JPH03188475A - 加熱定着装置 - Google Patents

加熱定着装置

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JPH03188475A
JPH03188475A JP2318990A JP31899090A JPH03188475A JP H03188475 A JPH03188475 A JP H03188475A JP 2318990 A JP2318990 A JP 2318990A JP 31899090 A JP31899090 A JP 31899090A JP H03188475 A JPH03188475 A JP H03188475A
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roller
heating roller
heating
fixing
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正明 桜井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真装置、静電記録装置等の記録装置に用
いられる加熱定着装置に関する。
〔従来技術〕
従来、熱を使用する加熱装置は均一加熱や消電力が達成
しにくかった。特に定着装置の代表的なものである熱ロ
ーラ定着装置においては、画像形成装置又は定着装置等
に設けられた加熱源からの熱が熱ローラ表面を伝達して
定着に作用することなく失われるといった問題が存在し
ていた。この結果、熱ローラ端部において熱損失が大き
くなり定着性が大幅に低下してしまう。
これに対し、従来の技術では熱ローラ端部や熱ローラに
圧接する加圧ローラ等の端部領域の温度低下を補償する
ため、加熱源の発熱分布を端部領域で強(なるように構
成していた。これによって定着装置における電力供給量
が増大し、それに伴う他部署への電力消費量を制限した
り、定着装置における温度制御を複雑化せざるを得ない
一方、この解決方法でも熱ローラ端部から失われる熱量
はさらに増大するため、画像形成装置内部での昇温か起
こり、クリーナ、現像器内でのトナーブロッキングを誘
発したり、装置内のプラスチイックのモールド成形部品
を熱変形させてしまうことがある。
別の解決方法としては、上述のような熱損失を減じるた
めに、熱ローラを保持する枠部材と熱ロ−ラ間のみに断
熱スリーブを設けることは既に行なわれているが、結局
満足な解決策とはならず、熱損失が大きく、やはり端部
温度ダレが生じてしまう。
上記従来の方法では、電力の浪費だけでなく、本体中の
他の部所の昇温をも起こし、種々の問題が生じる原因と
もなっている。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の欠点を改善することを目的とし、
少ない電力で良好な定着性が得られる加熱定着装置を提
供することである。
本発明の特徴は、加熱ローラから無駄に消費される熱損
失を従来より大幅に減少せしめ、熱保有性を高めること
にある。
〔発明の実施例〕
以下本発明について図面を参照しながら説明するが、本
発明が特に有効な定着装置について詳述する。
第1図は本発明の一実施例の説明図である。本図は、加
熱定着装置によって電子写真法で形成されたトナー像T
を普通紙Pに定着するものを示している。
■はハロゲンヒータ等の加熱用のヒータ3を内部に有す
る加熱ローラで、駆動モータ(不図示)からの、駆動力
を受けて矢示方向に回転する。2は低加熱用のヒータ3
′を内蔵する加圧ローラで、加熱ローラ1に圧接して摺
擦回転する。
この加熱ローラ1は、アルミニウム、ステンレス、銅等
の金属製中空ローラ芯の外周面に四弗化エチレン樹脂等
の耐熱離型性樹脂層を20〜89μ厚に設けたものであ
る。加圧ローラ2はベアリング15.15′に回転可能
に支持されている。
このローラ2は加熱ローラ1に公知の加圧手段によって
少なくとも定着時に圧接し、金属製ローラ芯の外周面に
シリコンゴム、フッソゴム、フロロシリコンゴム等の弾
性体層を比較的厚く設けたものである。この構成は、加
熱ローラとの圧接領域dを確保することを一目的として
いる。加熱ローラ1の外周面にはサーミスタ、熱電対等
の感温素子4が接触配設され、それの検出信号を公知の
制御手段(図示せぬ)に導き、加熱ローラ1の外周面の
温度を(ヒータ3の出力、又は、その印加電圧等を制御
することで)トナー像溶融温度に保持している。
6は加熱ローラ表面へ付着したオフセットトナーや紙粉
等の異物をローラ表面から除去するためのクリーニング
部材であり、ノーメックス、ヒメロン、等の耐熱不織布
よりなるクリーニングウェブ61を用いている。
上記クリーニングウェブ6、は弾性を有する押当てロー
ラ63により加熱ローラに当接している。又、このウェ
ブ61は、駆動を与えられる(不図示)巻取りローラ6
5により供給ローラ6□から微量づつその当接位置を変
えるように移動し、常にクリーニングウェブ6、の新し
い面が加熱ローラに当接する。このウェブ6、は押当て
ローラ63以降介在するコロ64上を移動して供給ロー
ラ6□側へ反転され、巻取りローラ65に表、裏を逆に
した状態で巻取られる。又、クリーニングウェブ6□中
にジメチルシリコンオイル等のオフセット防止液を含浸
させておくと、クリーニング効果をさらに高めることが
可能となる。
7は熱反射性を有する曲面状の反射板で、加熱ローラ1
の周辺に近接し、加熱ローラ1の長手方向全体に設けら
れている。又反射板7は加熱ローラ1周面の押当てロー
ラ63の位置と紙Pの進入開口部との間に対して覆うよ
うな幅を有している。
8は放熱防止用の厚みのあるカバーで、上記反射板7の
凸面全体に対して密着して設けられ、この反射板7から
の無駄な放熱を防止する。16は定着装置の上側のケー
シング部材で、クリーニング部材6と反射板7、カバー
8、感温素子4とを包囲している。感温素子4の温度検
知部は反射板7よりもローラ1側にある。
一方、加圧ローラ2側にも、反射板7と同様の反射板9
及びカバー8と同様のカバー10が夫々加圧ローラ2の
周面の大部分を覆うように設けられている。
これらの反射板7.9及びカバー8.10を設けること
によって加熱ローラ、加圧ローラ夫々の表面から無駄に
消費される熱を減少することができ、かつ感温素子4の
測温性を安定化することができる。又、加熱ローラ1の
設定温度に対する温調を安定化すると共に消費電力を低
減できる。
22は紙Pを加熱ローラl側に導く案内板で、反射板7
と反射板9夫々の一端の間に位置するように加熱ローラ
1に近接して設けられている。24は加圧ローラを支持
する支持板で、バネ23によって加圧ローラは定着ロー
ラに圧接される。
さて、未定着なトナー像Tを有する普通紙Pは加熱、加
圧側ローラ1.2間で挟持搬送され、ローラ1,2の表
面温度による印加熱によってトナー像Tを定着され、そ
の後排紙ローラ20.21によって挟持されながら装置
外へ排出される。この加熱ローラの排出口側には普通紙
Pを加熱ローラから確実に分離するためにローラ軸方向
に沿って複数個の分離爪5がローラ表面に接触して設け
られている。
又、加圧ローラ2の排出口側にも分離爪51がローラ2
の表面に接触して設けられている。
分離爪5は、ケーシング部材16と離間状態の支持板1
8に保持され、分離爪51も定着装置下側のケーシング
部材17と離間状態の支持板18Iに保持されている。
ケーシング部材17は加圧ローラ2の反射板9、カバー
10と離間し、これらを覆うように設けられている。
上記反射板7.9としては、表面を研磨したアルミニウ
ム、銅板或いはCrメツキ等の表面処理を施した鉄板等
のように光沢面を有する金属であることが好ましい。又
反射板7.9の形状は、ローラ周面と同心円となるよう
な曲率を有するものが好ましく、又その厚さは比較的薄
いものが好ましい。
上記カバー8、lOとしては、グラスウール、ロックウ
ール、セラミックファイバー、或いはフェノールフオー
ム、エポキシフオーム等の発泡体等によって構成或いは
複合構成されたものが好ましい。
次に第1図のx−x’断面を示す定着装置の説明図であ
る第2図を用いて、加熱ローラ1の端部構成について詳
述する。
11.11’は夫々加熱ローラlの両端の回転軸10.
1′1に夫々嵌着されている耐熱性スリーブで、定着装
置の枠体13.13′に夫々装着されているベアリング
12.12′に夫々接触している。14.14’ は耐
熱性ギアで、加熱ローラ1の回転軸l8.1′1に夫々
嵌着され、駆動源Mからの駆動力を伝達される。この耐
熱性ギア14′は他の駆動伝達ギア25と噛合っており
、駆動力を受けて、加熱ローラ1と共に回転する。耐熱
性ギア14には、手動ノブ26のギア26.が噛合わさ
れ手動による駆動力が伝達される。
上記耐熱性ギア14.14′は熱遮断性の断熱材で構成
されているので、加熱ローラ1からこのギア14.14
′を介して他のギア等の駆動伝達部材へ熱が散逸するこ
とがない。このギアによって加熱ローラ1の熱保有性が
向上された。
さらに上記耐熱性スリーブ11.11′も又、熱遮断性
の断熱材であり、加熱ローラ1端部からベアリング12
.12’及び枠体13.13’への熱移動による熱損失
を防いでいる。従って、加熱ローラ1の端部からの熱損
失は、耐熱性ギア14.14′によって従来より減少す
ることができ、又耐熱性スリーブ11.11′の付加で
さらに大幅に減少或いはほとんど無にすることができた
一般に、耐熱性ギア14.14′には他の駆動伝達部材
が数多く連動するように設けられることが多い。依って
、従来の熱損失はこのような駆動系において大半を占め
ている。これに対し、上記実施例のようなものは駆動系
への熱損失を減少又は無ならしめることができるので、
高度に熱効率を向上でき消費電力も減少できる。又、上
記実施例では耐熱性ギア14.14’ に加えて耐熱性
スリーブ1311’を用いているため、ローラ端部から
の枠体13.13′への熱損失を防止できさらに熱効率
を向上できる。
上記耐熱性スリーブとしては、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリアミド、PPS (ポリフェニレンサルフ
ァイド) 、PBT (ポリブチレンテレフタレート)
樹脂、フェノール樹脂等の熱遮断部材であるもの等、或
いはこの種の混合材からなる熱遮断性の材料から構成さ
れるもの等が好ましい。又上記ギア14.14’ とし
ては、ポリイミド、ポリアミドイミド、PPS、変性フ
ェノール、四沸化エチレンに補強光てん材を加えたもの
等の熱遮断性の良好な耐熱性材料で構成されるものが好
ましい。
上述のごとく、加熱ローラlは耐熱性スリーブ11.1
1′、及び耐熱性ギア14.14′により機械本体及び
枠体13.13′から熱的に孤立状態となり、これらを
伝わっての熱損失は非常に少ないものとなる。
次に本発明に係る実施例の具体的な数値例を説明する。
上記構成の定着装置で加熱ローラ1として外径φ60、
アルミ芯金の肉厚7 m m 、表層に35μ厚のPF
A被覆をしだローラ、加圧ローラ2として、外径φ60
、φ50のステンレス芯金上に肉厚5mmの熱加硫型シ
リコンゴム被覆をしだローラを用いた。
加熱ローラ内のヒータ3には650Wハロゲンヒータを
用い通常点灯させ、また加圧ローラ内のヒータ3′は7
0Wシーズヒータで、コピー時以外のときのみ点灯させ
る。
又、圧接領域dは11 m m %加熱ローラ表面温度
は180℃とした。
第3図は上記具体例の実験のための各ローラ表面温度の
時間に対する変化図を説明するものである。時間1=0
で電源がONされると、ヒータ3及びヒータ3′が点灯
する。加熱ローラ表面温度は図示の如(上昇して加熱ロ
ーラ表面温度が150℃に達すると(A点)、停止して
いた両ローラ1.2は圧接回転を始め、加圧ローラ表面
温度も急激に上昇する。
加熱ローラ表面温度が180℃に達すると(B点)定着
可能状態となり両ローラ1.2は回転を停止する。そし
て加熱ローラ1は、不図示の制御手段によって180℃
前後の表面温度となるように保持される。一方加圧ロー
ラ2は定着ローラからの熱の供給がなくなるため表面温
度は下降する。
そして定着可能状態から約5分後(0点)で加圧ローラ
温度は最低となり、その後内部からのヒータ3′の熱を
受けて徐々に温度上昇する。故に、0点における定着能
力が最も低い。従ってこの0点で連続コピーを行えば定
着性の比較実験としては極めて好ましいものとなる。本
図では0点において99枚連続コピーを行った際の温度
変化を99枚終了時(D点)を含めて表しである。
以下に示す実験結果は上記C−D間で以下の共通条件の
基に行ったものである。つまり10℃の環境下でコピー
スピード405mm/ s e c (A3サイズ紙、
35枚/分)、秤量80g/m″A3紙上にφ24のベ
タクロを形成し、99枚連続コピーから1.6.11.
16枚目、21〜91までの10枚目ごとの8枚の計1
2枚を選出し、各紙に対し9箇所を実験対象とした。こ
の12枚、各9箇所の計108箇所の定着性評価はコー
ジンワイパー(商品名、(株)輿入、ペーパーウェス)
を用いて、圧力40g/cm’で10往復こすり、こす
る前後の濃度差をマクベス反射濃度計で測定して数値化
した。
D:φ24ベタクロ画像をこする前の反射濃度(1,0
≦D≦1.1となるように画 像濃度を調整する。) D′ :φ24ベタクロ画像をこすった後の反射濃度(
1,0≦D≦1.1となるように画 像濃度を調整する。) ΔD:濃度低下率 し−一一〕 以下の表1に各定着器の構成要件を示す。
られた。
表2は前記各定着器の定着性の結果であり、数字は濃度
低下率が所定(15,10,5)%以上の箇所が何カ所
あるか(12枚×9箇所108箇所中の)を示したもの
である。
表2 定着器Nα1〜5の均一ヒータ3としては、発熱長が3
30mmの均一巻線ヒータを用いた。又定着器Nα6の
200%ヒータとは第4図に示すような中央部の発熱分
布が大のヒータ(第2図に示したヒータ3の構成のよう
なもの)である。又、200%ヒータのかわりに発熱長
が297mm以下(すなわち最大通紙中以下、より好ま
しくは、最大通紙中よりも20mm〜80mm短いヒー
タ)の均一巻線ヒータを用いても後述と路間等な効果が
得表2から明らかなように、定着器Nα1からNcL6
へ行くにつれて好ましい条件が付加されているので定着
性が良好になる。
そして ■Nα1から漱2のところ及び&4とNα7の比較、■
Nα4からNα5のところ及び患4と随7の比較、■N
α5からNα6のところ及びNα4と1lJL17の比
較、で特に顕著な差が見られる。
■は放熱防止部材と、反射部材を設けることの効果であ
り、 ■は熱的バリヤー確立の効果であり、 ■はヒータの発熱分布による効果である。
又、定着器Nα3.1lJI14を比較すると、Nα4
の方即ち、駆動系の熱損失を防止する方がより効果的で
あることが理解される。又、定着器隘2とNα3、Nα
4を比較すれば、さらに熱的バリヤーを設ける効果が確
かめられ、Nα5、Nα6に至ってはその熱的バリヤー
の確立こそさらなる効果を与えるものである。
表3 表3にはこれらの定着器におけるウェイトタイム(電源
投入後定着可能になるまでの時間)の比較結果を示しで
ある。定着器Nα1から階6に向かうにつれ、熱損失が
防止されるのでウェイトタイムも同様に減少される。
即ち確実に省電力化を達成することができている。又、
ローラ長全体における温度分布が安定、均一化する時点
までに要する時間は階1ではほとんど測定不可能である
のに対しN117又はNl12からNα6に改良される
に従って、加速的に減少できる。
又、第5図には、定着器Nαlと定着器Nα5.6との
スタンバイ時における放熱量の時間的変化を示しである
。図より明らかなように定着器勲1が1.5時間後、約
170Wの放電量に安定するのに対し、定着器Nα6で
は1時間以内に約50Wの放熱量に安定している。
このように中央部分の発熱量が多くなるような加熱手段
を設けることで又は発熱量を与える部分の占める領域を
用いられる記録材の最大通過領域より小さくする加熱手
段を用いることで、加熱定着ローラ等の表面温度を均一
化することが容易となる。この理由の一つは、記録材に
使用される熱を即座に補給できると共に記録材の非通過
域又は端部域での昇温を緩和できることにある。このよ
うな加熱手段は、特に端部域から他の駆動系や支持枠等
に散逸する熱等の熱損失を減少せしめたような本実施例
の定着装置に有効である。
構成の放熱防止部材十反射部材とは、前記第2図の実施
例中の反射板7.9、カバー8.10を意味し、その有
無を表示しである。又構成の熱的バリヤーとは、熱伝導
を防止できるような手段を意味しく例えば耐熱性、熱遮
断性材料からなる部材)、ローラと枠体間又は/且つロ
ーラと駆動系間における有無を表示しである。
尚、定着器Nα7は、熱的バリヤーを前述の実施例のよ
うにローラと駆動系間に有しているものを示し、下記の
表3が示すように、他の構成単独よりも優れた効果を奏
し熱損失を防止して定着性が向上するものである。
ここで第4図の発熱量分布について説明する。
第2図のヒータ3は前述したごとく加熱ローラの中央部
に、その中央を中心として左右対称に150mmの連続
の発熱帯31(左右に75mmづつ)を有している。又
ヒータ3は、全長320mmの発熱域を有し、その両端
22mmには夫々連続の発熱帯32を有し、発熱帯31
13□の間には等間隔に発熱部(不図示)が数個有して
いる。
ヒータ3の発熱量は第4図に示すごと(各発熱帯及び発
熱部に対応して40〜200%のものとなり、全体とし
て中央部凸状になっている。
このようなヒータ3を用いることによって加熱ローラ1
の中央部から端部に向かって熱移動が生じ加熱ローラ1
上では全体がほぼ−様な温度分布を示す。
この状態で定着作用を行うと、トナー像や記録材によっ
て加熱ローラの温度が減少してもローラ端部で異常昇温
は生じないし、上記ヒータ3によって加熱ローラ表面温
度は定着に必要な温度に維持できる。
以下第6図乃至第12図を用いて本発明に係る他実施例
について詳述する。尚、全体の説明上第2図の構成と同
一の部分については説明を省き、各実施例の特徴が明確
になるようにする。
第6図の実施例は前述の耐熱性ギア14.14′の構成
を以下のごと(構成したことを特徴とする。
本例でも耐熱性ギア14.14′は加熱ローラ1の回転
軸10.1′1に嵌着されている。
このギア14.14′は夫々内側部分のみに設けられた
熱遮断性の良好な耐熱性樹脂からなる内層14 a s
 14 a ’ と、その外側部のギア部を構成し金属
からなる外層14b、14b’を夫々有している。この
外層14b、14b’の金属には機械的強度が優れ、コ
スト的にも安価なものが好、ましく、本例では鉄を用い
である。このギア14.14′は内層14aS14a’
 と外層14b、14b’を射出成形により一体化して
成形されている。このギア14′は他の駆動伝達ギア2
5と噛合っており、駆動源Mからの駆動力を受けて、加
熱ローラ1と共に回転する。又、ギア14には手動ノブ
26のギア261が噛合わさっている。
この手動ノブ26は、紙詰り処理等のように加熱ローラ
1を手動によって回転したい場合に操作者が回転するも
のである。
上記ギア14.14′は加熱ローラ1の回転軸1、と接
触する部分に熱遮断性を有しているので、加熱ローラl
からこのギア14.14′を介して他のギア等の駆動伝
達部材へ熱が散逸することを大幅に防止できる。
上記耐熱性スリーブ11.11’ はさらに熱遮断性を
有しており、加熱ローラ1端部からの伝熱損失を防いで
いる。従って、回転軸11からベアリング12.12′
及び枠体13.13′への熱移動を大幅に減少或いはほ
とんど無ならしめる。
上記ギア14.14′と上記耐熱性スリーブ11.11
’によって加熱ローラ1の熱的フロート状態はより確実
なものとなるが、加熱ローラ1に対するギア14.14
′の形状は、その強度を考慮すると第7図の様なものが
好ましい。
第7図の例は、外側ギア14′の歯面を有する金属から
なる外層に溝140′を切っておいて耐熱樹脂からなる
内層14a′を成形すれば強度的にもすぐれ高トルクを
伝達する場合にも金属部と樹脂部とではがれを起こすと
いうことはなくなる。
このように耐熱樹脂と金属部の強度を増すための係合部
を設けることは好ましいことである。
次に第8図乃至第11図の実施例について説明する。こ
れらは加熱ローラ1の駆動部及び支持部についての説明
図であるが、これに限定されることなく加熱ローラの他
端にも第2図のごとく後記同様の構成を設ければさらに
好ましい実施例となることはいうまでもない。以下要部
のみの説明を行うが他の構成は第2図のもの或いはそれ
に順しるものが適用される。
第8図の実施例は、耐熱性ギア141を三層構成とし、
その中間層14□bに断熱材を用いて熱遮断性をもたせ
、その両側の内層141a、外層141c夫々に金属の
一つである鉄を用いている。この内層14、aは加熱ロ
ーラの回転軸11との嵌合状態の強度を高めるために設
けられている。中間層14□bは内層14.aよりも厚
く設けられ、駆動源Mからの駆動を受ける外層14、c
と内層14.aとの伝熱を遮断する。この内層141a
の層厚は薄い方が好ましく又断熱材からなる中間層14
1bが十分な強度を有するものであれば内層14+aを
設けなくても良い。この内層14.aが金属からなる場
合、加熱ローラ1を回転可能に支持する支持手段(ベア
リング12aやスリーブ11a)に接触しないようにす
る。本例の場合スリーブllaも断熱材からなるため、
熱損失を防止する意味からも内層14.8をスリーブl
laと同厚かそれ以下にしてあり、スリーブllaと接
触して共に一体的に回転する。
第8図の構成にすることでも前述したような効果や説明
が得られる。
第9図の実施例は、本発明のさらに具体的なもので前述
したスリーブllaや断熱スリーブ11.11′のよう
な断熱材で構成された部材を前記ギア14′ (第2図
参照)のような耐熱性駆動伝達部材と一体化したもので
ある。
図中ギア14□は、熱遮断性の断熱材からなり、回転軸
1.に嵌合され回転軸IIと一体的に回転する。ギア1
42は、ベアリング12aが加熱ローラ1を支持する部
分にまで設けられ、駆動源からの駆動を受けると共にベ
アリング12aと摺動する。
従ってベアリング12aはこのギア14□を介して加熱
ローラ1の回転軸11を回転可能に支持している。
このように加熱ローラ1を支持する部分及び加熱ローラ
1を直接駆動伝達する部分に一体化した熱遮断性の部材
を設けることで前述した効果が得られるだけでなく、部
品数を少なくできコスト低減や製造上の容易性を達成で
きる。
第10図の実施例は、第8図、第9図の実施例を組合わ
せたようなもので、低コスト化及び機械的強度を増すた
めのものである。
回転軸1□に嵌着されたギア143は断熱材からなる内
層143aと金属からなる外層143bを一体化したも
のである。この内層143aは、加熱ローラ11を回転
可能に支持しているベアリング12aと回転軸1.との
間の範囲すべてに設けられ、回転軸11から外層143
b及びベアリング12aへの伝導熱を大幅に減少又は遮
断する。
この内層143aは均一厚であり、事実上回転軸11に
密着した断熱スリーブのように設けられている。つまり
このギア143を別の観点からみれば、加熱ローラ1の
駆動が伝達される部分と加熱ローラ1を回転可能に支持
する部分に、−様の断熱層(143aに相当)が設けら
れていることになる。
以上のごとく構成することでギア143に機械的強度を
もたせることができ、低コスト化も達成できる。無論加
熱ローラ1からの熱損失を防止できることはいうまでも
ない。
第11図は第10図の実施例のさらに改良したものであ
る。つまり、ベアリング12aとの接触部の機械強度を
増した実施例である。
回転軸11に嵌着されたギア144は、断熱性の内層1
4.aと金属からなる外層144bを一体化したもので
ある。この内層144aは回転軸1.に密着しているが
、ベアリング12aに対向する部分の厚みよりも駆動を
伝達される部分に対向する部分の厚みを厚くしである。
これは前述したように熱損失が駆動系において大きいと
いう所に着目して、それを高度に防止するためになされ
たものである。さらに本実施例では外層144bをベア
リング12aと接触させるように構成しである。これは
、ベアリング12aとの接触で内層144aが劣化する
のを防止し、ギア144の耐久性を向上させると共に加
熱ローラ1端部からの熱損失防止を長期にわたって確保
する。
このように構成することで第1θ図のものよりも機械的
強度を増すことができる。
第8図乃至第11図の各実施例における各構成はその趣
旨に基づいて、任意に組合わせたものにしても良く、又
第2図で説明した反射板や断熱材からなるカバーを設け
ればさらに好ましい実施例となり、又、加熱手段も前記
又は後述するようなものとすればさらに好ましい実施例
となる。上記断熱材や、熱遮断性の層の材料としては、
前記耐熱性スリーブ11.11′やギア14.14’に
説明したものが適用できる。
第12図は本発明に基づいた実施例であり、その特徴は
前記のように熱的フロート状態にある加熱ローラと、こ
れに接触する加圧ローラ2の支持部に断熱性部材を有す
ることである。
第12図中、ギア14.は駆動源Mからの駆動を受ける
部分に金属ギア層146bを有し、回転軸11に接合し
て加熱ローラ1に駆動を伝える部分に耐熱性断熱層14
saを一体化して有している。この耐熱性断熱層146
aはさらに加熱ローラ1を回転可能に支持するベアリン
グ12aと回転軸IIの間に設けられ、ベアリング11
に接触している。これによって駆動源Mからの駆動を受
ける加熱ローラ端部からの熱損失を防止する。尚、上記
断熱層14.aはベアリング12aに相当する部分より
も他の部分の厚みを厚くしてあり、金属ギア層146b
はベアリング12aと離間している。
又、加熱ローラ1の他端にはギア146と同様の構成の
ギア146が設けられ、これは前記同様の耐熱性断熱層
14aa、金属ギア層146bを有している。このギア
14.はベアリング12bに回転可能に支持され、金属
ギア層146bは手動ノブ26の手動力を伝達するギア
261と係合し、その駆動力を加熱ローラlに伝える。
一方、加熱ローラに圧接する加圧ローラ2は、その両端
をベアリング12c、12dに夫々回転可能に支持され
ている。このベアリング12C112dが接触するロー
ラの部分には、断熱材からなるスリーブ15a、15b
が嵌着されている。
スリーブ15a、15bはベアリング12c、12dの
接触幅よりも大きい幅をもっている。これによって加圧
ローラ2が左右に多少ずれても加圧ローラ2端部からの
伝熱損失を遮断できる。
この加圧ローラ2側の熱遮断は、加圧ローラ2に加熱源
を有している場合はもちろん、加圧ローラ2に加熱源を
有していない場合に特に有効である。
なぜならば、上記加熱ローラ側が熱的フロート状態に保
たれると、熱損失は加熱ローラに接する加圧ローラの端
部から生じる可能性がある。従って、加圧ローラ2の端
部に熱遮断部材を設ければ、上記加熱ローラの熱的フロ
ート状態をさらに向上させることができる。
この実施例においてもヒータ3の発熱分布を前後述のよ
うにしたり、又は且つ反射板7やカバー8(断熱性)を
設ければさらに好ましい効果を生むことは前述した通り
である。
又、加圧ローラ2側に駆動を伝達する機構を設けた場合
は、加圧ローラ2側に前記加熱ローラに設けた構成を適
用すれば良い。
上記各実施例では夫々の特徴を説明したが、熱的フロー
ト状態をより高度に維持するためには、定着ローラ等の
回転体に接触する部材、例えば駆動伝達ギアや支持手段
等の部材、の接触部全体を耐熱且つ断熱性の材料で構成
することが好ましい。
第13図、第14図は、前述した数々の構成によって前
記加熱ローラ1を熱的フロート状態にした実施例に特に
有効な加熱手段を説明する実施例である。第13図は使
用する記録材の搬送方向に関する記録材幅の中心を(異
なるサイズでも)−致させて搬送する中央基準搬送の例
を示し、第14図は使用する記録材の搬送方向に関する
記録材の−側端を一致させて搬送する片側基準搬送の例
を示している。
図中01は加熱ローラ1の長手方向に関する中心線(第
16図では中央基準搬送の基準線である)、C2は片側
基準搬送の基準線、C3は日本工業規格A系列サイズ記
録材PAの送り幅の中心線、C4は同B系列サイズ記録
材PBの送り幅の中心線である。
第6図において、51はハロゲンランプで、中心線C1
に関してローラ軸方向に左右対称形に設けられている。
この中心線C1と中心線C3、C4とは一直線上になる
ように記録材搬送を行い、送り幅は記録材PBより記録
材PAの方が小さいものとする。52.53.54はハ
ロゲンランプ51の発光部である。発光部52は最長で
あり、最大の発熱量をローラ中央部に与える。その長さ
は記録材PAの幅よりも小さく、その幅の60%前後を
占めている。発光部54は記録材PAの幅と記録材PB
の幅との差に相当する部分に夫々設けられている。発光
部53は発光部52.54の間に複数個設けられた最小
長のもので、発光部52.54間の発熱分布を補う。又
ローラ長の非通紙部領域(最大サイズでも通過しない部
分)には発光部を設けていない。この場合も発熱分布は
第4図のようになる。
上記のハロゲンランプ51を設けることによって中央基
準搬送における必要加熱量を与えることができ、定着ロ
ーラ端部における昇温を程良く防止できる。従って、上
記加熱ローラの熱的フロート状態をさらに安定すること
ができ、中央基準搬送における連続定着でも安定した状
態を得ることができる。又、この定着温度を得るための
温度制御による加熱量も従来より減少でき、省電力化を
達成できる。
第14図は前述した片側基準搬送を示し、前述した発光
部52を通常多く使用される記録紙(例えばA4サイズ
)PAの中心線c3に関して左右対称に設けられている
。本図では各中心線c1、C3、C4は一直線上になく
、基準線c2は定着ローラ1の端部に位置している。5
5は発光部で発光部53より長く、記録材PA、PBの
幅の差に相当する部分内に設けられている。この発光部
52.55を除いた最大記録材幅の部分には、前記発光
部53が等間隔で複数個設けられている。
従って発熱分布は、最高部の中高(山なりの頂き部分)
がローラ中心線C1よりも基準線C2側にあり、又発光
部55に相当する部分においてもローラ長の前記非通紙
領域には発光部を設けていない。
上記構成によって、上記加熱ローラ1の熱的フロート状
態をより有効なものとし、片側基準搬送においても記録
材のサイズに左右されない安定した定着性を得ることが
できる。又定着ローラ1の端部や記録材の非通過領域の
昇温を防止できると共に端部での温度低下も防止できる
から、定着ローラ1の安定した定着性を長期にわたって
維持できる。
上記第13図、第14図は上記定着ローラ1に限って説
明したが、加圧ローラ2や他の加熱によって像を安定す
るドライシルバー式の記録装置等の熱ローラ等にも本実
施例の主旨は適用でき、又前述したように熱損失を防止
できる。
従って熱的に加熱ローラをフロート状態にすればする程
、放熱量、熱損失の防止、定着効率の向上、加熱ローラ
の熱的安定化の速さ等をより確実なものにできる。
上記実施例及び具体例の説明は、加熱ローラについての
み行ってきたが、本発明は加圧ローラ2或いは他の定着
に関与する部材等に適用できる。
又別の観点からすれば熱源を有する感光体等の像担持体
にも本発明は適用可能である。
上記実施例は内部加熱型の定着ローラについて説明した
が、外部加熱手段を有するものや伝導熱によって加熱さ
れる部材等にも本発明は適用できる。
以上述べたように上記実施例では、熱的バリヤーを設け
て定着ローラを熱的に浮かせること、(加圧ローラを浮
かせても良いこと勿論である)さらに、放熱防止部材及
び反射部材を設けること、さらにヒータの発熱分布を中
央部で強くすることにより、省電力で良好な定着が得ら
れる定着装置が得られた。
上記実施例は、ベアリングと加熱ローラとの間に熱遮断
性スリーブを設けるといった好ましい例であるが、これ
以外にベアリング自体を熱遮断性にしたすべり軸受でも
良く、又ベアリング近傍に熱遮断性を有する部材を設け
るか或いは枠体自身を熱遮断性物質で形成しても良い。
上記実施例には熱遮断性又は断熱性を有する支持手段を
定着に関与する部材に設けるものであれば適用できる。
より好ましくは、ローラ軸周辺やローラ自体等といった
熱放出部分に近い部署に熱遮断性支持手段を設けること
が好ましい。
又、上記実施例では、加熱ローラに装着されるギアを熱
遮断性としたが、本発明には、加熱ローラ等の定着に関
与する部材の接続系部材又は駆動系部材に熱遮断性を有
するものであれば含有される。さらに定着に関与する部
材の近傍又はそれ自体に設けるもの(不図示であるがこ
の記載で明らかとなる)が特に好ましい。
さらに上記スリーブ、ギアは常時他の部材と接触するの
で耐摩耗性を有するものであることが好ましい。
本発明は高温に熱処理する装置に特に有効であり、10
0度以上で熱処理を行う定着装置においては格別の効果
(前記)が得られるので最も好ましい加熱装置となる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように加熱手段によって加熱された回転
体を熱的に安定保持することができ、熱の無駄を大幅に
減じることができる。また、上記発明よりもより高度に
回転体からの熱損失を防止できる。
さらに被加熱物への均一加熱を容易にでき、省電力化を
達成できるとともに加熱源から被加熱物の加熱への熱効
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、 第2図は第1図のx−x’断面の説明図、第3図はロー
ラ表面温度の時間に対する変化図、第4図は定着器Nα
6の200%ヒータの発熱分布図、 第5図は定着器Nα1と定着器Nα6との放熱量の時間
的変化の説明図、 第6図乃至第12図は夫々本発明のさらなる実施例の説
明図、 第13図、第14図は本発明に係る他の実施例の要部説
明図である。 ■・・・加熱ローラ 2・・・加圧ローラ 3.3′・・・ヒータ 4・・・感温素子 6・・・クリーニング部材 7.9・・・反射板 8.10・・・カバー 11.11′・・・耐熱性スリーブ 12.12’   15.15′・・・ベアリング13
.13’・・・枠体 14.14′・・・耐熱性ギア 、jpi間(hrs) 物 13 区

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)未定着トナー像を加熱する、加熱手段により加熱
    される加熱回転体と、この加熱回転体に駆動源からの駆
    動力を伝達する第1駆動伝達系と、加熱回転体に手動で
    駆動力を伝達する第2駆動伝達系と、を有する加熱定着
    装置において、 上記第1駆動伝達系と、第2駆動伝達系は共に断熱部材
    で断熱されていることを特徴とする加熱定着装置。
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