトしたグラ
フ図、そして第6図および第7図は各種のラクチ
ドポリマーの経時的な剪断強度の喪失をプロツト
したグラフ図であつて、第6図は生体内の、そし
て第7図は生体外の結果を夫々示すものである。
する反応条件を示すモノマー対触媒比率と重合温
度との関係を表わす片対数グラフ図、第2図は異
なつた反応条件下で生成されたポリマーの固有粘
度をプロツトしたグラフ図、第3図は異なつた反
応条件下で生成されたポリマーのモノマー含有量
をプロツトしたグラフ図、第4図は各種のラクチ
ドポリマーの経時的な引張り強度の喪失をプロツ
トしたグラフ図、第5図は各種のラクチドポリマ
ーの経時的な剪断強度の喪失をプロツトしたグラ
フ図、そして第6図および第7図は各種のラクチ
ドポリマーの経時的な剪断強度の喪失をプロツト
したグラフ図であつて、第6図は生体内の、そし
て第7図は生体外の結果を夫々示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オクタン酸第一すず触媒の存在下にL(−)
ラクチドモノマーを不活性雰囲気中で重合させる
こと、 前記触媒はモノマー対触媒の比率1000〜300000
で存在すること、 前記重合は温度105℃〜170℃で行うこと、 未反応モノマー含有量2%未満およびクロロホ
ルム中の固有粘度4.5〜10を有するポリマーを生
成させること、およびこのポリマーを用いて所望
の構造の骨固定用器具を形成すること、 からなる高分子量ポリマーを用いた骨固定用器具
の製造方法。 2 前記モノマー対触媒比率が1100〜45000であ
り、そして前記重合温度が105℃〜155℃である特
許請求の範囲第1項記載の骨固定用器具の製造方
法。 3 前記モノマー対触媒比率が1300〜20000であ
り、そして前記重合温度が110℃〜130℃である特
許請求の範囲第1項記載の骨固定用器具の製造方
法。 4 前記ポリマーの固有粘度が7.0〜10.0であり、
かつ該ポリマーは移植に先立つて少なくとも500
Kg/cm2の引張り強度を有する特許請求の範囲第1
項記載の骨固定用器具の製造方法。 5 前記重合は温度110゜〜170℃で行うこと、お
よび前記温度ならびにモノマー対触媒比率を以下
のように選定する、すなわち、クロロホルム中の
ポリマーの固有粘度は4.5乃至10であり、かつ等
式、固有粘度=(4.45+9.18L−0.207T−1.51L2+
0.032LT)を満足し、またポリマーの未反応モノ
マー含有量が反応生成物の全重量基準で2%未満
であり、かつ等式、未反応モノマー=(28.89−
15.33L+6.29L2+0.0026T2−0.213LT)、〔但し、
式中Lはモノマー対触媒比率について10を底数と
する対数であり、Tは摂氏における温度を表わ
す〕を満足すること、からなる特許請求の範囲第
1項記載の骨固定用器具の製造方法。 6 前記モノマー対触媒比率が1100〜45000であ
り、そして前記重合温度が105℃乃至155℃である
特許請求の範囲第5項記載の骨固定用器具の製造
方法。 7 前記モノマー対触媒比率が1300〜20000であ
り、そして前記重合温度が110℃乃至130℃である
特許請求の範囲第5項記載の骨固定用器具の製造
方法。 8 前記ポリマーが未反応ラクチドモノマー1%
未満を含有する特許請求の範囲第6項記載の骨固
定用器具の製造方法。 9 クロロホルム中の固有粘度4.5乃至10を有し、
また未反応ラクチドモノマー2%未満を含有する
ポリL(−)ラクチドポリマーから調製され、そ
して動物体内に移植後、8週間にわたり少なくと
も100Kg/cm2の引張り強度を維持し得ることを特
徴とする骨固定用器具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US439962 | 1982-11-08 | ||
| US06/439,962 US4539981A (en) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | Absorbable bone fixation device |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6147033A Division JP2786997B2 (ja) | 1982-11-08 | 1994-06-07 | 骨固定用器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5997654A JPS5997654A (ja) | 1984-06-05 |
| JPH0316866B2 true JPH0316866B2 (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=23746845
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58208900A Granted JPS5997654A (ja) | 1982-11-08 | 1983-11-07 | 骨固定用器具およびその製造方法 |
| JP6147033A Expired - Lifetime JP2786997B2 (ja) | 1982-11-08 | 1994-06-07 | 骨固定用器具 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6147033A Expired - Lifetime JP2786997B2 (ja) | 1982-11-08 | 1994-06-07 | 骨固定用器具 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4539981A (ja) |
| EP (1) | EP0108635B2 (ja) |
| JP (2) | JPS5997654A (ja) |
| AU (1) | AU561150B2 (ja) |
| CA (1) | CA1230195A (ja) |
| DE (1) | DE3376983D1 (ja) |
| ES (1) | ES8605831A1 (ja) |
| GR (1) | GR81278B (ja) |
| NZ (1) | NZ206057A (ja) |
| ZA (1) | ZA838283B (ja) |
Families Citing this family (100)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR8403866A (pt) * | 1983-08-10 | 1985-07-09 | Johnson & Johnson | Artigo absorvente auxiliar,artigo absorvente primario e artigo absorvente auxiliar,em combinacao |
| NZ219708A (en) * | 1986-04-07 | 1989-04-26 | Johnson & Johnson Prod Inc | Absorbable ligament and tendon prosthesis containing l-lactide/glycolide polymer |
| CH672058A5 (ja) * | 1986-08-05 | 1989-10-31 | Synthes Ag | |
| JPS6368155A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-28 | グンゼ株式会社 | 骨接合ピン |
| DE3781133T2 (de) * | 1986-12-19 | 1993-06-24 | Akzo Nv | Herstellung von polymilchsaeure und copolymeren daraus. |
| US5085861A (en) * | 1987-03-12 | 1992-02-04 | The Beth Israel Hospital Association | Bioerodable implant composition comprising crosslinked biodegradable polyesters |
| US4843112A (en) * | 1987-03-12 | 1989-06-27 | The Beth Israel Hospital Association | Bioerodable implant composition |
| FI83477C (fi) * | 1987-07-10 | 1991-07-25 | Biocon Oy | Absorberande material foer fixering av vaevnader. |
| US4804691A (en) * | 1987-08-28 | 1989-02-14 | Richards Medical Company | Method for making a biodegradable adhesive for soft living tissue |
| FR2623402B1 (fr) * | 1987-11-19 | 1994-04-29 | Solvay | Article en polymere d'acide lactique utilisable notamment comme prothese biodegradable et procede pour sa realisation |
| JP2587664B2 (ja) * | 1987-12-28 | 1997-03-05 | タキロン株式会社 | 生体内分解吸収性の外科用材料 |
| DE3811345C1 (ja) * | 1988-04-02 | 1989-09-07 | Aesculap Ag, 7200 Tuttlingen, De | |
| US5502158A (en) * | 1988-08-08 | 1996-03-26 | Ecopol, Llc | Degradable polymer composition |
| US6323307B1 (en) | 1988-08-08 | 2001-11-27 | Cargill Dow Polymers, Llc | Degradation control of environmentally degradable disposable materials |
| US5424346A (en) * | 1988-08-08 | 1995-06-13 | Ecopol, Llc | Biodegradable replacement of crystal polystyrene |
| US5444113A (en) * | 1988-08-08 | 1995-08-22 | Ecopol, Llc | End use applications of biodegradable polymers |
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