JPH0322372B2 - - Google Patents

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JPH0322372B2
JPH0322372B2 JP57118968A JP11896882A JPH0322372B2 JP H0322372 B2 JPH0322372 B2 JP H0322372B2 JP 57118968 A JP57118968 A JP 57118968A JP 11896882 A JP11896882 A JP 11896882A JP H0322372 B2 JPH0322372 B2 JP H0322372B2
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JP
Japan
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interferon
fatty acid
present
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administered
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JP57118968A
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English (en)
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JPS5910524A (ja
Inventor
Shozo Muranishi
Hiroyuki Yoshikawa
Juichiro Sato
Norio Naruse
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインターフエロン組成物に関するもの
である。本発明は、比較的不安定な薬物とされて
いるインターフエロンを失活させることなく、組
織障害をともなわず、効果的に直腸、皮膚あるい
は肺から吸収可能で吸収後リンパ液中に高濃度に
移行しやすいという特色を有する。 インターフエロンは分子量1.5万〜数万の蛋白
または糖蛋白であつて、抗ウイルス効果、抗腫瘍
効果が期待され、多様な生理活性を示す物質であ
る。 本物質は蛋白であることから温度、酵素反応、
物理的または化学的反応により失活しやすく、そ
のため経口投与は不可能とされており、従来、凍
結乾燥品または凍結品を常法により注射薬として
用いるか、あるいは点眼薬として用いられるにす
ぎなかつたた。しかしながら注射による投与法は
患者にとつて不便であり、注射部位の障害など問
題点もあるばかりでなく、投与されたインターフ
エロンは生体中で比較的容易に代謝排泄されて、
血中のインターフエロンは半減期15分程度で失活
することが知られている。 本発明者らはかかる点を考慮し、直腸投与型製
剤に着目して研究を進めた結果、インターフエロ
ンに不飽和脂肪酸および特定の界面活性剤を配合
して得られるミセル型溶液組成物またはこれを凍
結乾燥して得られる粉末組成物がインターフエロ
ンの安定性を増強し、しかも組織障害をともなわ
ず、効果的に直腸などから吸収可能でリンパ液中
に高濃度に移行せしめるという目的を満足させる
新規組成物であることを見出し、本発明を完成す
るに至つた。 すなわち本発明は、a)不飽和脂肪酸、b)ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、アルキルポリ
オキシエチレンエーテルまたはシヨ糖脂肪酸エス
テル、c)水およびd)インターフエロンを配合
してなるインターフエロン組成物およびその製造
法を提供するものである。 本発明で言うインターフエロンとは、ヒト白血
球またはリンパ芽球などが産生するヒト・インタ
ーフエロン−α、ヒト線維芽細胞などが産生する
ヒト・インターフエロン−β、ヒトリンパ球など
が産出するヒト・インターフエロン−γなどの天
然型インターフエロン、遺伝子操作法により大腸
菌などに産生させたこれらのインターフエロンの
1つまたは2つ以上の混合物を言い、また若干の
化学修飾などを受けたインターフエロンであつて
もよい。これらのインターフエロンは本発明に適
用可能であればその形態を問わないが、通常、精
製後賦形剤などを添加して凍結乾燥するかまたは
そのまま凍結して保存されたインターフエロン製
剤を用いる。 本発明の不飽和脂肪酸は、C14〜C20の不飽和脂
肪酸が好ましく、具体的にはオレイン酸、リノー
ル酸、リノレイン酸、アラキドン酸等が挙げられ
る。この中でも、特にリノール酸、オレイン酸が
好ましい。これらは一種でも二種以上を併用して
も良い。 本発明のb)成分は界面活性剤であり、ポリオ
キシエチレン脂肪酸エステル、アルキルポリオキ
シエチレンエーテルまたはシヨ糖脂肪酸エステル
の一種または二種以上が適宜に選択される。具体
的には、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルとし
ては、たとえば日光ケミカルズ社製ニツコール
HCO−60 、HCO−50 、CO−60 等が挙げ
られる。またアルキルポリオキシエチレンエーテ
ルとしては、たとえば日光ケミカルズ社製BS−
10 等が挙げられる。さらにシヨ糖エステルとし
ては、たとえば菱糖社製リヨートーシユガーエス
テルP1570 等が挙げられる。また、これらの界
面活性剤以外のものでも、生体に安全な非イオン
性界面活性剤であれば使用が可能である。 本発明の各成分の好ましい配合割合は、インタ
ーフエロン0.1〜10×106国際単位に対して、不飽
和脂肪酸5〜100ミリモル、界面活性剤0.2〜4%
が適当である。 本発明組成物を製造するには、本発明のb)ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、アルキルポリ
オキシエチレンエーテルおよび/またはシヨ糖エ
ステルを含む水溶液に不飽和脂肪酸を加えて混合
し、激しく撹拌する。撹拌は、たとえば超音波処
理または均質化処理(ホモゲネーシヨン)等によ
り、可視上透明乃至半透明溶液となるまで行ない
ミセル溶液を形成させる。ミセル溶液とはミセル
または混合ミセルが形成された透明または半透明
な溶液である。 このミセル溶液をインターフエロン製剤に加え
てゆるくかきまぜながら放置すると均一に溶解し
て透明となり、インターフエロン含有ミセル溶液
組成物を製造することができる。 本発明組成物は、この様に製造されたミセル溶
液状で使用しても良いし、さらにこれを常法によ
り乾燥させて得られる粉末状で使用しても良い。
粉末状にするには、得られたミセル溶液組成物を
そのまま、またはマンニトール等の製剤用賦形剤
を加えて、乾燥することによつて直腸投与用の粉
体組成物が得られる。乾燥は通常凍結乾燥が行な
われる。この粉体組成物は、水に分散すると透明
または半透明なミセル溶液を再現する。 本発明のインターフエロン組成物の投与は、こ
れをそのままあるいは適宜安定化剤、防腐剤、増
量剤等の添加剤を加えて行なわれる。またミセル
溶液状、粉末状の形態で直接腸管に投与可能であ
るが、常法により坐剤の形態にして投与すること
も可能である。具体的にはミセル溶液組成物は直
腸投与用注入器等を用いて投与する剤型にしても
良い。また粉体組成物はソフトカプセルに充填し
て、直腸投与用ソフトカプセルにしても良いし、
通常用いられる坐剤基剤中に分散させたのち、常
法により成型し、直腸坐剤としても良いし、この
ほか更に試形剤を加えて圧縮成型し、直腸坐剤と
することもできる。 インターフエロンは、生食などに溶解したまま
では腸管からは吸収されず、腸管内で分解されて
しまうが、本発明の組成物の状態では腸管から容
易に吸収され、血中およびリンパ液中に高濃度で
検出される。特に本方法により投与されたインタ
ーフエロンは通常の静注などによる全身投与法に
比べて、リンパ液中に高濃度に移行することが特
徴で、癌の移転防止など新規なインターフエロン
の臨床的応用が期待されるものである。このよう
なインターフエロンの体内挙動は、本発明の組成
物においてインターフエロンがミセルまたは混合
ミセルに取込まれて安定化されて腸内に存在し、
さらに組成物を構成する脂肪酸が腸管から吸収さ
れるのに伴つてインターフエロンの吸収が促進さ
れたものと思われる。 また、本発明のインターフエロン組成物は皮膚
吸収も可能である。さらに本発明の組成物は、粉
末状でスプレー投与する経肺吸収も可能である。 インターフエロンに関しては、従来ミセル溶液
製剤が試みられた例はまつたくなかつたが、本発
明の特定の脂肪酸および界面活性剤を使用するこ
とにより、インターフエロンのような不安定化合
物をミセル製剤の製造過程において失活させるこ
となく、安定に取りあつかうことを可能とし、さ
らに組織障害をともなわず、効果的に吸収可能で
吸収後リンパ液中に高濃度に移行させることをも
可能としたのである。 以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 オレイン酸20mMと日光ケミカルズ社製のアル
キルポリオキシエチレンエーテル(BS−10 )
0.4%w/vを含む蒸留水2mlを超音波処理して
透明なミセル溶液を調整した。この溶液を、ヒト
線維芽細胞インターフエロン(6×106IU)製剤
に加え撹拌して均一なインターフエロン含有ミセ
ル溶液を得た。このミセル溶液をラツト大腸に投
与し、投与後の胸管リンパ液中および血清中のイ
ンターフエロン濃度を測定した。結果を表1に示
す。 ラツトへの投与は、実験前24時間絶食した体重
250〜300gのフイツシヤー系雄性ラツトの大腸部
分を結紮腸管としてインターフエロンをその内に
投与した。投与3時間後に胸管リンパ液および血
清を採取し、各サンプル中に存在するインターフ
エロン濃度を生物学的検定法により測定した。 実施例 2 オレイン酸20mMと菱糖社製のシヨ糖エステル
(リヨートーシユガーエステルS−1670 )0.4%
を含む蒸留水2mlを超音波処理しミセル溶液を調
整し、これと実施例1と同様にしてヒト線維芽細
胞インターフエロン(2.7×106IU)に溶解させ
た。 次に、このインターフエロン含有ミセル溶液を
実施例1と同様にしてラツト大腸に投与し、イン
ターフエロン濃度を測定した。結果を表1に示
す。 実施例 3 実施例2のリヨートーシユガーエステル の代
りに日光ケミカルズ社製のポリオキシエチレン脂
肪酸エステル(ニツコールHCO−60 )を使用
した以外は実施例2と同様にして、インターフエ
ロン濃度を測定した。結果を表1に示す。 実施例 4 リノール酸20mMと日光ケミカルズ社製のポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル(ニツコール
HCO−60 )0.4%を含む蒸留水2mlを超音波処
理しミセル溶液を調整し、これを実施例1と同様
にしてヒト線維芽細胞インターフエロン(2.7×
106IU)に溶解させた。 次に、このインターフエロン含有ミセル溶液を
実施例1と同様にしてラツト大腸に投与し、イン
ターフエロン濃度を測定した。結果を表1に示
す。 実施例 5 実施例4のヒト線維芽細胞インターフエロンの
代りにヒト白血球インターフエロン(2.7×
106IU)を使用する以外は実施例4と同様にし
て、インターフエロン濃度を測定した。結果を表
1に示す。 比較例1,2 ヒト線維芽細胞インターフエロン(2.7×
106IU)およびヒト白血球インターフエロン(2.7
×106IU)を本発明の不飽和脂肪酸および界面活
性剤を添加しない生食に溶解してラツト大腸に投
与し、投与後のリンパ液中および血清中のインタ
ーフエロン濃度を測定した。結果を表1に示す。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a 不飽和脂肪酸、 b ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、アルキ
    ルポリオキシエチレンエーテルまたはシヨ糖脂
    肪酸エステル、 c 水、 および d インターフエロン を配合してなるインターフエロン組成物。 2 a 不飽和脂肪酸、 b ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、アルキ
    ルポリオキシエチレンエーテルまたはシヨ糖脂
    肪酸、 および c 水を混合してミセル溶液を調製し、該ミセル
    溶液をd)インターフエロンに加えることを特
    徴とするインターフエロン組成物の製造法。
JP57118968A 1982-07-08 1982-07-08 インタ−フエロン組成物およびその製造法 Granted JPS5910524A (ja)

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