JPH0322491Y2 - - Google Patents
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- JPH0322491Y2 JPH0322491Y2 JP1985063867U JP6386785U JPH0322491Y2 JP H0322491 Y2 JPH0322491 Y2 JP H0322491Y2 JP 1985063867 U JP1985063867 U JP 1985063867U JP 6386785 U JP6386785 U JP 6386785U JP H0322491 Y2 JPH0322491 Y2 JP H0322491Y2
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- JP
- Japan
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- steam
- valve
- chamber
- control valve
- hydraulic
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、蒸気発生源から高温高圧蒸気を蒸気
タービンに圧送する蒸気タービン系の途中に設け
られて、蒸気タービンへの蒸気の供給、停止を規
制する蒸気弁機構に関し、特に混圧蒸気ラインに
設置される蒸気弁機構に関する。
タービンに圧送する蒸気タービン系の途中に設け
られて、蒸気タービンへの蒸気の供給、停止を規
制する蒸気弁機構に関し、特に混圧蒸気ラインに
設置される蒸気弁機構に関する。
混圧蒸気タービンは、主に化学工場や、製紙工
場等において、各種製造工程から生起、排出され
る余剰蒸気を有効に利用すべく、自家発電等を行
なつて新たな動力源を得るために汎用されてい
る。
場等において、各種製造工程から生起、排出され
る余剰蒸気を有効に利用すべく、自家発電等を行
なつて新たな動力源を得るために汎用されてい
る。
第2図は、混圧蒸気タービンを用いた混圧蒸気
タービン系Lを示す概略構成図であり、主工程1
において発生した蒸気は、蒸気止め弁2及び蒸気
加減弁3を通過して蒸気タービン4に噴射されて
流入し、タービン4の動翼を高速回転させるとと
もに、このタービン4に接続した発電機5を起動
させて発電し、他方排出蒸気は復水器6へと流入
し、冷却して復水される。一方、混圧蒸気タービ
ン4は、他の工程において発生する余剰蒸気をも
利用しており、図に示すように例えば補助工程7
a,7b,7cにて発生した蒸気も蒸気タービン
4の各工程側蒸気圧力と同等の段に混圧蒸気とし
て流入し、主工程1側からの蒸気と混合して復水
器6に至る。ところで、これら補助工程7a〜7
cから蒸気タービン4に至る蒸気タービン系Lの
途中には蒸気タービン4の負荷状態等に応じて、
蒸気の流入を規制するための蒸気弁機構Mが介在
しているのが通常である。
タービン系Lを示す概略構成図であり、主工程1
において発生した蒸気は、蒸気止め弁2及び蒸気
加減弁3を通過して蒸気タービン4に噴射されて
流入し、タービン4の動翼を高速回転させるとと
もに、このタービン4に接続した発電機5を起動
させて発電し、他方排出蒸気は復水器6へと流入
し、冷却して復水される。一方、混圧蒸気タービ
ン4は、他の工程において発生する余剰蒸気をも
利用しており、図に示すように例えば補助工程7
a,7b,7cにて発生した蒸気も蒸気タービン
4の各工程側蒸気圧力と同等の段に混圧蒸気とし
て流入し、主工程1側からの蒸気と混合して復水
器6に至る。ところで、これら補助工程7a〜7
cから蒸気タービン4に至る蒸気タービン系Lの
途中には蒸気タービン4の負荷状態等に応じて、
蒸気の流入を規制するための蒸気弁機構Mが介在
しているのが通常である。
第3図は蒸気タービン系Lの途中に介装された
従来の蒸気弁機構Mを示しており、この機構Mは
主制御弁14を有し、この主制御弁14は主シリ
ンダ8内に突入して油圧出力側Oと油圧入力側i
を画成しつつこの主シリンダ8内を摺動するピス
トン9と、ロツド10を介して連結され、弁室1
1内にあつて図上右方から流入する補助工程7a
〜7cにて発生した蒸気がこの弁室11の下方蒸
気タービン側へ流出するのを規制するごとく、前
記ピストン9の移動に伴なつて開口部12を開閉
する弁体13を有する。前記ピストン9の出力室
側Oには付勢ばね15が介装され、ピストン9を
入力室側iへ付勢している。また、入力室側iは
油圧入力を中継する中継シリンダ16と接続して
いる。そして、中継シリンダ16を介して油圧入
力室i側に作動油を供給することにより、主制御
弁14を開弁するとともに、作動油供給を停止す
ると付勢ばね15の付勢力により閉弁する。
従来の蒸気弁機構Mを示しており、この機構Mは
主制御弁14を有し、この主制御弁14は主シリ
ンダ8内に突入して油圧出力側Oと油圧入力側i
を画成しつつこの主シリンダ8内を摺動するピス
トン9と、ロツド10を介して連結され、弁室1
1内にあつて図上右方から流入する補助工程7a
〜7cにて発生した蒸気がこの弁室11の下方蒸
気タービン側へ流出するのを規制するごとく、前
記ピストン9の移動に伴なつて開口部12を開閉
する弁体13を有する。前記ピストン9の出力室
側Oには付勢ばね15が介装され、ピストン9を
入力室側iへ付勢している。また、入力室側iは
油圧入力を中継する中継シリンダ16と接続して
いる。そして、中継シリンダ16を介して油圧入
力室i側に作動油を供給することにより、主制御
弁14を開弁するとともに、作動油供給を停止す
ると付勢ばね15の付勢力により閉弁する。
ところで、このような従来の蒸気弁においては
主工程1のみの発生蒸気量でタービンを運転し、
補助工程7a〜7cにおける蒸気を使用しないで
これらの途中に介装された蒸気弁を全閉させ、蒸
気流入を遮断状態にしておく場合、第3図の弁室
11の下方からタービンの蒸気圧が作用し、付勢
ばね15の付勢力に抗して主制御弁14を開方向
へ微動させ蒸気の逆流を生起して、蒸気エネルギ
ーを損失させる事態を生じていた。このため、ピ
ストン9の口径を増大させて主制御弁14の閉方
向作用力を強化する試みが行なわれるが、そうし
た場合には、例えばタービンへの蒸気送りを停止
してタービンへの負荷を遮断した時に、タービン
動翼のオーバーランニング防止のためこの主制御
弁14を急速に閉塞する必要がある場合や、ター
ビンに障害が生じた場合の主制御弁14の急速閉
塞の要請に対応できず、前述の問題は未解決のま
ま放置せざるを得なかつた。
主工程1のみの発生蒸気量でタービンを運転し、
補助工程7a〜7cにおける蒸気を使用しないで
これらの途中に介装された蒸気弁を全閉させ、蒸
気流入を遮断状態にしておく場合、第3図の弁室
11の下方からタービンの蒸気圧が作用し、付勢
ばね15の付勢力に抗して主制御弁14を開方向
へ微動させ蒸気の逆流を生起して、蒸気エネルギ
ーを損失させる事態を生じていた。このため、ピ
ストン9の口径を増大させて主制御弁14の閉方
向作用力を強化する試みが行なわれるが、そうし
た場合には、例えばタービンへの蒸気送りを停止
してタービンへの負荷を遮断した時に、タービン
動翼のオーバーランニング防止のためこの主制御
弁14を急速に閉塞する必要がある場合や、ター
ビンに障害が生じた場合の主制御弁14の急速閉
塞の要請に対応できず、前述の問題は未解決のま
ま放置せざるを得なかつた。
また付勢ばね15の負荷荷重を大きくした場合
は、開口部12を急速に閉塞し、このためタービ
ンの負荷が急速に変化して、タービンの障害を生
じさせるという問題をも生じさせていた。
は、開口部12を急速に閉塞し、このためタービ
ンの負荷が急速に変化して、タービンの障害を生
じさせるという問題をも生じさせていた。
本考案は上述の欠点を解消し、蒸気タービンの
負荷状態等に応じて蒸気タービンへの蒸気の供
給、停止を行うべく、任意の弁開閉機能を選択し
うる蒸気弁機構を提供することを目的とする。
負荷状態等に応じて蒸気タービンへの蒸気の供
給、停止を行うべく、任意の弁開閉機能を選択し
うる蒸気弁機構を提供することを目的とする。
この目的は、蒸気タービン系の途中に設けられ
た開口部を有する弁室内に位置しこの開口部に対
して進退移動しつつ該開口部を開閉して蒸気ター
ビンへの蒸気の流入を規制する弁体を一端に備え
た主制御弁を有し、この主制御弁の他端には、油
圧出力室と油圧入力室を有する主シリンダ内にあ
つてこれら油圧入・出力室とを画成しつつ該主シ
リンダ内を摺動するピストンが備えられ、前記主
シリンダの出力室側に前記主制御弁を前記開口部
に対して常時閉方向へ付勢する付勢ばねを、前記
主シリンダの入力室に連なる通路中に中継弁を
夫々介装した蒸気弁機構において、前記中継弁に
連なる油路と前記主シリンダの出力室に連なる油
路との間に油圧方向制御弁を設け、この油圧方向
制御弁は前記入力室と出力室のいずれか1方向に
のみ油圧を作用させる場合と、前記入・出力室と
この油圧方向制御弁とを接続する回路とを連通さ
せて両室における油圧をバランスさせる場合との
3方向切換手段を有して成ることによつて達成さ
れる。
た開口部を有する弁室内に位置しこの開口部に対
して進退移動しつつ該開口部を開閉して蒸気ター
ビンへの蒸気の流入を規制する弁体を一端に備え
た主制御弁を有し、この主制御弁の他端には、油
圧出力室と油圧入力室を有する主シリンダ内にあ
つてこれら油圧入・出力室とを画成しつつ該主シ
リンダ内を摺動するピストンが備えられ、前記主
シリンダの出力室側に前記主制御弁を前記開口部
に対して常時閉方向へ付勢する付勢ばねを、前記
主シリンダの入力室に連なる通路中に中継弁を
夫々介装した蒸気弁機構において、前記中継弁に
連なる油路と前記主シリンダの出力室に連なる油
路との間に油圧方向制御弁を設け、この油圧方向
制御弁は前記入力室と出力室のいずれか1方向に
のみ油圧を作用させる場合と、前記入・出力室と
この油圧方向制御弁とを接続する回路とを連通さ
せて両室における油圧をバランスさせる場合との
3方向切換手段を有して成ることによつて達成さ
れる。
以下、本考案の実施例を図によつて説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示すものであ
り、図には、蒸気弁機構Mの概略全体構成図が示
されている。
り、図には、蒸気弁機構Mの概略全体構成図が示
されている。
図において、右端上方部には例えば補助工程7
aに連なる蒸気タービン系Lの途中に開設された
開口部17が示されており、この開口部17は蒸
気の流入を規制するための弁室RVを開閉し、補
助工程7aと蒸気タービン4と連通している。
aに連なる蒸気タービン系Lの途中に開設された
開口部17が示されており、この開口部17は蒸
気の流入を規制するための弁室RVを開閉し、補
助工程7aと蒸気タービン4と連通している。
蒸気弁機構Mは主制御弁18と付勢ばね20と
油圧方向制御弁21とから構成されている。前記
弁室RVの近傍には隔壁22に隔されて、主シリ
ンダ23が形成されており、これら弁室RVと主
シリンダ23間に跨つて主制御弁18が左右方向
に移動する。即ち、この主制御弁18は、一端が
前記主シリンダ23内に突入してこの主シリンダ
23内を出力室Oと入力室iに画成しつつこの主
シリンダ23内を摺動するピストン24により構
成されるとともに、他端は、前記隔壁22に貫入
するロツド25を介して連結され、ピストン24
の主シリンダ23内移動に伴つて前記開口部17
に対して進退移動する弁体26から形成される。
油圧方向制御弁21とから構成されている。前記
弁室RVの近傍には隔壁22に隔されて、主シリ
ンダ23が形成されており、これら弁室RVと主
シリンダ23間に跨つて主制御弁18が左右方向
に移動する。即ち、この主制御弁18は、一端が
前記主シリンダ23内に突入してこの主シリンダ
23内を出力室Oと入力室iに画成しつつこの主
シリンダ23内を摺動するピストン24により構
成されるとともに、他端は、前記隔壁22に貫入
するロツド25を介して連結され、ピストン24
の主シリンダ23内移動に伴つて前記開口部17
に対して進退移動する弁体26から形成される。
主シリンダ23の入力室iの一端は透孔27を
介して、この透孔27から拡径した弁座28を一
端に有する入力中継シリンダ29に接続されてい
る。そしてこの入力中継シリンダ29内には前記
主シリンダ23の入力室iへ作動油を供給し、ピ
ストン24を左方側へ移動させることにより、主
制御弁18を開放させるための中継弁19が摺動
自在に配設されており、この中継弁19の一端は
円錐台部19aを形成して前記弁座28に拡径部
に係合するとともに、他端は小径部19bを介し
て接続されたフランジ部19cをなし、中継シリ
ンダ29の内面に摺合形成される。そしてこの中
継弁19の小径部19b周縁には弁ばね31が縮
設されており、この中継弁19を弁座28から離
間する方向に付勢力を与えている。また、この中
継弁19軸方向中心部を貫いて細穴32が穿設さ
れており、中継シリンダ29の下方に接続された
油圧方向制御弁21からの油圧はこの細穴32を
経由しつつ、緩衝され前記主シリンダ23の入力
室iへ送られる。また、前記弁座28の拡径部に
はドレン穴33が穿設され、図示しないタンクへ
と接続している。
介して、この透孔27から拡径した弁座28を一
端に有する入力中継シリンダ29に接続されてい
る。そしてこの入力中継シリンダ29内には前記
主シリンダ23の入力室iへ作動油を供給し、ピ
ストン24を左方側へ移動させることにより、主
制御弁18を開放させるための中継弁19が摺動
自在に配設されており、この中継弁19の一端は
円錐台部19aを形成して前記弁座28に拡径部
に係合するとともに、他端は小径部19bを介し
て接続されたフランジ部19cをなし、中継シリ
ンダ29の内面に摺合形成される。そしてこの中
継弁19の小径部19b周縁には弁ばね31が縮
設されており、この中継弁19を弁座28から離
間する方向に付勢力を与えている。また、この中
継弁19軸方向中心部を貫いて細穴32が穿設さ
れており、中継シリンダ29の下方に接続された
油圧方向制御弁21からの油圧はこの細穴32を
経由しつつ、緩衝され前記主シリンダ23の入力
室iへ送られる。また、前記弁座28の拡径部に
はドレン穴33が穿設され、図示しないタンクへ
と接続している。
他方、前記主シリンダ23の出力室Oには付勢
バネ20が縮設されており、前記主制御弁18の
ピストン24を押接して、このピストン24の他
端に連結された弁体26を開口部17を常時閉塞
する方向にバネ付勢している。
バネ20が縮設されており、前記主制御弁18の
ピストン24を押接して、このピストン24の他
端に連結された弁体26を開口部17を常時閉塞
する方向にバネ付勢している。
本考案において特徴的なことは、蒸気弁機構の
中に、3方向の油路方向切換を行なうことのでき
る油圧方向制御弁21を介設したことであり、図
上下方において、この方向制御弁21の3方向切
換手段としての3個の切換可能ポジシヨン21
a,21b,21cが示されている。この方向制
御弁21は4個のポートP,A,B,Tを有して
おり、ポートPは図示しないポンプに油路接続さ
れるとともに、専らポンプから供給される作動油
の吸入口として機能する。ポートA,Bはポート
Pから吸入された作動油の出口として機能し、さ
らにポートTは専ら排出口として機能し、その延
長は図示しないタンクに接続されている。そし
て、ポートAは前記中継シリンダ29に油路接続
するとともに、ポートBは、前記主シリンダ23
の出力室Oに油路切換時の油圧変動を防止するた
めのオリフイス手段34を途中に介在して油路接
続されている。この油圧方向制御弁21が21a
に示すポジシヨンにある場合は、ポートPはポー
トAのみと連通し、ポートBはポートTのみと連
通している。つぎに、21bに示すポジシヨンに
おいては、ポートTが遮断状態にあるのに対し、
ポートPは各々、ポートA,B共に接点Pcにお
いて連通しており、このため、入力中継シリンダ
29に連なる油路と、出力室Oに連なる油路も
又、連通状態となる。さらに、21cのポジシヨ
ンにおいては、ポートPは出力室Oに連なるポー
トBとのみ連通し、ポートAはドレン排出口とし
てのポートTにのみ連通している。
中に、3方向の油路方向切換を行なうことのでき
る油圧方向制御弁21を介設したことであり、図
上下方において、この方向制御弁21の3方向切
換手段としての3個の切換可能ポジシヨン21
a,21b,21cが示されている。この方向制
御弁21は4個のポートP,A,B,Tを有して
おり、ポートPは図示しないポンプに油路接続さ
れるとともに、専らポンプから供給される作動油
の吸入口として機能する。ポートA,Bはポート
Pから吸入された作動油の出口として機能し、さ
らにポートTは専ら排出口として機能し、その延
長は図示しないタンクに接続されている。そし
て、ポートAは前記中継シリンダ29に油路接続
するとともに、ポートBは、前記主シリンダ23
の出力室Oに油路切換時の油圧変動を防止するた
めのオリフイス手段34を途中に介在して油路接
続されている。この油圧方向制御弁21が21a
に示すポジシヨンにある場合は、ポートPはポー
トAのみと連通し、ポートBはポートTのみと連
通している。つぎに、21bに示すポジシヨンに
おいては、ポートTが遮断状態にあるのに対し、
ポートPは各々、ポートA,B共に接点Pcにお
いて連通しており、このため、入力中継シリンダ
29に連なる油路と、出力室Oに連なる油路も
又、連通状態となる。さらに、21cのポジシヨ
ンにおいては、ポートPは出力室Oに連なるポー
トBとのみ連通し、ポートAはドレン排出口とし
てのポートTにのみ連通している。
前記蒸気弁機構は以下のように作用する。
第1図に示す状態は、油圧方向制御弁21が2
1aのポジシヨンにあり、ポンプから供給される
作動油はポートP,ポートAを経て入力中継シリ
ンダ29に至り、更に、細穴32で油圧緩衝され
て、これを通過し、主シリンダ23の入力室iに
流入してピストン24に油圧入力することによ
り、付勢ばね20の付勢力に抗してピストン24
を出力室O側へ移動させて今まさに弁体26を開
弁させようとしている。この状態では、第2図に
示す従来の機構と同様の作用を行なうものであ
り、この状態を維持すれば、入力室i側への油圧
により、開口部17から弁体26が離間し、主制
御弁18は全開することとなり、補助工程7aに
発生した蒸気は蒸気タービン4へ流入することと
なる。
1aのポジシヨンにあり、ポンプから供給される
作動油はポートP,ポートAを経て入力中継シリ
ンダ29に至り、更に、細穴32で油圧緩衝され
て、これを通過し、主シリンダ23の入力室iに
流入してピストン24に油圧入力することによ
り、付勢ばね20の付勢力に抗してピストン24
を出力室O側へ移動させて今まさに弁体26を開
弁させようとしている。この状態では、第2図に
示す従来の機構と同様の作用を行なうものであ
り、この状態を維持すれば、入力室i側への油圧
により、開口部17から弁体26が離間し、主制
御弁18は全開することとなり、補助工程7aに
発生した蒸気は蒸気タービン4へ流入することと
なる。
この状態で、作動油が入力中継シリンダ29に
供給されない時は、弁ばね31によつて中継弁1
9が戻されて弁座28が開口し、入力室iの作動
油は全てドレンとなつてドレン穴33から排出さ
れてタンクに貯留されるとともに、弁体26は付
勢ばねによつて押接されて全閉状態となる。
供給されない時は、弁ばね31によつて中継弁1
9が戻されて弁座28が開口し、入力室iの作動
油は全てドレンとなつてドレン穴33から排出さ
れてタンクに貯留されるとともに、弁体26は付
勢ばねによつて押接されて全閉状態となる。
次に、弁体26が全開した状態から、何らかの
工程側の事情により、全閉動作させる場合にはま
ず、油圧方向制御弁21を21bのポジシヨンに
切換える。この時、ポートPに供給されている作
動油は接点Pcを経てポートA,Bに同時に給油
される一方、ドレンに接続されていたポートTは
制御弁21内部でブロツクされる。そして、Aポ
ートを経た作動油は、入力室iに連なる入力中継
シリンダ29に継続して給油されると同時に、B
ポートを経た作動油は、オリフイス手段34を通
過して前記シリンダ23の出力室Oに流入する。
ここにおいて方向制御弁21の接点Pcにおいて
主シリンダ23の入力室iに至る油路と、出力室
Oに至る油路とが連通し、ピストン24の前後の
油圧差が無くなつてしまう結果、付勢ばね20の
付勢力の荷重分だけ、入力室i側へピストン24
を押圧する力が勝り、ピストン24は、弁体26
の閉鎖方向へ移動し始める。これと同時に、ピス
トン24の入力室i側に流入していた作動油は入
力中継シリンダ29の軸心に沿つて穿設された細
穴32を逆流して、ポートAに戻り、さらに方向
制御弁21の接点Pc、及びオリフイス手段34
を経て、主シリンダ23の出力室Oに逆流する経
過をたどる。そして最終的に弁体26が全閉状態
になつた後に今度は、方向制御弁21を21cの
ポジシヨンに切換える。この21cのポジシヨン
においては、ポートPは、ポートBにのみ接続さ
れ、作動油は主シリンダ23の出力室Oにのみ連
続して供給される。一方、それまで、作動油が給
油されていたポートAは、ポートTにのみ接続さ
れて、作動油はドレンとしてタンクに落とされ
る。このため入力中継シリンダ29内の中継弁1
9は弁ばね31によつて下方に押戻される結果、
中継弁19は弁座28から離間する。そして、入
力室iに残留していた作動油もドレン穴33から
タンクへ流出する。ここにおいて、主シリンダの
入力室iには全く油圧が作用しなくなり、弁体2
6は、付勢ばね20の付勢荷重と、入力室iに働
く油圧との両方の荷重により、完全に開口部17
の裏面に当接して、主制御弁18を全閉状態にお
くこととなる。ここにおいて、蒸気タービンから
の蒸気が弁室RVにおいて主制御弁18を逆作用
力により開方向に移動させ得ることはなく、完全
に閉状態を維持することが可能となる。再び開弁
して補助工程7aにて発生する蒸気を利用したい
場合は、上記と逆の操作を行なえばよい。
工程側の事情により、全閉動作させる場合にはま
ず、油圧方向制御弁21を21bのポジシヨンに
切換える。この時、ポートPに供給されている作
動油は接点Pcを経てポートA,Bに同時に給油
される一方、ドレンに接続されていたポートTは
制御弁21内部でブロツクされる。そして、Aポ
ートを経た作動油は、入力室iに連なる入力中継
シリンダ29に継続して給油されると同時に、B
ポートを経た作動油は、オリフイス手段34を通
過して前記シリンダ23の出力室Oに流入する。
ここにおいて方向制御弁21の接点Pcにおいて
主シリンダ23の入力室iに至る油路と、出力室
Oに至る油路とが連通し、ピストン24の前後の
油圧差が無くなつてしまう結果、付勢ばね20の
付勢力の荷重分だけ、入力室i側へピストン24
を押圧する力が勝り、ピストン24は、弁体26
の閉鎖方向へ移動し始める。これと同時に、ピス
トン24の入力室i側に流入していた作動油は入
力中継シリンダ29の軸心に沿つて穿設された細
穴32を逆流して、ポートAに戻り、さらに方向
制御弁21の接点Pc、及びオリフイス手段34
を経て、主シリンダ23の出力室Oに逆流する経
過をたどる。そして最終的に弁体26が全閉状態
になつた後に今度は、方向制御弁21を21cの
ポジシヨンに切換える。この21cのポジシヨン
においては、ポートPは、ポートBにのみ接続さ
れ、作動油は主シリンダ23の出力室Oにのみ連
続して供給される。一方、それまで、作動油が給
油されていたポートAは、ポートTにのみ接続さ
れて、作動油はドレンとしてタンクに落とされ
る。このため入力中継シリンダ29内の中継弁1
9は弁ばね31によつて下方に押戻される結果、
中継弁19は弁座28から離間する。そして、入
力室iに残留していた作動油もドレン穴33から
タンクへ流出する。ここにおいて、主シリンダの
入力室iには全く油圧が作用しなくなり、弁体2
6は、付勢ばね20の付勢荷重と、入力室iに働
く油圧との両方の荷重により、完全に開口部17
の裏面に当接して、主制御弁18を全閉状態にお
くこととなる。ここにおいて、蒸気タービンから
の蒸気が弁室RVにおいて主制御弁18を逆作用
力により開方向に移動させ得ることはなく、完全
に閉状態を維持することが可能となる。再び開弁
して補助工程7aにて発生する蒸気を利用したい
場合は、上記と逆の操作を行なえばよい。
尚、開弁位置から21bのポジシヨンに方向制
御弁21を切換える場合、入力中継シリンダ29
中の中継弁19に穿設した細穴32の穴径を調整
することにより、弁体26の閉鎖速度を任意に調
整できるので、例えば、タービンの負荷上昇率
(もしくは下降率)が定められている場合は、こ
の変化率以上のゆつくりとした閉鎖速度を選択す
ることが可能であり、これによつてタービンが急
激な負荷変化を受けて障害を起こすようなことが
ない。
御弁21を切換える場合、入力中継シリンダ29
中の中継弁19に穿設した細穴32の穴径を調整
することにより、弁体26の閉鎖速度を任意に調
整できるので、例えば、タービンの負荷上昇率
(もしくは下降率)が定められている場合は、こ
の変化率以上のゆつくりとした閉鎖速度を選択す
ることが可能であり、これによつてタービンが急
激な負荷変化を受けて障害を起こすようなことが
ない。
また、上記実施例によれば、主制御弁18を閉
じるときには、入力室iには油圧は全く作用せ
ず、出力室O側へのみ作用するので、付勢ばね2
0の設計荷重を従来のものと同等に設定できる結
果、ピストン24の口径を増大させる必要がな
い。
じるときには、入力室iには油圧は全く作用せ
ず、出力室O側へのみ作用するので、付勢ばね2
0の設計荷重を従来のものと同等に設定できる結
果、ピストン24の口径を増大させる必要がな
い。
また、本実施例では混圧蒸気タービン系に使用
される場合を示したが本考案に係る蒸気弁機構
は、主工程のみを蒸気発生源とする蒸気タービン
にも応用することが可能である。
される場合を示したが本考案に係る蒸気弁機構
は、主工程のみを蒸気発生源とする蒸気タービン
にも応用することが可能である。
本考案に基く蒸気弁機構を用いれば、主制御弁
のピストン口径を増大することなく、タービン運
転中におけるタービンからの蒸気の逆流を防止し
て完全な閉弁状態を維持することができる許りで
なく、当該蒸気発生源工程や、蒸気タービンの負
荷状態に対応して、緩急の弁開閉作用を得ること
ができ、蒸気弁機構そのものの耐久性を向上させ
るのみならず、蒸気弁機構の本来の機能を確実に
達成させることが可能である。
のピストン口径を増大することなく、タービン運
転中におけるタービンからの蒸気の逆流を防止し
て完全な閉弁状態を維持することができる許りで
なく、当該蒸気発生源工程や、蒸気タービンの負
荷状態に対応して、緩急の弁開閉作用を得ること
ができ、蒸気弁機構そのものの耐久性を向上させ
るのみならず、蒸気弁機構の本来の機能を確実に
達成させることが可能である。
第1図は、本考案に係る蒸気弁機構の概略構成
図、第2図は混圧蒸気タービン系を示す概略構成
図、第3図は従来の蒸気弁機構の概略構成図であ
る。 L…蒸気タービン系、M…蒸気弁機構、i…入
力室、O…出力室、17…開口部、18…主制御
弁、19…中継弁、20…付勢ばね、21…油圧
方向制御弁、23…主シリンダ、24…ピスト
ン、25…ロツド、26…弁体、29…入力中継
シリンダ、34…オリフイス手段。
図、第2図は混圧蒸気タービン系を示す概略構成
図、第3図は従来の蒸気弁機構の概略構成図であ
る。 L…蒸気タービン系、M…蒸気弁機構、i…入
力室、O…出力室、17…開口部、18…主制御
弁、19…中継弁、20…付勢ばね、21…油圧
方向制御弁、23…主シリンダ、24…ピスト
ン、25…ロツド、26…弁体、29…入力中継
シリンダ、34…オリフイス手段。
Claims (1)
- 蒸気タービン系の途中に設けられた開口部を有
する弁室内に位置しこの開口部に対して進退移動
しつつ該開口部を開閉して蒸気タービンへの蒸気
の流入を規制する弁体を一端に備えた主制御弁を
有し、この主制御弁の他端には、油圧出力室と油
圧入力室を有する主シリンダ内にあつてこれら油
圧入・出力室とを画成しつつ該主シリンダ内を摺
動するピストンが備えられ、前記主シリンダの出
力室側に前記主制御弁を前記開口部に対して常時
閉方向へ付勢する付勢ばねを、前記主シリンダの
入力室に連なる通路中に中継弁を夫々介装した蒸
気弁機構において、前記中継弁に連なる油路と前
記主シリンダの出力室に連なる油路との間に油圧
方向制御弁を設け、この油圧方向制御弁は前記入
力室と出力室のいずれか1方向にのみ油圧を作用
させる場合と、前記入・出力室とこの油圧方向制
御弁とを接続する回路とを連通させて両室におけ
る油圧をバランスさせる場合との3方向切換手段
を有して成ることを特徴とする蒸気弁機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985063867U JPH0322491Y2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985063867U JPH0322491Y2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61179303U JPS61179303U (ja) | 1986-11-08 |
| JPH0322491Y2 true JPH0322491Y2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=30594419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985063867U Expired JPH0322491Y2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0322491Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012122377A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ラジアルタービン |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58563A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-05 | 井上鉄工株式会社 | 足場枠 |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP1985063867U patent/JPH0322491Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61179303U (ja) | 1986-11-08 |
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