JPH03223097A - 巻上、牽引装置における軸受構造及びその製造法 - Google Patents

巻上、牽引装置における軸受構造及びその製造法

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JPH03223097A
JPH03223097A JP9728990A JP9728990A JPH03223097A JP H03223097 A JPH03223097 A JP H03223097A JP 9728990 A JP9728990 A JP 9728990A JP 9728990 A JP9728990 A JP 9728990A JP H03223097 A JPH03223097 A JP H03223097A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は巻上、牽引装置における軸受構造及びその製造
法、詳しくは、巻上、牽引装置における減速歯車機構を
覆うギヤカバーに軸を支持する軸受構造及びその製造法
に関する。
(従来の技術) 従来、例えばレバー式巻上牽引装置における軸受構造は
、第6図に示したごとく、一対の側板間にロードシーブ
をもった筒軸(T)を支持すると共に、前記側板のうち
、一方の側板(A)の外方に、駆動側軸(Sl)と中間
軸(B2)(B2)と複数の減速ギヤから成る減速歯車
機構(D)を配設して、該減速歯車機構(D)で操作レ
バーの回転動力を減速しながら前記筒軸(T)からロー
ドシーブ側に伝達するようになす一方、前記側板(A)
に前記減速歯車機構(D)の全体を覆うギヤカバー(C
)を取付けて、このギヤカバー(C)に前記駆動側軸(
Sl)と中間軸(B2)(32)の軸方向一端部を支持
するようにしている。そして、前記駆動側軸(Sl)と
中間軸(82)(B2)とを、前記ギヤカバー(C)に
支持するにあたっては、このギヤカバー(C)における
前記各軸(81)(82)(B2)の支持部位に、それ
ぞれ貫通孔(a)(b)(b)を形成して、該各賞通孔
(a)(b)(b)に前記各軸(Sl)(B2)(B2
)の軸端部を軸受体(El)(B2)(B2)を介して
支持しているのである。
所が、以上のような支持手段では、前記ギヤカバー(C
) における各軸(81)(82)(82)の支持部位
に、それぞれ貫通孔(a)(b)(b)を形成するため
に、これら各貫通孔(a)(b)(b)から水や砂など
の異物が内部に侵入したり、或は、前記軸受体(Bl)
(B2)(B2)に外物が当たったりして、その外力で
前記軸受体(B1)(B2)(B2)が位置ずれしたり
するのであり、従って、通常では、前記ギヤカバー(C
)の外方側に、前記各貫通孔(a)(b)(b)を閉鎖
する閉鎖体(H)を取付けて、前記各貫通孔(a)(b
)(b)から前記異物が内部に侵入したり、軸受体(B
l)(B2)(B2)が位置ずれしたりするを防止して
いるのである。 尚、同図においては、前記減速歯車機
構(D)として、前記駆動側軸(Sl)と、この駆動側
軸(Sl)と平行に配設した2本の中間軸(82)(8
2)とを用い、前記駆動側軸(Sl)に第1ギヤ(G1
)を、また、該駆動側軸(Sl)と同軸上の前記筒軸(
T)に第4ギヤ(G4)をそれぞれ支持すると共に、前
記各中間軸(B2)(B2)に、前記第1ギヤ(G1)
に噛合する2つの第2ギヤ(G2)(G2)と、前記第
4ギヤ(G4)に噛合する2つの第3ギヤ(G3)(G
3)とを支持して、操作レバーからの回転動力を前記各
ギヤ(Gl)(G2)(G3)(G4)で減速し、この
減速された回転動力を第4ギヤ(G4)から前記筒袖(
T)を介してロードシーブ側に伝達するようにしている
(発明が解決しようとする課題) 所で、以上のレバー式巻上牽引装置における軸受構造で
は、前記駆動側軸(Sl)と各中間軸(82)(B2)
との軸方向一端を支持する前記各貫通孔(a)(b)(
b)を閉鎖すべく、前記ギヤカバー(C)に閉鎖体(H
)を別途取付ける必要があるため、部品点数が多くなる
ばかりか、前記ギヤカバー(C)への貫通孔(a)(b
)(b)の形成の加工手間や該貫通孔(a)(b)(b
)への軸受体(Bl)(B2)(B2)の固定及び閉鎖
体(H)の取付作業が非常に複雑で、その作業性が悪く
、時間を要する問題があり、しかも、前記ギヤカバー(
C)には、前記駆動側軸(Sl)や各中間軸(82)(
82)の回転に伴い大きな負荷トルクが掛かるのである
が、斯かるギヤカバー(C)に前記各貫通孔(a)(b
)(b)を形成するときには、これら各貫通孔(a)(
b)(b)部分に局部的に大きな負荷トルクが作用して
、貫通孔(a)(b)(b)部分が変形する廣れがあり
、従って、前記ギヤカバー(C)の肉厚を大としたり、
また、該ギヤカバー(C)を補強すべく、別途補強板を
取付けたりする必要があった。
本発明は以上のような問題に鑑みて発明したもので、そ
の目的は、巻上、牽引装置における減速歯車機構を覆う
ギヤカバーに閉鎖体を別途取付けたり、また、前記ギヤ
カバーを補強板などで補強したりすることなく、前記ギ
ヤカバーに外方に向って膨出する閉鎖断面の膨出部を形
成するだけの簡単な構成で、前記ギヤカバーに軸を軸受
体を介して確実に支持できる巻上、牽引装置における軸
受構造を提供することにある。
また、他の目的は簡単な加工で、前記した軸受構造が得
られる製造法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は巻上、牽引装置に
おける減速歯車機構(6)を覆うギヤカバー(7)に軸
を支持する軸受構造として、前記ギヤカバー(7)にお
ける軸の支持部位に、外方に向って膨出する閉鎖断面の
膨出部(71)を形成し、この膨出部(71)の内側に
、前記軸の軸端部を支持する軸受体を固定したのである
また、前記膨出部(71)の膨出基部に、ギヤカバー(
7)の内側に向って開口する拡大部(71b)を段部(
71c)を介して設けると共に、軸受体に前記拡大部(
71b)に嵌合する鍔部を設けてもよい。
また、巻上、牽引装置における減速歯車機構(6)を覆
うギヤカバー(7)に軸を支持する軸受構造の製造法と
して、金属板を冷間塑性加工により成形する前記ギヤカ
バー(7)の成形時、前記軸の支持部位に、冷間塑性加
工により、外方に向って膨出する閉鎖断面の膨出部(7
1)を成形した後、この膨出部に(71)に、前記カバ
ー(7)の内側から前記軸の軸端部を支持する軸受体を
圧入により固定したものである。
また、前記膨出部(71)の膨出基部に軸受体の圧入ガ
イド部(71d)を成形していることが好ましい。
(作用) 前記ギヤカバー(7)における軸の支持部位に形成した
閉鎖断面の膨出部(71)の内側に、軸受体を固定し、
該軸受体に軸を支持するため、換言すれば、前記ギヤカ
バー(7)に貫通孔などを設けることなく、該ギヤカバ
ー(7)の全体が盲状とされて前記軸の支持が行われる
ため、従来のように、前記ギヤカバー(7)に別途閉鎖
板などを設けたりすることなく異物の侵入や軸受体の位
置ずれを阻止でき、しかも、前記膨出部(71)が閉鎖
断面とされて前記ギヤカバー(7)における前記軸の支
持部分の強度を損なうことがないため、補強板などを別
途設ける必要もなくなって、全体構成が簡素化されなが
ら、前記ギヤカバー(7)で前記軸の支持が確実に行わ
れる。
また、前記膨出部(71)の膨出基部に、前記ギヤカバ
ー(7)の内側に向って開口する拡大部(71b)を段
部(71c)を介して設けると共に、前記軸受体に、前
記拡大部(71 b)に嵌合する鍔部を設けるときには
、この鍔部の前記拡大部(71 b)への嵌合により、
前記軸受体の前記膨出部(71)に対する保持強度が強
化され、前記軸が前記ギヤカバー(7)側に確実かつ強
固に支持される。
さらに、上記した軸受構造の製造法によれば、金属板を
冷間塑性加工することによって、前記ギヤカバー(7)
を成形するとき、前記膨出部(71)を冷間塑性加工に
より成形するから、その成形は容易に行えると共に、前
記膨出部(71)は、前記金属板に冷間塑性加工で成形
するから前記膨出部(71)への軸受体の圧入による固
定時には、金属板のもつ弾性力を利用して前記膨出部(
71)への軸受体の圧入が容易に行えるのであり、また
、圧入後には、前記金属板の弾性復元力で軸受体を膨出
部(71)に確実に保持できる。
また、前記膨出部(71)の膨出基部に軸受体の圧入ガ
イド部(71d)を成形すれば、該膨出部(71)への
軸受体の圧入時、軸受体が圧入ガイド部(71d)に案
内されて容易に膨出部(71)内に圧入できる。
(実施例) 第1図〜第5図は本発明の軸受構造をレバー式巻上牽引
装置に適用したものを示し、該レバー式巻上牽引装置は
、第1図及び第5図に示されるように、所定間隔を置い
て対向杖に配設された第1及び第2側板(1)(2)間
に、ロードシーブ(3)をもつ筒袖(4)を回転自由に
支持して、該筒軸(4)内に、後述する操作レバー側か
ら回転動力が伝達される駆動軸(5)を相対回転可能に
支持すると共に、この駆動軸(5)の前記第1側板(1
)から突出される外側端部と前記筒袖(4)との間に、
減速歯車機構(6)を介装させて、該減速歯車機構(6
)で前記駆動軸(5)の回転勤力を前記ロードシーブ(
3)側に減速して伝達するようにしている。
前記減速歯車機構(6)は、第1図で明らかなごとく、
前記駆動軸(5)から外方に延びる駆動側軸(61)と
、この駆動側軸(61)と平行な2本の中間軸(62)
(62)とを備え、前記駆動側軸(61)に第1ギヤ(
83)を、また、前記筒袖(4)に第4ギヤ(64)を
それぞれ支持すると共に、前記各中間軸Cf32>  
(E32)に、前記第1ギヤ(63)に噛合する2つの
第2ギヤ(85)(65)と、前記第4ギヤ(64)に
噛合する2つの第3ギヤ(6B)(86)とを支持して
、前記駆動軸(5)の回転動力を、前記第1ギヤ(63
)、第2ギヤ(85)、第3ギヤ(8B)及び第4ギヤ
(64)の経路で減速し乍ら、前記筒袖(4)からロー
ドシーブ(3)へと伝達すべ(成している。
また、前記第1側板(1)の外側には、前記減速歯車機
構(6)の全体を覆うごとく筒状部(7a)と外側壁(
7b)とを一体形成した有底筒状のギヤカバー(7)を
、複数の固定ポル)(la)で固定すると共に、前記ギ
ヤカバー(7)における外側壁(7b)に、前記減速歯
車機構(8)を構成する駆動側軸(61)と各中間軸(
62)(62)の軸方向一端を軸受支持するようにして
いる。
さらに、第2611板(2)の外側には、第5図に示す
ように、前記第2側板(2)から突出される前記駆動軸
(5)の外部側にハブ胴(10)を固定し、かつ、この
ハブ胴(10)の外方側に送りギヤ(11)を螺装し、
これらハブ胴(10)と送りギヤ(11)との間に、一
対のブレーキ板(12)(13)とブレーキ用型車(1
4)とを介装すると共に、前記第2側板(2)に、前記
型車(14)と噛合し、該型車(14)の逆転を阻止す
る逆転防止爪(15)を設ける一方、前記送りギヤ(1
1)の外周部位に、その歯部(lla)に噛合する爪体
(16)をもった操作レバー(17)を支持し、かつ、
前記送りギヤ(11)の外方側には、送りハンドル(1
8)を設けている。
斯くして、前記操作レバー(17)の往復動操作で、前
記送りギヤ(11)を正、逆回転させ、この正回転時に
、該送りギヤ(11)を前記駆動軸(5)に沿って螺進
させ、前記送りギヤ(10)とブレーキ板(12)(1
3)と型車(14)とをそれぞれ一体止して、前記送り
ギヤ(11)の回転動力を前記駆動軸(5)から前記減
速歯車機構(6)及び筒軸(4)を介して前記ロードシ
ーブ(3)側に伝達し、該ロードシーブ(3)の回転に
伴い、その外周に掛回したロートチエンを回行させて荷
物などの荷揚作業を行い、また、前記送りギヤ(11)
を前記レバー(エフ)で逆転操作して、前記駆動# (
5)を送りギヤ(11)の逆転量だけ逆回転させて荷下
作業を行うようにしている。
本発明は、以上のごとく構成するレバー式巻上牽引装置
における前記ギヤカバー(7)に前記駆動側軸(61)
と各中間軸(62)(62)の軸方向一端を支持するに
あたって、次の軸受構造と成したのである。
即ち、第1図及び第2図で示したように、前記ギヤカバ
ー(7)における外側壁(7b)で、前記駆動側軸(6
1)と各中間軸(62)(82)との支持部位に、それ
ぞれ外方側に向って膨出し、閉鎖断面構造とされた合計
3個の円形状膨出部(71)(71)(71)を独立杖
で、かつ、一体に形成すると共に、これら各膨出部(7
1)(71)(71)内に形成される盲吠の支持孔(7
1a)に、前記駆動側軸(61)の軸端部を支持する第
1軸受体(8)と、前記各中間軸(62)(62)の軸
端部を支持する2つの第2軸受体(8)(9)とを固定
して、これら各軸受体(8)(9)(9)で前記各軸(
el)(E12)(62)を前記ギヤカバー(7)側に
回転可能に支持させたのである。
また、実施例においては、前記ギヤカバー(7)におけ
る筒状部(7a)の先端外周部位に、前記各膨出部(7
1)と同方向に向けて突出する補強リブ(7c)を連続
状に周回形成して、この補強リプ(7c)で前記ギヤカ
バー(7)の全体強度を強化するようにしている。この
場合、第1図で明らかなように、前記補強リブ(10)
の外方側への突出高さが前記各膨出部(71)より高く
なるように形成して、巻上作業などを行う際に前記ギヤ
カバー(7)を下にして巻上牽引装置を地上に載置した
とき、前記各膨出部(71)が地上に直接接地するのを
前記補強リブ(7C)で阻止して、前記各膨出部(71
)の損傷や変形などを未然に防止するようにしている。
次に前記レバー式巻上牽引装置における前記ギヤカバー
(7)に駆動側軸(61)及び中間軸(82)(82)
を支持するための軸受構造の製造法について説明する。
先ず、薄肉金属板をプレス加工などにより冷間塑性加工
して前記ギヤカバー(7)を成形するのであり、このと
き、同時に前記ギヤカバー(7)における前記駆動側軸
(61)及び中間軸(62)(62)との支持部位に、
前記冷間塑性加工をして外方に向って膨出する閉鎖断面
の膨出部(71)(71)(71)を成形する。
この場合、前記各膨出部(71)(71)(71)内に
は、それぞれに固定する前記第1、第2軸受体(8)(
8)(9)の外径よりもや\小径とした支持孔(71a
)を形成されるように成形する。
然かる後、これら各膨出部(71)(71)(71)の
支持孔(71a)内に、前記カバー(7)の内側から前
記駆動側軸(61)を支持する第1軸受体(8)と中間
軸(82)(82)を支持する第2軸受体(9)(9)
とをそれぞれ圧入して固定するのである。
この軸受構造の製造法によると、金属板を冷間塑性加工
することにより、ギヤカバー(7)を成形するとき、前
記膨出部(71)(71)(71)を成形するのである
から、これら膨出部(71)(71)(71)が容易に
、かつ精度よく成形できると共に、前記各膨出部(71
)(71)(71)への前記第1、第2軸受体(8)(
9)(9)の圧入による固定時には、金属板のもつ弾性
力を利用して前記各膨出部(71)(71)(71)へ
の第1、第2軸受体(8)(9)(9)の圧入が容易に
行えるのであり、また、圧入後には、前記金属板の弾性
復元力で前記第1、第2軸受体(8)(9)(9)を前
記各膨出部(71)(71)(71)に確実に保持でき
る。
また、前記各膨出部(71)(71)(71)の膨出基
部に第1、第2軸受体(8)(9)(9)を支持孔(7
1a)に案内するためのアール状圧入ガイド部(71d
)を成形すれば、前記各膨出部(71)(71)(71
)への各軸受体(8)(9)(9)の圧入時、前記各軸
受体(8)(9)(9)を圧入ガイド部(71d)の案
内により容易に膨出部(71)内に圧入することができ
る。
本発明は以上のごとく構成したものであるから、前記ギ
ヤカバー(7)の外側壁(7b)に一体形成した閉鎖断
面構造の各膨出部(71)(71)(71)に、前記第
1、第2軸受体(8)(9)(9)を介して駆動側軸(
61)と各中間軸(62)(82)との軸端をそれぞれ
支持することによって、従来のように、前記ギヤカバー
(7)に別途閉鎖板などを設けたりすることなく、外部
からの異物の侵入や外力による前記第1、第2軸受体(
8)(9)(9)の位置ずれを阻止できるのであり、ま
た、前記各膨出部(71)(71)(71)は閉鎖断面
で、かつ、前記外側壁(7b)と共に一体成形されるこ
とから、前記ギヤカバー(7)の前記各軸(61)(6
2)(62)の支持部分の強度を損なうことがないため
に、補強板などを別途追加する必要がなく、前記ギヤカ
バー(7)だけで前記各軸(81)(62)(82)の
支持を確実に行うことができる。
また、第3図は、ギヤカバー(7)に形成する膨出部(
71)(71)(71)と、第1、第2軸受体(8)(
9)(9)との別の実施例を示すものであって、前記ギ
ヤカバー(7)における外側壁(7b)内面側で、前記
各膨出部(71)(71)(71)の膨出基部側に、そ
の支持孔(71a)より径大とした拡大部(71 b)
を所定深さにわたって形成し、該拡大部(71 b)を
周方向にフラットな段部(71c)を介して前記各膨山
部(71)の支持孔(71a)に連続させると共に、前
記第1、第2軸受体(8)(9)(9)に、それぞれ前
記拡大部(71b)に嵌合可能な鍔部(81)(91)
(91)を一体形成するようにしたものである。
そして、前記第1、第2軸受体<8)(9)(9)を前
記各膨出部(71)(71)(71)内の支持孔(71
a)に固定支持させるとき、前記各軸受体(8)(9)
(9)に設けた各鍔部(81)(91)(91)を、そ
の外面側を前記各段部(71c)に当接させた状態で、
前記各拡大部(71b)内に嵌合することにより、前記
各軸受体(8)(9)(9)の各膨出部(71)に対す
る保持強度が強化され、特に、前記駆動側軸(61)や
各中間軸(62)には、その回転に伴い大きな負荷トル
クが掛かるのであるが、斯かる負荷トルクが、前記各軸
受体(8)(9)の前記各支持孔(71a)内への挿通
部位と、前記各鍔部(81)(91)(91)の前記各
拡大部(71b)内への嵌合部位とで受止められること
となって、前記各軸受体(8)(9)(9)で前記駆動
側軸(61)と各中間軸(E32)(E12)とを、前
記ギヤカバー(7)側に確実かつ強固に支持できるので
ある。
また、前記した拡大部(71 b)と段部(71C)と
は、前記ギヤカバー(7)に前記膨出部(71)を冷間
塑性加工で成形するとき同時成形するのであり、しかも
、この冷間塑性加工時に前記拡大部(71b)及び段部
(71c)を凹ませて形成する故、これら拡大部(71
b)及び段部(71c)の直角度が出し易くて精度良く
形成でき、これにより、前記各拡大部(71 b)に前
記各鍔部(81)(91)(91)を正確かつ確実に嵌
合させ得て、前記各軸受体(8)(9)の各膨出部(7
1)に対する保持強度が強化できるのである。
以上の実施例では、前記ギヤカバー(7)の各膨出部(
71)をそれぞれ独立吠に形成したが、これら各膨出部
(71)は、第4図で示したように、それぞれ連続状に
形成してもよい。
また、既述実施例では、前記ギヤカバー(−7)に駆動
側軸(61)及び中間軸(82)(E32)をそれぞれ
支持するようにしたけれども、前記駆動軸(61)は第
1側板(1)と第2側板(2)とに支持されることから
、該駆動側軸(81)の軸端部を前記ギヤカバー(7)
に必ずしも支持する必要はなく、前記中間軸(62)(
62)の軸端部のみを支持すべく構成してもよい。
さらに、以上の実施例では、レバー式巻上牽引装置にお
ける軸受構造に適用したものについて説Illたが、こ
の他、チェーンブロックなどの巻上装置や牽引装置にお
ける軸受構造にも適用できることは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の巻上、牽引装置における
軸受構造では、ギヤカバー(7)における軸の支持部位
に、外方に向って膨出する閉鎖断面の膨出部(71)を
形成し、この膨出部(71)の内側に、前記軸の軸端部
を支持する軸受体を固定したから、閉鎖断面とした前記
膨出部(71)内に前記軸受体を介して前記軸を支持す
ることができるのであり、この結果、従来のように、前
記ギヤカバー(7)に閉鎖板や補強板などを別途設けた
りする必要がなくなって、全体構成を簡素化できながら
、異物の侵入や軸受体のずれなどを阻止でき、しかも、
前記膨出部(71)は閉鎖断面であるから、前記ギヤカ
バー(7)における前記軸の支持部分の強度を損なうこ
とがないため、前記ギヤカバー(7)で前記軸を確実に
支持できるに至ったのである。
また、前記膨出部(71)の膨出基部に、前記ギヤカバ
ー(7)の内側に向って開口する拡大部(71 b)を
段部(71c)を介して設けると共に、前記軸受体に、
前記拡大部(71 b)に嵌合される鍔部を設けるとき
には、この鍔部の前記拡大部(71 b)への嵌合によ
り、前記軸受体の前記膨出部(71)に対する保持強度
が強化され、前記軸が前記ギヤカバー(7)側に確実か
つ強固に支持できるのである。
さらに、巻上、牽引装置における軸受構造の製進法とし
て、金属板を冷間塑性加工により成形する前記ギヤカバ
ー(7)の成形時、前記軸の支持部位に、冷間塑性加工
により、外方に向って膨出する閉鎖断面の膨出部(71
)を成形した後、この膨出部(71)に、前記カバー(
7)の内側から前記軸の軸端部を支持する軸受体を圧入
により固定したから、前記ギヤカバー(7)を金属板の
冷間塑性加工により成形するとき、前記膨出部(71)
を成形できるので、該膨出部(71)を容易に成形でき
ると共に、前記膨出部(71)への軸受体の圧入による
固定時には、金属板のもつ弾性力を利用して前記膨出部
(71)への軸受体の圧入が容易に行えるのであり、ま
た、圧入後には、前記金属板の弾性復元力で軸受体を膨
出部(71)に確実に保持できるのである。
また、前記膨出部(71)の膨出基部に軸受体の圧入ガ
イド部(71d)を成形すると、該膨出部(71)への
軸受体の圧入時、軸受体の軸端部を前記圧入ガイド部(
71d)により案内させて軸受体を膨出部(71)内に
容易に圧入できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の軸受構造をレバー式巻上牽引装置に適
用した実施例を示す要部の横断面図、第2図はギヤカバ
ーの正面図、第3図及び第4図はそれぞれ他の実施例を
示す図面、第5図は同レバー式巻上牽引装置の全体構造
を示す縦断面図、第6図は従来例を示す断面図である。 (6)・・・減速歯車機構 (7)I・・・・ギヤカバー (71)・・・・膨出部 (71b)−・・拡大部 (71c)・−・段部 (71d)・・・圧入ガイド部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)巻上、牽引装置における減速歯車機構(6)を覆
    うギヤカバー(7)に軸を支持する軸受構造であって、
    前記ギヤカバー(7)における軸の支持部位に、外方に
    向って膨出する閉鎖断面の膨出部(71)を形成し、こ
    の膨出部(71)の内側に、前記軸の軸端部を支持する
    軸受体を固定したことを特徴とする巻上、牽引装置にお
    ける軸受構造。
  2. (2)膨出部(71)の膨出基部に、ギヤカバー(7)
    の内側に向って開口する拡大部(71b)を段部(71
    c)を介して設けると共に、軸受体に前記拡大部(71
    b)に嵌合する鍔部を設けている請求項1記載の巻上、
    牽引装置における軸受構造。
  3. (3)巻上、牽引装置における減速歯車機構(6)を覆
    うギヤカバー(7)に軸を支持する軸受構造の製造法で
    あって、金属板を冷間塑性加工により成形する前記ギヤ
    カバー(7)の成形時、前記軸の支持部位に、冷間塑性
    加工により、外方に向って膨出する閉鎖断面の膨出部(
    71)を成形した後、この膨出部(71)に、前記カバ
    ー(7)の内側から前記軸の軸端部を支持する軸受体を
    圧入により固定したことを特徴とする巻上、牽引装置に
    おける軸受構造及びその製造法。
  4. (4)膨出部(71)の膨出基部に軸受体の圧入ガイド
    部(71d)を成形している請求項3記載の巻上、牽引
    装置における軸受構造及びその製造法。
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