JPH03201406A - 抵抗体製造用組成物 - Google Patents
抵抗体製造用組成物Info
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- JPH03201406A JPH03201406A JP1338536A JP33853689A JPH03201406A JP H03201406 A JPH03201406 A JP H03201406A JP 1338536 A JP1338536 A JP 1338536A JP 33853689 A JP33853689 A JP 33853689A JP H03201406 A JPH03201406 A JP H03201406A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、エレクトロニクス分野の抵抗体を製造するた
めに用いる組成物に関し、特に銅伝導体と適合でき且つ
実質的に非酸化性の雰囲気中で焼成可能な抵抗体製造用
組成物に関する。
めに用いる組成物に関し、特に銅伝導体と適合でき且つ
実質的に非酸化性の雰囲気中で焼成可能な抵抗体製造用
組成物に関する。
現在のマイクロエレクトロニクス部品の回路形成には、
アルミナ基板等の絶縁基板上に、AuやAg/Pd等の
貴金属系(厚pA>導体と共にRuO2やBi2Ru2
O7等の酸化ルテニウム系(厚膜)抵抗体か空気中で焼
き付けられて用いられている。 一方、最近では、マイクロエレクトロニクス部品の小型
化、高速化、高精度化、及びコストダウンの要求か強く
、貴金属系導体の代わりに卑金属のCuを導体として用
いるCuシステムの実用化か求められている。これは、
Cuが極めて導電性か高く、Ag系のようなマイグレー
ションを起こさず、ハンダ性にも優れており、価格の低
減も期待できるためである。 しかし、Cu導体は、酸化すると導電効率を減するため
、不活性雰囲気又は還元性雰囲気で焼成する必要がある
。ところが、Cu導体を前述のような酸化ルテニウム系
抵抗体と共に不活性又は還元性雰囲気で焼成する場合、
酸化ルテニウム系抵抗体が金属ルテニウムに還元されて
しまい、所望の抵抗体を得ることができない。 酸化ルテニウム系抵抗体を空気中焼成により形成しf、
後に、600 ’C程度の不活性雰囲気焼成でCu導体
を形成する二元焼成法によって、金属ルテニウムへの還
元を抑える方法も提案されている。 しかし、この方法にはCu導体と酸化ルテニウム系抵抗
体間の接触不良の問題がある。更に、Cu導体の優れた
導電性を生かすには、このような600℃程度の焼成温
度では低いのであって、Cu粉が最適な焼結状態になる
900℃付近で焼成できる抵抗ペーストが要求されてい
る。 900℃付近の非酸化性雰囲気焼成が可能で、Cu導体
と共に使うことができる抵抗体としては、これまでに、
L a B a系、T a / T a N系、SnO
2系等の抵抗ペーストが提案され、一部実用化の検討が
なされている。しがし、前記空気中焼成用の酸化ルテニ
ウム系抵抗体のような優れた特性のものは得られていな
い。 更に、これらの非酸化性雰囲気焼成用抵抗ペーストでは
、IOKΩ/口付近を口付体して、低抵抗用(L a
B b系やT a / T a N系ンと高抵抗用(S
n O2系)で異なった導電成分の抵抗ペーストを使
い分けなければならず、前記酸化ルテニウム系抵抗体の
ように101〜10’Ω/口の広い抵抗範囲を同種の導
電成分の抵抗ペーストでカバーすることかできない問題
点かある。更に、ハイブリッドICで最も使用頻度が高
いIOKΩ/口付近の口付体の特性が実用化レベルに達
していない問題点もある。 本発明者らは、先に特願平01−30961で、上記問
題点を解決するために、金属ホウ化物、ジルコニウム酸
化物、ガラスフリット及び有機ビヒクルを構成成分とす
る抵抗体製造用組成物を開示した。この抵抗体製造用組
成物から得られる抵抗体は、広い抵抗範囲をカバーでき
有用であるが、ハイブリッドIC″′C″使用頻度が高
いIKΩ/口〜100にΩ/口の抵抗範囲での抵抗の温
度係数や耐電圧特性の改良が更に望まれている。これは
、エレクトロニクス部品の軽薄短小化に伴う電気回路の
ファインパターン化、及び高信頼性化の要求に対応する
ためである。 なお、抵抗体の特性として、抵抗値の変動係数(CV)
、抵抗の温度係数(TCR)、ノイズ、静を耐圧特性(
ESD)があり、これらの理想的な値は、CV=O%、
TCR=Oppm/’C、ノイズ=<−30dB、ES
D−AR=O%であり、できるだけ理想値に近い値が好
ましいが、実用的な許容値として第1表に示す値が望ま
れている。 第1表
アルミナ基板等の絶縁基板上に、AuやAg/Pd等の
貴金属系(厚pA>導体と共にRuO2やBi2Ru2
O7等の酸化ルテニウム系(厚膜)抵抗体か空気中で焼
き付けられて用いられている。 一方、最近では、マイクロエレクトロニクス部品の小型
化、高速化、高精度化、及びコストダウンの要求か強く
、貴金属系導体の代わりに卑金属のCuを導体として用
いるCuシステムの実用化か求められている。これは、
Cuが極めて導電性か高く、Ag系のようなマイグレー
ションを起こさず、ハンダ性にも優れており、価格の低
減も期待できるためである。 しかし、Cu導体は、酸化すると導電効率を減するため
、不活性雰囲気又は還元性雰囲気で焼成する必要がある
。ところが、Cu導体を前述のような酸化ルテニウム系
抵抗体と共に不活性又は還元性雰囲気で焼成する場合、
酸化ルテニウム系抵抗体が金属ルテニウムに還元されて
しまい、所望の抵抗体を得ることができない。 酸化ルテニウム系抵抗体を空気中焼成により形成しf、
後に、600 ’C程度の不活性雰囲気焼成でCu導体
を形成する二元焼成法によって、金属ルテニウムへの還
元を抑える方法も提案されている。 しかし、この方法にはCu導体と酸化ルテニウム系抵抗
体間の接触不良の問題がある。更に、Cu導体の優れた
導電性を生かすには、このような600℃程度の焼成温
度では低いのであって、Cu粉が最適な焼結状態になる
900℃付近で焼成できる抵抗ペーストが要求されてい
る。 900℃付近の非酸化性雰囲気焼成が可能で、Cu導体
と共に使うことができる抵抗体としては、これまでに、
L a B a系、T a / T a N系、SnO
2系等の抵抗ペーストが提案され、一部実用化の検討が
なされている。しがし、前記空気中焼成用の酸化ルテニ
ウム系抵抗体のような優れた特性のものは得られていな
い。 更に、これらの非酸化性雰囲気焼成用抵抗ペーストでは
、IOKΩ/口付近を口付体して、低抵抗用(L a
B b系やT a / T a N系ンと高抵抗用(S
n O2系)で異なった導電成分の抵抗ペーストを使
い分けなければならず、前記酸化ルテニウム系抵抗体の
ように101〜10’Ω/口の広い抵抗範囲を同種の導
電成分の抵抗ペーストでカバーすることかできない問題
点かある。更に、ハイブリッドICで最も使用頻度が高
いIOKΩ/口付近の口付体の特性が実用化レベルに達
していない問題点もある。 本発明者らは、先に特願平01−30961で、上記問
題点を解決するために、金属ホウ化物、ジルコニウム酸
化物、ガラスフリット及び有機ビヒクルを構成成分とす
る抵抗体製造用組成物を開示した。この抵抗体製造用組
成物から得られる抵抗体は、広い抵抗範囲をカバーでき
有用であるが、ハイブリッドIC″′C″使用頻度が高
いIKΩ/口〜100にΩ/口の抵抗範囲での抵抗の温
度係数や耐電圧特性の改良が更に望まれている。これは
、エレクトロニクス部品の軽薄短小化に伴う電気回路の
ファインパターン化、及び高信頼性化の要求に対応する
ためである。 なお、抵抗体の特性として、抵抗値の変動係数(CV)
、抵抗の温度係数(TCR)、ノイズ、静を耐圧特性(
ESD)があり、これらの理想的な値は、CV=O%、
TCR=Oppm/’C、ノイズ=<−30dB、ES
D−AR=O%であり、できるだけ理想値に近い値が好
ましいが、実用的な許容値として第1表に示す値が望ま
れている。 第1表
【発明が解決しようとする課IMI
実質的に非酸化性雰囲気で焼成可能で、IKΩ/口〜1
00にΩ/口の抵抗範囲で抵抗の温度係数及び耐電圧特
性が優れた抵抗体で、鋼重導体と一緒に使えるものは従
来技術では得られていない。 特に、ハイブリッドIC回路にCuシステムを広く使用
するには、前記特性の改善か要求されている。 【課題を解決するための手段】 上記問題点を解決するために、本発明は;(a)希土類
ホウ化物、アルカリ土類ホウ化物、周期律表rVa族の
ホウ化物、及びVa族のホウ化物からなる群から選ばれ
た一種以上の金属ホウ化物、 (b)ジルコニウム酸化物、 (c)シリコン又は一酸化珪素、 (d)ガラスフリット、及び (e)有機ビヒクル、を構成成分とし、前記ジルコニウ
ム酸化物の量は前記ガラスフリットの5モル%を超え且
つ40モル%を超えない量で、又前記ジルコニウム酸化
物の前記金属ホウ化物に対するモル比が4〜0.4であ
り、且つ前記シリコン又は一酸化珪素の量は、前記金属
ホウ化物、ジルコニウム酸化物及びガラスフリットの合
計量に対して0.2〜3重量%とすることにより、銅導
体と適合でき且つ実質的に非酸化性の雰囲気中で焼成可
能な抵抗体製造用組成物が得られることを見出だした。
00にΩ/口の抵抗範囲で抵抗の温度係数及び耐電圧特
性が優れた抵抗体で、鋼重導体と一緒に使えるものは従
来技術では得られていない。 特に、ハイブリッドIC回路にCuシステムを広く使用
するには、前記特性の改善か要求されている。 【課題を解決するための手段】 上記問題点を解決するために、本発明は;(a)希土類
ホウ化物、アルカリ土類ホウ化物、周期律表rVa族の
ホウ化物、及びVa族のホウ化物からなる群から選ばれ
た一種以上の金属ホウ化物、 (b)ジルコニウム酸化物、 (c)シリコン又は一酸化珪素、 (d)ガラスフリット、及び (e)有機ビヒクル、を構成成分とし、前記ジルコニウ
ム酸化物の量は前記ガラスフリットの5モル%を超え且
つ40モル%を超えない量で、又前記ジルコニウム酸化
物の前記金属ホウ化物に対するモル比が4〜0.4であ
り、且つ前記シリコン又は一酸化珪素の量は、前記金属
ホウ化物、ジルコニウム酸化物及びガラスフリットの合
計量に対して0.2〜3重量%とすることにより、銅導
体と適合でき且つ実質的に非酸化性の雰囲気中で焼成可
能な抵抗体製造用組成物が得られることを見出だした。
厚膜技術で使われる抵抗ペーストは、一般に、導電粉、
ガラスフリット及び有機ビヒクルを構成成分として、三
本ロールミル等で前記構成成分を混練しペースト化した
後、スクリーン印刷法等でアルミナ基板上に回路パター
ンを形成し、乾燥、焼成して所望の抵抗体とされる。 本発明の抵抗体製造用組成物では、導電粉の構成成分が
、金属ホウ化物およびジルコニウム酸化物、さらにシリ
コン又は一酸化珪素からなる。 金属ホウ化物としては、LaB6、CeB6等の希土類
ホウ化物、B a Ba 、S r 86等のアルカリ
土類ホウ化物、T i B 2 、Z r 82等の周
期律表■a族のホウ化物、VB2、NbB2等のVa族
のホウ化物から選ばれた一種以上の金属ホウ化物が使用
できる。これらの金属ホウ化物は、通常ボールミル等の
粉砕機を使って微粉化される。 特に、微粉化後のL a B bは、平均径か5〜0゜
1μm、好ましくは、2〜0.1μmの平均径のものが
良い。平均径を5μm以下にする理由は、本発明では、
金属ホウ化物と後述の微細なジルコニウム酸化物とから
実質的に非酸化性の雰囲気中での焼成により生成する導
電性生成物か重要であり、金属ホウ化物の平均径が5μ
mより大きいと均一な導電性生成物を得ることが困難に
なることにある。逆に、平均径を0.1μm以上とする
理由は、金属ホウ化物は微細なほど好ましいか、01μ
mより小さな平均径にするには、極めて長時間の粉砕時
間を要する上、粉砕機からの汚染も無視できなくなり、
実用的でないことにある。 また、他の構成成分のジルコニウム酸化物としては、Z
rO2を使うことができる。これは、非酸化性雰囲気中
800〜950℃の焼成により前記金属ホウ化物と反応
し、ジルコニウムホウ化物(ZrB2)の導電物を抵抗
体中に生成する。 抵抗体中に導電性生成物を均一に析出させ、安定な導電
パスを形成するためには、ジルコニウム酸化物がガラス
フリットの5モル%を超え且つ40モル%を超えない量
が必要である。また、ジルコニウム酸化物は、平均径が
1μm以下が良く、特に0,1μm以下の超微粉が好ま
しい。ジルコニウム酸化物の量がガラスフリットの5モ
ル%以下であったり、あるいはジルコニウム酸化物の平
均径が1μmより大きい場合は、いずれも抵抗体中に均
一な導電パスか形成されず、所望の抵抗体特性を得るこ
とができない、この原因は未反応のジルコニウム酸化物
が残存したり、ジルコニウム酸化物とガラスフリットの
反応生成物が生じるためである。又、ジルコニウム酸化
物がガラスフリットの40モル%を超える場合も、ジル
コニウム酸化物と金属ホウ化物の反応が不均一になりや
すく、未反応のジルコニウム酸化物が残存したり、ジル
コニウム酸化物とガラスフリットが優先的に反応して反
応生成物を生じる場合があり、所定の抵抗体特性を得る
ことができない。 又、本発明におけるジルコニウム酸化物と金属ホウ化物
の合計重量とガラスフリットの重量比は5/95〜60
/40、好ましくは10/90〜50150である。上
記重量比が60/40より大きいと膜強度及び基板との
接着強度か得られず、逆に5/95より小さいと適当な
導電ネットワークか形成されず所望の抵抗特性か得られ
ない。 ジルコニウム酸化物の金属ホウ化物に対するモル比は、
4〜0.4の範囲が良く、特に2〜O45の範囲か好ま
しい、このモル比が4を超えると未反応のジルコニウム
酸化物が多く残ったり、ガラス成分との反応生成物が増
え、導電に寄与する導電物が少なくなったり、抵抗体の
抵抗特性が悪くなる。又上記モル比が0.4より少ない
と、ジルコニウム酸化物と金属ホウ化物の反応によって
生成する導電物が少なく、導電に寄与するのは専ら未反
応の金属ホウ化物であり、ジルコニウム酸化物添加の効
果が認められず、高抵抗側での抵抗特性が悪くなる。 尚、本発明では、前述のように反応によりジルコニウム
ホウ化物が抵抗体中に導電物として生成されるが、最初
からジルコニウムホウ化物を抵抗ペーストの構成成分と
した場合は、導電粉とカラスとのぬれ性が悪く、又凝集
しやすいため、本発明のような非酸化性雰囲気中焼成に
よって得られる均一な導電パスを得ることは困難である
。 さらに、本発明の抵抗体製造用組成物は、シリコン又は
一酸化珪素を楕tC分として含むことを特徴としている
。シリコン又は一酸化珪素の添加効果は、特に、ハイブ
リッドICで使用頻度が高いIKΩ/口〜100KΩ/
口の抵抗体の抵抗の温度係数(TCR)や静電耐圧特性
(ESD)等の耐電圧特性の向上にある。シリコン又は
一酸化珪素は、前記金属ホウ化物、ジルコニウム酸化物
及び後述のガラスフリットの合計量に対して0゜2〜3
重量%、好ましくは1〜2重量%添加するのが良い、な
ぜならば、このような添加量により、抵抗体のTCRと
[電圧特性が著しく向上することが見出だされたからで
ある。この重量%が0゜2重量%より少ないとシリコン
又は一酸化珪素の添加効果は十分ではなく、逆に3重量
%より多くても、0,2〜3重量%添加の効果より顕著
な抵抗体特性の向上は見られず、かえって抵抗値のバラ
ツキ等が大きくなってしまう。 シリコンまたは一酸化珪素は、ジルコニウム酸化物と反
応して、導電性ジルコニウムホウ化物を生威し、金属ホ
ウ化物とジルコニウム酸化物の反応によって形成される
導電バスをより均一化して電気的特性向上に寄与してい
ると推察される。 ガラスフリットは、実質的に非酸化性雰囲気中の焼成に
おける軟化、流動、焼結の際に、抵抗体中に導電ネット
ワーク形成を助け、導電物とガラス量による抵抗値調整
の役割と、基板と抵抗体を接着させる役割と、膜強度の
向上の役割を果たしている。 ガラスフリットとして、BaO1Cab、Sr01Mg
0.S i 02 、B203、ZrO2、S not
、T l 02 、A 1203等の複数の酸化物を
構成成分とするものを使用することができる。 例えば、BaO等のアルカリ土類酸化物が20〜60重
量%、BzOiがl0〜30重量%、SiO□か20〜
30重量%、Z r O2及びZ r O2と置換可能
なSnO2、Ti12等4価の金属酸化物が10重量%
以下の金属酸化物を構成成分とするものなどを使うこと
ができる。 ガラスフリットは通常の方法によって製造することがで
き、B a COsやMgO等のガラスフリット構成成
分の炭酸塩や酸化物を所望の割合で混合し、加熱溶融し
、急冷後ボールミル等による粉砕により、平均径を5μ
m程度に調整したものを使うことができる。 本発明で使用する有機ビヒクルは特定のものである必要
はなく、抵抗ペーストを製造するのに一般に使用されて
いるもので良い、有機ビヒクルは、溶剤、樹脂及び微量
の添加剤を構成成分とし、上述の金属ホウ化物、ジルコ
ニウム酸化物、シリコン又は一酸化珪素、及びガラスフ
リットを均一に分散させてペースト状にして、このよう
にして得られた抵抗ペーストをスクリーン印刷により基
板上に所定の回路パターンを形成し乾燥することができ
る。 溶剤は、その例として、アルコール類、エステル類、エ
ーテル類、ケトン類等をあげることができ、例えば、テ
ルピネオール、プロピオン酸エチル、ジエチルジブチル
エーテル、メチルエチルゲトン等を使うことができる。 I!l脂としては、例えば、エチルセルロース、ニトロ
セルロース等のセルロース系樹脂やブチルメタアクリレ
ート、メチルメタアクリレート等のアクリル系樹脂等を
使うことができる。添加剤としては、例えばレシチンや
ステアリン酸等をペーストの粘度調整用等の目的で使う
ことができる。ビヒクル中の樹脂成分は、通常1〜50
重量%とするのが良い。 有機ビヒクルは、抵抗体製造用組成物全体の約20〜4
0重量%であり、ビヒクルは多すぎても、少なすぎても
スクリーン印刷により適当な抵抗体パターンが得られな
い、ビヒクルは、乾燥及び焼成過程で揮発又は分解する
。
ガラスフリット及び有機ビヒクルを構成成分として、三
本ロールミル等で前記構成成分を混練しペースト化した
後、スクリーン印刷法等でアルミナ基板上に回路パター
ンを形成し、乾燥、焼成して所望の抵抗体とされる。 本発明の抵抗体製造用組成物では、導電粉の構成成分が
、金属ホウ化物およびジルコニウム酸化物、さらにシリ
コン又は一酸化珪素からなる。 金属ホウ化物としては、LaB6、CeB6等の希土類
ホウ化物、B a Ba 、S r 86等のアルカリ
土類ホウ化物、T i B 2 、Z r 82等の周
期律表■a族のホウ化物、VB2、NbB2等のVa族
のホウ化物から選ばれた一種以上の金属ホウ化物が使用
できる。これらの金属ホウ化物は、通常ボールミル等の
粉砕機を使って微粉化される。 特に、微粉化後のL a B bは、平均径か5〜0゜
1μm、好ましくは、2〜0.1μmの平均径のものが
良い。平均径を5μm以下にする理由は、本発明では、
金属ホウ化物と後述の微細なジルコニウム酸化物とから
実質的に非酸化性の雰囲気中での焼成により生成する導
電性生成物か重要であり、金属ホウ化物の平均径が5μ
mより大きいと均一な導電性生成物を得ることが困難に
なることにある。逆に、平均径を0.1μm以上とする
理由は、金属ホウ化物は微細なほど好ましいか、01μ
mより小さな平均径にするには、極めて長時間の粉砕時
間を要する上、粉砕機からの汚染も無視できなくなり、
実用的でないことにある。 また、他の構成成分のジルコニウム酸化物としては、Z
rO2を使うことができる。これは、非酸化性雰囲気中
800〜950℃の焼成により前記金属ホウ化物と反応
し、ジルコニウムホウ化物(ZrB2)の導電物を抵抗
体中に生成する。 抵抗体中に導電性生成物を均一に析出させ、安定な導電
パスを形成するためには、ジルコニウム酸化物がガラス
フリットの5モル%を超え且つ40モル%を超えない量
が必要である。また、ジルコニウム酸化物は、平均径が
1μm以下が良く、特に0,1μm以下の超微粉が好ま
しい。ジルコニウム酸化物の量がガラスフリットの5モ
ル%以下であったり、あるいはジルコニウム酸化物の平
均径が1μmより大きい場合は、いずれも抵抗体中に均
一な導電パスか形成されず、所望の抵抗体特性を得るこ
とができない、この原因は未反応のジルコニウム酸化物
が残存したり、ジルコニウム酸化物とガラスフリットの
反応生成物が生じるためである。又、ジルコニウム酸化
物がガラスフリットの40モル%を超える場合も、ジル
コニウム酸化物と金属ホウ化物の反応が不均一になりや
すく、未反応のジルコニウム酸化物が残存したり、ジル
コニウム酸化物とガラスフリットが優先的に反応して反
応生成物を生じる場合があり、所定の抵抗体特性を得る
ことができない。 又、本発明におけるジルコニウム酸化物と金属ホウ化物
の合計重量とガラスフリットの重量比は5/95〜60
/40、好ましくは10/90〜50150である。上
記重量比が60/40より大きいと膜強度及び基板との
接着強度か得られず、逆に5/95より小さいと適当な
導電ネットワークか形成されず所望の抵抗特性か得られ
ない。 ジルコニウム酸化物の金属ホウ化物に対するモル比は、
4〜0.4の範囲が良く、特に2〜O45の範囲か好ま
しい、このモル比が4を超えると未反応のジルコニウム
酸化物が多く残ったり、ガラス成分との反応生成物が増
え、導電に寄与する導電物が少なくなったり、抵抗体の
抵抗特性が悪くなる。又上記モル比が0.4より少ない
と、ジルコニウム酸化物と金属ホウ化物の反応によって
生成する導電物が少なく、導電に寄与するのは専ら未反
応の金属ホウ化物であり、ジルコニウム酸化物添加の効
果が認められず、高抵抗側での抵抗特性が悪くなる。 尚、本発明では、前述のように反応によりジルコニウム
ホウ化物が抵抗体中に導電物として生成されるが、最初
からジルコニウムホウ化物を抵抗ペーストの構成成分と
した場合は、導電粉とカラスとのぬれ性が悪く、又凝集
しやすいため、本発明のような非酸化性雰囲気中焼成に
よって得られる均一な導電パスを得ることは困難である
。 さらに、本発明の抵抗体製造用組成物は、シリコン又は
一酸化珪素を楕tC分として含むことを特徴としている
。シリコン又は一酸化珪素の添加効果は、特に、ハイブ
リッドICで使用頻度が高いIKΩ/口〜100KΩ/
口の抵抗体の抵抗の温度係数(TCR)や静電耐圧特性
(ESD)等の耐電圧特性の向上にある。シリコン又は
一酸化珪素は、前記金属ホウ化物、ジルコニウム酸化物
及び後述のガラスフリットの合計量に対して0゜2〜3
重量%、好ましくは1〜2重量%添加するのが良い、な
ぜならば、このような添加量により、抵抗体のTCRと
[電圧特性が著しく向上することが見出だされたからで
ある。この重量%が0゜2重量%より少ないとシリコン
又は一酸化珪素の添加効果は十分ではなく、逆に3重量
%より多くても、0,2〜3重量%添加の効果より顕著
な抵抗体特性の向上は見られず、かえって抵抗値のバラ
ツキ等が大きくなってしまう。 シリコンまたは一酸化珪素は、ジルコニウム酸化物と反
応して、導電性ジルコニウムホウ化物を生威し、金属ホ
ウ化物とジルコニウム酸化物の反応によって形成される
導電バスをより均一化して電気的特性向上に寄与してい
ると推察される。 ガラスフリットは、実質的に非酸化性雰囲気中の焼成に
おける軟化、流動、焼結の際に、抵抗体中に導電ネット
ワーク形成を助け、導電物とガラス量による抵抗値調整
の役割と、基板と抵抗体を接着させる役割と、膜強度の
向上の役割を果たしている。 ガラスフリットとして、BaO1Cab、Sr01Mg
0.S i 02 、B203、ZrO2、S not
、T l 02 、A 1203等の複数の酸化物を
構成成分とするものを使用することができる。 例えば、BaO等のアルカリ土類酸化物が20〜60重
量%、BzOiがl0〜30重量%、SiO□か20〜
30重量%、Z r O2及びZ r O2と置換可能
なSnO2、Ti12等4価の金属酸化物が10重量%
以下の金属酸化物を構成成分とするものなどを使うこと
ができる。 ガラスフリットは通常の方法によって製造することがで
き、B a COsやMgO等のガラスフリット構成成
分の炭酸塩や酸化物を所望の割合で混合し、加熱溶融し
、急冷後ボールミル等による粉砕により、平均径を5μ
m程度に調整したものを使うことができる。 本発明で使用する有機ビヒクルは特定のものである必要
はなく、抵抗ペーストを製造するのに一般に使用されて
いるもので良い、有機ビヒクルは、溶剤、樹脂及び微量
の添加剤を構成成分とし、上述の金属ホウ化物、ジルコ
ニウム酸化物、シリコン又は一酸化珪素、及びガラスフ
リットを均一に分散させてペースト状にして、このよう
にして得られた抵抗ペーストをスクリーン印刷により基
板上に所定の回路パターンを形成し乾燥することができ
る。 溶剤は、その例として、アルコール類、エステル類、エ
ーテル類、ケトン類等をあげることができ、例えば、テ
ルピネオール、プロピオン酸エチル、ジエチルジブチル
エーテル、メチルエチルゲトン等を使うことができる。 I!l脂としては、例えば、エチルセルロース、ニトロ
セルロース等のセルロース系樹脂やブチルメタアクリレ
ート、メチルメタアクリレート等のアクリル系樹脂等を
使うことができる。添加剤としては、例えばレシチンや
ステアリン酸等をペーストの粘度調整用等の目的で使う
ことができる。ビヒクル中の樹脂成分は、通常1〜50
重量%とするのが良い。 有機ビヒクルは、抵抗体製造用組成物全体の約20〜4
0重量%であり、ビヒクルは多すぎても、少なすぎても
スクリーン印刷により適当な抵抗体パターンが得られな
い、ビヒクルは、乾燥及び焼成過程で揮発又は分解する
。
(実施例1)
LaB6 (新日本金属く株)製、Fグレード)をエタ
ノール溶媒中で、ジルコニアボール(5(財)φ)の使
用で、ボールミル粉砕し、BET平均径O” 6 At
m cr)L a B 6を使用した。St及びSt
Oは、(株)高純度化学研究新製の粉末を同様に粉砕し
、BET半径がStは0.7μm、SiOは0.8μm
の粉末を使用した。 Z r Oxは、テトラ−1−ブ
トキシジルコニウム(日本曹達(株)製、Zr (Oi
C4H9)4 )を加水分解して得られた加水分解
生成物を700℃で焼成して得られた平均径0.08μ
mの超微粉を用いた。 ガラスフリットは、BaOが49.5重量%、B20.
か18.4重量%、S i O2が26.7重量%、Z
rO2が5.4重量%の組成で、平均径か約5μmの粉
末の形で用いた。 ビヒクルは、溶剤としてテルピネオール、樹脂としてエ
チルセルロースからなるものを用いた。 ビヒクルを抵抗ペーストの33重量%とし、LaB6、
ZrO2、Si又はSiO及びビヒクルを第2表に示し
た割合で秤量混合した。 具体的な調合例を示すと、Z r Ox / L a
B b=2.3 (モル比)、及び(ZrOz +La
B6)/ガラス=15/85(重量比)で、そしてSi
が1.5%の場合は、ZrOx : 1.169g、L
aB6: 0.841g、ガラスフリット=11゜39
0g、St :0.201g、ビヒクル=6.60gで
ある。このような混合物を三本ロールミルで混練しペー
ストとした。他の調合の場合も、各構成成分の所定重量
を秤量混合して同様に混練しペーストとした。 これらのペーストを通常の厚膜法にしたがって、前もっ
てCu電極を形成しであるアルミナ基板上に膜厚的40
μmのパターンを形成し、30分間のレベリング後、1
20℃で10分間乾燥し、窒素雰囲気のベルトコンベア
炉で焼成して抵抗体を形成した。焼成は最高温度900
℃で10分間保持し、全体で1時間の焼成時間で行った
。 抵抗値の変動係数(CV)は、(1)式を用いて算出し
た。 また、抵抗の温度係数(TCR)は、−55°C525
°C5125℃の各々の抵抗値を測定して、(2)およ
び(3)式を用いて冷時温度係数(CTCR)と熱闘温
度係数(HTCR)を算出した。 電流ノイズは、ノイズメータ(Quan−Tac h社
製造)を使用して測定した。 抵抗体の耐電圧特性は、第1図に示したようにIMΩの
抵抗Rと200pFのキャパシタCを有する測定回路の
静電耐圧特性(ESD)測定装置を用いて、100OV
を時間間隔1秒で、スイッチSにより5回印加した前後
の抵抗値の変化を(4)式を用いて算出した。 実施例1の結果を第2表に示す。 (この頁以下余白) CV− ay X100(%) ・ ・ ・ (1) R1−試料iの抵抗値(Ω/口) (2)〜(3)式中、 R−5s: 55℃における抵抗値(Ω/口)R25
: 25℃における抵抗値(Ω/口)R1□s:12
5℃における抵抗値(Ω/口)(4)式中、 RO:初期抵抗値(Ω/口) Rx:印加後の抵抗値(Ω/口) (比較例1〜2) 第2表には、ジルコニウム酸化物の金属ホウ化物に対す
るモル比が4〜0.4の範囲にないという点では本発明
の特許請求範囲外であるが、実施例1と同様に作成され
た比較例1、及びSi又はSiOの量が本発明の請求範
囲外であるか、実施例1と同様に作成された比較例2も
一緒に示されている。 第2表から明らかなように、比較例1は、CV値か大き
く、TCHの値がマイナスに大きすぎて、実用に耐え難
い抵抗体である。、1.た、比較例2は、TCR及びE
SD特性以外の特性は、空気中焼成用酸化ルテニウム系
抵抗体に匹敵するものの、TCRやESD特性がやや劣
っている。一方、本発明の抵抗ペーストから得られた抵
抗体は、TCRやESD特性も良好な抵抗体特性を示し
ている。 (実施例2) Z r O2は実施例1と同じ粉末を使用し、5rB6
は(株)高純度化学研究所製の粉末を原料とし、これら
の粉末を第3表に示す配合で0.4μmのBET平均径
まで粉砕した以外は、実施例1と同様に抵抗ペーストを
製造し、アルミナ基板に回路パターンをスクリーン印刷
した後に、窒素雰囲気焼成により得られた抵抗体を評価
した。その結果を第3表に示す。 (比較例3〜4) 第3表には、ジルコニウム酸化物の金属ホウ化物に対す
るモル比が4〜0.4の範囲にないという点では本発明
の請求範囲外であるか、実施例2と同様に作成された比
較例3と、Si又はSiOの量か本発明の請求範囲外で
あるが、実施例2と同様に作成された比較例4も一緒に
示されている。 第3表から明らかなように、比較例3は、Cv値が大き
く、TCHの値がマイナスに大きすぎて、実用に耐え難
い抵抗体である。また、比較例4は、ESD特性以外の
特性は、空気中焼成用酸化ルテニウム系抵抗体に匹敵す
るものの、ESD特性かやや劣っている。一方、本発明
の抵抗ペーストから得られた抵抗体は、ESD特性も良
好な抵抗体特性を示している。 (実施例3) ZrB2 、NbB2は新日本金属(株)製の粉末を、
またCeB6、及び5rB6は(株)高純度化学研究所
製の粉末を原料とし、これらの粉末を0.3〜0.8μ
mのBET平均径まで粉砕した以外は、実施例1と同様
に抵抗ペーストを製造し、アルミナ基板に回路パターン
をスクリーン印刷したあとに、窒素雰囲気焼成により得
られた抵抗体を評価した。その結果を第4表に示す。 (比較例5〜6) 第4表には、ジルコニウム酸化物の金属ホウ化物に対す
るモル比が4〜0.4の範囲にないという点では本発明
の特許請求範囲外であるか、実施例3と同様に作成され
た比較例5と、SiまたはSiOの量か本発明の請求範
囲外であるが、実施例3と同様に作成された比較例6も
一緒に示されている。 第4表から明らかなように、比較例5は、CV値か大き
く、TCRの値がマイナスに大きすぎて、実用に耐え難
い抵抗体である。また、比較例6は、ESD特性以外の
特性は、空気中焼成用酸化ルテニウム系抵抗体に匹敵す
るものの、ESD特性がやや劣っている。一方、本発明
の抵抗ペーストから得られた抵抗体は、ESC特性も良
好な抵抗体特性を示している。
ノール溶媒中で、ジルコニアボール(5(財)φ)の使
用で、ボールミル粉砕し、BET平均径O” 6 At
m cr)L a B 6を使用した。St及びSt
Oは、(株)高純度化学研究新製の粉末を同様に粉砕し
、BET半径がStは0.7μm、SiOは0.8μm
の粉末を使用した。 Z r Oxは、テトラ−1−ブ
トキシジルコニウム(日本曹達(株)製、Zr (Oi
C4H9)4 )を加水分解して得られた加水分解
生成物を700℃で焼成して得られた平均径0.08μ
mの超微粉を用いた。 ガラスフリットは、BaOが49.5重量%、B20.
か18.4重量%、S i O2が26.7重量%、Z
rO2が5.4重量%の組成で、平均径か約5μmの粉
末の形で用いた。 ビヒクルは、溶剤としてテルピネオール、樹脂としてエ
チルセルロースからなるものを用いた。 ビヒクルを抵抗ペーストの33重量%とし、LaB6、
ZrO2、Si又はSiO及びビヒクルを第2表に示し
た割合で秤量混合した。 具体的な調合例を示すと、Z r Ox / L a
B b=2.3 (モル比)、及び(ZrOz +La
B6)/ガラス=15/85(重量比)で、そしてSi
が1.5%の場合は、ZrOx : 1.169g、L
aB6: 0.841g、ガラスフリット=11゜39
0g、St :0.201g、ビヒクル=6.60gで
ある。このような混合物を三本ロールミルで混練しペー
ストとした。他の調合の場合も、各構成成分の所定重量
を秤量混合して同様に混練しペーストとした。 これらのペーストを通常の厚膜法にしたがって、前もっ
てCu電極を形成しであるアルミナ基板上に膜厚的40
μmのパターンを形成し、30分間のレベリング後、1
20℃で10分間乾燥し、窒素雰囲気のベルトコンベア
炉で焼成して抵抗体を形成した。焼成は最高温度900
℃で10分間保持し、全体で1時間の焼成時間で行った
。 抵抗値の変動係数(CV)は、(1)式を用いて算出し
た。 また、抵抗の温度係数(TCR)は、−55°C525
°C5125℃の各々の抵抗値を測定して、(2)およ
び(3)式を用いて冷時温度係数(CTCR)と熱闘温
度係数(HTCR)を算出した。 電流ノイズは、ノイズメータ(Quan−Tac h社
製造)を使用して測定した。 抵抗体の耐電圧特性は、第1図に示したようにIMΩの
抵抗Rと200pFのキャパシタCを有する測定回路の
静電耐圧特性(ESD)測定装置を用いて、100OV
を時間間隔1秒で、スイッチSにより5回印加した前後
の抵抗値の変化を(4)式を用いて算出した。 実施例1の結果を第2表に示す。 (この頁以下余白) CV− ay X100(%) ・ ・ ・ (1) R1−試料iの抵抗値(Ω/口) (2)〜(3)式中、 R−5s: 55℃における抵抗値(Ω/口)R25
: 25℃における抵抗値(Ω/口)R1□s:12
5℃における抵抗値(Ω/口)(4)式中、 RO:初期抵抗値(Ω/口) Rx:印加後の抵抗値(Ω/口) (比較例1〜2) 第2表には、ジルコニウム酸化物の金属ホウ化物に対す
るモル比が4〜0.4の範囲にないという点では本発明
の特許請求範囲外であるが、実施例1と同様に作成され
た比較例1、及びSi又はSiOの量が本発明の請求範
囲外であるか、実施例1と同様に作成された比較例2も
一緒に示されている。 第2表から明らかなように、比較例1は、CV値か大き
く、TCHの値がマイナスに大きすぎて、実用に耐え難
い抵抗体である。、1.た、比較例2は、TCR及びE
SD特性以外の特性は、空気中焼成用酸化ルテニウム系
抵抗体に匹敵するものの、TCRやESD特性がやや劣
っている。一方、本発明の抵抗ペーストから得られた抵
抗体は、TCRやESD特性も良好な抵抗体特性を示し
ている。 (実施例2) Z r O2は実施例1と同じ粉末を使用し、5rB6
は(株)高純度化学研究所製の粉末を原料とし、これら
の粉末を第3表に示す配合で0.4μmのBET平均径
まで粉砕した以外は、実施例1と同様に抵抗ペーストを
製造し、アルミナ基板に回路パターンをスクリーン印刷
した後に、窒素雰囲気焼成により得られた抵抗体を評価
した。その結果を第3表に示す。 (比較例3〜4) 第3表には、ジルコニウム酸化物の金属ホウ化物に対す
るモル比が4〜0.4の範囲にないという点では本発明
の請求範囲外であるか、実施例2と同様に作成された比
較例3と、Si又はSiOの量か本発明の請求範囲外で
あるが、実施例2と同様に作成された比較例4も一緒に
示されている。 第3表から明らかなように、比較例3は、Cv値が大き
く、TCHの値がマイナスに大きすぎて、実用に耐え難
い抵抗体である。また、比較例4は、ESD特性以外の
特性は、空気中焼成用酸化ルテニウム系抵抗体に匹敵す
るものの、ESD特性かやや劣っている。一方、本発明
の抵抗ペーストから得られた抵抗体は、ESD特性も良
好な抵抗体特性を示している。 (実施例3) ZrB2 、NbB2は新日本金属(株)製の粉末を、
またCeB6、及び5rB6は(株)高純度化学研究所
製の粉末を原料とし、これらの粉末を0.3〜0.8μ
mのBET平均径まで粉砕した以外は、実施例1と同様
に抵抗ペーストを製造し、アルミナ基板に回路パターン
をスクリーン印刷したあとに、窒素雰囲気焼成により得
られた抵抗体を評価した。その結果を第4表に示す。 (比較例5〜6) 第4表には、ジルコニウム酸化物の金属ホウ化物に対す
るモル比が4〜0.4の範囲にないという点では本発明
の特許請求範囲外であるか、実施例3と同様に作成され
た比較例5と、SiまたはSiOの量か本発明の請求範
囲外であるが、実施例3と同様に作成された比較例6も
一緒に示されている。 第4表から明らかなように、比較例5は、CV値か大き
く、TCRの値がマイナスに大きすぎて、実用に耐え難
い抵抗体である。また、比較例6は、ESD特性以外の
特性は、空気中焼成用酸化ルテニウム系抵抗体に匹敵す
るものの、ESD特性がやや劣っている。一方、本発明
の抵抗ペーストから得られた抵抗体は、ESC特性も良
好な抵抗体特性を示している。
以上のように、本発明による、ジルコニウム酸化物、金
属ホウ化物、シリコン又は一酸化珪素、ガラスフリット
及び有機ビヒクルを構成成分とする抵抗体製造用組成物
を、実質的に非酸化性雰囲気中で焼成して得られる抵抗
体は、抵抗の温度係数及び耐電圧特性が優れており、銅
伝導体と共に使うことができる。
属ホウ化物、シリコン又は一酸化珪素、ガラスフリット
及び有機ビヒクルを構成成分とする抵抗体製造用組成物
を、実質的に非酸化性雰囲気中で焼成して得られる抵抗
体は、抵抗の温度係数及び耐電圧特性が優れており、銅
伝導体と共に使うことができる。
第1図は、本発明の評価に使用した静電耐圧特性測定装
置の回路図である。
置の回路図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (a)希土類ホウ化物、アルカリ土類ホウ化物、周期律
表IVa族のホウ化物、及びVa族のホウ化物からなる群
から選ばれた一種以上の金属ホウ化物、 (b)ジルコニウム酸化物、 (c)シリコン又は一酸化珪素、 (d)ガラスフリット、及び (e)有機ビヒクル、を構成成分とし、 前記ジルコニウム酸化物の量はガラスフリットの5モル
%を超え且つ40モル%を超えない量で、又前記ジルコ
ニウム酸化物の前記金属ホウ化物に対するモル比が4〜
0.4であり、且つ前記シリコン又は一酸化珪素の量は
、前記金属ホウ化物、ジルコニウム酸化物及びガラスフ
リットの合計量に対して0.2〜3重量%であることを
特徴とする抵抗体製造用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1338536A JPH03201406A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 抵抗体製造用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1338536A JPH03201406A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 抵抗体製造用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03201406A true JPH03201406A (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=18319093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1338536A Pending JPH03201406A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 抵抗体製造用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03201406A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0574602A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-26 | Hitachi Ltd | 厚膜抵抗組成物、該組成物を用いた厚膜抵抗体 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1338536A patent/JPH03201406A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0574602A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-26 | Hitachi Ltd | 厚膜抵抗組成物、該組成物を用いた厚膜抵抗体 |
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