JPH0320217Y2 - - Google Patents
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- JPH0320217Y2 JPH0320217Y2 JP1982059985U JP5998582U JPH0320217Y2 JP H0320217 Y2 JPH0320217 Y2 JP H0320217Y2 JP 1982059985 U JP1982059985 U JP 1982059985U JP 5998582 U JP5998582 U JP 5998582U JP H0320217 Y2 JPH0320217 Y2 JP H0320217Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- winding shaft
- leg plate
- webbing
- ratchet
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用緊急時の乗員保護用シートベル
ト装置に用いられて乗員拘束用ウエビングを巻取
るウエビング巻取装置に関する。
ト装置に用いられて乗員拘束用ウエビングを巻取
るウエビング巻取装置に関する。
シートベルト装置に用いられるウエビング巻取
装置は乗員拘束用ウエビングの端部を付勢力で巻
取ると共に、車両緊急時にはロツク装置でウエビ
ングの巻出しを瞬時に停止させるようになつてい
る。
装置は乗員拘束用ウエビングの端部を付勢力で巻
取ると共に、車両緊急時にはロツク装置でウエビ
ングの巻出しを瞬時に停止させるようになつてい
る。
このロツク装置は車両緊急時に衝突方向へ激し
く移動する乗員の慣性力を確実に支持する必要が
あるので大きな強度を有するようになつている。
このため従来、巻取軸へラチエツトホイルを固着
し、このラチエツトホイルへフレームに軸支され
たロツクバーを噛合せるロツク手段が広く用いら
れている。
く移動する乗員の慣性力を確実に支持する必要が
あるので大きな強度を有するようになつている。
このため従来、巻取軸へラチエツトホイルを固着
し、このラチエツトホイルへフレームに軸支され
たロツクバーを噛合せるロツク手段が広く用いら
れている。
しかしこの巻取軸へ固着されたラチエツトホイ
ルとロツクバーによる噛合手段は巻取軸のロツク
を確実にすることが可能であるが、ウエビング巻
取装置の外径を大きくする不具合を有している。
ルとロツクバーによる噛合手段は巻取軸のロツク
を確実にすることが可能であるが、ウエビング巻
取装置の外径を大きくする不具合を有している。
このため従来、巻取軸へロツクプレートを取付
け、このロツクプレートを車両緊急時に内歯ラチ
エツトへ噛合せるウエビング巻取装置が提案され
ている。
け、このロツクプレートを車両緊急時に内歯ラチ
エツトへ噛合せるウエビング巻取装置が提案され
ている。
ところがこの巻取装置においては、内歯ラチエ
ツト巻取軸軸支用のフレームへリベツト等を用い
て取付ける構成となつており、構造が複雑で組付
が煩雑であつた。
ツト巻取軸軸支用のフレームへリベツト等を用い
て取付ける構成となつており、構造が複雑で組付
が煩雑であつた。
この問題点を前記フレームの一方の脚板に内歯
を刻設することで解決しようとした構造が特開昭
52−111122号公報に開示されている。
を刻設することで解決しようとした構造が特開昭
52−111122号公報に開示されている。
しかしながら、この構造では鎖錠体と内歯との
噛み合い中心が前記一方の脚板の肉厚中心とずれ
ているため、車両緊急時に鎖錠体へ加わる衝撃荷
重を確実に脚板を介して車体へ伝達することがで
きないという問題点が生じる。
噛み合い中心が前記一方の脚板の肉厚中心とずれ
ているため、車両緊急時に鎖錠体へ加わる衝撃荷
重を確実に脚板を介して車体へ伝達することがで
きないという問題点が生じる。
本考案は上記事実を考慮し、構造が簡単で且つ
組付けが容易でしかも車両緊急時にロツクプレー
トへ加わる衝撃荷重を確実に車体へ伝達すること
ができるウエビング巻取装置を得ることが目的で
ある。
組付けが容易でしかも車両緊急時にロツクプレー
トへ加わる衝撃荷重を確実に車体へ伝達すること
ができるウエビング巻取装置を得ることが目的で
ある。
上記目的を達成するため、本考案は、ロツクプ
レートと近接する側の脚板の内歯ラチエツトの外
周部近傍に段部が形成されてこの内歯ラチエツト
とロツク歯との噛み合い中心が前記近接する側の
脚板の車体側の側部付近の肉厚中心と略一致され
ていることを特徴としている。
レートと近接する側の脚板の内歯ラチエツトの外
周部近傍に段部が形成されてこの内歯ラチエツト
とロツク歯との噛み合い中心が前記近接する側の
脚板の車体側の側部付近の肉厚中心と略一致され
ていることを特徴としている。
また、内歯ラチエツトは、脚板に形成される貫
通孔の周囲に刻設され、この貫通孔が形成される
脚板へシートが取付けられて巻取軸の軸支用とさ
れていることを特徴としている。
通孔の周囲に刻設され、この貫通孔が形成される
脚板へシートが取付けられて巻取軸の軸支用とさ
れていることを特徴としている。
上記構成によれば、内歯ラチエツトが脚板へ直
接刻設されているので、内歯ラチエツトを刻設し
た別部品を製作する必要はなく、またこのような
別部品を位置決めしながら脚板へリベツト等で取
付ける必要もない。このため、内歯ラチエツトが
直接刻設された脚板を備えた本考案に係るウエビ
ング巻取装置では、構造の簡易化を図ることがで
き、かつその組付作業も容易に行うことができ
る。
接刻設されているので、内歯ラチエツトを刻設し
た別部品を製作する必要はなく、またこのような
別部品を位置決めしながら脚板へリベツト等で取
付ける必要もない。このため、内歯ラチエツトが
直接刻設された脚板を備えた本考案に係るウエビ
ング巻取装置では、構造の簡易化を図ることがで
き、かつその組付作業も容易に行うことができ
る。
また、上記内歯ラチエツトとロツク歯との噛み
合い中心が前記近接する側の脚板の車体側の側部
付近の肉厚中心と略一致されていることにより、
車両緊急時に生じる衝撃荷重の伝達が確実に行わ
れることになる。このため、車両緊急時において
も乗員は確実に保護される。
合い中心が前記近接する側の脚板の車体側の側部
付近の肉厚中心と略一致されていることにより、
車両緊急時に生じる衝撃荷重の伝達が確実に行わ
れることになる。このため、車両緊急時において
も乗員は確実に保護される。
次に、本考案の上記車両緊急時における衝撃荷
重の伝達の確実性を裏付ける原理を第8図A及び
第8図Bを用いて説明する。
重の伝達の確実性を裏付ける原理を第8図A及び
第8図Bを用いて説明する。
第8図Aには、本考案とは異なり、内歯ラチエ
ツトとロツク歯との噛み合い中心が前記近接する
側の脚板の車体側の側部付近の肉厚中心と略一致
されていない構造の要部が拡大して示されてい
る。また、第8図Bには、本考案の段部が設けら
れ、内歯ラチエツトとロツク歯との噛み合い中心
が前記近接する側の脚板の車体側の側部付近の肉
厚中心と略一致されている構造の要部が拡大して
示されている。
ツトとロツク歯との噛み合い中心が前記近接する
側の脚板の車体側の側部付近の肉厚中心と略一致
されていない構造の要部が拡大して示されてい
る。また、第8図Bには、本考案の段部が設けら
れ、内歯ラチエツトとロツク歯との噛み合い中心
が前記近接する側の脚板の車体側の側部付近の肉
厚中心と略一致されている構造の要部が拡大して
示されている。
ここで、第8図A及び第8図Bの何れの構造に
おいても、車両緊急時になるとロツクプレートと
内歯ラチエツトとが噛み合い、この際同一の衝撃
荷重(回転力)Fが脚板に加わるとする。また、
この状態において、脚板に加わるモーメント
M′の腕の長さL′及びモーメントMの腕の長さL
は、脚板が荷重を支持する際に有効な部分の肉圧
の中心面から前記衝撃荷重Fまでの長さと仮定す
る。
おいても、車両緊急時になるとロツクプレートと
内歯ラチエツトとが噛み合い、この際同一の衝撃
荷重(回転力)Fが脚板に加わるとする。また、
この状態において、脚板に加わるモーメント
M′の腕の長さL′及びモーメントMの腕の長さL
は、脚板が荷重を支持する際に有効な部分の肉圧
の中心面から前記衝撃荷重Fまでの長さと仮定す
る。
第8図Aに示される構造では、ロツクプレート
内歯ラチエツトとの噛み合い中心が前記脚板の有
効な部分の肉厚の中心面とが第8図Bに示される
構造の場合よりもずれているので、第8図Aに示
される構造における腕の長さL′は第8図Bに示さ
れる構造における腕の長さLよりも長くなる。従
つて、第8図Aに示される構造において生じるモ
ーメントM′(=F×L′)の方が、第8図Bに示さ
れる構造において生じるモーメントM(=F×L)
よりも大きくなる。
内歯ラチエツトとの噛み合い中心が前記脚板の有
効な部分の肉厚の中心面とが第8図Bに示される
構造の場合よりもずれているので、第8図Aに示
される構造における腕の長さL′は第8図Bに示さ
れる構造における腕の長さLよりも長くなる。従
つて、第8図Aに示される構造において生じるモ
ーメントM′(=F×L′)の方が、第8図Bに示さ
れる構造において生じるモーメントM(=F×L)
よりも大きくなる。
この結果、第8図Bに示される構造、すなわち
本考案では、ロツクプレートが内歯ラチエツトに
噛み合つた瞬間にロツクプレートが内歯ラチエツ
トの歯先を又は逆に内歯ラチエツトがロツクプレ
ートの歯先をつぶしすことによる噛み合い不良を
起こすことはない。また、第8図Aに示される構
造のように大きなモーメントM′が繰り返し脚板
に加わると、脚板が変形するおそれがあり、この
場合ロツクプレートが外れやすくなるが、本考案
によれば、そのようなことも生じない。さらに
は、脚板が変形すると、ロツクプレートのロツク
歯と内歯ラチエツトとの噛み合い深さが浅くなる
部分が生じるおそれがあるが、本考案にはそのよ
うなことは生じない。これらの点から本考案によ
れば、車両緊急時に生じる衝撃荷重の伝達が確実
に行われることになる。このため、車両緊急時に
おいても乗員は確実に保護される。
本考案では、ロツクプレートが内歯ラチエツトに
噛み合つた瞬間にロツクプレートが内歯ラチエツ
トの歯先を又は逆に内歯ラチエツトがロツクプレ
ートの歯先をつぶしすことによる噛み合い不良を
起こすことはない。また、第8図Aに示される構
造のように大きなモーメントM′が繰り返し脚板
に加わると、脚板が変形するおそれがあり、この
場合ロツクプレートが外れやすくなるが、本考案
によれば、そのようなことも生じない。さらに
は、脚板が変形すると、ロツクプレートのロツク
歯と内歯ラチエツトとの噛み合い深さが浅くなる
部分が生じるおそれがあるが、本考案にはそのよ
うなことは生じない。これらの点から本考案によ
れば、車両緊急時に生じる衝撃荷重の伝達が確実
に行われることになる。このため、車両緊急時に
おいても乗員は確実に保護される。
なお、第8図Aに示される構造において、確実
に車両緊急時における衝撃荷重を支持するために
は、脚板の肉厚を厚くするといつた対策を講じる
必要があるが、本考案によれば、車両の軽量化の
ため比較的薄肉の脚板を用いたとしても、衝撃荷
重は確実に支持される。
に車両緊急時における衝撃荷重を支持するために
は、脚板の肉厚を厚くするといつた対策を講じる
必要があるが、本考案によれば、車両の軽量化の
ため比較的薄肉の脚板を用いたとしても、衝撃荷
重は確実に支持される。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1図〜第4図に示される如く本実施例に係る
ウエビング巻取装置10はフレーム12が取付ボ
ルト14により車体16へ固着されている。
ウエビング巻取装置10はフレーム12が取付ボ
ルト14により車体16へ固着されている。
このフレーム12の両側部から互に平行に延長
される脚板18,20には巻取軸22が軸支され
ており、この巻取軸22の中央部に乗員拘束用ウ
エビング24の一端が層状に巻取られている。ま
た巻取軸22は脚板20を通過した端部にぜんま
いばね26の内端が取付けられ、このぜんまいば
ねの外端は脚板20へ固着されたばねケース28
へ係止されている。従つて巻取軸22はウエビン
グ24の巻取方向(第2,3図矢印A方向)に付
勢されている。
される脚板18,20には巻取軸22が軸支され
ており、この巻取軸22の中央部に乗員拘束用ウ
エビング24の一端が層状に巻取られている。ま
た巻取軸22は脚板20を通過した端部にぜんま
いばね26の内端が取付けられ、このぜんまいば
ねの外端は脚板20へ固着されたばねケース28
へ係止されている。従つて巻取軸22はウエビン
グ24の巻取方向(第2,3図矢印A方向)に付
勢されている。
一方の脚板18には中間部に段部を介した偏位
部30が形成されている。この偏位部30は脚板
18,20と平行状態であり、脚板18の脚板2
0寄りに突出している。この偏位部30に巻取軸
22の軸支用円孔31が穿設されている。
部30が形成されている。この偏位部30は脚板
18,20と平行状態であり、脚板18の脚板2
0寄りに突出している。この偏位部30に巻取軸
22の軸支用円孔31が穿設されている。
この偏位部30と脚板18との間の段部には内
歯ラチエツト32が刻設されている。
歯ラチエツト32が刻設されている。
脚板18の前記内歯ラチエツト32の外周部に
は、第2偏位部64が脚板18から偏位部30と
は反対方向へ突出形成されている。また、内歯ラ
チエツト32とロツクプレート34,36との噛
み合い中心が第2偏位部64を挟んで前記ロツク
プレート34,36から離間する側の脚板18部
分の肉厚中心と一致するように、第2偏位部64
の突出長さが設定されている。
は、第2偏位部64が脚板18から偏位部30と
は反対方向へ突出形成されている。また、内歯ラ
チエツト32とロツクプレート34,36との噛
み合い中心が第2偏位部64を挟んで前記ロツク
プレート34,36から離間する側の脚板18部
分の肉厚中心と一致するように、第2偏位部64
の突出長さが設定されている。
前記内歯ラチエツト32は円孔31及び巻取軸
22と同軸的に配置されており、第3,4図にも
示される一対のロツクプレート34,36が対応
している。
22と同軸的に配置されており、第3,4図にも
示される一対のロツクプレート34,36が対応
している。
これらのロツクプレート34,36は中央部に
巻取軸22の放射方向突起である矩形状突出部3
8を受入れる凹陥部40が設けられており、これ
によつてロツクプレート34,36の全体形状が
略C字状となつている。またこのC字状両端部、
即ち巻取軸22を挾んだロツクプレート34,3
6の端面42は巻取軸22の軸心を含む直線上に
配置されて他方のロツクプレートとの当接面とな
つている。
巻取軸22の放射方向突起である矩形状突出部3
8を受入れる凹陥部40が設けられており、これ
によつてロツクプレート34,36の全体形状が
略C字状となつている。またこのC字状両端部、
即ち巻取軸22を挾んだロツクプレート34,3
6の端面42は巻取軸22の軸心を含む直線上に
配置されて他方のロツクプレートとの当接面とな
つている。
一対のロツクプレート34,36の外周部の一
部にはロツク爪44が形成されており、ロツクプ
レート34,36が互に反対方向へ移動した場合
に内歯ラチエツト32と噛合つてロツクプレート
34,36の巻取軸22回りの回転を停止させる
ようになつている(第5図参照)。更にこれらの
ロツクプレート34,36の一側からはそれぞれ
一対のピン46が巻取軸22と平行に突出してい
る。
部にはロツク爪44が形成されており、ロツクプ
レート34,36が互に反対方向へ移動した場合
に内歯ラチエツト32と噛合つてロツクプレート
34,36の巻取軸22回りの回転を停止させる
ようになつている(第5図参照)。更にこれらの
ロツクプレート34,36の一側からはそれぞれ
一対のピン46が巻取軸22と平行に突出してい
る。
巻取軸22の矩形状突出部38には支軸48が
同軸的に配置されて巻取軸22と一対的に回転す
るようになつている。この支軸48にはロツク輪
50が支軸48と相対回転可能に軸支されてお
り、第6図に示される如くこのロツク輪50のロ
ツクプレート側表面には4個の長穴52が形成さ
れている。これらの長穴52内へはそれぞれロツ
クプレート34,36から突出したピン46が収
容されて一対のロツクプレート34,36が互に
反対方向へ長穴52のストロークだけ移動可能と
なつている。
同軸的に配置されて巻取軸22と一対的に回転す
るようになつている。この支軸48にはロツク輪
50が支軸48と相対回転可能に軸支されてお
り、第6図に示される如くこのロツク輪50のロ
ツクプレート側表面には4個の長穴52が形成さ
れている。これらの長穴52内へはそれぞれロツ
クプレート34,36から突出したピン46が収
容されて一対のロツクプレート34,36が互に
反対方向へ長穴52のストロークだけ移動可能と
なつている。
ここにロツク輪50は支軸48との間にねじり
コイルばね54が介在されており、第3図におい
て巻取軸22に対して時計方向(ウエビング引出
し方向)に付勢されている。従つてロツク輪50
は巻取軸22がウエビング引出し方向に所定加速
度以下で引出される場合には、ばね付勢力を受け
て巻取軸22に追従して巻取軸22と一体的に回
転するようになつているが、巻取軸のウエビング
引出し加速度が所定値を越えるとねじりコイルば
ね54を撓ませて回転遅れを生ずる慣性板として
の役目を有している。この回転遅れを生じた場合
には第5図に示される如く巻取軸22がロツクプ
レート34,36を互に反対方向へ移動させ、こ
の移動時にロツクプレート34,36のピン46
は長穴52内を移動する。
コイルばね54が介在されており、第3図におい
て巻取軸22に対して時計方向(ウエビング引出
し方向)に付勢されている。従つてロツク輪50
は巻取軸22がウエビング引出し方向に所定加速
度以下で引出される場合には、ばね付勢力を受け
て巻取軸22に追従して巻取軸22と一体的に回
転するようになつているが、巻取軸のウエビング
引出し加速度が所定値を越えるとねじりコイルば
ね54を撓ませて回転遅れを生ずる慣性板として
の役目を有している。この回転遅れを生じた場合
には第5図に示される如く巻取軸22がロツクプ
レート34,36を互に反対方向へ移動させ、こ
の移動時にロツクプレート34,36のピン46
は長穴52内を移動する。
ロツク輪50のロツクプレート34,36に面
した表面にはピン55巻取軸の軸心と平行状に突
出して、巻取軸22の矩形状突出部38と共に位
置決め手段を構成している。このピン55は巻取
軸が急激なウエビング引出し回転をしていない平
常状態において第3図に示される如く矩形状突出
部38へ当接してロツク輪50の位置決めをして
いる。これによつてロツク輪50と巻取軸22の
相対回転が正確に維持される。
した表面にはピン55巻取軸の軸心と平行状に突
出して、巻取軸22の矩形状突出部38と共に位
置決め手段を構成している。このピン55は巻取
軸が急激なウエビング引出し回転をしていない平
常状態において第3図に示される如く矩形状突出
部38へ当接してロツク輪50の位置決めをして
いる。これによつてロツク輪50と巻取軸22の
相対回転が正確に維持される。
ロツク輪50にはその外周にラチエツト歯56
が刻設されており、脚板18へ軸支されたポウル
58と対応している。このポウル58は脚板18
のケース60内へ収容された慣性ボール62によ
つて押し上げられ、ラチエツト歯56と噛合うよ
うになつている。この慣性ボール62は車両通常
走行時にポウル58をラチエツト歯56から離間
させているが、車両加速度が所定値に達すると移
動してポウル58をラチエツト歯56と噛合せ、
ロツク輪50のウエビング引出し方向回転を停止
して巻取軸22との間に回転遅れを生じさせるよ
うになつている。
が刻設されており、脚板18へ軸支されたポウル
58と対応している。このポウル58は脚板18
のケース60内へ収容された慣性ボール62によ
つて押し上げられ、ラチエツト歯56と噛合うよ
うになつている。この慣性ボール62は車両通常
走行時にポウル58をラチエツト歯56から離間
させているが、車両加速度が所定値に達すると移
動してポウル58をラチエツト歯56と噛合せ、
ロツク輪50のウエビング引出し方向回転を停止
して巻取軸22との間に回転遅れを生じさせるよ
うになつている。
このように構成される本実施例の巻取装置10
では、脚板18へ内歯ラチエツト32が直接刻設
されているので、内歯ラチエツトを刻設した別部
品を製作する必要はなく、またこのような別部品
を位置決めしながら脚板18へリベツト等で取付
ける必要もない。
では、脚板18へ内歯ラチエツト32が直接刻設
されているので、内歯ラチエツトを刻設した別部
品を製作する必要はなく、またこのような別部品
を位置決めしながら脚板18へリベツト等で取付
ける必要もない。
本実施例の作動を説明すると、乗員はウエビン
グ24を巻取軸22から巻出して装着する。この
ウエビング24の通常使用状態における引出し、
巻取動作では巻取軸22へ大きな回転加速度が生
じないのでロツク輪50は巻取軸22に追従して
回転し、巻取軸22の引出し回転がロツクするこ
とはない。
グ24を巻取軸22から巻出して装着する。この
ウエビング24の通常使用状態における引出し、
巻取動作では巻取軸22へ大きな回転加速度が生
じないのでロツク輪50は巻取軸22に追従して
回転し、巻取軸22の引出し回転がロツクするこ
とはない。
車両が衝突等の緊急状態に陥ると、ウエビング
24を装着した乗員は衝突方向へ激しく移動する
のでウエビング24が急激に巻取軸22から巻出
され、巻取軸22には大きな引出し加速度が発生
する。
24を装着した乗員は衝突方向へ激しく移動する
のでウエビング24が急激に巻取軸22から巻出
され、巻取軸22には大きな引出し加速度が発生
する。
このためロツク輪50は巻取軸22に対して回
転遅れを生じ、矩形状突出部38は凹部40を介
してロツクプレート34,36を互いに反対方向
へ駆動し、第5図に示される如く内歯ラチエツト
32と噛合せる。従つて巻取軸22のウエビング
引出回転が瞬時に停止され、乗員はウエビング2
4の確実な拘束状態となつて安全が確保できる。
転遅れを生じ、矩形状突出部38は凹部40を介
してロツクプレート34,36を互いに反対方向
へ駆動し、第5図に示される如く内歯ラチエツト
32と噛合せる。従つて巻取軸22のウエビング
引出回転が瞬時に停止され、乗員はウエビング2
4の確実な拘束状態となつて安全が確保できる。
また車両緊急時に発生する車両加速度は慣性ポ
ール62を移動させるので、ポウル58はラチエ
ツト歯56と噛合つてロツク輪50のウエビング
引出し回転が停止され、これによつてもロツク輪
50と巻取軸22との間に相対回転が発生し、乗
員を確実にウエビング24による拘束状態とする
ことができる。
ール62を移動させるので、ポウル58はラチエ
ツト歯56と噛合つてロツク輪50のウエビング
引出し回転が停止され、これによつてもロツク輪
50と巻取軸22との間に相対回転が発生し、乗
員を確実にウエビング24による拘束状態とする
ことができる。
車両の緊急状態が終了した場合にはウエビング
24の若干の巻取によつてロツクプレー34,3
6は再び内歯ラチエツト32から離間して第1図
及び第3図図示状態となり、通常の巻取装置とし
て使用可能である。
24の若干の巻取によつてロツクプレー34,3
6は再び内歯ラチエツト32から離間して第1図
及び第3図図示状態となり、通常の巻取装置とし
て使用可能である。
ここで、本実施例では、第2偏位部64が設け
られることにより、内歯ラチエツト32とロツク
プレート34,36との噛み合い中心と第2偏位
部64を挟んで前記ロツプレート34,36から
離間する側の脚板18部分の肉厚中心とが一致す
るように設定しているので、車両緊急時にロツク
プレート34,36へ加わる衝撃荷重を確実に脚
板18を介して車体16へ伝達することができ
る。従つて、車両緊急時における乗員の拘束性を
向上することができる。なお、本実施例における
車両緊急時の衝撃荷重の伝達の確実性を裏付ける
原理は、第8図A及び第8図Bを用いて説明した
原理と同一であるので、そ説明は省略する。
られることにより、内歯ラチエツト32とロツク
プレート34,36との噛み合い中心と第2偏位
部64を挟んで前記ロツプレート34,36から
離間する側の脚板18部分の肉厚中心とが一致す
るように設定しているので、車両緊急時にロツク
プレート34,36へ加わる衝撃荷重を確実に脚
板18を介して車体16へ伝達することができ
る。従つて、車両緊急時における乗員の拘束性を
向上することができる。なお、本実施例における
車両緊急時の衝撃荷重の伝達の確実性を裏付ける
原理は、第8図A及び第8図Bを用いて説明した
原理と同一であるので、そ説明は省略する。
なお、本考案には、第2偏位部64の突出長さ
を適宜調節することにより、ロツクプレート3
4,36の肉厚寸法が如何なる数値であつても、
前記噛み合い中心と肉厚中心とが一致するように
調節することができるという利点がある。
を適宜調節することにより、ロツクプレート3
4,36の肉厚寸法が如何なる数値であつても、
前記噛み合い中心と肉厚中心とが一致するように
調節することができるという利点がある。
次に第7図には本考案の第2実施例が示されて
いる。この実施例では脚板18へ貫通孔が穿設さ
れこの貫通孔の周囲へ内歯ラチエツト32が刻設
されるようになつている。また脚板18の適宜位
置には巻取軸22と平行な小孔66が複数個穿設
されており、脚板18の内側へ当接されるシート
68を都付けるようになつている。即ちシート6
8からは小孔66に対応してギボシテイ70が複
数個突出しており、このギボシテイ70の先端部
70Aを小孔66へ貫通した後に拡開させればシ
ート68が脚板18へ係止されるようになつてい
る。
いる。この実施例では脚板18へ貫通孔が穿設さ
れこの貫通孔の周囲へ内歯ラチエツト32が刻設
されるようになつている。また脚板18の適宜位
置には巻取軸22と平行な小孔66が複数個穿設
されており、脚板18の内側へ当接されるシート
68を都付けるようになつている。即ちシート6
8からは小孔66に対応してギボシテイ70が複
数個突出しており、このギボシテイ70の先端部
70Aを小孔66へ貫通した後に拡開させればシ
ート68が脚板18へ係止されるようになつてい
る。
このシート68はロツクプレート34,36の
当接用となつており、また軸心部に穿設される円
孔72が巻取軸22を軸支するようになつてい
る。
当接用となつており、また軸心部に穿設される円
孔72が巻取軸22を軸支するようになつてい
る。
この第3実施例では脚板18へ貫通孔を穿設す
ると同時に内歯ラチエツトを刻設することができ
るので、前記第1実施例よりも更に製作が容易と
なつている。
ると同時に内歯ラチエツトを刻設することができ
るので、前記第1実施例よりも更に製作が容易と
なつている。
なお上記実施例では一対のロツクプレートを用
いる構造を説明したが、本考案は巻取軸へ取付け
られるロツクプレートが車両緊急時に内歯ラチエ
ツトと噛合う構造であれば全て適用可能である。
いる構造を説明したが、本考案は巻取軸へ取付け
られるロツクプレートが車両緊急時に内歯ラチエ
ツトと噛合う構造であれば全て適用可能である。
以上説明した如く本考案に係るウエビング巻取
装置は、構造が簡単で且つ組付けが容易でしかも
車両緊急時にロツクプレートへ加わる衝撃荷重を
確実に車体へ伝達することができるという優れた
効果を有する。
装置は、構造が簡単で且つ組付けが容易でしかも
車両緊急時にロツクプレートへ加わる衝撃荷重を
確実に車体へ伝達することができるという優れた
効果を有する。
第1図は本考案に係るウエビング巻取装置の第
1実施例を示す断面図、第2図は第1図左側面
図、第3図は第1図−線断面図、第4図はフ
レーム及び関連部品を示す分解斜視図、第5図は
ロツク機構部のロツク状態を示す作動図、第6図
はロツク輪を第1図−線方向に見た側面図、
第7図は本考案の第2実施例を示す第1図に相当
する断面図、第8図A及び第8図Bは車両緊急時
の衝撃荷重の伝達の仕方の相違を説明するための
作動原理図である。 10……巻取装置、12……フレーム、18,
20……脚板、22……巻取軸、24……ウエビ
ング、30……偏位部、32……内歯ラチエツ
ト、34,36……ロツクプレート、68……シ
ート。
1実施例を示す断面図、第2図は第1図左側面
図、第3図は第1図−線断面図、第4図はフ
レーム及び関連部品を示す分解斜視図、第5図は
ロツク機構部のロツク状態を示す作動図、第6図
はロツク輪を第1図−線方向に見た側面図、
第7図は本考案の第2実施例を示す第1図に相当
する断面図、第8図A及び第8図Bは車両緊急時
の衝撃荷重の伝達の仕方の相違を説明するための
作動原理図である。 10……巻取装置、12……フレーム、18,
20……脚板、22……巻取軸、24……ウエビ
ング、30……偏位部、32……内歯ラチエツ
ト、34,36……ロツクプレート、68……シ
ート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 乗員拘束用ウエビングを層状に巻き取る巻取
軸と、一部が車体へ取付けられると共に互いに
略平行とされる一対の脚板を有し前記巻取軸の
軸方向両端部が前記一対の脚板へ軸支されるフ
レームと、前記巻取軸の一方の端部近傍に保持
されると共に前記巻取軸の略半径方向へ移動可
能とされ少なくとも前記移動方向側の端部に歯
部が形成される一対のロツクプレートと、前記
ロツクプレートと近接する側の脚板に前記一対
のロツクプレートを収容するための凹部が設け
られると共に前記凹部の前記歯部と対向する側
の面に刻設される内歯ラチエツトと、を備える
ウエビング巻取装置であつて、前記近接する側
の脚板の前記内歯ラチエツトの外周部近傍に段
部が形成されて前記内歯ラチエツトとロツク歯
との噛み合い中心が前記近接する側の脚板の前
記車体側の端部付近の肉厚中心と略一致されて
いることを特徴とするウエビング巻取装置。 (2) 前記内歯ラチエツトは前記脚板に形成される
貫通孔の周囲に刻設され、前記貫通孔が形成さ
れる脚板へシートが取付けられて巻取軸の軸支
用とされていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲(1)記載のウエビング巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5998582U JPS58162849U (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | ウエビング巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5998582U JPS58162849U (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | ウエビング巻取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58162849U JPS58162849U (ja) | 1983-10-29 |
| JPH0320217Y2 true JPH0320217Y2 (ja) | 1991-04-30 |
Family
ID=30070252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5998582U Granted JPS58162849U (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | ウエビング巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58162849U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8834514B2 (en) | 2006-08-30 | 2014-09-16 | Xennovate Medical Llc | Resilient band medical device |
| US8852224B2 (en) | 1997-01-29 | 2014-10-07 | Peter J. Cronk | Therapeutic delivery system |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2610870A1 (de) * | 1976-03-15 | 1977-12-15 | Klippan Nv | Gurtaufroller fuer fahrzeug-sicherheitsgurte |
-
1982
- 1982-04-23 JP JP5998582U patent/JPS58162849U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8852224B2 (en) | 1997-01-29 | 2014-10-07 | Peter J. Cronk | Therapeutic delivery system |
| US8834514B2 (en) | 2006-08-30 | 2014-09-16 | Xennovate Medical Llc | Resilient band medical device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58162849U (ja) | 1983-10-29 |
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