JPH03218821A - 熱線反射ガラス - Google Patents
熱線反射ガラスInfo
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- JPH03218821A JPH03218821A JP1224492A JP22449289A JPH03218821A JP H03218821 A JPH03218821 A JP H03218821A JP 1224492 A JP1224492 A JP 1224492A JP 22449289 A JP22449289 A JP 22449289A JP H03218821 A JPH03218821 A JP H03218821A
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- JP
- Japan
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- film
- refractive index
- glass
- low refractive
- heat ray
- Prior art date
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、熱線反射ガラスに関するものであり、特に耐
久性に優れ、且つ高い可視光線透過率と高い熱線反射率
を有する熱線反射ガラスに関するものである。
久性に優れ、且つ高い可視光線透過率と高い熱線反射率
を有する熱線反射ガラスに関するものである。
[従来の技術〕
熱線反射ガラスは、建築のビル用に多く使われている。
最近ではデザイン面から2〜4層程度の多層コーティン
グが主流になってきており、大面積で光学設計のできる
スパッタリング法が採用されている。また色調重視から
積極的に光学的な干渉を利用している。その構成は熱反
膜としてCr,Ti,SOSなどのメタル膜あるいはT
iN, ZrNなどの窒化膜が主に用いられる。干渉を
利用するために、TiO■, SnO■などの屈折率の
高い透明酸化膜が用いられる。これらを組合せて所望の
反射率、透過率、色調を有する熱線反射ガラスが作られ
る。
グが主流になってきており、大面積で光学設計のできる
スパッタリング法が採用されている。また色調重視から
積極的に光学的な干渉を利用している。その構成は熱反
膜としてCr,Ti,SOSなどのメタル膜あるいはT
iN, ZrNなどの窒化膜が主に用いられる。干渉を
利用するために、TiO■, SnO■などの屈折率の
高い透明酸化膜が用いられる。これらを組合せて所望の
反射率、透過率、色調を有する熱線反射ガラスが作られ
る。
[発明の解決しようとする問題点]
ビル用の熱線反射ガラスは、一般に反射率が高く、透過
率が低く反射の色調も鮮やかである。
率が低く反射の色調も鮮やかである。
最近では快適性向上の面から乗用車用の熱線反射ガラス
の要望も急速に高まってきた。しかし、乗用車用では法
規制の面で可視光線透過率TV70%以上である必要が
あり、反射率が低く且つニュートラルな反射色調が望ま
れている。
の要望も急速に高まってきた。しかし、乗用車用では法
規制の面で可視光線透過率TV70%以上である必要が
あり、反射率が低く且つニュートラルな反射色調が望ま
れている。
この要求を満たすものとしてガラスの上に熱線反射膜、
保護コートの2層膜を形成したもの、あるいは熱線反射
膜を透明酸化膜でサンドイッチした3層膜構成のものが
知られている。前者は保護コートの透明酸化膜を薄くす
ることで光の干渉効果を低下させニュートラルな反射色
調を得ることができる。しかし、一方で干渉を利用しな
いことから、透過率の点で不利であり、熱線反射膜を厚
くできない。従って可視光線と熱線の選択的透過率の差
が大きくできない、云い換えれば熱線遮断性能がそれ程
良くならないという問題を有していた。後者の3層構成
の熱線反射ガラスは、干渉を利用するため透過率的に有
利であり、従って熱線反射膜を厚くできる。即ち、可視
光線と熱線透過率の差を太き《でき、熱線反射ガラスと
しての機能の優れたものを得ることができる。しかし干
渉を利用することで反射色調は淡いピンク色を呈し、完
全なニュートラルな反射色を得ることができないという
問題点を有していた。
保護コートの2層膜を形成したもの、あるいは熱線反射
膜を透明酸化膜でサンドイッチした3層膜構成のものが
知られている。前者は保護コートの透明酸化膜を薄くす
ることで光の干渉効果を低下させニュートラルな反射色
調を得ることができる。しかし、一方で干渉を利用しな
いことから、透過率の点で不利であり、熱線反射膜を厚
くできない。従って可視光線と熱線の選択的透過率の差
が大きくできない、云い換えれば熱線遮断性能がそれ程
良くならないという問題を有していた。後者の3層構成
の熱線反射ガラスは、干渉を利用するため透過率的に有
利であり、従って熱線反射膜を厚くできる。即ち、可視
光線と熱線透過率の差を太き《でき、熱線反射ガラスと
しての機能の優れたものを得ることができる。しかし干
渉を利用することで反射色調は淡いピンク色を呈し、完
全なニュートラルな反射色を得ることができないという
問題点を有していた。
高屈折率と低屈折率の透過酸化膜を交互に積層して多層
膜構成とした干渉フィルタータイプの熱線反射ガラスは
、ニュートラルな反射色調が得られるのみならず、高可
視光透過率を保ったまま、近赤外域の反射率を飛躍的に
高めることができるので、自動車用の熱線反射ガラスと
しては、現在のところ最も優れたものである。
膜構成とした干渉フィルタータイプの熱線反射ガラスは
、ニュートラルな反射色調が得られるのみならず、高可
視光透過率を保ったまま、近赤外域の反射率を飛躍的に
高めることができるので、自動車用の熱線反射ガラスと
しては、現在のところ最も優れたものである。
この干渉フィルタータイプの熱線反射ガラスは、通常真
空蒸着法を用いて成膜される。真空蒸着法では、成膜速
度が速いため短時間で成膜できる利点を有するが、蒸発
源が点とみなされる程小さいため均一な膜分布を得るた
めには基体を自公転させる必要がある。また自動車用ガ
ラスのように基体が大きい場合は、このようなことは不
可能なため蒸着源を複数にして、且つ膜厚補正板などを
設置することが必要となる。
空蒸着法を用いて成膜される。真空蒸着法では、成膜速
度が速いため短時間で成膜できる利点を有するが、蒸発
源が点とみなされる程小さいため均一な膜分布を得るた
めには基体を自公転させる必要がある。また自動車用ガ
ラスのように基体が大きい場合は、このようなことは不
可能なため蒸着源を複数にして、且つ膜厚補正板などを
設置することが必要となる。
更に成膜速度を一定にするのが一般に困難であり、光学
モニターによる制御を併用しなければならない。また良
好な膜質を得るためには通常300℃以上に基体を加熱
しなければならない。
モニターによる制御を併用しなければならない。また良
好な膜質を得るためには通常300℃以上に基体を加熱
しなければならない。
このため実際上自動車用のような大きなガラスに適用す
るのは極めて困難である。
るのは極めて困難である。
一方、スパッタリング法は、ターゲットのコロージョン
領域が広い。この広い領域全面からスバッタされた粒子
が基体に付着するので原理的に真空蒸着法より膜厚の均
一性に優れている。また各粒子の持つエネルギーが真空
蒸着の場合に比べて極めて大きいため、膜の基体への密
着性に優れ、また基体加熱をしなくても耐久性のある膜
が容易に得られるという特徴を有している。スパッタリ
ング法には高周波放電と直流放電を利用した2種類があ
る。前者は絶縁体ターゲットも使用可能で、成膜できる
材料の選択が広いという利点があるが、マッチング回路
が必要であり、自動車や建築用のような大面積ガラスの
コーティング装置としては適さない。
領域が広い。この広い領域全面からスバッタされた粒子
が基体に付着するので原理的に真空蒸着法より膜厚の均
一性に優れている。また各粒子の持つエネルギーが真空
蒸着の場合に比べて極めて大きいため、膜の基体への密
着性に優れ、また基体加熱をしなくても耐久性のある膜
が容易に得られるという特徴を有している。スパッタリ
ング法には高周波放電と直流放電を利用した2種類があ
る。前者は絶縁体ターゲットも使用可能で、成膜できる
材料の選択が広いという利点があるが、マッチング回路
が必要であり、自動車や建築用のような大面積ガラスの
コーティング装置としては適さない。
後者はマッチング回路が不要であり、大面積のコーティ
ング装置として数多《用いられているが、導電性のター
ゲットが必要であり成膜できる膜材料に制約がある。干
渉フィルタータイプの熱線反射ガラスをつくる場合、透
明で屈折率の高いもの低いものの2種類が必要不可欠で
あり、現在のところ低屈折率で安定に直流スバッタでき
る材料は見当たらない。このようなことから大面積で高
透過、低反射、ニュートラルな反射色を有し、且つ、熱
線反射性能に優れたものは得られていない。
ング装置として数多《用いられているが、導電性のター
ゲットが必要であり成膜できる膜材料に制約がある。干
渉フィルタータイプの熱線反射ガラスをつくる場合、透
明で屈折率の高いもの低いものの2種類が必要不可欠で
あり、現在のところ低屈折率で安定に直流スバッタでき
る材料は見当たらない。このようなことから大面積で高
透過、低反射、ニュートラルな反射色を有し、且つ、熱
線反射性能に優れたものは得られていない。
[問題点を解決するための手段]
本発明は前述の問題点を解決すべくなされたものであり
、透明基体上に高屈折率膜と低屈折率膜を交互に多層積
層してなる干渉フィルター型の熱線反射ガラスであって
、空気側最外層となっている高屈折率膜又は低屈折率膜
が、Zr,Ti, Hf, Sn, Ta, Bi,
Zn, Inのうち少なくとも1種とB, Si, P
のうち少なくとも1種を含む酸化物を主成分とする非晶
質膜であることを特徴とする熱線反射ガラスを提供する
ものである。
、透明基体上に高屈折率膜と低屈折率膜を交互に多層積
層してなる干渉フィルター型の熱線反射ガラスであって
、空気側最外層となっている高屈折率膜又は低屈折率膜
が、Zr,Ti, Hf, Sn, Ta, Bi,
Zn, Inのうち少なくとも1種とB, Si, P
のうち少なくとも1種を含む酸化物を主成分とする非晶
質膜であることを特徴とする熱線反射ガラスを提供する
ものである。
第1図は、本発明の実施例を示す断面図である。■は透
明基体であり、ガラス、プラスチックなどからなる。基
体は、通常のソーダライムガラスの他、ブルー、ブロン
ズ、グレー、グリーンなどに着色し、透過率を落とした
ガラスでも良い。特に自動車用などの場合、干渉膜自体
では太陽エネルギー反射率R,はガラス自体よりかなり
向上するが、まだ太陽エネルギー透過率TEの絶対値は
高めなので、これらの吸収ガラスを用いるとトータルと
しての遮熱性能は向上するので好ましい。あるいは透明
膜2〜7以外に吸収性の膜を基体上、或いは眉間に形成
して全体の透過率を調整しても良い。2,4.6は高屈
折率膜であり、Zr.Ti,Hf,Sn,Ta.Bi,
Zn,?nのうち少なくとも1種とB, SL, Pの
うち少なくとも1種を含む酸化物を主成分とする高屈折
率膜からなるのが好ましいが、高屈折率膜が空気側最外
層でない場合はこの他にZrO*. Y2kgで安定化
したZrOa,TiOa,Hf02.SnOi,TaJ
s.Bi20s,ZnO, InJxなどからなってい
ても良く、特に限定されない。高屈折率膜としてB,
Si, Pのうち少なくとも1種を含む酸化物を用いる
場合、あまりB,Si,Pの含有量が多いと屈折率が低
くなりすぎるため好ましくない。通常ZrO■.Ti0
2.HfO■.SnO. Tag’s, Biass,
ZnO, IniOaなどの1種以上からなる酸化物
を主成分とする膜において、ZrOi+Til■, H
fOx, Sno2,Taxes, Bit’s, Z
nO, IniOaがら選ばれた酸化物の合計100部
に対して、B20.,SiOaから選ばれた酸化物の合
計がモル比で0から100部,好ましくは0〜70部、
特に0〜50部の範囲にあるのが良い。しかしながら、
膜の屈折率はBass. SiO■の含有量が増加する
につれ低下するので、光学的に必要な屈折率を基にして
硼素や珪素の含有量を選択すれば良い。高屈折?膜が空
気側最外層であり、かつ単板で使用する場合は、膜の非
晶質化に伴う耐擦傷性向上のために少な《ともB, S
i, Pのうち1種以上の合計は、ZrO■,TiO■
,Hf02,SnO。,TatOs.BiJs.ZnO
,InzLなどの酸化物を主成分とする膜において,
ZrL.丁iL,HfOz,SnOx.Ta20g,
BizOs.ZnO,Inz03から選ばれた酸化物の
合計100部に対して、B20x,SiO■から選ばれ
た酸化物の合計がモル比で5〜100部、好ましくは1
0〜70部、特に20〜50部含まれているのが良い。
明基体であり、ガラス、プラスチックなどからなる。基
体は、通常のソーダライムガラスの他、ブルー、ブロン
ズ、グレー、グリーンなどに着色し、透過率を落とした
ガラスでも良い。特に自動車用などの場合、干渉膜自体
では太陽エネルギー反射率R,はガラス自体よりかなり
向上するが、まだ太陽エネルギー透過率TEの絶対値は
高めなので、これらの吸収ガラスを用いるとトータルと
しての遮熱性能は向上するので好ましい。あるいは透明
膜2〜7以外に吸収性の膜を基体上、或いは眉間に形成
して全体の透過率を調整しても良い。2,4.6は高屈
折率膜であり、Zr.Ti,Hf,Sn,Ta.Bi,
Zn,?nのうち少なくとも1種とB, SL, Pの
うち少なくとも1種を含む酸化物を主成分とする高屈折
率膜からなるのが好ましいが、高屈折率膜が空気側最外
層でない場合はこの他にZrO*. Y2kgで安定化
したZrOa,TiOa,Hf02.SnOi,TaJ
s.Bi20s,ZnO, InJxなどからなってい
ても良く、特に限定されない。高屈折率膜としてB,
Si, Pのうち少なくとも1種を含む酸化物を用いる
場合、あまりB,Si,Pの含有量が多いと屈折率が低
くなりすぎるため好ましくない。通常ZrO■.Ti0
2.HfO■.SnO. Tag’s, Biass,
ZnO, IniOaなどの1種以上からなる酸化物
を主成分とする膜において、ZrOi+Til■, H
fOx, Sno2,Taxes, Bit’s, Z
nO, IniOaがら選ばれた酸化物の合計100部
に対して、B20.,SiOaから選ばれた酸化物の合
計がモル比で0から100部,好ましくは0〜70部、
特に0〜50部の範囲にあるのが良い。しかしながら、
膜の屈折率はBass. SiO■の含有量が増加する
につれ低下するので、光学的に必要な屈折率を基にして
硼素や珪素の含有量を選択すれば良い。高屈折?膜が空
気側最外層であり、かつ単板で使用する場合は、膜の非
晶質化に伴う耐擦傷性向上のために少な《ともB, S
i, Pのうち1種以上の合計は、ZrO■,TiO■
,Hf02,SnO。,TatOs.BiJs.ZnO
,InzLなどの酸化物を主成分とする膜において,
ZrL.丁iL,HfOz,SnOx.Ta20g,
BizOs.ZnO,Inz03から選ばれた酸化物の
合計100部に対して、B20x,SiO■から選ばれ
た酸化物の合計がモル比で5〜100部、好ましくは1
0〜70部、特に20〜50部含まれているのが良い。
またベース酸化膜としては、上述のZrO■, TiO
a等のうち、Zr02が成膜速度、擦傷性の点で特に好
ましく、非晶質化のための添加物としてはSi, B、
特にSiが耐久性の点で良い。高屈折率膜の屈折率とし
ては1.7以上、特に2.0以上がよい。
a等のうち、Zr02が成膜速度、擦傷性の点で特に好
ましく、非晶質化のための添加物としてはSi, B、
特にSiが耐久性の点で良い。高屈折率膜の屈折率とし
ては1.7以上、特に2.0以上がよい。
第1図の3.5.7は、低屈折率膜であり、特に材料は
限定されないが、特に空気側最外層7についでは、Zr
, Ti, Hf, Sn, Ta, Zn, In,
8iのうち少なくとも1種とB, Si. Pのうち
少なくとも1種を含む低屈折率酸化膜よりなるのが好ま
し?。B,Si,Pの含有量はあまり少なすぎると低屈
折率酸化膜にならず、また、逆に多すぎると反応性直流
スパッタリングが困難になり、且つ膜自体の化学的耐久
性も低下するため好ましくない。このような理由で、通
常ZrO■. Y*Osで安定化したZrOz.TiO
*,HfOz,SnOa.TaJi.BLOs.ZnO
,InaOs等のうち1種以上の酸化物を含む膜におい
て、ZrOz.TiOz.HfOz,SnO.TazO
s.BigOi,ZnO,InaOxから選ばれた酸化
物の合計100部に対して、B20i,SiOzから選
ばれた酸化物の合計がモル比で100部から1900部
、好ましくは200部から1900部、特に300部か
ら1900部が良い。このような組成であれば、B,
Si, P等のガラス構成元素が十分含まれているため
に膜は非晶質になっているため耐擦傷性に優れ、空気側
最外層としても十分な耐久性を有している。耐久性が特
に要求される用途には、ZrO2,TiO.TatOs
のうちから少なくとも1種とSiftの組み合せが良く
,この中でもZrO■とSiOaの組み合せが特に好ま
しい。低屈折率膜の屈折率としては1.7以下、特に1
.6以下が好ましい。
限定されないが、特に空気側最外層7についでは、Zr
, Ti, Hf, Sn, Ta, Zn, In,
8iのうち少なくとも1種とB, Si. Pのうち
少なくとも1種を含む低屈折率酸化膜よりなるのが好ま
し?。B,Si,Pの含有量はあまり少なすぎると低屈
折率酸化膜にならず、また、逆に多すぎると反応性直流
スパッタリングが困難になり、且つ膜自体の化学的耐久
性も低下するため好ましくない。このような理由で、通
常ZrO■. Y*Osで安定化したZrOz.TiO
*,HfOz,SnOa.TaJi.BLOs.ZnO
,InaOs等のうち1種以上の酸化物を含む膜におい
て、ZrOz.TiOz.HfOz,SnO.TazO
s.BigOi,ZnO,InaOxから選ばれた酸化
物の合計100部に対して、B20i,SiOzから選
ばれた酸化物の合計がモル比で100部から1900部
、好ましくは200部から1900部、特に300部か
ら1900部が良い。このような組成であれば、B,
Si, P等のガラス構成元素が十分含まれているため
に膜は非晶質になっているため耐擦傷性に優れ、空気側
最外層としても十分な耐久性を有している。耐久性が特
に要求される用途には、ZrO2,TiO.TatOs
のうちから少なくとも1種とSiftの組み合せが良く
,この中でもZrO■とSiOaの組み合せが特に好ま
しい。低屈折率膜の屈折率としては1.7以下、特に1
.6以下が好ましい。
表1は、具体的に本発明の高屈折率膜や低屈折率膜に最
適な各種非晶質酸化物膜の性質を示したものである。そ
れぞれ表に挙げた組成のターゲットを用いて、反応性ス
パッタリングにより製膜したものである。結晶性は、薄
膜X線回折により観測した。又、耐擦傷性は、砂消しゴ
ムによる擦り試験の結果で、Oは傷が殆どつかなかった
もの、Xは容易に傷が生じたものである。
適な各種非晶質酸化物膜の性質を示したものである。そ
れぞれ表に挙げた組成のターゲットを用いて、反応性ス
パッタリングにより製膜したものである。結晶性は、薄
膜X線回折により観測した。又、耐擦傷性は、砂消しゴ
ムによる擦り試験の結果で、Oは傷が殆どつかなかった
もの、Xは容易に傷が生じたものである。
耐摩耗性は、テーバー試験(摩耗輪CS−10F、加重
500g、1000回転)の結果、ヘイズ4%以内のも
のを○、ヘイズ4%超のものを×とした。耐酸性はO.
IN I{2SO4中に240時間浸漬した結果、T
V (可視光透過率).R,(可視光反射率)の浸漬前
に対する変化率が1%以内のものを○、1〜4%のもの
を△、膜が溶解して消滅してしまったものを×とした。
500g、1000回転)の結果、ヘイズ4%以内のも
のを○、ヘイズ4%超のものを×とした。耐酸性はO.
IN I{2SO4中に240時間浸漬した結果、T
V (可視光透過率).R,(可視光反射率)の浸漬前
に対する変化率が1%以内のものを○、1〜4%のもの
を△、膜が溶解して消滅してしまったものを×とした。
耐アルカリ性はO.lN NaOH中に240時間浸漬
した結果、TV,Rvの浸漬前に対する変化率が1%以
内のものをO、膜が溶解してしまったものを×とした。
した結果、TV,Rvの浸漬前に対する変化率が1%以
内のものをO、膜が溶解してしまったものを×とした。
煮沸テストは、1気圧下、100℃の水に2時間浸漬し
た後、TV,Rvの浸漬前に対する変化率が1%以内で
あるとき○、1%超のとき×とした。
た後、TV,Rvの浸漬前に対する変化率が1%以内で
あるとき○、1%超のとき×とした。
ZrB*Oy膜に関しては、表1から明らかなように、
膜中のBが少ないと結晶性の膜ができ、Bが多いと非晶
質の膜ができる傾向があることがわかる。そして、結晶
性の膜は耐擦傷性及び耐摩耗性が劣るのに対して非晶質
の膜は優れていることがわかる。これは非晶質の膜は、
表面が平滑である為であると考えられる。従って、Zr
BxO,膜(膜中のZrに対するBの原子比Xが0.1
(1<x)の膜は耐擦傷性、耐摩耗性に優れている。B
203膜は吸湿性で空気中の水分を吸収して溶けてしま
うので、ZrB*Oy膜においてX≦3程度が好ましい
。
膜中のBが少ないと結晶性の膜ができ、Bが多いと非晶
質の膜ができる傾向があることがわかる。そして、結晶
性の膜は耐擦傷性及び耐摩耗性が劣るのに対して非晶質
の膜は優れていることがわかる。これは非晶質の膜は、
表面が平滑である為であると考えられる。従って、Zr
BxO,膜(膜中のZrに対するBの原子比Xが0.1
(1<x)の膜は耐擦傷性、耐摩耗性に優れている。B
203膜は吸湿性で空気中の水分を吸収して溶けてしま
うので、ZrB*Oy膜においてX≦3程度が好ましい
。
ZrBxOy膜中のZrに対するO(酸素)の原子比は
特に限定されないが、多すぎると膜構造が咀になりボソ
ボソの膜になってしまうこと、又、?まり少ないと膜が
金属的になり透過率が低下したり膜の耐擦傷性が低下す
る傾向があることなどの理由によりZrO■とB203
の複合系となる量程度であることが好ましい。即ち、複
合酸化物をZrOz+ X BO+. *と表すと、B
がZrに対して原子比でX含まれる時に、3’=2+1
.5x程度であることが好ましい。
特に限定されないが、多すぎると膜構造が咀になりボソ
ボソの膜になってしまうこと、又、?まり少ないと膜が
金属的になり透過率が低下したり膜の耐擦傷性が低下す
る傾向があることなどの理由によりZrO■とB203
の複合系となる量程度であることが好ましい。即ち、複
合酸化物をZrOz+ X BO+. *と表すと、B
がZrに対して原子比でX含まれる時に、3’=2+1
.5x程度であることが好ましい。
又、表1より、ZrBxOy膜中のBの量が増えるにつ
れ、膜の屈折率が低下する傾向があることがわかる。膜
の組成と屈折率nとの関係を第2図(a)に示す。膜中
のBを増やすことにより、屈折率nは2.0ぐらいから
1.5程度まで低下する。
れ、膜の屈折率が低下する傾向があることがわかる。膜
の組成と屈折率nとの関係を第2図(a)に示す。膜中
のBを増やすことにより、屈折率nは2.0ぐらいから
1.5程度まで低下する。
従って0.10<x≦3.2<y≦6.5のlrBx%
膜は良好な耐擦傷性及び耐摩耗性を有し、かつ、Bの量
によって自由に屈折率を選択できる本発明の目的に好適
な非晶質酸化物膜である。
膜は良好な耐擦傷性及び耐摩耗性を有し、かつ、Bの量
によって自由に屈折率を選択できる本発明の目的に好適
な非晶質酸化物膜である。
さらに、表1に示したように、膜中のBの含有量が増え
るにつれ、耐酸性、耐アルカリ性が劣化する傾向がある
。X≧2.3で耐酸性が悪く?り、x>4で耐アルカリ
性の低下及び煮沸テストで劣化を示すようになる。従っ
て、空気中で露出した状態で使用される用途には、Zr
BxOy(x<2.3)の非晶質酸化物膜が好ましい。
るにつれ、耐酸性、耐アルカリ性が劣化する傾向がある
。X≧2.3で耐酸性が悪く?り、x>4で耐アルカリ
性の低下及び煮沸テストで劣化を示すようになる。従っ
て、空気中で露出した状態で使用される用途には、Zr
BxOy(x<2.3)の非晶質酸化物膜が好ましい。
以上のように、ZrOz膜に酸化硼素B203を加えた
ことにより、膜が非晶質化し、表面が平滑化し、これが
耐摩耗性及び耐擦傷性の向上に寄与していると考えられ
る。又、Bの量で屈折率の調節が可能となり、さらに、
ZrO■膜と比べて、内部応力が小さいため、接する膜
との密着性の点で有利である。これは特に厚い膜を形成
する場合に有利である。
ことにより、膜が非晶質化し、表面が平滑化し、これが
耐摩耗性及び耐擦傷性の向上に寄与していると考えられ
る。又、Bの量で屈折率の調節が可能となり、さらに、
ZrO■膜と比べて、内部応力が小さいため、接する膜
との密着性の点で有利である。これは特に厚い膜を形成
する場合に有利である。
次に、ZrSizOy膜に関しては、やはりアモルファ
スであり、耐擦傷性,耐摩耗性の高い膜が得られる。
スであり、耐擦傷性,耐摩耗性の高い膜が得られる。
屈折率については、Zr02 ( n = 2. 15
)とSin2( n = 1.46)の間でその組成割
合によって上下する(第2図(b)参照)。さらに詳し
くは、ZrSizOy膜において、0.05≦Z(膜中
のZrに対するSiの原子比)≦19であることが好ま
しい。
)とSin2( n = 1.46)の間でその組成割
合によって上下する(第2図(b)参照)。さらに詳し
くは、ZrSizOy膜において、0.05≦Z(膜中
のZrに対するSiの原子比)≦19であることが好ま
しい。
z<0.05だと、膜が非晶質化せず、十分な物理的耐
久性が得られない。又、z>19だと、耐アルカリ性が
悪くなる。又、y (ZrSi.0う膜中のZrに対す
るOの原子比)は、ZrBxOy膜について述べたのと
同様の理由により、SiがZrに対して原子比でZ含ま
れる時に、y=2+2z程度であることが好ましい。
久性が得られない。又、z>19だと、耐アルカリ性が
悪くなる。又、y (ZrSi.0う膜中のZrに対す
るOの原子比)は、ZrBxOy膜について述べたのと
同様の理由により、SiがZrに対して原子比でZ含ま
れる時に、y=2+2z程度であることが好ましい。
又、ZrB.SiiOy膜も本発明の目的に合った膜で
ある。かかる膜中のZrに対するBの原子比x.Siの
原子比Z、0の原子比yは、x+z≧0.05であれば
膜が非晶質化し、耐擦傷性及び耐摩耗性の高い膜となる
ので好ましい。
ある。かかる膜中のZrに対するBの原子比x.Siの
原子比Z、0の原子比yは、x+z≧0.05であれば
膜が非晶質化し、耐擦傷性及び耐摩耗性の高い膜となる
ので好ましい。
又、X+Z≦19であれば耐アルカリ性も良好であるの
で、ZrBxSizO,膜においては、0. 05≦X
+Z≦19であるのが好ましい。ただし、上述のように
、B203は吸湿性で空気中の水分を吸収して溶けてし
まうため、ZrB.SiエOy膜中にあまり多く含有さ
れない方がよい。具体的には、膜中において、ZrO2
< 25mo1%かっSiCh< 25mol%で残り
が8203となる程B203が含まれていると?学的耐
久性が不十分となる。即ち、ZrBJxiOy膜中のZ
r:B:Si(原子比)を1:x:zとすると、1/
(1 +x+z) <0.25かツz/(1+ x +
z ) <0.25、即ち、x+z−3>Oかつx−
3z+1>Oの組成は化学的耐久性が好ましくない。y
は、ZrBmOyの場合に述べたのと同様の理由により
この膜をZrOa + 820m + SLO■の複合
系と考えて、yは2+1.5 x+ 2z程度であるこ
とが好ましい。よってほぼ2<y<40程度であること
が好ましい。BやSLの含有量が多い程ZrB.Siz
O,膜の屈折率は低下する。
で、ZrBxSizO,膜においては、0. 05≦X
+Z≦19であるのが好ましい。ただし、上述のように
、B203は吸湿性で空気中の水分を吸収して溶けてし
まうため、ZrB.SiエOy膜中にあまり多く含有さ
れない方がよい。具体的には、膜中において、ZrO2
< 25mo1%かっSiCh< 25mol%で残り
が8203となる程B203が含まれていると?学的耐
久性が不十分となる。即ち、ZrBJxiOy膜中のZ
r:B:Si(原子比)を1:x:zとすると、1/
(1 +x+z) <0.25かツz/(1+ x +
z ) <0.25、即ち、x+z−3>Oかつx−
3z+1>Oの組成は化学的耐久性が好ましくない。y
は、ZrBmOyの場合に述べたのと同様の理由により
この膜をZrOa + 820m + SLO■の複合
系と考えて、yは2+1.5 x+ 2z程度であるこ
とが好ましい。よってほぼ2<y<40程度であること
が好ましい。BやSLの含有量が多い程ZrB.Siz
O,膜の屈折率は低下する。
ZrB+SizO,膜の例を第2図(C)に示す。
Zr以外の金属、即ち、Ti, Hf, Sn, Ta
, In と、BとSiのうち少なくとも1種とを含
む酸化物も同様に非晶質となり、十分な耐擦傷性、及び
耐摩耗性が得られる。TiSizO,膜を表1のサンプ
ル15に一例として示した。
, In と、BとSiのうち少なくとも1種とを含
む酸化物も同様に非晶質となり、十分な耐擦傷性、及び
耐摩耗性が得られる。TiSizO,膜を表1のサンプ
ル15に一例として示した。
以上、ZrBxOy系、ZrSitO,系、ZrBxS
lxOy系等の膜において、上述の高屈折率膜、低屈折
率膜として必要な屈折率を有するように、BやStの添
加量を調節すれば良い。
lxOy系等の膜において、上述の高屈折率膜、低屈折
率膜として必要な屈折率を有するように、BやStの添
加量を調節すれば良い。
高屈折率及び低屈折率膜の膜厚は、光学的膜厚で設計波
長λ。に対してえ。/4にするのが好ましい。空気側最
外層は、反射を下げるためにλo/8にするのが好まし
い。
長λ。に対してえ。/4にするのが好ましい。空気側最
外層は、反射を下げるためにλo/8にするのが好まし
い。
最外層は、高屈折率膜、低屈折率膜どちらでも良いが、
反射率をより下げたい場合は、低屈折率膜のほうが好ま
しい。従って基体にソーダライムガラスなどのように低
屈折率膜を用いる場合は、基体側に高屈折率膜を形成し
、その上に低/高/低/高の順に膜を積層し、最後は低
屈折率膜を形成する。
反射率をより下げたい場合は、低屈折率膜のほうが好ま
しい。従って基体にソーダライムガラスなどのように低
屈折率膜を用いる場合は、基体側に高屈折率膜を形成し
、その上に低/高/低/高の順に膜を積層し、最後は低
屈折率膜を形成する。
設計波長λ。は900〜1100nmの範囲が好ましい
。これより短くなると反射の立ち上がりが可視域の方に
入ってくるため熱線反射性能は向上するが、反射に色か
つ《。一方これより長くなると熱線反射性能が悪化する
。
。これより短くなると反射の立ち上がりが可視域の方に
入ってくるため熱線反射性能は向上するが、反射に色か
つ《。一方これより長くなると熱線反射性能が悪化する
。
膜の暦数は特に限定されないが、あまり少ないと近赤外
線領域での反射が小さくなること、またこの立ち上がり
がなだらかになり、熱線反射性能が低下し、又、可視域
での反射率のリップルが大きくなるので好まし《ない。
線領域での反射が小さくなること、またこの立ち上がり
がなだらかになり、熱線反射性能が低下し、又、可視域
での反射率のリップルが大きくなるので好まし《ない。
通常は4層以上、好ましくは6層以上が良い。暦数の多
い方は特に限定はなく、必要な性能から決めれば良いが
、あまり多くなると生産性が低下すること、使用する膜
材料にもよるが、応力による膜の耐久性なども低下し、
これらを考慮すると自動車用などでは14層もあれば十
分である。
い方は特に限定はなく、必要な性能から決めれば良いが
、あまり多くなると生産性が低下すること、使用する膜
材料にもよるが、応力による膜の耐久性なども低下し、
これらを考慮すると自動車用などでは14層もあれば十
分である。
成膜方法としては、特に限定はない。蒸着法、イオンブ
レーティング法、スパッタリング法いずれでも良いが、
大面積の用途には低屈折率用のターゲットとしてZrと
Siの合金ターゲットを用いた直流反応性スパッタリン
グが好ましい。蒸着法、イオンブレーティングの場合は
、蒸発源として混合酸化物をベレット化したものなどを
用いれば良い。
レーティング法、スパッタリング法いずれでも良いが、
大面積の用途には低屈折率用のターゲットとしてZrと
Siの合金ターゲットを用いた直流反応性スパッタリン
グが好ましい。蒸着法、イオンブレーティングの場合は
、蒸発源として混合酸化物をベレット化したものなどを
用いれば良い。
[作 用]
高屈折率膜と低屈折率膜の光学的な干渉を用いることで
可視光線には高透過で低反射、近赤外線には高い反射特
性を持つ熱線反射ガラスを可能にする。設計波長λ0を
適当に選択することでこの反射の立ち上がり波長を選べ
る。膜の層数は少ないとこの立ち上がりがなだらかにな
り、又、近赤外域の反射率自体も小さくなるので熱線反
射性能は低下する。層数を増加すると近赤外域の反射率
も高くなり反射の立ち上がりも急峻になり、又可視域の
反射のリップルも小さくなるので、見る角度により反射
に色がつくことなどが抑えられるので好ましい。
可視光線には高透過で低反射、近赤外線には高い反射特
性を持つ熱線反射ガラスを可能にする。設計波長λ0を
適当に選択することでこの反射の立ち上がり波長を選べ
る。膜の層数は少ないとこの立ち上がりがなだらかにな
り、又、近赤外域の反射率自体も小さくなるので熱線反
射性能は低下する。層数を増加すると近赤外域の反射率
も高くなり反射の立ち上がりも急峻になり、又可視域の
反射のリップルも小さくなるので、見る角度により反射
に色がつくことなどが抑えられるので好ましい。
空気側の最外層は、設計波長のえ。/8にすることで可
視域の反射を下げる作用があり、またリップルも小さく
するために形成される。この目的のために低屈折率層が
、最外層にくるようにした方が効果的である。
視域の反射を下げる作用があり、またリップルも小さく
するために形成される。この目的のために低屈折率層が
、最外層にくるようにした方が効果的である。
[実施例]
ブロンズ色の厚さ4 mmmのガラス基体を真空槽にセ
ットし、l X 10−’Torrまで排気した。アル
ゴンと酸素の混合ガスを導入して2 X 10−3To
rrに調節した後、ジルコニウムと硼素の合金ターゲッ
ト(原子比でZr 70%、8 30%)をスパッタリ
ングして高屈折率膜としてZrBxOy膜(A膜、屈折
率2.1)を1190人形成した。次にジルコニウムと
珪素の合金ターゲット(原子比でZr 10%, Si
90%》をスパッタリングして低屈折率膜としてZr
Siウ0,(B膜、屈折率1.5)を1670人形成し
た。更に同様にA膜を1190人、B膜を1670人、
A膜を1190人、B膜を835人形成して6層の熱線
反射ガラスを作製した。
ットし、l X 10−’Torrまで排気した。アル
ゴンと酸素の混合ガスを導入して2 X 10−3To
rrに調節した後、ジルコニウムと硼素の合金ターゲッ
ト(原子比でZr 70%、8 30%)をスパッタリ
ングして高屈折率膜としてZrBxOy膜(A膜、屈折
率2.1)を1190人形成した。次にジルコニウムと
珪素の合金ターゲット(原子比でZr 10%, Si
90%》をスパッタリングして低屈折率膜としてZr
Siウ0,(B膜、屈折率1.5)を1670人形成し
た。更に同様にA膜を1190人、B膜を1670人、
A膜を1190人、B膜を835人形成して6層の熱線
反射ガラスを作製した。
このようにして作った熱線反射ガラスの可視光線透過率
TV、太陽光線透過率TE、ガラス面可視光線反射率R
VG、コート面可視光線反射率Rvr、ガラス面太陽
光線反射率REG、コート面可視光線反射率R tvは
以下のようであった。
TV、太陽光線透過率TE、ガラス面可視光線反射率R
VG、コート面可視光線反射率Rvr、ガラス面太陽
光線反射率REG、コート面可視光線反射率R tvは
以下のようであった。
TV=74.6%, T, =56.9%, Rv.=
10.7%.RVF=11.9%, R..=14.9
%, REF=26.0%。
10.7%.RVF=11.9%, R..=14.9
%, REF=26.0%。
反射色調はCIE表示であらわすとガラス面でx =
0.298, y = 0.322 . コート面で
x = 0.293,y= 0.319であった。素板
のガラスのT,は約69%、REは約6.6%であるの
で、熱線遮断、反射性能が大幅に向上したものが得られ
た。また特に問題となる反射色調についてもニュートラ
ルであった。
0.298, y = 0.322 . コート面で
x = 0.293,y= 0.319であった。素板
のガラスのT,は約69%、REは約6.6%であるの
で、熱線遮断、反射性能が大幅に向上したものが得られ
た。また特に問題となる反射色調についてもニュートラ
ルであった。
[発明の効果]
干渉フィルター型多層膜を用いた熱線反射ガラスは、可
視域の透過率を下げることなく、近赤外域の反射を飛躍
的に高くできる。また層数と設計波長、各膜厚を適切に
選ぶことにより可視の反射を抑え、且つ反射の色調をニ
ュートラルにすることができる。
視域の透過率を下げることなく、近赤外域の反射を飛躍
的に高くできる。また層数と設計波長、各膜厚を適切に
選ぶことにより可視の反射を抑え、且つ反射の色調をニ
ュートラルにすることができる。
低屈折率膜として本発明のZrOa, Y20sで安定
化したZrOz.TazOs,Sn02,Bfz03な
どの1種とSi, B, Pなどの酸化物のI種からな
る複合酸化膜を用いることで機械的にも化学的にも耐久
性のある熱線反射ガラスが可能となる。
化したZrOz.TazOs,Sn02,Bfz03な
どの1種とSi, B, Pなどの酸化物のI種からな
る複合酸化膜を用いることで機械的にも化学的にも耐久
性のある熱線反射ガラスが可能となる。
高屈折率膜として低屈折率膜と同一元素を含む酸化膜を
用いることで各層間の密着力を高め、また膜の非晶質化
により耐擦傷性の優れたものが得られる。
用いることで各層間の密着力を高め、また膜の非晶質化
により耐擦傷性の優れたものが得られる。
干渉を利用することで、近紫外域の反射も同時に高くで
きるので自動車用などでは、車内の内装材料の紫外線劣
化、退色などを防げる。
きるので自動車用などでは、車内の内装材料の紫外線劣
化、退色などを防げる。
大面積ガラスのコーティングなどでは直流スパッタリン
グが適するが、このとき特にSiにZr, Ta, T
iなどを含む合金ターゲットを用いることでスパッタリ
ングの安定性、成膜速度向上も同時に達成できる。
グが適するが、このとき特にSiにZr, Ta, T
iなどを含む合金ターゲットを用いることでスパッタリ
ングの安定性、成膜速度向上も同時に達成できる。
第1図は本発明の熱線反射ガラスの一例の断面図である
。 第2図(a)はZrBxOy膜中のBの含有量と膜の屈
折率nとの関係を示した図である。第2図(b)はZr
Si.0,膜中のSLの含有量とnとの関係を、第2図
(C)はZrBo. zgsizOy膜中のSiの含有
量とnとの関係を示した図、第2図(d)はTiSiエ
0,膜中のSiの含有量とnとの関係図である。 1:透明基体 2.4,6:高屈折率膜 3,5,7:低屈折率膜 7:空気側最外層 第 1 図 B203 Er医内服中の Cモル≠っ Zγ01+Bx03 第 2 図 (a) 第 2 図 Cb) 54アじ= S.xO1ハ)(−? のS:Ox zrchすS:(h (七1しブ,) 第 2 図 (C) Si O2 TrS:20け8東中の C七ルヅ・)丁’+
(h+sr(h 第2図(cl)
。 第2図(a)はZrBxOy膜中のBの含有量と膜の屈
折率nとの関係を示した図である。第2図(b)はZr
Si.0,膜中のSLの含有量とnとの関係を、第2図
(C)はZrBo. zgsizOy膜中のSiの含有
量とnとの関係を示した図、第2図(d)はTiSiエ
0,膜中のSiの含有量とnとの関係図である。 1:透明基体 2.4,6:高屈折率膜 3,5,7:低屈折率膜 7:空気側最外層 第 1 図 B203 Er医内服中の Cモル≠っ Zγ01+Bx03 第 2 図 (a) 第 2 図 Cb) 54アじ= S.xO1ハ)(−? のS:Ox zrchすS:(h (七1しブ,) 第 2 図 (C) Si O2 TrS:20け8東中の C七ルヅ・)丁’+
(h+sr(h 第2図(cl)
Claims (2)
- (1)透明基体上に高屈折率膜と低屈折率膜を交互に多
層積層してなる干渉フィルター型の熱線反射ガラスであ
って、空気側最外層となっている高屈折率膜又は低屈折
率膜が、Zr、Ti、Hf、Sn、Ta、Bi、Zn、
Inのうち少なくとも1種とB、Si、Pのうち少なく
とも1種を含む酸化物を主成分とする非晶質膜であるこ
とを特徴とする熱線反射ガラス。 - (2)透明基体上に高屈折率膜と低屈折率膜を交互に多
層積層してなる干渉フィルター型の熱線反射ガラスであ
って、空気側最外層が低屈折率膜であってかつ、Zr、
Ti、Hf、Sn、Ta、Bi、Zn、Inのうち少な
くとも1種とB、Si、Pのうち少なくとも1種を含む
酸化物を主成分とする非晶質膜であることを特徴とする
熱線反射ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1224492A JP2576637B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-09-01 | 熱線反射ガラス |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5300989 | 1989-03-07 | ||
| JP1-53009 | 1989-03-07 | ||
| JP1224492A JP2576637B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-09-01 | 熱線反射ガラス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03218821A true JPH03218821A (ja) | 1991-09-26 |
| JP2576637B2 JP2576637B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=26393698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1224492A Expired - Fee Related JP2576637B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-09-01 | 熱線反射ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576637B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0852266A4 (en) * | 1995-08-23 | 2000-09-27 | Asahi Glass Co Ltd | TARGET, METHOD FOR THE PRODUCTION AND PRODUCTION OF HIGHLY REACTIVE FILMS |
| JP2003522088A (ja) * | 1999-03-18 | 2003-07-22 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッド | 低曇り度コーティングの製法並びにそれにより製造したコーティング及び被覆された物品 |
| JP2007290360A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Toray Ind Inc | 樹脂シート |
| JP2010231172A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-10-14 | Seiko Epson Corp | 光学物品およびその製造方法 |
| KR102130320B1 (ko) * | 2019-01-03 | 2020-07-08 | 청주대학교 산학협력단 | 비정질 산화물층을 구비한 다층박막 컬러 필터 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5761553A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-14 | Toray Industries | Laminated film |
| JPS61167546A (ja) * | 1985-12-25 | 1986-07-29 | 東レ株式会社 | 積層フイルム |
| JPH02289339A (ja) * | 1989-02-14 | 1990-11-29 | Asahi Glass Co Ltd | 赤外反射物品 |
| JPH03134157A (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-07 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 耐摩耗性の透明物品 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1224492A patent/JP2576637B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US6193856B1 (en) | 1995-08-23 | 2001-02-27 | Asahi Glass Company Ltd. | Target and process for its production, and method for forming a film having a highly refractive index |
| US6440278B1 (en) | 1995-08-23 | 2002-08-27 | Asahi Glass Company Ltd. | Target and process for its production, and method for forming a film having a high refractive index |
| US6743343B2 (en) | 1995-08-23 | 2004-06-01 | Asahi Glass Ceramics Co., Ltd. | Target and process for its production, and method of forming a film having a high refractive index |
| EP1452622A3 (en) * | 1995-08-23 | 2004-09-29 | Asahi Glass Ceramics Co., Ltd. | Target and process for its production, and method for forming a film having a high refractive index |
| JP2003522088A (ja) * | 1999-03-18 | 2003-07-22 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッド | 低曇り度コーティングの製法並びにそれにより製造したコーティング及び被覆された物品 |
| JP2010260050A (ja) * | 1999-03-18 | 2010-11-18 | Ppg Industries Ohio Inc | 低曇り度コーティングの製法並びにそれにより製造したコーティング及び被覆された物品 |
| JP2007290360A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Toray Ind Inc | 樹脂シート |
| JP2010231172A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-10-14 | Seiko Epson Corp | 光学物品およびその製造方法 |
| KR102130320B1 (ko) * | 2019-01-03 | 2020-07-08 | 청주대학교 산학협력단 | 비정질 산화물층을 구비한 다층박막 컬러 필터 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2576637B2 (ja) | 1997-01-29 |
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