JPH0321682B2 - - Google Patents
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- JPH0321682B2 JPH0321682B2 JP14403682A JP14403682A JPH0321682B2 JP H0321682 B2 JPH0321682 B2 JP H0321682B2 JP 14403682 A JP14403682 A JP 14403682A JP 14403682 A JP14403682 A JP 14403682A JP H0321682 B2 JPH0321682 B2 JP H0321682B2
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- roadbed material
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- Expired
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気炉スラグを利用した路盤材に関
し、その使用をも包含する。
し、その使用をも包含する。
電気炉製鋼に伴うスラグには、酸化精錬期の終
りに排出される酸化期スラグ(ふつう「酸化スラ
グ」と略称される)と、還元精錬の完了により排
出される還元期スラグ(これも「還元スラグ」と
略称される)とがあり、重量にして、おおよそ
7:3の割合で発生する。
りに排出される酸化期スラグ(ふつう「酸化スラ
グ」と略称される)と、還元精錬の完了により排
出される還元期スラグ(これも「還元スラグ」と
略称される)とがあり、重量にして、おおよそ
7:3の割合で発生する。
従来、酸化スラグは適宜の大きさに破砕して、
コンクリートの骨材やアスフアルト舗装の路盤材
として利用することが試みられ、一応の成功をみ
ていたが、還元スラグにはこれといつた利用の途
がなく、埋立てに使われる程度であつた。
コンクリートの骨材やアスフアルト舗装の路盤材
として利用することが試みられ、一応の成功をみ
ていたが、還元スラグにはこれといつた利用の途
がなく、埋立てに使われる程度であつた。
還元スラグが利用されない最大の理由は、発生
時に、その中に多量に含まれているケイ酸二カル
シウム2CaO・SiO2が高温から低温に冷却される
と、β相からγ相に変態し、変態に伴う体積膨脹
のため崩壊粉化する傾向があり、粉塵が立つて取
扱いにくいだけでなく、ある程度の粒径を要求さ
れる用途には向けられないということにある。
時に、その中に多量に含まれているケイ酸二カル
シウム2CaO・SiO2が高温から低温に冷却される
と、β相からγ相に変態し、変態に伴う体積膨脹
のため崩壊粉化する傾向があり、粉塵が立つて取
扱いにくいだけでなく、ある程度の粒径を要求さ
れる用途には向けられないということにある。
本発明者らは、酸化スラグだけでなく還元スラ
グをも含めた電気炉スラグ全体の利用を意図して
研究し、両者を一定の割合で配合したものが、路
盤材として、たとえばアスフアルト舗装の下の路
盤に有用であることを見出し、その最適な使用法
を確立して本発明に至つた。
グをも含めた電気炉スラグ全体の利用を意図して
研究し、両者を一定の割合で配合したものが、路
盤材として、たとえばアスフアルト舗装の下の路
盤に有用であることを見出し、その最適な使用法
を確立して本発明に至つた。
本発明の電気炉スラグを利用した路盤材は、電
気炉製鋼に伴い排出される酸化スラグおよび還元
スラグを路盤材として適当な大きさに破砕し、必
要により粒度調整を行なつて、酸化スラグ:還元
スラグ=80〜60%:20〜40%(重量%)の割合で
配合してなるものである。
気炉製鋼に伴い排出される酸化スラグおよび還元
スラグを路盤材として適当な大きさに破砕し、必
要により粒度調整を行なつて、酸化スラグ:還元
スラグ=80〜60%:20〜40%(重量%)の割合で
配合してなるものである。
酸化スラグと還元スラグとを種々の割合で配合
したもの、および酸化スラグ単独の破砕物をつき
固め、一軸圧縮強度を測定した結果は、第1図に
示すとおりである。
したもの、および酸化スラグ単独の破砕物をつき
固め、一軸圧縮強度を測定した結果は、第1図に
示すとおりである。
第1図のグラフにみるとおり、酸化スラグに還
元スラグを配合したものは、従来試みられた酸化
スラグ単独の使用よりも好成積である。そして、
両者の配合比は、前記した、酸化スラグ:還元ス
ラグ=80〜60%:20〜40%の範囲が有用であつ
て、とくに70:30近辺が最適である。前述のよう
に、酸化スラグと還元スラグとは、ほぼ7:3の
割合で発生するので、本発明に従つてこれを路盤
材として利用するには、発生したスラグをそのま
ま使えばよいことになり、すこぶる好都合であ
る。
元スラグを配合したものは、従来試みられた酸化
スラグ単独の使用よりも好成積である。そして、
両者の配合比は、前記した、酸化スラグ:還元ス
ラグ=80〜60%:20〜40%の範囲が有用であつ
て、とくに70:30近辺が最適である。前述のよう
に、酸化スラグと還元スラグとは、ほぼ7:3の
割合で発生するので、本発明に従つてこれを路盤
材として利用するには、発生したスラグをそのま
ま使えばよいことになり、すこぶる好都合であ
る。
酸化スラグと還元スラグとを複合使用して好成
績が得られる理由は明らかでないが、ひとつは前
者が適度に大きい粒度を有するところ、後者が比
較的細粉であつて、その間に入り込み、全体とし
て好ましい分布をすることがあげられ、いまひと
つは、還元スラグが酸化スラグより高い水硬性を
もつことにあると考えられる。天然砕石との強度
を比較するため、修正CBR試験を実施した。結
果は良好で、第2図に示すとおりである。酸化ス
ラグおよび還元スラグには若干の遊離石灰が含有
されることが避け難く、これを含んだまま路盤に
施工すると、後にCaO→Ca(OH)2の変化にもと
づく体積膨脹が起つて、アスフアルト舗装であれ
ばワレを生じるから、あらかじめ十分に消化して
おかなければならない。この対策としてエージン
グを試みたところ、第3図に示す結果を得た。ス
ラグの水浸膨脹率が、3カ月後にはほとんど問題
にならなくなることから、酸化スラグおよび還元
スラグは、水の作用の下に3カ月以上おくエージ
ングの後に使用することが好ましい。水は、スラ
グの破砕の直後に放水すれば足り、あとは雨水お
よび空気中の湿分の吸収により進行する。
績が得られる理由は明らかでないが、ひとつは前
者が適度に大きい粒度を有するところ、後者が比
較的細粉であつて、その間に入り込み、全体とし
て好ましい分布をすることがあげられ、いまひと
つは、還元スラグが酸化スラグより高い水硬性を
もつことにあると考えられる。天然砕石との強度
を比較するため、修正CBR試験を実施した。結
果は良好で、第2図に示すとおりである。酸化ス
ラグおよび還元スラグには若干の遊離石灰が含有
されることが避け難く、これを含んだまま路盤に
施工すると、後にCaO→Ca(OH)2の変化にもと
づく体積膨脹が起つて、アスフアルト舗装であれ
ばワレを生じるから、あらかじめ十分に消化して
おかなければならない。この対策としてエージン
グを試みたところ、第3図に示す結果を得た。ス
ラグの水浸膨脹率が、3カ月後にはほとんど問題
にならなくなることから、酸化スラグおよび還元
スラグは、水の作用の下に3カ月以上おくエージ
ングの後に使用することが好ましい。水は、スラ
グの破砕の直後に放水すれば足り、あとは雨水お
よび空気中の湿分の吸収により進行する。
次に、路盤への施工に際しては、前記した、還
元スラグがもつ若干の、そしてわずかではあるが
酸化スラグも有する水硬性を活用するため、本発
明の路盤材組成物に、適量の水を与えるべきであ
る。適切な初期含水率の値は、スラグの化学組成
のほか粒度分布などの条件によつても多少は異な
るが、代表的な例についての実験結果を示せば、
第3図のとおりである。つまり、酸化スラグ:還
元スラグ=80〜60%:20〜40%の配合割合におい
ては、初期含水率を6〜10%の範囲にえらべば、
路盤材(HMS)として必要な一軸圧縮強度12
Kg/cm2を上回る値が得られる。なお、図から、
70:30の最適配合比の場合は、もつと広い範囲の
初期含水率を採用できること、そして最適の初期
含水率をえらぶことによつて、きわめて高い一軸
圧縮強度が得られることがわかる。
元スラグがもつ若干の、そしてわずかではあるが
酸化スラグも有する水硬性を活用するため、本発
明の路盤材組成物に、適量の水を与えるべきであ
る。適切な初期含水率の値は、スラグの化学組成
のほか粒度分布などの条件によつても多少は異な
るが、代表的な例についての実験結果を示せば、
第3図のとおりである。つまり、酸化スラグ:還
元スラグ=80〜60%:20〜40%の配合割合におい
ては、初期含水率を6〜10%の範囲にえらべば、
路盤材(HMS)として必要な一軸圧縮強度12
Kg/cm2を上回る値が得られる。なお、図から、
70:30の最適配合比の場合は、もつと広い範囲の
初期含水率を採用できること、そして最適の初期
含水率をえらぶことによつて、きわめて高い一軸
圧縮強度が得られることがわかる。
路盤材としての施工は、上記の注意を払えば、
そのほかは慣用の技術に従つて実施できる。
そのほかは慣用の技術に従つて実施できる。
本発明は酸化スラグおよび還元スラグからなる
電気炉スラグを発生比率のまま完全に利用するも
のであり、排出物の処理と資源の節約との一石二
鳥の効果がある。本発明の路盤材を得るに必要な
工程は、破砕と多少の粒度調整および混合だけで
あるから、特別の装置を必要とせず、消費エネル
ギーもわずかであつて、コストはきわめて低い。
これを使用した路盤は、通常のアスフアルト舗装
にとつては十分な強度があり、実用性は高い。
電気炉スラグを発生比率のまま完全に利用するも
のであり、排出物の処理と資源の節約との一石二
鳥の効果がある。本発明の路盤材を得るに必要な
工程は、破砕と多少の粒度調整および混合だけで
あるから、特別の装置を必要とせず、消費エネル
ギーもわずかであつて、コストはきわめて低い。
これを使用した路盤は、通常のアスフアルト舗装
にとつては十分な強度があり、実用性は高い。
実施例
酸化スラグと還元スラグとを、発生比率のま
ま、すなわち69%+31%(重量)の割合で使用し
た。それぞれの化学組成はつぎのとおりである。
ま、すなわち69%+31%(重量)の割合で使用し
た。それぞれの化学組成はつぎのとおりである。
酸化スラグ 還元スラグ
CaO 41.8 49.4
SiO2 20.2 28.2
Al2O3 4.7 11.8
FeO 22.8 0.8
MgO 3.6 7.6
MnS 5.9 0.2
S 0.09 0.26
酸化スラグと、還元スラグのうち若干の塊状の
ものと破砕し、ふるい分けで、最大径25mmまでと
した。累積粒度分布は下記のとおりであつて、併
記したMS−25粒度規格をみたしている。粒 径 累積粒度分布(%) MS−25粒度規格 25mm 100 95−100 20 90.0 13 74.6 55−85 10 66.8 5 52.3 30−65 2.5 39.3 20−50 1.2 30.6 0.6 21.1 0.4 19.0 10−30 0.3 17.0 0.15 10.9 0.074 6.4 2−10 上記の路盤材について、JIS A5015による一軸
圧縮強度試験を実施した。その結果はつぎのとお
りであつた。
ものと破砕し、ふるい分けで、最大径25mmまでと
した。累積粒度分布は下記のとおりであつて、併
記したMS−25粒度規格をみたしている。粒 径 累積粒度分布(%) MS−25粒度規格 25mm 100 95−100 20 90.0 13 74.6 55−85 10 66.8 5 52.3 30−65 2.5 39.3 20−50 1.2 30.6 0.6 21.1 0.4 19.0 10−30 0.3 17.0 0.15 10.9 0.074 6.4 2−10 上記の路盤材について、JIS A5015による一軸
圧縮強度試験を実施した。その結果はつぎのとお
りであつた。
最適含水比 7.1%
一軸圧縮強度 15Kg/cm2
また、アスフアルト舗装要綱にもとづく修正
CBR試験を実施した。その結果はつぎのとおり
である。
CBR試験を実施した。その結果はつぎのとおり
である。
最適含水比 6.2%
最大乾燥密度 2.840g/cm3
修正CBR値 114.0%
第1図は、電気炉スラグを路盤材として使用し
たときの、スラグ組成と一軸圧縮強度との関係を
あらわすグラフである。第2図は、スラグ組成と
修CBR値の関係をあらわすグラフである。第3
図は、電気炉スラグの水浸膨脹率がエージングに
より低下する状況を示すグラフである。第4図
は、本発明の路盤材を使用する際の、初期含水比
が一軸圧縮強度に与える影響を示すグラフであ
る。
たときの、スラグ組成と一軸圧縮強度との関係を
あらわすグラフである。第2図は、スラグ組成と
修CBR値の関係をあらわすグラフである。第3
図は、電気炉スラグの水浸膨脹率がエージングに
より低下する状況を示すグラフである。第4図
は、本発明の路盤材を使用する際の、初期含水比
が一軸圧縮強度に与える影響を示すグラフであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気炉製鋼に伴い排出される酸化スラグおよ
び還元スラグを路盤材として適当な大きさに破砕
し、必要により粒度調整を行なつて、酸化スラ
グ:還元スラグ=80〜60%:20〜40%(重量%)
の割合で配合してなる路盤材。 2 還元スラグを水の作用の下に3ケ月以上おく
エージングの後に使用する特許請求の範囲第1項
の路盤材。 3 電気炉製鋼に伴い排出される酸化スラグおよ
び還元スラグを路盤材として適当な大きさに破砕
し、必要により粒度調整を行なつて、酸化スラ
グ:還元スラグ=80〜60%:20〜40%(重量%)
の割合で配合してなる路盤材を、初期含水比6〜
10%の状態で締め固めることからなる路盤工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14403682A JPS5934302A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 路盤材および路盤工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14403682A JPS5934302A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 路盤材および路盤工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5934302A JPS5934302A (ja) | 1984-02-24 |
| JPH0321682B2 true JPH0321682B2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=15352822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14403682A Granted JPS5934302A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 路盤材および路盤工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934302A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63279267A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-16 | Ueno Hiroshi | 薄肉金属の多色印刷方法 |
| JPH01123671A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-16 | Maakutetsuku Kk | ドットマーキング方法 |
| JP6316626B2 (ja) * | 2014-03-17 | 2018-04-25 | 日新製鋼株式会社 | 土木材料及びその製造方法 |
| JP6766831B2 (ja) * | 2018-02-10 | 2020-10-14 | Jfeスチール株式会社 | 製鋼スラグ路盤材の製造方法 |
| JP6766832B2 (ja) * | 2018-02-10 | 2020-10-14 | Jfeスチール株式会社 | 製鋼スラグ路盤材の製造方法 |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP14403682A patent/JPS5934302A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5934302A (ja) | 1984-02-24 |
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