JPH0318992B2 - - Google Patents
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- JPH0318992B2 JPH0318992B2 JP57194071A JP19407182A JPH0318992B2 JP H0318992 B2 JPH0318992 B2 JP H0318992B2 JP 57194071 A JP57194071 A JP 57194071A JP 19407182 A JP19407182 A JP 19407182A JP H0318992 B2 JPH0318992 B2 JP H0318992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- composite material
- heat treatment
- core material
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C28/00—Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D
- C23C28/02—Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D only coatings only including layers of metallic material
- C23C28/023—Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D only coatings only including layers of metallic material only coatings of metal elements only
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C26/00—Coating not provided for in groups C23C2/00 - C23C24/00
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C5/00—Constructions of non-optical parts
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Description
この発明は眼鏡フレーム用の複合材の製法に関
し、特にTiを芯材としかつAuもしくはAu基合金
を外被とするクラツド材における外被のAuや合
金元素を芯材部分に拡散固溶させることによつて
全体のバネ性、強度を向上させたものである。 周知のようにTiは耐食性が極めて優れ、しか
も軽量でまた合金化した場合の強度が高い等の特
性を有し、そのため眼鏡フレーム材に適用するこ
とが考えられている。しかしながらTiやTi合金
は酸素との親和力が強いため表面の酸化皮膜によ
りろう付けが困難であり、したがつてそのままで
は蝶番等の部品をろう付けする必要のある眼鏡フ
レームには適用困難である。また同様の理由から
表面のメツキ処理に困難を伴い、Tiは純金属で
か加工性が良好である反面、眼鏡フレームとして
強度やバネ性が充分ではなく、逆に合金化して
Ti合金とした場合には強度やバネ性は得られる
ものの、加工が困難となり、眼鏡フレームの如く
細線化を要する場合には問題があつた。 そこで最近では純Tiを芯材とし、その外側に
ろう付け性が良好でまたメツキが不要なAuもし
くはAu基合金からなる外被をクラツドしたTi−
Auクラツド材を眼鏡フレームに使用することが
考えられている。この場合にはロウ付けは容易と
なり、またメツキが不要なため工数が減少し、し
かも加工も容易となる利点があるが、強度やバネ
性が不足する問題は依然として解決されていな
い。 この発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、眼鏡フレーム材として優れた特性を有する
Ti−Au系クラツド材、特に加工性の良好な純Ti
を芯材としたTi−Au系クラツド材をさらに改良
して、バネ性および強度を向上させた眼鏡フレー
ム用複合材を得る方法を提供することを目的とす
るものである。 すなわちこの発明の方法は、Ti(チタン)を芯
材としかつAu(金)もしくはAu基合金を外被と
するクラツド材を加工した後、450〜1000℃の範
囲内の温度で熱処理して外被中のAuやその他の
合金元素を芯材のTi中に拡散固溶させ、これに
よつて芯材部分をTi合金とすることにより強度
やバネ性を向上させ、しかも表面層にAuもしく
はAu基合金を残すことによつてろう付け性を良
好に保つとともにメツキを不要とし、しかも装飾
性を良好にしたものである。 以下この発明の方法をさらに詳細に説明する。 この発明の方法を実施するにあたつては、予め
第1図Aに示すように純Tiを芯材1としかつAu
もしくはAu基合金を外被2とするクラツド材3
を作成しておく。ここでAu基合金としては、Au
にNi、Cu、Zn等の1種または2種以上を適量添
加したものを用いれば良い。 上述のようなクラツド材3に対しては第1図B
に示すように線引加工等の塑性加工を施して、製
品の寸法形状または製品の寸法形状に近い状態と
する。このクラツド材加工段階では内側の芯材1
は純Tiのままで加工性が良好であり、外被2も
純Auの場合加工性が極めて良好であり、また外
被2がAu基合金の場合純Auよりも加工性は低下
するがTi合金よりは良好であるから、全体とし
ての加工性も良好であり、したがつて加工に特に
困難を伴うことがない。 次いで製品の寸法形状またはそれに近い状態と
なつたクラツド材3に対し、拡散熱処理を行う。
すなわち、外被のAuもしくはAu基合金中におけ
るAu元素またはNi、Cu、Zn等の合金元素を芯材
中に拡散させ、芯材のTiに固溶させる。またこ
の拡散熱処理においては、外被における芯材との
境界側のAu等は芯材へ拡散させる必要があるが、
逆に表面層のAuもしくはAu基合金はそのまま残
留させる必要がある。すなわち表面層までTi合
金となつてしまつた場合にはろう付け性やメツキ
性が損なわれ、かつAuの固有の金色の色調が失
われて装飾性も損なわれるおそれがあるから、少
なくとも表面層はAuもしくはAu基合金のまま残
留するように拡散熱処理の時間や温度を設定する
必要がある。具体的には、この拡散熱処理の温度
は、外被から拡散させるべき元素が芯材の中心部
まで充分に拡散してバネ性、強度が充分に向上
し、しかも外被の表面層まで芯材からTiが拡散
しないように、450℃〜1000℃の範囲内の温度と
する。この熱処理温度が450℃未満では、芯材中
心部まで充分に拡散させてバネ性、強度を充分に
向上させることが困難となり、一方熱処理温度が
1000℃を越えれば、外被の表面層まで芯材からの
Tiが拡散して表面層がTi合金層となつてしまう
おそれがある。 このようにして得られた複合材は、芯材部分1
A(第1図C参照)がTiに対してAuやNi、Cuあ
るいはZn等が固溶されたTi合金となり、その結
果全体のバネ性や強度が純Tiを芯材とする場合
と比較して格段に向上する。そしてまた表面層4
はAuまたはAu基合金のまま残つているため、ろ
う付け性も良好であり、また耐食性も良好であ
り、しかも金色で装飾性も良好である。すなわ
ち、複合材のままで装飾性、耐食性が優れている
から、実際に眼鏡フレームに使用するにあたつて
も、改めて装飾性や耐食性を高めるためのAuメ
ツキ等を施す必要がない。 以下この発明の実施例を記す。 実施例 1 外径36mm、肉厚3mm、長さ1000mmの純Auパイ
プに、外径30mm、長さ1000mmの純Ti(JIS2種担
当)の芯棒を挿入して嵌合させ、得られたクラツ
ド材に焼鈍および線引加工を行い、外径2.6mmの
線材に加工した。なおこの状態での線材の両端部
を除いた部分のAuの断面積比は約20%である。
これを長さ80mmに切断した後、アルゴンガス雰囲
気中で500℃で1時間焼鈍し、片端より40mmの部
分をステージングによりテーパー加工し、さらに
スエージングした側と反対側の端部から45mmの位
置までをプレスにより厚さ約0.8mmに加工した。
これをアルゴンガス雰囲気中にて900℃で5時間
拡散処理した後、水中に投入して急冷し、眼鏡フ
レーム用複合材を得た。 この実施例により得られた複合材を調べたとこ
ろ、芯材部分はAu−Ti合金となつており、表面
層にAu単独層が残つていることが確認された。 また上述の実施例と同様にして拡散熱処理を
915℃×3時間施したAu断面積比約20%の本発明
Au−Ti複合材C、拡散熱処理を920℃×5時間
施したAu断面積比約20%の本発明Au−Ti複合材
D、拡散熱処理を行わなかつたAu断面積比約20
%の比較例のAu−Tiクラツド材B、およびAuを
複合しないJIS2種担当のTi単独材Aについて、
引張強度およびバネ限界値を調べたところ、第2
図に示す結果が得られた。第2図から、この発明
の方法により得られた複合材C、DはTi単独材
A、および拡散熱処理を行わないAu−Tiクラツ
ド材Bと比較して、強度およびバネ性が改善され
ていることが明らかである。 次に外被としてAu基合金を用いた実施例を記
す。 実施例 2 外径36mm、肉厚3mm、長さ1000mmのAu−30%
Cu合金パイプに、外径30mm、長さ1000mmの純Ti
(JIS2種相当)の芯棒を挿入して嵌合させ、得ら
れたクラツド材に焼鈍および線引加工を行い、外
径2.6mmの線材に加工した。これを長さ80mmに切
断した後、アルゴンガス雰囲気中で550℃で1時
間焼鈍し、片端より40mmの部分をスエージングに
よりテーパー加工し、さらにスエージングした側
と反対側の端部から45mmの位置までをプレスによ
り厚さ約0.8mmに加工した。これをアルゴンガス
雰囲気中にて915℃×3時間の条件もしくは920℃
×5時間の条件で拡散処理した後、水中に投入し
て急冷し、眼鏡フレーム用複合材を得た。 この実施例により得られた複合材を調べたとこ
ろ、芯材部分のTiは合金化され、表面層にAu−
Cu合金が残つていることが確認された。 また上述のようにして拡散熱処理を915℃×3
時間の条件で施した複合材と、拡散熱処理を920
℃×5時間の条件で施した複合材と、拡散熱処理
を行なわなかつた複合材とについて、引張強さお
よびバネ限界値を調べたところ、第1表の上段に
示す結果が得られた。 実施例 3 外径36mm、肉厚3mm、長さ1000mmのAu−30%
Cu−10%Ni合金パイプに、外径30mm、長さ1000
mmの純Ti(JIS2種相当)の芯棒を挿入して嵌合さ
せ、得られたクラツド材に焼鈍および線引加工を
行い、外径2.6mmの線材に加工した。これを長さ
80mmに切断した後、アルゴンガス雰囲気中で600
℃で1時間焼鈍し、片端より40mmの部分をスエー
ジングによりテーパー加工し、さらにスエージン
グした側と反対側の端部から45mmの位置までをプ
レスにより厚さ約0.8mmに加工した。これをアル
ゴンガス雰囲気中にて915℃×3時間の条件もし
くは920℃×5時間の条件で拡散処理した後、水
中に投入した急冷し、眼鏡フレーム用複合材を得
た。 この実施例により得られた複合材を調べたとこ
ろ、芯材部分のTiは合金化され、表面層にAu−
Cu−Ni合金が残つていることが確認された。 また上述のようにして拡散熱処理を915℃×3
時間の条件で施した複合材と、同じく拡散熱処理
を920℃×5時間の条件で施した複合材と、拡散
熱処理を行なわなかつた複合材とについて、引張
強さおよびバネ限界値を調べたところ、第1表の
下段に示す結果が得られた。
し、特にTiを芯材としかつAuもしくはAu基合金
を外被とするクラツド材における外被のAuや合
金元素を芯材部分に拡散固溶させることによつて
全体のバネ性、強度を向上させたものである。 周知のようにTiは耐食性が極めて優れ、しか
も軽量でまた合金化した場合の強度が高い等の特
性を有し、そのため眼鏡フレーム材に適用するこ
とが考えられている。しかしながらTiやTi合金
は酸素との親和力が強いため表面の酸化皮膜によ
りろう付けが困難であり、したがつてそのままで
は蝶番等の部品をろう付けする必要のある眼鏡フ
レームには適用困難である。また同様の理由から
表面のメツキ処理に困難を伴い、Tiは純金属で
か加工性が良好である反面、眼鏡フレームとして
強度やバネ性が充分ではなく、逆に合金化して
Ti合金とした場合には強度やバネ性は得られる
ものの、加工が困難となり、眼鏡フレームの如く
細線化を要する場合には問題があつた。 そこで最近では純Tiを芯材とし、その外側に
ろう付け性が良好でまたメツキが不要なAuもし
くはAu基合金からなる外被をクラツドしたTi−
Auクラツド材を眼鏡フレームに使用することが
考えられている。この場合にはロウ付けは容易と
なり、またメツキが不要なため工数が減少し、し
かも加工も容易となる利点があるが、強度やバネ
性が不足する問題は依然として解決されていな
い。 この発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、眼鏡フレーム材として優れた特性を有する
Ti−Au系クラツド材、特に加工性の良好な純Ti
を芯材としたTi−Au系クラツド材をさらに改良
して、バネ性および強度を向上させた眼鏡フレー
ム用複合材を得る方法を提供することを目的とす
るものである。 すなわちこの発明の方法は、Ti(チタン)を芯
材としかつAu(金)もしくはAu基合金を外被と
するクラツド材を加工した後、450〜1000℃の範
囲内の温度で熱処理して外被中のAuやその他の
合金元素を芯材のTi中に拡散固溶させ、これに
よつて芯材部分をTi合金とすることにより強度
やバネ性を向上させ、しかも表面層にAuもしく
はAu基合金を残すことによつてろう付け性を良
好に保つとともにメツキを不要とし、しかも装飾
性を良好にしたものである。 以下この発明の方法をさらに詳細に説明する。 この発明の方法を実施するにあたつては、予め
第1図Aに示すように純Tiを芯材1としかつAu
もしくはAu基合金を外被2とするクラツド材3
を作成しておく。ここでAu基合金としては、Au
にNi、Cu、Zn等の1種または2種以上を適量添
加したものを用いれば良い。 上述のようなクラツド材3に対しては第1図B
に示すように線引加工等の塑性加工を施して、製
品の寸法形状または製品の寸法形状に近い状態と
する。このクラツド材加工段階では内側の芯材1
は純Tiのままで加工性が良好であり、外被2も
純Auの場合加工性が極めて良好であり、また外
被2がAu基合金の場合純Auよりも加工性は低下
するがTi合金よりは良好であるから、全体とし
ての加工性も良好であり、したがつて加工に特に
困難を伴うことがない。 次いで製品の寸法形状またはそれに近い状態と
なつたクラツド材3に対し、拡散熱処理を行う。
すなわち、外被のAuもしくはAu基合金中におけ
るAu元素またはNi、Cu、Zn等の合金元素を芯材
中に拡散させ、芯材のTiに固溶させる。またこ
の拡散熱処理においては、外被における芯材との
境界側のAu等は芯材へ拡散させる必要があるが、
逆に表面層のAuもしくはAu基合金はそのまま残
留させる必要がある。すなわち表面層までTi合
金となつてしまつた場合にはろう付け性やメツキ
性が損なわれ、かつAuの固有の金色の色調が失
われて装飾性も損なわれるおそれがあるから、少
なくとも表面層はAuもしくはAu基合金のまま残
留するように拡散熱処理の時間や温度を設定する
必要がある。具体的には、この拡散熱処理の温度
は、外被から拡散させるべき元素が芯材の中心部
まで充分に拡散してバネ性、強度が充分に向上
し、しかも外被の表面層まで芯材からTiが拡散
しないように、450℃〜1000℃の範囲内の温度と
する。この熱処理温度が450℃未満では、芯材中
心部まで充分に拡散させてバネ性、強度を充分に
向上させることが困難となり、一方熱処理温度が
1000℃を越えれば、外被の表面層まで芯材からの
Tiが拡散して表面層がTi合金層となつてしまう
おそれがある。 このようにして得られた複合材は、芯材部分1
A(第1図C参照)がTiに対してAuやNi、Cuあ
るいはZn等が固溶されたTi合金となり、その結
果全体のバネ性や強度が純Tiを芯材とする場合
と比較して格段に向上する。そしてまた表面層4
はAuまたはAu基合金のまま残つているため、ろ
う付け性も良好であり、また耐食性も良好であ
り、しかも金色で装飾性も良好である。すなわ
ち、複合材のままで装飾性、耐食性が優れている
から、実際に眼鏡フレームに使用するにあたつて
も、改めて装飾性や耐食性を高めるためのAuメ
ツキ等を施す必要がない。 以下この発明の実施例を記す。 実施例 1 外径36mm、肉厚3mm、長さ1000mmの純Auパイ
プに、外径30mm、長さ1000mmの純Ti(JIS2種担
当)の芯棒を挿入して嵌合させ、得られたクラツ
ド材に焼鈍および線引加工を行い、外径2.6mmの
線材に加工した。なおこの状態での線材の両端部
を除いた部分のAuの断面積比は約20%である。
これを長さ80mmに切断した後、アルゴンガス雰囲
気中で500℃で1時間焼鈍し、片端より40mmの部
分をステージングによりテーパー加工し、さらに
スエージングした側と反対側の端部から45mmの位
置までをプレスにより厚さ約0.8mmに加工した。
これをアルゴンガス雰囲気中にて900℃で5時間
拡散処理した後、水中に投入して急冷し、眼鏡フ
レーム用複合材を得た。 この実施例により得られた複合材を調べたとこ
ろ、芯材部分はAu−Ti合金となつており、表面
層にAu単独層が残つていることが確認された。 また上述の実施例と同様にして拡散熱処理を
915℃×3時間施したAu断面積比約20%の本発明
Au−Ti複合材C、拡散熱処理を920℃×5時間
施したAu断面積比約20%の本発明Au−Ti複合材
D、拡散熱処理を行わなかつたAu断面積比約20
%の比較例のAu−Tiクラツド材B、およびAuを
複合しないJIS2種担当のTi単独材Aについて、
引張強度およびバネ限界値を調べたところ、第2
図に示す結果が得られた。第2図から、この発明
の方法により得られた複合材C、DはTi単独材
A、および拡散熱処理を行わないAu−Tiクラツ
ド材Bと比較して、強度およびバネ性が改善され
ていることが明らかである。 次に外被としてAu基合金を用いた実施例を記
す。 実施例 2 外径36mm、肉厚3mm、長さ1000mmのAu−30%
Cu合金パイプに、外径30mm、長さ1000mmの純Ti
(JIS2種相当)の芯棒を挿入して嵌合させ、得ら
れたクラツド材に焼鈍および線引加工を行い、外
径2.6mmの線材に加工した。これを長さ80mmに切
断した後、アルゴンガス雰囲気中で550℃で1時
間焼鈍し、片端より40mmの部分をスエージングに
よりテーパー加工し、さらにスエージングした側
と反対側の端部から45mmの位置までをプレスによ
り厚さ約0.8mmに加工した。これをアルゴンガス
雰囲気中にて915℃×3時間の条件もしくは920℃
×5時間の条件で拡散処理した後、水中に投入し
て急冷し、眼鏡フレーム用複合材を得た。 この実施例により得られた複合材を調べたとこ
ろ、芯材部分のTiは合金化され、表面層にAu−
Cu合金が残つていることが確認された。 また上述のようにして拡散熱処理を915℃×3
時間の条件で施した複合材と、拡散熱処理を920
℃×5時間の条件で施した複合材と、拡散熱処理
を行なわなかつた複合材とについて、引張強さお
よびバネ限界値を調べたところ、第1表の上段に
示す結果が得られた。 実施例 3 外径36mm、肉厚3mm、長さ1000mmのAu−30%
Cu−10%Ni合金パイプに、外径30mm、長さ1000
mmの純Ti(JIS2種相当)の芯棒を挿入して嵌合さ
せ、得られたクラツド材に焼鈍および線引加工を
行い、外径2.6mmの線材に加工した。これを長さ
80mmに切断した後、アルゴンガス雰囲気中で600
℃で1時間焼鈍し、片端より40mmの部分をスエー
ジングによりテーパー加工し、さらにスエージン
グした側と反対側の端部から45mmの位置までをプ
レスにより厚さ約0.8mmに加工した。これをアル
ゴンガス雰囲気中にて915℃×3時間の条件もし
くは920℃×5時間の条件で拡散処理した後、水
中に投入した急冷し、眼鏡フレーム用複合材を得
た。 この実施例により得られた複合材を調べたとこ
ろ、芯材部分のTiは合金化され、表面層にAu−
Cu−Ni合金が残つていることが確認された。 また上述のようにして拡散熱処理を915℃×3
時間の条件で施した複合材と、同じく拡散熱処理
を920℃×5時間の条件で施した複合材と、拡散
熱処理を行なわなかつた複合材とについて、引張
強さおよびバネ限界値を調べたところ、第1表の
下段に示す結果が得られた。
【表】
第1表から明らかなように、外被としてAu−
Cu合金を用いた実施例2の場合、および外被と
してAu−30%Cu−10%Ni合金を用いた実施例3
の場合のいずれにおいても、450℃〜1000℃の範
囲内の温度で拡散熱処理を施すことによつて、強
度およびバネ性が優れた複合材が得られた。 以上の説明で明らかなようにこの発明の方法に
よれば、強度、バネ性が優れしかもロウ付け性が
良好でかつまた耐食性、装飾性に優れた眼鏡フレ
ーム用複合材を得ることができ、またその製造工
程においては加工が容易であり、したがつてこの
発明の方法は眼鏡フレーム部品、特に強度やバネ
性が要求さるリム、ブリツジあるいはテンプル等
の部品の製造に極めて適したものである。
Cu合金を用いた実施例2の場合、および外被と
してAu−30%Cu−10%Ni合金を用いた実施例3
の場合のいずれにおいても、450℃〜1000℃の範
囲内の温度で拡散熱処理を施すことによつて、強
度およびバネ性が優れた複合材が得られた。 以上の説明で明らかなようにこの発明の方法に
よれば、強度、バネ性が優れしかもロウ付け性が
良好でかつまた耐食性、装飾性に優れた眼鏡フレ
ーム用複合材を得ることができ、またその製造工
程においては加工が容易であり、したがつてこの
発明の方法は眼鏡フレーム部品、特に強度やバネ
性が要求さるリム、ブリツジあるいはテンプル等
の部品の製造に極めて適したものである。
第1図A〜Cはこの発明の方法による眼鏡フレ
ーム用複合材の製造過程の一例を段階的に示す略
解的な断面図、第2図はこの発明の方法を踏む各
種の方法で得られた眼鏡フレーム用複合材の引張
強度およびバネ限界値を示すグラフである。 1……芯材、2……外被、3……クラツド材。
ーム用複合材の製造過程の一例を段階的に示す略
解的な断面図、第2図はこの発明の方法を踏む各
種の方法で得られた眼鏡フレーム用複合材の引張
強度およびバネ限界値を示すグラフである。 1……芯材、2……外被、3……クラツド材。
Claims (1)
- 1 芯材をTiとしかつ外被をAuもしくはAu基合
金とするクラツド材を加工した後、450〜1000℃
の範囲内の温度で熱処理を施して外被のAuもし
くはAu基合金中のAuもしくは合金元素を芯材の
Ti中に拡散固溶させることにより芯材部分をTi
合金とし、しかも表面層はAuもしくはAu基合金
のまま残すことを特徴とする眼鏡フレーム用複合
材の製法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19407182A JPS5985390A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 眼鏡フレ−ム用複合材の製法 |
| DE19833339954 DE3339954A1 (de) | 1982-11-05 | 1983-11-04 | Verbundmaterial fuer brillengestelle sowie verfahren zur herstellung desselben |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19407182A JPS5985390A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 眼鏡フレ−ム用複合材の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5985390A JPS5985390A (ja) | 1984-05-17 |
| JPH0318992B2 true JPH0318992B2 (ja) | 1991-03-13 |
Family
ID=16318473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19407182A Granted JPS5985390A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 眼鏡フレ−ム用複合材の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5985390A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100353434B1 (ko) * | 2000-06-23 | 2002-09-18 | 주식회사 씨엠전자 | 가공용 금속 모재의 제조 방법 및 그 방법으로 제조된금속 모재 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5650629U (ja) * | 1979-09-28 | 1981-05-06 |
-
1982
- 1982-11-05 JP JP19407182A patent/JPS5985390A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5985390A (ja) | 1984-05-17 |
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