JPH0322193B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0322193B2
JPH0322193B2 JP15979183A JP15979183A JPH0322193B2 JP H0322193 B2 JPH0322193 B2 JP H0322193B2 JP 15979183 A JP15979183 A JP 15979183A JP 15979183 A JP15979183 A JP 15979183A JP H0322193 B2 JPH0322193 B2 JP H0322193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
needle thread
signal
amount
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15979183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6053181A (ja
Inventor
Ikuro Iimura
Haruo Iwabuchi
Kuniharu Sakuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP15979183A priority Critical patent/JPS6053181A/ja
Publication of JPS6053181A publication Critical patent/JPS6053181A/ja
Publication of JPH0322193B2 publication Critical patent/JPH0322193B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、繰出し信号に対応する長さの針糸
を一縫目形成毎に供給源から繰出し積極的に天秤
へ供給するようにしたミシンの針糸供給装置に関
し、特にその繰出し信号の演算に関するものであ
る。
一縫目形成に要する針糸量は布送り量や針振り
量又はこれらに布厚や糸絡みに要する長さ考慮し
て算出される。しかし、針糸供給源と天秤間の針
糸経路を天秤による針糸緊張時期以外の時期に増
大した後に最大緊張時までに最短とするように天
秤に同期して作動する繰出し装置と、繰出し装置
を挟んで針糸経路上に配置し、繰出し装置による
針糸経路の増大時には天秤側の針糸を通過不可能
に保持すると共に供給源側の針糸を通過可能に解
放し、針糸経路が繰出し信号に対応する長さ増大
することに関連して供給源側の針糸を保持し、天
秤による針糸緊張時期は天秤側の針糸を解放する
ように作用する二簡の保持手段とにより、繰出し
信号に対応する針糸量を一縫目形成毎に供給源か
ら繰出して天秤へ供給するミシンの針糸供給装置
においては、保持手段の動作の遅れから、針糸経
路の増大に比例して実際に繰出される針糸量が理
論糸量と一致した後にも繰出され、縫品質が悪く
なる原因となつていた。またこの傾向は縫い速度
が速くなるほど著しくなる欠点があつた。
この発明は保持手段の動作の遅れに起因する針
糸繰出し誤差をミシン回転数から演算して送り
量、針振り量、布厚等を基礎に演算した理論糸量
に修正を加え、その修正した糸量を実際に繰出さ
れた糸量と比較し、双方の一致に関連して供給源
からの針糸繰出しを阻止させるようにして上記欠
点を解消することを目的とする。
以下この発明の実施例を図面により説明する。
機械部の構成について ミシンは駆動源に連動して回転する主軸2と、
針糸Tをもつ針3を下端に固定し主軸2に連動し
て上下動する針棒4と、針糸供給源としての糸巻
5及び上記針3間の針糸Tを支持し且つ緊張・弛
緩するように主軸2に連動して二位置間を往復動
する天秤6と、更には適宜に発生される糸切り信
号に関連して作動し、布に連らなる針糸Tをベツ
ド下方において切断する糸切り装置(図示せず)
や下糸ボビンへの糸巻装置93等を備え、且つ針
棒4の振り幅や送り歯の送り量及びそれらの方向
が予め記憶装置に記憶された情報に基いて制御さ
れる公知のものである。また針糸Tは第2図のよ
うに糸巻5より糸調子器7、第一保持手段8、繰
出し検出装置9、第二保持手段11及び周知の糸
取りばねを経由して上記天秤6に掛け渡されてい
る。
繰出し装置10は繰出し腕12を有し、第一・
第二保持手段8,11間の針糸経路の長さを、第
10図のように針3がベツド面よりも下方に位置
している時期に増大すると共に、天秤6による針
糸緊張時までに最短とするためのものである。繰
出し腕12は上下に傾斜した透導面12aと、そ
の下方に位置してU字状の糸保持溝12bとを有
し、第1,3,5図に示すように垂直に固定配置
した二枚の案内板13,14に形成された孔13
a,14aに対して貫通配置され、その基部は固
定軸15に支持したリンク16と固定軸17に支
持したリンク19との各自由端に軸支してある。
リンク19は機枠との間に掛け渡したばね20を
介してカム体18のカム面に追従するようになつ
ている。
繰出し検出装置9は、針糸Tが糸巻5から繰出
し腕12へ向つて移動する長さを検出するための
もので、針糸Tを巻き掛けるV溝21aを有する
プーリー21と、プーリー21が一定角度回転す
る毎に一箇のパルスを発生するエンコーダ22と
からなる。
糸調子器7は糸押え23を予し、針糸Tが上記
プーリー21に密着して巻き付くように針糸Tを
軽く張らせるために、常に一定の弱い通過抵抗を
与えるためのものである。糸押え23及びこれと
協動する糸抜け防止板24は第7図に示したよう
に機枠に対して垂直に固定の基板25から水平に
突出する支軸26,27に摺動自在に支持してあ
る。糸抜け防止板24は支軸26に対して取着し
たリング28により上記摺動が制限されており、
その自由端24aは糸押え23及び基板25に形
成した孔23a,25aに対して上方から斜め下
方に進入するように形成してあり、またコイルば
ね29は糸押え23を基板25に向けて押圧する
ものであり、コイルばね30は主に糸抜け防止板
24にその自由端24aが孔25aに向う回転モ
ーメントを付与するためのものである。
第一保持手段8は電磁石31の励磁・非励磁に
よりアンマチユアとしての保持板32を吸引・解
放し、保持板32と対向するヨーク33との間で
針糸Tを通過不可能に挟持し又は通過可能に解放
するためのものである。保持板32はヨーク33
に立設した軸34,35により上下動可能に支持
し、常に下方へコイルばね36の弱い弾性力が与
えられており、電磁石31による吸引力の立上り
を速めている。
なお上記した保持手段のヨーク33上面は、繰
出し検出装置9におけるプーリー21Vの溝21
aと、糸調子器7における糸抜け防止板24と糸
押え23との交点P(第7図)及び機枠に軸支し
たローラー96のV溝96aを結ぶ直線と同一か
それよりも上方に位置するように配置し、針糸T
の張力により糸押え32がコイルばね36に抗し
て上方に浮き上らないように、即ち糸押え32が
ばね36の弱い弾性力で常にはヨーク33上面に
圧接するようにしてある。
第二保持手段11は第一保持手段8を基本的に
は同様の構成であり、電磁石37の励磁・非励磁
によりマンマチユアとしての保持板38を吸引・
解放し、ヨーク39との間で針糸Tを通過不可能
又は可能に挟持・解放するためのものである。保
持板38は第2,6図のように電磁石37の支持
枠40の二又突起40aを支点に揺動可能に支持
され、且つ常にはヨーク39から離れる方向にコ
イルばね41の弾性力を受けている。またこの弾
性力による保持板38の揺動位置を規制る規制部
体42が合成樹脂によりヨーク39と一体に形成
され、保持体38と鉄心43との対向面間の距離
S1を常に一定に保つようにしている。また鉄心4
3とヨーク39に吸着された時の保持板38との
対向面間に一定の隙間S2を設けるようにし、電磁
石37を消磁した時に保持板38の鉄心43から
の離れが残留磁気により遅れるのを防止してい
る。
操作レバー44は押上げ、ニユートラル、糸切
りの各態様に対応するイ.ロ.ハの三位置に回動
可能に支持されている。この操作レバー44に
は、下端に布押え足(図示せず)をもつ押え棒4
5を押えばね46に抗して上昇させるための押え
上げカム47と、糸調子器7及び第一保持手段8
における針糸Tの挟圧力を解放するための糸緩め
カム48が一体に支持されている。押え上げカム
47には操作レバー44を「イ」の位置に回動し
た時に、押え棒45を上昇させるように押え棒4
5と一体の押え棒抱き49の下面が対向配置して
ある。また糸緩めカム48は操作レバー44を
「イ」又か「ハ」の位置に回動した時に、糸押え
23をばね29に抗して第7図の二点鎖線の位置
に移動させると共に、保持板32をばね36に抗
して上方に押し上げるように作用するリンク機構
と連結した追従子50に対向配置してある。追従
子50は軸51を中心に揺動自在であり、この揺
動運動は糸押え23に対しては軸52,53に支
持したリンク54,55を介して伝達されるよう
になつている。またリンク54の二又部54aに
は、上端に保持板32の係止部32aが遊嵌され
た二又部をそつ連桿56の下方部が垂直に遊嵌配
置されると共に、その連桿56の水平突出部57
との間にはばね36よりもばね定数の大きなコイ
ルばね58が配置してある。
第1図に示すように第一保持手段8の保持板3
2と繰出し検出装置9のプーリー21は面部機枠
59上面より突出され、且つこれらは中空のカバ
ー60により覆われている。このカバー60の三
方の側面60a,60b,60cは、下方が自身
の内側に向うように傾斜され、針糸Tをカバー6
0の側面60a,60b,60cに巻き掛けて引
張るだけ、針糸Tが自然に滑り落ちて第一保持手
段8及び繰出し検出装置9に対してセツトされる
ようになつている。
電気回路について 位置検出装置61は第2図のように主軸2に固
定した回転板6a及びそれを検出する検出器61
bとからなり、針3がベツド平面に突刺つた直後
から針3がベツド平面より抜け上つた直後までの
主軸2の回転角を検出して低レベル(以下Lとす
る)の位置信号を発生し、これ以外の時期には高
レベル(以下Hとする)の位置信号を発生する。
布厚検出装置62は第3,4図のように押え棒
45の上下動に連動して正逆回転する可動部62
a及びその回転位置に対応する電圧(布厚信号)
を発生するボリユーム62bとからなつている。
押え上昇スイツチ63は第3図のようにリンク
54の揺動経路内に配置され、操作レバー44を
「イ」又は「ハ」の位置に移動操作することに関
連してHの信号を発生する。
速度検出装置64は主軸2の回転速度を検出し
それに対応する数のパルス(速度信号)を発生す
る。誤差演算装置65は第一・第二保持手段8,
11における各保持板32,38の応答動作の遅
れによる繰出し糸量の誤差を修正するためのもの
であり、速度検出装置64の出力バルス数Nに対
し実験的に求めや定数kを乗した数Bのパルス
(補正信号)を発生する。
記憶回路66は各縫目毎の針3の振り幅に関す
る情報(振り幅信号Y)及び布送り歯(図示せ
ず)の水平移動量に関する情報(送り量信号X)
を記憶しているものであり、その記憶情報は位置
検出装置61の出力の立上り時に次の縫目に対応
するものが模様制御回路67を介して読み出さ
れ、これら情報は振り幅信号Y、送り量信号Xと
してラツチ回路68に送られると同時に、振り幅
信号Yはラツチ回路69、送り量信号Xはラツチ
回路70にも送られる。なお、ラツチ回路69は
位置検出装置61の出力の立上りに関連してモノ
マルチバイブレータ(ワンシヨツト)MS1及びイ
ンバータI1を介して作動され、ラツチ回路68,
70は上記位置信号の立下りに関連して動作し、
且つ各ラツチ回路は動作によりその入力をそのま
ま出力する。
針振りステツピングモータ(ST.M)71は針
棒揺動機構を作動するためのものであり、ラツチ
回路69の出力を受け駆動回路72を介して駆動
される。送りステツピングモータ(ST.M)73
は送り機構を作動するためのものであり、ラツチ
回路70の出力を受け駆動回路74を介して駆動
される。
設定装置75はラツチ回路68及びこれと同様
に動作されるラツチ回路76を介して入力される
各信号X,Y,Dに基いて一縫目形成毎に必要な
針糸繰出し量を設定するためのものであり、第9
図に示したように、送り量信号Xの2乗値と振り
幅信号Yの2乗値を加算した値P2に定数k1を乗
した値k1P2と、P2の平方根に定数k2を乗した値
k2Pとを加算した「k1P2−k2P」とし、これに布
厚信号Dに定数k3を乗した値を加え「k1P2+k2P
+k3D」とし、更にこれに定数k4を加算して求め
られた値(設定信号)Aを出力するようになつて
いる。
減算装置77は設定装置75の出力値Aから誤
差演算装置65の出力値Bを減じた値(第11に
おける理論値)Cを繰出し信号として比較回路7
8に出力し、比較回路78は減算装置77とカウ
ンタ76との出力の値が一致した時にHの信号を
発生する。カウンタ79は繰出し検出装置9の出
力パルスを計数した値を出力すると共に、位置信
号の立下りによりリセツトされる。
フリツプフロツプF1は比較回路78のH信号
を受けて動作状態となると共に、位置信号の立下
りに関連して非動状態にリセツトされ、これらの
出力はアンドゲートG1及びインバータI2を介して
アンドゲートG2に送られる。電磁石31,37
はそれぞれ対応する作動回路80,81を介して
アンドゲートG1,G2のH出力により励磁し、L
出力により消磁する。
フリツプフロツプFF2は電源投入後の縫い初め
の数針と、縫い終つた被縫物をミシン縫合部から
取り去つた後の次の縫い初め数針の縫目形成期間
中に両保持手段8,11間への針糸Tの繰込みを
阻止するためのものであり、繰出し検出装置9か
らの信号又は電源投入に関連して初期設定回路8
2から瞬時に発生させる信号を受けてその立上り
により動作状態とされ、且つミシン停止操作に関
連して発生させるミシン停止信号を受けて動作す
るワンシヨツトMS2の出力の立上りにより非動作
状態にリセツトされると共に、端子出力はオア
ゲートG3を介してオアゲートG1,G2に入力され
ている。またカウンタ83は位置検出装置61の
出力の立下りを計数し、その値が予め設定した値
(実施例では「5」とする)に達することに関連
して出力がLからHに反転すると共に、ミシン始
動操作に関連して発生するミシンスタート信号を
受けて動作するワンシヨツトMS3の出力の立上り
に関連してリセツトされ、その出力はアンドゲー
トG3を介してアンドゲートG1,G2に入力されて
いる。
押え上昇スイツチ63は布押え足を上昇させる
とに関連してその時針3がベツド面から抜け上つ
ている上停止区間であれば両保持手段8,11か
ら針糸Tを解放させるためのものであり、その出
力はアンドゲートG4、インバータI3を介してアン
ドゲートG1,G2の入としてある。
フリツプフロツプFF3は縫い始めから繰出し検
出装置9の出力がない場合に針糸Tの消費又は切
断と判断するためのもので、繰出し検出装置9か
らの出力パルスを受けて動作状態とされ、且つス
タート信号を受けて動作する前記ワンシヨツト
MS3の出力の立上りに関連して非動作状態にリセ
ツトされるようになつていると共に、Q端子出力
はアンドゲートG5に又端子出力はアンドゲー
トG6の入力としてある。
フリツプフロツプFF4は縫製中に繰出し検出装
置9からの出力が発生しなくなつた場合に針糸T
の消費又は切断と判断するためのもので、繰出し
検出装置9からの出力パルスを受けて動作状態と
なり、位置検出装置61の出力の立下りに関連し
てリセツトされると共に、Q端子出力はインバー
タI4を介してゲートG5の入力としてある。
カウンタ84,85は位置検出装置61からの
信号の立上りを計数し、その値が予め設定した値
(実施例では前者を「7」針、後者を「3」針と
する。)に達することに関連してその出力をLか
らHに反転すると共に、カウンタ84はワンシヨ
ツトMS3の立上りでまたカウンタ85はフリツプ
フロツプFF4の出力の立上りによりそれぞれリセ
ツトされるようになつている。
カウンタ86,87は共に繰出し検出装置9の
出力パルスを計数しその値を出力すると共に、カ
ウンタ86は公知の下糸巻装置93を作用状態に
セツトすることに関連して発生するようにした糸
巻モード・オン信号を受けて動作するワンシヨツ
トMS4の出力の立上りによりリセツトされ、また
カウンタ87は下糸巻装置93を不作用状態に解
除することに関連して発生する糸巻モード・オフ
信号を受けて動作するワンシヨツトMS5の出力の
立上りによりリセツトされる。
比較回路88は上記糸巻装置93によつて下糸
ボビン94に所望糸量を自動的に巻き取るための
ものであり、適宜に設定される糸巻量設定装置8
9の出力値と、カウンタ86の出力値とが一致す
ることに関連してその出力を反転し、この時の出
力によりモータ停止回路95を介してミシンモー
タを停止するようになつているが、これに代えて
ソレノイドを励磁しその電磁力により糸巻装置9
3を不作用位置に移動させるようにしてもよい。
記憶回路90は糸巻装置93によつて下糸ボビ
ン94に巻き取つた糸量を記憶しておくものであ
り、カウンタ86の計数値を記憶し且つ常にはそ
の記憶値を出力すると共に、ワンシヨツトMS4
出力の立上りにより記憶内容がクリアーされるよ
うになつている。
比較回路91は下糸ボビン94に巻かれた糸量
と同等の上糸量が消費されるのを検出するための
ものであり、記憶回路90の出力とカウンタ87
の出力とを比較し双方が一致することに関連して
一定時間Hの信号を出力するものである。なお、
ブザー,ランプ等の警報装置92はノアゲード
G7の出力がLになつたときに一定時間動作する
ようになつている。
なお、一縫目形成に必要な糸量は後述するよう
に繰出し腕12の繰出し運動と、両保持手段8,
11の作動タイミングを制御することによつて得
られるものであるが、特に保持手段8の保持板3
2の動作の遅れは繰出し誤差の原因となる。そこ
で、実際の繰出し量が第11図に示すように許容
できる上限以上にはならないように、即ち第10
図に示す如く、繰出し腕12の繰出し運動が始め
はゆつくりとしてその後半から次第に速くなるよ
うに前記カム体18のカム面は形成されている。
この発明は以上の構成であり、その作用を次に
説明する。
両保持手段8,11の電磁石31,37は対応
するゲートG1,G2の4つの入力が全部Hになつ
たとき励磁し、そのうちの1つがLになつたとき
には消磁するが、正常の場合には後述するように
ゲートG3,G4,G7からの3つの入力がいずれも
Hになつているから、フリツプフロツプFF1の出
力状態によつて励磁非励磁するかが決まる。
そこで通常の縫製時において、針棒4,天秤
6,繰出し腕12は第10図のタイミング曲線に
沿つて往復動する。繰出し腕12の第2図右方へ
の往動は両保持手段8,11間の針糸経路を増大
するものであるが、繰出し腕12が往動する直前
までにフリツプフロツプFF1が位置検出装置61
のL出力によりリセツトされており、ゲートG1
の出力はL、ゲートG2の出力はHとなり、電磁
石31が消磁すると同時に電磁石37が励磁し、
一方の保持手段8では針糸Tを解放し他の保持手
段11では針糸Tを保持しているから、繰出し腕
12の上記往動によつて増大する針糸経路に相当
する針糸Tが糸巻5から両保持手段8,11間に
繰り込まれる。このときプーリー21が針糸Tの
移動に伴つて回動し、その回転角度に比例した数
のクロツクパルスが繰出し検出装置9から発生す
る。このクロツクパルスはカウンタ79によつて
計数されて比較回路78の一方の入力部に入力さ
れる。また比較回路78の他方の入力部には、記
憶回路6から読み出された送り量信号X、振り幅
信号Y及び布厚検出装置62からの布厚信号Dに
基いて設定装置75で演算した値から誤差演算装
置65からの出力値を減じて補正した減算装置7
7の出力(理論値)Cが入力されており、比較回
路78はカウンタ79の計数値が理論値と一致す
るとH信号を出力する。これによりフリツプフロ
ツプFF1の出力がLからHに反転するので、電磁
石31は励磁し電磁石37は消磁する。
従つて予定長さの針糸Tが両保持手段8,11
間に繰込まれた後には第一保持手段8が針糸Tを
通過不可能に挟持して糸巻5から繰出されるのを
阻止すると共に、第二保持手段11が針糸Tを通
過自在に解放する。なお繰出し腕12の往動の途
中で予定長さの針糸Tが繰出されれば、その後の
繰出し腕12の往動中は第二保持手段11及び針
3間に弛んでいる針糸Tが両保持手段8,11間
に一時的に引き戻される。
また、繰出し腕12は次に針糸Tが天秤6によ
つて緊張されるまでの間に復帰するので、その後
の天秤6の上昇に伴つて第一保持手段8及び縫目
間の針糸Tが次第に張られ、これにより縫目が適
切な強さで締められて結節する。以下同様の作用
が一縫目形成毎に繰返される。
以上のように、送り量信号X,振り幅信号Y,
布厚信号Dに基いて演算された必要糸量が一縫目
形成毎に繰出されるが、縫い始めの数針間は正規
の糸量を必要としない。そこで、電源を入れた後
に縫目を始めると、フリツプフロツプFF2がプリ
セツトされると共に、スタート信号によりカウン
タ83がリセツトされるので、位置検出装置61
の信号の立下りが5回計数されるまでは、即ち縫
目が5針形成されるまでの間はゲートG3の出力
がLとなり、これによりゲートG1,G2が閉じる
ので電磁石31,37は消磁したまま作動しな
い。また、フリツプフロツプFF2はミシン停止に
よりリセツトするが、布を縫合部から取り出した
り位置をずらしたりすると、それに伴なつて針糸
Tが糸巻5から繰出され、繰出し検出装置9から
のパルス信号により再びセツトされるから、その
後に縫製を始めると、上述と同様に縫目が5針形
成されるまでの期間は電磁石31,37が消磁し
たままとなり、規の繰出しは行なわれない。
布を針3を中心に旋回すべくミシンを針棒最下
点付近で停止した場合には、布押え足を上昇させ
てもゲートG4の出力がLのまま変化しないので、
両保持手段8,11の状態はミシン停止前とは変
らず、再びミシンを始動すれば引続き予定の縫目
が形成されるが、布を縫合部から取り出すべく針
棒最上点付近でミシンを停止した場合には、布押
え足を上昇させるとゲートG4の出力がHになり、
これによりゲートG1,G2が閉じるので、電磁石
1,37は消磁し両保持手段8,11とも針糸T
を解放する。なお、保持手段8について、前者の
場合には保持板32が電磁石により吸引されてい
るから、カム体48に連動してリンク54が第2
図時計方向に回動し連桿56が押し上げられて
も、ばね58が圧縮されるだけであるが、後者の
場合には上記電磁石は発生しないから、保持板3
2がばね58を介して連桿59に連動し軸34を
支点に上動する。
糸巻装置93を作用状態にセツトすると、カウ
ンタ86及び記憶回路90がリセツトされる。そ
こで糸巻量設定装置89を適宜に設定操作してか
らミシンを始動すると、針糸Tが糸巻5から下糸
ボビン94に巻き取られ、その糸量は繰出し検出
装置9及びカウンタ86を介して記憶回路90に
記憶されると共に、上記巻き量が設定量に達する
と比較回路88の出力によりモータ停止回路95
を介してミシンモータは停止する。また、縫製に
より消費される糸量は繰出し検出装置9及びカウ
ンタ87により検出され、その糸量が先に下糸ボ
ビン94に巻き取られた糸量に達すると、比較回
路91の出力に関連して警報装置92は一定時間
動作すると共に、モータ停止回路95を介してミ
シンモータは停止する。
縫製の途中で針糸Tが全部消費されたり切れた
りして繰出し検出装置9の出力が止まつた場合に
は、フリツプフロツプFF4がセツトされないの
で、位置検出装置61の立上り出力がカウンタ8
5により計数されることとなり、その設定値に対
応する間に、すなわち主軸2が3回転する間に一
度も繰出し検出装置9の出力が発生しない場合に
は、その時ゲートG5の出力がHとなるから、モ
ータ停止回路95を介してミシンが停止すると共
に、警報装置92が一定時間作動し、またゲート
G1,G2が閉じて電磁石31,37も消磁する。
上述したように、電源が入つていない時、又は
電源投入後であつても針棒上死点付近にミシンを
止めて布押え足を上昇した時や、縫製の途中で針
糸Tが切断したり消費された場合には電磁石3
1,37が消磁して両保持手段8,11による針
糸の保持力が解放されるので、針糸Tをセツトす
る場合には、これらの状態においてまず糸巻5か
ら針糸Tを端部を摘んで引出し、次にその中間部
をカバー60に巻き掛けてから軽く引張ると針糸
Tに下方への分力が発生するから、中間部はカバ
ー60の側面60a,60b,60cを滑り下
り、更に針糸Tの端部を引張れば第一保持手段8
の保持板32とヨーク33との間に引込まれると
共に、繰出し検出装置9のプーリー21に巻き掛
けられる。
また針糸Tをセツトしないでミシンを駆動した
場には、ミシンスタート信号によりリセツトされ
た後に繰出し検出装置9から出力がフリツプフロ
ツプFF3に入力されず出力がHとなるから、カ
ウンタ84の設定数だけ主軸2が回転するとゲー
G4の出力がHとなる。従つてこの場合には主軸
2が7回転してから警報装置が作動すると共に、
電磁石31,37が消磁する。
以上のようにこの発明は繰出し信号に対応する
針糸量を一縫目形成毎に供給源から繰出して天秤
へ供給するようにしたミシンの針糸供給装置にお
いて、一縫目形成毎に布の送り量及び布送りと直
交する方向への針棒の振り量又はこれらと布の厚
さに基いて演算される必要糸量に対応する設定信
号を発生する設定装置と、 主軸に関連配置し主軸の回転角速度に対応する
速度信号を出力する回路検出装置と、 速度信号を関数として針糸量に対応する補正信
号を出力する誤差演算装置と、 設定信号の値から補正信号の値を減算した値を
出力する減算装置とを備え、 減算装置の出力を繰出し信号とすることによ
り、保持手段の動作の遅れによる針糸量の誤差を
補正したので、ミシンの縫い速度を高めて縫製能
率を向上できると共に、ミシンの縫い速度が変化
しても常に良好な縫い品質が得られる等の効果が
ある。
なおこの発明の上記実施例では、繰出し装置1
0が針糸経路を常に一定量を増大させると共に、
保持手段8,11は一方が針糸を保持していると
きには他方が針糸を解放し且つ他方が針糸を保持
しているときには他方が針糸を解放するように作
動するものを示したが特願昭57−151128号に記載
されたもののように、保持手段が、繰出し体によ
る針糸経路の増大時には天秤側の針糸を保持する
と共に供給源側の針糸を解放し、必要量繰出され
ることに関連して供給源側の針糸を保持し、その
後天秤による針糸緊張時期に天秤側の針糸を解放
するように作用し、また両保持手段が針糸を保持
した後は、即ち必要量が繰出された後は両保持手
段間の針糸張力により繰出し体の針糸との係合部
の運動が規制され、針糸経路の増大が行なわれな
いように方式のものに適用して同様の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシン頭部の部分斜視図、第2図は針
糸供給装置の斜視図、第3図は針糸供給装置の部
分正面図、第4図は針糸供給装置の左側面図、第
5図は第一保持手段の縦断面図、第6図は第二保
持手段の縦断面図、第3図は糸調子器の縦断面
図、第8図は電気回路のブロツク図、第9図は設
定装置の一例を示したブロツク図、第10図はタ
イムチヤート、第11図は理論的に求めた針糸の
必要繰出し長さと、実際に繰出しされる針糸長さ
との関係を示した図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 針糸供給源と天秤間の針糸経路を天秤による
    針糸緊張時期以外の時期に一定量増大した後に最
    大緊張時までに最短とするように天秤に同期して
    作動する繰出し装置10と、 一縫目形成毎に布の送り量及び布送りと直交す
    る方向への針棒の振り量又はこれらと布の厚さに
    基いて演算される必要糸量に対応する設定信号を
    発生する設定装置75と、繰出し装置の作動に関
    連して針糸供給源から繰出された糸量に対応する
    糸量信号を発生する繰出し検出装置9と、繰出し
    信号と糸量信号とを比較し双方の値が一致したと
    きに一致信号を発生する比較回路78と、 繰出し装置を挾んで針糸経路上に配置し、繰出
    し装置による針糸経路の増大時には天秤側の針糸
    を通過不可能に保持すると共に供給源側の針糸を
    通過可能に解放し、一致信号に関連して供給源側
    の針糸を保持し、天秤による針糸緊張時期は天秤
    側の針糸を解放するように作用する二箇の保持手
    段8,11とを備え、繰出し信号に対応する針糸
    量を一縫目形成毎に供給源から繰出して天秤へ供
    給するミシンの針糸供給装置において、 主軸に関連配置し主軸の回転角速度に対応する
    速度信号を出力する回転検出装置64と、 速度信号を関数として補正する針糸量に対応す
    る捕正信号を出力する誤差演算装置65と、 設定信号の値から補正信号の値を減算した値を
    出力する減算装置77とを設け、 減算装置の出力を繰出し信号としたことを特徴
    とするミシンの針糸供給装置。
JP15979183A 1983-08-31 1983-08-31 ミシンの針糸供給装置 Granted JPS6053181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15979183A JPS6053181A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 ミシンの針糸供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15979183A JPS6053181A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 ミシンの針糸供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6053181A JPS6053181A (ja) 1985-03-26
JPH0322193B2 true JPH0322193B2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=15701340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15979183A Granted JPS6053181A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 ミシンの針糸供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6053181A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6053181A (ja) 1985-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0322193B2 (ja)
JP3751053B2 (ja) 刺繍縫いミシン
US4619213A (en) Drive control mechanism of sewing machine
JPS6154438B2 (ja)
JPS6154437B2 (ja)
JPH0331267Y2 (ja)
JP3592369B2 (ja) ミシンの針糸供給装置
JPH0246854Y2 (ja)
JP3246529B2 (ja) 糸切りミシン
JPH026935Y2 (ja)
JPS6337024Y2 (ja)
JPH0233399B2 (ja) Mishinnohariitokyokyusochi
JPS6075083A (ja) ミシンの下糸消費検知装置
JPH0328875Y2 (ja)
JPH0924173A (ja) ミシンの糸切れ検出装置
JPH0425113Y2 (ja)
JPS6121020Y2 (ja)
JPS6125747Y2 (ja)
JPH0415180Y2 (ja)
JPH0345671B2 (ja)
JPH0345678B2 (ja)
JPS62612Y2 (ja)
JPH0240940Y2 (ja)
JPH0331265Y2 (ja)
JPH0347879B2 (ja)