JPH03212118A - モータの過負荷保護方法および過負荷保護装置 - Google Patents

モータの過負荷保護方法および過負荷保護装置

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JPH03212118A
JPH03212118A JP697490A JP697490A JPH03212118A JP H03212118 A JPH03212118 A JP H03212118A JP 697490 A JP697490 A JP 697490A JP 697490 A JP697490 A JP 697490A JP H03212118 A JPH03212118 A JP H03212118A
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JP
Japan
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motor
switching
overload protection
manual switch
voltage
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JP697490A
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Hiromitsu Ogasawara
紘充 小笠原
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、モータの過負荷状態を検出し、モータを停
止させることによって、可動部材の移動範囲を限定する
とともに、過電流に起因する過熱、損傷等からモータを
保護するモータの過負荷保護方法および過負荷保護装置
に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、自動車等において、バワーンート、パワーウ
ィンドウ、パワーミラー等のように、モータの駆動制御
によって、可動部材を移動させる構成が広く知られてい
る。
このような構成において、モータの駆動制御は、たとえ
ば、自動復帰形の切換えスイッチ等からなるマニュアル
スイッチの操作によって行なわれ、マニュアルスイッチ
の操作方向に応じて、可動部材が任意の方向に移動され
る。
ここで、このような構成においては、通常、可動部材の
移動範囲が種々の手段により限定され、移動限度位置で
モータを停止することによって、可動部材の過剰な移動
を防止するとともに、過負荷によって生じる過電流から
モータを保護している。
可動部材の移動範囲を限定する方法として、たとえば、
可動部材の移動限度位置を検出するりミツトスイッチを
用いた構成が知られている。リミットスイッチR31,
R32は、たとえば、第8図(A)に示すように接続さ
れ、移動限度位置への可動部材の到達と同時に、オフと
なるように構成されている。このような構成では1、マ
ニュアルスイッチ112の操作時に、リミットスイッチ
I?S1.!?S2がオフとなることによって、モータ
舛への電圧供給が遮断され、モータ、つまりは、可動部
材が停止して、可動部材の過剰な移動が防止されている
(第8図(B)参照)。
また、他の手段として、たとえば、可動部材のフレーム
等に係止可能なストッパを固定部材等に設け、ストッパ
で可動部材の移動を強制的に阻止することによって、可
動部材の移動範囲を限定する構成が知られている。ここ
で、このような構成においては、たとえば、サーマルプ
ロテクタがモータに内蔵され、サーマルプロテクタがモ
ータの過熱を検出すると、モータへの電圧供給を遮断す
るように構成されている。このような構成lこよれば、
可動部材が移動限度位置に到達し、ストッパニヨって移
動が阻止された後、誤って、マニュアルスイッチを操作
し続けても、サーマルプロテクタがモータの過熱を検出
することによって、モータへの電圧供給が遮断されるた
め、モータの損傷等が防止される。
〔発明が解決しようきする課題〕
ところで、たとえば、リミットスイッチを利用する構成
において、マニュアルスイッチ112の未操作時は、第
8図(A)に示すように、リレー接点120.122 
、リミ・ントスイッf R5I 、R52等を介して、
回路内にループが形成され、モータへの供給電圧を短絡
させている。そのため、モータHに回生制動が作用し、
モータが、回生制動の巻線端末を短絡し、停止状態で保
持される。
しかし、マニュアルスイッチ112の操作時、たとえば
、第8図(B)に示すように、モータ制御リレーRL】
の付勢時において、可動部材が移動限度位置に到達し、
モータHの駆動方向に対応するリミットスイッチR3I
がオフとなると、モータへの供給電圧にループは形成さ
れない。つまり、モータへの供給電圧は短絡されず、モ
ータに回生制動が作用しない。そのため、モータへの供
給電圧が遮断されても、モータは急停止せず、移動時の
慣性力のもとて可動部材のオーバーランを生じる虞れが
あり、可動部材の移動範囲の限定が正確に行なえない。
特に、メモリー機能を有するモータ制御装置等において
、可動部材のオーバーランが生じると、オーバーラン量
が誤差として累積されるため、可動部材の設定位置に大
きなズレを生じさせる虞れがある。
他方、ストッパによって、可動部材の移動を強制的に阻
止する構成によれば、可動部材の過剰な移動は確実に防
止される。しかし、モータの駆動状態で、可動部材の移
動を強制的に阻止するため、モータはi食g状態となり
、モータへの過電流の流入は避けられない。
また、可動部材の停止後に、マニュアルスイッチを操作
し続けても、過電流によってモータが過熱され、モータ
の温度が内蔵のサーマルプロテクタの設定温度以上とな
ると、サーマルプロテクタが作動するため、供給電圧が
遮断される。しかし、サーマルプロテクタの作動後、モ
ータを再始動させるためには、サーマルプロテクタ周辺
の温度が設定温度以下に冷却されるまで待たなければな
らない。そのため、モータの再始動が容易に行なえない
そして、可動部材の移動を機械的に阻止するため、たと
えば、ストッパ、ストッパの取付は箇所、および、スト
ッパと係止される可動部材のフレーム等の強度を補強し
て、各部材の変形を十分に防止する構成としなければな
らない。このような、固定部材、可動部材等の補強は、
各部材、つまりは、装置全体の大型化、重量化を虞れが
あり、好ましくない。
更に、上記のような公知の方法においては、可動部材の
移動範囲の限定と、移動限度位置におけるモータの停止
とを重要視している。逆にいえば、可動部材の移動範囲
内での機械的阻止(メカロツタ)等におけるモータの過
負荷状態は検出しにくいため、過電流からのモータの保
護が十分に行なえない。
この発明は、可動部材の移動範囲を確実に限定するとと
もに、可動部材の移動限度位置、移動範囲内のいずれの
位置においても、モータの過負荷状態を確実に検出して
、モータを過電流から保護するモータの過負荷保護方法
および過負荷保護装置の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この発明のモータの過負荷
保護方法によれば、モータに直列に接続された過電流検
出抵抗端末の電圧値を検出し、検出抵抗端末の電圧値と
スイッチング手段に予め設定された設定値とを、マニュ
アルスイッチの操作中、監視、比較している。そして、
過電流検出抵抗端末の電圧値が、設定値を越えたとき、
モータの過負荷状態と判断し、スイッチング手段の作動
によって、マニュアルスイッチの操作とは無関係に、モ
ータへの供給電圧を遮断するとともに、モータへの供給
電圧を遮断するとともに、回生制動の巻線端末を短絡し
、モータを停止、保持している。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図に示すように、この発明の一実施例に係るモータ
の過負荷保護装置10は、マニュアルスイッチ12と、
スイッチング手段14と、スイッチング部材16と、モ
ータ制御リレーRL1.l?L2と、過電流検出抵抗R
oとを具備して構成されている。そして、モータの過負
荷保護袋ff1lOは、マニュアルスイッチ12の操作
によって、モータ阿の駆動を制御可能に構成されている
。モータ舛として、通常、DCギャードモータが利用さ
れ、モーターは、たとえば、着座姿勢制御装置、各種ミ
ラー等の可動部材(図示しない)の駆動源として装着さ
れる。
第1図に示すように、マニュアルスイッチ12として、
たとえば、可動接点12aと2ポジシヨンの固定接点1
2b、12cとを持ち、可動接点が固定接点のいずれに
も接触しないニュートラルポジションを有する自動復帰
形のシーソー式スイッチが利用できるOたとえば、マニ
ュアルスイッチの可動接点12aは、モータ台等の電源
として利用されるバッテリー18に接続されている。
そして、モータ制御リレーRLI 、 1iL2が、マ
ニュアルスイッチの固定接点12b、12cにそれぞれ
接続されている。モータ制御リレーRL1.RL2とし
て、たとえば、コイルに電流を流すことによって、接点
の開閉を行なう電磁リレーが利用でき、リレーRLI 
、 RL2のリレー接点20.22が、後述するように
、モーターへの供給電圧にそれぞれ接続され、モータ台
、バッテリー18間に介在されている。
モータ制御リレーRLIのリレー接点20は、たとえば
、可動接点20aと2ボジンヨンの固定接点20b、2
0cとを有し、可動接点20aがモータ台への供給電圧
に接続されるとともに、固定接点20b、20cが電源
サイドに接続されている。また、モータ制御リレー1?
L2のリレー接点22も、リレーRLI と同様に、モ
ータ台への供給電圧に接続された可動接点22aと、電
源サイドに接続された固定接点22b、22cとを有し
て形成されている。第1図に実線で示すように、モータ
制御リレーRL1.RL2の消勢時において、可動接点
20a、22aは、固定接点20b、20bにそれぞれ
接触しているとともに、リレーの付勢時においては、た
とえば、−点鎖線の可動接点20aで例示するように、
固定接点20c、22cにそれぞれ切換えられる。
また、過電流検出抵抗ROが、モータ台と直列に接続さ
れ、モータへの過電流の流入を検出可能に構成されてい
る。過電流検出抵抗ROに、モータ電流1oが流れると
、抵抗端末に、IoXRoにより算出される電圧が生じ
、後述するように、この電圧値からモータの過負荷状態
が検出される。
また、この発明の過負荷保護装置10は、スイ・ノチン
グ手段14とスイ・ノチング部材16とを更に備えて構
成されている。スイッチング手段14は、たとえば、2
個のトランジスタTR1,TR2の組合せから、オン、
オフの切換えを行なうように形成され、過電流検出抵抗
RO端末の電圧値と比較される電圧値が予め設定されて
いる。スイ・ツチング手段14の設定値は、たとえば、
トランジスタTRIのベース−エミッタ間電圧VBEと
して設定され、電圧VBEと過電流検出抵抗Ro端末の
電圧値とが、常時比較されている。
たとえば、スイッチング手段14の設定値(トランジス
タTRIの電圧VBE)は、通常、モータ台の定常駆動
時におjする過電流検出抵抗RO端末の電圧値より大き
く設定されている。そして、モータの過負荷状態により
、過電流となったモータ電流IOが過電流検出抵抗RO
に流れ、検出抵抗端末の電圧値が電圧VBEに達すると
、モータが過負荷状態と判断されて、スイッチング手段
14、つまり、トランジスタTR1,71?2がともに
オンとされる。
ここで、モータ台の始動時においては、過電流検出抵抗
ROに大電流が流れ、検出抵抗Ro端末の電圧値が、瞬
間的に、スイッチング手段14の設定値(VBE)より
大きくなる。そこで、たとえば、抵抗R1、コンデンサ
CIの時定数により、過電流検出抵抗Ro端末の電圧値
とスイッチング手段14の設定値との比較を、モータH
の始動から所定時間遅延させるように構成されている。
また、スイッチング部材16として、たとえば、スイッ
チング手段14のオン、オフに連動可能に接続された補
助リレーRL3が利用され、補助リレーのリレー接点2
4が、バッテリー18とモータ制御リレーのリレー接点
20.22との間に介在されている。
補助リレー1?L3として、たとえば、モータ制御リレ
ーRLI、I?L2と同様に、電磁リレーが利用できる
そして、たとえば、リレー接点24の可動接点24aが
モータ制御リレーの固定接点20c、22cに、固定接
点24bがバッテリー18に、固定接点24Gがモータ
制御リレーの固定接点20b、22bにそれぞれ接続さ
れている。補助リレーの可動接点24aは、消勢時、固
定接点24bに接触し、スイッチング手段14のオンに
伴なって、補助リレー1?L3が付勢されると、固定接
点24cに切換えられる。
上記のような過負荷保護装置10の作動を、第1図の回
路図に加えて、第2図、第3図のタイムチャートを参照
しながら説明する。
第1図に実線で示すように、マニュアルスイ・ノチ12
の未操作時においては、モータ制御リレーRL1、RL
2はともに消勢され、モータ制御リレーRLIの可動接
点20aが固定接点20bに、モータ制御リレーRL2
の可動接点22aが固定接点22bにそれぞれ接触され
ている。また、マニュアルスイッチ12の未操作時にお
いては、モータ阿は通常状態にあるため、第2図に示す
よう1こ、補助リレーRL3は消勢され、第1図に実線
で示すように、可動接点24aが固定接点24bに接触
されている。
このとき、モータ阿への供給電圧は、モータ制御リレー
RL1.RL2のリレー接点20.22を介して短絡さ
れ、第2図に示すように、モータに回生制動が作用し、
モータの停止状態が保持されている。
そして、このような状態から、たとえば、マニュアルス
イッチ12を操作し、第1図に一点鎖線で示すように、
可動接点12aを固定接点12bに接触させると、第2
図に示すように、モータ制御リレーRLIが付勢されて
、第1図に一点鎖線で示すように、リレーRLIの可動
接点20aが、固定接点20bから固定接点20cに切
換えられる。すると、補助リレーRL3のリレー接点2
4、モータ制御リレーRLIのリレー接点20を介して
、バッテリー18からの供給電圧がモータNに印加され
、第2図に示すように、モータが駆動される。
なお、第2図を見るとわかるように、過電流検出抵抗R
Oの端末電圧が、スイッチング手段14の設定値VBE
より小さいため、トランジスタTR1,TR2はともに
オフとされ、補助リレーRL3は消勢されたままで保持
される。
そして、任意のポジションへの可動部材の移動後、マニ
ュアルスイッチ12への操作力を解除すると、マニュア
ルスイッチの可動接点12a ハ=コートラルポジンヨ
ンに復帰する。すると、第2図に示すように、モータ制
御リレーRLIが消勢され、対応する可動接点20aが
固定接点20cから固定接点20bに切換えられて、モ
ータ阿への供給電圧が遮断されるとともに、モータへの
供給電圧がリレー接点20.22を介して、再度、短絡
されて、モータに回生制動が作用する。
ところで、マニュアルスイッチ12の操作に伴なうモー
タ阿の駆動中に、可動部材が限度位置に到達するか、メ
カロック等により拘束され、モータにが過Qa状態とな
ると、モータ電流1oが過電流上なり、第3図に示すよ
うに、過電流検出抵抗RO端末の電圧値を上昇させる。
そして、過電流検出抵抗RO端末の電圧値が、スイッチ
ング手段14の設定値VBEに達すると、トランジスタ
TR1,TR2がともにオンとなり、補助リレーRL3
に電流が流れて、補助リレーが付勢される。すると、補
助リレーRL3の可動接点24aが、固定接点24bか
ら固定接点24cに切換えられて、マニュアルスイッチ
の操作とは無関係に、モータHへの電圧供給が遮断され
、モータが直ちに停止される。
このとき、マニュアルスイッチ12は操作されたままで
あるため、モータ制御リレーRLIは付勢された状態で
あり、リレーRLIの可動接点20aは固定接点20c
に接触している。つまり、モータ8への供給電圧は、リ
レー接点20.22.24を介して短絡され、モータに
回生制動が作用する。そのため、モータ阿は、回生制動
の巻線端末を短絡し、停止される。
ここで、トランジスタTR1,TR2は、過電流検出抵
抗Ro端末の電圧がゼロとなっても、オンの状態を保持
するように構成され、各トランジスタは、たとえば、マ
ニュアルスイッチ12のオフに伴なって、オフとされる
。つまり、−度オンとなると、マニュアルスイッチ12
が操作されているかぎり、トランジスタTR1,TR2
のオンの状態が維持され、補助リレーRL3の可動接点
24aを固定接点24Cに接触させている。そのため、
可動部材の移動範囲内において、モータ践が過負荷状態
で停止されても、モータに回生制動が確実に作用し、モ
ータの停止精度の向上がはかられる。
そして、マニュアルスイッチ12の操作力を解除すると
、可動接点128はニュートラルポジションに復帰して
、マニュアルスイッチはオフとなり、モータ制御リレー
RLIは消勢され、対応する可動接点20が固定接点2
0cから固定接点zobに切換えられる。そして、モー
タ暦への供給電圧は、マニュアルスイッチ12の操作前
と同様に、モータ制御リレーRL1.RL2のリレー接
点20.22を介して、再び短絡され、モータが回生制
動によって、停止状態に保持される。つまり、回生制動
によるモータ阿の停止保持は、マニュアルスイッチ12
をオフとした後も継続される。
このとき、トランジスタTR1,TR2への電圧供給も
遮断されるため、第3図に示すように、各トランジスタ
はオフとなり、補助リレーRL3が消勢される。すると
、補助リレーRL3の可動接点24が固定接点24cか
ら24bに切換えられて、補助リレー1?L3のリレー
接点が初期状態に復帰する。
上記のように、この発明のモータの過負荷保護電圧値と
スイッチング手段14に予め設定された設定値VBEと
を、マニュアルスイッチ12の操作中、監視、比較して
いる。そして、過電流検出抵抗R。
端末の電圧値が、設定値VBEに達すると、モータ阿の
過負荷状態と判断し、スイッチング手段14の作動によ
って、マニュアルスイッチの操作とは無関係に、モータ
への供給電圧を遮断するとともに、モータへの供給電圧
を遮断するとともに、回生制動の巻線端末を短絡し、モ
ータを停止、保持している。
つまり、移動限度位置に達するか、または、移動中のメ
カロツタ等により、可動部材の移動が阻止されて、モー
タNが過負荷状態となると、可動部材のいずれの位置に
おいても、モータへの電圧供給が遮断され、回生制動の
制動力の巻線端末を短絡し、直ちに停止される。そのた
め、たとえば、移動限度位置における可動部材のオーバ
ーランが確実に防止され、可動部材の移動範囲の限定が
正確に行なえる。従って、メモリー機能を備えたモータ
制御装置等においても、累積誤差が生じないため、メモ
リーポジションへの可動部材の復帰が確実に行なえる。
また、移動限度位置への可動部材の到達に伴なう、モー
タ阿への過電流の検出によって、モータが直ちに停止さ
れる。つまり、サーマルプロテクタを利用した公知の構
成と異なり、サーマルプロテクタの温度下降を待つこと
なく、モータの拘束後、 −El、マニュアルスイッチ
12をオフとし、モータNを正常な状態に戻せばよいた
め、モータの再始動が容易に行なえる。
そして、移動限度位置において、可動部材の移動が阻止
されると、モータ阿は直ちに停止されるため、モータは
長時間拘束されず、移動限度位置で可動部材の移動を阻
止するストッパ周辺に、強い力が作用しない。そのため
、ストッパ周辺の固定部材、可動部材のフレーム等を補
強することもなく、固定部材、可動部材の小型化、軽量
化がはかられる。
また、この発明のモータの過負荷保護装置10によれば
、簡単な構成にも拘らず、上記のモータの過負荷保護方
法が適切に遂行でき、過電流からのモータ阿の保護が正
確に行なえるとともに、モータの停止精度の向上が十分
にはかられる。
なお、実施例においては、マニュアルスイッチの可動接
点12aを固定接点12b側に操作した場合を仮定して
説明しているが、これとは逆に、可動接点12aを固定
接点12c側に操作した場合においても、上記と同様な
動作が行なわれる。ただし、この場合においては、マニ
ュアルスイッチの可動接点12aを固定接点12cに接
触させることにより、モータ制御リレーRL2が付勢さ
れ、対応するリレー接点22が切換えられるため、モー
タ月は逆転される。
そして、実施例において、スイッチング手段14は、2
個のトランジスタTI?1.TR2を組合せて形成され
ているが、これに限定されず、たとえば、1つの小電力
用サイリスタ(SCR)から形成してもよいO また、実施例においては、補助リレーRL3を利用して
、モータNへの供給電圧の遮断、および、モータへの供
給電圧の短絡を行なっている。しかし、これに限定され
ず、たとえば、第4図に示すこの発明の第2実施例のよ
うに、ツェナーダイオードzD1、トランジスタTR3
を有するスイッチング部材16を利用して、モータ阿へ
の供給電圧の遮断、モータへの供給電圧の短絡を行なう
構成としてもよい。
第4図に示す第2実施例のモータの過負荷保護装置11
0によれば、たとえば、並列のダイオードD1.D2を
それぞれ備えたモータ制御リレーRLI・RL2が、マ
ニュアルスイッチの固定接点12b、12cにそれぞれ
接続されている。また、たとえば、ダイオードD3゜D
4を介して、スイッチング手段14、スイッチング部材
16がマニュアルスイッチの固定接点12b、12cに
接続されている。
上記のような、この発明の第2実施例における、モータ
の過負荷保護装置110の作動を、第4図の回路図に加
えて、第5図、第6図のタイムチャートを参照しながら
説明する。
第4図、第5図に示すように、マニュアルスイッチ12
の未操作時においては、モータ阿への供給電圧が短絡さ
れ、モータに回生制動が作用して、モータを停止状態に
保持している。
このような状態から、マニュアルスィッチ12ヲ操作し
、たとえば、可動接点12aを固定接点12bに接触さ
せると、トランジスタTR1,TR2がとモニオフであ
るため、バッテリー18からの電流が、ダイオードD4
、抵抗R2、ツェナーダイオード201を介して、トラ
ンジスタTR3に流入される。すると、第5図に示すよ
うに、トランジスタTR3がオンとなり、モータ制御リ
レーRLIが付勢され、対応する可動接点20aが、−
点鎖線で示すように、固定接点20bから固定接点20
cに切換えられる。そして、モータ制御リレーRLIの
付勢に伴なうリレー接点20の切換えによって、バッテ
リーlδからの電流が、たとえば、リレー接点2o、モ
ータ阿、リレー接点22を介して、過電流検出抵抗Ro
に流れ、モータが任意の方向に駆動される。
このとき、過電流検出抵抗Ro端末の電圧とスイッチン
グ手段14の設定値VBEとは、常時比較されるが、モ
ータの定常駆動時において、検出抵抗R。
端末の電圧は、設定値より小さいため、トランジスタT
R1,TR2はともにオフのまま保持される。
そして、このような状態から、マニュアルスイッチ12
をオフとすると、トランジスタTR3のベース電流が遮
断されるため、トランジスタTR3はオフとなる。そし
て、トランジスタTR3のオフに伴なって、モータ制御
リレーRLIが消勢され、対応する可動接点20aが固
定接点20cから固定接点2゜bに切換えられる。する
と、モータ阿への供給電圧が遮断されるとともに、モー
タへの供給電圧が短絡されて、モータに回生制動が作用
するため、モータは、回生制動により停止される。
ところで、モータ月が過負荷状態となると、モータ電流
1oが過電流となり、過電流検出抵抗Ro端末の電圧値
が上昇する。そして、過電流検出抵抗Ro端末の電圧値
が上昇して、第6図に示すように、スイッチング手段1
4の設定値VBHに達すると、トランジスタTR1,T
R2がともにオンとなる。ここで、トランジスタTR1
,TR2がオンとなると、マニュアルスイッチ12、ダ
イオードD4を介して流入される電流は、ツェナーダイ
オードZDIよりもトランジスタTR1,TR2に流れ
やすくなるため、ツェナーダイオードZDI 、  )
ランジスタTI?2のエミッタの接続点電位VEはロー
レベル(約IV以下)に低下する。
このとき、ツェナーダイオード201のツェナー電圧を
ローレベル時の接続点電位VEより大きく設定しておけ
ば、接続点電位VEの低下と同時に、トランジスタTR
3のベースに電流が流れなくなり、トランジスタTR3
がオフとなる。すると、モータ制御リレーRLIに電流
が流れなくなるため、マニュアルスイッチ12の操作と
は無関係に、リレーRLlは消勢され、リレー接点2o
が切換えられて、モータ吾が停止される。そして、モー
タ制御リレーRLIの可動接点20aは、固定接点20
cから固定接点20bに切換えられるため、モータNへ
の供給電圧は、リレー接点20.22を介して短絡され
、モータに回生制動が作用する。
そして、マニュアルスイッチ12の操作力を解除し、オ
フとすることによって、トランジスタTRI。
TR2がオフとなり、モータの過負荷保護袋fit 1
10が初期状態に戻される。
上記のように、ツェナーダイオードZDI 、)ランジ
スタTR3を有するスイッチング部材16を利用した構
成の過負荷保護装置110においても、簡単な構成にも
拘らず、上記のモータの過負荷保護方法が適切に遂行で
きる。
なお、過負荷保護装置10.110は、第1図、第4図
にそれぞれ示すように、1個のモータ阿を制御、保護す
る過負荷保護装置として具体化されているが、これに限
定されず、複数個のモータを制御、保護する構成に応用
してもよい。
たとえば、過負荷保護装置11Gを応用して、2個のモ
ータ旧、M2を制御、保護する過負荷保護装置210を
第7図に示す。このような構成の過負荷保護装置210
は、第4図に示す過負荷保護装置IIOと同様の動作に
より、モータ阿1.M2の駆動制御、および、過電流か
らの保護を行なう。
このような構成において、たとえば、マニュアルスイッ
チ12の操作に対しては、モータ制御リレRLla、R
L2aのいずれかが付勢され、対応するリレー接点20
.22の切換えによって、モータM1が駆動制御される
。また、マニュアルスイッチ13の操作に対しては、モ
ータ制御リレーR1,1b、l1L2bのいずれかが付
勢され、対応するリレー接点21.23の切換えによっ
て、モータM2が駆動制御される。
なお、第7図に示す過負荷保護装置210においては、
モータ旧、M2の一方、または、双方が過負荷状態とな
ると、双方のモータが同時に停止するように構成されて
いる。このような構成によれば、過電流からのモータM
1.M2の保護に加えて、着座者等の安全性が1−分に
確保される。
そして、このように、複数個のモータを同時に制御、保
護する構成では、ンートスライド装置、リクライニング
装置等を同時に作動させるパワーシート等に、特に有効
に利用できる。
なお、この発明のモータの過負荷保護方法は、自動車に
限定されず、可動部材の駆動源として配設されるモータ
の保護方法として、広く応用できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を回答限定するものでなく、この発明の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明に係るモータの過負荷保護方法
によれば、モータに直列に接続された過電流検出抵抗端
末の電圧値を検出し、検出抵抗端末の電圧値とスイッチ
ング手段に予め設定された設定値とを、マニュアルスイ
ッチの操作中、素置監視、比較している。そして、過電
流検出抵抗端末の電圧値が、設定値に達すると、モータ
の過負荷状態と判断し、スイッチング手段の作動によっ
て、マニュアルスイッチの操作とは無関係に、モータへ
の供給電圧を遮断するとともに、モータへの供給電圧を
遮断するとともに、回生制動の巻線端末を短絡し、モー
タを停止、保持している。つまり、モータが過負荷状態
となると、可動部材のいずれの位置においても、モータ
への電圧供給が遮断され、回生制動の巻線端末を短絡し
、直ちに停止される。そのため、移動限度位置における
可動部材のオーバーランが確実に防止され、可動部材の
移動範囲の限定が適確に行なえる。
また、移動限度位置への可動部材の到達に伴なう、モー
タへの過電流の検出によって、モータが直ちに停止され
る。つまり、サーマルプロテクタを利用した公知の構成
と異なり、サーマルプロテクタの温度下降を待つことな
く、モータの拘束後、−旦、マニュアルスイッチをオフ
とし、モータを正常な状態に戻せばよいため、モータの
再始動が容易に行なえる。
そして、移動限度位置において、可動部材の移動が阻止
されても、モータは直ちに停止されるため、モータは長
時間拘束されず、移動限度位置で可動部材の移動を阻止
するストッパ周辺に、強い力が作用しない。そのため、
固定部材、可動部材のフレーム等を補強することもなく
、固定部材、可動部材、つまりは、装置全体の小型化、
軽量化がはかられる。
更に、マニュアルスイッチがオフとされるまで、モータ
への供給電圧の遮断、モータへの供給電圧の短絡を継続
させれば、モータの誤動作が確実に防止できる。そのた
め、過電流からのモータの保護、可動部材の停止精度の
向上等が、より確実にはかられる。
また、この発明のモータの過負荷保護装置によれば、簡
単な構成にも拘らず、上記のモータの過負荷保護方法が
適切に遂行でき、過電流からのモータの保護が正確に行
なえるとともに、モータの停止精度の向上が1−分には
かられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るモータの過負荷保護装置の概
略回路図、 第2閏、第3図は、この発明に係るモータの過負荷保護
方法の各タイムチャート、 第4図は、この発明の第2実施例に係る、モータの過負
荷保護装置の概略回路図、 第5図、第6図は、この発明の第2実施例に係る、モー
タの過負荷保護方法の各タイムチャート、第7図は、モ
ータの過負荷保護装置の応用例における回路図、 第8図(A) 、 (B)は、モータ保護前、保護後に
おける、公知のモータの過負荷保護装置の作動図である
。 10.110.210 :モータの過負荷保護装置、1
2:マニュアルスイッチ、14ニスイツチング手段、1
6:スイッチング部材、20.22  :モータ制御リ
レーのリレー接点、24:補助リレーのリレー接点、M
:モータ、Ro:過電流検出抵抗、RLl、RL2 :
モータ制御リレー、TR1,TI?2  : )ランジ
スタ(スイッチング手段)、RL3:補助リレー(スイ
ッチング部材)、ZDI  :ツェナーダイオード(ス
イッチング部材)、TR3: )ランジスタ(スイッチ
ング部材)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータに直列に接続された過電流検出抵抗端末の
    電圧値を検出し、 マニュアルスイッチの操作中、スイッチング手段に予め
    設定された設定値と、検出抵抗端末の電圧値とを監視、
    比較し、 検出抵抗端末の電圧値が設定値に達すると、モータの過
    負荷状態と判断し、スイッチング手段の作動によって、
    マニュアルスイッチの操作とは無関係に、モータへの供
    給電圧を遮断するとともに、モータの巻線端末を短絡し
    、モータに作用する回生制動のもとで、モータを停止、
    保持するモータの過負荷保護方法。
  2. (2)モータが過負荷状態と判断されると、マニュアル
    スイッチがオフとされるまで、モータへの電圧供給の遮
    断、モータの巻線端末の短絡が、そのままの状態で継続
    される請求項1記載のモータの過負荷保護方法。
  3. (3)可動部材を移動させるためのモータと、モータを
    任意に駆動し、可動部材のポジションを調整可能なマニ
    ュアルスイッチと、 マニュアルスイッチの操作に伴なう可動接点の切換えに
    よって、モータの駆動制御を行なうモータ制御リレーと
    、 モータに直列に接続された過電流検出抵抗と、過電流検
    出抵抗の端末電圧と比較される電圧値が予め設定された
    スイッチング手段と、 スイッチング手段の作動によりスイッチング動作を行な
    うスイッチング部材と、 を具備し、 過電流検出抵抗の端末電圧が設定値に達すると、スイッ
    チング手段の作動に伴なう、スイッチング部材のスイッ
    チング動作によって、マニュアルスイッチの操作とは無
    関係に、モータへの電圧供給が遮断されるとともに、モ
    ータの巻線端末が短絡されるモータの過負荷保護装置。
  4. (4)電源、モータ間に可動接点の介在された補助リレ
    ーから、スイッチング部材が形成され、スイッチング手
    段の作動に伴なう補助リレーの可動接点の切換えによっ
    て、モータへの電圧供給が遮断されるとともに、モータ
    の巻線端末が短絡される請求項3記載のモータの過負荷
    保護装置。
  5. (5)スイッチング手段に並列に接続されたツェナーダ
    イオードとトランジスタとを備えて、スイッチング部材
    が形成され、 スイッチング手段の作動に伴なうトランジスタのスイッ
    チング作用によって、対応するモータ制御リレーが消勢
    されて、モータへの電圧供給が遮断されるとともに、モ
    ータの巻線端末が短絡される請求項3記載のモータの過
    負荷保護装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017115594A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 日立工機株式会社 電動工具

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