JPH03220272A - 有機溶剤系含フッ素塗料用組成物 - Google Patents

有機溶剤系含フッ素塗料用組成物

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JPH03220272A
JPH03220272A JP17917390A JP17917390A JPH03220272A JP H03220272 A JPH03220272 A JP H03220272A JP 17917390 A JP17917390 A JP 17917390A JP 17917390 A JP17917390 A JP 17917390A JP H03220272 A JPH03220272 A JP H03220272A
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堀畑 智徳
Koichi Nishiwaki
西脇 孝一
Kiyoshi Kasai
澄 笠井
Hiroshi Someya
宏 染谷
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Dainippon Shikizai Kogyo Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、塗料用組成物に関し、詳しくは耐候性、塗膜
強度に由来する耐久性、耐汚染性、化学的安定性および
表面平滑性等の性質が著しく優れ、また基材への密着性
にも優れた塗膜を形成する有機溶剤系含フッ素塗料用組
成物に関する。
[従来の技術] ポリフッ化ビニリデンは、耐候性、耐汚染性耐腐蝕性等
の性質に優れているため、塗装材料。
ライニング材料、成形材料として広く利用されている。
しかしながら、従来、ポリフッ化ビニリデン系塗料は、
高沸点溶剤に分散させた形態が一般的であり、塗装工程
においては200℃以上の加熱下で焼付は塗装を行う必
要がある。そのため、かかる塗料は、建設現場等での常
温塗装に用いることができず、ライン塗装を行う必要が
あり、使用範囲が限定されていた。また、塗装時におけ
る200℃以上での加熱は、塗装基材に与える影響も大
きく、例えばアルミ建材等の基材では変形するなどの問
題がある。
そこで、可溶性のフッ化ビニリデン系重合体を溶剤に溶
解させて溶液状組成物を形成し、これを塗布する方法が
考えられるが、フッ化ビニリデン系重合体だけでは塗膜
の機械的強度に劣るため、一般にアクリル系重合体を配
合する塗料用組成物が知られでいる。
例えば、特公昭62−14574号公報では、フッ化ビ
ニリデン/ヘキサフルオロプロピレンまたはフッ化ビニ
リデン/テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロ
ピレンからなる共重合体の如きフッ素ゴムとメチルメタ
クリレートを主体とするアクリル系重合体とを低級ケト
ン類に溶解したコーティング組成物が開示されている。
しかしながら、これらのフッ素ゴムとアクリル系重合体
との組合せからなる組成物は、溶媒に対する十分な可溶
性と重合体相互の十分な相溶性とを有していないため゛
、耐候性、耐久性が不十分である。
一方、フッ素樹脂を用いた組成物としては、フッ化ビニ
リデンとテトラフルオロエチレンの二元共重合体とアク
リル系重合体とを同じくケトン類に溶解させたものが知
られているが、前記フッ素ゴム組成物の場合と同様、溶
媒に対する十分な可溶性と重合体相互の十分な相溶性と
を有していないため、耐候性、耐久性が不十分であった
。従って、これら従来の組成物は、常温乾燥が可能な上
塗り用の塗料用組成物として実用上使用されるには至ら
ないものであった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者等は、フッ化ビニリデン系重合体(フッ素樹脂
)ならびにアクリル系重合体の重合体組成1分子量およ
び分子量分布について鋭意検討を行った結果、重合体同
士の相溶性および溶媒に対する溶解性が良好で、乾燥後
の塗膜組成が十分に均質な塗料用組成物を見出した。
本発明の目的は、フッ素樹脂本来の特性を損うことなく
、耐候性、塗膜強度に由来する耐久性。
耐汚染性、化学的安定性および表面平滑性等の性質が著
しく優れ、また基材への密着性にも優れた塗膜を形成す
ることができ、−波型で常温乾燥が可能な有機溶剤系含
フッ素塗料用組成物を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、モノマー成分としてフッ化ビニリデン40〜
70重量%、テトラフルオロエチレン20〜50重量%
およびヘキサフルオロプロピレン1〜30重量%を含み
、数平均分子量Mnが4万〜15万、重量平均分子量M
wと数平均分子量Mnとの比M w / M nが5以
下、融点が70〜150℃であるフッ素樹脂50〜90
重量%と、モノマー成分としてメチルメタクリレートを
90重量%以上含み、Mnが2千〜5万、M w /M
nが1.1〜4であるアクリル樹脂50〜10重量%と
、 を溶液状態で含有することを特徴とする有機溶剤系含フ
ッ素塗料用組成物に関する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において、フッ素樹脂の樹脂全体に対する割合は
50〜90重量%、好ましくは55〜70重量%であり
、アクリル樹脂の樹脂全体に対する割合は50〜10重
量%、好ましくは45〜30重量%である。
フッ素樹脂の割合が50重量%より小さい場合には、塗
膜の耐候性および耐汚染性が損なわれ、90重量%より
大きい場合には、塗膜の密着性および強度等に低下がみ
られ好ましくない。
また、本発明において、フッ素樹脂のモノマ成分として
のフッ化ビニリデンの割合は、40〜70重量%、好ま
しくは45〜60重量%である。
フッ化ビニリデンの割合が70重量%より多い場合には
、有機溶剤に対する溶解性が低下し、一方40重量%よ
り少なくなる場合には、前記アクリル樹脂との相溶性の
低下がみられ、その結果として、いずれの場合も塗膜組
成が不均一となり、耐候性および耐汚染性が損なわれる
ので好ましくない。
テトラフルオロエチレンのモノマー成分に対スる割合は
、20〜50重量%、好ましくは30〜50重量%であ
る。この割合が30〜50重量%であると、塗膜におけ
る耐汚染性の向上がみられる。テトラフルオロエチレン
の割合が50重量%を越えるとアクリル樹脂との相溶性
が低下し、方20重量%より少ないと塗膜の耐候性およ
び耐汚染性が低下するので、いずれの場合も好ましくな
い。
また、ヘキサフルオロプロピレンのモノマー成分に対す
る割合は、1〜30重量%、好ましくは5〜20重量%
である。ヘキサフルオロプロピレンの割合が1重量%よ
り少ない場合には塗膜の柔軟性が損なわれ、一方30重
量%より多い場合には、ゴム的性質が表れるため塗膜が
柔らかすぎて耐久性および耐汚染性か劣るだけでなく、
前記アクリル樹脂との相溶性も不十分となるため耐久性
が低下し、いずれの場合にも塗料用組成物にとって好ま
しくない。特に、ヘキサフルオロプロピレンが40重量
%を越える場合には、フッ素樹脂を重合する際に重合速
度が著しく遅くなり、工業的に実用的でない。
本発明において、フッ素樹脂は、示差熱分析による測定
で70〜150’Cの融点(Tm)を有するものである
。フッ素樹脂のTmが70”Cより低いものでは、前記
アクリル樹脂との相溶性に劣るため、またTmが150
℃より高いものでは、溶剤に対する溶解性ならびに前記
アクリル樹脂との相溶性が低下するため、十分な耐候性
を得ることができない。
フッ素樹脂の数平均分子量Mnは、ゲルパーメンコンク
ロマトグラフィ法によりスチレン換算で4万〜15万、
好ましくは4万〜9万である。
Mnが4万より小さい場合には、塗膜の強度、耐候性、
耐汚染性が著しく低下し、逆に分子量が15万より大き
い場合には、アクリル樹脂との相溶性ならびに溶媒に対
する溶解性が低下し、その結果十分な耐候性および耐汚
染性が得にくくなるために好ましくない。また、通常市
販されているフッ素ゴムでは、一般にMnが20万以上
であるため、塗料用組成物として好適といえない。
重量平均分子fi M wと数平均分子量Mnとの比M
 w / M nは5以下であるが、さらに好ましくは
1.5〜3の範囲である。
M w / M nの値が5より大きい場合には、重合
体における高分子量成分の割合が大きくなるため、塗料
の粘度の著しい増大や樹脂相互間の相溶性の低下、また
低分子量成分が増えることによる塗膜の耐候性の低下が
みられ、塗料用組成物として好ましくない。
本発明において、アクリル樹脂の数平均分子量Mnは、
2千〜5万、好ましくは3千〜2万、さらに好ましくは
3千〜1.5万である。3千〜1.5万の分子量のアク
リル樹脂を用いることにより、塗膜における耐汚染性お
よび硬度の向上がみられる。また、Mnが3千より小さ
い場合には、耐候性が損なわれ、またMnが5万より大
きい場合には、相溶性ならびに溶解性が低下して好まし
くない。
アクリル樹脂における重量平均分子量Mwと数平均分子
量Mnとの比M w / M nは、1.1〜4であり
、好ましくは2〜3である。M w / M(1の値が
1.1より小さい場合には塗膜の密着性が悪くなり、ま
た、M w / M nが4より大きい場合には、低分
子量成分が相対的に多くなり耐候性が損なわれるので好
ましくない。
これらアクリル樹脂としては、特に、ガラス転移温度T
gが80℃以上のメチルメタクリレート系ポリマーが相
溶性、フィルム強度の点で好ましく、塗料用組成物の耐
候性および耐久性をより優れたものとすることができる
本発明において、アクリル樹脂に用いられる七ツマ−は
、例えば、アクリル酸またはメタクリル酸のメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、イソブチル、n−ヘキシル、
2−エチルヘキシル、ラウリルまたはステアリルなどの
エステルが挙げられる。これらのうち、メチルメタクリ
レートは必須の成分であり、アクリル樹脂のモノマー成
分として90重量%以上の割合で使用されることが必要
である。メチルメタクリレートの割合が90重量%より
少ない場合には、塗膜の耐候性、樹脂相互の相溶性およ
び耐薬品性が不十分となる。
また、その他のアルキル(メタ)アクリレートモノマー
としては、メチルアクレート、エチルアルクリレート、
ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート、イソブチルメタクリレート等を好ましく
用いることができる。
さらに、顔料の分散性を向上させる上で、アクリル酸、
メタクリル酸、フマル酸、イタコン酸等の酸モノマーを
加えることが好ましい。
前記アクリル樹脂は、好ましくはその酸価か水酸化カリ
ウムに換算して0.1〜64 mg KOH/ g、さ
らに好ましくは2〜25 mg KOH/ gである。
酸価をこの範囲に設定することにより、塗膜における硬
度を高めることができる。アクリル樹脂の酸価は、例え
ばアクリル酸、メクタリル酸、フマル酸、イタコン酸等
の酸モノマーの添加割合を調製することにより所定値に
設定することができる。
さらに、前記アクリル樹脂においては、アイソタクチッ
クな立体結合成分が好ましくは10重量%以下、さらに
好ましくは7重量%以下である。
アイソタクチックな立体結合成分がこの範囲にあると、
フッ素樹脂との相溶性が優れ、耐候性、造膜性等の塗料
性能が向上する。
なお、アクリル樹脂の立体規則度は、文献「FA、 B
ovey、 J、 Blymer Sci、、4417
3(1960)Jに記載されているように、高分解能核
磁気共鳴スペクトル(NMR)で分離される3本のα−
メチル基のシグナル面積から求めることができる。
本発明において、上記のフッ素樹脂およびアクリル樹脂
を溶解させるための好適な有機溶剤は、脂肪族あるいは
脂環式のケトン系、エステル系。
エーテル系の有機溶剤である。これらのうち、沸点が1
00℃以上の有機溶剤を含むことが平滑な塗膜を形成す
る上で好ましく、例えばケトン系としては、メチルn−
プロピルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、メチルn−ブチルケトン、エチルn−ブチルケト
ン、メチルnアミルケトン、ジイソブチルケトン、メチ
ルn−ヘキシルケトン、メシチルオキシド、シクロヘキ
サノン、ジアセトンアルコール、メチルフェノールケト
ン、イソホロン;エステル系としては、n−プロピルア
セテート、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、2−メト
キシエチルアセテート、アミルアセテート、アジピン酸
ジメチル、グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチル;エ
ーテル系としては、メチルセロソルブ、2−メトキシ−
2−プロパツールセロソルブ、1−エトキシ−2〜プロ
パツールブチルセロソルブ、1.4−ジオキサン、プロ
ピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコー
ルメチルエーテルアセテート等が挙げられる。
[実施例コ 次に、本発明の実施例および比較例を示し、本発明をさ
らに詳細に説明する。
実施例1 撹拌機と外部に温度調節用ジャケットとを有する容積5
1のオートクレーブに、脱イオン、脱酸素処理した水1
kg、過硫酸アンモニウム2.4g。
パーフルオロオクタン酸アンモニウム4.0 gおよび
酸性亜硫酸ナトリウム0.8 gを仕込み、さらに水酸
化ナトリウム0.2gを加えた。
オートクレーブ内部を窒素ガスで3回置換した後、フッ
化ビニリデン(VdF)170g、テトラフルオロエチ
レン(TFE)80gおよびヘキサフルオロプロピレン
(f(FP) 9ogを仕込み、撹拌しながら60℃の
温度で7時間にわたり重合を行った。
この反応生成物を凝固させ、ポリマーをろ別し、水洗し
た後、n−へキサンにて洗浄を行い、さらにこれを真空
乾燥機にて乾燥し、白色粉末状のフッ素樹脂160gを
得た。
このフッ素樹脂の組成比(重量%)は、FNMHによる
測定の結果、VdF/TFE/HFPが61/24/1
5であった。また、このフッ素樹脂の数平均分子量(M
 n )は、ゲルパーメーションクロマトグラフィによ
るポリスチレン換算で50,000、重量平均分子量(
M w )と数平均分子量(M n )との比(M w
 / M n )は1.9であった。
また、得られたフッ素樹脂の融点(Tm)は、示差熱分
析により^STM 0341gに準じてデュポンインス
ツルメンツ社製シリーズ99サーマルアナライザーにて
測定した結果、90℃であった。これを第1表に示す。
次に、メチルメタクリレート(MMA)198g、1チ
ルメタクリレート(EMA)10g、5%のポリメタク
リル酸水溶液40gおよび脱イオン、脱酸素処理した水
400Frを、温度計とコンデンサとを有する30フラ
スコに入れ、さらにNN′−アゾイソブチロニトリル2
.5gを加えた。
これを、窒素気流下でウォーターバスにて沸騰するまで
加熱し、内容物が93℃になったところで重合操作を停
止した後、ろ別、水洗した。
これを、真空乾燥機にて乾燥し、白色粒状のアクリル系
共重合体を得た。このアクリル樹脂の組成比(重量%)
は、MMA/EMAが9515であり、ゲルパーメーシ
ョンクロマトグラフィによるポリスチレン換算で数平均
分子量(M n )15.001)、重量平均分子1(
Mn>と数平均分子量(M w )の比M w / M
 nは2.1であった。
次に、得られたフッ素樹脂70gとアクリル樹脂30.
とを、シクロへキサノン50重量%、メチルイソブチル
ケトン25重量%および酢酸n−ブチル25重量%から
なる混合有機溶媒185gに65℃で溶解し、溶液状組
成物を得た。
この溶液状組成物に、TiQ2 (石原産業■製[タイ
ベークR−830J )を顔料として、固形分に対して
体積分率で20%加え、ボールミルで撹拌。
分散を行い、塗料用組成物を調製した。
この塗料用組成物を150μmのギャップを持つドクタ
ーブレードによって鋼板上に塗布し、室温で乾燥した後
、1週間養生を行い、塗料塗膜を得た。
得られた塗膜について、以下の物性試験を行った。
(a)密着性 JIS K5400に準じ、ゴバン目テープ剥離法で測
定を行った。密着度は剥離した塗膜片の数によって判定
され、完全に密着しているものは100/100、全て
剥離したものはO/100で示される。
(b)耐久性 2mの高さからビニル製パイプ中より塗面に対し60″
の角度でナツト(M−6)を連続して落下させ、素地が
露出した止きのナツトの重量で評価した。判定は下記の
指標で行った。
5級  40kg以上 (良好) 4級  30〜39kg 3級  26〜29kg 2級  21〜25kg 1級  20kg以下 (不良) (c)耐候性 デユーサイクル試験機により塗膜の劣化を促進させ、5
00時間後の光沢保持率(%)を光沢針(村上色彩技術
研究新製rGM 28DJ )によって測定した。光沢
保持率が高いほど良好である。
これら塗膜の物性試験の結果を第1表に示した。
実施例2 実施例1と同様な方法により得たフッ素樹脂(VdF/
TFE/HFP−60/23/17゜M n = 80
.000. Mw/ M n −2,5,) 80 g
と、実施例1と同様にして得たメチルメタクリレートの
みからなるアクリル樹脂(M n −18,000,M
 w /Mn =2.5 ) 20 gを、実施例1と
同様にして有機溶媒に溶解させ、溶液状組成物を得た。
この組成物について実施例1と同様にして塗膜を形成し
、その物性試験を行った。その結果を第1表に示した。
実施例3 実施例1と同様な方法により得たフッ素樹脂(VdF/
TFE/HFP−65/23/12゜M n −80,
000,Mw/M n −2,4) 60 gと、アク
リル樹脂(MMA/EA−9515,Mn−13,00
0,Mn /Mw−2,0) 40 gとを実施例1と
同じ有機溶媒に溶解させ、溶液状組成物を得た。
この組成物について実施例1と同様にして塗膜を形成し
、その物性試験を行った。その結果を第1表に示した。
実施例4 実施例1と同じフッ素樹脂60gと実施例2と同じアク
リル樹脂40gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ
、溶液状組成物を得た。この組成物について実施例1と
同様にして塗膜を形成し、その物性試験を行った。その
結果を第1表に示した。
実施例5 実施例1と同様な方法により得たフッ素樹脂(VdF/
TFE/HFP−51/34/15゜Mn−55,00
0,Mw/Mn−1,9) 70 gと、アクリル樹脂
(M M A / E M A = 95 / 5 、
 M n −9,000、Mn/Mw=2.1 )30
gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ、溶液状組成
物を得た。
この組成物について実施例1と同様にして塗膜を形成し
、その物性試験を行った。この物性試験としては、既述
の(a)密着性、(b)耐久性。
(c)耐候性に加えて、下記の(d)耐汚染性について
も行った。その結果を第2表に示した。
(d)耐汚染性 カーボン粉とグリセリンとを重量比1:2て混合したペ
ースト状の混合物を塗膜表面に均一に塗布し、24時間
放置した。その後、この塗膜を水洗いし、目視で汚れの
落ち具合を観察し、以下の3段階で評価した。
○:完全に汚れが落ちた。
△:若干汚れが残った。
×;汚れがかなり残った。
実施例6 実施例1と同様な方法により得たフッ素樹脂(VdF/
TFE/HFP−42/48/10゜Mn =80,0
00. Mw/Mn−2,5) 80 gと、実施例1
と同様にして得たメチルメタクリレートのみからなるア
クリル樹脂(M n −11i、000. M w /
Mn−2,5)20gを、実施例1と同様にして有機溶
媒に溶解させ、溶液状組成物を得た。
この組成物について実施例1と同様にして塗膜を形成し
、前記物性試験(a)〜(d)を行った。
その結果を第2表に示した。
実施例7 実施例1と同様な方法により得jこフッ素樹脂(VdF
/TFE/HFP−67/31/2゜Mn −60,0
00,Mw/Mn −2,4) 60 gと、アクリル
樹脂(M M A / E A = 95 / 5 、
 M n −13,000,M n / Mw = 2
.0 ) 40 gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解
させ、溶液状組成物を得た。
この組成物について実施例1と同様にして塗膜を形成し
、前記物性試験(a)〜(d)を行った。
その結果を第2表に示した。
実施例8 実施例5と同じフッ素樹脂60gと実施例6と同じアク
リル樹脂40gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ
、溶液状組成物を得た。この組成物について実施例1と
同様にして塗膜を形成し、前記物性試験(a)〜(d)
を行った。その結果を第2表に示した。
実施例9 実施例1と同様な方法により得たフッ素樹脂(VdF/
TFE/HFP−50/41/9゜Mn−90,000
,Mw/Mn =1.7 ) 60 gと、実施例6と
同じアクリル樹脂40gとを実施例1と同じ有機溶媒に
溶解させ、溶液状組成物を得た。
この組成物について実施例1と同様にして塗膜を形成し
、前記物性試験(a)〜(d)を行った。
その結果を第2表に示した。
比較例1 実施例1と同様な方法で得たフッ素ゴム(VdF/TF
E/HFP−35/36/29.Mn−70,000,
Mw/Mn −2,8) 60 gと、実施例5で用い
たアクリル樹脂40gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶
解させ、溶液状組成物を得た。この組成物について実、
施例1と同様にして塗膜を形成し、前記物性試験(a)
〜(d)を行った。その結果を第2表に示した。
比較例2 実施例1と同様な方法で得たフッ素樹脂(VdF / 
T F E / HF P = 75 / 13 / 
12 、 M n −50,000,Mw/ M n 
= 2.7 ) 60 gと、実施例5で用いたアクリ
ル樹脂40gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ、
溶液状組成物を得た。この組成物について実施例1と同
様にして塗膜を形成し、前記物性試験(a)〜(d)を
行った。その結果を第2表に示した。
比較例3 実施例1と同様な方法で得たフッ素ゴム(VdF / 
T F E / HF P = 43 / 22 / 
35 、 M n −45,000,Mw/Mn −2
,8) 60 gと、実施例5で用いたアクリル樹脂4
0gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ、溶液状組
成物を得た。この組成物について実施例1と同様にして
塗膜を形成し、前記物性試験(a)〜(d)を行った。
その結果を第2表に示した。
比較例4 実施例1と同様な方法で得たフッ素樹脂(VdF / 
T F E / HF P = 65 / 35 / 
O、M n −70,000Mw/ Mn −3,1)
 60 gと、実施例5で用いたアクリル樹脂40gと
を実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ、溶液状組成物を
得た。この組成物について実施例1と同様にして塗膜を
形成し、前記物性試験−(a)〜(d)を行った。その
結果を第2表に示した。
比較例5 実施例1と同様な方法で得たフッ素樹脂(VdF / 
T F E / HF P = 47 / 34 / 
19 、 M n −20,000,Mw/Mn−1,
5) 60 gと、実施例5で用いたアクリル樹脂40
gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ、溶液状組成
物を得た。この組成物について実施例1と同様にして塗
膜を形成し、前記物性試験(a)〜(d)を行った。そ
の結果を第2表に示した。
比較例6 実施例1と同様な方法で得たフッ素樹脂(VdF / 
T F E / HF P −49/ 34 / 17
 、 M n −200,000、Mw/Mn −Ll
 ) 60 gと、実施例5で用いたアクリル樹脂40
gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ、溶液状組成
物を得た。この組成物について実施例1と同様にして塗
膜を形成し、前記物性試験(a)〜(d)を行った。そ
の結果を第2表に示した。
比較例7 実施例1と同様な方法で得たフッ素樹脂(VdF/TF
 E/RFP=47/34/ 19.Mn −90,0
00,Mw/Mn =5.5 ) 60 gと、実施例
5で用いたアクリル樹脂40gと貴実施例1と同じ有機
溶媒に溶解させ、溶液状組成物を得た。この組成物につ
いて実施例1と同様にして塗膜を形成し、前記物性試験
(a)〜(d)を行った。その結果を第2表に示した。
比較例8 実施例5で得たフッ素樹脂70gと、メチルメタクリレ
ート単独のポリマーであって分子量の小さいアクリル樹
脂(Mn−2,000,Mw/Mn−1,8)30gと
を実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ、溶液状組成物を
得た。この組成物について実施例1と同様にして塗膜を
形成し、前記物性試験(a)〜(d)を行った。その結
果を第2表に示した。
比較例9 実施例5で得たフッ素樹脂70gと、メチルメタクリレ
ート単独のポリマーであって分子量の大きいアクリル樹
脂(M n = 70.000. M w / M n
 −2,7)30gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解
させ、溶液状組成物を得た。この組成物について実施例
1と同様にして塗膜を形成し、前記物性試験(a)〜(
d)を行った。その結果を第2表に示した。
比較例10 実施例5で得たフッ素樹脂70gと、メチルメタクリレ
ート単独のアクリル樹脂(M n −17,000゜M
w/ M n −1,08) 30 gとを実施例1と
同じ有機溶媒に溶解させ、溶液状組成物を得た。この組
成物について実施例1と同様にして塗膜を形成し、前記
物性試験(L)〜(d)を行った。その結果を第2表に
示した。
比較例11 実施例5で得たフッ素樹脂40gと、実施例6で得たア
クリル樹脂60gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解さ
せ、溶液状組成物を得た。この組成物について実施例1
と同様にして塗膜を形成し、前記物性試験(a)〜(d
)を行った。その結果を第2表に示した。
比較例12 実施例5で得たフッ素樹脂95gと、実施例6で得たア
クリル樹脂5gとを実施例1と同じ有機溶媒に溶解させ
、溶液状組成物を得た。この組成物について実施例1と
同様にして塗膜を形成し、前記物性試験(a)〜(d)
を行った。その結果を第2表に示した。
第1表および第2表より明らかなように、本発明の実施
例においては、密着性、耐久性、耐候性および耐汚染性
のいずれにおいても、極めて良好な結果が得られた。こ
れに対し、比較例においては、いずれかの特性が劣って
おり、バランスのよい特性を有する塗膜を得ることがで
きなかった。
すなわち、比較例1は、フッ化ビニリデンが過少であり
、かつ融点が過小のフッ素ゴムの例であり、耐汚染性は
良いが耐候性が著しく劣っている。
比較例2は、フッ化ビニリデンが過多であり、かつテト
ラフルオロエチレンが過少の例であり、耐久性、耐候性
および耐汚染性が劣っている。
比較例3は、ヘキサフルオロプロピレンが過多の例であ
り、耐候性および耐汚染性が著しく劣っている。
比較例4は、ヘキサフルオロプロピレンがない場合の例
であり、耐久性および耐候性が劣っている。
比較例5は、フッ素樹脂のMnが過小の例であり、耐久
性、耐候性および耐汚染性が劣っている。
比較例6は、フッ素樹脂のMnが過大の例であり、耐候
性および耐汚染性が著しく劣っている。
比較例7は、フッ素樹脂のM W / M nが過大の
例であり、耐候性が劣っている。
比較例8は、アクリル樹脂のMnが過小の例であり、耐
候性および耐汚染性が著しく劣っている。
比較例9は、アクリル樹脂のMnが過大の例であり、耐
久性および耐汚染性が劣っている。
比較例10は、アクリル樹脂のM w / M nが過
小の例であり、密着性および耐候性が著しく劣っている
比較例11は、フッ素樹脂の割合が過少の例であり、耐
候性および耐汚染性が著しく劣っている。
比較例12は、フッ素樹脂の割合が過大の例であり、耐
汚染性は良いものの密着性および耐久性が著しく劣って
いる。
実施例10〜14 実施例1と同様の方法によって得られた第3表に示す組
成比のフッ素樹脂60gとアクリル樹脂40gとを実施
例1と同様の有機溶媒に溶解させ、溶液状組成物を得た
。この溶液状組成物に分散剤としてビックケミジャパン
■「デイスパービック161J 2gを加えて撹拌した
後、顔料としてT i 02を固形分に対して体積分率
で20%加えて撹拌9分散を行い、塗料用組成物を調製
した。
この組成物について実施例1と同様にして塗膜を形成し
、その物性試験を行った。この物性としては、前記(a
)密着性、(b)耐久性、(C)耐候性に加え、以下の
(e)硬度の測定を行った。
その結果を第3表に示した。
(e)硬 度 JIS K 54006.14鉛箪引掻き試験に準じ、
塗膜の硬度を測定した。
第3表より明らかなように、アクリル樹脂の酸価が小さ
すぎると、塗膜の硬度が小さくなり、かつ他の物性も全
般にやや低下することがわかる。
実施例15〜17 まず、第4表に示す乾燥・精製した溶媒およびモノマー
を重合容器に入れ、窒素雰囲気下において第4表に示す
重合温度にセットした後、触媒を添加して重合を行い、
3種のアクリル樹脂を得た。
これらをアクリル樹脂A1〜A3とする。
これらのアクリル樹脂A1〜A3について、既述の方法
により立体規則度を求めたところ、第4表に示す結果が
得られた。
実施例10と同様のフッ素樹脂60gと、上記各アクリ
ル樹脂40gとを実施例10と同様の溶媒185gに溶
解した。得られた溶液をガラス板に塗布、乾燥して厚さ
約100μmのフィルムを作成し、その白化の程度を肉
眼で観察することによりフッ素樹脂とアクリル樹脂との
相溶性の良否を判定した。判定にあたっては、フィルム
が白化せず透明で相溶性が良好なものを○、フィルムが
やや白化して相溶性が少し劣ったものをΔとした。
さらに、この溶液に分散剤としてビックケミジャパン■
製「デイスパービック161J IgとTiO2を体積
分率で20%添加し、撹拌1分散を行って塗料用組成物
を得た。この組成物について実施例1と同様にして塗膜
を形成し、前記物性試験(a)〜(C)、(e)を行っ
た。その結果を第5表に示す。
第4表および第5表より明らかなように、アクリル樹脂
のアイソタクチックの立体結合成分が高くなるほど、フ
ッ素樹脂との相溶性が低下することがわかる。
[発明の効果] 本発明によれば、耐候性、塗膜強度に由来する耐久性、
耐汚染性、化学安定性1表面平滑性および基材への密着
性等に優れた塗膜を形成することができ、しかも常温乾
燥が可能であって建築物等の上塗り塗料として好適に用
いることができる含フッ素塗料用組成物を提供すること
ができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モノマー成分としてフッ化ビニリデン40〜70
    重量%、テトラフルオロエチレン20〜50重量%およ
    びヘキサフルオロプロピレン1〜30重量%を含み、数
    平均分子量Mnが4万〜15万、重量平均分子量Mwと
    数平均分子量Mnとの比Mw/Mnが5以下、融点が7
    0〜150℃であるフッ素樹脂50〜90重量%と、 モノマー成分としてメチルメタクリレートを90重量%
    以上含み、Mnが2千〜5万、Mw/Mnが1.1〜4
    であるアクリル樹脂50〜10重量%と、 を溶液状態で含有することを特徴とする有機溶剤系含フ
    ッ素塗料用組成物。
  2. (2)アクリル樹脂の酸価が、0.1〜64mgKOH
    /gである特許請求の範囲(1)の有機溶剤系含フッ素
    塗料用組成物。
  3. (3)アクリル樹脂のアイソタクチックな立体結合成分
    が10重量%以下である特許請求の範囲(1)の有機溶
    剤系含フッ素塗料用組成物。
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