JPH03199258A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH03199258A
JPH03199258A JP1341454A JP34145489A JPH03199258A JP H03199258 A JPH03199258 A JP H03199258A JP 1341454 A JP1341454 A JP 1341454A JP 34145489 A JP34145489 A JP 34145489A JP H03199258 A JPH03199258 A JP H03199258A
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太一 西尾
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英雄 篠永
Takashi Sanada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は射出成形、押出成形および中空成形等により、
3次元成形品、シート等として、特に自動車部品、電気
部品等として好適に利用できる熱可塑性樹脂組成物に関
する。
更に詳しくは、少くとも一種の相容化剤、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂、少くとも一種のポリアミド樹脂、およ
び分子量2.000以下で窒素元素を有する反応性化合
物、隋意成分として無機フィラー、衝撃強度改良剤から
なる加工性、塗装性に優れた新規熱可塑性樹脂組成物に
関する。
〈従来の技術〉 ポリフェニレンエーテルとポリアミドからなる樹脂組成
物は古くから知られており、米国特許3.379.79
2号には、ポリフェニレンエーテルに25重量%までの
ポリアミドを加えた組成物が開示されているが、ポリフ
ェニレンエーテルとポリアミドを相溶化するための相容
化剤については開示されていない。
米国特許4.315.086号には、液状ジエンポリマ
ー、エポキシ化合物および分子内にa)炭素−炭素二重
結合又は炭素−炭素三重結合およびb〉カルボン酸、酸
無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミ
ノ又は水酸基を同時に有する化合物がポリアミドとポリ
フェニレンエーテルの相容化剤として開示されている。
又同特許には、衝撃強度改良剤としてエチレンプロピレ
ンゴム、エチレンプロピレンポリエンゴムあるいはこれ
らの不飽和カルボン酸変性物、SBR,ポリブタジェン
、ポリスチレン−ジエンゴムのジブロックあるいはトリ
ブロック共重合体あるいはこれらの部分水素化物等との
組成物が開示されている。
特開昭59−59724号公報、特開昭59−8665
3号公報、米国特許4.654.405号、国際特許公
開公報W087700540号等には、ラジカル開始剤
の存在下又は不存在下に不飽和カルボン酸をポリフェニ
レンエーテルにグラフトした後、ポリアミドを混合して
組成物を得る方法が開示されている。
欧州特許公開公報EP−0(14)6(14)0号には
、アルケニル芳香族化合物とα、β不飽和ジカルボン酸
無水物又はこれらのイミド化合物が、ポリフェニレンエ
ーテルとポリアミドの相容化剤として開示されている。
国際特許公開公報WO85105372号にはリンゴ酸
のようなアリファティックボリカルボン酸が、米国特許
4.659.760号には酸化ポリエチレンワックスが
、米国特許4.659.763号にはキノン類が、米国
特許4.732.937号にはエポキシ化合物で官能化
されたポリフェニレンエーテルが、米国特許4、600
.741号には無水トリメリット酸クロライド等からな
る多官能性化合物がそれぞれポリフェニレンエーテルと
ポリアミドの相容化剤として開示されており、これらの
化合物は全て後に述べる本発明において相容化剤として
用いることができる。
相容化剤とポリフェニレンエーテルと結晶性ポリアミド
に非品性ポリアミドを組合せてなる組成物については特
開昭63−108060号公報、特開昭63−113(
171号公報、国際特許公開公報W088706173
号等に開示されている。
また、特開昭62−236853号公報や特開平1−1
39642号公報においては、難燃剤として、含窒素、
複素環式化合物やメラミンを加える組成物が知られてい
るが、塗装性が良好でかっ、物性においても良好なる樹
脂組成物は未だ見い出されていない。
〈発明が解決しようとする課題〉 ポリフェニレンエーテル系の組成物は、優れた機械特性
や耐熱特性を持っているが、紫外線、太陽光等に暴露さ
れた時、変色しやすいという欠点を持っており、この欠
点は特にポリアミドとポリフェニレンエーテルからなる
組成物において特に著しく、この欠点を補いあるいは、
装飾的な美観を賦与するため、該組成物の成形品を塗装
して実用に供されることが一般的であり、塗膜密着性能
の優れた組成物が必要とされていた。しかしながら、従
来技術で知られていた相容化剤とポリフェニレンエーテ
ルおよびポリアミドからなる組成物の塗膜密着性能は必
ずしも満足すべきものではなく改良が望まれていた。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、種々の配合成分について検討を加えた結
果、相容化剤、ポリフェニレンエーテル及びポリアミド
からなる組成物に、分子量が2.000以下で窒素元素
を有し、開環もしくは縮重合性を有するか、または酸も
しくはアミンとの反応性を有する化合物を少量配合する
ことによって、該組成物がもつ優れた機械的性質を損う
ことなく、塗膜密着性能が著しく向上することを見い出
し本発明を完成した。
即ち本発明は、 (i)相溶化に有効量の少なくとも一種の相容化剤、 (ii) A、 Bの合計量に基づいて、A ポリフェ
ニレンエーテル、約40〜100重量%、 B アルケニル芳香族化合物のホモポリマー又はアルケ
ニル芳香族化合物と不飽和化合物とのランダム共重合体
; 0〜約60重量%の重量百分率で各成分が存在し、かつ
A、Bの合計量が全ポリマー成分の約10重量%以上存
在し、かつ、 (iii)少なくとも1種のポリアミドが連続相を形成
するために必要な量以上の量が存在し、かつ Civ )分子量2.000以下で窒素元素を有し、開
環もしくは縮重合性を有するか、または酸もしくはアミ
ンとの反応性を有する化合物が存在する、 (i)、(ii)、(iii)および(iv)からなる
ことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物に関するものであ
る。
本発明で使用される(ii) A、 ポリフェニレンエ
ーテルは一般式 (式中、R1、R2、R3、R4およびR′は水素原子
、ハロゲン原子、炭化水素もしくは置換炭化水素基であ
り、同一であっても異っていてもよいが少くとも1つは
水素原子である。) で示されるフェノール化合物の1種又は2種以上を酸化
カップリング触媒の存在下に、酸素又は酸素含有ガスで
酸化重合せしめて得られる重合体である。
上記一般式におけるR1、R2、R3、R4及びR5の
具体例としては、水素原子、塩素、臭素、フッ素、ヨウ
素等のハロゲン原子、又は炭素数1〜18″′炭化水素
もしくは置換炭化水素基であり、例えばメチル、エチル
、n−プロピル、 fso−プロピル、pri −5e
c−又はt−ブチル、クロロエチル、ヒドロキシエチル
、フェニルエチル、ヒドロキシメチル、カルボキシエチ
ル、メトキシカルボニルエチル、シアノエチル等のアル
キル基又は置換アルキル基、フェニル、クロロフェニル
、メチルフェニル、ジメチルフェニル、エチルフェニル
等のアリール基又は置換アリール基、ベンジル基及びア
リル基等が挙げられる。
上記一般式で表わされるフェノール化合物の具体例とし
ては、フェノール、0−1m−1又はp−クレゾール、
2.6− 2.5− 2.4−1又は3.5−ジメチル
フェノール、2−メチル−6−フェニルフェノール、2
.6−ジフェニルフェノール、2.6−ジメチルフェニ
ル、2−メチル−6−エチルフエノール、2.3.5−
 2.3.6=又は2.4.6−ドリメチルフエノール
、3−メチル−6−t−ブチルフェノール、チモール、
2−メチル−6−アリルフェノール等が挙げられる。更
に、上記−般式以外のフェノール化合物、例えば、ビス
フェノール−A1テトラブロモビスフェノールAルゾル
シン、ハイドロキノン、ノボラック樹脂のような多価ヒ
ドロキシ芳香族化合物と、上記−数式の化合物との共重
合体でもよい。
これらの化合物の中で好ましいものとしては、2.6−
シメチルフエノール又は2,6−ジフェニルフェノール
の単独重合体、及び大量部の2,6−シメチルフエノー
ルと少量部の3−メチル−6−を−ブチルフェノール又
は2,3.6−ドリメチルフエノールとの共重合体等が
挙げられる。
フェノール化合物を酸化重合せ1.める際に用いられる
酸化カップリング触媒は、特に限定されるものではなく
、重合能力を有するいかなる触媒でも使用し得る。例え
ば、その代表的なものとしては塩化第1銅−トリエチル
アミン、塩化第1銅−ピリジン等の第1銅塩と第3級ア
ミン類よりなる触媒、塩化第2銅−ピリジン−水酸化カ
リウム等の第2銅塩−アミン−アルカリ金属水酸化物よ
りなる触媒、塩化マンガン−エタノールアミン、酢酸マ
ンガン−エチレンジアミン等のマンガン塩類と第1級ア
ミン類よりなる触媒、塩化マンガン−ナトリウムメチラ
ート、塩化マンガン−ナトリウムフェノラート等のマン
ガン塩類とアルコラードあるいはフェノラートからなる
触媒、コバルト塩類と第3級アミン類との組合せにより
なる触媒等が挙げられる。
ポリフェニレンエーテルを得る酸化重合の反応温度は、
40℃より高い温度で行なう場合(高温重合)と40℃
以下で行なう場合(低温重合)とでは物性等で違いがあ
ることが知られているが、本発明においては高温重合又
は低温重合のどちらでも採用することができる。
本発明において、(ii)少なくとも一種のポリアミド
とは、結晶性脂肪族ポリアミドおよび芳香族ポリアミド
等より選ばれる少なくとも一種のポリアミドである。
本発明に用いられる結晶性脂肪族ポリアミドとは、例え
ば以下に示すものをいう。
これらのものは10.000以上の分子量を有しており
、そして等モル量の炭素原子4〜12個を含む飽和脂肪
族ジカルボン酸と炭素原子2〜12個を含む脂肪族ジア
ミンとの結合により製造することができ、その際に所望
に応じてポリアミド中にてカルボキシル末端基よりアミ
ン末端基を過剰に与えるようにジアミン等を用いること
ができる。逆に、過剰の酸性基を与えるように三塩基性
酸を用いることもできる。同様に、これらのポリアミド
を該酸及びアミンの酸生成及びアミン生成誘導体、例え
ばエステル、酸塩化物、アミン塩などからも良好に製造
することができる。このポリアミドを製造するために用
いる代表的な脂肪族ジカルボン酸にはアジピン酸、ピメ
リン酸、アゼライン酸、スペリン酸、セバシン酸及びド
デカンジオン酸が含まれ、一方代表的な脂肪族ジアミン
にはへキサメチレンジアミン及びオクタメチレンジアミ
ンが含まれる。加えて、これらのポリアミドはラクタム
の自己縮合により製造することができる。ポリアミドの
例には、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66
)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン69)、
ポリへ牛すメチレンセバサミド(ナイロン610)、及
びポリへキサメチレンドデカノアミド(ナイロン612
)、ポリ−ビス−(p−アミノシクロヘキシル)メタン
ドデカノアミド、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイ
ロン46)またはラクタムの環開裂により生じるポリア
ミド;即ちポリカプロラクタム(ナイロン6)、及びポ
リラウリルラクタムが含まれる。また上記の重合体を製
造する際に使用される少なくとも2種のアミンまたは酸
の重合により製造されるポリアミド、例えばアジピン酸
、セバシン酸、及びヘキサメチレンジアミンから製造さ
れる重合体を用いることができる。ナイロン66及びナ
イロン6の配合物の如きポリアミドの配合物にはナイロ
ン6676の如き共重合体が含まれる。
これらの結晶性ポリアミドにあって好ましくはナイロン
46、ナイロン6、ナイロン6G、ナイロン11、ナイ
ロン12等が用いられる。より好ましくは、ナイロン6
、ナイロン66あるいはナイロン6とナイロン66との
任意の比率の混合物が用いられる。
またこれらポリアミドの末端官能基はアミン末端の多い
もの、カルボキシ末端の多いもの、両者がバランスした
もの、あるいはこれらの任意の比率の混合物が好適に用
いられる。
本発明に用いられる芳香族ポリアミドとは、例えばポリ
へキサメチレンイソフタルアミド(ナイロン61)の如
き芳香族成分を含有するコポリアミドである。かかる芳
香族成分を含有する熱可塑性コポリアミドは芳香族アミ
ノ酸および/又は芳香族ジカルボン酸たとえば、パラア
ミノメチル安息香酸、パラアミノエチル安息香酸、テレ
フタル酸、イソフタル酸などを主要構成成分とする溶融
重合が可能なポリアミドを意味する。
ポリアミドの他の構成成分となるジアミンはへキサメチ
レンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチ
レンジアミン、2.2.4−/ 2,4.4トリメチル
へキサメチレンジアミン、メタキシリレンジアミン、パ
ラキシリレンジアミン、ビス(p−アミノシクロヘキシ
ル)メタン、ビス(pアミノシクロへキシル)プロパン
、ビス(3−メチル、4−アミノシクロヘキシル)メタ
ン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1
.4ビス(アミノメチル)シクロヘキサンなどを使用す
ることができる。またジアミンの代わりにインシアネー
ト類を用いる事が出来る。例えば4.4°ジフエニルメ
タンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート等で
ある。必要に応じて用いられる共重合成分は特に限定な
く、ラクタムもしくは炭素原子4〜12個のω−アミノ
酸の単位、または炭素原子4〜12個の脂肪族ジカルボ
ン酸、及び炭素原子2〜12個の脂肪族ジアミンから誘
導される化合物、例えば、ε−カプロラクタム、ω−ラ
ウロラクタム、11−アミノウンデカン酸、12−アミ
ノドデカン酸などのラクタム、またはアミノ酸、前記し
た各種ジアミンとアジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸との等モル塩などが利用できる。
これらの成分からなる熱可塑性芳香族コポリアミドの代
表例をあげるとバラアミノメチル安息香酸とε−カプロ
ラクタムとの共重合ポリアミド(ナイロンAMBA/6
)、2,2.4−/2.4.4−1−リメチルヘキサメ
チレンジアミン・テレフタル酸塩を主成分とするポリア
ミド(ナイロンTMDT%TMDT/6I)、ヘキサメ
チレンジアミン、イソフタル酸塩および/またはへキサ
メチレンジアミン・テレフタル酸塩を主成分とし、ビス
(バラアミノシクロヘキシル)メタン・イソフタル酸塩
及び/またはテレフタル酸塩あるいはビス(3−メチル
、4−アミノシクロへキシル〉メタン・イソフタル酸塩
および/またはテレフタル酸塩あるいはビス(バラアミ
ノシクロヘキシル)プロパンイソフタル酸塩および/又
はビス(バラアミノシクロへキシル)プロパンテレフタ
ル酸塩を共重合成分とするポリアミド(ナイロン6I/
PACM Lナイロン61/DMPACMI、ナイロン
61 /PACP I、ナイロン61/6T/PACM
 r/PACM T、ナイロン61/6T/DMPAC
M I/DIPACM T、ナイロン64/6T/PA
CP I/PACP T )、ヘキサメチレンジアミン
、イソフタル酸塩あるいはへキサメチレンジアミン・テ
レフタル酸塩を主成分とし、ε−カプロラクタム、12
−アミノドデカン酸、ヘキサメチレンジアミン・アジピ
ン酸塩、ビス(バラアミノシクロヘキシル)メタン・ア
ジピン酸塩、ビス(3−メチル、4−アミノシクロヘキ
シル)メタン・アジピン酸塩などを共重合成分とするポ
リアミド(ナイロン6■、61/6T、 61/I2.
6T/6.6T/68.61/PACM 8.64/D
MPACM 6)、ビス(バラアミノシクロヘキシル)
メタン・イソフタル酸塩またはビス(3−メチル、4−
アミノシクロヘキシル)メタン、イソフタル酸塩を主成
分としヘキサメチレンジアミン・ドデカン2酸塩、12
−アミノドデカン酸などを共重合成分とするポリアミド
(ナイロンPACM I/612 、ナイロンDMPA
CM I/12)などである。
これらの芳香族ポリアミド群にあって非品性の芳香族ポ
リアミドが好適に用いられる。
本発明に用いられる(iv)分子i 2.000以下で
窒素元素を有し、開環もしくは縮重合性を有するか、ま
たは酸もしくはアミンとの反応性を有する化合物とは以
下に記述される一群の化合物である。
(ア)ラクタム類及びその誘導体。
(イ)ジアミン類及びその誘導体。
(つ)ジイソシアネート類及びその誘導体。
(1)トリアジン類及びその誘導体。
具体的には以下に例示される。
(ア)ラクタム類及びその誘導体 例えば、ε−カプロラクタム、ω−ラウロラクタム、1
1−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸、グ
リコシアミジン、オキシンドール、イサチン、環式ウレ
イドなどのラクタム、及びそれらの低分子量オリゴマー
金属塩などの誘導体。
(イ)ジアミン類及びその誘導体 例えば、ヘキサメチレンジアミン、ウンデカメチレンジ
アミン、ドデカメチレンジアミン、2,2.4−/2,
4.4−トリメチルへキサメチレンジアミン、メタキシ
リレンジアミン、パラキシリレンジアミン、ビス(p−
アミノシクロへキシル)メタン、ビス(p−アミノシク
ロヘキシル)プロパン、ビス(3−メチル、4−アミノ
シクロヘキシル)メタン、1.3=ビス(アミノメチル
)シクロヘキサン、1.4−ビス(アミノメチル)シク
ロヘキサンなどのジアミン類及びこれらとジカルボン酸
との塩などの誘導体が挙げられる。
(つ)ジイソシアネート類及びその誘導体例えば、トリ
レンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート及びその多量体、ナフタレンジイソシアネート、ト
リジンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソ
シアネート、トリス(イソシアナトフェニル)チオホス
フェート、p−フェニレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート
、イソホロンジイソシアネート、ビス(イソシアナトメ
チル)シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、リジンジイソシアネート、トリメチルへキ
サメチレンジイソシアネート、2−クロロエチルイソシ
アネート、クロロアセチルイソシアネート、4−クロロ
ベンゼンスルホニルイソシアネート、3,4−ジクロロ
フェニルイソシアネート、2−イソシアナトベンゾイル
クロリド、クロロスルホニルイソシアネート、N−(ク
ロロカルボニル)イソシアネート、2.4−ジフルオロ
フェニルイソシアネート、4−フルオロ−3−ニトロフ
ェニルイソシアネート、2−フルオロフェニルイソシア
ネート、2−クロロフェニルイソシアネート、3−フル
オロフェニルイソシアネート、3−クロロフェニルイソ
シアネート、4−フルオロフェニルイソシアネート、4
−クロロフェニルイソシアネート、3−フルオロスルホ
ニルフェニルイソシアネートなどが挙げられる。
(1)トリアジン類及びその誘導体 −数式(I)で表わされる化合物である。
(XSYSZはR9、NR2R1でありR1、R2、R
1は水素原子、アルキル基、アリール基又は(U)式で
表わされる置換基である。) +CH,−0+R,・・・・・・(II)(R,は水素
原子又は炭素数1〜10のアルキル基又はシクロアルキ
ル基。) 具体的には、メラミン(2,4,6−トリアミノ−1゜
3.5−トリアジン)、モノメチロールメラミンからヘ
キサメチロールメラミンまでの各種メチロールメラミン
、各種メチロールアミンを1価のアルコールで変性した
エーテル化メラミン、グアナミン、モノメチロールグア
ナミンからヘキサメチロールグアナミンまでの各種メチ
ロールグアナミン、各種メチロールグアナミンを1価の
アルコールで変性したエーテル化グアナミン、アンメリ
ド、アンメリン、グアニルメラミン、シアンメラミン、
アリールグアナミン、メラム、メレム、メロンなどが挙
げられる。
本発明においては、(ア)〜(1)の群から選ばれる少
なくとも1つの化合物を加えることによっで、塗膜密着
性能が著しく改善される。その加える量については、組
成物中に存在する量として、好ましくは0.01〜10
重量%、さらに好ましくは0.05〜2重量%である。
10重量%を超えた場合は、耐衝撃性が著しく低下する
。また0、01重量%未満では塗膜密着性能に改善が認
められない。
本発明に用いられる(ii) Bアルケニル芳香族化合
物のホモポリマー又はアルケニル芳香族化合物と不飽和
化合物とのランダム共重合体とは、ポリスチレン、ポリ
パラメチルスチレン、スチレン−α−メチルスチレン共
重合体、ポリビニルトルエン、スチレン−アルキル(メ
タ)アクリレート共重合体、スチレン−グリシジル(メ
タ)アクリレート共重合体等があげられる。
本発明において、追加成分として無機フィラーおよび/
または衝撃強度改良剤を用いることができる。無機フィ
ラーとしては、タルク、酸化チタン、クレイ、水酸化マ
グネシウム、チタン酸カリウムウィスカーおよびガラス
繊維から選ばれた少なくとも一種の無機フィラーが好ま
しい。これらは組合せて用いることができる。
該無機フィラーの配合量は、好ましくは(i)、(ii
)、(ii)及び(iv)からなる樹脂組成物100重
量部に対して1〜70重量部である。
また、該衝撃強度改良剤としては、ポリアミド、ポリフ
ェニレンエーテル、ポリスチレン、ポリオレフィン等の
衝撃強度改良剤として用いられる各種の有機高分子材料
が単独あるいは組合せて用いることができ、その多くは
米国特許4.315.086号、国際特許公開公報WO
/85105372号、欧州特許公開公報EP 023
6593号等に開示されている。例を挙げると、第1グ
ループとしてスチレンと共役ジエンのジブロック共重合
体、トリブロック共重合体、ラジアルテレブロック共重
合体あるいはこれらの部分水素化物が挙げられる。
これらはそれぞれシェル化学よりクレイトン■D1クレ
イトン@Gの商品名で、又、フィリップス石油化学より
ソルプレレン[F]の商品名で上市されており容易に入
手出来る。
第2グループは共役ジエンモノマーのホモ又はランダム
共重合体が挙げられる。
これらにはポリイソプレン、ポリブタジェン、スチレン
−ブタジェン共重合体、イソプレン−イソブチレン共重
合体、ブタジェン−アクリロニトリルランダム共重合体
、ポリオクテニレン等およびこれらのスチレンおよび/
又は極性基を持つ不飽和化合物、例えば、アクリル酸、
メタクリル酸、無水マレイン酸、フマール酸あるいはこ
れらの誘導体、グリシジル(メタ)アクリレート、アク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミド等によるグ
ラフト共重合体も好適に用いられる。
第3のグループは非極性のオレフィン系重合体であり、
例えば、エチレンープロピレンゴ1.(EPM) 、エ
チレン−プロピレン−ポリエンゴム(EPDM)、エチ
レン−ブテンゴム、エチレン−ブテン−ポリエンゴム、
プロピレン−ブテンゴム、ポリイソブチレン、線状低密
度ポリエチレン等およびこれらのスチレン、アクリロニ
トリルおよび/又は極性基を持つ不飽和化合物、例えば
アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマール
酸あるいはこれらの誘導体、グリシジル(メタ)アクリ
レート、アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド等によるグラフト共重合体も好適に用いることができ
る。
第4のグループはエチレンと極性基を有する不飽和化合
物の共重合体であり例えば、エチレン−アルキル(メタ
)アクリレート共重合体、エチレン−アルキル(メタ)
アクリレート−無水マレイン酸共重合体、エチレン−(
メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−グリシジル(メ
タ)アクリレート共重合体、エチレン−グリシジル(メ
タ)アクリレート−アルキル(メタ)アクリルート共重
合体、エチレン−グリシジル(メタ)アクリレート−酢
酸ビニル共重合体、あるいはこれらから誘導されるアイ
オノマー等が挙げられる。又第1〜第4グループに挙げ
られる衝撃強度改良剤の任意の組合せも用いることがで
きる。
本発明でポリフェニレンエーテルとポリアミドの相溶化
に用いられる(i)相容化剤は特に限定されるものでは
ないが、下記■〜[相]の群から選ばれる少なくとも−
・種を相容化剤として好適に用いることができる。
例えば、 ■ 液状ジエンポリマー ■ エチレン性又はアセチレン性不飽和結合を持たない
エポキシ化合物、 ■ 同一分子内に (a)少なくとも一種の不飽和基すなわち炭素−炭素二
重結合または炭素−炭素三重結合と(b)少なくとも一
種の極性基を併せ持つ化合物、■ 酸化ポリオレフィン
ワックス、 ■ キノン類、 ■ 分子構造中に、(a)酸素の架橋を介して炭素原子
に結合された少なくとも1つのケイ素原子、及び(b)
少なくともエチレン性炭素−炭素二重結合もしくは炭素
−炭素三重結合および/又はアミノ基およびメルカプト
基から選ばれる官能基の両方を有し、前記官能基がケイ
素原子に直接結合されていないシラン化合物、 ■同一分子内に(a)+0R)(ここでRは水素又はア
ルキル、アリル、アシル基又はカルボニルジオキシ基で
ある。)および(b)カルボン酸、酸ハライド、酸無水
物、酸ハライド無水物、酸エステル、酸アミド、イミド
、アミノおよびこれらの塩から選ばれた少なくとも、二
つの同−又は相異なる官能基を持つ化合物、および ■ 同一分子内に(a)酸ハライド基と、(b)少なく
とも一種のカルボン酸、カルボン酸無水物、酸エステル
又は酸アミド基を有する化合物等が挙げられる。また、 ■ ■〜■および■〜■の群の中から選ばれた少なくと
も一種の相容化剤をポリフェニレンエーテルに予め反応
させて得られる官能化されたポリフェニレンエーテル、
および [相] ■〜■群から選ばれた少なくとも一種の相容化
剤とポリフェニレンエーテルとポリアミドの少量を溶融
混練して得られた組成物等もまた、相容化剤として用い
ることも本発明の一態様に含まれる。
本発明に用いられるのグループの相容化剤は例えば共役
ジエンのホモポリマー、および一つの共役ジエン、他の
共役ジエン又はビニルモノマー即ちスチレン、エチレン
、プロピレン等との共重合体であり、数平均分子量が1
50乃至10000、好ましくは150乃至5000で
あるものであり、例えばポリブタジェン、ポリイソプレ
ン、ポリ (ブチレン/イソプレン)、ポリ (スチレ
ン/ブタジェン)等が挙げられる。
本発明に用いられる■グループの相容化剤は(1)ポリ
ヒドリツタフェノール(例えばビスフェノールA1テト
ラブロモビスフェノールAルゾルシン等)とエピクロル
ヒドリンの縮合体、および (2)ポリヒドリックアルコール(例えばエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等)とエピクロルヒドリンの縮合体等が挙げられる。
本発明に用いられる■グループの相容化剤は、不飽和基
すなわち炭素−炭素二重結合または炭素−炭素三重結合
と、極性基すなわちポリアミド樹脂中に含まれるアミド
結合、連鎖末端に存在するカルボキシル基、アミノ基と
親和性や、化学反応性を示す官能基を同一分子内に併せ
持つ化合物である。かかる官能基としては、カルボン酸
基、カルボン酸より誘導される基すなわちカルボキシル
基の水素原子あるいは水酸基が置換した各種の塩やエス
テル、酸アミド、酸無水物、イミド、酸アジド、酸ハロ
ゲン化物、あるいはオキサゾリン、ニトリル等の官能基
、エポキシ基、アミノ基、水酸基、又は、イソシアン酸
エステル基等が挙げられ、不飽和基と極性基を併せ持つ
化合物すなわち、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸
誘導体、不飽和エポキシ化合物、不飽和アルコール、不
飽和アミン、不飽和イソシアン酸エステルが用いられる
具体的には、無水マレイン酸、マレイン酸、フマール酸
、マレイミド、マレイン酸ヒドラジド、無水マレイン酸
とジアミンとの反応物例えば、(但しRは脂肪族、芳香
族基を示す。)などで示される構造を有するもの、無水
メチルナジック酸、無水ジクロロマレイン酸、マレイン
酸アミド、イタコン酸、無水イタコン酸、大豆油、キリ
油、ヒマシ油、アマニ油、麻実油、綿実油、ゴマ油、菜
種油、落花生油、椿油、オリーブ油、ヤシ油、イワシ油
などの天然油脂類、エポキシ化大豆油などのエポキシ化
天然油脂類、アクリル酸、ブテン酸、クロトン酸、ビニ
ル酢酸、メタクリル酸、ペンテン酸、アンゲリカ酸、チ
グリン酸、2−ペンテン酸、3−ペンテン酸、α−エチ
ルアクリル酸、β−メチルクロトン酸、4−ペンテン酸
、2−ヘキセン酸、2−メチル−2−ペンテン酸、3−
メチル−2−ペンテン酸、α−エチルクロトン酸、2・
2−ジメチル−3−ブテン酸、2−ヘプテン酸、2−オ
クテン酸、4−デセン酸、9−ウンデセン酸、IO−ウ
ンデセン酸、4−ドデセン酸、5−ドデセン酸、4−テ
トラデセン酸、9−テトラデセン酸、9−へキサデセン
酸、2−オクタデセン酸、9−オクタデセン酸、アイコ
セン酸、トコセン酸、エルカ酸、テトラコセン酸、マイ
コリペン酸、2・4−ペンタジェン酸、2・4−へキサ
ジエン酸、ジアリル酢酸、ゲラニウム酸、2・4−デカ
ジエン酸、2・4−ドデカジエン酸、9・12−へキサ
デカジエン酸、9・12−オクタデカジエン酸、ヘキサ
デカトリエン酸、リノール酸、リルン酸、オクタデカト
リエン酸、アイコサジエン酸、アイコサトリエン酸、ア
イコサテトラエン酸、リシノール酸、エレオステアリン
酸、オレイン酸、アイコサペンタエン酸、エルシン酸、
ドコサジエン酸、ドコサトリエン酸、ドコサテトラエン
酸、ドコサペンクエン酸、テトラコセン酸、ヘキサコセ
ン酸、ヘキサコシエン酸、オフタコセン酸、トラアコン
テン酸などの不飽和カルボン酸、あるいはこれら不飽和
カルボン酸のエステル、酸アミド、無水物、あるいはア
リルアルコール、クロチルアルコール、メチルビニルカ
ルビノール、アリルカルビノール、メチルプロペニルカ
ルビノール、4−ペンテン−1−オール、10−ウンデ
セン−1−オール、プロパルギルアルコール、】・4−
ペンタジェン−3−オール、l・4−へキサジエン−3
−オール、3・5−へキサジエン−2−オール、2・4
−へキサジエン−1−オール、−数式C@H,,SOH
C,H2−−? OH、C−H2−−908(但し、n
は正の整数)で示されるアルコール、3−ブテンート2
ジオール、2・5−ジメチル−3−ヘキセン−2・5−
ジオール、1・5−へキサジエン−3・4−ジオール、
2・6−オクタデセン酸4・5−ジオールなどの不飽和
アルコール、あるいはこのような不飽和アルコールのO
H基が、−NH,基に置き換った不飽和アミン、あるい
はグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジル
エーテルなどが挙げられる。
また、ブタジェン、イソプレンなどの低重合(たとえば
平均分子量が500から10000ぐらいのもの)ある
いは高分子量体(たとえば平均分子量が10000以上
のもの)に無水マレイン酸、フェノール類を付加したも
の、あるいはアミノ基、カルボン酸基、水酸基、エポキ
シ基などを導入したもの、イソシアン酸アリルなどが挙
げられる。
本発明における同一分子内に不飽和基と極性基を併せ持
つ化合物の定義には、不飽和基を2個以上、極性基を2
個以上(同種又は異種)含んだ化合物も含まれることは
、いうまでもなく、又、2種以上の特定化合物を使うこ
とも可能である。
これらの内で、好ましくは無水マレイン酸、マレイン酸
、フマール酸、無水イタコン酸、イタコン酸、グリシジ
ル(メタ)アクリレートがより好ましくは無水マレイン
酸、フマール酸が用いられる。
本発明に用いられる■グループの相容化剤は通常空気中
または懸濁液中におけるポリオレフィンワックスの酸化
によって調製されるものであり、ポリエチレンワックス
等が好適である。
本発明における■グループの相容化剤はキノン構造を有
する化合物であり、具体例として1,2および1.4ベ
ンゾキノン、2.6−ジフェニルキノン、2−クロロ−
1,4ベンゾキノン等が使用できる。
本発明に用いられる■グループの相容化剤は分子構造中
に、(a)酸素の架橋を介して炭素原子に結合された少
なくとも1つのケイ素原原子に結合された少なくともエ
チレン性炭素−炭素二重結合もしくは炭素−炭素三重結
合及び/又はアミノ基及びメルカプト基から選ばれる官
能基の両方を有し、前記官能基がケイ素原子に直接結合
されていないシラン化合物であり、具体例としては、ガ
ンマアミノプロピルトリエトキシシラン、2−(3−シ
クロヘキシル)エチルトリメキシシラン等が使用できる
本発明に用いられる■グループの相容化剤はアリファテ
ィックボリカルボン酸、酸エステル又は酸アミドであり
、−数式 %式%) (ここでRは線状又は分岐状飽和アリファティック炭化
水素であって2〜20個、好ましくは2〜IOの炭素原
子を有するものであり、R1は水素又はアルキル、アリ
ル、アシル又はカルボニルジオキシ基であって1〜10
、好ましくは1〜6、より好ましくは1〜4個の炭素原
子を有するものであり、最も好ましくは水素である。R
[+は水素、アルキル又はアリル基であって1〜2oの
、好ましくは1〜10個の炭素原子を有するものであり
、RoとRrvはそれぞれ独立に水素、アルキル又はア
リル基であって1〜10、好ましくは1〜6、最も好ま
しくは1〜4個の炭素原子を有するものであり、mはl
であり、(n+j?)は2又は2より大であり、好まし
くは2又は3であり、nとlはそれぞれ0又は0より大
であり、そして(OR)は、カルボニルグループに対し
、α又はβ位にあり、かつ少なくとも二つのカルボニル
基が2個ないし6個の炭素原子でへだてられているもの
である。尚R1、R11、R111、RIVの炭素数が
6個より少な、い場合は、アリル基でないことは明白で
ある。
これらのポリカルボン酸の具体例としてリンゴ酸、マリ
ツク酸、アガリシック酸等が挙げられる。
又はこれらのポリカルボン酸の無水物、水和物も使用で
きる。酸エステルの具体例としてアセチルシトレート、
モノ又はジステアリルシトレート等があげられる。
酸アミドの具体例としてN、 N’ジエチルシトリツク
酸アミド、N−ドデシルシトリツク酸アミド等があげら
れる。又上記ポリカルボン酸の誘導体特に好ましくは塩
類も好適に用いることができる。
本発明に用いられる■グループの相容化剤は同一分子内
に少なくとも一個の酸ハライド基、最も好ましくは酸ク
ロライド基および少なくとも一つのカルボン酸基、カル
ボン酸無水物、酸エステル基又は酸アミド基を好ましく
はカルボン酸基又は酸無水物をもつ化合物である。
これらの化合物の具体例としてトリメリット酸クロリド
、無水トリメリット酸クロリド等があげられる。
(iv)相容化剤は、相溶化に有効な量の相容化剤があ
れば本発明の目的は達せられるが、好ましくは、(ii
)及び(ii) 100重量部に対して0.01〜20
重量部である。0.01重量部未満なら効果は少なく、
20重量部を越えても効果はあまりかわらない。
(n)ポリフェニレンエーテル、ビニルシアン化合物と
アルケニル芳香族化合物とのランダム共重合体およびア
ルケニル芳香族化合物のホモポリマー又は不飽和化合物
とのランダム共重合体の合計量は(ii)及び(ii)
 100重量部において、l0〜95重量部が好ましい
。この範囲をはずれると本来の組成物としての衝撃強度
等の物性かえられない。
また(ii)少なくとも一種のポリアミドの配合量は(
ii)及び(ii) 100重量部において1.90〜
5重量部が好ましい。この範囲をはずれると本来の組成
物としての衝撃強度等の物性かえられない。
本発明による熱可塑性樹脂組成物は、これら(i)、(
ii)、(ii)及び(iv)を溶融混練して製造する
ことができる。
溶融混練法に特に制限はなく、−軸また二軸の押出機等
によりこれらの成分を一括混練して製造することができ
る。
また、好ましい溶融混練法は、(i)相容化剤と(ii
)ポリフェニレンエーテルをあらかじめ溶融混練したの
ち、(ii)ポリアミドと(iv)分子量2.000以
下で窒素元素を有し、開環もしくは縮重合性を有するか
、または酸もしくはアミンとの反応性を有する化合物を
投入してさらに溶融混練する方法である。
〈実施例〉 以下の実施例は本発明のいくつかの実施態様を開示する
が本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
又特定しない限り、全ての配合比は重量%である。
本実施例及び比較例のアイゾツト衝撃強度はJIS K
7110(厚さ3.2mm1ノツチ付)に従って常温で
測定した。塗装性の評価は実施例および比較例の組成物
を射出成形機にて290℃で150 X 150X3m
mのプレートを成形し評価に供した。塗料はオリジンプ
レートZNY(黒)(オリジン電気■製)を用い通常の
条件で約25μの厚みに塗装ガンで塗装し、70℃×3
0分オーブン中で乾燥した。乾燥後1 hr、 2 h
r、5hr、12hr、24hr経時後、セロテープ剥
離テスト(約2mm巾で100個のゴバン目をナイフで
クロスカットした後セロテープを剥離、残率を測定する
)を行って密着性を判定した。
本実施例及び比較例で用いられた衝撃強度改良剤は以下
の方法で得た。
製造例A(無水マレイン酸変性スチレングラフトEPR
の製造) 住良化学工業■製EPR(エチレンプロピレン二元共重
合体、ニスプレン■E −120P )100ffii
t部に対しスチレンモノマー1.5重量部、無水マレイ
ン酸1.5重量部、ラジカル開始剤として日本油脂■製
ジクミルパーオキシド(DCP)0.1重量部を予めヘ
ンシェルミキサーで充分混合し、四日本製鋼所製2軸押
出機(T E X44)を用いて製造した。シリンダー
温度は230℃に設定し、スクリュー回転数は190r
pmであった。
製造例B(スチレングラフトEPRの製造)エチレン−
プロピレン−エチリデンノルボルネン三元共重合体(住
良化学工業■製ニスプレン■E−502)を5M角以内
の粒子に粉砕したちの100g、水350gを1.01
のガラスオートクレーブ中に仕込み撹拌しながらこれに
、ベンゾイルパーオキサイド0.65 gをスチレンに
30g溶解したもの、分散安定剤としてポリビニルアル
コール(日本合成化学工業■製ゴーセノール@ GL 
−05)4.0 gを水100 gに溶解したものを順
に加え、そのまま1時間撹拌をつづけエチレン−プロピ
レン二元共重合体ペレット中に含浸させた。ついで90
°Cで6時間、115°Cで2時間反応を行い反応終了
後濾過、水洗、真空乾燥を行ってスチレングラフトEP
Rペレット127 gを得た。
製造例C(スチレン−アクリロニトリルグラフトEPD
Mの製造) エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン三元共
重合体(住良化学工業■製ニスプレン■E−502>を
5小角以内の粒子に粉砕したちの100g、水350g
を1.Olのガラスオートクレーブ中に仕込み撹拌しな
がらこれにベンゾイルパーオキサイド0.65 gをス
チレン25g1アクリロニトリル5gに溶解したもの、
分散安定剤として製造例Bと同じポリビニルアルコール
4.0gを水100gに溶解したものを順に加え、製造
例Bと同じ条件で含浸、反応を行った。
反応終了後濾過、水洗、真空乾燥を行ってスチレン−ア
クリロニトリルグラフトEPDMベレットを125g得
た。
実施例1 日本ポリエーテル■製のポリフェニレンエーテル(クロ
ロホルム0.5g/c//濃度中での25°C測定の還
元粘度は0.54dl/g ;  PPE−Aと略)と
水素化スチレン−ブタジェン−スチレンブロック共重合
体 (シェル製クレイトン■G−1651: 5EBSと略
)、相容化剤としてフマル酸をトライブレンド後2軸混
練機(東芝機械製TEM −50型)の第一ホツバ−よ
り投入し、該第−ホツバ−とベント孔の中間にある第二
ホッパーよりポリアミド(ユニチカナイロン6 @ A
 1030BRL)と、塗装性改良剤としてのε−カプ
ロラクタムを投入し混練した。
PPE −A40wt%、SEBS10wt%、ポリア
ミド50wt%でこれらの成分100重量部に対し、フ
マル酸、0,5重量部、ε−カプロラクタム0.5重量
部の組成で混練造粒した。混線条件はシリンダー設定温
度260℃、スクリュー回転数33Orpmで行った。
得られた組成物を乾燥後射出成形機(東芝TS−220
EN型)で150X 150X 3mmのプレートとア
イゾツト衝撃試験片を成形した。成形条件は設定温度2
90℃、金型温度80℃で実施した。
塗装評価及びアイゾッ!・衝撃値の結果を第1表に示し
た。
実施例2 実施例1において、5EBSのかわりにスチレン−アク
リロニトリルグラフトEPDM (製造例Cに示される
St−AN−g−EPDMと略)を用い、塗装性改良剤
をε−カプロラクタムのかわりにω−ラウロラクタム1
.0重量部用いた以外は実施例1と同様に実施した。
実施例3 実施例1において、塗装性改良剤としてωカプロラクタ
ムの代わりにメラミン0.8重量部用いた以外は実施例
1と同様に実施した。
比較例1 実施例1において、塗装性改良剤を用いない例を示した
実施例4 実施例1において、塗装性改良剤を第2ホツパーから投
入するかわりに第1ホツパーから投入した例を示した。
実施例5 実施例1において、ポリアミド及び塗装性改良剤を第2
ホツパーから投入するかわり、PPEA及び5EBS、
フマル酸と一括して第1ホツパーから投入した例を示し
た。
比較例2 実施例1において、相容化剤を投入しなかった例を示し
た。
実施例6 実施例1において、PPE−AのかわりにPPP−B(
クロロホルム中還元粘度0.46dl/ g )を用い
、5EBSのかわりにスチレン−ブタジェン−スチレン
ブロック共重合体(シェル製 カリフレックス■TRl
l0I ; SBSと略)を相容化剤としてフマル酸の
かわりに無水マレイン酸0.5重量部を用い、ポリアミ
ド ナイロン6 A1030BRL  50wt%のか
わりにナイロン6 A1030BRL  45wt%と
ナイン66 A100 (ICI製Maranyl @
A100)5wt%を用い、塗装性改良剤としてはε−
カプロラクタムのかわりにフキサメチロールメラミン0
,4重量部用いた例を示した。
実施例7 実施例6において、塗装性改良剤として11アミノウン
デカン酸を用いた例を示した。
実施例8 実施例6において、塗装性改良剤としてヘキサメチレン
ジアミンを用いた例を示した。
実施例9 実施例6において、塗装性改良剤としてジフェニルメタ
ンジイソシアネートを用いた例を示した。
比較例3 実施例6において、塗装性改良剤を用いない例を示した
実施例10 PPE−B 45wt%、スチレン−グラフト−EPD
M(製造例Bに示される、St−g−EPDMと略) 
10wt%、相容化剤としてフマル酸0.5重量部(P
PE−B、St−g−EPDM 、ポリアミドの成分1
00重量部に対し)を第一ホツバ−から投入、ポリアミ
ド(ナイロン6 、A1030BRL) 45wt%、
塗装性改良剤としてグアナミン0.6重量部(PPE−
B、 St−g−EPDM 1ポリアミドの成分100
重量部に対し)を第二ホッパーから投入して、得られた
ものを実施例1と同様の評価を行った例を示した。
実施例11 実施例10において、St−g−EPDMのかわりにS
t−AN−g−EPDMを10wt%を用い、フマル酸
のかわりに無水マレイン酸0.5重量部、塗装性改良剤
としてε−カプロラクタム0.2重量部用いた例を示し
た。
比較例4 実施例10において、St−g−EPDMのかわりに無
水マレイン酸変性スチレングラフトEPR(製造例へに
示した、m−EPRと略す) If)vt%を用い、塗
装性改良剤としてメラミンを12重量部用いた例を示し
た。
実施例12 比較例4において、PPE−HのかわりにPPE−A4
5wt%を相容化剤として無水マレイン酸のかわりにク
エン酸0.6重量部を用い塗装性改良剤として、メラミ
ン12重量部の代わりにε−カプロラクタム0.4重量
部を用いた例を示した。
実施例13 実施例10においてPPE−BのかわりにPPE−A 
45wt%をSt−g−EPDMのかわりにニスブレン
EMA @3601 (住良化学工業■製、HMAと略
す) 10wt%を用い、ポリアミドとしてナイロン6
(A1030BRL)のかわりにナイロン66(A10
0)45wt%を、塗装性改良剤としてメラミン0.2
重量部用いた例を示した。
比較例5 実施例13において塗装性改良剤を用いない例を示した
実施例14 実施例10において、St−g−EPDMのかわりに水
素化スチレン−イソプレンブロック共重合体くシェル製
クレイトンG @ 1701 、 SEPと略す)を用
い塗装性改良剤として、ε−カプロラクタムを3.0重
量部用いた例を示した。
実施例15 PPE−850wt%及び相容化剤として無水マレイン
酸0.5重量部(PPE−B及びポリアミドの成分10
0重量部に対し)を第一ホツバ−から投入、ポリアミド
(ナイロン6 A1030BRL) 50wt%及び塗
装性改良剤としてε−カプロラクタム0.5重量部(P
PE−8及びポリアミドの成分100重量部に対し〉を
第二ホッパーから投入し、得られたものを実施例1と同
様に塗装評価を行った例を示した。
比較例6 実施例15において塗装性改良剤を用いない例を示した
これら実施例及び比較例の結果を第1表〜第3表に示す
以上の表に示した結果から明らかなように、本発明によ
れば、特定の塗装性改良剤を加えることにより塗膜密着
性が改良された。さらに投入方法としてPPE及び相容
化剤を第一ホツバ−から、塗装性改良剤を第二ホッパー
から投入し、多段混練を行うことにより、塗膜密着性が
向上しつつ、耐衝撃性も良好なる樹脂組成物が得られる
ことがわかる。
〈発明の効果〉 本発明による熱可塑性樹脂組成物は、ポリフェニレンエ
ーテル、ポリアミド、相容化剤、耐衝撃改良剤からなる
組成物に更に塗装性改良剤として、分子量2.000以
下で窒素元素を有し開環もしくは縮重合性を有するか、
または酸もしくはアミンとの反応性を有する化合物を配
合する事により、塗装性能、特に塗装後短時間の密着性
が飛躍的に向上することを見出したものである。本発明
によりポリフェニレンエーテル、ポリアミド組成物の問
題点の一つであった塗装性が解決され広範囲な用途に供
することが可能となった。
そして本発明により、提供される新規な樹脂組成物は、
熱可塑性樹脂に用いられる成形加工法、例えば、射出成
形、押出成形等の成形加工法により容易に成形品、シー
ト、フィルム等に加工され、耐衝撃性、耐熱性、曲げ剛
性度などの物性バランスが極めて良好なしかも塗装性能
のすぐれた製品を与える。特に射出成形には有効な新規
な樹脂組成物を提供する。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)相溶化に有効量の少なくとも一種の相容化
    剤、 (ii)A、Bの合計量に基づいて、 A ポリフェニレンエーテル;約40〜100重量%、 B アルケニル芳香族化合物のホモポリマー、又はアル
    ケニル芳香族化合物と不飽和化合物とのランダム共重合
    体; 0〜約60重量%の重量百分率で各成分が存在し、かつ
    A、Bの合計量が全ポリマー成分の約10重量%以上存
    在し、かつ、 (iii)少なくとも1種のポリアミドが連続相を形成
    するために必要な量以上の量が存在し、かつ、 (iv)分子量2,000以下で窒素元素を有し、開環
    もしくは縮重合性を有するか、または酸もしくはアミン
    との反応性を有する化合物が存在する、 (i)、(ii)、(iii)および(iv)からなる
    ことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. (2)(i)相容化剤が下記[1]〜[10]の群から
    選ばれる少なくとも一種である請求項1記載の樹脂組成
    物。 [1]液状ジエンポリマー。 [2]エチレン性又はアセチレン性不飽和結合を持たな
    いエポキシ化合物。 [3]同一分子内に (a)少なくとも一種の不飽和基すなわち炭素−炭素二
    重結合または炭素−炭素三重結合と (b)少なくとも一種の極性基を併せ持つ化合物。 [4]酸化ポリオレフィンワックス。 [5]キノン類。 [6]分子構造中に、 (a)酸素の架橋を介して炭素原子に結合された少なく
    とも1つのケイ素原子、 及び(b)少なくともエチレン性炭素−炭素二重結合も
    しくは炭素−炭素三重結合及び/又はアミノ基及びメル
    カプト基から選ばれる官能基、の両方を有し、前記官能
    基がケイ素原子に直接結合されていないシラン化合物。 [7]同一分子内に▲数式、化学式、表等があります▼
    (ここでRは水素又はアルキル、アリル、アシルまたは
    カルボニルジオキシ基である。)および(b)カルボン
    酸、酸ハライド、酸無水物、酸ハライド無水物、酸エス
    テル、酸アミド、イミド、アミノおよびこれらの塩から
    選ばれた少なくとも二つの同一又は相異なる官能基を併
    せ持つ化合物。 [8]同一分子内に(a)酸ハライド基と、(b)少な
    くとも一種のカルボン酸、カルボン酸無水物、酸エステ
    ル又は酸アミド基を併せ持つ化合物。 [9][1]〜[3]および[5]〜[8]の群の中か
    ら選ばれた少なくとも一種の相容化剤で官能化されたポ
    リフェニレンエーテル。 [10][1]〜[8]群の中から選ばれた少なくとも
    一種の相容化剤とポリフェニレンエーテルと少量部のポ
    リアミドを溶融混練して得られた組成物。
  3. (3)(i)相容化剤が0.01〜20重量部、 (i)AポリフェニレンエーテルとBアルケニル芳香族
    化合物と、不飽和化合物とのランダム共重合体の合計量
    が10〜95重量部、 (iii)ポリアミドが90〜5重量部、および(iv
    )分子量2,000以下で窒素元素を有し、開環もしく
    は、縮重合性を有するか、または 酸もしくはアミンとの反応性を有する化合物が(i)、
    (ii)、(iii)の各成分の合計量に対し、0.0
    1〜10重量%存在する請求項1記載の樹脂組成物。
  4. (4)(ii)アルケニル芳香族化合物がスチレン、ビ
    ニルトルエンおよびα−メチルスチレンから選ばれた少
    なくとも一種の化合物である請求項1記載の樹脂組成物
  5. (5)(iv)分子量2,000以下で窒素元素を有し
    、開環もしくは縮重合性を有するか、または酸もしくは
    アミンとの反応性を有する化合物が、ラクタムもしくは
    、その誘導体である請求項1記載の樹脂組成物。
  6. (6)(iv)分子量2,000以下で窒素元素を有し
    、開環もしくは縮重合性を有するか、または酸もしくは
    アミンとの反応性を有する化合物が、メラミンもしくは
    その誘導体である請求項1記載の樹脂組成物。
  7. (7)(iii)ポリアミドが少なくとも一種の結晶性
    脂肪族ポリアミドである請求項1記載の樹脂組成物。
  8. (8)結晶性脂肪族ポリアミドがポリアミド46、ポリ
    アミド6、ポリアミド66、ポリアミド11、ポリアミ
    ド12およびポリアミド6/10から選ばれた少なくと
    も一種のポリアミドである請求項7記載の樹脂組成物。
  9. (9)結晶性脂肪族ポリアミドが脂肪族ポリアミドの合
    計量に対し、ポリアミド6が約30〜約95重量%であ
    り、相補的にポリアミド66が約70〜約5重量%の比
    率で存在する請求項8記載の樹脂組成物。
  10. (10)(iii)ポリアミドが少なくとも一種の結晶
    性脂肪族ポリアミドと、少なくとも一種の芳香族ポリア
    ミドの混合物である請求項1記載の樹脂組成物。
  11. (11)(iii)ポリアミドがポリアミドの合計量に
    対し、ポリアミド46、ポリアミド6、ポリアミド66
    から選ばれた少くとも一種の結晶性脂肪族ポリアミドが
    約70〜約99.5重量%と相補的に芳香族ポリアミド
    が約30〜約0.5重量%の比率で存在する請求項10
    記載の樹脂組成物。
  12. (12)(ii)ポリフェニレンエーテルがポリ(2,
    6−ジメチル1,4−フェニレン)エーテルおよび/又
    は2,6ジメチルフェノール/2,3,6トリメチルフ
    ェノール共重合体である請求項1記載の樹脂組成物。
  13. (13)ラクタムがε−カプロラクタムである請求項5
    記載の樹脂組成物。
  14. (14)請求項1記載の樹脂組成物100重量部に対し
    て無機フィラー約1〜70重量部を配合してなることを
    特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  15. (15)無機フィラーが、タルク、酸化チタン、クレイ
    、水酸化マグネシウム、チタン酸カリウムウイスカーお
    よびガラス繊維から選ばれた少なくとも一種の無機フィ
    ラーである請求項14記載の樹脂組成物。
  16. (16)無機フィラーがタルクとガラス繊維の組合せで
    ある請求項15記載の樹脂組成物。
  17. (17)請求項1記載の樹脂組成物100重量部に対し
    て、衝撃強度改良剤約1〜50重量部を配合してなるこ
    とを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
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