JPH031907B2 - - Google Patents

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JPH031907B2
JPH031907B2 JP55135870A JP13587080A JPH031907B2 JP H031907 B2 JPH031907 B2 JP H031907B2 JP 55135870 A JP55135870 A JP 55135870A JP 13587080 A JP13587080 A JP 13587080A JP H031907 B2 JPH031907 B2 JP H031907B2
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Japan
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circuit
voltage
capacitor
misfetq
output
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JP55135870A
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Osamu Yamashiro
Toyohiko Ppongo
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5761979A publication Critical patent/JPS5761979A/ja
Publication of JPH031907B2 publication Critical patent/JPH031907B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G19/00Electric power supply circuits specially adapted for use in electronic time-pieces
    • G04G19/02Conversion or regulation of current or voltage

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主として電池電圧を降圧して安定
化電圧を形成する安定化電源回路及びそれを用い
た電子式時計に関する。
電池駆動される電子式時計のような電子回路に
あつては、電池寿命を長くさせることができるよ
うにするために、低消費電力であることが必要と
される。
一般に、相補型絶縁ゲート電界効果トランジス
タによつて構成された電子回路(以下CMOS回
路と称する)のような回路においては、それに供
給する電源電圧を低下させることによつて、その
消費電流を減少させることができる。
従つて、電池電圧を、直接に電子回路に供給す
る代りに、例えばそれ自体低消費電流の定電圧回
路を介して電子回路に供給することによつて、全
体の回路の消費電力を減少させることができる。
しかしながら、上記のようにした場合、上記定
電圧回路の入力端子と出力端子との間には、電池
電圧と上記電子回路に供給する電源電圧との差に
等しい電圧が現われ、また上記電子回路に流れる
消費電流とほゞ等しい電流が流れることになる。
その結果、上記定電圧回路において比較的大き
い電力消費が生ずるようになる。
従つて、この発明の1つの目的は、降圧回路を
含む新規でありかつ実用的な安定化電源回路を提
供することにある。
この発明の他の目的は、それ自体低消費電力と
される降圧回路を含む新規な安定化電源回路を提
供することにある。
この発明の他の目的は、降圧回路及び望ましい
構成の起動回路を含む新規な安定化電源回路を提
供することにある。
この発明の他の目的は、低消費電力でありかつ
出力インピーダンスの低い安定化電源回路を提供
することにある。
この発明の他の目的は、出力電圧の変動の小さ
い安定化電源回路を提供することにある。
この発明の他の目的は、減電圧特性、すなわ
ち、電池等の電源における電圧が低下しても良好
な出力電圧を形成できる安定化電源回路を提供す
ることにある。
この発明の他の目的は、使用するコンデンサ素
子の少ない安定化電源回路を提供することにあ
る。
この発明の他の目的は、上記安定化電源回路が
組み込まれていることによつて低消費電力とされ
た電子式時計を提供することにある。
この発明の他の目的は、リチウム電池のような
高起電力の電池電源に適する安定化電源回路を提
供することにある。
この発明の更に他の目的は、以下の説明および
図面から明らかとなるであろう。
以下、この発明を実施例とともに詳細に説明す
る。
第1図には、この発明を指針式電子腕時計に適
用した場合の一実施例である安定化電源回路の具
体的回路図と、指針式電子時計のブロツク図とが
示されている。
この実施例においては、電池電源Vssとして、
酸化銀電池等に比べて単位容積当りの蓄積エネル
ギーの大きいリチウム電池が使用される。
図示の各回路を構成する素子は、特に制限され
ないが、電池電源Vss、コンデンサC1,C2,C10
C11、水晶振動子Xtal、スイツチSW及びステツピ
ングモータを除いて周知のCMOS(相補型金属酸
化物半導体)集積回路技術によつて1つの半導体
基体上に構成される。
半導体基体としては、例えばn型単結晶シリコ
ンが使用される。上記半導体基体上にはpチヤン
ネル型絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以下
MISFETと称する)が形成される。上記半導体
基体上には、またp型ウエル領域が形成され、上
記p型ウエル領域にnチヤンネル型MISFETが
形成される。
同じ導電型の複数のMISFETは、半導体集積
回路装置製造技術によつて同時に製造され、従つ
て、互いにほゞ等しいしきい値電圧を持つてい
る。
第1図のP1ないしP10は半導体集積回路装置の
外部端子とされる。
1は、コンデンサのチヤージ分割を利用した降
圧回路である。この降圧回路1は、図示のよう
に、電池電圧端子P1と接地電位端子P2との間に
直列接続されたスイツチングMISFETQ1、コン
デンサC1、スイツチングMISFETQ3及びコンデ
ンサC2、上記コンデンサC1及びスイツチング
MISFETQ3からなる直列経路に並列接続された
スイツチングMISFETQ2、及び上記スイツチン
グMISFETQ3及びコンデンサC2からなる直列経
路に並列接続されたスイツチングMISFETQ4
ら構成されている。
上記各スイツチングMISFETQ1ないしQ4は、
端子P1に供給される電池電圧が負極性であるこ
とに対応して図示のようにnチヤンネル型とされ
ており、半導体集積回路としてそれぞれが互いに
独立したp型ウエル領域(図示しない)に形成さ
れる。
スイツチングMISFETQ1は、その基体ゲート、
すなわちp型ウエル領域が電源端子P1に電気的
に接続され、Q2はその基体ゲートが端子P3に電
気的に接続されている。同様に、スイツチング
MISFETQ3はその基体ゲートが端子P5に電気的
に接続されている。
pチヤンネル型スイツチングMISFETQ4及び
後述の種々の回路を構成するための種々のpチヤ
ンネル型MISFETの共通の基体ゲートとしての
半導体基体は、接地電位端子P2に電気的に接続
されている。
コンデンサC1及びC2は、それにおける充電々
圧が後述の定電圧化回路2に供給するための電源
電圧とされるので、例えば0.001μFないし0.1μFの
ように比較的大容量であることが必要とされる。
しかしながら、大容量のコンデンサは、半導体集
積回路(IC)化することが困難である。そのた
め、この実施例においては、上記コンデンサC1
及びC2は、端子P3,P4,P5を介してICに外付け
される。
上記スイツチングMISFETQ1ないしQ4のゲー
トには、後述のレベルシフト回路12を介してク
ロツク発生回路11の出力クロツクパルスφ1′な
いしφ3′が供給される。
上記スイツチングMISFETQ1及びQ3は、クロ
ツクパルスφ2,φ1によつて同時にオン状態とさ
れ、スイツチングMISFETQ2及びQ4は、クロツ
クパルスφ3及びφ1によつて上記スイツチング
MISFETQ1及びQ3のオン状態の期間とは異なつ
た期間において同時にオン状態にされる。
第2図A及びBは、上記降圧回路の動作原理を
説明するための図である。
コンデンサC1及びC2は、スイツチング
MISFETQ1及びQ3がオン状態にされることによ
つて、第2図Aのように直列接続される。この状
態では、上記の直列接続のコンデンサC1及びC2
は、電池電源Vssの電圧によつて充電される。
上記コンデンサC1及びC2は、スイツチング
MISFETQ2及びQ4がオン状態にされることによ
つて第2図Bのように直列接続される。
上記降圧回路1の出力電圧は、上記コンデンサ
C2の端子間から得られる。
コンデンサC1及びC2の容量を前記のように比
較的大きくしておくことによつて、第2図Aの状
態における降圧回路1の出力電圧は、ほゞ電池電
源の電圧と、コンデンサC1及びC2によつて決ま
る分圧比とによつて決まる値になり、第2図Bの
状態における降圧回路1の出力電圧は、コンデン
サC1及びC2の並列合成容量とその蓄積電荷とに
よつて決まる値となる。
上記コンデンサC1とC2の容量を互いに等しく
しておくことによつて、第2図Aの状態における
降圧回路1の出力電圧と同図Bの状態における降
圧回路の出力電圧とをほゞ等しい値、すなわち電
池電源Vssの電圧のほゞ半分の値にすることがで
きる。
上記のコンデンサC1及びC2の直並列変換動作
によつて、電池電源Vssから出力される電流は、
降圧回路1から後術の定電圧化回路に流される電
流に対し、ほゞ半分の値となる。
上記降圧回路1の動作から明らかなように、ス
イツチングMISFETQ1及びQ3は、スイツチング
MISFETQ2及びQ4と相補的にオン状態とされば
良く、そのため原理的にはスイツチング
MISFETQ1,Q3及びQ4を同一のクロツクパルス
によつて駆動し、スイツチングMISFETQ2を上
記MISFETQ1,Q3及びQ4を駆動するための上記
クロツクパルスに対し逆相とされたクロツクパル
スによつて駆動することができる。
しかしながら、上記のようにする場合は、クロ
ツクパルスの立上り立下り速度特性等によつてス
イツチングMISFETQ1とQ2の相互およびQ1とQ4
との相互が過渡的に同時にオン状態にされてしま
うことがあり、その結果次のような不都合が生ず
ることになる。
先ず、スイツチングMISFETQ1及びQ2が同時
にオン状態にされてしまうと、これらの
MISFETQ1及びQ2を介して電池電源Vssとコンデ
ンサC2とが結合されることになり、その結果、
コンデンサC2の充電々圧は、コンデンサC1とC2
の分圧比で決まる値よりも増加することになる。
上記コンデンサC2の充電々圧の増加に伴つて
定電圧化回路2に加わる電圧が増加し、この定電
圧化回路2における電力損失が増加する。
同様に、スイツチングMISFETQ1及びQ4が同
時にオン状態にされてしまうとコンデンサC1
充電々圧が増加させられ、このコンデンサC1
充電々圧によつて、前記並列変換動作時における
コンデンサC2の充電々圧が増加させられる。そ
の結果、定電圧化回路2における電力損失が増加
する。
この実施例においては、上記電力損失の増加を
防ぐために、クロツクパルスφ1′ないしφ3′のタイ
ミングが第5図GないしIのようにされる。
上記降圧回路1の出力電圧は、次の定電圧化回
路2に供給される。
定電圧化回路2は、その入力線l2に上記降圧回
路1の出力電圧を受け、その出力線l3に後述の各
電子回路の動作下限電圧付近まで低下させられた
電圧を出力する。
リチウム電池の公称起電圧は、約3Vであり、
これに応じて上記降圧回路1の出力電圧は約
1.5Vとされる。そのため、上記動作下限電圧は、
例えば1.2Vに設定される。
上記定電圧化回路2は、図示のように上記入力
線l2にドレインが結合され、上記出力線l3にソー
スが結合されたpチヤンネル型の制御用
MISFETQ14、上記制御用MISFETQ14のゲート
に制御電圧を供給するための差動増幅回路20、
上記差動増幅回路20に基準電圧を供給するため
の基準電圧回路21及びレベルシフト回路22か
ら構成されている。
上記基準電圧回路21は、特に制限されないが
図示のようにMISFETQ5ないしQ8及び抵抗R7
ら構成されている。
上記基準電圧回路21において、上記
MISFETQ8は、そのゲート、ドレインが接続さ
れていることによつてそのドレイン・ソース間に
ほゞそのしきい値電圧に対応する定電圧を生ず
る。上記定電圧は、上記MISFETQ7のゲートに
供給される。上記MISFETQ7は、そのドレイン
に、そのゲートに供給される上記定電圧とそのソ
ースに接続された抵抗R1とによつて決められる
ドレイン電流を生ずる。
図示の回路接続により、カレントミラー回路を
構成する一方のMISFETQ5に上記MISFETQ7
ドレイン電流が流され、それに応じて
MISFETQ6のドレインから上記MISFETQ8をバ
イアスするためのドレイン電流が出力される。
上記基準電圧回路21の出力電圧、すなわち
MISFETQ8のドレイン電圧は、差動増幅回路2
0の差動MISFETQ11、定電流MISFETQ13及び
レベルシフト回路22の定電流MISFETQ16のゲ
ートバイアス電圧とされる。
なお、上記基準電圧回路21において、電池電
源投入直後、すなわち電池電源Vssが端子P1とP2
に接続された直後において、MISFETQ6は、そ
のゲート電極電位が回路の浮遊容量によつて所定
の時間だけ接地電位のような電位に保たれる。上
記MISFETQ6は、そのゲートソース間電圧によ
つて導通状態にされる。その結果、電池電源投入
時において上記基準電圧回路21の起動がされる
ことになる。
レベルシフト回路22は、上記定電流
MISFETQ16及びダイオード接続のレベルシフト
用MISFETQ15から構成されており、出力線l3
おける電圧に対してほゞ上記レベルシフト用
MISFETQ15のしきい値電圧だけ低下した電圧を
出力する。
差動増幅回路20は、差動MISFETQ11,Q12
上記差動MISFETQ11,Q12の共通接続されたソ
ースに設けられた定電流MISFETQ13、及び、上
記MISFETQ11,Q12のドレインに設けられた電
流ミラー回路を構成するMISFETQ9,Q10から構
成されている。
上記差動増幅回路20において、差動
MISFETQ11,Q12のゲート、及び上記差動
MISFETQ12のドレインは、それぞれ非反転入力
端子、反転入力端子及び出力端子を構成してい
る。
この差動増幅回路の非反転入力端子である
MISFETQ11のゲートには、前記MISFETQ8
しきい値電圧を利用した定電圧が印加され、反転
入力端子であるMISFETQ12のゲートには、出力
線l3における安定化出力電圧VCLが前記
MISFETQ15のしきい値電圧によつてレベルシフ
トされて印加される。
上記、差動増幅回路20は、前記MISFETQ8
で形成された一定値電圧に対し前記MISFETQ15
のしきい値電圧でレベルシフトされた電圧が等し
くなるようにMISFETQ14のインピーダンスを制
御する。
その結果、出力線l3に出力される安定化出力電
圧VCLは、上記MISFETQ8のドレインソース間電
圧と上記MISFETQ15によるレベルシフト電圧と
の和に等しい値にされることになる。
上記安定化出力電圧VCLは、上記MISFETQ8
びQ15のそれぞれの大きさの適当な設計と、その
バイアス電流値の設定とにより前記のように回路
の動作下限電圧に近い値に設定される。
なお、上記各MISFETと後述の各回路を構成
する各MISFETとが相互に同様なしきい値電圧
を持つことにより、上記安定化出力電圧VCLは各
MISFETのしきい値電圧の絶対値のばらつきに
かかわらずに、後述の回路のための電源電圧とし
て適切な値にされることになる。
上記回路20ないし22は、それぞれの
MISFETQ5ないしQ16及び抵抗R1を適当に設計す
ることによつて、それぞれ10oAのような極めて小
さいバイアス電流で動作させることができる。
この実施例においては、図示のような回路接続
によつて、上記差動増幅回路20を動作させるた
めの電源が上記降圧回路1から構成されているの
に対し、上記基準電圧回路21を動作させるため
の電源が電池電源Vssによつて構成されている。
上記のように、基準電圧回路21を電池電源
Vssによつて直接に動作させる構成にすると、電
池の消耗等により電池電圧が低下したときでも、
この基準電圧回路21から、良好な基準電圧とし
ての定電圧を出力させることができる。なお、基
準電圧回路21は、MISFETQ8のしきい値電圧
に対応した比較的低電圧値の定電圧を出力すれば
良い。従つて上記基準電圧回路21の消費電力を
更に小さくさせるため、その電源電圧を上記差動
増幅回路20と同様に降圧回路1から得るように
してもよい。
なお、第1図において、MISFETQ14のゲート
回路の接地点との間に設けられたコンデンサC4
は、定電圧化回路2の発振防止を行なうととも
に、MISFETQ14のドレイン、ゲート間に存在す
るオーバラツプ容量(ドレインゲート間容量)に
よつて、降圧回路1で形成された降圧電圧におけ
る電圧変動が上記MISFETQ14のゲートに伝えら
れその結果安定化出力電圧VCLが変動させられて
しまうということを防止するためのものである。
その容量値は、例えば20pF〜40pFのような大き
さに設定される。
上記安定化出力電圧VCLは、次に説明する各回
路の電源電圧として使用される。
3は、発振回路であり、例えば、32768Hzの基
準周波数信号を出力する。
上記発振回路3は、増幅回路としてのインバー
タ回路IV1、発振安定化抵抗R3、バイアス抵抗
R2、水晶振動子Xtal、コンデンサC10及びC11から
構成されている。
上記インバータ回路IV1は、例えば第7図に示
されたようにnチヤンネル型MISFETQ20及びp
チヤンネル型MISFETQ21から構成される前記定
電圧化回路2から供給される電源電圧VCLによつ
て動作させられる。
特に制限されないが、水晶振動子Xtalとともに
発振周波数を決定するための上記コンデンサC10
及びC11は、発振周波数の温度係数が少さくなる
ようにさせるために、その容量値が所定の温度係
数をもつたものから選択され、そのためICの外
付部品として構成されている。
上記第7図に示されたようなインバータ回路に
おいて、その消費電力は、ほゞその出力ノード
N0に存在もしくは結合された容量C0への充放
電々流と、MISFETQ20及びQ21に流れる貫通電
流によつて決まる。
すなわち、上記インバータ回路は、第8図の曲
線Aに示されたような入力電圧Vi対出力電圧特性
を持つている。
pチヤンネル型MISFETQ21は、入力電圧Vi
そのしきい値電圧Vthpよりも大きくされることに
よつて導通状態とされ、nチヤンネル型
MISFETQ21は、上記入力電圧Viが、線l3におけ
る電圧VCLからそのしきい値電圧Vthoを引いた値
よりも小さくされることによつて導通状態とされ
る。そのため、直列接続の上記MISFETQ20及び
Q21のソースドレイン通路には、上記入力電圧Vi
の変化に応じて第9図の実線曲線Aのように貫通
電流が流されてしまうことになる。
また、例えば、上記MISFETQ21の導通状態と
上記MISFETQ20の非導通状態によつて出力ノー
ドN0の電位がほゞ接地電位にされている状態に
続いて上記MISFETQ21とQ22の導通、非導通状
態が反転される場合には、線l3から上記
MISFETQ20を介して上記容量C0に充電々流が流
されることになる。
この実施例に従えば、線l3における電圧VCL
低下させられていることに応じて上記貫通電流が
流れる入力電圧Viの範囲がせまくされ、また貫通
電流の大きさも小さくされる。
また、上記線l3における電圧VCLに応じて出力
電圧V0の変化範囲も少さくされるので、上記容
量C0に流される充放電々流も小さくされる。
その結果、上記第7図のインバータ回路は低消
費電力となる。
なお、第8図の曲線Bは、線l3に電池電源Vss
の電圧が直接に供給された場合のインバータ回路
の入力電圧対出力電圧特性を示し、第9図の破線
曲線Bは上記インバータ回路が上記第8図の曲線
Bの特性とされたときの貫通電流波形を示してい
る。
第1図の発振回路3の出力基準周波数信号は、
上記線l3における電圧VCLを電源電圧として受け
る波形整形回路としてのインバータ回路4に供給
される。
従つて上記インバータ回路4は、上記発振回路
3から出力される正弦波状の基準周波数信号に応
じて、パルス信号として波形整形された基準周波
数信号を出力することになる。
上記インバータ回路4の出力信号は、線l5を介
して分周回路5の入力端に供給される。
分周回路5は、第4図に示されたように直列接
続された16個のフリツプフロツプ回路FF1ない
しFF16及びインバータ回路IV7、から構成さ
れている。
各フリツプフロツプ回路FF1ないしFF16の
出力端子Q,における出力信号は、それぞれの
クロツク入力端子φに印加されるクロツク信号の
立下りに同期して反転させられる。
従つて、線l5を介して供給される32768Hzの基
準パルス信号に対し、フリツプフロツプ回路FF
1の出力端子には16384Hzのパルス信号が出力さ
れ、フリツプフロツプ回路FF2の出力端子には
8192Hzのパルス信号が出力される。同様に、最終
段のフリツプフロツプ回路FF16の出力端子に
は0.5Hzのパルス信号が出力される。
上記分周回路5の各周波数の出力パルス信号
は、線l13ないしl14を介して波形整形回路6に供
給される。
上記波形整形回路6は、双極性ステツピングモ
ータMを駆動するためのパルス信号を形成させる
ために設けられ、図示しないが線l3における電圧
VCLを電源電圧として受ける適当なゲート回路か
ら構成される。
上記波形整形回路6からは、線l15とl16に1秒
おきに交互にほゞ電圧VCLのレベルにハイレベル
にされるパルス信号が出力される。特に制限され
ないが、双極性ステツピングモータMに流れる駆
動電流を減少させるために上記線l15及びl16にお
ける2秒周期のパルス信号は、その1周期におい
て例えば15.6msだけハイレベルにされる。
なお、この実施例においては、前記端子P1
供給される電源電圧が負極性であることに対応し
て、ほゞ回路の接地電圧レベルとされた信号レベ
ルをハイレベルとみなし、ほゞ回路の電源電圧レ
ベルとされた信号レベルをロウレベルとみなすこ
ととしている。
上記波形整形回路6の出力パルス信号は、レベ
ルシフト回路7を介して出力バツフア回路8及び
9に供給される。
上記出力バツフア回路8及び9の出力パルス信
号は、外部端子P8及びP9を介して双極性ステツ
ピングモータMの駆動コイルLに供給される。
上記出力バツフア回路8及び9の出力電圧が1
秒おきに上記の15.6msだけハイレベルからロウ
レベルにされることによつて、上記駆動コイルL
には1秒に極性の反転される駆動電流が流される
ことになる。
従つて上記ロータRは、1秒毎に所定の回転角
度だけ回転させられる。
上記ロータRによつて、図示しない時計輪列が
1秒に1回ずつ駆動される。
上記双極性ステツピングモータMは、通常、上
記各回路の動作電流に対し比較的大きい駆動電流
を必要とする。
この実施例においては、図示のような回路接続
によつて、上記出力バツフア回路8及び9は、電
池電源Vssを直接の電源として動作するように構
成されている。
上記の接続によつて、上記定電圧化回路2の負
荷電流を小さくさせることができ、また上記ステ
ツピングモータMの駆動電流を上記定電圧化回路
2から供給しないので、上記駆動電流の間欠的な
発生にかかわらず線l3における電圧VCLを充分に
安定にさせることができる。
また、上記の接続によつて、出力バツフア回路
8及び9の電源電圧は、上記定電圧化回路2にお
いて生ずるような電圧降下による影響を受けない
ようにされる。そのため、電池電源Vssの電圧が
比較的低下させられてしまつた状態のもとにおい
ても、上記出力バツフア回路8及び9を介して上
記ステツピングモータMに充分な大きさの駆動電
流を供給することができるようになる。
上記出力バツフア回路8及び9は、それぞれ前
記第7図に示されたような相補型のインバータ回
路から構成される。第7図のインバータ回路が電
池電源Vssによつて動作させられるときは、nチ
ヤンネル型MISFETQ20を充分にオフ状態にさせ
るために電池電源Vssの電圧レベルの入力電圧Vi
が必要とされる。
ここで、前記のように波形整形回路6から線
l15及び線l16に出力されるパルス信号は、そのロ
ウレベルが安定化定電圧VCLのレベルとされる。
従つて、この実施例においては、上記波形整形
回路6のロウレベル出力信号を電池電源Vssの電
圧レベルのロウレベル信号にレベルシフトさせる
ために、前記レベルシフト回路7が設けられる。
特に制限されないが、レベルシフト回路7は、
第6図に示されたように、電圧Vssを電源電圧と
して動作させられるMISFETQ20ないしQ23と、
入力電圧Viに対し、反転信号を形成するために、
電圧VCLを電源電圧として動作させられる
MISFETQ24及びQ25から構成される。
13は時刻修正回路であり、外部端子P10を介
してキースイツチSWからの信号を受けることに
よつて線l12に前記分周回路をリセツト状態にさ
せるための信号を出力する。この時刻修正回路1
3は、電池電源投入時においてキースイツチSW
の動作にかかわらず所定の時間だけ線l12にハイ
レベル信号を出力するような構成にされる。
クロツク発生回路11は、前記のように、降圧
回路1を動作させるためのクロツクパルスφ1′な
いしφ3′を形成する。
上記クロツク発生回路11は、この実施例のよ
うな構成にかえて例えば電池電源Vssを直接の電
源として動作することによつて基準クロツクを発
生する発振回路とその出力を受ける論理回路とか
ら構成することができる。
しかしながら、この実施例においては、第1図
に示されたような回路接続によつて、上記基準ク
ロツクは、分周回路5から供給されるようにされ
る。これによつて、クロツク発生回路11内に上
記のような発振回路を設ける必要が無くなり、回
路の消費電力及び半導体集積回路装置における回
路素子数の不所望な増加を防ぐことができるよう
になる。
また、上記クロツク発生回路11は、電池電源
Vssの電圧を受ける代りに上記定電圧回路によつ
て降圧された電圧を電源電圧として受けるように
構成されている。
上記クロツク発生回路11の出力クロツク信号
のロウレベルが前記降圧回路1における
MISFETQ1,Q2をスイツチ動作させるレベルと
して充分でなくなるのでレベルシフト回路12が
設けられる。
上記レベルシフト回路12は、前記レベルシフ
ト回路7と同様に前記第6図のような構成にされ
る。上記レベルシフト回路12はその構成が比較
的単純にされていることから比較的低消費電力で
ある。
これに対し、上記クロツク発生回路11は、第
4図の具体的回路例から明らかとなるように、比
較的複雑な構成とされ、そのため比較的大きい消
費電力となる。
そのため、上記クロツク発生回路11の電源電
圧を上記のように降圧回路1及び定電圧回路2に
よつて低下させる構成の方が、クロツク発生回路
11を電池電源Vssの電圧で直接に動作させるこ
とによつて上記レベルシフト回路を使用しないよ
うにする構成の場合よりも低消費電力にさせるこ
とができるようになる。
この実施例においては、上記の構成から明らか
なように、降圧回路1の出力電圧が0である場合
には、発振回路3が動作させられず、したがつて
上記降圧回路1に供給するためのクロツクパルス
が形成されない。
電池電圧Vssの投入時において、線l3に発振回
路3の動作に必要な電圧が現われるようにさせる
ために、降圧回路1からは、発振回路3が動作状
態にされていなくても必要とされる電圧が出力さ
れなければならない。
特に制限されないがこの実施例では、電池電源
Vssの投入時において、降圧回路1のスイツチン
グMISFETQ1ないしQ3が同時に導通状態にされ
る。
そのため降圧回路1から電池電源Vssの電圧に
ほゞ等しい電圧が出力されるようになり、それに
応じて定電圧化回路2から所定の電圧が出力され
るようになる。
上記の起動状態、すなわちスイツチング
MISFETQ1ないしQ3が同時に導通状態にされて
いる状態は、上記発振回路3が充分な発振状態に
されるまでの期間継続される。その結果、第1図
の各回路の起動が保証される。
上記起動状態を設定するための、比較的単純な
構成として、電池電源投入時の電源電圧の立上り
によつてセツトされ、分周回路5の所定の出力段
の出力信号の立上りによつてリセツトされるラツ
チ回路を設け、このラツチ回路の出力信号に基づ
いて上記スイツチグMISFETQ1ないしQ3を同時
に導通状態にさせる構成をとることができる。
しかしながら、この実施例のように比較的低電
圧で動作させられる発振回路3においては、電源
投入後において充分に安定な発振状態になるまで
に比較的長時間を要し、発振動作開始途中におけ
る動作が電源電圧の変動によつて比較的不安定に
させられてしまうことに注意しなければならな
い。
前記起動状態が終了した場合、降圧回路1の出
力電圧は、前記のような電池電源Vssの電圧に
ほゞ等しい電圧から低下し始めることになる。実
際上の定電圧化回路2は、完全に理想的な回路で
ない。そのため上記定電圧化回路2の出力電圧
は、上記降圧回路1の出力電圧の低下に応じて若
干低下するようになり、またスイツチング
MISFETQ1ないしQ4のスイツチ動作の開始に伴
う降圧回路1の出力電圧の変動に伴つて変動する
ようになる。
その結果、前記起動状態が終了した直後におい
て発振回路3の発振動作が不安定になることがあ
る。上記の発振の不安定さに応じて降圧回路1に
加えられるクロツクパルス時間が変化させられる
と、これに応じて降圧回路1の出力電圧の変化幅
が増加させられ、その結果、発振回路3の発振動
作が停止してしまうことがある。
上記発振回路3の発振動作の停止によつて降圧
回路1のスイツチングMISFETQ1ないしQ4の順
次のスイツチング動作が停止させられ、その結
果、線l2における電圧が低下させられてしまう。
ここで、レベルシフト回路12を構成する第6図
に示されたような相補型MISFET回路において、
MISFETQ22が導通状態にされているときに
MISFETQ24及びQ25からなる相補型インバータ
回路が不動作状態にされてしまうと、上記
MISFETQ22と直列接続されたMISFETQ23は、
入力電圧Viがどのようなレベルにされても非導通
状態のまゝにされることになる。それに応じて、
上記MISFETQ22は、入力電圧Viのレベルにかか
わらずに導通状態のまゝにされる。すなわち、上
記線l2における電圧低下によつて上記定電圧化回
路2の出力電圧が上記相補型インバータ回路の動
作下限電圧よりも低下させられてしまうと、上記
レベルシフト回路12は、スイツチング
MISFETQ1ないしQ3を同時に導通状態にさせる
レベルのクロツクパルスを出力しなくなる。
従つて、前記のように単純にラツチ回路のみを
設ける場合には、上記のような発振動作停止から
再び発振動作を開始させるには、一担電池電源を
取り外す等により上記ラツチ回路を初期状態にも
どさせるとともに、レベルシフト回路12におけ
るMISFETQ22とQ20とのラツチ動作を解除させ
なければならない。
この実施例においては、発振回路3の発振動作
が自動的に継続させるようにするために、発振検
出回路10が設けられる。
発振検出回路10は、第1図に示されたよう
に、線l3における電源電圧によつて動作させられ
るインバータ回路IV2ないしIV6、排他的論理和
回路EOR、抵抗R4,R5、コンデンサC12及びC13
から構成される。
上記発振検出回路10には、分周回路5の所定
の出力、例えば前記第4図のフリツプフロツプ回
路FF5の反転出力が供給される。
以下、上記発振検出回路10の動作を第3図の
動作波形図にもとづいて説明する。
時刻t0において、電池電源Vssが投入される。
このとき、排他的論理和回路EORは、その2つ
の入力端子における信号が共にほゞ接地電位のハ
イレベルにされているので、第3図Cのように
ほゞ電源電圧VCLのロウレベル信号を出力するよ
うになる。MISFETQ17は上記排他的論理和回路
EORのロウレベル出力信号によつて非導通状態
とされている。波形整形回路としてのインバータ
回路IV5の入力端における信号は、コンデンサ
C13によつて第3図Eのようにほゞ接地電位のハ
イレベルにされている。これに対応してインバー
タ回路IV6の出力信号は、第5図Fのようにハイ
レベルにされている。
水晶振動子Xtalの振動開始特性に応じて、発振
回路3からは、第3図Aに示されているように時
刻t1から基準周波数信号が出力され始める。
時刻t2において、上記発振回路3の出力基準周
波数信号の振幅が充分に大きくされることによつ
て、分周回路5は、波形整形回路4を介して供給
される基準パルス信号に応等し始める。
上記時刻t2から所定数の基準パルス信号が加え
られることによつて、分周回路5から線l9に第3
図Bのように時刻t3においてロウレベルにされる
信号が出力される。
排他的論理和回路EORには、インバータ回路
IV2,IV3及び抵抗R4、コンデンサC12からなる遅
延回路によつて決まる遅延時間だけ不一致の入力
信号が供給される。その結果、上記排他的論理和
回路EORは、上記遅延時間に対応した時間だけ
ハイレベルとされた信号を出力する。
上記排他的論理和回路EORのハイレベル信号
によつて、MISFETQ17は導通状態にされ、イン
バータ回路IV4の出力信号はロウレベルにされ
る。そのためコンデンサC13には、上記
MISFETQ17を介して上記インバータ回路IV4
ロウレベル信号が供給される。上記MISFETQ17
は、上記排他的論理和回路EORの出力信号がロ
ウレベルにもどされることに応じて非導通状態と
される。そのため、上記コンデンサC13には、上
記のロウレベル信号が保持される。同様に、時刻
t4以後において分周回路5から線l9に供給される
信号レベルが変化させられる毎に、上記コンデン
サC13にはロウレベル信号が供給される。従つて
線l21には、第3図Eに示されたような信号が出
力される。
上記線l21におけるロウレベル信号に対応して、
インバータ回路IV6から線l22に、第3図Fに示さ
れたようなロウレベル信号が出力される。
上記インバータ回路IV6の出力ロウレベル信号
は、発振回路3の発振動作検出信号とみなされ
る。
この実施例においては、上記定電圧化回路2の
出力電圧が上記発振回路3の発振動作停止によつ
てクロツク発生回路11及びレベルシフト回路1
2等の回路の動作下限電圧にまで低下させられて
しまわないうちに上記発振動作検出信号をロウレ
ベルからハイレベルに変化させるために、上記コ
ンデンサC13にこれと並列に抵抗R5が接続され
る。
その結果、例えば起動状態が終了させられた直
後におけるように、発振回路3の発振動作が停止
させられると、降圧回路1は自動的に起動状態に
復帰させられる。
第4図は、分周回路5とクロツク発生回路11
の詳細な回路を示している。
クロツク発生回路11は、ラツチ回路LA1ない
しLA4、ナンド回路ND1ないしND7及びインバー
タ回路IV8から構成されている。
上記ラツチ回路LA1ないしLA4は、それぞれ図
示のように2個ずつのノア回路から構成されてい
る。
上記ラツチ回路LA1,LA2、ナンド回路ND1
びインバータ回路IV8は、起動制御回路を構成し
ている。
上記ラツチ回路LA1によつて、線l9におけるハ
イレベル信号はセツト信号とみなされ、線l10
おけるハイレベル信号はリセツト信号とみなされ
る。同様に、ラツチ回路LA2によつて、線l23にお
けるハイレベル信号はセツト信号とみなされ、線
l22におけるハイレベル信号はリセツト信号とみ
なされる。
電池電源Vssが投入されたとき、分周回路5を
構成する各フリツプフロツプ回路FF1ないしFF
16は、線l12を介して時刻修正回路13から供
給されるハイレベル信号によつてそれぞれリセツ
ト状態にされる。
上記ラツチ回路LA1は、線l9を介してフリツプ
フロツプ回路FF5から供給されるハイレベル信
号によつてセツト状態にされる。
上記ラツチ回路LA2は、線l22を介して前記発振
検出回路10から供給されるハイレベル信号によ
つてリセツト状態にされる。従つて、上記ラツチ
回路LA2から線l24に出力される信号は、第3図H
に示されたように時刻t0においてロウレベルにさ
れる。
前記のように、発振検出回路10による発振検
出によつて上記線l22における信号がロウレベル
にされると上記ラツチ回路LA2のリセツト状態は
解除される。
分周回路5が分周動作を開始してから1秒後の
時刻t5において上記分周回路5におけるフリツプ
フロツプ回路FF16の非反転出力が第3図Cに
示されたようにロウレベルからハイレベルにされ
ると、これに応じてラツチ回路LA1がリセツト状
態にされる。
ナンド回路ND1は、その2つの入力端子に上
記ラツチ回路LA1におけるノア回路NR2の遅延時
間だけ同時にハイレベルとされる信号を受けるこ
とになる。
言言 その結果、上記ナンド回路ND1の出力を
受けるインバータ回路IV8から線l23に第3図Gに
示されたようなハイレベル信号が出力されること
になる。
上記ラツチ回路LA2は、上記線l23におけるハイ
レベル信号によつてセツト状態にされ、線l24
第3図Hに示されたようなハイレベル信号を出力
するようになる。
上記線l24におけるロウレベル信号は、起動状
態指示信号とみなされる。
上記ナンド回路ND5ないしND7から出力され
るクロツクパルスφ1′ないしφ3′は、上記起動状態
指示信号に応じて同時にハイレベルにされる。
上記クロツクパルスφ1′ないしφ3′は、前記レベ
ルシフト回路12を介して前記降圧回路1におけ
るスイツチングMISFETQ1ないしQ4に供給され
る。
上記線l24における信号がハイレベルにされた
ことによつて定常的動作が指示されたときは、ク
ロツクパルスφ1′ないしφ3′は次のようになる。
第5図AないしCはそれぞれ分周回路5におけ
るフリツプフロツプ回路FF3ないしFF5の非反
転出力端子における出力信号波形を示している。
ナンド回路ND5は、第4図のような接続によ
つて、第5図Gに示されたように、上記フリツプ
フロツプ回路FF5の出力信号と同位相のクロツク
信号を出力する。
ラツチ回路LA3は、上記フリツプフロツプ回路
FF3の非反転出力信号とFF5の反転出力信号と
を受けることによつて、第5図Dに示されたよう
な信号を出力する。
ナンド回路ND2は、フリツプフロツプ回路FF
3及びFF4の非反転出力信号を受けることによ
つて第5図Fに示されたような信号を出力する。
ナンド回路ND3に上記ラツチ回路LA3とナンド
回路ND2の出力信号が供給され、ナンド回路
ND6に上記ナンド回路ND3の出力信号が供給さ
れるので、上記ナンド回路ND6からは、第5図
Hに示されたようなクロツク信号φ2′が出力され
る。
同様にラツチ回路LA4は、フリツプフロツプ回
路FF3及びFF5の非反転出力信号を受けること
によつて第5図Eに示されたような信号を出力す
る。
ナンド回路ND7は、上記ラツチ回路LA4及びナ
ンド回路ND2の出力信号に応じて第5図Iに示
されたようなクロツク信号φ3′を出力する。
上記第5図のクロツク信号によつて、第1図の
降圧回路1におけるスイツチングMISFETQ3は、
クロツク信号の1周期t10ないしt16において時刻
t10ないしt13の間導通状態とされる。
スイツチングMISFETQ1は、上記時刻t10から
時間Z1を経過した時間から導通状態にされ、上記
時刻t13よりも時間Z2だけ早い時刻t12から非導通
状態にされる。
スイツチングMISFETQ4は、上記時刻t13から
t16の期間において導通状態とされる。
スイツチングMISFETQ2は、上記時刻t13から
時間Z3を経過した時刻t14から導通状態にされ上
記時刻t16よりも時間Z4だけ早い時刻t15から非導
通状態にされる。
従つて、この実施例においては、前記したよう
な降圧回路1の出力電圧の望ましくない上昇を防
止することができる。
良く知られているように、電池容量は、その放
電々流(出力電流)と時間との積によつて決ま
る。同じ電池容量なら、起電力の大きい電池の方
が大きい蓄積エネルギーを持つことになる。酸化
銀電池の起電力がほゞ1.5Vであるのに対し、リ
チウム電池は、ほゞ3Vの起電力を持つている。
従つて、リチウム電池は、酸化銀電池等に比べて
大きい単位容積当りの蓄積エネルギーを持つてい
る。
この実施例から降圧回路1を除去した場合、定
電圧化回路2には、電池電源の電圧が直接に供給
されることになる。この場合、定電圧化回路2を
使用したことによつて、この定電圧化回路2の出
力電圧を受ける各回路における前記のような貫通
電流及び容量への充放電々流に基づく消費電流を
減少させることができる。しかしながら、この場
合、上記定電圧化回路2に流される電流とほゞ等
しい電流が電池電源に流されることになり、その
結果、高蓄積エネルギーであるリチウム電池の特
性を充分に利用できない。
この実施例に従うと、上記降圧回路1及び定電
圧化回路2を設けたことによつて、定電圧化回路
2から電子回路側に流れる電流をIとすると、リ
チウム電池から供給する電流は略I/2に減少さ
せることができる。また、定電圧化回路2に加わ
る電圧は、電池電圧VssのVss/2に降圧される。
そのため上記定電圧化回路2での電力損失を小さ
くさせることができる。また各電子回路は、定電
圧回路2によつて動作下限電圧付近の低電圧の下
で動作させられる。そのため、それぞれの低消費
電力化を図ることができる。
すなわち、この実施例に従うと、高蓄積エネル
ギーであるリチウム電池の特性を充分に利用する
ことができるようになる。
言い換えれば、酸化銀電池等を電源とする場合
に比べて、電池電源の寿命を著るしく長寿命にさ
せることのできる電子式時計を得ることができる
ようになる。
この実施例においては、上記のように起動状態
において、降圧回路1における所定のスイツチン
グMISFETを同時に導通状態とさせるもので、
あるので、特別なスイツチングMISFETを必要
としない。
第10図は、この発明の他の実施例の回路を示
している。
この実施例においては、図示のように、定電圧
化回路2の出力側に外部端子P11を介して比較的
大容量のコンデンサC3が接続される。なお、同
図における他の回路は、第1図の実施例回路と同
一の構成にされる。
この実施例における上記コンデンサC3は、次
のような理由によつて設けられている。
すなわち、同図の定電圧化回路2においてその
制御用MISFETQ14は、それに流される電流が比
較的小さく、そのため比較的高インピーダンスに
される。また、定電圧回路20を構成するレベル
シフト回路22及び差動増幅回路20の各回路ノ
ードに発生される信号は、上記回路22及び20
がそれぞれ前記のような微小電流で動作させられ
ること及び上記各回路ノードに寄生容量等の容量
が存在もしくは結合されることによつて比較的低
速度でしか変化させられない。
これに対して、分周回路5、波形整形回路6等
の回路には、前記貫通電流及び容量への充放電々
流によつて決まるような消費電流が流されること
になる。この消費電流は、上記回路5,6等の動
作状態に応じて周期的に比較的大きく変化させら
れる。
上記のように定電圧回路2は比較的低速度動作
かつ比較的高出力インピーダンスであり、そのた
め線l3における電圧は、上記回路5,6等の動作
状態に応じて比較的大きく変化させられる。上記
線l3における電圧変動は、上記線l3に結合された
各回路の相互に不所望な干渉を引き起させる。
実施例のようにコンデンサC3を設けると線l3
おけるインピーダンスを充分に低下させることが
できるようになり、その結果上記のような不所望
な干渉を防ぐことができるようになる。
第11図は、ICの外付端子及び外付コンデン
サを増加させることなく、出力インピーダンスの
低減を図ることができる安定化電源回路の他の実
施例が示されている。この実施例において、降圧
回路1と定電圧化回路2以外の回路は、前記第1
図もしくは第10図の実施例と同一とされる。そ
のため、以下においては上記回路1,2以外の回
路についての説明は省略する。
この実施例では、降圧回路1と定電圧化回路2
が一体的に構成される。すなわち、降圧回路1の
接地電立側に設けられる前記コンデンサC2と対
応するコンデンサC3が図示のように外部端子P11
を介して定電圧化回路2を構成する制御用
MISFETQ14の出力側に設けられる。言い換えれ
ば、この実施例の回路は、第10図の実施例回路
から、コンデンサC2及び端子P5が削除されたも
のと等価である。
この実施例回路の動作は、第12図A及びBに
示す動作原理図を参照して、次に詳細に説明す
る。
第12図Aは、MISFETQ1,Q3がオン状態に
された状態を示している。すなわち、スイツチ
SW1はE側に、スイツチSW2はH側にそれぞれ接
続されている。コンデンサC1,C3は、制御用
MISFETQ14を介して直列に接続されることにな
り、そのため電池電源Vssから充電されることに
なる。この充電動作において、制御回路用
MISFETQ14は、コンデンサC3の充電電圧が基準
電圧に達すると差動増幅回路20の出力によつて
実質的にオフ状態にされる。そのため、コンデン
サC1,C3には同一量の電荷が充電されることに
なる。
また、同図Bは、MISFETQ2,Q4がオン状態
にされている状態を示している。すなわち、スイ
ツチSW1がF側に、スイツチSW2がG側にそれぞ
れ接続され、これに応じてコンデンサC1は電池
電源Vssから切り離される。この状態においてコ
ンデンサC1及びC3はMISFETQ14を介して、同一
の極性の下に実質的に並列に接続されることにな
る。この並列接続においてはコンデンサC3に対
しMISFETQ14を介してコンデンサC1が並列接続
されることになるので電子回路側への電流消費に
かかわらずにコンデンサC3の充電電圧は一定の
電圧に保持される。
スイツチングMISFETQ1ないしQ4にクロツク
パルスφ1ないしφ3が加えられることに応じて第
12図AとBの状態が交互に繰り返されることに
なる。
この実施例では、コンデンサC3が定電圧化回
路2の出力側に設けられるものであるため、電源
回路の出力インピーダンスを充分に低下させるこ
とができ、前記第10図の実施例の回路と同様に
出力定電圧の変動を小さく抑えることができる。
しかも、ICに対する外付コンデンサが2個です
むため、特に薄型の電子式腕時計のように実装ス
ペースに制約のあるものには極めて有役なものと
することができる。
なお、この実施例においては、前記実施例と同
様に、起動時において線l22に供給される発振検
出信号のハイレベルによつて、タイミングパルス
φ1ないしφ3がハイレベルにされ、このハイレベ
ルのタイミングパルスφ1ないしφ3によつて
MISFETQ1,Q2及びQ3が同時にオン状態にさ
れ、MISFETQ4がオフ状態にされる。これによ
り、電池電圧Vssが直接に定電圧回路2に印加さ
れ、コンデンサC3が所定の定電圧に充電される。
このときにはコンデンサC1には上記のように
MISFETQ2がオフ状態にされているので充電は
行なわれない。
したがつて、起動状態終了後の回路動作は次の
ようになる。なお、第12図AないしEには、時
刻t0において電池電源が投入され、時刻t5におい
て起動状態が終了させられたときのクロツク発生
回路内の線l24(第4図参照)における信号、クロ
ツクパルスφ1ないしφ3、及び定電圧化回路2の
出力電圧波形が示されている。
先ず、時刻t6においてクロツクφ2がハイレベル
にされると、線l3には、MISFETQ1、電荷量0
の上記コンデンサC1及びMISFETQ3を介して電
池電源Vssの電圧が供給される。
時刻t8においてクロツクパルスφ1がロウレベル
にされることによつてMISFETQ4が導通状態に
されると、上記MISFETQ4及びほゞ電荷量0の
上記コンデンサC1によつてMISFETQ2のソース
がほゞ接地電位にされることになる。このとき上
記MISFETQ2は、制御用MISFETQ14及び線l2
介してそのドレインDにコンデンサC3の出力電
圧が加えられているので、そのドレインDと基体
ゲートSUBとの間のpn接合に順方向バイアスが
与えられることになる。
時刻t9においてクロツクパルスφ3がハイレベル
にされると、上記MISFETQ2はそのゲート電極
下のp型ウエル領域(図示しない)表面にチヤン
ネル領域が形成されることによつて導通状態とさ
れる。
その結果、上記時刻t8から、上記コンデンサC3
における充電々荷が制御用MISFETQ14、線l2
びMISFETQ2を介してコンデンサC1に分配され
るようになる。その結果、上記コンデンサC3
充電々圧、すなわち線l3における電圧が第13図
Eのように減少させられてしまうことになる。
時刻t10においてクロツクパルスφ2が再びハイ
レベルにされると、前記時刻t6における動作と同
じように、MISFETQ1、上記電荷分配によつて
充電された上記コンデンサC1及びMISFETQ3
介して線l2に電池電源Vssの電圧が供給されるこ
とになり、その結果上記コンデンサC3の充電々
圧は第13図Eのように再び定電圧化回路2の特
性によつて決まつた電圧まで上昇するようにな
る。
上記コンデンサC3の充電々圧の変動は、上記
コンデンサC1が除々に充電されることに応じて
第13図Eのように減少させられる。
上記のように線l3における電圧が低下すると、
発振回路3が動作を停止してしまうことになる。
また上記電圧低下が著るしいと、再び起動状態に
させることができなくなつてしまうという問題が
生じる。
そこで、上記第11図の実施例においては、上
記コンデンサC1,C3の容量値を同一にするので
はなく、コンデンサC1の容量値をコンデンサC3
に比べて小さくすることによつて、上記起動終了
時での上記コンデンサC3における電圧低下を小
さくさせるように工夫される。この場合には、コ
ンデンサC1の充電電圧が大きくされることにな
り、そのため、起動状態終了後の正常動作時に
MISFETQ2とQ4が導通状態にされたとき、コン
デンサC1からコンデンサC3へ電荷分散が行なわ
れ易くなるという利点も生じる。すなわち、第1
2図Bに示されたような状態において、コンデン
サC3の保持電圧が低下したときには、比較的高
電圧に充電された上記コンデンサC1から
MISFETQ14を介してコンデンサC3へ電荷分散が
速やかに行なわれることになるからである。た
だ、コンデンサC3には直列接続による充電動作
時に基準電圧(安定化出力電圧)まで充電する必
要があることにより、上記コンデンサC1とC3
この電圧を越えるような大きな容量比に設定する
ことはできない。
なお、上記第11図の回路において、起動状態
のときの上記クロツクパルスφ1ないしφ3を上記
のようにすべてハイレベルにさせること構成にか
えて、クロツクパルスφ1をロウレベルにさせ、
クロツクパルスφ2及びφ3をハイレベルにさせる
ように変更することができ、このような変更によ
つて、起動状態時に上記コンデンサC1を充電さ
せることができる。しかしながら、上記のように
コンデンサC1を予め充電させても、起動状態終
了後における上記コンデンサC3の充電々圧の変
動を無くさせることは困難である。
すなわち、上記のように変更された場合、上記
起動状態において上記コンデンサC1がほゞ電池
電源Vssの電圧まで充電されることになり、それ
に応じて起動状態終了後に上記コンデンサC1
第12図Aのように接続されると、上記コンデン
サC1の充電々圧によつて線l2の電圧がほゞ0にさ
れてしまうことになるからである。
第14図は、この発明の更に他の実施例の回路
を示している。
この実施例においては、端子p11を介してICに
外付けされるコンデンサC3によつて定電圧化回
路2の出力端におけるインピーダンスが充分低下
するように考慮され、しかもICに外付けされる
2つのコンデンサC1及びC3が互に等しくても差
しつかえないように考慮される。
その結果、電子時計等の組立作業時において、
コンデンサC1とC3を区別してICの各端子に接続
させなければならないという煩らわしさから解放
される。
この実施例においては、図示のようにスイツチ
ングMISFETQ1,Q2の共通接続点と端子P3との
間にMISFETQ30が設けられ、また上記端子P3
線l3との間にMISFETQ31が設けられる。
上記MISFETQ31のゲートには、第15図Aに
示されたように、レベル振幅が−Vssとされた起
動制御信号Aが供給される。この起動制御信号
は、第4図の回路の線l24に供給される信号を第
6図におけるようなレベルシフト回路に加えるこ
とによつてこのレベルシフト回路における
MISFETQ20にドレインから得ることができる。
上記MISFETQ30のゲートには、電池電源Vss
によつて直接に動作させられるインバータ回路
INを介して上記起動制御信号Aが供給される。
なお、上記2つのMISFETQ30及びQ31のゲー
トに供給するためのレベルシフトされた互いに逆
相の信号を上記第6図のレベルシフト回路におけ
るMISFETQ20とQ22とドレインから発生させて
も良い。このようにすると上記インバータ回路
INを省略することができる。
この実施例においては、起動状態におけるクロ
ツクパルスφ1はロウレベルにされ、クロツクパ
ルスφ2及びφ3はハイレベルにされる。
上記クロツクパルスφ1を得るために、例えば
前記第4図におけるナンド回路ND5がノア回路
に変更され、このノア回路にフリツプフロツプ回
路FF5の反転出力信号と線l24における信号をイ
ンバータ回路によつて反転させることによつて得
た信号とが供給されるようにされる。
この実施例の回路の動作は、次のようになる。
先ず、第15図Aのように、時刻t0において電
池電源が投入されてから時刻t5において起動制御
信号Aがロウレベルにされるまで、すなわち起動
状態においては、上記起動制御信号Aのハイレベ
ルにより上記MISFETQ31がオン状態にされ、上
記MISFETQ30がオフ状態にされている。
上記起動時状態においては、また上記のように
タイミングパルスφ1がローレベルに、タイミン
グパルスφ2及びφ3がハイレベルにされているこ
とによつてスイツチングMISFETQ1,Q2及びQ4
がオン状態にされQ3がオフ状態にされている。
したがつて、上記起動状態において、線l2には
オン状態にされた上記スイツチングMISFETQ1
及びQ2を介して電池電源Vssの電圧が供給され
る。このとき、上記MISFETQ31がオン状態にさ
れていることによつてコンデンサC1は、この
MISFETQ31を介してコンデンサC3に並列に接続
されることになる。なお、MISFETQ30がオフ状
態にされていることによつて、上記コンデンサ
C1と電池電源Vssとの相互には、直接の電流通路
は形成されない。
上記起動状態においては、上記コンデンサC1
及びC3は、共に定電圧化回路2によつて決めら
れる電圧VOLまで充電されることになる。
時刻t5において起動制御信号Aがロウレベルさ
れることによつて、起動状態が終了させられる。
この起動終了以後において上記MISFETQ30はオ
ン状態にされ、Q31はオフ状態にされる。
上記のように、コンデンサC1は、起動状態時
に電圧VCLにまで充電されている。従つて起動状
態が終了させられた後においてコンデンサC3
らC1への電荷分散が生じることはなく、第15
図Fのように上記コンデンサC3の電圧、すなわ
ち線l3における電圧を起動状態であるか否かにか
かわらずに一定にさせることができる。
なお、定電圧化回路2における制御用
MISFETQ14のドレインが接続された線l2におけ
る電圧は、上記起動状態の終了後の正常動作にお
いて第15図Eのように変化させられる。
すなわち、上記線l2における電圧は、時刻t6に
おいてスイツチングMISFETQ1及びQ3がオン状
態にされることによつて電池電源Vssの電圧から
コンデンサC1の充電々圧を引いた値にされる。
このときの上記コンデンサC1及びC3への充電は、
前記のように、線l3、すなわち上記コンデンサC3
における電圧が定電圧化回路2によつて決まる定
電圧Vssにされたとき実質的に停止される。それ
に応じて上記コンデンサC1における充電々圧が
比較的小さくされるので上記線l2における電圧は
比較的大きい値にされる。
これに対し、時刻t9においては、スイツチング
MISFETQ4及びQ2がオン状態にされることによ
つて上記コンデンサC1の充電々圧が上記線l2に供
給される。その結果、上記線l2における電圧は図
示のように比較的小さくされる。
第16図は、この発明の更に他の実施例の回路
を示している。
この実施例に従えば、電池を比較的長時間にわ
たつて使用できるようにするため、すなわち電池
寿命を長くさせるため、電池電源Vssの電圧が比
較的低下させられたときにおいても安定化電源回
路2から充分な値の安定化出力電圧が出力される
ようにされる。
なお、この実施例においては、降圧回路1と定
電圧化回路2とが一体的に構成されているが、以
下の説明では便宜上これらが分けられているもの
とする。この場合、上記降圧回路1から線l2に供
給電圧は、電池電源Vssの電圧のほゞ半分の値と
され、従つて、電池電源Vssの電圧の変化に対し、
第17図の特性図において曲線l2で示されたよう
に変化させられる。
定電圧化回路2は、上記降圧回路の出力電圧を
受けるようにされているので、上記降圧回路1の
出力電圧がほゞその安定化電圧以上なら、安定化
電圧を出力する。
上記定電圧化回路1に降圧回路1の降圧動作に
よつて形成された降圧電圧のみが供給される場
合、電池電圧Vssの電圧の若干の低下によつて上
記降圧電圧が上記安定化電圧よりも低下させられ
てしまうと、これに応じて上記定電圧化回路1の
出力電圧が低下させられてしまう。すなわち上記
定電圧化回路1の出力電圧は、第17図における
D点から降圧回路1の出力電圧に応じて低下させ
られてしまう。その結果、電池電源Vssからまだ
比較的高電圧が出力されているにもかかわらずに
電池電源を取り替えなければならなくなつてく
る。
この実施例に従うと、減電圧特性の改善のため
に、言い換えれば、電池寿命を長くさせるため
に、上記降圧回路1から出力される降圧電圧が電
池電源Vssの電圧の低下に応じてほゞ上記安定化
電圧にまで低下させられてしまうと、電池電源
Vssの電圧が直接に上記定電圧化回路2に供給さ
れるようにされる。これに応じて、上記定電圧化
回路2の出力電圧は第17図のC点まで、すなわ
ち、電池電源Vssの電圧が上記安定化電圧にほゞ
等しい値のVss″に低下させられるまで安定化され
る。
以下、この実施例の構成について詳細に説明す
る。
降圧回路1は前記第14図の回路と同様な構成
にされている。起動状態においては、クロツクパ
ルスφ1がロウレベルにされクロツクパルスφ2
びφ3がハイレベルにされる。これに応じてスイ
ツチングMISFETQ1,Q2及びQ4が導通状態にさ
れ、スイツチングMISFETQ3が非導通状態にさ
れる。またMISFETQ30はレベルシフト回路29
から供給されるロウレベルの制御信号によつて非
導通状態にされ、MISFETQ31はハイレベルの制
御信号によつて導通状態にされる。
定電圧化回路2は、前記各実施例と同様に制御
用MISFETQ14、差動増幅回路20、基準電圧回
路21及びレベルシフト回路22から構成されて
いる。
時計回路31は、その内部において本発明の考
えに従つて複数の電源配線が形成され、また必要
に応じてレベルシフト回路が形成されるが基本的
には公知の各種の回路によつて構成される。特に
制限されないがこの時計回路31は、例えば基準
周波数信号を形成する発振回路、上記発振回路か
ら出力される基準周波数信号を受けることによつ
て秒クロツク信号を形成する分周回路、上記分周
回路の出力信号を受けることによつて、10秒、1
分、10分、1時間、10時間、1日、10日等の時間
データを出力する各種の時間カウンタ回路、上記
各種時間カウンタ回路の出力信号を表示用信号に
変換させる表示用デコーダ回路、上記表示用デコ
ーダ回路の出力信号を受ける出力バツフア回路、
ストツプウオツチ回路、アラーム回路、外部端子
P10,P22を介して接続されたスイツチSW1及び
SW2の操作順序を検出することによつて、正常時
計動作モード、時刻修正モード、ストツプウオツ
チモード、アラームモード等の時計の各種モード
を選択させるためのモード選択回路、上記モード
選択回路の出力信号と上記スイツチSW1もしくは
SW2からの信号との組合せに応じて上記各種回路
の動作を制御するための制御回路、上記アラーム
回路の出力信号を受ける出力バツフア回路等から
構成される。
なお、時計回路31は、発振回路、タイミング
パルス発生回路、時刻データ、動作モードデー
タ、ストツプウオツチデータ、アラームデータ等
が書き込まれるランダムアクセスメモリ、マイク
ロインストラクシヨンが書き込まれたリードオン
リメモリ(ROM)、プログラムカウンタ、演算
論理ユニツト、各種デコーダ回路、等から構成さ
れた公知のROM−RAM方式の回路によつて構
成することもできる。
上記時計回路31からは、例えば図示のように
各桁毎に日字型に配置された液晶表示セグメント
を持つ表示装置DSPを駆動するための表示デコ
ード信号、アラーム音を形成させるために設けら
れた圧電素子等から構成された音響交換手段SP
を駆動するための信号、及び後で説明する各種回
路に供給するための各種クロツク信号及び制御信
号が出力される。
上記音響変換手段SPを駆動するための時計回
路31内に設けられた出力バツフア回路は比較的
大きい駆動電流が必要とされるので、電池電源
Vssの直接の電圧によつて動作させられる。
この実施例においては、電池電源Vssの電圧を
検出するために、図示のように電圧比較回路25
が設けられる。
上記電圧比較回路25は、その非反転入力端子
に、上記基準電圧回路21によつて形成された定
電圧が供給され、またその反転入力端子に抵抗
R2及びR3から構成された分圧回路を介して電池
電源Vssの電圧が供給される。
上記分圧回路から出力される分圧電圧は、その
分圧比が適当に設定されることによつて、電池電
源Vssの電圧が検出すべき値(検出レベル)にま
で低下させられたとき、すなわちほゞ第17図に
おけるVss′もしくはそれよりも若干大きい値にま
で低下させられたとき、上記基準電圧回路21に
出力電圧と等しくなるようにされる。
そのため、上記電圧比較回路25の出力電圧
は、電池電源Vssの電圧が検出レベル以下に低下
させられると、これに応じてハイレベルにされ
る。
特に制限されないが、この実施例においては、
上記分圧回路及び電圧比較回路25は、それぞれ
の平均消費電流を減少させるために間欠的に動作
させられる。上記分圧回路を間欠動作させるため
に、図示のようにクロツクパルスφ0によつてオ
ン状態とされるスイツチングMISFETQ32が設け
られる。また、上記電圧比較回路25には、上記
スイツチングMISFETQ32に供給されるクロツク
パルスφ0と同じクロツクパルスが供給される。
なお上記電圧比較回路25は、例えば第1図の
差動増幅回路20と同様な構成にされる。上記間
欠動作のために、上記第1図の定電流
MISFETQ13と同様なMISFETのゲートに上記ク
ロツクパルスφ0が供給される。
上記電圧比較回路25から出力される間欠的な
出力信号にもとづいて連続的な信号を形成させる
ために、図示のようにラツチ回路26が設けられ
ている。
上記電圧比較回路25が上記クロツクパルス
φ0によつて動作状態にされるので、上記ラツチ
回路26のデータ入力端子には、上記電圧比
較回路25に供給されるクロツクパルスφ0と同
じクロツクパルスが供給される。
上記クロツクパルスφ0は、図示のように、時
計回路31から出力される各周波数の基準クロツ
ク信号を受ける波形整形回路30から得ることが
できる。なお、上記クロツクパルスφ0をこのよ
うな構成によつて得ることによつて、上記ラツチ
回路26の出力信号の変化タイミングとクロツク
パルスφ1ないしφ3の変化タイミングとを同期さ
せることができるようになる。
上記ラツチ回路26の出力信号は、ノアゲート
回路27を介して起動制御回路28に供給され
る。
なお、上記ゲート回路27は、電子式時計に、
上記のようにアラーム回路及びこの回路の出力に
よつて駆動される音響変換手段SPなどの比較的
大きい駆動電流を必要とする表示手段が設けられ
ることに対応して設けられる。
上記ゲート回路27の残りの入力端子には、線
l41を介して上記時計回路31内の制御回路から、
上記表示手段に駆動電流が流されるタイミングと
同期してハイレベルにされる制御信号φCが供給
される。
ここで、通常、電池電源Vssは、比較的大きい
内部抵抗を持つており、そのため上記のような大
きい駆動電流に応じて大きい電流が流されるとそ
の出力電圧が比較的大きく低下させられてしまう
ことになる。この電池電源Vssの電圧の低下は前
記電圧比較回路25によつて検出されることにな
る。しかしながら上記の電圧の低下が検出される
までに若干の時間遅れが生ずることになる。
上記のゲート回路27及び制御信号φCを利用
する場合には、上記電圧比較回路25の出力信号
にもとづく電圧降下検出出力を待たなくても良い
ようになる。
その結果、後の説明からも明らかとなるよう
に、電池電源Vssの電圧が低下させられる前にこ
の電池電源Vssの電圧が定電圧化回路27に供給
されるようになり、線l3における不所望な電圧低
下を防ぐことができるようになる。
この実施例の図面においては、理解を容易にす
るために、クロツク発生回路11′に対して独立
に起動制御回路28が表示されている。
この起動制御回路28は、その詳細が第18図
に示されている。図面から明らかなように、この
起動制御回路28は前記第4図の起動制御回路に
ナンド回路ND10及びインバータ回路IV20が追加
された構成とされている。
上記ナンド回路ND10の1つの入力端子には線
l43を介して上記ノアゲート回路27から、電池
電源電圧の低下が検出されたとき及びアラーム表
示時においてロウレベルとされる信号が供給され
る。そのため、上記起動制御回路28は、起動状
態時だけでなく、上記ノアゲート回路27の出力
がロウレベルにされたときにおいても線l24にロ
ウレベル信号を出力するようになる。
なお、第18図には、クロツク発生回路11′
の一部も示されている。図示のノア回路NR10
ら出力されるクロツクパルスφ1′は、上記線l24
おける信号がロウレベルにされることに応じてロ
ウレベルにされる。
第19図AないしGには、上記第16図の回路
の動作波形図が示されている。なお、第19図に
おいて、VDD(+)は、回路の接地電位を意味し、
Vss(−)は電池電源Vssの出力電位に対応する電
位を示している。
この実施例に従うと、降圧電圧が安定化出力電
圧以下となつても、上記動作切り換えにより所定
のレベルの安定化出力電圧が得られることより、
電池電圧Vssの有効な利用が図られ、この減電圧
の特性の改善により、電池寿命を長くすることが
できる。特に、リチウム電池にあつてはその内部
抵抗が数100Ωと大きいことより、大きな消費電
流の動作モードでは、その電圧低下が大きいこと
より、この実施例に示すような機能の追加はリチ
ウム電池を使用する場合に特に好適なものとな
る。
この発明は、上記実施例に限定されない。例え
ば、第14図及び第16図の回路1及び2にかえ
て、第20図に示されたような回路を用いること
ができる。なお、この第20図には、前記実施例
の各素子と対応する素子には同じ記号がつけられ
ている。
この第20図の回路においては、起動状態及び
電池電源電圧の低下時に、クロツクパルスφ1
いしφ3及び制御信号Aがハイレベルにされ、制
御信号がロウレベルにされる。上記各レベルの
各信号に応じて、スイツチングMISFETQ1ない
しQ3及びMISFETQ31が導通状態にされ、スイツ
チングMISFETQ4及びMISFETQ30が非導通状
態にされる。そのため、コンデンサC1は、実質
的に電池電源VssとコンデンサC3とに接続される
ことになる。上記コンデンサC1及びC3が直列接
続されることによつて、上記コンデンサC3は、
制御用MISFETQ14からだけでなく上記コンデン
サC1を介しても充電される。その結果、電池電
源投入時において、線l3に出力される電圧の立上
りを早くさせることができるようになる。同時に
上記コンデンサC1は比較的短時間のうちに充電
される。
起動状態終了後においては、制御信号A,が
それぞれロウレベル、ハイレベルにされ、また、
クロツクパルスφ1ないしφ3は前記実施例と同様
に順次に変化させられる。
上記第14図及び第16図の上記回路1及び2
は、更に第21図のように変更することができ
る。
この第21図の回路においては、起動状態時及
び電池電源電圧低下時に、クロツクパルスφ1
いしφ3がロウレベルにされ、制御信号Aがハイ
レベルにされることによつて、スイツチング
MISFETQ1ないしQ3が非導通状態にされ、スイ
ツチングMISFETQ4、MISFETQ30及びQ31が導
通状態にされる。その結果、制御用MISFETQ14
のドレインにはMISFETQ30を介して電池電圧が
供給されるようになる。またコンデンサC1には、
MISFETQ31を介して線l3に出力された定電圧が
供給されることになる。
起動状態終了後においては、上記制御信号Aは
ロウレベルにされ、クロツクパルスφ1ないしφ3
は前記実施例と同様に順次に変化させられる。
上記第21図の回路構成によると、起動状態終
了後における上記コンデンサC1の充放電経路は、
スイツチングMISFETQ1ないしQ4によつてのみ
構成される。そのため、上記MISFETQ30が上記
コンデンサC1の充放電経路に直列に挿入されて
いる場合に起るような電圧損失及び電力損失の発
生を防ぐことができる。また、上記MISFETQ30
及びQ31が同相で動作させられるので、1つの制
御信号Aを形成するだけで良いようになる。
前記降圧回路1に供給するタイミングパルス
は、2相のタイミングパルスを用いるものであつ
てもよい。ただ、この降圧回路におけるスイツチ
ング手段を利用して起動又は減電圧改善を行なう
場合には、MISFETQ1,Q2を簡単に同時にオン
することができる8相のタイミングパルスを用い
ることが便利である。
また、減電圧特性の改善は、第1図、第10
図、第11図、及び第14図の実施例回路につい
ても同様に適用できるものである。さらに、定電
圧化回路2における差動増幅回路20は、クロツ
クドライブして、その消費電流をさらに削減する
ものとしてもよい。この場合には、コンデンサ
C4によつてMISFETQ14のゲート制御電圧が保持
されることになる。
また、前記実施例における各回路ブロツクの具
体的回路は、前述のような動作を行なうものであ
れば、何んであつてもよい。
さらに、この発明は、指針式電子時計、デイジ
タル式電子時計等のように主として電池起動され
る小型電子装置に広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図、
第2図A及びBは、その動作原理図、第3図は、
上記第1図の回路の動作波形図、第4図は、上記
第1図のブロツク5及び11の具体的な論理回路
図、第5図は上記第4図の回路の動作波形図、第
6図はレベルシフト回路の回路図、第7図は、イ
ンバータ回路の回路図、第8図及び第9図は上記
第7図の回路の特性曲線図、第10図はこの発明
の他の実施例の回路図、第11図はこの発明の更
に他の実施例の回路図、第12図A及びBは、上
記第11図の回路の動作原理図、第13図は、上
記第11図の回路の動作波形図、第14図は、こ
の発明の他の実施例の回路図、第15図は上記第
14図の回路の動作波形図、第16図は、この発
明の更に他の実施例の回路図、第17図は上記第
16図の回路の特性曲線図、第18図は上記第1
6図のブロツク28の具体的な論理回路図、第1
9図は上記第16図の回路の動作波形図、第20
図及び第21図はそれぞれ更に他の実施例の回路
図である。 1……降圧回路、2……定電圧化回路、3……
発振回路、4……波形整形回路、5……分周回
路、6……波形整形回路、7……レベルシフト回
路、8,9……出力バツフア回路、10……発振
検出回路、11……クロツク発生回路、12……
レベルシフト回路、20……差動増幅回路、21
……基準電圧回路、25……電圧比較回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電源電圧供給点と、 第1、第2接続点と、 上記第1接続点に入力が結合され上記第2接続
    点に出力が結合された定電圧回路と、 上記第2接続点と回路の基準電位点との間に設
    けられる第1コンデンサと、 第2コンデンサと、 第1タイミングにおいて上記第1、第2コンデ
    ンサが上記定電圧回路を介して上記電源電圧供給
    点と上記回路の基準電位点との間に直列接続され
    るように上記第2コンデンサを上記電源供給点と
    上記第1接続点との間に接続せしめ、第2タイミ
    ングにおいて上記第2コンデンサの充電電圧が上
    記第1接続点に供給されるように上記第2コンデ
    ンサを上記第1接続点と上記回路の基準電位点と
    の間に接続せしめるスイツチ回路と、 を備えており、 上記第1、第2タイミングの交互の繰返しに応
    じて上記第2接続点から出力電圧を得るようにし
    てなることを特徴とする安定化電源回路。 2 上記定電圧回路は、上記第2接続点の電位と
    所望の基準電位とを入力して受けることによつて
    制御電圧を形成する差動増幅回路と、上記第1接
    続点と上記第2接続点との間に設けられ上記制御
    電圧によつてインピーダンス制御される可変イン
    ピーダンス素子とからなることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の安定化電源回路。 3 上記差動増幅回路及び上記可変インピーダン
    ス素子は、MISFETからなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は、第2項記載の安定化
    電源回路。 4 上記スイツチ回路は、電源投入時に、上記第
    2コンデンサを上記電源電圧供給点の電圧を上記
    第1接続点に供給せしめるとともに、上記第2コ
    ンデンサを上記定電圧回路の出力によつて充電せ
    しめるスイツチ素子を備えてなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項ないし第3項のうちの1
    に記載の安定化電源回路。
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