JPH0322274Y2 - - Google Patents

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JPH0322274Y2
JPH0322274Y2 JP7676287U JP7676287U JPH0322274Y2 JP H0322274 Y2 JPH0322274 Y2 JP H0322274Y2 JP 7676287 U JP7676287 U JP 7676287U JP 7676287 U JP7676287 U JP 7676287U JP H0322274 Y2 JPH0322274 Y2 JP H0322274Y2
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main body
conductor
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jig
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、中央に円形開口を有する円板状の被
処理材を、該円形開口を規制する内径面及びその
両側に形成された面取り面積部分を除いて電解処
理するための治具に係わり、特に、コンピユータ
補助記憶装置用の当該形状のアルミニウム製又は
アルミニウム合金製の磁気デイスク基板を電解処
理するのに使用するための治具に関する。
従来の技術及びその問題点 アルミニウム製又はアルミニウム合金製の磁気
デイスク基板は、その製造工程に於て電解処理、
例えば陽極酸化処理が行われる。この陽極酸化処
理では、基板の中央に形成されている円形開口を
規制する内径面を処理しないことが要求される。
一般に第1図に示すように、デイスク基板1の円
形開口2を規制する内径面3の両側には面取りが
施されており、実際はこの面取り面積部分4を含
めて陽極酸化処理を施さないことが望まれる。
このように円形開口2を規制する内径面3及び
面取り面積部分4を除いて陽極酸化処理を行うた
めの治具として、実開昭60−78877号公報に記載
された構造、又は実開昭62−36425号公報に記載
された構造、の治具が提案されていた。しかしな
がら、前者の治具では基板面上にてマスキングを
行つており、陽極酸化処理後に行われる研磨工程
に於て基板面に陽極酸化処理面とマスキングによ
るアルミニウム地肌が共存するの、平坦な表面研
磨が困難である問題が生じている。又、この治具
は陽極酸化処理に際しての準備作業が煩雑である
ことに加え、部品点数が多く、保守管理が面倒で
ある問題もあつた。一方、後者の公報に記載の治
具では、弾性材のマスキングリングを円形開口内
に挿入し、両側から圧縮してこれを弾性変形され
ることで内径面のマスキングを行う構造である。
この構造では、マスキングリングの変形でマスキ
ング領域が定まり、マスキングされねばならない
領域内にしばしば部分的に酸化皮膜が形成される
問題があつた。又、この治具では陽極酸化処理に
於て被処理材に電気的導通を行う導電体が処理液
に露出されるので処理毎に交換しなければなら
ず、この作業が煩雑であつた。しかも、導電体と
被処理材との電気的接触が必ずしも十分でなく、
導通ミスを起こしたり、或いは導通が確保されて
もその付近でのマスキングが不良化する等の問題
もあつた。
考案の目的 本考案の目的は上述した従来技術の問題点を解
決し、簡単な構造で作業性も良く、しかも中央の
円形開口を規制する内径面及びその両側のマスキ
ングが確実に得られるとともに、被処理材に対す
る外部からの電気的導通手段を確実化し、且つ処
理毎の交換を不要とする構造の磁気デイスク基板
の陽極酸化処理用治具を提供することである。
問題点の解決手段 本考案は上記目的の達成のために、被処理材の
円形開口の両側から被処理材を挟着するように装
着される互いに緊締される分割された一対の本体
部材と、前記本体部材のそれぞれに配置され、前
記被処理材に対して両本体部材を装着することで
前記面取り面積部分にそれぞれ押圧されるように
なされた弾性材で作られたOリング状のマスキン
グ部材と、前記本体部材の一方に配備され、該本
体部材を被処理材に装着することで被処理材の前
記円形開口内に嵌め込まれるようになされた円周
方向に複数個に分割された導電体と、前記導電体
の内周側に配備され、前記両本体部材を締付ける
ことで圧縮されて弾性変形し、これにより前記導
電体を拡径方向へ押圧するようになされた弾性体
と、前記分割された導電体の1つ又は複数個に対
して一端を電気的に接続され、前記一方の本体部
材の外側へシール部材を介して延在された電気的
処理のためのリード線と、を有して磁気デイスク
基板の陽極酸化処理用治具を構成したのである。
作 用 本考案による磁気デイスク基板の陽極酸化処理
用治具に於ては、被処理材の両側に装着される本
体部材の各々に配備されたOリング状のマスキン
グ部材が被処理材の円形開口の両側に於る面取り
面積部分に圧接され、これにより両本体部材、マ
スキング部材、面取り面積部分、及び内径面によ
つて囲まれた空間を外部からシール状態で隔絶す
る。この隔絶された空間内に導電体が配置され、
その内周側に弾性体が配置されているのである。
即ち、これらは処理液には露出されないのであ
る。導電体は円周方向に分割されて拡径変形可能
とされており、両本体部材を互いに装着して緊締
することで拡径方向へ変形する弾性体によつて導
電体の拡径が行われる。この導電体の拡径によつ
て導電体と被処理材との接触が確実化され、電気
的導通が確保されるのである。又、導電体に対す
る外部からの電気的導通を行うリード線は、一端
を導電体に接続され、他端側が本体部材をシール
状態で挿通して引き出されているので、前述した
両本体部材、マスキング部材、面取り面積部分、
及び内径面によつて囲まれた空間の隔絶は確保で
きるのである。
実施例の説明 第2図に示す実施例の治具は、外形が円柱状の
2つの本体部材10a,10bを有している。こ
れらの本体部材10a,10bは被処理材である
磁気デイスク基板Mの両側に装着されるようにな
つている。この装着は、一方の本体部材10aの
内側(本体部材10bに対面する側)の中央に形
成されたボス11の雌ねじ孔12に対して、他方
の本体部材10bの外部からねじ部材13を螺入
させて緊締させるこで行われるようになつてい
る。ねじ部材13と本体部材10bとの間にはパ
ツキング14が介装され、ねじ部材13の挿通孔
15を通して本体部材内部の隔絶された空間内に
処理液が入らないようにしている。符号16で示
すOリングはシールというようはねじ部材13の
脱落を防止するために備えられたものであり、省
略することができる。
両本体部材10a及び10bは被処理材Mの中
央開口18よりも多少大きな外径を有している。
被処理材Mの中央開口18を規制する内径面19
の両側には面取り面積部分20がそれぞれ形成さ
れており、これらの面取り面積部分20にそれぞ
れ対応させて弾性材で作られたOリング状のマス
キング部材21がそれぞれの本体部材10a及び
10bに配備されている。
ボス11の周囲の空間には、導電性材料により
作られた導電体22が配備されている。この導電
体22は円周方向に分割(例えば2〜5分割)さ
れた割リング構造とされている。導電体22の最
外径部分22aの常時の外径は被処理材Mの円形
開口18を規制する内径面19の内径より僅かに
小さく、緊密ではあるが容易に被処理材Mの円形
開口18内に嵌め込めるようになつている。又、
最外径部分22aの形状は、第2図に示すように
円形開口18を規制する内径面19及びその両側
の面取り面積部分20に対応するように外径面2
2a′、面取り面積部分22a″及び厚さ寸法を有し
ている。
導電体22は内周面側に切欠部22bが形成さ
れており、この内部に弾性材で作られた弾性体2
3が配備されている。
これらのマスキング部材21、導電体22、及
び弾性体23は、次のように形状寸法を設定され
ている。即ち、両本体部材10a及び10bが所
定の状態にねじ部材13により緊締されたとき
に、第3図に示すように導電体22の最外径部2
2aが被処理材Mの円形開口18内に完全に納ま
り、この状態位置にて弾性体23の圧縮変形によ
り導電体22が拡径方向へ押圧されて最外径部2
2aの外径面22a′が円形開口18を規制する内
径面19に密着され、又、マスキング部材21は
両方の本体部材の内面24と両方の面取り面積部
分22a″との間にそれぞれ圧縮変形されるように
なされているのである。
導電体22にはリード線25の一端が接続され
ている。このリード線25は本体部材10aを通
して外部に導かれており、本体部材10aの挿通
部分は適当なシール材26により流体密状態にシ
ールされている。
このような構造の治具の操作を説明すれば、上
述から明らかとなるように、被処理材Mに対する
装着は、円形の中央開口18に対してその両側か
ら本体部材10a及び10bを当付ける。この
際、弾性体23が未だ圧縮されておらず、導電体
22を縮径状態に容易になし得るので、その最外
径部22aを比較的緊密な状態ではあるが簡単に
円形開口18内に嵌め込める。しかる後、ねじ部
材13を雌ねじ孔12内に螺入し、本体部材同志
を緊締する。これで装着は完了するのである。
ねじ部材13の緊締により、先ず弾性体23が
圧縮変形されて導電体22を拡径方向へ押圧し、
その外径面22a′を円形開口18の内径面19に
確実に密着接触させる。これにより導電体22と
被処理材Mとの電気的接触が確保される。又、こ
れと同時に、導電体22の最外径部22aはマス
キング部材21を介して両本体部材により中央に
押圧され、被処理材Mと同一面上に並んだ位置に
保持され、マスキング部材21は第3図に示すよ
うに被処理材Mの円形開口18に於る面取り面積
部分20に押圧される。この押圧接触により、面
取り面積部分20は完全にマスキングがなされ、
又、これより内方の空間は本体部材の外部から隔
絶される。従つて直接にはマスキングされていな
いが内径面19は処理液に露出されず、処理され
ることはない。
所要の処理に使用した後は本体部材10a及び
10bを取り外して、再び次の処理に使用できる
のである。何故ならば、マスキング部材21が劣
化或いは損傷して交換を要する場合以外は、被処
理材Mと電気的導通を確立するための導電体22
は処理液に露出されず、又、両本体部材の間の内
部空間に処理液が流入することは防止されている
ので、再使用に何等の障害はないからである。
第4図〜第7図は他の実施例を示している。
第4図及び第5図に本体部材30として示すよ
うに、本体部材の形状は第2図の形状に限定され
ずに様々に変更できる。例えばここに示すよう
に、導電体31及び32の背面31a及び32a
を傾斜面として拡径動作がし易いようにすること
ができる。又、弾性体33として示すように、弾
性体は矩形断面(第2図)以外に円形断面とする
ことができ、あるいはこれ以外の形状にすること
もできる。同様に、弾性体33を受け入れる切欠
部として、R形状の切欠溝34や角形溝35等の
任意の形状を使用できる。
又、第6図及び第7図に示すように、他方の本
体部材40として示す本体部材の形状も任意であ
る。例えば導電体(図示せず)を直接的に本体部
材の壁面で押圧する代わりに、押圧用のスペーサ
41及び42を介在させる形状でも良い。このス
ペーサ42は弾性体(図示せず)に当接する部分
のみ突出した形状となつている。
何れにしても、治具の組立や被処理材に対する
取付けに際しての取り扱い性を良くする形状とす
ることができる。
尚、本考案による治具は、ここに説明した磁気
デイスク以外の部材で円形開口の処理を防止した
いものの処理にも同様に使用できる。
効 果 本考案による治具は、被処理材に対する装着及
び取り外しの作業性が極めて良好であり、前述し
た従来の構造の治具に対して約半分の時間で作業
ができる。又、作業性が良いだけでなく、被処理
材との電気的導通の確保が簡単且つ確実に行え、
製品の歩留りが良くなつた。しかも導電体の使用
毎の脱膜処理等の面倒な作業が不要になつたの
で、作業工程の簡単化も達成された。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な磁気デイスクの内径面に形成
されている面取りを示す部分的な拡大断面図。第
2図は本考案による一実施例の電解処理用治具と
磁気デイスク基板との組み付け位置関係を示す分
解した全体的な断面図。第3図は第2図に示した
実施例の電解処理用治具により磁気デイスク基板
を固定したときのシール状態を示す部分的な拡大
断面図。第4図〜第7図は本考案の他の実施例と
する電解処理用治具に於る本体部材を示す部分的
な断面図。 M……被処理材、1……デイスク基板、2,1
8……円形開口即ち中央開口、3,19……内径
面、4,20……面取り面積部分、10a,10
b……本体部材、12……雌ねじ孔、13……ね
じ部材、14……パツキング、15……ねじ部材
の挿通孔、21……マスキング部材、22……導
電体、23……弾性体、25……リード線、26
……シール材、30……本体部材、31,32…
…導電体、33……弾性体、34,35……溝、
40……本体部材、41,42……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央に円形開口を有する円板状のアルミニウム
    製又はアルミニウム合金製の被処理材を、前記円
    形開口を規制する内径面及びその両側の面取り面
    積部分を除いて電解処理するための治具であつ
    て、 被処理材の前記円形開口の両側から被処理材を
    挟着するように装着される互いに緊締される分割
    された一対の本体部材と、 前記本体部材のそれれに配置され、前記被処理
    材に対して両側から両方の本体部材を装着するこ
    とで前記面取り面積部分にそれぞれ押圧されるよ
    うになされた弾性材で作られたOリング状のマス
    キング部材と、 前記本体部材の一方に配備され、該本体部材を
    被処理材に装着することで被処理材の前記円形開
    口内に嵌め込まれるようになされた、円周方向に
    分割された導電体と、 前記導電体の内周側に配備され、前記両方の本
    体部材を締付けることで圧縮されて弾性変形し、
    これにより前記導電体を拡径方向へ押圧するよう
    になされた弾性体と、 前記導電体に対して一端を電気的に接続され、
    前記一方の本体部材の外側へシール部材を介して
    延在された電気的処理のためのリード線と、 を有して構成されていることを特徴とする磁気デ
    イスク基板の電解処理用治具。
JP7676287U 1987-05-21 1987-05-21 Expired JPH0322274Y2 (ja)

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JPS63186771U JPS63186771U (ja) 1988-11-30
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