JPH0320462A - 蒸着材料供給方法及びその装置 - Google Patents

蒸着材料供給方法及びその装置

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JPH0320462A
JPH0320462A JP1156520A JP15652089A JPH0320462A JP H0320462 A JPH0320462 A JP H0320462A JP 1156520 A JP1156520 A JP 1156520A JP 15652089 A JP15652089 A JP 15652089A JP H0320462 A JPH0320462 A JP H0320462A
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勇 井上
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竜太郎 芥川
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
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児玉 佳代子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、基板に薄膜を形成する際に蒸着材料を被加熱
位置に供給する蒸着材料供給方法及びその装置に関する
ものである。
従来の技術 例えば長尺フィルム上へ薄膜を形成して、コンデンサや
磁気テープ等の素材となる機能性フィルムなどを真空蒸
着などによって作製するためには、長時間に亘って大量
の蒸気を発生させる必要がある。そのためには蒸発坩堝
などの被加熱位置において蒸着材料を連続的に供給する
ことが必要となってくる。その一つに例えば日本学術振
興会編「薄膜ハンドブック」 (昭和58年発行、オー
ム社刊、第105頁)に示されているように蒸着材料を
線材にして坩堝へ供給する方法がある。
この方法は、蒸着材料がAL  NL  Cuのように
延性材料であれば容易に線材化して適用できるが、Cr
のような脆性材料では線材化は極めて困難である。また
脆性材料でなくとも例えば磁性膜材料であるGo−Cr
合金あるいはCo−Cr−Ni合金のような硬質の材料
は、線材化できないことはないが加工性がよくないため
加工費が高価になり、実用的ではない。従ってこのよう
な材料は棒材で供給することになる。
棒材で材料供給する場合の問題を第10図〜第16図を
用いて説明する。
第10図において、1は坩堝2に収納された蒸着材料で
、図示しない例えば公知の電子ビーム加熱手段により加
熱されて溶融している。3は棒状供給用蒸着材料(以下
棒材と略す)で、11、12、13はそれぞれ棒材3を
案内する回転ローラ、14は駆動ローラである。駆動ロ
ーラl4は、例えば図示しない公知のモータ等によりC
CW方向に駆動されて、前記回転ローラ11との間に前
記棒材3を挟込んで前記棒材3を矢印A方向に一定速度
で溶融した蒸着材料lの液面4に向かって移送する。1
5、1Bは、蒸着材料1の蒸気が前記各ローラIL  
12、13、14に付着することを防止するカバーであ
る。
以上の構成により、長時間に亘って薄膜を形成するため
に、坩堝2内の蒸着材料1が蒸発によって減少しないよ
うに棒材3が供給される。
棒材3の先端5が液面4に接した後の先端5の挙動を、
第11図〜第14図に基づいて説明する。
第11図は棒材3の先端5が液面4に接した瞬間の図で
、この瞬間を状態aとする。この状態aにおいて先端5
は液面4から熱を吸収して溶融を始め、溶液6となって
第12図に示す状態bの矢印Rのように蒸着材料1の溶
液に溶込む。この時矢印Rと逆方向に熱が先端5に伝わ
り先端5の溶融が進む。溶融が進につれて液面4と棒材
3の先端5の距離gが長くなるので液而4からの熱が先
端5に伝わりにくくなり、第13図の状態Cのように先
端5の溶融量が減少して前記溶液6の量が少なくなる。
そうするとますます先端5は溶融しにくくなってついに
は第14図の状態dのように溶融が停止する。
この間棒材3は前記矢印A方向に連続して送られている
がその速さよりも状態aから状態dまでの先端5の溶融
速度の方が速いので状態dのようにスキマDが生じるこ
とになる。そして連続して棒材3が送られてくるので時
間が経過するにつれてスキマDが小さくなってついには
状f3 aとなり、順次以上のサイクルが繰返されるこ
とになる。すなわち棒材3の送りは連続であっても液面
4への棒材3の供給は間欠的なものとなる。
先端5が液面に溶込んでいる間は液而4から熱を奪うの
で液面4の温度が低下する。そうすると蒸発速度が低下
することになり、蒸発速度は第15図に示すように時間
経過と共に周期的に変動することになる。状態dの距i
111Dは棒材3の径が太くなるほど大きくなる。その
理由は前記溶液6を略円筒とした場合、径が太くなるほ
ど(円筒表面積/円筒容積)が小さくなるので液面4か
ら先端5へ溶液6を通って伝わる熱量に対して円筒表面
から輻射で逃げる熱量の割合が少なくなってより長く溶
融するためである。従って棒材の径が太くなると第15
図の周期TL及び蒸発速度の変動幅HL共に大きくなる
蒸発速度が変動すると坩堝2の上方を、図示しない基板
やフィルム等を移動させながら蒸着するいわゆる通過製
膜するときに通過方向の膜厚の変動が発生すという大き
な問題があった。
この問題に対応するために従来は棒材を溶融した後坩堝
へ供給するという第18図に示す方法が用いられること
がある。この方法を第10図と同一構成要素は同番号に
て説明する。第16図において棒材3の先端5に公知の
電子ビーム7を照射して溶融し、その溶液6を液面に供
給すると液面4の温度が前例のように低下しないので蒸
発速度が変動することはない。従って坩堝2の上方で基
板8に紙面に垂直方向に通過製膜しても薄膜9の膜厚が
変動することはない。
しかしながら蒸着材料1が、蒸発速度が相異なる成分か
ら成る例えば磁性膜材料であるCo−Cr合金の場合、
CrはCoよりも蒸発速度が高いので目的とする薄膜の
Cr含有量をMとし、その含有量Mの薄膜が得られる時
の薄膜材料lのCr含有量をYとするとMAYである。
また液面4から発生する蒸気のCr含有量はMに等しい
。従って蒸発した量だけCr含有量Mの材料を供給して
やれば坩堝2内の薄膜材料1の量を一定に保ちっつCr
含有量Mの薄膜を連続して蒸着できることになる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら第16図の構成では電子ビーム7で溶融さ
れた溶液6のCr含有量はMであるから溶液6から発生
する蒸気のCr含有量はMよりも大きくなる。
そうすると基板8の向かって右方に形成される薄膜のC
r含有量は溶液6に近いので多くなり、左方に形成され
る薄膜のCr含有量はその逆に少なくなるため、基板8
の全幅に亘うて一定組成の薄M9が形成できないという
大きな問題があった。
そこで本発明は真空蒸着する際に蒸着速度変動が小さく
、また蒸発速度が相異なる複数の成分力)ら成る薄膜を
形成する場合にも基板上にその面方向に成分の含有量の
差の小さい薄膜を形成できる蒸着材料供給方法及びその
装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 そして上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、
坩堝内で溶融された蒸着材料に向かって移送される供給
用長尺蒸着材料の移゛送速度を、前記蒸着材料に向かう
方向を+、前記蒸着材料から遠ざかる方向を一としたと
き、交互に十方向と一方向に切替え、平均として十方向
とする蒸着材料供給方法である。
請求項2記載の発明は、坩堝内で溶融された蒸着材料に
向かって移送される供給用長尺蒸着材料の供給方向と前
記液面とのなす角を90″を除く角度とし、その供給用
長尺蒸着材料の軸を中心とした、あるいは前記軸から所
要距離オフセットした軸を中心とした回転を供給用長尺
蒸着材料に与える蒸着材料供給方法である。
請求項4記載の発明は、坩堝内で溶融された蒸着材料に
向かって移送される供給用長尺蒸着材料の移送速度を、
前記蒸着材料に向かう方向を+、前記蒸着材料から遠ざ
かる方向を一としたとき、供給用長尺蒸着材料の平均移
送速度(Vou)指令に基づいて V,lu=  (F−B)  /  (Tpo+Tsn
+TFS+Tas) 但し、F:十方向移送量 B:一方向移送量 (一定) TFD:  十方向移送正味時間 T Fs :  十方向移送休止時間、TFSaOTI
ID:  一方向移送正味時間 (一定)Tea:  
一方向移送休止時間 (一定)、T s s≧O なる演算を行い、算出されたそれぞれの値にて供給用長
尺蒸着材料の移送速度を交互に十方向と一方向に切替え
て坩堝に供給する蒸着材料供給装置である。
作   用 請求項1記載の発明は上記構成により、供給材料が十方
向に移送されて供給材料の先端が蒸着材料の液面に接す
る去溶融が始まるが、溶融が長く続かないうちに一方向
に移送され、供給材料の先端が液面から離間するので一
時に大量に供給材料が溶液に溶込むことがない。従って
液面の温度低下が小さくなるので蒸発速度の低下も小さ
くなる。
その結果通過製膜における膜厚の減少が小さくなるので
膜厚の均一性を向上させることができる。
また供給材料が相異なる蒸発速度の稙数の成分から構成
されている場合においても従来のよつに供給材料の先端
部から蒸発速度の高い成分が蒸着材料の液面からよりも
高濃度で蒸発することがなくなり、液面に接してから溶
融して蒸着材料の溶液に拡散した後に蒸発するので基板
に形成された薄膜の面方向の均一性を向上させることが
できる。
請求項2記載の発明は上記構成により、その供給用長尺
蒸着材料の軸を中心とした回転を与える場合は、供給用
長尺蒸着材料の先端が溶液との接触により円錐形となり
溶液との接触面積が小さくなるので一時に大量に供給材
料が溶液に溶け込みにくくなる。従って上記と同様に通
過製膜における膜厚の減少が小さくなるので膜厚の均一
性を向上させることができる。また供給材料が相異なる
蒸発速度の複数の成分から構成されている場合において
も上記と同様に薄膜の面方向の均一性を向上させること
ができる。
また前記軸から所要距離オフセットした軸を中心とした
回転を与える場合は請求項1記載の発明と同様に坩堝内
で溶融された蒸着材料に向かって移送される供給用長尺
蒸着材料の移送速度が、前記蒸着材料に向かう方向を+
、前記蒸着材料から遠ざかる方向を一としたとき、実質
的に交互に+方向と一方向に切り替わり、平均として十
方向に移送されることになる。従って請求項1と同等の
効果を得ることができる。
請求項4記載の発明は上記構成により、上記優れた特長
を有する材料供給を実現することができる蒸着材料供給
装置である。
実施例 以下、本発明の実施例を添え付け図面に基づいて説明す
る。尚、従来と同一構成要素は従来例と同一番号で示す
ものである。
第1図〜第4図は、本発明の第1実施例における蒸着材
料供給方法及びその装置を示す図である。
第1図において、20はモータで、駆動回路21により
駆動されて前記駆動ローラ14を回転させる。モータ2
0は図示しない真空チャンバ内に設置しても、あるいは
外部に設置し、公知の回転導入器を介して駆動ローラ1
4を回転させてもよい。22は演算回路で、棒材3の平
均移送速度指?(Vou)24とメモリ23のデータに
基づいて前記モータ20の速度パターンを演算し、それ
を速度指令25として前記駆動回路21に送出する。
次に速度パターン演算の一例を第2図に示す。
第2図において、移送速度Vは前記棒材3の移送速度を
示し、+は矢印A方向、一は矢印Aと逆方向の速度をそ
れぞれ示すものとする。速度パターンは十方向、一方向
共に台形波状である。演算を簡単にするため十方向、一
方向共に最高速度(VPl^×)は同一であり、速度O
から速度VM■×までの加減速、すなわち角度αh α
2、α3、α4も共に同一とする。また移送速度が十方
向から一方向に転じる時及びその逆の時、第1図に示す
各ローラやモータ等からなる棒材供給機構に過大な力が
かからないように、あるいは前記演算に必要な時間とし
て休止時間TFS,Teaをそれぞれ設けてあるが必ず
しも必要ではない。
速度が十方向の台形波の面積が矢印A方向への移送量F
を、一方向の台形波の面積が矢印Aと逆方向への移送f
ltBをそれぞれ表わすことになる。
TF111 TIはそれぞれ十万向移送正味時間、一方
向移送正味時間である。
以上において平均移送速度(V,lu)は式(1)で表
わされる。
Vl1u= (F  B) / (TFn+Ten+T
FS+ TBS) ..... ( 1 )またT F
 nは(2)式より算出することができる。
TFDl= TQI1+  [.(F − B )/ 
Vllllllコ .....(2)尚、vAuは従来
と同様に坩堝2内の蒸着材料1が蒸発によって減少しな
いように、すなわち蒸発した量を補えるよう設定される
距離Bを第14図の距1!iK+ (=D/s i n
θ,)と同一あるいはK+よりも大きくしておいて、す
なわち棒材の先端5と液面4が分離するまで一方向に送
るようにして第2図の速度パターンで欅材3を駆動する
と、第2図の時間Oで棒材3が第14図状態dにあった
とすると時間T,で第11図状態aとなり、時間がTI
からT2まで経過するにつれて第12図状態b1 第1
3図状態c1 第14図状態dの順に棒材3は前記蒸着
材料1の溶液に溶込む。前記速度パターンの1周期T,
が従来の第l5図の1周期T,の例えば1/10となる
ようにその速度パターンが設定されているとする。そう
すると1周期に前記蒸着材料1の溶液に溶込む棒材3の
量を、従来の1710とすることができる。溶込む量が
少なくなると液而4から奪う熱量も少なくなるので液而
4の温度低下も少なくなる。そうすると蒸発速度の低下
も少なくなり、蒸発速度は第3図に示すように時間経過
と共に周期Tsで変動するがその変動幅Hsは従来のそ
れH,の約1/10にすることができる。従って通過製
膜における模厚の均一性を向上させることができる。
また第4図に示すように先端5が液而4に接すると先端
5は融けて溶液6となる。棒材3が前記した蒸発速度の
相異なる成分から成る例えばCoとCrの合金である場
合、前記したように溶液6中のCrの含有量は蒸着材料
1の溶液のそれよりも多いが溶液6は蒸着材料l中に矢
印Eに示すように拡散して薄められる。従って溶液6か
ら直接蒸発するCr含有量の多い蒸気の発生は少なくな
るので、第1図において基板8に形成される薄膜9の向
かって右側の部分のCr含有量の増加を抑制することが
でき、薄膜の幅方向の成分の含有量の均一性を向上させ
ることができる。
以上の例では、速度パターンは台形波状で説明したがそ
れに限るものではなく、制御が簡単になる矩形波状、あ
るいは加減速が滑らかな正弦波状、またはその他であっ
てもよい。周期Tsは、膜厚変動許容幅から決まる蒸発
速度変動幅Hsが所要の値となるよう決定すればよい。
棒材の径が太くなると前記した理由で蒸発速度変動幅は
大きくなる傾向にあるので周期Tsは小さくすればよい
また以上の例では、距離Bを第14図の距離K+=(D
/sinθ,)と同一あるいはK+よりも大きくしてお
いて、すなわち棒材3の先端5と液面4が分離するまで
一方向に送るようにして説明したが、棒材3の先端5が
第13図状態Cまで、すなわち先端5と液而4か細い溶
液6でつながった状態まで一方向に送るにとどめておい
てもよい。
この場合は距1miB=距離K2となる。そのようにし
ても第11図状態aから第12図状態bを経て第13図
状態Cとなるまでの時間は従来に比べ十分短いので1周
期に融込む棒材3の量は従来よりも十分少ない。このよ
うにすると棒材3の先端5と液而4は細い溶液6で常時
つながった状態となる。
そうすると捧材3の先端5と液而4が分離するまで一方
向に送った場合に分離するるときに発生する液面4の揺
れがなくなり、より安定した状態で蒸着することができ
る。
また棒材3を移送する装置は以上のような駆動ローラに
限るものではなく、チェーン、ベルトあるいはロープ等
を駆動し、それらに捧材を係合せしめるものであっても
また、送りネジを用いるものであってもよい。
次に本発明の第2実施例における蒸着材料供給方法及び
その装置について、第5図及び第6図を参照しながら説
明する。
第5図、第6図において、301 31、32、33、
34はそれぞれ棒材3を案内する回転ローラ、35は駆
動ローラであり、各ローラはそれぞれ交差角βで捧材3
に接している。駆動ローラ35は、例えば図示しない公
知のモータ等により矢印G方向に駆動されて、前記回転
ローラ30131との間に前記棒材3を挟込んでその棒
材3の軸を中心として回転させつつ矢印A方向に一定速
度で溶融した蒸着材料1の液面4に向かって移送する。
この時棒材3の1回転当り送り量はtanβとなる。
棒材3の先端5は液面4に接すると棒材3は回転してい
るので第5図に示すように円錐面36になるように融け
る。円錐面36と液面4との接触は線接触となる。第1
0図に示す従来の方法は棒材3を回転させていないので
その先端5は平面であり、液面4との接触は面接触であ
る。線接触の方が液而4から棒材3の先端5に熱が伝わ
りにくいので欅材3の先端が蒸着材料1の溶液に溶込む
量も少なくなる。そうすると前記と同様に液面4の温度
低下が少なくなり、蒸発速度の低下も少なくなって膜厚
の均一性を向上させることができる。
さらに本発明の蒸着材料供給方法及びその装置を第3実
施例として第7図に示す。
第7図において、40は回転ガイドで、棒材3をその棒
材3の長子方向に滑り案内する孔41を有し軸受42と
軸受ハウジング43に支持され、前記と同様に図示しな
いモータ等により回転中心軸44を中心に回転駆動され
る。45は蒸着材料1の蒸気がカバー15、16の内部
に入込まないようにするための鍔である。46は矢印A
方向に図示しない手段により一定速度で駆動される移送
ロッドである。この移送ロンドを駆動する機構は前記の
ような駆動ローラであっても、チェーン、ベルトあるい
はロープ等を駆動し、それらに棒材を係合せしめるもの
であってもまた、送りネジを用いるものであってもよい
。47は回転子で、前記ロッド46の先端にラジアル、
スラスト両方の負荷を受けられる軸受48で回転自在に
支持されている。棒材3の後端49はボル}50にて前
記回転子47に固定されている。
次に本構成の動作を説明する。
棒材3が前記回転ガイド40に回転させられながら前記
ロッド46に矢印A方向に一定速度で押されて駆動され
ると、棒材3の先端5は螺旋運動することになる。棒材
3の前記回転中心軸44からの偏心ffieを棒材3の
半径あるいはそれ以上としておけば、棒材3が第7図の
実線位置から半回転して破線位置になると棒材3の先端
は液面4から離間することになる。また前記偏心量eを
棒材3の半径あるいはそれ以下としておけば、第8図に
示すように捧材3の先端5と液面4は細い溶液51で常
時つながった状態とすることもできる。
従って前記第2図の速度パターンを正弦波状とし、TF
S=Tlls=Oとし、周期Tsを回転ガイド40の回
転周期とし、 (F−B)を回転ガイド1回転当りの前
記ロッド46の送り量とする第1実施例に相当する材料
供給を行うことができる。従って第1実施例と同様の効
果を得ることができる。
回転中心軸44と棒材3は必ずしも平行である必要はな
く、本発明の第4実施例における蒸着材料供給方法及び
その装置として第9図に示す構成でもよい。第7図と同
一構成要素は同一番号にて示す。
60は例えば自動調心転がり軸受で、外周は回転ガイド
70の孔62に固定され、内周孔61で棒材3をその棒
材3の長手方向に滑り案内する。
従って回転ガイド70の回転軸と棒材3は平行でなくて
も支障はない。62は前記46と同様な移送ロッドであ
る。63は棒材3の後端49をボルト64で固定した取
付部材である。65は公知の自在継ぎ手で、十字型のピ
ン66で前記ロッド62の二またアーム67と前記取付
部材63の二またアーム68を連結している。この十字
型のビン66の中心X点も回転ガイド70の回転軸の延
長線上にある必要はない。
以上の構成で第7図と同様に回転ガイド70を回転させ
、ロッド62を矢印A方向に一定速度で駆動すると、棒
材3は前記自在継ぎ手65の十字型のピン66の中心X
点を揺動支点とし、そのX点と前記自動調心転がり紬受
60の矢印八方向位置での回転ガイド70の回転中心Z
点を結ぶ線を回転中心軸71として先端5が螺旋運動す
ることになる。すなわち回転中心軸7lの方向が材料供
給方向となる。従って回転ガイド70が第9図の実線位
置から半回転すると捧材3は破線位置となり、第7図の
構成と同様に第1実施例に相当するの材料供給を行うこ
とができ、また同様の効果を得ることができる。
第2実施例と第3実施例と第4実施例の差異は、捧材3
が順に自転のみ、自公転、公転のみすることにあるとい
える。但し第5図、第7図、第9図の構成共にθ2、θ
3、θ1は90’ 以外とする必要がある。
以上の実施例Cとおいて棒材の形状は円柱状、数量は1
木を1例としてとして説明したが形状は長尺材であれば
角柱状、板状他であっても、また数量は複数であっても
よい。
また棒材供給機構部の冷却は省略したが必要に応じて水
冷等を実施してもよい。
発明の効果 本発明の蒸着材料供給方法は゜上記構成により、蒸着材
料供給時の液面の温度低下が小さく、蒸発速度の低下も
小さい。その結果、通過製膜における膜厚の均一性を向
上させることができる。
また棒材が相異なる蒸発速度の複数の成分から構成され
ている場合においても、従来のように棒材の先端部から
蒸発速度の高い成分が蒸着材料の液面からよりも高濃度
で蒸発することがなくなり、液面に接してから溶融して
蒸着材料の溶液に拡散した後に蒸発するので基板に形成
された薄膜の面方向の均一性を向上させることができる
本発明の蒸着材料供給装置は上記構成により、上記優れ
た特徴を有する材料供給を実現することができ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における蒸着材料供給方法
及びその装置を一部断面で示す概略構成図、第2図は同
実施例における棒材の移送速度パターン図、第3図は同
実施例と従来の蒸発速度変動を比較して示すグラフ、第
4図は第1図の要部を拡大して示す説明図、第6図は本
発明の第2実施例における蒸着材料供給方法及びその装
置を一部断面で示す概略構成図、第6図は第5図のU矢
視拡大図、第7図は本発明の第3実施例における蒸着材
料供給方法及びその装置を一部断面で示す概略構成図、
第8図は第7図の要部を拡大して示す説明図、第9図は
本発明の第4実施例における蒸着材料供給方法及びその
装置を一部断面で示す概略構成図、第10図は従来の蒸
着材料供給方法及びその装置を一部断面で示す概略構成
図、第11図、第12図、第l3図、第14図は第10
図の要部を拡大して示す説明図、第15図は従来の蒸着
材料供給方法及びその装置における蒸発速度変動を示す
グラフ、第16図は従来の蒸着材料供給方法及びその装
置のその他の例を一部断面で示す概略構成図である。 1・・・蒸着材料、2・・・坩堝、3・・・棒材、4・
・・液面、8・・・基板、9・・・薄膜、12、13、
14・・・回転ローラ、 14・・・駆動ローラ、20
・・・モータ、21・・・駆動回路、23・・・メモリ
、24・・・演算回路、24・・・平均移送速度指令、
44、71・・・回転中心軸。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 坩堝に収納された蒸着材料を加熱して溶融し、
    その蒸着材料から発生する蒸気を基板に付着せしめて薄
    膜を形成する際に、坩堝内で溶融された蒸着材料に向か
    って移送される供給用長尺蒸着材料の移送速度を、前記
    蒸着材料に向かう方向を+、前記蒸着材料から遠ざかる
    方向を−としたとき、交互に+方向と−方向に切替え、
    平均として+方向として成る蒸着材料供給方法。
  2. (2) 坩堝に収納された蒸着材料を加熱して溶融し、
    その蒸着材料から発生する蒸気を基板に付着せしめて薄
    膜を形成する際に、坩堝内で溶融された蒸着材料の液面
    に向かって移送される供給用長尺蒸着材料の供給方向と
    前記液面とのなす角を90°を除く角度とし、その供給
    用長尺蒸着材料の軸を中心とした、あるいは前記軸から
    所要距離オフセットした軸を中心とした回転を前記供給
    用長尺蒸着材料に与えて成る蒸着材料供給方法。
  3. (3) 坩堝内で溶融された蒸着材料に向かって移送さ
    れる供給用長尺蒸着材料の単位時間当りの移送量を、前
    記坩堝中の蒸着材料の単位時間当りの蒸発量と略等しく
    して成る請求項1あるいは2記載の蒸着材料供給方法。
  4. (4) 坩堝内で溶融された蒸着材料に向かって移送さ
    れる供給用長尺蒸着材料の移送速度を、前記蒸着材料に
    向かう方向を+、前記蒸着材料から遠ざかる方向を−と
    したとき、交互に+方向と−方向に切替えて蒸着材料を
    坩堝に供給する蒸着材料供給装置であって、供給用長尺
    蒸着材料の平均移送速度(V_A_U)指令に基づいて V_A_U=(F−B)/(T_F_D+T_B_D+
    T_F_S+T_B_S)(但し、F:+方向移送量、
    B:−方向移送量(一定)、T_F_D:+方向移送正
    味時間、T_F_S:+方向移送休止時間、T_F_S
    ≧0、T_B_D:−方向移送正味時間(一定)、T_
    B_S:−方向移送休止時間(一定)、T_B_S≧0
    ) なる演算を行い、算出されたそれぞれの値にて供給用長
    尺蒸着材料を駆動するように構成して成る蒸着材料供給
    装置。
  5. (5) +方向、−方向共に移送速度変化を最高速度(
    V_M_A_X)なる台形波状もしくは矩形波状とし、
    供給用長尺蒸着材料の平均供給速度(V_A_U)指令
    に基づいて式中のT_F_Dを T_F_D=T_8_D+[(F−B)/V_M_A_
    X](但し台形波状の場合、+−方向共に加減速は同一
    とする) とする演算を行い、算出されたそれぞれの値にて供給用
    長尺蒸着材料を駆動するように構成して成る請求項4記
    載の蒸着材料供給装置。
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JPS59133366A (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 Nec Corp 蒸発源供給方法
JPS6326352A (ja) * 1986-07-18 1988-02-03 Kawasaki Steel Corp 蒸発源供給方法

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