JPH0320316B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0320316B2 JPH0320316B2 JP62109459A JP10945987A JPH0320316B2 JP H0320316 B2 JPH0320316 B2 JP H0320316B2 JP 62109459 A JP62109459 A JP 62109459A JP 10945987 A JP10945987 A JP 10945987A JP H0320316 B2 JPH0320316 B2 JP H0320316B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- welding current
- inverter
- current value
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はインバータ式直流抵抗溶接機の改良に
係わるものである。
係わるものである。
(従来の技術)
従来のインバータ式直流抵抗溶接機において、
溶接電流は、被溶接物およびガンの形状などによ
り一定の値が設定され、この電流値を基にして溶
接トランスの重量を最小にすることを優先条件と
して決められた一定の周波数のインバータにより
PWM(PULSE WIDTH MODULATION)方
式で制御されている。
溶接電流は、被溶接物およびガンの形状などによ
り一定の値が設定され、この電流値を基にして溶
接トランスの重量を最小にすることを優先条件と
して決められた一定の周波数のインバータにより
PWM(PULSE WIDTH MODULATION)方
式で制御されている。
従つて、被溶接物が変わり、またガンの形状も
変わり溶接電流値が変わつた場合は、一般に上記
インバータの周波数を基にして溶接トランスを新
しく作らねばならなくなり、その場合には当初の
溶接トランスの重量を最小にするという優先条件
が保てなくなり、溶接トランスを小形にすること
ができないという欠点があつた。
変わり溶接電流値が変わつた場合は、一般に上記
インバータの周波数を基にして溶接トランスを新
しく作らねばならなくなり、その場合には当初の
溶接トランスの重量を最小にするという優先条件
が保てなくなり、溶接トランスを小形にすること
ができないという欠点があつた。
(発明が解決しようとする問題点)
そこで本発明は、溶接トランスの重量を最小限
に維持したまま、インバータの周波数を変化でき
るように前記溶接トランスが磁気飽和しない範囲
で溶接電流を制御可能とすることを解決すべき技
術的課題とするものである。
に維持したまま、インバータの周波数を変化でき
るように前記溶接トランスが磁気飽和しない範囲
で溶接電流を制御可能とすることを解決すべき技
術的課題とするものである。
ここで、まず本発明の構成・作用・効果につい
てその要点を具体的に説明する。
てその要点を具体的に説明する。
即ち、第2図に示す本発明の電気回路は下図の
等価回路で表すことができ(ここでE:電圧、
f:周波数、r:抵抗、L:インダクタンス)、 その場合の溶接電流iaの計算式は になり、この状態で本発明は、溶接電流iaが設定
溶接電流値の+Ia・−Iaの一方に達したときに溶
接電流iaの通電方向を+から−又は−から+に変
換させていることから、第4図に示すように設定
溶接電流値Iaが高いときには溶接電流iaの通電方
向変換時間が、第5図に示す設定溶接電流Iaの低
いときより長くなつて、上記(1)式の溶接電流周波
数fが自動的に低くなつて、負荷回路のリアクタ
ンス(2πfL)が小さくなり、その結果十分な溶
接電流が得られるようになる。
等価回路で表すことができ(ここでE:電圧、
f:周波数、r:抵抗、L:インダクタンス)、 その場合の溶接電流iaの計算式は になり、この状態で本発明は、溶接電流iaが設定
溶接電流値の+Ia・−Iaの一方に達したときに溶
接電流iaの通電方向を+から−又は−から+に変
換させていることから、第4図に示すように設定
溶接電流値Iaが高いときには溶接電流iaの通電方
向変換時間が、第5図に示す設定溶接電流Iaの低
いときより長くなつて、上記(1)式の溶接電流周波
数fが自動的に低くなつて、負荷回路のリアクタ
ンス(2πfL)が小さくなり、その結果十分な溶
接電流が得られるようになる。
又、トランスの磁気特性式(ここでN:トラン
スの巻線数、φ:瞬時磁束数、e:瞬時電圧) e=N:dφ/dt から得られる(ここでΦ:磁束数、F:周波数) φ=I/N・E・I/2F …(2) この(2)式のΦはトランスによつて定まる飽和寸
前の値で一定に保持することが好ましく、その場
合において、前記大溶接電流通電状態でおいて、
工場の電源電圧が下がつても、大溶接電流通電に
よる前記溶接電流周波数fの低下によつて(2)式の
Φを飽和寸前の値に保持して、電源電圧低下状態
においても、大溶接電流を十分に得ることができ
る。
スの巻線数、φ:瞬時磁束数、e:瞬時電圧) e=N:dφ/dt から得られる(ここでΦ:磁束数、F:周波数) φ=I/N・E・I/2F …(2) この(2)式のΦはトランスによつて定まる飽和寸
前の値で一定に保持することが好ましく、その場
合において、前記大溶接電流通電状態でおいて、
工場の電源電圧が下がつても、大溶接電流通電に
よる前記溶接電流周波数fの低下によつて(2)式の
Φを飽和寸前の値に保持して、電源電圧低下状態
においても、大溶接電流を十分に得ることができ
る。
又、本発明の場合、溶接電流周波数fの低い大
溶接電流通電状態と溶接電流周波数fの高い小溶
接電流通電状態とにおける整流器の入出力波形を
しめすと下図 のようになり、大溶接電流通電状態と小溶接電流
通電状態とも直流出力のリツプルが小さく、小溶
接電流通電状態においても良好な溶接を行うこと
ができる。
溶接電流通電状態と溶接電流周波数fの高い小溶
接電流通電状態とにおける整流器の入出力波形を
しめすと下図 のようになり、大溶接電流通電状態と小溶接電流
通電状態とも直流出力のリツプルが小さく、小溶
接電流通電状態においても良好な溶接を行うこと
ができる。
又、既存の各溶接トランスとも、MAX溶接電
流通電時に飽和寸前のΦが確保できるように、溶
接トランスの周波数を一定にしているため、溶接
制御回路もトランスによつて異なる特定周波数を
保持するように特定周波数用にできており、その
結果、溶接制御回路に異なる周波数のトランスを
取り付けることはできないが、本発明の場合、可
変周波数制御方式のため同一溶接制御回路に異な
る周波数特性のトランスをも効率よく使用するこ
とができる。
流通電時に飽和寸前のΦが確保できるように、溶
接トランスの周波数を一定にしているため、溶接
制御回路もトランスによつて異なる特定周波数を
保持するように特定周波数用にできており、その
結果、溶接制御回路に異なる周波数のトランスを
取り付けることはできないが、本発明の場合、可
変周波数制御方式のため同一溶接制御回路に異な
る周波数特性のトランスをも効率よく使用するこ
とができる。
(問題点を解決するための手段)
上記課題を解決するための技術的手段は、交流
電源からの交流波形を交流電源整流回路で直流に
した後、インバータで任意の周波数の交流波形に
変換して、溶接トランスに供給し、該溶接トラン
スからの出力を溶接トランス出力整流回路で整流
して被溶接物に溶接電流を供給するパルス巾変調
方式のインバータ式直流抵抗溶接機において、被
溶接物の種類等に対応して溶接電流値を設定する
ための溶接電流設定手段と、前記溶接トランスの
磁気飽和を検出するために実際の溶接電流値を検
出する溶接電流検出手段と、前記溶接電流設定手
段によつて設定された設定溶接電流値と前記溶接
電流検出手段によつて検出された実際の溶接電流
値とを比較して実際の溶接電流値が設定溶接電流
値に達したときに前記インバータの出力を反転さ
せることにより前記インバータの出力周波数を変
化させる周波数制御手段とのそれぞれを具備した
インバータ式直流抵抗溶接機にある。
電源からの交流波形を交流電源整流回路で直流に
した後、インバータで任意の周波数の交流波形に
変換して、溶接トランスに供給し、該溶接トラン
スからの出力を溶接トランス出力整流回路で整流
して被溶接物に溶接電流を供給するパルス巾変調
方式のインバータ式直流抵抗溶接機において、被
溶接物の種類等に対応して溶接電流値を設定する
ための溶接電流設定手段と、前記溶接トランスの
磁気飽和を検出するために実際の溶接電流値を検
出する溶接電流検出手段と、前記溶接電流設定手
段によつて設定された設定溶接電流値と前記溶接
電流検出手段によつて検出された実際の溶接電流
値とを比較して実際の溶接電流値が設定溶接電流
値に達したときに前記インバータの出力を反転さ
せることにより前記インバータの出力周波数を変
化させる周波数制御手段とのそれぞれを具備した
インバータ式直流抵抗溶接機にある。
(作 用)
次に上記構成の作用を説明する。交流電源は交
流電源整流回路により全波整流された直流となる
が、インバータで逆変換されて再び交流となり溶
接トランスの1次コイルに入力され2次コイルに
2次電流を発生させる。この2次電流は再度整流
されて直流の溶接電流となつてガンの両極間に流
れ、被溶接物を溶接する。
流電源整流回路により全波整流された直流となる
が、インバータで逆変換されて再び交流となり溶
接トランスの1次コイルに入力され2次コイルに
2次電流を発生させる。この2次電流は再度整流
されて直流の溶接電流となつてガンの両極間に流
れ、被溶接物を溶接する。
以上が溶接主回路の作用であるが、前記インバ
ータは可変周波数の制御装置を備えていることか
ら、溶接トランスの1次コイルへ入力されるイン
バータの出力電流の周波数を任意の溶接電流設定
値になるように制御する。
ータは可変周波数の制御装置を備えていることか
ら、溶接トランスの1次コイルへ入力されるイン
バータの出力電流の周波数を任意の溶接電流設定
値になるように制御する。
即ち、被溶接物の種類等に対応して溶接電流設
定手段で設定される設定溶接電流値が高い場合、
負荷回路のインピーダンスにより、実際の溶接電
流値が設定溶接電流に達するまでの時間が長くな
り、その長くなつた分だけインバータ出力反転の
周期が長くなることから、大電流通電時には溶接
周波数が低くなつて、溶接トランスを磁気飽和さ
せることなく被溶接物に大電流を通電することが
でき、又、設定溶接電流値が低い場合、実際の溶
接電流値が設定溶接電流値に達するまでの時間が
短くなり、その短くなつた分だけインバータ出力
反転の周期が短くなることから、小電流通電時に
は溶接周波数が高くなつて、溶接トランスを磁気
飽和近くで効率良く用いて被溶接物に小電流を通
電することができる。
定手段で設定される設定溶接電流値が高い場合、
負荷回路のインピーダンスにより、実際の溶接電
流値が設定溶接電流に達するまでの時間が長くな
り、その長くなつた分だけインバータ出力反転の
周期が長くなることから、大電流通電時には溶接
周波数が低くなつて、溶接トランスを磁気飽和さ
せることなく被溶接物に大電流を通電することが
でき、又、設定溶接電流値が低い場合、実際の溶
接電流値が設定溶接電流値に達するまでの時間が
短くなり、その短くなつた分だけインバータ出力
反転の周期が短くなることから、小電流通電時に
は溶接周波数が高くなつて、溶接トランスを磁気
飽和近くで効率良く用いて被溶接物に小電流を通
電することができる。
(発明の効果)
その結果、本発明は、溶接トランスが磁気飽和
することにより急激に増加する励磁電流を検出す
ることによつて溶接トランスが磁気飽和したこと
を検知し、それ以上にインバータ周波数を変化さ
せることを停止させインバータ出力電流を安定さ
せた状態で、被溶接物に大小の溶接電流を通電す
ることができる効果がある。
することにより急激に増加する励磁電流を検出す
ることによつて溶接トランスが磁気飽和したこと
を検知し、それ以上にインバータ周波数を変化さ
せることを停止させインバータ出力電流を安定さ
せた状態で、被溶接物に大小の溶接電流を通電す
ることができる効果がある。
(実施例)
以下に本発明の一実施例の構成を述べる。
第1図は当該インバータ式抵抗溶接機のブロツ
クダイヤグラムで、本体は整流回路1、インバー
タ2、溶接トランス3、主制御装置4、磁気飽和
検出回路5、電流センサ6本実施例では電流変成
器CTの電流センサ6およびガン7で構成され、
交流商用電源8から給電されて被溶接物9を溶接
加工する。
クダイヤグラムで、本体は整流回路1、インバー
タ2、溶接トランス3、主制御装置4、磁気飽和
検出回路5、電流センサ6本実施例では電流変成
器CTの電流センサ6およびガン7で構成され、
交流商用電源8から給電されて被溶接物9を溶接
加工する。
第2図は溶接主回路の電気回路図で整流回路1
は商用交流電源8を整流する3組の全波整流機、
インバータ2はブリツジ接続されたトランジスタ
スイツチング素子Tr1〜Tr4からなる逆変換
器、溶接トランス3は、例えば50対1の巻線比で
ワンターンコイルの2次巻線を有しその巻線端に
整流素子を接続内蔵し直流溶接電流を出力する変
圧器であつて、以上により溶接主回路が構成され
ている。
は商用交流電源8を整流する3組の全波整流機、
インバータ2はブリツジ接続されたトランジスタ
スイツチング素子Tr1〜Tr4からなる逆変換
器、溶接トランス3は、例えば50対1の巻線比で
ワンターンコイルの2次巻線を有しその巻線端に
整流素子を接続内蔵し直流溶接電流を出力する変
圧器であつて、以上により溶接主回路が構成され
ている。
上記溶接主回路に対し制御回路は第3図ブロツ
クダイヤグラムに示す如く、溶接電流設定器1
0、コンパレータ11、T型フリツプフロツプ回
路12、ターンオンターンオフ時間設定回路1
3、AND論理素子14,15とから成る主制御
装置4と、磁気飽和検出回路5とインバータ2の
出力端子と溶接トランス3の1次コイル入力端子
とを接続する1次溶接電流導体16を1次コイル
とした電流変成器CTの電流センサ6とから構成
されている。
クダイヤグラムに示す如く、溶接電流設定器1
0、コンパレータ11、T型フリツプフロツプ回
路12、ターンオンターンオフ時間設定回路1
3、AND論理素子14,15とから成る主制御
装置4と、磁気飽和検出回路5とインバータ2の
出力端子と溶接トランス3の1次コイル入力端子
とを接続する1次溶接電流導体16を1次コイル
とした電流変成器CTの電流センサ6とから構成
されている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
商用交流電源8は整流回路1によつて全波整流
され次のインバータ2により逆変換され再び交番
電流となり溶接トランス3の1次コイルに流れ2
次コイルに2次電流を誘起する。該2次電流は前
記2次コイル端に接続内蔵されている整流器によ
り直流溶接電流として出力されガン7により被溶
接物9を点溶接する。
され次のインバータ2により逆変換され再び交番
電流となり溶接トランス3の1次コイルに流れ2
次コイルに2次電流を誘起する。該2次電流は前
記2次コイル端に接続内蔵されている整流器によ
り直流溶接電流として出力されガン7により被溶
接物9を点溶接する。
以上が溶接主回路の作用である。
いま溶接電流設定器10に溶接電流Iaが設定さ
れたとすると上述の溶接主回路に溶接電流として
iaが流れる。すると電流センサ6は前記溶接電流
iaに対応する信号電圧Ewを出力し磁気飽和検出
回路5を経由してコンパレータ11の非反転端子
に入力する。コンパレータ11は反転端子に入力
されている溶接電流設定器10によつて設定され
た設定溶接電流値Iaに対応する信号電圧Esと前
記非反転端子に入力された実際に流れている溶接
電流iaに対応する信号電圧Ewとを比較し、実際
の溶接電流iaが設定溶接電流値Iaに達した時点に
おいて第4図、第5図に示す如く一定電圧の信号
Edを出力する。該信号EdはT型フリツプフロツ
プ回路12の入力端子Tに入力されQ,Q端子か
ら交互にフリツプフロツプ信号を出力させるとと
もにターンオン・ターンオフ時間設定回路13に
も同時に入力され、インバータ2の相対するスイ
ツチング素子Tr1,Tr4若しくはTr2,Tr3
のオフ時期とオン時期の間に一定の待ち時間tdを
設定する。
れたとすると上述の溶接主回路に溶接電流として
iaが流れる。すると電流センサ6は前記溶接電流
iaに対応する信号電圧Ewを出力し磁気飽和検出
回路5を経由してコンパレータ11の非反転端子
に入力する。コンパレータ11は反転端子に入力
されている溶接電流設定器10によつて設定され
た設定溶接電流値Iaに対応する信号電圧Esと前
記非反転端子に入力された実際に流れている溶接
電流iaに対応する信号電圧Ewとを比較し、実際
の溶接電流iaが設定溶接電流値Iaに達した時点に
おいて第4図、第5図に示す如く一定電圧の信号
Edを出力する。該信号EdはT型フリツプフロツ
プ回路12の入力端子Tに入力されQ,Q端子か
ら交互にフリツプフロツプ信号を出力させるとと
もにターンオン・ターンオフ時間設定回路13に
も同時に入力され、インバータ2の相対するスイ
ツチング素子Tr1,Tr4若しくはTr2,Tr3
のオフ時期とオン時期の間に一定の待ち時間tdを
設定する。
AND論理素子14は2個の入力端子A,Bを
有し、Aには前段のフリツプフロツプ回路12の
出力端子Qからフリツプフロツプ信号を入力され
るが一方の入力端子Bにはターンオン・ターンオ
フ時間設定回路13から待ち時間信号が入力さ
れ、同様に、AND論理素子15は2個の入力端
子A′,B′を有し、A′には前段のフリツプフロツ
プ回路12の出力端子Qからフリツプフロツプ信
号を入力されるが一方の入力端子B′にはターン
オン・ターンオフ時間設定回路13から待ち時間
信号が入力される。
有し、Aには前段のフリツプフロツプ回路12の
出力端子Qからフリツプフロツプ信号を入力され
るが一方の入力端子Bにはターンオン・ターンオ
フ時間設定回路13から待ち時間信号が入力さ
れ、同様に、AND論理素子15は2個の入力端
子A′,B′を有し、A′には前段のフリツプフロツ
プ回路12の出力端子Qからフリツプフロツプ信
号を入力されるが一方の入力端子B′にはターン
オン・ターンオフ時間設定回路13から待ち時間
信号が入力される。
従つて、待ち時間tdを経過するとAND論理信
号14若しくは15の入力端子はA,B共に若しく
はA′,B′共にオンとなり、AND論理信号14若
しくは15の出力端子X若しくはYにはオン信号
が出力され、該オン信号はインバータ2のスイツ
チング素子Tr1,Tr4若しくはTr2,Tr3の
ベースへ入力されて該スイツチング素子Tr1,
Tr4若しくはTr2,Tr3を導通状態とする。
号14若しくは15の入力端子はA,B共に若しく
はA′,B′共にオンとなり、AND論理信号14若
しくは15の出力端子X若しくはYにはオン信号
が出力され、該オン信号はインバータ2のスイツ
チング素子Tr1,Tr4若しくはTr2,Tr3の
ベースへ入力されて該スイツチング素子Tr1,
Tr4若しくはTr2,Tr3を導通状態とする。
従つてインバータ2からの出力電流は溶接トラ
ンス3の入力端子Uから1次コイルを経由し他方
の入力端子Vへ流れる。そして前記1次コイルを
流れる溶接電流iaが増加し溶接トランス3が磁気
飽和状態近くなると第6図に示す如く励磁電流成
分が急激に増加し始める。電流センサ6は前記溶
接電流iaに対応する検出信号を磁気飽和検出回路
5に出力し該磁気飽和検出回路5はこの急激に増
加し始めた溶接電流iaの情報データとしての信号
電圧Ewをコンパレータ11の非反転端子に出力
する。コンパレータ11はこの信号電圧Ewと反
転端子に入力されている設定溶接電流値Iaに対応
する信号電圧Esとを比較する。
ンス3の入力端子Uから1次コイルを経由し他方
の入力端子Vへ流れる。そして前記1次コイルを
流れる溶接電流iaが増加し溶接トランス3が磁気
飽和状態近くなると第6図に示す如く励磁電流成
分が急激に増加し始める。電流センサ6は前記溶
接電流iaに対応する検出信号を磁気飽和検出回路
5に出力し該磁気飽和検出回路5はこの急激に増
加し始めた溶接電流iaの情報データとしての信号
電圧Ewをコンパレータ11の非反転端子に出力
する。コンパレータ11はこの信号電圧Ewと反
転端子に入力されている設定溶接電流値Iaに対応
する信号電圧Esとを比較する。
ここで、インバータ2のスイツチング素子Tr
1,Tr4若しくはTr2,Tr3が導通状態となる
と、インバータ2の出力電流は溶接トランス3の
入力端子V若しくはUから1次コイルを経由して
入力端子U若しくはVへ流れる。以上が1サイク
ルの作用を述べたものであるがフローチヤートに
表わせば第7図の如くなる。
1,Tr4若しくはTr2,Tr3が導通状態となる
と、インバータ2の出力電流は溶接トランス3の
入力端子V若しくはUから1次コイルを経由して
入力端子U若しくはVへ流れる。以上が1サイク
ルの作用を述べたものであるがフローチヤートに
表わせば第7図の如くなる。
即ち、被溶接物の種類等に対応して溶接電流設
定器10で設定される設定溶接電流値Iaが高い場
合、負荷回路のインピーダンスにより、実際の溶
接電流値iaが設定溶接電流値Iaに達するまでの時
間が長くなり、その長くなつた分だけインバータ
2出力反転の周期が長くなることから、大電流通
電時には溶接周波数が低くなつて、溶接トランス
3を磁気飽和させることなく被溶接物に大電流を
通電することができ、又、設定溶接電流値が低い
場合、実際の溶接電流値iaが設定溶接電流値Iaに
達するまでの時間が短くなり、その短くなつた分
だけインバータ2出力反転の周期が短くなること
から、小電流通電時には溶接周波数が高くなつ
て、溶接トランス3を磁気飽和近くで効率良く用
いて被溶接物に小電流を通電することができる。
定器10で設定される設定溶接電流値Iaが高い場
合、負荷回路のインピーダンスにより、実際の溶
接電流値iaが設定溶接電流値Iaに達するまでの時
間が長くなり、その長くなつた分だけインバータ
2出力反転の周期が長くなることから、大電流通
電時には溶接周波数が低くなつて、溶接トランス
3を磁気飽和させることなく被溶接物に大電流を
通電することができ、又、設定溶接電流値が低い
場合、実際の溶接電流値iaが設定溶接電流値Iaに
達するまでの時間が短くなり、その短くなつた分
だけインバータ2出力反転の周期が短くなること
から、小電流通電時には溶接周波数が高くなつ
て、溶接トランス3を磁気飽和近くで効率良く用
いて被溶接物に小電流を通電することができる。
上述の作用の如く溶接電流の設定値Iaが小さけ
れば、溶接トランス3は高い周波数で、逆に溶接
電流の設定値Iaが大きく設定されれば低い周波数
でその鉄心が飽和しない範囲で連続的にドライブ
される。
れば、溶接トランス3は高い周波数で、逆に溶接
電流の設定値Iaが大きく設定されれば低い周波数
でその鉄心が飽和しない範囲で連続的にドライブ
される。
なお、溶接電流の周波数制御は第3図に示す電
気回路による他、第7図に示すフローチヤートに
りコンピユータ制御することもできる。
気回路による他、第7図に示すフローチヤートに
りコンピユータ制御することもできる。
次に、本実施例の効果について説明する。
(発明の効果)
従来のインバータ式直流抵抗溶接機においては
インバータの周波数が固定されているため固定さ
れた値の溶接電流で溶接が行われる場合は溶接ト
ランスの軽量化も困難ではないが専用の溶接機を
除いては一般に溶接対象物は多種多様で使用され
るガンもそれにともなつて種々形状のものがあ
り、従つて一定の溶接電流で満足な品質の溶接仕
上げ結果を得ることは技術的に限界があつた。
インバータの周波数が固定されているため固定さ
れた値の溶接電流で溶接が行われる場合は溶接ト
ランスの軽量化も困難ではないが専用の溶接機を
除いては一般に溶接対象物は多種多様で使用され
るガンもそれにともなつて種々形状のものがあ
り、従つて一定の溶接電流で満足な品質の溶接仕
上げ結果を得ることは技術的に限界があつた。
それに対して本発明によるインバータ式直流抵
抗溶接機においては、設定溶接電流値Iaによりイ
ンバータの周波数を自動的に可変することによ
り、鉄心が磁気的に飽和する直前まで溶接電流を
溶接トランスの設計最大値まで流すことが可能に
なると言う効果がある他、溶接電流が設定溶接電
流値に達したときに溶接電流の通電方向が反転す
るようにして周波数を変動させているため、同一
設定溶接電流値で負荷が大きくなつた場合には電
流の立ち上がりが緩やかになつて、その分だけ周
波数が低くなり、溶接電流が流れ易くなつて、負
荷変動に伴う通電不足による溶接むらのを未然に
防止することができる効果がある。
抗溶接機においては、設定溶接電流値Iaによりイ
ンバータの周波数を自動的に可変することによ
り、鉄心が磁気的に飽和する直前まで溶接電流を
溶接トランスの設計最大値まで流すことが可能に
なると言う効果がある他、溶接電流が設定溶接電
流値に達したときに溶接電流の通電方向が反転す
るようにして周波数を変動させているため、同一
設定溶接電流値で負荷が大きくなつた場合には電
流の立ち上がりが緩やかになつて、その分だけ周
波数が低くなり、溶接電流が流れ易くなつて、負
荷変動に伴う通電不足による溶接むらのを未然に
防止することができる効果がある。
また溶接トランスの設計に際しては周波数の制
約を除外できるので被溶接物が要求する最大溶接
電流値、重量を優先設計条件とすることができる
ため当該溶接トランスを溶接ロボツトなどに装架
する場合などにはロボツトの可般重量に適応させ
た設計が容易になるなど設計の自由度が広がると
いう効果もある。
約を除外できるので被溶接物が要求する最大溶接
電流値、重量を優先設計条件とすることができる
ため当該溶接トランスを溶接ロボツトなどに装架
する場合などにはロボツトの可般重量に適応させ
た設計が容易になるなど設計の自由度が広がると
いう効果もある。
更にPWM(パルス巾変調)制御と異なり、周
波数を連続的に変えるためリツプルの少ない溶接
電流が得られ、被溶接物の品質の向上も期待でき
る効果がある。
波数を連続的に変えるためリツプルの少ない溶接
電流が得られ、被溶接物の品質の向上も期待でき
る効果がある。
一方、従来の固定周波数のPWM制御方式では
溶接トランスを小形化するためには、インバータ
の周波数を比較的高く設定するため、溶接トラン
スの周波数特性ばかりでなく溶接トランスまでの
パワーケーブルおよび溶接トランス自身のインピ
ーダンスなどからの回路条件に制限されて設計上
の最大許容値まで溶接電流を流すことができなか
つたのに対して、本発明はこの欠点も間接的に解
決するものである。
溶接トランスを小形化するためには、インバータ
の周波数を比較的高く設定するため、溶接トラン
スの周波数特性ばかりでなく溶接トランスまでの
パワーケーブルおよび溶接トランス自身のインピ
ーダンスなどからの回路条件に制限されて設計上
の最大許容値まで溶接電流を流すことができなか
つたのに対して、本発明はこの欠点も間接的に解
決するものである。
第1図は当該インバータ式直流抵抗溶接機全体
の制御システムを示すブロツクダイヤグラム、第
2図は主溶接制御回路の電気回路図、第3図は制
御回路のブロツクダイヤグラム、第4図は設定溶
接電流値Iaを大きくしたときの制御回路の動作線
図、第5図は設定溶接電流値Iaを小さくしたとき
の制御回路の動作線図、第6図は磁気飽和と励磁
電流との関係を示す動作線図、第7図は溶接電流
制御のフローチヤートである。 2……インバータ、3……溶接トランス、4…
…主制御装置、5……磁気飽和検出回路、6……
電流センサ、7……ガン、10……溶接電流設定
器、11……コンパレータ、12……T型フリツ
プフロツプ回路、13……ターンオン・ターンオ
フ時間設定回路、14,15……AND論理素子。
の制御システムを示すブロツクダイヤグラム、第
2図は主溶接制御回路の電気回路図、第3図は制
御回路のブロツクダイヤグラム、第4図は設定溶
接電流値Iaを大きくしたときの制御回路の動作線
図、第5図は設定溶接電流値Iaを小さくしたとき
の制御回路の動作線図、第6図は磁気飽和と励磁
電流との関係を示す動作線図、第7図は溶接電流
制御のフローチヤートである。 2……インバータ、3……溶接トランス、4…
…主制御装置、5……磁気飽和検出回路、6……
電流センサ、7……ガン、10……溶接電流設定
器、11……コンパレータ、12……T型フリツ
プフロツプ回路、13……ターンオン・ターンオ
フ時間設定回路、14,15……AND論理素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交流電源からの交流波形を交流電源整流回路
で直流にした後、インバータで任意の周波数の交
流波形に変換して、溶接トランスに供給し、該溶
接トランスからの出力を溶接トランス出力整流回
路で整流して被溶接物に溶接電流を供給するパル
ス巾変調方式のインバータ式直流抵抗溶接機にお
いて、被溶接物の種類等に対応して溶接電流値を
設定するための溶接電流設定手段と、前記溶接ト
ランスの磁気飽和を検出するために実際の溶接電
流値を検出する溶接電流検出手段と、前記溶接電
流設定手段によつて設定された設定溶接電流値と
前記溶接電流検出手段によつて検出された実際の
溶接電流とを比較して実際の溶接電流が設定溶接
電流値に達したときに前記インバータの出力を反
転させることにより前記インバータの出力周波数
を変化させる周波数制御手段とのそれぞれをを具
備したことを特徴とするインバータ式直流抵抗溶
接機。 2 周波数制御手段が、溶接電流設定手段によつ
て設定された設定溶接電流値と溶接電流検出手段
によつて検出された実際の溶接電流値とをコンパ
レータで比較し、実際の溶接電流値が設定溶接電
流値に達したときの前記コンパレータ出力発生の
度に前記インバータの出力を反転させる周波数制
御手段であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載のインバータ式直流抵抗溶接機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10945987A JPS63273575A (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | インバ−タ式直流抵抗溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10945987A JPS63273575A (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | インバ−タ式直流抵抗溶接機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63273575A JPS63273575A (ja) | 1988-11-10 |
| JPH0320316B2 true JPH0320316B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=14510769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10945987A Granted JPS63273575A (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | インバ−タ式直流抵抗溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63273575A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014158417A (ja) * | 2014-03-31 | 2014-08-28 | Art−Hikari株式会社 | 電源装置及び電源制御方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0753313B2 (ja) * | 1987-07-16 | 1995-06-07 | ミヤチテクノス株式会社 | インバ−タ式抵抗溶接機の電源制御装置 |
| JPH0753314B2 (ja) * | 1987-07-22 | 1995-06-07 | ミヤチテクノス株式会社 | インバ−タ式抵抗溶接機の電源制御装置 |
| JPH0347683A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-28 | Seiwa Seisakusho:Kk | 直流抵抗溶接装置 |
| GB2267982B (en) * | 1992-06-15 | 1996-09-25 | Honda Motor Co Ltd | Direct current resistance welding machine and method of controlling the same |
| JP2755524B2 (ja) * | 1992-06-15 | 1998-05-20 | 本田技研工業株式会社 | インバータ式直流抵抗溶接装置の溶接トランス |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54148153A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-20 | Mitsubishi Electric Corp | Inverter for flush welding |
| JPS54148152A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-20 | Mitsubishi Electric Corp | Inverter for flush welding |
| JPS54153746A (en) * | 1978-05-25 | 1979-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | Inverter for flash welder |
| JPS59315A (ja) * | 1982-06-23 | 1984-01-05 | Kuriintetsuku Kogyo:Kk | 静電浄化機を併用するストレ−ナ |
| JPS62148091A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-02 | Toshiba Corp | 抵抗溶接機の制御装置 |
-
1987
- 1987-05-02 JP JP10945987A patent/JPS63273575A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014158417A (ja) * | 2014-03-31 | 2014-08-28 | Art−Hikari株式会社 | 電源装置及び電源制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63273575A (ja) | 1988-11-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6807072B2 (en) | Electric power conversion device with push-pull circuitry | |
| US4973815A (en) | Resistance welder using an inverter | |
| JP2002101655A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| EP0947278A2 (en) | Resistance welding control apparatus | |
| JP3390688B2 (ja) | 直流電源装置 | |
| JPS63273575A (ja) | インバ−タ式直流抵抗溶接機 | |
| JP3238266B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH062472Y2 (ja) | 磁気増幅器制御型スイツチング電源 | |
| JP2605878B2 (ja) | スイッチングレギュレータの制御方法 | |
| JPH0919139A (ja) | スイッチング電源 | |
| JP2652251B2 (ja) | 交流アーク溶接電源 | |
| JP2653808B2 (ja) | 充電回路 | |
| JPH0638524A (ja) | Dc−dcコンバータ | |
| JPS6022697Y2 (ja) | 電源装置 | |
| JPS6344222Y2 (ja) | ||
| JPH06205582A (ja) | スイッチング電源 | |
| JP3306484B2 (ja) | スイッチング電源回路 | |
| JPH05328718A (ja) | スイッチング電源 | |
| JPS5863091A (ja) | モ−タの省電力回路 | |
| JPH058800Y2 (ja) | ||
| JPH0312066Y2 (ja) | ||
| JPH01236593A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH08154381A (ja) | 力率改善コンバータ | |
| JPH0746841A (ja) | 直流電源装置 | |
| JP2000232789A (ja) | 電源装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |