JPH03211228A - 焼付硬化性鋼板の製造方法 - Google Patents

焼付硬化性鋼板の製造方法

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JPH03211228A
JPH03211228A JP598090A JP598090A JPH03211228A JP H03211228 A JPH03211228 A JP H03211228A JP 598090 A JP598090 A JP 598090A JP 598090 A JP598090 A JP 598090A JP H03211228 A JPH03211228 A JP H03211228A
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篤樹 岡本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プレス成形後の塗装焼付は工程で降伏応力が
上昇する焼付硬化性鋼板の製造方法に関し、本発明によ
り製造される鋼板は乗用車のパネル、メンバー類、その
他制板構造物に適用されその成形加工の容易さを保ちつ
つ、使用時の強さと軽量化に本発明は寄与するものであ
る。
(従来の技術) 乗用車その他制製構造物の軽量化のため高張力鋼板を使
用するのは永年の課題となっている。しかしながら高張
力調板を使用すると、一般に加工性が低下し所望の形状
がでないことが多い。
そこで開発されたのが焼付硬化性鋼板であり、プレス成
形前には軟質で成形し易く、プレス成形後の塗装焼付は
工程(170’Cl2O分前後)で硬くなる性質を有し
ているため、最終製品は高強度でかつ軽量化することが
できる。このような焼付硬化性調板は、主に鋼中の固溶
炭素量を制御することにより達成でき、プレス成形で導
入された転位線上に、塗装焼付の熱処理(170℃)中
に炭素が偏析し、それら転位を不動化して固着し、変形
を難しくすることが焼付は硬化の機構である。
本発明者らはそのような観点にたって固溶炭素量を制御
した焼付硬化性鋼板を開発しく日本特許登録第1389
236号、特公昭61−7452号公報)、既に乗用車
に多量に使用されている。この発明は炭素量を制御した
低炭素A(lキルド綱を箱焼鈍する方法であるが、近年
冷延鋼板は生産性のよい連続焼純法で製造されつつあり
、また乗用車には最近溶融Znめっき鋼板も使用されつ
つあり、連続焼鈍あるいは溶融Znめっきのようないわ
ゆる短時間の連続焼鈍ラインに適した材料成分と製法の
開発が急がれていた。
このような状況下で本発明者は先に(日本特許登録第1
393891号、特公昭61〜14218号公報)で冷
延鋼板を一旦箱焼鈍し、ついで溶融Znめっきする方法
を提案し、実際に現在その方法で焼付硬化性のある溶融
Znめっき調板が量産されているが、プロセスが長いた
め冷延鋼板を直接連続焼鈍あるいは溶融Znめっきして
も所望の特性が得られる方法の開発が必要となっている
。このため製鋼段階で炭素を著しく低くして深絞り性、
r値を向上させた成分をベースにした焼付硬化性鋼板が
いくつか提案されている。
例えば、特公昭61−2732号公報および特公昭63
−4899号公報では炭素含有量を30〜1oopp−
にして微量のTiを添加する方法が、特公昭61−45
689号公報では炭素含有量が70p9m以下の綱に微
量のTrとNbを複合添加する方法が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような鋼においては高いr値が得ら
れるものの焼付硬化性が不安定であり、所望とする焼付
硬化量3〜6 kgf/ms+”を鋼板全長全幅にわた
って安定して得ることは難しいという問題があり、なか
なか量産実用化されなかった。
なお、ここで焼付硬化量が3 kgf/ss+”未満で
あると焼付硬化性が不足して最終部品の硬さが不足する
ことになる。また6 kgf/am”超では常温時効性
が発生し、成形前の母材の降伏応力が上昇し、伸びが低
下し、成形加工性が劣化することが本発明者らの研究に
より明らかになっている。
ここに、本発明の目的は、鋼板全長全幅にわたって焼付
硬化量3〜6 kgf/■■震を安定して得ることがで
きる、実用的な焼付硬化性鋼板の製造方法を提供するこ
とである。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明者らは焼付硬化性を支配する要因を詳細
に研究した結果、焼付硬化量が変動するのは、これら従
来の技術においてはTiはTiNとして析出し、それ以
上過剰のTiはTiCとして析出すると仮定しTiの成
分範囲を決めているからであるとの結論に達した。
すなわちζ本発明者らの新知見によれば■TiはTiN
としてではなくTi(C,N)として析出しそのCとN
の量は連続鋳造スラブの加熱条件およびN量により変動
すること ■またそれより過剰のTiはTi S 、 Ti C、
Ti4CzSt、FeTLPとして析出しこれらの析出
物は鋼中S量、P量、Fjn量およびスラブ加熱条件に
より変動すること であり、一方、従来技術ではN量が多いこととP量、S
量が少ない上、スラブ加熱条件に注目していないために
焼付硬化量の変動が生じると推定される。
本発明者らは製鋼時の成分挙動、スラブ加熱条件の挙動
などを考慮にいれて安定して所望の焼付硬化量を得るた
めの研究を重ねた結果を特願平1−11177号にて特
許出願をしたが、さらにBを適量添加することにより特
願平1−11177号の方法において所望の焼付硬化量
を得るための最適範囲が広がること、さらに、特に近年
塗装焼付温度が従来の170℃から130 ”C位まで
低下する傾向にあり、このような低い焼付温度でも所望
の降伏応力の上昇をさせるためには特に適量のBの添加
が必要であるとの知見を得て、本発明を完成するに至っ
た。
なお、極低炭素鋼でTiとB、場合によりNb、 Pを
複合添加した例としては、特開昭59−140333号
公報、特開昭59−193221号公報、特公昭61−
52218号公報、特公昭61−6133号公報などが
あるが、これはTiを多量に添加しCをTiCとして固
着するもの、あるいは炭素量が本願より多いもので、本
願の目的とする焼付硬化量が得られる方法ではない、ま
た焼付硬化性を付与することを目的とした極低炭素、T
i、 Nb、 B複合添加鋼としては特公昭60−47
328号公報があるが炭素量、窒素量共30ppm以上
であり焼付硬化量が不安定であり、また多量の1llb
を添加しているため焼H,温度をかなり高くしないと加
工性が悪く、今後の使用者側での塗装焼付は温度の低下
、および製造側での焼鈍温度の低下に対応できないため
、実用に適しない方法であった。
ここに、本発明の要旨とするところは、重量%で、 C:  0.0005〜0.0030%、 H口:  
0.04〜0.25%、P:0.03〜0.20%、 
  S:0.002〜0.015%、sol.Al: 
0.15%以下、 N:0.0020%以下、Ti: 
0.003〜0.025% B:0.0002〜0.0
015%、48/14N ’!;Ti≦48/14N+
48/32Sあるいは、さらにNb:0.001〜0.
004%以下およびV :0.001〜0.020%以
下の1種または2種、残部Feおよび不可避的不純物 よりなる綱を溶製し、連続鋳造スラブとなした後、熱間
圧延を800℃以上で終了し、脱スケール後、冷間圧延
と再結晶焼鈍を行うことを特徴とする焼付硬化性鋼板の
製造方法、ならびに前記と同じ鋼を溶製し、連続鋳造ス
ラブとなした後 ■800℃より低温に低下しないようにして800〜1
300″Cにて均熱保持した後熱間圧延を開始するか、 ■800℃より低温に低下したスラブを1130〜13
00℃均熱保持した後熱間圧延を開始するかあるいは 0800℃より低温に低下しないようにして均熱保持す
ることなく800℃以上で熱間圧延を開始するか のいずれかを採用し、次いで、熱間圧延を800℃以上
で終了する上記の焼付硬化性鋼板の製造方法にある。
(作用) 本発明の構成をより具体的に詳述する。
まず、本発明の骨子は合金成分量、すなわちC1Mn5
N、SSP、↑t、 Bの含有量を厳密に制御すること
、および連続鋳造から熱間圧延までの工程で前述のTi
析出物の反応を高温で行わせることにより硫化物の種類
を制御する点にある。すなわち連続鋳造スラブは熱間圧
延開始までの間に、■鋳造後長時間の均熱保持が行われ
ないか、■均熱保持しても温度を高温にしTi−C系の
析出反応が起らないようにするか、あるいは、■−旦析
出物が生成しても高温に加熱し熔解させるかの方法であ
り、■さらに合金成分においてはN量の低減、P量およ
びS量の増加の他にMn量を著しく低減しMnSをなる
べく形成させないことである。このようにするとTi 
(C,N)中のCが減少し、また過剰のTiはTiCや
Ti4CzSiを形成させずTiSのみを形成させるこ
とになる。 Mnが多いとMnSが多量にできるためT
iSが形成されず過剰のTiはTiCを形成し易く望ま
しくなく、またN量が多いとTi (C,N)の量が多
くなりCが析出してしまう上にBがNと結合し、B添加
の効果が得られないので望ましくないのである。
すなわち、Ti系析出反応を高温で起こさせることおよ
びMnと結合していないSを多量に含有させることの両
者の作用により熱間圧延前の段階でTi−C系の析出物
は存在しないようにすることが可能であり、この結果ス
ラブ加熱条件により固溶炭素置が変動することはなくな
る。
すなわち、焼付硬化量3〜6 kgf/ms”を得るた
めに必要な固溶炭素量は10〜30ppm(望ましくは
15〜25ρp+m)であるが、本発明にかかる方法に
よれば、溶製時に投入した炭素量がそのまま焼付硬化量
に寄与することになりTi添加量の変動、N量、S量の
変動があっても、またスラブの位置により多少の加熱履
歴の変動があっても焼付硬化量は変わらないことになる
。また、従来の技術においては投入炭素がすべて焼付硬
化に有効に利用されるわけではないので、所望の焼付硬
化量を得るのに投入炭素量を30pp−以上にしなけれ
ばならなかったが、本発明にかかる方法によれば投入炭
素量は必要最低限となりそれだけ軟質でr値が高く加工
性の良い焼付硬化性鋼板を製造できることになる。さら
に、本発明によればBを適量複合添加することにより、
同一固溶炭素量でも焼付硬化量を増し、固溶炭素量が5
〜10ppmであっても、従来の方法において固溶炭素
量が3opp+*以上の場合と同様の焼付硬化量が得ら
れるとの知見を得、これを活用すれば投入するC量の制
御範囲が広くなり工業上の利点がある。
以下、本発明において用いる鋼の組成および製造条件を
限定した理由を説明する。なお、本明細書において「%
」はいずれも特にことわりがない限り「重量%」である
C: 本発明においてCは焼付硬化量を支配しているので少な
ければ焼付硬化量が低く、多ければ焼付硬化量が高い。
焼付硬化量が高いと常温時効を起こし降伏応力を上昇さ
せるとともに伸びを低下させるので、通常は焼付硬化量
3〜6kgf/ll11!、多くテも8 kgf/am
” ニ制御する。
これに必要な炭素量は、本発明の如くにBを含む鋼にお
いては5〜30ppm 、望ましくは10〜20pp−
である。
Mn: Mnは鋼中にあってMnSを形成しSによる熱間脆性を
防止する作用がある。しかし、本発明においてはスラブ
加熱時MnSの析出を少なくして固溶Sを増加させるこ
とが重要である。このためにはMnの上限を0.25%
以下、望ましくは0.15%以下にする必要がある。0
.25%超ではMnSが形成されTiSの形成が制御さ
れ焼付硬化量の変動の原因となる。一方、0.04%未
満では熱間脆性の問題が生じるので下限を0.04%と
した。したがって、Mn量は0.04%以上0.25%
以下と限定した。
P: Pは過剰のTiをFeTiPとして析出させTiCの析
出を抑制する作用があるので多量に添加する必要がある
。 0.03%未満ではFeTiPは形成されず焼付硬
化量は変動し易い、一方、0.20%超では鋼板が脆化
する。よって、P量は0.03%以上0.20%以下と
限定した。
S: SはTiSを形成させTiCを形成させないために添加
する必要がある。Sが少ないと過剰のTiがTLCtS
zとしてCと結合し焼付硬化量の変動の原因となる。
0.002%未満ではTiS量が不充分となって焼付硬
化量が変動し、一方0.015%超では本発明において
用いる、Mnが少ない鋼では熱間脆性が生じる。よって
、S量は0.002%以上0.015%以下と限定した
sol、Al1: 脱酸調整のため必要に応じ添加される。ただし、0.1
5%超では綱の延性が低下する。よってsol、A12
含有量は0.15%以下と限定した。
N: Nは少ない方が望ましい、その理由はNが0.0020
%超であるとTi (C,N)を形成した際、Cを吸収
するため焼付硬化量が変動するためである。このために
は、N含有量は0.0020%以下と限定した。
Ti: NをTiNとして固着し、Nによる時効を防止し、かつ
TiCを多量に形成しないよう成分調整される。 Ti
の最低限は分析できる下限、すなわち0.003%、あ
るいはNをすべてTiNとして固着し得る量、すなわち
48/14N以上とした。上限はSlが多いとTiSを
形成しTiCを形成しにくくなるので48/14N +
 48/32Sとした。これを超えるTilではTiC
が形成されて焼付硬化性変動の原因となる。
一方、Ti量が0.025%超になってもTiCが形成
され易くなるのでそれを上限値とした。
したがって、Ti含有量は、0.003〜0.025%
であって、48/14N≦Ti≦48/14N+48/
32Sと限定した。
B: 本発明においてはBの添加は非常に重要である。Bには
同一炭素量を有した鋼においても焼付硬化量を大きくす
る作用があるので焼付硬化量の安定化に有効で添加が必
要である。ただし、0.0002%未満ではこの効果は
小さく、一方0.0015%超では焼鈍板のr値を低下
させてしまうので0.0002〜0.0015%の通量
添加が必要となる。
このようなりの作用は固溶C原子とB原子との相互作用
による転位線の強固な固着作用に起因していると考えら
れ、本発明において用いる鋼のように少量の固溶炭素を
含む場合にのみ少量のB添加の効果が認められる。
Nb、V: Nb、■はNbC,VCを形成しない範囲で結晶粒の細
粒化および強化のために必要に応じ添加される。このた
めにはいずれも0.001%以上必要であり、一方Nb
:0.004%超、V :0.020%超ではNbC,
VCが形成され焼付硬化量変動の原因になるし、また再
結晶温度が上昇し、高温焼鈍が必要となる。よって、u
b、 vの含有量はそれぞれ0.001〜0.004%
、0.001〜0.020%とした。
その他の不純物は極力低減させる。ただし0.2%以下
のSiやCaは添加しても材料特性に影響を及ぼさない
本発明にあって、スラブの熱間圧延までの熱履歴は前述
したように高温析出物のみを形成させるため必要に応じ
て限定される。すなわち、本発明によれば、 0800℃より低温に低下しないようにして800〜1
300℃にて均熱保持した後熱間圧延を開始するか、 ■800℃より低温に低下したスラブを1130〜13
00℃に均熱保持した後熱間圧延を開始するか、あるい
は ■800℃より低温に低下しないようにして均熱保持す
ることなく800℃以上で熱間圧延を開始するか するのである。
ここに、スラブが800℃より低温になるとγ→α変態
時にTi−C系析出物が出るので焼付硬化量が不安定に
なる。したがって、連続鋳造スラブを800℃よりも低
温に低下させない場合はそのまま熱間圧延してもよいし
、また800〜1300℃の温度で均熱してから圧延し
てもよい。
しかし、800℃より低温になるとその部分はTfC系
の析出物ができるのでこれを溶体化させる必要がある。
このためにはスラブ加熱温度を1130℃以上にする必
要が生じる。一方1300℃超ではエネルギ的にロスが
多いだけで効果がないのでその場合上限を1300℃と
した。
なお、スラブの温度は位置により100℃程度異なるこ
とが多い。本明細書に示した温度は実質的に最終成品と
なりかつ最終成品の材料特性に大きな影響を及ぼす部分
の温度である。スラブのコーナーなどの特殊な部分の温
度は除外される。大略スラブの幅および長さの中央部の
表面あるいは板厚中心温度で代表されると考えてよい。
熱間圧延の終了温度はaoo ’c以上にする必要があ
る。これより低い温度で圧延すると、前述のように圧延
中にTi−C系の析出物が出て焼付硬化量が不安定にな
るからである。
このようにして得られた熱延鋼板は、次いで、脱スケー
ル、冷間圧延、そして再結晶焼鈍、例えば連続焼鈍によ
る再結晶焼鈍が行われる。
なお、冷間圧延は圧下率50〜90%がよい。再結晶焼
鈍は箱焼鈍でも連続焼鈍でも溶融Znめっき処理に先行
する連続熱処理により行ってもよい、この再結晶焼鈍は
冷間圧延組織を再結晶させ深絞り性を向上させるのが目
的である。このための焼鈍温度は600〜900℃が好
ましい。
次いで、再結晶焼鈍済み鋼板は、特に制限はないが、必
要に応じてO〜2%程度の圧下率のtilf圧延をして
出荷される。
(実施例) 実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、こ
れはあくまでも本発明の例示であり、これにより本発明
が限定されるものではない。
実施例1 第1表のAに示す成分に調整された鋼をスラブとなした
後、該スラブを800℃以下にしないようにして100
0〜1300℃に1時間保持し熱間圧延を開始し、仕上
温度的910℃で3.2mm厚まで熱間圧延し、550
℃で壱取った。これを方法のとする。
一方、スラブを一旦500℃に冷却し次いで加熱し種々
の温度に1時間保持後同様の熱間圧延と巻取りを行った
。これを方法■とする。
これら熱間圧延板を酸洗後、0.8 m+w厚にまで冷
間圧延し、次いで820℃14Qsecの連続焼鈍を行
った0次いで伸び率0.2%の調質圧延後焼付硬化性を
測定した。すなわち、焼付硬化性は、JISS号引張試
験片を採取後、2%の予歪を加え、次いで170℃l2
O分の熱処理して再引張を行いその時の降伏応力の上昇
量を焼付硬化量とした。
これらの結果を第1図にグラフにまとめて示す。
方法■の結果を・で、方法■の結果をOで示す。
その結果、方法■では1130℃以上の加熱により3 
kgf/w@”以上の焼付硬化性が安定して得られてい
るのに対し、方法■ではすべてのスラブ加熱温度で安定
した焼付硬化性が得られている。
なおこの他にスラブを鋳造後そのまま直ちに1100〜
900℃で熱間圧延した場合(方法■とする)には同一
処理後4.9kgf/am”の焼付硬化量が得られてい
た9本発明によるスラブの熱履歴を経た材料は熱間圧延
、冷間圧延、再結晶m鈍後、所望の焼付硬化量を安定し
て得られることが明らかである。
また第1表のB、Cに示す成分の鋼に関し前述の方法の
、■と同じ方法で冷延鋼板となした場合の結果を第2図
にグラフで示す。
ム鋼B (方法■)、Δ鯛B (方法■)■鋼C(方法
■)、口調C(方法■) 図示グラフからも分かるように、高温のスラブ加熱にし
た方が大略高い焼付硬化量が得られているか鋼Bは焼付
硬化量のレベルが低く、一方綱Cは焼付硬化量の変動が
大きく不安定になっている。
すなわちjlB、澗Cを使用したのではスラブ加熱条件
を調整しても安定して3〜6 kgf/−s”の焼付硬
化性を得ることができない、この理由は鋼BではC量が
低くかつBが含まれていないためであり、また鋼Cでは
N量が多すぎTi(C,N) 、B、 Nなどの析出物
の形成が不安定になるためである。
実施例2 第1表のAおよびDに示す成分をベースとしてN、Mn
、S、Pを変えた鯛を溶製し前述の方法■でかつ122
0℃にスラブを加熱し同様の方法で冷延鋼板となし焼付
硬化量を測定した。なお、N量を変える場合は、Ti 
 48/14N量が一定になるようにTi量も同時に変
更した。その結果を第3図に示す。
第3図において、・と実線は鋼Aに関する結果でBを添
加したものである。これに対し破線はBを含まない鋼り
に関する結果であり、比較として示している。これより
Bの有無によりN、、Mn、 S。
P量の焼付硬化量への影響の仕方はあまり変わらないが
、Bを添加した鋼Aの方が、Bを含まない鋼Bより焼付
硬化量が0.5〜1.0 kgf/ms’高い傾向にあ
り、それだけ所望とする焼付硬化量を得るためのMn、
 S、 P量の許容範囲が広くなることが分かる。
この結果、本発明の範囲外の成分でも高い焼付硬化量が
得られることもあるが、 N  ≦ 25  ppm Mn  50.25%(望ましくはMn≦0.15%)
S 20.002% P ≧0.03% では焼付硬化量が安定して高いことがわかる。
実施例3 第2表に示す成分の鋼を種々のスラブ保持条件下で85
0℃以上で熱間圧延し3.2 wa−厚とし酸洗後、0
.81厚まで冷間圧延し次いで780℃、20secの
連続焼鈍を行い、さらに1.2%の調質圧延を行った。
焼付硬化量の測定は実施例1と同じである。
引張試験はJISS号試験片にてり、C,T、3方向に
引張って求めた。
(以下余白) 本発明による綱板はr4Mが高く焼付硬化量も3〜6 
kgf/mn+”の範囲内に入っていることがわかる。
これに対して 比較例13はC量が多すぎr値が低い上に焼付硬化量が
高すぎる。
比較例14はMnlが多すぎ焼付硬化量が不足している
比較例15はP量が少なすぎr値が低い上に焼付硬化量
が不足している。
比較例16はS量が少なすぎ焼付硬化量が不足している
比較例17はN量が多すぎ焼付硬化量が不足している。
比較例18はC量が少なすぎ焼付硬化量が不足している
比較例19はTi量が多すぎ焼付硬化量が不足している
比較例20はTi−48/14Nが負のためr値が低く
焼付硬化量が高すぎる。
比較例21はTi−48/14Nが正のため焼付硬化量
が低すぎる。
比較例22はスラブ保持温度が低すぎるため焼付硬化量
が不足している。
比較例23はNb量が多すぎて焼付硬化量が不足してい
る上に伸びが低い。
比較例24はBを含まないため焼付硬化量が不足してい
る。
実施例4 第3表に示す2種の鋼を実施例1の■の方法で熱間圧延
、冷間圧延、焼鈍、調圧し、それらの鋼板の焼付硬化量
に関し、焼付処理温度の影響を調査した。
この結果を第3図に示す。
鋼E (0)はBを含むため170″Cでの焼付硬化量
は十分大きく、焼付温度が低下しても3.0 kg、f
/−一2以上の焼付硬化性が得られるが、鋼F (△)
はBを含んでいないため、170℃での焼付硬化量は十
分あるが、焼付温度が低下してくると焼付硬化量が3 
kgf/ms”以下となり、所望の焼付硬化量が得られ
ない。
このようにBの添加により、将来の焼付温度の低下にも
対応可能な焼付硬化性鋼板が製造可能となる。
(発明の効果) 以上のように本発明方法によれば良好なプレス成形性を
有しつつ適当な焼付硬化能を有した鋼板が安定して製造
可能となるわけで、自動車その他鋼板構造物の強度の確
保と軽量化に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本発明の実施例の結果をまとめ
て示すグラフである。 第1)21 スラブだl芒4L覆 (・C) スラフ゛力D!’!、”JJ更(”j>プ5L4寸硯イ
ヒt (k1シ’iKX’)第4凪 丈九Aす3L/坐 (9り 手続補正書(1劃 平成2年2月28日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で、 C:0.0005〜0.0030%、Mn:0.04〜
    0.25%、P:0.03〜0.20%、S:0.00
    2〜0.015%、sol.Al:0.15%以下、N
    :0.0020%以下、Ti:0.003〜0.025
    %B:0.0002〜0.0015%、48/14N≦
    Ti≦48/14N+48/32S残部Feおよび不可
    避的不純物 よりなる鋼を溶製し、連続鋳造スラブとなした後、熱間
    圧延を800℃以上で終了し、脱スケール後、冷間圧延
    と再結晶焼鈍を行うことを特徴とする焼付硬化性鋼板の
    製造方法。
  2. (2)重量%で、さらにNb:0.001〜0.004
    %以下およびV:0.001〜0.020%以下の1種
    または2種を含む鋼を用いる請求項1記載の焼付硬化性
    鋼板の製造方法。
  3. (3)溶鋼を連続鋳造スラブとなした後 [1]800℃より低温に低下しないようにして800
    〜1300℃にて均熱保持した後熱間圧延を開始するか
    、 [2]800℃より低温に低下したスラブを1130〜
    1300℃に均熱保持した後熱間圧延を開始するか あるいは [3]800℃より低温に低下しないようにして均熱保
    持することなく800℃以上で熱間圧延を開始するか のいずれかを採用し、次いで、熱間圧延を800℃以上
    で終了する請求項1または請求項2記載の焼付硬化性鋼
    板の製造方法。
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