JPH0320187Y2 - - Google Patents
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- JPH0320187Y2 JPH0320187Y2 JP7715086U JP7715086U JPH0320187Y2 JP H0320187 Y2 JPH0320187 Y2 JP H0320187Y2 JP 7715086 U JP7715086 U JP 7715086U JP 7715086 U JP7715086 U JP 7715086U JP H0320187 Y2 JPH0320187 Y2 JP H0320187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- case
- gear
- fixed
- vehicle height
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 208000031872 Body Remains Diseases 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 239000002420 orchard Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、トラクター等の走行車輌において、
前輪・後輪の車高を、エンジンの機体走行力によ
り変更可能としたものである。
前輪・後輪の車高を、エンジンの機体走行力によ
り変更可能としたものである。
(ロ) 従来技術
従来からトラクター等において、車軸ケースを
取り外して逆に取りつけことにより、車高を調節
可能とした技術は公知とされているのである。例
えば実開昭56−11910号公報や、特開昭59−
202938号公報の如くである。
取り外して逆に取りつけことにより、車高を調節
可能とした技術は公知とされているのである。例
えば実開昭56−11910号公報や、特開昭59−
202938号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決すべき課題
しかし、従来の車高の調整装置は、車軸ケース
を外した後に、クレーンやリフト装置を使用し
て、機体を持ち上げる必要があり、整備工場等の
施設の完備された場所でしか調節が出来なかつた
のである。
を外した後に、クレーンやリフト装置を使用し
て、機体を持ち上げる必要があり、整備工場等の
施設の完備された場所でしか調節が出来なかつた
のである。
本考案は、オペレーターが一人でかつクレーン
やリフトの無い場所でも車高が調節可能な如く、
トラクターのエンジンによる走行駆動力を使用し
て、機体を持ち上げを行つたものである。
やリフトの無い場所でも車高が調節可能な如く、
トラクターのエンジンによる走行駆動力を使用し
て、機体を持ち上げを行つたものである。
この構成で前輪の持ち上げを行う場合に、後輪
が駆動回転されることは、前輪が移動しないのに
後輪が前進してくることになり、一種の二種噛み
合い状態となり危険であるので、前輪に走行駆動
力を伝えて車高の上げ作業中においては後輪をフ
リーとすべく、後輪のみを断接するクラツチ装置
を設けたものである。
が駆動回転されることは、前輪が移動しないのに
後輪が前進してくることになり、一種の二種噛み
合い状態となり危険であるので、前輪に走行駆動
力を伝えて車高の上げ作業中においては後輪をフ
リーとすべく、後輪のみを断接するクラツチ装置
を設けたものである。
後輪の上昇をエンジン駆動力により行う場合に
は、通常設けられている前輪駆動クラツチ装置に
より、前輪動力の断絶を行うことが出来るが、前
輪に動力伝達する状態で、後輪のみの動力を断絶
するクラツチは従来は設けられていなかつたので
ある。
は、通常設けられている前輪駆動クラツチ装置に
より、前輪動力の断絶を行うことが出来るが、前
輪に動力伝達する状態で、後輪のみの動力を断絶
するクラツチは従来は設けられていなかつたので
ある。
変速段を中立にすることにより、後輪の動力を
断状態とすることが出来るが、この場合には前輪
への動力も断状態となるのである。
断状態とすることが出来るが、この場合には前輪
への動力も断状態となるのである。
(ハ)課題を解決する手段
本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
を達成する為の構成を説明すると。
フロントアクスル軸18より動力伝達する回動
軸5を中心に回動する前輪車軸ケース4と、該回
動軸5に固設した回動ギア7の周囲を自転しなが
ら、前輪車軸ケース4と共に公転する車軸ギア8
を設け、該車軸ギア8を前輪車軸ケース4に枢支
した前車軸6に固定し、該前車軸6に固定した前
輪1を前後移動不可能に固定し、フロントアクス
ル軸18をエンジンにより回転することにより、
前輪1の車高を上昇可能とし、リアアクスル軸4
7を中心に回動する後輪車軸ケース33と、該リ
アアクスル軸47に固設した回動ギア36の周囲
を自転しながら、後輪車軸ケース33と共に公転
する車軸ギア35を設け、該車軸ギア35を後輪
車軸ケース33に枢支した後車軸62に固定し、
該後車軸62に固定した後輪11を前後移動不可
能に固定し、リアアクスル軸47をエンジンによ
り回転することにより、後輪11の車高を上昇可
能とし、機体の自重により前輪車軸ケース4及び
後輪車軸ケース33が、回動軸5とリアアクスル
軸47を中心に回動することにより、前輪1と後
輪11の車高を低くする構成において、ミツシヨ
ンケースMの動力を前輪へは伝達するが、後輪へ
は伝達不可能とする後輪クラツチ装置を介装した
ものである。
軸5を中心に回動する前輪車軸ケース4と、該回
動軸5に固設した回動ギア7の周囲を自転しなが
ら、前輪車軸ケース4と共に公転する車軸ギア8
を設け、該車軸ギア8を前輪車軸ケース4に枢支
した前車軸6に固定し、該前車軸6に固定した前
輪1を前後移動不可能に固定し、フロントアクス
ル軸18をエンジンにより回転することにより、
前輪1の車高を上昇可能とし、リアアクスル軸4
7を中心に回動する後輪車軸ケース33と、該リ
アアクスル軸47に固設した回動ギア36の周囲
を自転しながら、後輪車軸ケース33と共に公転
する車軸ギア35を設け、該車軸ギア35を後輪
車軸ケース33に枢支した後車軸62に固定し、
該後車軸62に固定した後輪11を前後移動不可
能に固定し、リアアクスル軸47をエンジンによ
り回転することにより、後輪11の車高を上昇可
能とし、機体の自重により前輪車軸ケース4及び
後輪車軸ケース33が、回動軸5とリアアクスル
軸47を中心に回動することにより、前輪1と後
輪11の車高を低くする構成において、ミツシヨ
ンケースMの動力を前輪へは伝達するが、後輪へ
は伝達不可能とする後輪クラツチ装置を介装した
ものである。
(ホ) 考案の実施例
本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明する。
添付の図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は車高を高くした状態のトラクターの後
面図、第2図は同じく低くした状態の後面図であ
る。
面図、第2図は同じく低くした状態の後面図であ
る。
トラクターの使用用途を広くする為には、第2
図の如く、車高を低くし果樹園で枝の垂れた状態
の下でも通過することができ、かつ第1図の如
く、車高を高くし畝の上に作物が育成されている
状態の上でも通過できることが必要なのである。
図の如く、車高を低くし果樹園で枝の垂れた状態
の下でも通過することができ、かつ第1図の如
く、車高を高くし畝の上に作物が育成されている
状態の上でも通過できることが必要なのである。
その為には、車高調節が可能であることが必要
であり、前輪1・後輪11に対して、機体全体を
上下に調節できることが必要なのである。13は
リアアクスルハウジング、12はリアアクスルケ
ース、14はフエンダーである。
であり、前輪1・後輪11に対して、機体全体を
上下に調節できることが必要なのである。13は
リアアクスルハウジング、12はリアアクスルケ
ース、14はフエンダーである。
第3図は前輪1に対してフロントアクスルハウ
ジング19を高く調節した状態の断面図、第4図
は同じく側面図、第5図は車高調節の為の前輪車
軸ケース4の回動支持部の拡大断面図である。
ジング19を高く調節した状態の断面図、第4図
は同じく側面図、第5図は車高調節の為の前輪車
軸ケース4の回動支持部の拡大断面図である。
前述のリアアクスルケース12の前部に配置さ
れたミツシヨンケースM内で走行変速された後の
回転が、前輪駆動クラツチ装置Cを介して、前輪
動力伝達軸22のベベルギア22aより、フロン
トデヘギア装置Dのリングギア23へ伝達され
る。
れたミツシヨンケースM内で走行変速された後の
回転が、前輪駆動クラツチ装置Cを介して、前輪
動力伝達軸22のベベルギア22aより、フロン
トデヘギア装置Dのリングギア23へ伝達され
る。
該フロントデフギア装置Dにより差動回転を与
えられ、左右のフロントアクスル軸18が駆動さ
れる。フロントアクスルハウジング19は中央の
フロントデフケース21より左右へ突出され、該
フロントアクスルハウジング19の先端に、上部
固定ギアボツクス24が配置されている。該上部
固定ギアボツクス24の上端の開口に、ケース蓋
25が軸受支持されており、該ケース蓋25がナ
ツクルアームを兼用している。
えられ、左右のフロントアクスル軸18が駆動さ
れる。フロントアクスルハウジング19は中央の
フロントデフケース21より左右へ突出され、該
フロントアクスルハウジング19の先端に、上部
固定ギアボツクス24が配置されている。該上部
固定ギアボツクス24の上端の開口に、ケース蓋
25が軸受支持されており、該ケース蓋25がナ
ツクルアームを兼用している。
また上部固定ギアボツクス24の下端には下部
回動ギアボツクス2が軸受を介して遊嵌されてい
る。該下部回動ギアボツクス2とケース蓋25と
は上部で一体化されており、上部固定ギアボツク
ス24の上下に軸支された状態でナツクルアーム
側から操向の為に回動を可能としている。
回動ギアボツクス2が軸受を介して遊嵌されてい
る。該下部回動ギアボツクス2とケース蓋25と
は上部で一体化されており、上部固定ギアボツク
ス24の上下に軸支された状態でナツクルアーム
側から操向の為に回動を可能としている。
該下部回動ギアボツクス2の外側面に、ベベル
ギア9と10の歯当たりを調整する為の調整シム
を介装して、固定側ブラケツト3が固設されてい
る。該固定側ブラケツト3に上下に車高調節の為
に回動可能とした回動側ブラケツトを兼用する前
輪車軸ケース4を嵌装しているのである。
ギア9と10の歯当たりを調整する為の調整シム
を介装して、固定側ブラケツト3が固設されてい
る。該固定側ブラケツト3に上下に車高調節の為
に回動可能とした回動側ブラケツトを兼用する前
輪車軸ケース4を嵌装しているのである。
該前輪車軸ケース4は回動側ブラケツトをも兼
用しており、回動軸5と前車軸6を軸受支持して
いる。該前車軸6に前輪1を固設しているのであ
る。
用しており、回動軸5と前車軸6を軸受支持して
いる。該前車軸6に前輪1を固設しているのであ
る。
またフロントアクスル軸18の側端が上部固定
ギアボツクス24内に嵌入した位置に、ベベルギ
ア17が固設されている。該ベベルギア17はキ
ングピン軸15上のベベルギア16と噛合し、該
ベベルギア16の回転がキングピン軸15を介し
て、下部回動ギアボツクス2内のベベルギア10
に伝達されている。
ギアボツクス24内に嵌入した位置に、ベベルギ
ア17が固設されている。該ベベルギア17はキ
ングピン軸15上のベベルギア16と噛合し、該
ベベルギア16の回転がキングピン軸15を介し
て、下部回動ギアボツクス2内のベベルギア10
に伝達されている。
キングピン軸15は上端を上部固定ギアボツク
ス24内に軸受支持し、下端を下部回動ギアボツ
クス2内に軸受支持している。そして下部回動ギ
アボツクス2内のベベルギア10が回動側ブラケ
ツトを兼用する前輪車軸ケース4内の回動軸5に
固設されたベベルギア9と噛合し回動軸5を回転
させている。
ス24内に軸受支持し、下端を下部回動ギアボツ
クス2内に軸受支持している。そして下部回動ギ
アボツクス2内のベベルギア10が回動側ブラケ
ツトを兼用する前輪車軸ケース4内の回動軸5に
固設されたベベルギア9と噛合し回動軸5を回転
させている。
該回動軸5の前記車軸ケース4内の位置には、
回動ギア7が固設されており、該回動ギア7が前
車軸6の上の車軸ギア8と噛合して、前車軸6と
前輪1を駆動しているのである。
回動ギア7が固設されており、該回動ギア7が前
車軸6の上の車軸ギア8と噛合して、前車軸6と
前輪1を駆動しているのである。
フロントアクスルハウジング19の中央部上方
に注油栓兼用の検油棒20が配置されており、フ
ロントデフケース21と上部固定ギアボツクス2
4、下部回動ギアボツクス2と前輪車軸ケース4
まで、潤滑油を注入すべく構成している。
に注油栓兼用の検油棒20が配置されており、フ
ロントデフケース21と上部固定ギアボツクス2
4、下部回動ギアボツクス2と前輪車軸ケース4
まで、潤滑油を注入すべく構成している。
26は空気抜き兼ドレーン抜きである。下部回
動ギアボツクス2の外側面に回動軸5を支持して
且つ、前輪車軸ケース4のスムーズな回動を行わ
しめる為のリング状溝3cを構成した固定側ブラ
ケツト3を介装したものである。固定側ブラケツ
ト3は下部回動ギアボツクス2に対してボルト3
0により固定されている。
動ギアボツクス2の外側面に回動軸5を支持して
且つ、前輪車軸ケース4のスムーズな回動を行わ
しめる為のリング状溝3cを構成した固定側ブラ
ケツト3を介装したものである。固定側ブラケツ
ト3は下部回動ギアボツクス2に対してボルト3
0により固定されている。
該固定側ブラケツト3の軸受31により回動軸
5を軸支しており、該回動軸5を中心に前車軸6
の部分を車高調整の為に回動可能としているので
ある。
5を軸支しており、該回動軸5を中心に前車軸6
の部分を車高調整の為に回動可能としているので
ある。
また前輪車軸ケース4の回動側ブラケツトの回
動支持部4cが嵌入可能とするリング状溝3cを
固定側ブラケツト3側の外側面に設け、両者を嵌
装して、該嵌装部分で車高調節の為の回動を可能
としているのである。
動支持部4cが嵌入可能とするリング状溝3cを
固定側ブラケツト3側の外側面に設け、両者を嵌
装して、該嵌装部分で車高調節の為の回動を可能
としているのである。
該リング状溝3cに嵌装した回動支持部4cの
部分が抜け出すことなく回動する為に、前輪車軸
ケース4の側には係止溝4aを設け、該係止溝4
aに嵌入する係止ボルト27を固定側ブラケツト
3の側から突出している。
部分が抜け出すことなく回動する為に、前輪車軸
ケース4の側には係止溝4aを設け、該係止溝4
aに嵌入する係止ボルト27を固定側ブラケツト
3の側から突出している。
また第4図・第5図において示す如く、固定側
ブラケツト3と前輪車軸ケース4の間に、車高を
高低に変更した後で、前輪車軸ケース4のその後
の回動を固定する回動阻止部3a,3bと接当部
4bが構成されている。該接当部4bは前輪車軸
ケース4に1個所だけ設けられており、該前輪車
軸ケース4が180度回転した位置で、固定側ブラ
ケツト3の回動阻止部3a,3bに接当して、そ
れ以上の回動を阻止すべく構成されている。
ブラケツト3と前輪車軸ケース4の間に、車高を
高低に変更した後で、前輪車軸ケース4のその後
の回動を固定する回動阻止部3a,3bと接当部
4bが構成されている。該接当部4bは前輪車軸
ケース4に1個所だけ設けられており、該前輪車
軸ケース4が180度回転した位置で、固定側ブラ
ケツト3の回動阻止部3a,3bに接当して、そ
れ以上の回動を阻止すべく構成されている。
前輪車軸ケース4から突出した接当部4bの部
分とそこから180度回動した位置の回動阻止部3
a,3bと対応する部分とに、前輪車軸ケース4
を車高調節の為に回動した後に、固定する為の固
定ボルト28,28の為の螺子孔が設けられてい
るのである。該螺子孔に固定ボルト28,28を
螺装することにより、車高調節後の固定を行うべ
く構成しているのである。
分とそこから180度回動した位置の回動阻止部3
a,3bと対応する部分とに、前輪車軸ケース4
を車高調節の為に回動した後に、固定する為の固
定ボルト28,28の為の螺子孔が設けられてい
るのである。該螺子孔に固定ボルト28,28を
螺装することにより、車高調節後の固定を行うべ
く構成しているのである。
次に後輪11の車高調整装置について説明する
と。
と。
第6図はトラクターのリアアクスルハウジング
部に構成した車高調整装置部の前面断面図、第7
図は車高を高くした状態の後輪車軸ケース33部
分から見た側面図、第8図は下降ロツクピン50
の支持部を示す前面断面図、第9図は後輪クラツ
チ装置の拡大断面図、第10図・第11図は後輪
クラツチ装置の作動状態を示す軸方向の断面図で
ある。
部に構成した車高調整装置部の前面断面図、第7
図は車高を高くした状態の後輪車軸ケース33部
分から見た側面図、第8図は下降ロツクピン50
の支持部を示す前面断面図、第9図は後輪クラツ
チ装置の拡大断面図、第10図・第11図は後輪
クラツチ装置の作動状態を示す軸方向の断面図で
ある。
トラクターのリアアクスルケース12の左右の
側面に、後輪車高調整装置が配置構成されている
のである。リアアクスルケース12の側面にリア
アクスルハウジング13が固設されており、該リ
アアクスルケース12とリアアクスルハウジング
13との接合面にブレーキケース13eを構成し
て、デイスクブレーキ装置を配置している。リア
アクスルケース12の内部にデフギア装置Dが配
置されており、第6図においては該デフギア装置
Dのデフロツク装置38の部分が図示されてい
る。該デフギア装置Dのデフサイドギア34にス
プライン嵌合されたリアアクスル軸47が、リア
アクスルケース12より突出し、リアアクスルハ
ウジング13の内部から後輪車軸ケース33の内
部にまで嵌入されている。
側面に、後輪車高調整装置が配置構成されている
のである。リアアクスルケース12の側面にリア
アクスルハウジング13が固設されており、該リ
アアクスルケース12とリアアクスルハウジング
13との接合面にブレーキケース13eを構成し
て、デイスクブレーキ装置を配置している。リア
アクスルケース12の内部にデフギア装置Dが配
置されており、第6図においては該デフギア装置
Dのデフロツク装置38の部分が図示されてい
る。該デフギア装置Dのデフサイドギア34にス
プライン嵌合されたリアアクスル軸47が、リア
アクスルケース12より突出し、リアアクスルハ
ウジング13の内部から後輪車軸ケース33の内
部にまで嵌入されている。
該リアアクスル軸47のリアアクスルケース1
2から出た部分に、デイスクブレーキ装置が係合
されているのである。該デイスクブレーキ装置は
ブレーキ摩擦板40とブレーキカム円板39とカ
ムボール41により構成され、ブレーキアーム4
2の回動により、アーム軸43が回動し、リンク
を介してブレーキカム円板39を回動させること
により、カムボール41が押し出されて、ブレー
キ摩擦板40を押圧して制動するものである。
2から出た部分に、デイスクブレーキ装置が係合
されているのである。該デイスクブレーキ装置は
ブレーキ摩擦板40とブレーキカム円板39とカ
ムボール41により構成され、ブレーキアーム4
2の回動により、アーム軸43が回動し、リンク
を介してブレーキカム円板39を回動させること
により、カムボール41が押し出されて、ブレー
キ摩擦板40を押圧して制動するものである。
後輪車軸ケース33は、回動内筒33aとケー
ス蓋33bと後輪車軸ケース33の本体とにより
構成しており、該ケース本体とケース蓋33bに
より構成したケース内にリアアクスル軸47と後
車軸62を軸受支持しており、リアアクスル軸4
7の上に回動ギア36を固設し、後車軸62の上
に車軸ギア35を固設している。
ス蓋33bと後輪車軸ケース33の本体とにより
構成しており、該ケース本体とケース蓋33bに
より構成したケース内にリアアクスル軸47と後
車軸62を軸受支持しており、リアアクスル軸4
7の上に回動ギア36を固設し、後車軸62の上
に車軸ギア35を固設している。
該後輪車軸ケース33よりリアアクスルハウジ
ング13側へ突出した回動内筒33aを、リアア
クスルハウジング13の内部に嵌装して、後輪車
軸ケース33を前後を上下に回動可能としたもの
である。
ング13側へ突出した回動内筒33aを、リアア
クスルハウジング13の内部に嵌装して、後輪車
軸ケース33を前後を上下に回動可能としたもの
である。
リアアクスルハウジング13には、リアアクス
ルケース12側にブレーキケース13e部分を構
成し、また逆端を後輪車軸ケース33との固定フ
ランジ部13aに構成している。該固定フランジ
部13a部は、通常の作業の場合には後輪車軸ケ
ース33内面との間を、回動固定ボルト32,3
7を螺装して固定しているのである。
ルケース12側にブレーキケース13e部分を構
成し、また逆端を後輪車軸ケース33との固定フ
ランジ部13aに構成している。該固定フランジ
部13a部は、通常の作業の場合には後輪車軸ケ
ース33内面との間を、回動固定ボルト32,3
7を螺装して固定しているのである。
そして車高調節の為に機体に対して後車軸62
の位置を上下動させる場合にのみ、回動固定ボル
ト32,37を外して、リアアクスルハウジング
13に対して、後輪車軸ケース33を回動するも
のである。
の位置を上下動させる場合にのみ、回動固定ボル
ト32,37を外して、リアアクスルハウジング
13に対して、後輪車軸ケース33を回動するも
のである。
該回動固定ボルト32,37を外した状態で
も、回動内筒33aとリアアクスルハウジング1
3が抜け出てしまうことのないように、回動内筒
33aの外周に回動係止溝33cを設け、該回動
係止溝33c内にリアアクスルハウジング13側
から回動係止ピン31の先端のピン部分を嵌入し
ている。
も、回動内筒33aとリアアクスルハウジング1
3が抜け出てしまうことのないように、回動内筒
33aの外周に回動係止溝33cを設け、該回動
係止溝33c内にリアアクスルハウジング13側
から回動係止ピン31の先端のピン部分を嵌入し
ている。
車高を低くしようとする場合には、回動固定ボ
ルト32,37を外すことにより、後輪車軸ケー
ス33と固定フランジ部13aの間がスライドし
て、後輪車軸ケース33がリアアクスル軸47を
中心に回動し、後車軸62はリアアクスル軸47
よりも上方の位置に来るのである。
ルト32,37を外すことにより、後輪車軸ケー
ス33と固定フランジ部13aの間がスライドし
て、後輪車軸ケース33がリアアクスル軸47を
中心に回動し、後車軸62はリアアクスル軸47
よりも上方の位置に来るのである。
しかし、該回動固定ボルト32,37を外した
時点で、トラクターの自重により後輪車軸ケース
33がただちに回動してしまい、回動固定ボルト
32,37を外そうとしているオペレーターの手
や指を傷つける恐れがあるので、回動固定ボルト
32,37を外しただけでは、車軸62がただち
には下降しないように、下降ロツクピン50がリ
アアクスルハウジング13の前面に支持されてい
るのである。
時点で、トラクターの自重により後輪車軸ケース
33がただちに回動してしまい、回動固定ボルト
32,37を外そうとしているオペレーターの手
や指を傷つける恐れがあるので、回動固定ボルト
32,37を外しただけでは、車軸62がただち
には下降しないように、下降ロツクピン50がリ
アアクスルハウジング13の前面に支持されてい
るのである。
該下降ロツクピン50の構成について、第8図
の図面により説明すると。
の図面により説明すると。
該リアアクスルハウジング13の外形の前面
に、下降ロツクピン50の支持ケース13hが突
設されており、該支持ケース13hに穿設した孔
内に左右方向へ向いた下降ロツクピン50がスラ
イド可能に支持されている。該下降ロツクピン5
0は付勢バネ56により、常時ロツク方向に付勢
されているのである。該下降ロツクピン50が係
合されるのは、第7図の後輪車軸ケース33の係
合凹部33fの部分である。故に下降ロツクピン
50は常に、リアアクスルハウジング13の固定
フランジ部13aの部分から、車高調節の為に上
下に回動する後輪車軸ケース33の係合凹部33
fに向けて突出配置されており、オペレーターが
車高調節の為に回動固定ボルト32,37を抜い
ても、まだ下降ロツクピン50が係合凹部33f
の部分に係合しているので、最終減速ケース33
は車高を低くする方向へ回動することはないので
ある。
に、下降ロツクピン50の支持ケース13hが突
設されており、該支持ケース13hに穿設した孔
内に左右方向へ向いた下降ロツクピン50がスラ
イド可能に支持されている。該下降ロツクピン5
0は付勢バネ56により、常時ロツク方向に付勢
されているのである。該下降ロツクピン50が係
合されるのは、第7図の後輪車軸ケース33の係
合凹部33fの部分である。故に下降ロツクピン
50は常に、リアアクスルハウジング13の固定
フランジ部13aの部分から、車高調節の為に上
下に回動する後輪車軸ケース33の係合凹部33
fに向けて突出配置されており、オペレーターが
車高調節の為に回動固定ボルト32,37を抜い
ても、まだ下降ロツクピン50が係合凹部33f
の部分に係合しているので、最終減速ケース33
は車高を低くする方向へ回動することはないので
ある。
該下降ロツクピン50の係止状態を解除する為
には、シフター52・テコ53・アーム55を操
作するロツク解除ワイヤー54が、オペレーター
の運転座席の前部に配置されているので、そこま
で行つて該ロツク解除ワイヤー操作し、下降ロツ
クピン50を付勢バネ56に抗して押し戻し、後
輪車軸ケース33とリアアクスルハウジング13
の係合状態を解除する必要があるのである。この
場合にはオペレーターが、該車高調整装置の部分
から離れる必要があるので、該部分が急激に下降
する事による事故は発生しないのである。
には、シフター52・テコ53・アーム55を操
作するロツク解除ワイヤー54が、オペレーター
の運転座席の前部に配置されているので、そこま
で行つて該ロツク解除ワイヤー操作し、下降ロツ
クピン50を付勢バネ56に抗して押し戻し、後
輪車軸ケース33とリアアクスルハウジング13
の係合状態を解除する必要があるのである。この
場合にはオペレーターが、該車高調整装置の部分
から離れる必要があるので、該部分が急激に下降
する事による事故は発生しないのである。
次に第7図・第8図について説明すると。
リアアクスルハウジング13の固定フランジ部
13a部は、第7図の実線の如く車高の低い場合
と、鎖線の33′の位置の如く車高の高い場合の
2個所において後輪車軸ケース33とリアアクス
ルハウジング13を固定する必要があるので、固
定用の突出固定面13b,13fを2本の角の如
く突出している。そして該突出固定面13b,1
3fの部分に回動固定ボルト32の嵌入孔13d
を設けている。該突出固定面13b,13fと
180度の逆の位置に、回動固定ボルト37の嵌入
孔13Cを構成している。
13a部は、第7図の実線の如く車高の低い場合
と、鎖線の33′の位置の如く車高の高い場合の
2個所において後輪車軸ケース33とリアアクス
ルハウジング13を固定する必要があるので、固
定用の突出固定面13b,13fを2本の角の如
く突出している。そして該突出固定面13b,1
3fの部分に回動固定ボルト32の嵌入孔13d
を設けている。該突出固定面13b,13fと
180度の逆の位置に、回動固定ボルト37の嵌入
孔13Cを構成している。
第7図の車高の高い位置で、回動固定ボルト3
2,37が螺装されている位置から車高が低くな
ると、嵌入孔13c,13dに挿入されるのであ
る。また車高調節の為に、リアアクスルハウジン
グ13に対して後輪車軸ケース33が回動した際
に、車高調整の回動の終点位置であることを示す
上限ストツパー48と、下限ストツパー67をボ
ルトにより構成して配置している。下限ストツパ
ー67に係合されるのは、前述の下降ロツクピン
50に係合する係合凹部33fの部分である。上
限ストツパー48に係合するのは、後輪車軸ケー
ス33の係合凹部33gの部分である。該ストツ
パー48,67以上は回動できないように構成し
ているのである。
2,37が螺装されている位置から車高が低くな
ると、嵌入孔13c,13dに挿入されるのであ
る。また車高調節の為に、リアアクスルハウジン
グ13に対して後輪車軸ケース33が回動した際
に、車高調整の回動の終点位置であることを示す
上限ストツパー48と、下限ストツパー67をボ
ルトにより構成して配置している。下限ストツパ
ー67に係合されるのは、前述の下降ロツクピン
50に係合する係合凹部33fの部分である。上
限ストツパー48に係合するのは、後輪車軸ケー
ス33の係合凹部33gの部分である。該ストツ
パー48,67以上は回動できないように構成し
ているのである。
次に第9図・第10図・第11図により、後輪
クラツチ装置について説明すると。
クラツチ装置について説明すると。
後車軸62の内部に、クラツチシフター59を
嵌入し、該クラツチシフター59を出し入れする
ことにより、カム凹部59aと突部カム突部59
bによりクラツチボール29を突出後退させ、後
車軸62と車軸ギア35の間の動力を断接すべく
構成しているのである。60はクラツチシフター
59を押し方向に付勢するバネである。該後輪ク
ラツチ装置は前輪の車高を調整する時のみに用い
るものであるから、使用頻度は少なく、クラツチ
シフター59を手で操作すべく構成している。
嵌入し、該クラツチシフター59を出し入れする
ことにより、カム凹部59aと突部カム突部59
bによりクラツチボール29を突出後退させ、後
車軸62と車軸ギア35の間の動力を断接すべく
構成しているのである。60はクラツチシフター
59を押し方向に付勢するバネである。該後輪ク
ラツチ装置は前輪の車高を調整する時のみに用い
るものであるから、使用頻度は少なく、クラツチ
シフター59を手で操作すべく構成している。
(ヘ) 考案の作用
以上が本考案の構成であり、次に前輪車高調整
の操作を説明すると。
の操作を説明すると。
オペレーターは、前輪1の車高を調整する場合
には、スパナにより固定ボルト28,28を外す
るのである。
には、スパナにより固定ボルト28,28を外す
るのである。
この際に、車高の高い状態から低い状態に変更
する際には、トラクターの自重により機体が下降
する可能性があり、この為に固定ボルト28,2
8を外し終わつた時点で、突然、固定側ブラケツ
ト3の周囲を前輪車軸ケース4が回転する恐れが
あり、別に後輪11側に設けたブレーキ装置によ
り、機体が僅かでも移動するのを不可能とする必
要があるのである。該ブレーキ操作により、回動
軸5の上の回動ギア7と、前車軸6の上の車軸ギ
ア8との間の自転・公転を係止することにより、
不意の下降は阻止できるのである。
する際には、トラクターの自重により機体が下降
する可能性があり、この為に固定ボルト28,2
8を外し終わつた時点で、突然、固定側ブラケツ
ト3の周囲を前輪車軸ケース4が回転する恐れが
あり、別に後輪11側に設けたブレーキ装置によ
り、機体が僅かでも移動するのを不可能とする必
要があるのである。該ブレーキ操作により、回動
軸5の上の回動ギア7と、前車軸6の上の車軸ギ
ア8との間の自転・公転を係止することにより、
不意の下降は阻止できるのである。
そして、左右の固定ボルト28,28を全部抜
き終わつた後に、ブレーキ装置を徐々に緩めてい
くことにより、機体の自重により前輪車軸ケース
が回動軸5を中心に回動することにより下降して
くるのである。この際に前車軸6の車軸ギア8の
周囲を、回動軸5の回動ギア7が自転しながら公
転し、徐々に下降して来るのである。
き終わつた後に、ブレーキ装置を徐々に緩めてい
くことにより、機体の自重により前輪車軸ケース
が回動軸5を中心に回動することにより下降して
くるのである。この際に前車軸6の車軸ギア8の
周囲を、回動軸5の回動ギア7が自転しながら公
転し、徐々に下降して来るのである。
車高が低い状態から、高い状態へ移行する場合
には、前記のような自重による調整ができないの
で、この場合にはトラクターの走行駆動力を利用
して機体の持ち上げを行うのである。
には、前記のような自重による調整ができないの
で、この場合にはトラクターの走行駆動力を利用
して機体の持ち上げを行うのである。
即ち、前輪1の車高調節時には、後輪11への
動力は前述の後輪クラツチを切つて後輪へは伝達
しないようにし、前輪へは前輪駆動クラツチCを
接合することにより動力伝達が可能なように構成
しているのである。
動力は前述の後輪クラツチを切つて後輪へは伝達
しないようにし、前輪へは前輪駆動クラツチCを
接合することにより動力伝達が可能なように構成
しているのである。
また前輪が回転しないように、タイヤの下に回
転阻止を行うロツク体を接当しておくのである。
そして、オペレーターは固定ボルト28,28を
外した後で、座席に坐りトラクターを走行状態に
するのである。本実施例においては、前進のクリ
ープ速度に変速段を位置させて、徐々にクラツチ
を接合させると、前輪1と前車輪6が回転出来な
いので、回転軸5の回動ギア7が前軸ギア8の周
囲を自転しながら公転し、前輪車軸ケース4を、
回動軸5を中心に回動させて上昇させていくので
ある。
転阻止を行うロツク体を接当しておくのである。
そして、オペレーターは固定ボルト28,28を
外した後で、座席に坐りトラクターを走行状態に
するのである。本実施例においては、前進のクリ
ープ速度に変速段を位置させて、徐々にクラツチ
を接合させると、前輪1と前車輪6が回転出来な
いので、回転軸5の回動ギア7が前軸ギア8の周
囲を自転しながら公転し、前輪車軸ケース4を、
回動軸5を中心に回動させて上昇させていくので
ある。
最大位置まで上昇した位置で、接当部4bが回
動阻止部3aに接当し、該状態で前輪1のキヤス
ター角がある為に安定するのであるが、尚安全の
為に該位置で再度自重で下降しないようにブレー
キ制動してから、固定ボルト28,28の螺子孔
を合致させて、固定ボルト28,28を螺装する
ことにより固定するのである。
動阻止部3aに接当し、該状態で前輪1のキヤス
ター角がある為に安定するのであるが、尚安全の
為に該位置で再度自重で下降しないようにブレー
キ制動してから、固定ボルト28,28の螺子孔
を合致させて、固定ボルト28,28を螺装する
ことにより固定するのである。
次に後輪11の車高調整作用について説明する
と。
と。
第7図は車高が高い状態であり、該状態から後
輪車軸ケース33が33′の位置へ移動して、車
高を低くする作用を説明すると。
輪車軸ケース33が33′の位置へ移動して、車
高を低くする作用を説明すると。
この場合には、トラクターの自重により、後輪
車軸ケース33を回転させて機体の方が低い位置
へ移動しようとするので、エンジン動力を使用す
る必要は無いのである。
車軸ケース33を回転させて機体の方が低い位置
へ移動しようとするので、エンジン動力を使用す
る必要は無いのである。
この場合には、前輪駆動クラツチCにより前輪
の駆動を停止し、後輪11が回転しないようにタ
イヤにロツク体を接当させてロツクし、ブレーキ
を制動させて機体の移動を阻止し、下降ロツクピ
ン50がロツク状態にあることを確認してから、
後輪車軸ケース33と固定フランジ部13aを固
定している回動固定ボルト32,37を外すので
ある。
の駆動を停止し、後輪11が回転しないようにタ
イヤにロツク体を接当させてロツクし、ブレーキ
を制動させて機体の移動を阻止し、下降ロツクピ
ン50がロツク状態にあることを確認してから、
後輪車軸ケース33と固定フランジ部13aを固
定している回動固定ボルト32,37を外すので
ある。
回動固定ボルト32,37を外せば、後輪車軸
ケース33と固定フランジ部13aの間はリアア
クスル軸47を中心に、回動が可能となるのであ
るが、車高が低くなろうとする側の方向に、下降
ロツクピン50が突出しており、後輪車軸ケース
33の係合凹部33fの部分が該下降ロツクピン
50と係合しているので、このままでは後輪車軸
ケース33がリアアクスルハウジング13に対し
て回動しないのである。
ケース33と固定フランジ部13aの間はリアア
クスル軸47を中心に、回動が可能となるのであ
るが、車高が低くなろうとする側の方向に、下降
ロツクピン50が突出しており、後輪車軸ケース
33の係合凹部33fの部分が該下降ロツクピン
50と係合しているので、このままでは後輪車軸
ケース33がリアアクスルハウジング13に対し
て回動しないのである。
回動固定ボルト32,37を外した後、オペレ
ーターは座席に戻り、ロツク解除ワイヤー54を
操作して下降ロツクピン50を付勢バネ56に抗
して引抜き、まず下降ロツクピン50のロツク状
態を解除するのである。次に、徐々にブレーキを
解除して、リアアクスル軸47と回動ギア36の
回転を可能にすると、リアアクスル軸47が回転
し、車軸ギア35の周囲を回動ギア36が回転
し、機体が下降してくるものである。
ーターは座席に戻り、ロツク解除ワイヤー54を
操作して下降ロツクピン50を付勢バネ56に抗
して引抜き、まず下降ロツクピン50のロツク状
態を解除するのである。次に、徐々にブレーキを
解除して、リアアクスル軸47と回動ギア36の
回転を可能にすると、リアアクスル軸47が回転
し、車軸ギア35の周囲を回動ギア36が回転
し、機体が下降してくるものである。
該操作により機体側がいつぱいに下降すると、
係合凹部33fが下限ストツパー67に接当し
て、それ以上の回動を阻止されるのである。該位
置で、回動固定ボルト32,37を改めて嵌入孔
13d,13cに嵌装して後輪車軸ケース33と
固定フランジ部13aの間を固定するのである。
係合凹部33fが下限ストツパー67に接当し
て、それ以上の回動を阻止されるのである。該位
置で、回動固定ボルト32,37を改めて嵌入孔
13d,13cに嵌装して後輪車軸ケース33と
固定フランジ部13aの間を固定するのである。
次に前記の如く車高を低くした状態から、逆
に、車高を高くする場合について説明すると。
に、車高を高くする場合について説明すると。
この場合には、従来はリアアクスルハウジング
13と最終減速ケース33の間を外した後で、ク
レーンやリフトにより機体を持ち上げて、後輪車
軸ケース33を下方へ回動し、再度固定すること
により車高の調整を行つていたのであるが、本考
案においては、トラクターのエンジンの駆動力を
利用して、走行変速段をクリープ変速の前進に入
れることによりリアアクスル軸47の回転力によ
り機体を持ち上げ可能としているのである。
13と最終減速ケース33の間を外した後で、ク
レーンやリフトにより機体を持ち上げて、後輪車
軸ケース33を下方へ回動し、再度固定すること
により車高の調整を行つていたのであるが、本考
案においては、トラクターのエンジンの駆動力を
利用して、走行変速段をクリープ変速の前進に入
れることによりリアアクスル軸47の回転力によ
り機体を持ち上げ可能としているのである。
この場合にも、後輪11のタイヤの下にロツク
体を挾持して後輪11の回動を阻止し、走行ブレ
ーキを制動させて、前輪駆動の場合には前輪駆動
クラツチCを切断した状態で車高調整を始めるの
である。
体を挾持して後輪11の回動を阻止し、走行ブレ
ーキを制動させて、前輪駆動の場合には前輪駆動
クラツチCを切断した状態で車高調整を始めるの
である。
そして回動固定ボルト32,37を外して、最
終減速ケース33と固定フランジ部13aの結合
状態をまず解除するのである。このままでも機体
が低い方に安定しており、係合凹部33fが下限
ストツパー67に係合しているので、後輪車軸ケ
ース33と固定フランジ部13aの間が回動する
ことはないのである。
終減速ケース33と固定フランジ部13aの結合
状態をまず解除するのである。このままでも機体
が低い方に安定しており、係合凹部33fが下限
ストツパー67に係合しているので、後輪車軸ケ
ース33と固定フランジ部13aの間が回動する
ことはないのである。
次にオペレーターは座席に坐り、エンジンを始
動させて、変速レバーをクリープ変速前進段に入
れ、ブレーキを解除して、種クラツチを徐々に接
合して行くのである。これによりデフロツクされ
たデフギア装置Dを介して、リアアクスル軸47
が回転し、リアアクスル軸47の先端の回動ギア
36がゆつくりと回転するのである。該状態で、
後輪11はロツク体をタイヤの下に挟んで回転不
能としているので、回動ギア36が車軸ギア35
の周囲を自転しながら公転し、リアアクスル軸4
7と固定フランジ部13aの部分を、機体の自重
に抗して持ち上げて行くのである。
動させて、変速レバーをクリープ変速前進段に入
れ、ブレーキを解除して、種クラツチを徐々に接
合して行くのである。これによりデフロツクされ
たデフギア装置Dを介して、リアアクスル軸47
が回転し、リアアクスル軸47の先端の回動ギア
36がゆつくりと回転するのである。該状態で、
後輪11はロツク体をタイヤの下に挟んで回転不
能としているので、回動ギア36が車軸ギア35
の周囲を自転しながら公転し、リアアクスル軸4
7と固定フランジ部13aの部分を、機体の自重
に抗して持ち上げて行くのである。
最終的には、係合凹部33gが上限ストツパー
48と接当した状態で、付勢バネ56により押圧
されている下降ロツクピン50が突出し、係合凹
部33fに嵌入係合するのである。
48と接当した状態で、付勢バネ56により押圧
されている下降ロツクピン50が突出し、係合凹
部33fに嵌入係合するのである。
これにより下降ロツクピン50が後輪車軸ケー
ス33の下降を阻止するので、安全でありオペレ
ーターは座席から降りて、回動固定ボルト32,
37を再度螺装するのである。
ス33の下降を阻止するので、安全でありオペレ
ーターは座席から降りて、回動固定ボルト32,
37を再度螺装するのである。
(ト) 考案の効果
本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
効果を奏するものである。
第1に、前輪・後輪の車高の調節を、トラクタ
ーエンジンによる走行駆動力により、機械力を利
用して調節することができるので、従来の如く設
備の完備した整備工場でなくとも、圃場等でオペ
レーターが一人で行うことができ、トラクターの
作業の多様化を図ることができるのである。
ーエンジンによる走行駆動力により、機械力を利
用して調節することができるので、従来の如く設
備の完備した整備工場でなくとも、圃場等でオペ
レーターが一人で行うことができ、トラクターの
作業の多様化を図ることができるのである。
第2に、前輪の車高を調節する際に、走行駆動
力により車高を上げようとすると、後輪が駆動さ
れた際に二重噛み合いに近い状態となり、回動ギ
アや車軸ギアに無理な力が作用するのてあるが、
本考案の如く、後輪のみ動力を断絶する後輪クラ
ツチ装置を設けることにより、前輪は駆動し後輪
はフリーとすることができ、安全な状態を得るこ
とができるのである。
力により車高を上げようとすると、後輪が駆動さ
れた際に二重噛み合いに近い状態となり、回動ギ
アや車軸ギアに無理な力が作用するのてあるが、
本考案の如く、後輪のみ動力を断絶する後輪クラ
ツチ装置を設けることにより、前輪は駆動し後輪
はフリーとすることができ、安全な状態を得るこ
とができるのである。
第1図は車高を高くした状態のトラクターの後
面図、第2図は同じく低くした状態の後面図、第
3図は前輪1に対してフロントアクスルハウジン
グ19を高く調節した状態の断面図、第4図は同
じく側面図、第5図は車高調整の為に前輪車軸ケ
ース4の回動支持部の拡大断面図、第6図はトラ
クターのリアアクスルハウジング部に構成した車
高調整装置部の前面断面図、第7図は車高を高く
した状態の後輪車軸ケース33部分から見た側面
図、第8図は下降ロツクピン50の支持部を示す
前面断面図、第9図は後輪クラツチ装置の拡大断
面図、第10図・第11図は後輪クラツチ装置の
作動状態を示す軸方向の断面図である。 C……前輪駆動クラツチ装置、M……ミツシヨ
ンケース、1……前輪、6……前車軸、11……
後輪、29……クラツチボール、35……車軸ギ
ア、59……クラツチシフター、62……後車
軸。
面図、第2図は同じく低くした状態の後面図、第
3図は前輪1に対してフロントアクスルハウジン
グ19を高く調節した状態の断面図、第4図は同
じく側面図、第5図は車高調整の為に前輪車軸ケ
ース4の回動支持部の拡大断面図、第6図はトラ
クターのリアアクスルハウジング部に構成した車
高調整装置部の前面断面図、第7図は車高を高く
した状態の後輪車軸ケース33部分から見た側面
図、第8図は下降ロツクピン50の支持部を示す
前面断面図、第9図は後輪クラツチ装置の拡大断
面図、第10図・第11図は後輪クラツチ装置の
作動状態を示す軸方向の断面図である。 C……前輪駆動クラツチ装置、M……ミツシヨ
ンケース、1……前輪、6……前車軸、11……
後輪、29……クラツチボール、35……車軸ギ
ア、59……クラツチシフター、62……後車
軸。
Claims (1)
- フロントアクスル軸18より動力伝達する回動
軸5を中心に回動する前輪車軸ケース4と、該回
動軸5に固設した回動ギア7の周囲を自転しなが
ら、前輪車軸ケース4と共に公転する車軸ギア8
を設け、該車軸ギア8を前輪車軸ケース4に枢支
した前車輪6に固定し、該前車輪6に固定した前
輪1を前後移動不可能に固定し、フロントアクス
ル軸18をエンジンにより回転することにより、
前輪1の車高を上昇可能とし、リアアクスル軸4
7を中心に回動する後輪車軸ケース33と、該リ
アアクスル軸47に固設した回動ギア36の周囲
を自転しながら、後輪車軸ケース33と共に公転
する車軸ギア35を設け、該車軸ギア35を後輪
車軸ケース33に枢支した後車軸62に固定し、
該後車軸62に固定した後輪11を前後移動不可
能に固定し、リアアクスル軸47をエンジンによ
り回転することにより、後輪11の車高を上昇可
能とし、機体の自重により前輪車軸ケース4及び
後輪車軸ケース33が、回動軸5とリアアクスル
軸47を中心に回動することにより、前輪1と後
輪11の車高を低くする構成において、ミツシヨ
ンケースMの動力を前輪へは伝達するが、後輪へ
は伝達不可能とする後輪クラツチ装置を介装した
ことを特徴とする走行車輌の車高調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7715086U JPH0320187Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7715086U JPH0320187Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62187928U JPS62187928U (ja) | 1987-11-30 |
| JPH0320187Y2 true JPH0320187Y2 (ja) | 1991-04-30 |
Family
ID=30924887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7715086U Expired JPH0320187Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0320187Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-21 JP JP7715086U patent/JPH0320187Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62187928U (ja) | 1987-11-30 |
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