JPH03224201A - 抵抗ペースト組成物 - Google Patents
抵抗ペースト組成物Info
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- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、パイロクロール型酸化物から成る導電性物質
とガラスフリットから構成される抵抗ペースト組成物に
関し、特に、抵抗値変動が少なくTCHの小さなペース
ト組成物の提供を目的とするものである。
とガラスフリットから構成される抵抗ペースト組成物に
関し、特に、抵抗値変動が少なくTCHの小さなペース
ト組成物の提供を目的とするものである。
[従来技術]
従来、HIC(混成集積回路)等の厚膜抵抗は、RuO
2(酸化ルテニウム)またはルテニウムの複合酸化物な
どからなる導電性粉末とホウケイ酸またはホウケイ酸鉛
系ガラス粉末との混合物に有機ビヒクルを加えて混練し
たペーストを用い、アルミナ等のセラミック基板に印刷
した後、焼成して形成されている。
2(酸化ルテニウム)またはルテニウムの複合酸化物な
どからなる導電性粉末とホウケイ酸またはホウケイ酸鉛
系ガラス粉末との混合物に有機ビヒクルを加えて混練し
たペーストを用い、アルミナ等のセラミック基板に印刷
した後、焼成して形成されている。
この場合、ペースト中に配合されるガラスフリットは抵
抗値の調整を行うと同時に、基板との接着性、抵抗の安
定性等を向上させる役割を担っている。このような目的
で使用されてきたガラスフリットとしては、ホウケイ酸
鉛系ガラスが主流であり、しかもガラスフリットの全量
基準で4重量%以上の820.を含有するガラスフリッ
トを用いることが必要とされていた。一方、導電性物質
としてパイロクロール型の複合酸化物を使用すると、焼
成過程において非常に微細なRu O2等が析出して遊
離状態で存在するようになるため、これが焼成時におい
て焼成条件の変動に敏感に反応して、抵抗値の変動を大
きくする要因となっていた。
抗値の調整を行うと同時に、基板との接着性、抵抗の安
定性等を向上させる役割を担っている。このような目的
で使用されてきたガラスフリットとしては、ホウケイ酸
鉛系ガラスが主流であり、しかもガラスフリットの全量
基準で4重量%以上の820.を含有するガラスフリッ
トを用いることが必要とされていた。一方、導電性物質
としてパイロクロール型の複合酸化物を使用すると、焼
成過程において非常に微細なRu O2等が析出して遊
離状態で存在するようになるため、これが焼成時におい
て焼成条件の変動に敏感に反応して、抵抗値の変動を大
きくする要因となっていた。
パイロクロール型酸化物の抵抗温度係数(以下TCRと
いう)は本来零に近いものであるが、上記のような遊離
状態のRuO7等が存在するとその影響を強く受け、T
CR値がプラス側へ大きく傾くと同時に、ガラスとの混
合比率の変動によって生しるTCR値の変動が非常に大
きくなることが知られている。
いう)は本来零に近いものであるが、上記のような遊離
状態のRuO7等が存在するとその影響を強く受け、T
CR値がプラス側へ大きく傾くと同時に、ガラスとの混
合比率の変動によって生しるTCR値の変動が非常に大
きくなることが知られている。
[発明が解決しようとする課題]
上述の理由により、従来の方法ではTCRの変動が大き
く、HotTCR値とCo1dTCR値との差が最低で
も120〜150 ppm/℃となるため、焼成後通常
の方法により厳密に調整してもTCR≦±501)I)
ffl/℃以下にすることはできなかった。
く、HotTCR値とCo1dTCR値との差が最低で
も120〜150 ppm/℃となるため、焼成後通常
の方法により厳密に調整してもTCR≦±501)I)
ffl/℃以下にすることはできなかった。
このため、抵抗値変動が小さい上に、TCR絶対値が小
さく且つHOtTCRとCo1dT CRとの差が10
0 ppm/’C以内の抵抗ペーストが得られるように
するための何らかの解決手段が求められていた。
さく且つHOtTCRとCo1dT CRとの差が10
0 ppm/’C以内の抵抗ペーストが得られるように
するための何らかの解決手段が求められていた。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は斯る課題を解決するため鋭意研究したとこ
ろ、焼成過程で生成するRuO2を固定する手段として
、ある特定範囲の組成を持つガラスフリットを使用する
ことによって、上記目的に適う優れた効果が得られるこ
とを見い出し本発明に到達することができた。
ろ、焼成過程で生成するRuO2を固定する手段として
、ある特定範囲の組成を持つガラスフリットを使用する
ことによって、上記目的に適う優れた効果が得られるこ
とを見い出し本発明に到達することができた。
すなわち本発明は、少なくとも1種のパイロクロール型
酸化物、好ましくは 式M2 M′2O7− (ただし、MはYSLa、TJ7 、I n、Cd。
酸化物、好ましくは 式M2 M′2O7− (ただし、MはYSLa、TJ7 、I n、Cd。
pbおよびBiからなる群より選ばれる同一のまたは異
なる元素であり、M′はRuS IrおよびRhからな
る群より選ばれる同一のまたは異なる元素である。)で
表されるパイロクロール型酸化物から成る導電性物質5
〜95重量部に、PbO60〜90重量%と5i021
0〜40重量%とから成るガラスフリット(ただしPb
OとS i O2との合計は100重量%)または上記
混合物にさらにB2030.1〜4重量%を加えたガラ
スフリット(ただしpboと5in2とB20.の合計
は100重量%)95〜5重量部を導電性物質とガラス
−リットとの合計量が100重量部となるように配合し
た組成物であることを特徴とする抵抗ペースト組成物を
提供するものである。
なる元素であり、M′はRuS IrおよびRhからな
る群より選ばれる同一のまたは異なる元素である。)で
表されるパイロクロール型酸化物から成る導電性物質5
〜95重量部に、PbO60〜90重量%と5i021
0〜40重量%とから成るガラスフリット(ただしPb
OとS i O2との合計は100重量%)または上記
混合物にさらにB2030.1〜4重量%を加えたガラ
スフリット(ただしpboと5in2とB20.の合計
は100重量%)95〜5重量部を導電性物質とガラス
−リットとの合計量が100重量部となるように配合し
た組成物であることを特徴とする抵抗ペースト組成物を
提供するものである。
[作 用]
本発明において用いられるガラスフリットの組成は、ガ
ラスフリットの全量を100とする重量%で60≦Pb
O≦90.10≦5in2≦40.0≦8203≦4の
条件を満たすものであるが、この範囲が特に好ましい理
由は次の通りである。
ラスフリットの全量を100とする重量%で60≦Pb
O≦90.10≦5in2≦40.0≦8203≦4の
条件を満たすものであるが、この範囲が特に好ましい理
由は次の通りである。
ガラスフリット中に含まれるB20.の量が、遊離状態
にあるRuO2を固定する反応に最も強く影響を及ぼす
ことが確認された。すなわち、B2O3の量が上記基準
で4重量%を越えるとRuO2がPbRu0.あるいは
Pb2Ru07−8の形で固定され難くなるため、B2
O3の添加量は4重量%以下とすることが必要である。
にあるRuO2を固定する反応に最も強く影響を及ぼす
ことが確認された。すなわち、B2O3の量が上記基準
で4重量%を越えるとRuO2がPbRu0.あるいは
Pb2Ru07−8の形で固定され難くなるため、B2
O3の添加量は4重量%以下とすることが必要である。
また、PbOと5in2の配合比率に関しては、両者の
合計を100重量%とした場合PbOが90重量%以上
、したがって5in2が10重量%以下の場合は、抵抗
値の安定性が悪く、逆にPbOが60重量%以下、した
かって5102が40重量%以上てはtlotTcRと
Co1dT CRとの差が100 ppm/℃以上とな
り、本発明の目的の一つであるTCRの差を±501)
I)Ill/℃以内にするという目的が達成できない。
合計を100重量%とした場合PbOが90重量%以上
、したがって5in2が10重量%以下の場合は、抵抗
値の安定性が悪く、逆にPbOが60重量%以下、した
かって5102が40重量%以上てはtlotTcRと
Co1dT CRとの差が100 ppm/℃以上とな
り、本発明の目的の一つであるTCRの差を±501)
I)Ill/℃以内にするという目的が達成できない。
上記の理由により、PbOとSiO2の配合は、それぞ
れ60≦PbO≦90.10≦5in2≦40(重量%
)の範囲と定めた。また、本発明法において導電性物質
として使用するパイロクロール型酸化物として好ましく
は、 式M2M′2O.−。
れ60≦PbO≦90.10≦5in2≦40(重量%
)の範囲と定めた。また、本発明法において導電性物質
として使用するパイロクロール型酸化物として好ましく
は、 式M2M′2O.−。
(ただし、MはY、La5TIS In、Cd。
pbおよびB1からなる群より選ばれる同一のまたは異
なる元素であり、M′はRu、IrおよびRhからなる
群より選ばれる同一のまたは異なる元素である。)で表
されるものを用い、ガラスフリットと適量混合してペー
スト組成物とすることができる。導電性物質と、ガラス
フリットとの配合比は従来の抵抗ペーストの場合と同じ
でよく、通常前者と後者の重量比は(5〜95) :
(95〜5)である。
なる元素であり、M′はRu、IrおよびRhからなる
群より選ばれる同一のまたは異なる元素である。)で表
されるものを用い、ガラスフリットと適量混合してペー
スト組成物とすることができる。導電性物質と、ガラス
フリットとの配合比は従来の抵抗ペーストの場合と同じ
でよく、通常前者と後者の重量比は(5〜95) :
(95〜5)である。
以下、実施例により詳細に説明する。
[実施例1]
第1表に示す6つの異なる組成のガラスフリット(表中
、A−Cは本発明品、D−Fは比較品である)をそれぞ
れ調製した。これらを、導電性物質としてのパイロクロ
ール型酸化物Bi2Ru2O7と、第2表および第3表
に示す配合比で混合してペースト組成物をつくり、該ペ
ースト組成物を通常の方法によりアルミニウム基板に印
刷して、150℃で10分間乾燥した後、ピーク温度8
50℃にて10分間ベルト式焼成炉で焼成した。
、A−Cは本発明品、D−Fは比較品である)をそれぞ
れ調製した。これらを、導電性物質としてのパイロクロ
ール型酸化物Bi2Ru2O7と、第2表および第3表
に示す配合比で混合してペースト組成物をつくり、該ペ
ースト組成物を通常の方法によりアルミニウム基板に印
刷して、150℃で10分間乾燥した後、ピーク温度8
50℃にて10分間ベルト式焼成炉で焼成した。
得られた抵抗体のシート抵抗、TCR(HotおよびC
o1d)および抵抗変化率△R(%)をそれぞれ測定し
た。このようにして得られた特性値のうち、A、Bおよ
びCの配合のガラスフリットを使用したものを、第2表
に示した。これらの結果から、A、BおよびCの配合の
ガラスフリットを用いたもののTCRは全て±150
ppm/’Cの範囲内にあることがわかる。
o1d)および抵抗変化率△R(%)をそれぞれ測定し
た。このようにして得られた特性値のうち、A、Bおよ
びCの配合のガラスフリットを使用したものを、第2表
に示した。これらの結果から、A、BおよびCの配合の
ガラスフリットを用いたもののTCRは全て±150
ppm/’Cの範囲内にあることがわかる。
また、この場合のHotT CRとCo1dT CRと
の差は40〜6013I)I!1/”Cの範囲内にある
ため、従来用いられている調整剤を添加して調整するこ
とにより容易に≦50 ppm/”C以内にすることが
できた。
の差は40〜6013I)I!1/”Cの範囲内にある
ため、従来用いられている調整剤を添加して調整するこ
とにより容易に≦50 ppm/”C以内にすることが
できた。
また高温放置による安定性についても何ら問題がなかっ
た。
た。
[比較例1]
第1表に示す組成のガラスフリットのうちD〜Fを用い
て、実施例1と同様の手段で焼結体を得た。
て、実施例1と同様の手段で焼結体を得た。
得られた焼結体のシート抵抗、TCR等を実施例1と同
様にして測定し、結果を第3表に示した。
様にして測定し、結果を第3表に示した。
その結果、ガラスフリット中のPbOが60重量%より
少なくなると安定性は問題がないが、HotTCRとC
o1dT CRとの差が100 ppIII/”C以上
となるため、調整困難となることがわかった。
少なくなると安定性は問題がないが、HotTCRとC
o1dT CRとの差が100 ppIII/”C以上
となるため、調整困難となることがわかった。
また、PbOが90重量%より多いガラス配合では安定
性が悪くなり、一方、B2O3が4重量%を越えるとH
otT CRとCo1dT CRとの差が100ppI
ll/℃以上となり、最終的に±50 pps/’cに
調整することが困難であった。
性が悪くなり、一方、B2O3が4重量%を越えるとH
otT CRとCo1dT CRとの差が100ppI
ll/℃以上となり、最終的に±50 pps/’cに
調整することが困難であった。
なお、実施例1(第2表)および比較例1(第3表)に
示したシート抵抗は、抵抗体の幅Lmm、長さL+uで
膜厚12伽の時の抵抗値であり、抵抗変化率△Rは、1
50℃で1,000hr保持した後の抵抗値をR1とし
、初期抵抗値をR8とじた場合の抵抗値の変化割合を、
計算式 %式%) [発明の効果コ 本発明では、上述のようにパイロクロール型酸化物を導
電性物質として用いるが、焼成時に発生する遊離状態の
RuO2等を特定組成のガラスフリット使用により固定
することができるので、HotTCRとCo1dT C
Rとの差をLOOppm/℃以内にすることが容易かつ
確実にできるのと同時にTCR絶対値の小さい抵抗膜か
得られのて、この差をさらに50ppm/℃内に調整す
ることが容易にできるという効果がある。
示したシート抵抗は、抵抗体の幅Lmm、長さL+uで
膜厚12伽の時の抵抗値であり、抵抗変化率△Rは、1
50℃で1,000hr保持した後の抵抗値をR1とし
、初期抵抗値をR8とじた場合の抵抗値の変化割合を、
計算式 %式%) [発明の効果コ 本発明では、上述のようにパイロクロール型酸化物を導
電性物質として用いるが、焼成時に発生する遊離状態の
RuO2等を特定組成のガラスフリット使用により固定
することができるので、HotTCRとCo1dT C
Rとの差をLOOppm/℃以内にすることが容易かつ
確実にできるのと同時にTCR絶対値の小さい抵抗膜か
得られのて、この差をさらに50ppm/℃内に調整す
ることが容易にできるという効果がある。
Claims (3)
- (1)少なくとも1種のパイロクロール型酸化物5〜9
5重量部とガラスフリット95〜5重量部とを、両者の
合計が100重量部となるように配合した混合物からな
る組成物であって、該組成物中の前記ガラスフリットが
、60〜90重量%のPbOと10〜40重量%のSi
O_2とを合計100重量%となるように配合した混合
物であることを特徴とする抵抗ペースト組成物。 - (2)少なくとも1種のパイロクロール型酸化物5〜9
5重量部とガラスフリット95〜5重量部とを、両者の
合計が100重量部となるように配合した混合物からな
る組成物であって、該組成物中の前記ガラスフリットが
、60〜90重量%のPbOと10〜40重量%のSi
O_2と0.1〜4重量%のB_2O_3とを合計10
0重量%となるように配合した混合物であることを特徴
とする抵抗ペースト組成物。 - (3)前記パイロクロール型酸化物が、 式M_2M′_2O_7_−_x (ただし、MはY、La、Tl、In、Cd、Pbおよ
びBiからなる群より選ばれる同一のまたは異なる元素
であり、M′はRu、IrおよびRhからなる群より選
ばれる同一のまたは異なる元素である。)で表される化
合物であることを特徴とする請求項1または2に記載の
抵抗ペースト組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-325019 | 1989-12-15 | ||
| JP32501989 | 1989-12-15 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03224201A true JPH03224201A (ja) | 1991-10-03 |
Family
ID=18172233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002697A Pending JPH03224201A (ja) | 1989-12-15 | 1990-01-10 | 抵抗ペースト組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03224201A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003054953A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-02-26 | Japan Science & Technology Corp | パイロクロア導電性物質 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP2002697A patent/JPH03224201A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003054953A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-02-26 | Japan Science & Technology Corp | パイロクロア導電性物質 |
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