JPH03225182A - 冷蔵庫用断熱材 - Google Patents
冷蔵庫用断熱材Info
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- JPH03225182A JPH03225182A JP2017732A JP1773290A JPH03225182A JP H03225182 A JPH03225182 A JP H03225182A JP 2017732 A JP2017732 A JP 2017732A JP 1773290 A JP1773290 A JP 1773290A JP H03225182 A JPH03225182 A JP H03225182A
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- JP
- Japan
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- heat insulating
- insulating material
- resin
- foam
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、冷蔵庫の断熱壁体に関する。さらに詳しくは
、オゾン破壊係数の低いフッ化炭化水素を発泡剤とする
塩化ビニリデン系樹脂型内発泡成形体からなる冷蔵庫用
断熱材に関する。
、オゾン破壊係数の低いフッ化炭化水素を発泡剤とする
塩化ビニリデン系樹脂型内発泡成形体からなる冷蔵庫用
断熱材に関する。
従来より、冷蔵庫用断熱材としてはグラスウール、発泡
スチロール、硬質ポリウレタンフォーム等が使用されて
いる。近時、特に冷蔵庫の省電力化を図るべく断熱性の
向上が望まれることから、冷蔵庫圧体の断熱壁体には、
イソシアネート原液とポリオール原液とを混合、発泡さ
せてなる硬質ポリウレタンフォームが使用され、一方、
冷蔵庫内の隔室間、あるいは背恩路等の複雑な形状加工
を必要とする部分の断熱材には発泡スチロールの成形品
が多用されるというように使いわけがなされている。
スチロール、硬質ポリウレタンフォーム等が使用されて
いる。近時、特に冷蔵庫の省電力化を図るべく断熱性の
向上が望まれることから、冷蔵庫圧体の断熱壁体には、
イソシアネート原液とポリオール原液とを混合、発泡さ
せてなる硬質ポリウレタンフォームが使用され、一方、
冷蔵庫内の隔室間、あるいは背恩路等の複雑な形状加工
を必要とする部分の断熱材には発泡スチロールの成形品
が多用されるというように使いわけがなされている。
特に、前者については、冷蔵庫圧体を構成する外皮スチ
ール板と庫内壁のスチレン系樹脂シートの間隙にイソシ
アネート原液とポリオール原液と発泡剤であるトリクロ
ロフルオロメタン(以下フロン11と称する)とを混合
し注入発泡せしめるため、スチール板や内壁の樹脂シー
トと良く密着し構造強度も発現され、しかも該シート部
材間に密閉された状態にあるため、長期間に亘って該ウ
レタンフオームの特徴である低い熱伝導率(通常、0.
013〜0.015kCa、l! 7m −h −’C
の値である)が維持されるものである。
ール板と庫内壁のスチレン系樹脂シートの間隙にイソシ
アネート原液とポリオール原液と発泡剤であるトリクロ
ロフルオロメタン(以下フロン11と称する)とを混合
し注入発泡せしめるため、スチール板や内壁の樹脂シー
トと良く密着し構造強度も発現され、しかも該シート部
材間に密閉された状態にあるため、長期間に亘って該ウ
レタンフオームの特徴である低い熱伝導率(通常、0.
013〜0.015kCa、l! 7m −h −’C
の値である)が維持されるものである。
(発明か解決しようとする課題)
しかし、内外両側面間に流路抵抗となる部品等が存在す
る場合は発泡体の成長速度に差が生じて、空気溜り(ボ
イド)が形成され、断熱効果を低下させたり、或いは、
該発泡断熱材が冷却される場合に、その空気溜りは負圧
となり、側面の壁材を変形させ製品価値を低下させたり
する。
る場合は発泡体の成長速度に差が生じて、空気溜り(ボ
イド)が形成され、断熱効果を低下させたり、或いは、
該発泡断熱材が冷却される場合に、その空気溜りは負圧
となり、側面の壁材を変形させ製品価値を低下させたり
する。
また、該ウレタンフオームを発泡させる際には、発泡圧
が発生するため、その圧力に抗し得る型治具が必要であ
り、複雑な形状を有する発泡成形体には対応できない。
が発生するため、その圧力に抗し得る型治具が必要であ
り、複雑な形状を有する発泡成形体には対応できない。
そのため、冷蔵庫内の冷気循環路を必要とする断熱部材
には、熱伝導率が約0.03 kca、I! 7m −
h ・℃と断熱性能が劣るが、形状加工の容易な発泡ス
チロールが使用されてきた。
には、熱伝導率が約0.03 kca、I! 7m −
h ・℃と断熱性能が劣るが、形状加工の容易な発泡ス
チロールが使用されてきた。
近年、冷蔵庫の大型化が進行しているが、一方で冷蔵庫
を収納するスペースには限りがあるという住宅事情もあ
って無制限に大型化する訳にはいかず、庫内の有効容積
を増加せしめる必要性にせまられている。そのためにも
、断熱材にはその使用体積の低減化が期待されているの
である。
を収納するスペースには限りがあるという住宅事情もあ
って無制限に大型化する訳にはいかず、庫内の有効容積
を増加せしめる必要性にせまられている。そのためにも
、断熱材にはその使用体積の低減化が期待されているの
である。
さらに、硬質ウレタンフオームは、先述のようにフロン
11を必須の発泡剤として発展してきたものである。最
近、地球のオゾン層を破壊する元凶とされる特定フロン
そのものであり、1989年にはモントリオール・プロ
トコールが発効され、特定フロンは全廃の方向が打出さ
れている。現在、新規な代替発泡剤処方が鋭意研究され
ている段階であるが、未だ確立された技術はない状況に
ある。
11を必須の発泡剤として発展してきたものである。最
近、地球のオゾン層を破壊する元凶とされる特定フロン
そのものであり、1989年にはモントリオール・プロ
トコールが発効され、特定フロンは全廃の方向が打出さ
れている。現在、新規な代替発泡剤処方が鋭意研究され
ている段階であるが、未だ確立された技術はない状況に
ある。
〔課題を解決するための手段、及び作用〕かかる状況下
に、本発明者らは、先に特開昭63−170433号、
特開昭63−170434号及び特開昭63−1704
5号の各公報に示すように、発泡剤を長期間に亘り、独
立した気泡内に滞留せしめることができるガスバリアー
性に優れた塩化ビニリデン、N−置換マレイミド、及び
、これらと共重合可能なごニルモノマー1種以上からな
る非晶質の塩化ビニリデン系樹脂を基材とし、任意の形
状に容易に加工でき、低熱伝導性で断熱性能に優れた型
内発泡成形体を工業的に供給し得るものとした。
に、本発明者らは、先に特開昭63−170433号、
特開昭63−170434号及び特開昭63−1704
5号の各公報に示すように、発泡剤を長期間に亘り、独
立した気泡内に滞留せしめることができるガスバリアー
性に優れた塩化ビニリデン、N−置換マレイミド、及び
、これらと共重合可能なごニルモノマー1種以上からな
る非晶質の塩化ビニリデン系樹脂を基材とし、任意の形
状に容易に加工でき、低熱伝導性で断熱性能に優れた型
内発泡成形体を工業的に供給し得るものとした。
しかし、上記技術においても、先述のウレタンフオーム
同様、地球のオゾン層を破壊し得る特定フロンを発泡剤
として用いるという問題点は残存していたのである。
同様、地球のオゾン層を破壊し得る特定フロンを発泡剤
として用いるという問題点は残存していたのである。
そこで、本発明者らは研究の結果、該塩化ビニリデン系
樹脂に対して親和性の極めて乏しい、オゾン破壊係数の
低いフッ化炭化水素を発泡剤とし、該発泡剤を形成され
る発泡体を構成する独立気泡の内部に保持することによ
って、長期に亘り優れた断熱性を維持し、複雑な形状に
容易(加工し得る冷蔵庫用断熱材が供給できることを見
出し、本発明に至った。
樹脂に対して親和性の極めて乏しい、オゾン破壊係数の
低いフッ化炭化水素を発泡剤とし、該発泡剤を形成され
る発泡体を構成する独立気泡の内部に保持することによ
って、長期に亘り優れた断熱性を維持し、複雑な形状に
容易(加工し得る冷蔵庫用断熱材が供給できることを見
出し、本発明に至った。
即ち、本発明の上記目的は冷蔵庫の隔壁間に挿入され、
モノクロロジフルオロエタン、ジフルオロエタン、2,
2−ジクロロ1,1.1−トリフルオロエタン、1,1
,1.2−テトラノルオロエタン及び2−クロロ−1,
1,1−トリフルオロエタンから選ばれた1種又は2種
以上のフッ化炭化水素により発泡される断熱材であり、
非晶質の塩化ビニリデン系樹脂を基材樹脂とする多泡質
発泡粒子を金型内で互に密に融着せしめて任意の形状に
成形でき、密度が20〜100kg/m3、、平均気泡
径が50〜120μmである型内発泡成形体からなるこ
とを特徴とする冷蔵庫用断熱材を採用することによって
達成することができる。
モノクロロジフルオロエタン、ジフルオロエタン、2,
2−ジクロロ1,1.1−トリフルオロエタン、1,1
,1.2−テトラノルオロエタン及び2−クロロ−1,
1,1−トリフルオロエタンから選ばれた1種又は2種
以上のフッ化炭化水素により発泡される断熱材であり、
非晶質の塩化ビニリデン系樹脂を基材樹脂とする多泡質
発泡粒子を金型内で互に密に融着せしめて任意の形状に
成形でき、密度が20〜100kg/m3、、平均気泡
径が50〜120μmである型内発泡成形体からなるこ
とを特徴とする冷蔵庫用断熱材を採用することによって
達成することができる。
以下、本発明の内容を詳述する。
本発明の要点は、
■発泡剤としてモノクロロジフルオロエタン(R−14
2b、 0.06) 、ジフルオロエタン(R152a
、 O)、2,2−ジクロロ1,1.1− トリフルオ
ロエタン(R−123、0,02)、1,1,1.2−
テトラフルオロエタン(R−1348,0)、2−クロ
ロ−1,1,1−トリフルオロエタン(R−124゜0
.02)等〔() 内は各化合物の略式名称、及びオ
ゾン破壊係数を示す。〕から選ばれた1種又は2種以上
の化合物を混合して用いる。
2b、 0.06) 、ジフルオロエタン(R152a
、 O)、2,2−ジクロロ1,1.1− トリフルオ
ロエタン(R−123、0,02)、1,1,1.2−
テトラフルオロエタン(R−1348,0)、2−クロ
ロ−1,1,1−トリフルオロエタン(R−124゜0
.02)等〔() 内は各化合物の略式名称、及びオ
ゾン破壊係数を示す。〕から選ばれた1種又は2種以上
の化合物を混合して用いる。
これらの化合物は1988年9月に国連環境計画(UN
EP)発表に基づくオゾン破壊係数が0.1以下で、か
つ分子中に水素原子を含み、炭素数が2以上である低沸
点のフッ化炭化水素である。
EP)発表に基づくオゾン破壊係数が0.1以下で、か
つ分子中に水素原子を含み、炭素数が2以上である低沸
点のフッ化炭化水素である。
■該発泡剤によって、平均気泡径が50〜120μmで
ある密度30〜100 K’j/m3である非晶質の塩
化ビニリデン系樹脂型内発泡成形体の製造を可能にした
ものである。
ある密度30〜100 K’j/m3である非晶質の塩
化ビニリデン系樹脂型内発泡成形体の製造を可能にした
ものである。
まず■の要件は、本発明の基本的なものである。
一般に、型内発泡成形体に使用し得る発泡剤の条件とし
ては、(イ)基材樹脂中に含浸(溶解)し得る化合物で
あることに加え、(ロ)−担、樹脂中に含浸された該化
合物が常温大気圧下にて容易には揮散消失しないことが
汎用的に使用し得る素材として必須の条件である。
ては、(イ)基材樹脂中に含浸(溶解)し得る化合物で
あることに加え、(ロ)−担、樹脂中に含浸された該化
合物が常温大気圧下にて容易には揮散消失しないことが
汎用的に使用し得る素材として必須の条件である。
しかしながら、オゾン破壊係数の低いフッ化炭化水素化
合物は、本発明の基材樹脂である非晶質の塩化ビニリデ
ン系樹脂に対して上記(イ)の条件を満足し難く、また
、該化合物でも炭素数が2未満の化合物は、例え(イ)
を満足しても上記(ロ)の条件を満足するものではなか
った。
合物は、本発明の基材樹脂である非晶質の塩化ビニリデ
ン系樹脂に対して上記(イ)の条件を満足し難く、また
、該化合物でも炭素数が2未満の化合物は、例え(イ)
を満足しても上記(ロ)の条件を満足するものではなか
った。
本発明者らは、鋭意検討の結果、基材樹脂に発泡剤を含
浸せしめる際に適切な含浸助剤を併用することによって
上記(イ)と(ロ)を同時に満足せしめ得ることを発見
し、難含浸性の発泡剤を塩化ビニリデン系樹脂粒子に含
浸せしめ、長期間その発泡剤を保持させ、しかも使用し
た含浸助剤は、該粒子から選択的に揮散除去することを
可能にしたものである。
浸せしめる際に適切な含浸助剤を併用することによって
上記(イ)と(ロ)を同時に満足せしめ得ることを発見
し、難含浸性の発泡剤を塩化ビニリデン系樹脂粒子に含
浸せしめ、長期間その発泡剤を保持させ、しかも使用し
た含浸助剤は、該粒子から選択的に揮散除去することを
可能にしたものである。
次に■の要件について説明する。
一般に、発泡断熱材において、断熱性を向上させるため
には、発泡体を構成する独立気泡内の気体が低熱伝導性
の気体、即ち、フッ化炭化水素であること、発泡体の発
泡倍率を適切に選択すること、更に断熱性の向上を図る
ためには気泡を微細化することが効果的であることがよ
く知られている。これらのことは、上記■を可能ならし
めることによって満足できる。即ち、基材である塩化ビ
ニリデン系樹脂に対して親和性の乏しい、オゾン破壊係
数が0.1以下であるフッ化炭化水素を発泡剤として用
いることによって、加熱発泡に際し、断熱材として適切
な30〜100kg/m3、の密度において、50〜1
20μmという従来にない均一微細な平均気泡径を有す
る発泡断熱材を提供できるに至ったものである。
には、発泡体を構成する独立気泡内の気体が低熱伝導性
の気体、即ち、フッ化炭化水素であること、発泡体の発
泡倍率を適切に選択すること、更に断熱性の向上を図る
ためには気泡を微細化することが効果的であることがよ
く知られている。これらのことは、上記■を可能ならし
めることによって満足できる。即ち、基材である塩化ビ
ニリデン系樹脂に対して親和性の乏しい、オゾン破壊係
数が0.1以下であるフッ化炭化水素を発泡剤として用
いることによって、加熱発泡に際し、断熱材として適切
な30〜100kg/m3、の密度において、50〜1
20μmという従来にない均一微細な平均気泡径を有す
る発泡断熱材を提供できるに至ったものである。
また、発泡体を断熱材として使用する際には、発泡体の
密度選択が重要である。第1図に、本発明の塩化ビニリ
デン系樹脂型内発泡成形体の密度と熱伝導率の関係を示
す。この図から明らかなように、該発泡体の密度が20
に!J/TrL3未満のものでは熱伝導率が、従来の発
泡スチロールの熱伝導率(=0.028kcaj /r
rt −h ・”C)にほぼ等しく、また密度の低下と
共に急激に上昇する領域である。
密度選択が重要である。第1図に、本発明の塩化ビニリ
デン系樹脂型内発泡成形体の密度と熱伝導率の関係を示
す。この図から明らかなように、該発泡体の密度が20
に!J/TrL3未満のものでは熱伝導率が、従来の発
泡スチロールの熱伝導率(=0.028kcaj /r
rt −h ・”C)にほぼ等しく、また密度の低下と
共に急激に上昇する領域である。
また、100Kg/m3以上では、急激な変化はないも
のの、使用する樹脂の重量が増加し、経済的に不利とな
る。好ましい密度範囲として20〜100Kg/m3で
ある発泡成形体が良い。更に好ましくは、気泡径が90
〜50μmとより微細であり熱伝導率の変化の少ない3
0〜100 K’J/m3の密度である発泡体を選択す
ることが良い。
のの、使用する樹脂の重量が増加し、経済的に不利とな
る。好ましい密度範囲として20〜100Kg/m3で
ある発泡成形体が良い。更に好ましくは、気泡径が90
〜50μmとより微細であり熱伝導率の変化の少ない3
0〜100 K’J/m3の密度である発泡体を選択す
ることが良い。
例えば、密度がaOKl/m3の発泡体を採用すれば、
熱伝導率は、従来の発泡スチロールの2/3となり、断
熱材として使用する際に、その必要な厚みも2/3とな
り、断熱材の使用容積も著しく低減できる任意の形状に
対応できる。そのため、空間容積に制限のある場合、有
効容積のアップには最適な素材として提供し得るもので
ある。
熱伝導率は、従来の発泡スチロールの2/3となり、断
熱材として使用する際に、その必要な厚みも2/3とな
り、断熱材の使用容積も著しく低減できる任意の形状に
対応できる。そのため、空間容積に制限のある場合、有
効容積のアップには最適な素材として提供し得るもので
ある。
本発明に使用し得る発泡剤は、前述の通り具体的には、
例えば、モノクロロジフルオロエタン(R−142b、
0.06> 、ジフルオロエタン(R−152a、
0)、2.2−ジクロロ1,1.1− トリフルオロエ
タン(R−123、0,02>、1,1,1.2−テト
ラフルオロエタン(R−134a、 0)、2−り[1
01,1,1−トリフルオロエタン(R−124、0,
02)等があげられる〔() 内は各化合物の略式名
称、及びオゾン破壊係数を示す〕。勿論これらを単独、
又は2種以上の化合物を混合して用いても良い。
例えば、モノクロロジフルオロエタン(R−142b、
0.06> 、ジフルオロエタン(R−152a、
0)、2.2−ジクロロ1,1.1− トリフルオロエ
タン(R−123、0,02>、1,1,1.2−テト
ラフルオロエタン(R−134a、 0)、2−り[1
01,1,1−トリフルオロエタン(R−124、0,
02)等があげられる〔() 内は各化合物の略式名
称、及びオゾン破壊係数を示す〕。勿論これらを単独、
又は2種以上の化合物を混合して用いても良い。
これら発泡剤の中でも、本発明の目的の1つでもある長
期断熱性能を維持し、オゾン破壊係数の低いものとして
、R−142b、 R−134a、 R−124等か好
ましい。
期断熱性能を維持し、オゾン破壊係数の低いものとして
、R−142b、 R−134a、 R−124等か好
ましい。
上記本発明に用いる発泡剤は、樹脂粒子100重量部に
対し、4〜40重量部の範囲で用いることができ、目的
とする発泡体の密度に応じて、その使用量を調節する。
対し、4〜40重量部の範囲で用いることができ、目的
とする発泡体の密度に応じて、その使用量を調節する。
好ましくは、6〜20重量部が用いられる。
本発明者らは、含浸助剤として用いる化合物として、基
材樹脂に対して難含浸性の先述の発泡剤を容易に含浸せ
しめるために、基材樹脂を含浸助剤で膨潤せしめた上で
発泡剤を含浸処理する手法を採用し、また、樹脂中に含
浸された含浸助剤のみが選択的に揮散させる方法を鋭意
検討した結果、本発明を完成させるに至った。
材樹脂に対して難含浸性の先述の発泡剤を容易に含浸せ
しめるために、基材樹脂を含浸助剤で膨潤せしめた上で
発泡剤を含浸処理する手法を採用し、また、樹脂中に含
浸された含浸助剤のみが選択的に揮散させる方法を鋭意
検討した結果、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明では溶媒の誘電率の大きさと、該溶媒の沸
点とによって上記目的を概略把握できることを発見した
。含浸助剤としては、誘電率が5.0以上で、かつ、沸
点が65℃以下であることが必要である。沸点が高い含
浸助剤は製品の発泡性樹脂粒子中に残留し易く、該粒子
から得られる発泡成形体の耐熱性を低下させる傾向があ
り、より好ましくは沸点が15℃未満のものが良い。
点とによって上記目的を概略把握できることを発見した
。含浸助剤としては、誘電率が5.0以上で、かつ、沸
点が65℃以下であることが必要である。沸点が高い含
浸助剤は製品の発泡性樹脂粒子中に残留し易く、該粒子
から得られる発泡成形体の耐熱性を低下させる傾向があ
り、より好ましくは沸点が15℃未満のものが良い。
本発明の発泡性樹脂粒子に使用し得る含浸助剤は、具体
的には、誘電率、及び、沸点の値と共に列記すれば、例
えば、アセトン(ε−21,5,bp=56.2℃)、
メタノール(ε−31,2,bl)=64.5℃)、塩
化メチレン(ε=9.1 、 bp=40℃)、塩化エ
チル(ε−6,3、bp=12.3℃)、塩化メチル(
ε=12.9. bp−−23,8℃)、ジフルオロエ
タン(ε=10.02 、 bl)−−25,0℃)、
モノクロロジフルオロメタン(ε=6.11. bp=
−40,8℃)、ジクロロモノフルオロメタン(ε=5
.34. bp=8.9℃)等が挙げられる。
的には、誘電率、及び、沸点の値と共に列記すれば、例
えば、アセトン(ε−21,5,bp=56.2℃)、
メタノール(ε−31,2,bl)=64.5℃)、塩
化メチレン(ε=9.1 、 bp=40℃)、塩化エ
チル(ε−6,3、bp=12.3℃)、塩化メチル(
ε=12.9. bp−−23,8℃)、ジフルオロエ
タン(ε=10.02 、 bl)−−25,0℃)、
モノクロロジフルオロメタン(ε=6.11. bp=
−40,8℃)、ジクロロモノフルオロメタン(ε=5
.34. bp=8.9℃)等が挙げられる。
これらの中でも、製品として出荷する発泡性樹脂粒子中
に残留し難いものとして、より好ましくは、沸点が15
℃未満である塩化エチル、塩化メチル、ジフルオロエタ
ン、モノクロロジフルオロメタン、ジクロロモノフルオ
ロメタンが良い。
に残留し難いものとして、より好ましくは、沸点が15
℃未満である塩化エチル、塩化メチル、ジフルオロエタ
ン、モノクロロジフルオロメタン、ジクロロモノフルオ
ロメタンが良い。
尚、誘電率、及び沸点の値は、
「化学便覧」
日本化学全編、昭和45年8月20日、第3刷。
丸首■発刊
[溶剤ポケットブック」
有機合成化学協会編、昭和42年11月25日発行。
オーム社■発刊
本発明で使用する非晶質の塩化ビニリデン系樹脂とは、
詳しくは、特開昭63−170433、特開昭63−1
70434、特開昭63−170435@公報に述べら
れているが、塩化ビニリデン、N−置換マレイミド、及
びこれらと共重合可能なごニルモノマー1種以上とから
なり、ガラス転移点が85℃以上である非晶質の塩化ビ
ニリデン系共重合体である。
詳しくは、特開昭63−170433、特開昭63−1
70434、特開昭63−170435@公報に述べら
れているが、塩化ビニリデン、N−置換マレイミド、及
びこれらと共重合可能なごニルモノマー1種以上とから
なり、ガラス転移点が85℃以上である非晶質の塩化ビ
ニリデン系共重合体である。
ガラス転移点を高めるための主成分としてN置換マレイ
ミドが選ばれ、例えば、N−メチルマレイミド、N−エ
チルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−ブチル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェ
ニルマレイミド、N−2−メチルフェニルマレイミド、
N−2−エチルフェニルマレイミド、N−2−クロロフ
ェニルマレイミド、N−2−メトキシフェニルマレイミ
ド、N−2,6−シメチルフエニルマレイミド等であり
、これらの1種以上を使用することができる。N−フェ
ニルマレイミド、N−2−クロロフェニルマレイミドが
工業的に入手しやすく好ましく、N−フェニルマレイミ
ドが特に好ましい。
ミドが選ばれ、例えば、N−メチルマレイミド、N−エ
チルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−ブチル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェ
ニルマレイミド、N−2−メチルフェニルマレイミド、
N−2−エチルフェニルマレイミド、N−2−クロロフ
ェニルマレイミド、N−2−メトキシフェニルマレイミ
ド、N−2,6−シメチルフエニルマレイミド等であり
、これらの1種以上を使用することができる。N−フェ
ニルマレイミド、N−2−クロロフェニルマレイミドが
工業的に入手しやすく好ましく、N−フェニルマレイミ
ドが特に好ましい。
塩化ビニリデン、及び上記N−置換マレイミドと共重合
可能な1種以上のビニルモノマーとしては、塩化ビニル
、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、スチレン
、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、アクリル酸、メタ
アクリル酸、メチルアクリレート、エチルアクリレート
、ブチルアクリレート、メチルメタアクリレート、グリ
シジルメタアクリレート、2−エチルへキシルアクリレ
ート、2−エチルへキシルメタアクリレート、ヒドロキ
シエチルアクリレート、グリシジルメタアクリレート等
であり、これらの1種以上を使用することができる。ア
クリロニトリル、スチレン、メチルメタアクリレートが
共重合体組成物のガラス転移点を上げやすく好ましい。
可能な1種以上のビニルモノマーとしては、塩化ビニル
、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、スチレン
、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、アクリル酸、メタ
アクリル酸、メチルアクリレート、エチルアクリレート
、ブチルアクリレート、メチルメタアクリレート、グリ
シジルメタアクリレート、2−エチルへキシルアクリレ
ート、2−エチルへキシルメタアクリレート、ヒドロキ
シエチルアクリレート、グリシジルメタアクリレート等
であり、これらの1種以上を使用することができる。ア
クリロニトリル、スチレン、メチルメタアクリレートが
共重合体組成物のガラス転移点を上げやすく好ましい。
また、7クリロニトリルは難燃性付与の点からも好まし
いが、アクリロニトリルとスヂレンを混合して使用する
と共重合体組成物の熱可塑性、高温での伸度も大きくな
り更に好ましい。
いが、アクリロニトリルとスヂレンを混合して使用する
と共重合体組成物の熱可塑性、高温での伸度も大きくな
り更に好ましい。
非晶質の多元共重合体の七ツマー組成としては、塩化ビ
ニリデンが30モル%〜65モル%、N−置換マレイミ
ドが1モル%〜10モル%、及びこれらと共重合可能な
1種以上の七ツマ−が25モル%〜70モル%の組成領
域を選ぶのが好ましい。
ニリデンが30モル%〜65モル%、N−置換マレイミ
ドが1モル%〜10モル%、及びこれらと共重合可能な
1種以上の七ツマ−が25モル%〜70モル%の組成領
域を選ぶのが好ましい。
塩化ごニリデンが30モル%未満の場合は、得られる発
泡成形体の難燃性が不充分であり、65モル%を越える
場合には発泡剤の含浸性が不良となる。
泡成形体の難燃性が不充分であり、65モル%を越える
場合には発泡剤の含浸性が不良となる。
また、N−置換マレイミドが1モル%未満の場合は基材
樹脂のガラス転移点が低く、得られる発泡成形体の加熱
寸法安定性に劣るものとなり、10モル%を越えるとや
はり発泡剤の含浸性が不良となる。
樹脂のガラス転移点が低く、得られる発泡成形体の加熱
寸法安定性に劣るものとなり、10モル%を越えるとや
はり発泡剤の含浸性が不良となる。
また、架橋成分として一般式■で表わされる二重結合を
1分子中に2個有する化合物1種以上を0.1モル%以
下使用してもよい。
1分子中に2個有する化合物1種以上を0.1モル%以
下使用してもよい。
R1は−Hまたは−CH3を表わし、R2は1〜25、
nは2〜3の整数を表わす。)又はフェニレン基を表わ
す。
nは2〜3の整数を表わす。)又はフェニレン基を表わ
す。
一般式■で示される化合物としては、ジビニルベンゼン
、1.3−ブチレングリコールジメタアクリレート、1
.6−ヘキサンシオールジメタアクリレート、ネオペン
チルグリコールジメタアクリレート、エチレングリコー
ルジメタアクリレート、その他エチレングリコール系ジ
メタアクリレート、プロピレングリコール系ジメタアク
リレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、
ネオペンチルグリコールジアクリレート、エチレングリ
コール系ジアクリレート、プロピレングリコール系ジア
クリレートであり、これらの1種以上を使用することが
できる。
、1.3−ブチレングリコールジメタアクリレート、1
.6−ヘキサンシオールジメタアクリレート、ネオペン
チルグリコールジメタアクリレート、エチレングリコー
ルジメタアクリレート、その他エチレングリコール系ジ
メタアクリレート、プロピレングリコール系ジメタアク
リレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、
ネオペンチルグリコールジアクリレート、エチレングリ
コール系ジアクリレート、プロピレングリコール系ジア
クリレートであり、これらの1種以上を使用することが
できる。
これらの架橋剤によって架橋された非品性塩化ビニリデ
ン系樹脂粒子を用いた発泡粒子を得た場合は、独立気泡
に富み、型内成形性がよく、圧縮強度や熱伝導率に優れ
た型内発泡成形体が収率よく得られる。
ン系樹脂粒子を用いた発泡粒子を得た場合は、独立気泡
に富み、型内成形性がよく、圧縮強度や熱伝導率に優れ
た型内発泡成形体が収率よく得られる。
本発明における重合方法は公知の懸濁重合、乳化重合、
溶液重合、塊状重合等の諸方法を採用することができる
。重合開始剤としては公知のラジカル重合開始剤は使用
することができる。重合温度、重合時間は使用するラジ
カル重合開始剤、重合熱除去、収率等を勘案して適宜選
択することができる。反応液から共重合体組成物を分離
、取出す方法は公知の凝集、蒸発、濾過、乾燥等の方法
を採用することができる。共重合体組成物に必要に応じ
て、公知の方法により可塑剤、熱安定剤、光安定剤、酸
化防止剤、滑り剤、着色剤等の添加剤を添加混合するこ
ともできる。
溶液重合、塊状重合等の諸方法を採用することができる
。重合開始剤としては公知のラジカル重合開始剤は使用
することができる。重合温度、重合時間は使用するラジ
カル重合開始剤、重合熱除去、収率等を勘案して適宜選
択することができる。反応液から共重合体組成物を分離
、取出す方法は公知の凝集、蒸発、濾過、乾燥等の方法
を採用することができる。共重合体組成物に必要に応じ
て、公知の方法により可塑剤、熱安定剤、光安定剤、酸
化防止剤、滑り剤、着色剤等の添加剤を添加混合するこ
ともできる。
なお、本発明でいう非晶質重合体とは、示差走査熱量計
(DSC>の測定において結晶成分の融解に基づく吸熱
ピークを示さないもの、更にはX線回折法による結晶成
分に基づく回折ピークを示さないものである。一般には
塩化ビニリデンが85モル%より多い領域で結晶性とな
るが、これら結晶性の共重合体は本発明から除外される
。
(DSC>の測定において結晶成分の融解に基づく吸熱
ピークを示さないもの、更にはX線回折法による結晶成
分に基づく回折ピークを示さないものである。一般には
塩化ビニリデンが85モル%より多い領域で結晶性とな
るが、これら結晶性の共重合体は本発明から除外される
。
前述の発泡剤を基材樹脂中に含有させる方法としては、
樹脂粒子に、例えばオートクレーブの如き圧力容器中で
必要なら加熱加圧下で、誘電率が5.0以上でかつ沸点
が65°C以下の含浸助剤と発泡剤を併用して気体状、
或いは液体状で含浸せしめる気相、又は液相含浸法、樹
脂粒子を水中に懸濁し、含浸助剤と発泡剤を併用して含
浸する水中懸濁含浸法がある。勿論、樹脂粒子に予め含
浸助剤を含浸せしめた後、発泡剤を含浸しても良く、両
者の共存下で含浸せしめても良い。
樹脂粒子に、例えばオートクレーブの如き圧力容器中で
必要なら加熱加圧下で、誘電率が5.0以上でかつ沸点
が65°C以下の含浸助剤と発泡剤を併用して気体状、
或いは液体状で含浸せしめる気相、又は液相含浸法、樹
脂粒子を水中に懸濁し、含浸助剤と発泡剤を併用して含
浸する水中懸濁含浸法がある。勿論、樹脂粒子に予め含
浸助剤を含浸せしめた後、発泡剤を含浸しても良く、両
者の共存下で含浸せしめても良い。
本発明の多泡質発泡粒子を得るための発泡方法としては
、例えば、発泡剤を含有した樹脂粒子を蒸気、熱水、熱
風等の加熱媒体で加熱して発泡させる公知の方法を用い
ることができる。
、例えば、発泡剤を含有した樹脂粒子を蒸気、熱水、熱
風等の加熱媒体で加熱して発泡させる公知の方法を用い
ることができる。
多泡質発泡粒子を得るための加熱条件としては、目的と
する倍率に応じて基材樹脂のガラス転移点(Tfj)の
温度以上で所定時間の加熱が適宜選択される。一般には
100〜130’Cの温度範囲、5〜180秒の加熱時
間でよい。
する倍率に応じて基材樹脂のガラス転移点(Tfj)の
温度以上で所定時間の加熱が適宜選択される。一般には
100〜130’Cの温度範囲、5〜180秒の加熱時
間でよい。
本発明の型内発泡成形体は、上述のようにして得られた
多泡質発泡粒子に公知の型内成形法を適用することによ
り得られる。すなわち、多数の小孔を有する閉鎖し得る
が、密閉し得ない金型に多泡質発泡粒子を充填し、型壁
の外部から小孔を通じて水蒸気等の流体で加熱すること
によって発泡膨張を生じさせ、粒子間空隙を埋めて融着
させた後、これを急冷して成形体にする。かかる製法に
より耐熱変形性の塩化ビニリデン系樹脂を基材樹脂とす
る多泡質発泡粒子の多数個が相隣れる粒子の外表面を密
に接して融着し、一体をなす発泡成形体が形成されてい
る構造となる。詳しくは、よく知られたポリスチレン発
泡粒子の型内成形法とほぼ同一の加熱条件がとり得、成
形体の形状、肉厚により適宜設定される。一般に金型加
熱(OKg/ai−Gの水蒸気)、一方加熱(0,1〜
0.5に’j/ci−Gの水蒸気)、及び両面加熱(0
,7〜2.0に!i/ci−Gの水蒸気)の工程、更に
冷水による金型冷却の工程により一体成形体が得られる
。これら発泡体の密度は用途ごとに要求される機械的強
度も異なるため、それぞれの要求に応じて変えることが
可能である。
多泡質発泡粒子に公知の型内成形法を適用することによ
り得られる。すなわち、多数の小孔を有する閉鎖し得る
が、密閉し得ない金型に多泡質発泡粒子を充填し、型壁
の外部から小孔を通じて水蒸気等の流体で加熱すること
によって発泡膨張を生じさせ、粒子間空隙を埋めて融着
させた後、これを急冷して成形体にする。かかる製法に
より耐熱変形性の塩化ビニリデン系樹脂を基材樹脂とす
る多泡質発泡粒子の多数個が相隣れる粒子の外表面を密
に接して融着し、一体をなす発泡成形体が形成されてい
る構造となる。詳しくは、よく知られたポリスチレン発
泡粒子の型内成形法とほぼ同一の加熱条件がとり得、成
形体の形状、肉厚により適宜設定される。一般に金型加
熱(OKg/ai−Gの水蒸気)、一方加熱(0,1〜
0.5に’j/ci−Gの水蒸気)、及び両面加熱(0
,7〜2.0に!i/ci−Gの水蒸気)の工程、更に
冷水による金型冷却の工程により一体成形体が得られる
。これら発泡体の密度は用途ごとに要求される機械的強
度も異なるため、それぞれの要求に応じて変えることが
可能である。
本発明で用いられる塩化ビニリデン系樹脂型内発泡成形
体は、その原料である発泡性粒子の製造に際し、モント
リオール・プロトコールによる規制対象である特定フロ
ン化合物を使用することなく製造できる。また、該発泡
性粒子を予備発泡し、型内成形に供する工程においても
、オゾン層を破壊する物質の大気放出もなく、該成形体
の製品が放出することもなく、廃棄処理によって有害物
質を放出することもない。
体は、その原料である発泡性粒子の製造に際し、モント
リオール・プロトコールによる規制対象である特定フロ
ン化合物を使用することなく製造できる。また、該発泡
性粒子を予備発泡し、型内成形に供する工程においても
、オゾン層を破壊する物質の大気放出もなく、該成形体
の製品が放出することもなく、廃棄処理によって有害物
質を放出することもない。
しかも、該発泡成形体は、難燃性、耐油・耐化学薬品性
、ガスバリアー性、機械的強度、耐熱性、断熱性能に優
れ、幅広い用途に適用できる。
、ガスバリアー性、機械的強度、耐熱性、断熱性能に優
れ、幅広い用途に適用できる。
坦在、市販されている断熱発泡体は、特定フロンを使用
しないものは熱伝導率が高く、断熱性能がやヤ劣り、熱
伝導率が低く断熱性能に優れるものは特定フロンを使用
せざるを得ない状況である。
しないものは熱伝導率が高く、断熱性能がやヤ劣り、熱
伝導率が低く断熱性能に優れるものは特定フロンを使用
せざるを得ない状況である。
かかる現状に対し、本発明は、低熱伝導性で、かつ、環
境汚染のない、しかも、任意の形状に成形でき断熱性能
に優れた発泡体を用いた冷蔵庫用断熱材を提供しうるち
のである。
境汚染のない、しかも、任意の形状に成形でき断熱性能
に優れた発泡体を用いた冷蔵庫用断熱材を提供しうるち
のである。
低熱伝導性であるが故に、従来の発泡スチロール等と比
較すれば、同一の断熱性能を期待するならば約2/3の
使用厚みで良く、例えば、家庭用電気冷蔵庫の冬至の間
仕切り用の断熱材として利用すれば、庫内の有効容積の
増加を図ることができる。
較すれば、同一の断熱性能を期待するならば約2/3の
使用厚みで良く、例えば、家庭用電気冷蔵庫の冬至の間
仕切り用の断熱材として利用すれば、庫内の有効容積の
増加を図ることができる。
また、本発明の成形体は、成形直後には、極めて低い熱
伝導率値を示し、充分に熟成した後の安定した値として
、0.019kcal /rrt −h −’Cという
低熱伝導性を示すものである。従って、成形直後に、ス
チールや樹脂等のシート部材で密閉した状態で使用すれ
ば、更に、高性能な断熱材としても利用できるものであ
る。
伝導率値を示し、充分に熟成した後の安定した値として
、0.019kcal /rrt −h −’Cという
低熱伝導性を示すものである。従って、成形直後に、ス
チールや樹脂等のシート部材で密閉した状態で使用すれ
ば、更に、高性能な断熱材としても利用できるものであ
る。
このように、本発明は、産業上においても、環境保護の
面からも極めて有益な断熱素材、特に、冷蔵庫用断熱材
を提供するものであり、有意義な発明である。
面からも極めて有益な断熱素材、特に、冷蔵庫用断熱材
を提供するものであり、有意義な発明である。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明するが、これ
らの例によって限定されるものではない。
らの例によって限定されるものではない。
本発明で用いた評価方法は次の通りである。
○ 発泡体密度:JISに−6767に基づく。
○ 発泡倍率二基材樹脂密度を発泡体密度で除したもの
。
。
○ 独立気泡率: ASTt4 D −2856に基づ
く。
く。
○ 熱伝導率: ASTHC−518に基づく。
○ 平均気泡径二元泡体の任意断面における気泡径5〜
10点測定し、その篩 術平均値を用いた。
10点測定し、その篩 術平均値を用いた。
Oガラス転移点: ASTHD−3418−75に準じ
て示差走査熱量計(DSC)により発熱、 又は吸熱微分曲線を微分熱量 対温度関数から測定する。
て示差走査熱量計(DSC)により発熱、 又は吸熱微分曲線を微分熱量 対温度関数から測定する。
実施例1.比較例2
懸濁重合法により得られる塩化ビニリデン(50重量%
)、N−7エニルマレイミド(7重量%)アクリロニト
リル(20重量%)、及び、スチレン(23重量%)の
七ツマー組成比で、仝七ツマー100重量部に対して0
.07重量%の1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
トで架l!処理した共重合体粒子を実験に供した。
)、N−7エニルマレイミド(7重量%)アクリロニト
リル(20重量%)、及び、スチレン(23重量%)の
七ツマー組成比で、仝七ツマー100重量部に対して0
.07重量%の1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
トで架l!処理した共重合体粒子を実験に供した。
該樹脂の比重は1,45で、ガラス転移点97℃であっ
た。
た。
平均粒子径が0.5.の該樹脂粒子100重量部をオー
トクレーブ内に入れ、密閉後、真空脱気する。
トクレーブ内に入れ、密閉後、真空脱気する。
ついで、オゾン破壊係数が0.06であるモノクロロジ
フルオロエタン(R−142b)と、含浸助剤として塩
化メチルを第1表に示す割合で200重量部を圧入する
。そして、60℃にて20時間攪拌下に保持した後、冷
却し常圧に戻して樹脂粒子を取り出す。
フルオロエタン(R−142b)と、含浸助剤として塩
化メチルを第1表に示す割合で200重量部を圧入する
。そして、60℃にて20時間攪拌下に保持した後、冷
却し常圧に戻して樹脂粒子を取り出す。
該粒子には発泡剤が含浸されており、製造直後から室温
、大気圧下に1ケ月(30日)放置後の粒子中に保持さ
れている発泡剤量を第1表に示した。
、大気圧下に1ケ月(30日)放置後の粒子中に保持さ
れている発泡剤量を第1表に示した。
また、上記の各処方により得られた発泡性粒子を約1ケ
月エージング後、0.3Kl/cut−Gのスチームで
45秒間加熱発泡し、予備発泡粒子を得た。その発泡倍
率を第1表に示す。
月エージング後、0.3Kl/cut−Gのスチームで
45秒間加熱発泡し、予備発泡粒子を得た。その発泡倍
率を第1表に示す。
第1表からも明らかなように、含浸助剤を用いない場合
は、発泡剤であるR −142bが樹脂中に殆んど含有
されておらず、加熱しても発泡性に乏しいが、適切な含
浸助剤により飛躍的にその含有岨が増加し、発泡性に優
れた発泡性粒子が得られることがわかる。
は、発泡剤であるR −142bが樹脂中に殆んど含有
されておらず、加熱しても発泡性に乏しいが、適切な含
浸助剤により飛躍的にその含有岨が増加し、発泡性に優
れた発泡性粒子が得られることがわかる。
次に、実験Nfi2の発泡倍率23倍の予備発泡粒子を
室温に24時間熟成後、発泡スチロール用型内発泡成形
機にて、約1.0に1/cri−Gのスチームで加熱し
て型内成形し、厚さ25#ll、 30011111
四方の密度40に!j/TrL3、平均気泡径が75μ
mである発泡成形体を得た。この成形体の熱伝導率は、
製造直後にて、0.0145kca1/m −h −”
Cであり、熟成1ケ月後から安定し、約1年を経過した
後でも0.019kcaj /m −h −’Cという
低い値を維持していた。
室温に24時間熟成後、発泡スチロール用型内発泡成形
機にて、約1.0に1/cri−Gのスチームで加熱し
て型内成形し、厚さ25#ll、 30011111
四方の密度40に!j/TrL3、平均気泡径が75μ
mである発泡成形体を得た。この成形体の熱伝導率は、
製造直後にて、0.0145kca1/m −h −”
Cであり、熟成1ケ月後から安定し、約1年を経過した
後でも0.019kcaj /m −h −’Cという
低い値を維持していた。
実施例2.比較例2
実施例1の実験NQ2と同様にして発泡性粒子を得た。
該発泡性粒子を第2表に示す条件で加熱スチームにて3
0秒間、加熱発泡させて予備発泡粒子を得た。ざらに、
該予備発泡粒子を実施例1と同様にして発泡成形体を得
た。
0秒間、加熱発泡させて予備発泡粒子を得た。ざらに、
該予備発泡粒子を実施例1と同様にして発泡成形体を得
た。
得られた発泡成形体の密度、平均気泡径、及び熱伝導率
を第2表に示す。表中の熱伝導率は、得られた成形品を
室温にて約1ケ月熟成した後の測定値を示す。
を第2表に示す。表中の熱伝導率は、得られた成形品を
室温にて約1ケ月熟成した後の測定値を示す。
尚、比較のため市販の発泡スチロール(三菱油化パーデ
イツシュ社製)kついても同様の実験を行い、その結果
を合せて第2表の実験N013の欄、に示す。
イツシュ社製)kついても同様の実験を行い、その結果
を合せて第2表の実験N013の欄、に示す。
(以下余白)
4、
第1図は本発明の発泡成形品の密度と熱伝導率の相関図
である。
である。
Claims (1)
- 1、冷蔵庫の隔壁間に挿入され、モノクロロジフルオロ
エタン、ジフルオロエタン、2,2−ジクロロ1,1,
1−トリフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフル
オロエタン及び2−クロロ−1,1,1−トリフルオロ
エタンから選ばれた1種又は2種以上のフッ化炭化水素
により発泡される断熱材であり、非晶質の塩化ビニリデ
ン系樹脂を基材樹脂とする多泡質発泡粒子を金型内で互
に密に融着せしめて任意の形状に成形でき、密度が20
〜100kg/m^3、平均気泡径が50〜120μm
である型内発泡成形体からなることを特徴とする冷蔵庫
用断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017732A JPH03225182A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 冷蔵庫用断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017732A JPH03225182A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 冷蔵庫用断熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03225182A true JPH03225182A (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=11951925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017732A Pending JPH03225182A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 冷蔵庫用断熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03225182A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0649260A (ja) * | 1992-03-06 | 1994-02-22 | Casco Nobel Ab | 熱可塑性微小球、その製造方法、ならびにその使用 |
| JP2017150811A (ja) * | 2013-06-07 | 2017-08-31 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2017194271A (ja) * | 2013-06-07 | 2017-10-26 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2017732A patent/JPH03225182A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0649260A (ja) * | 1992-03-06 | 1994-02-22 | Casco Nobel Ab | 熱可塑性微小球、その製造方法、ならびにその使用 |
| JP2017150811A (ja) * | 2013-06-07 | 2017-08-31 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2017194271A (ja) * | 2013-06-07 | 2017-10-26 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2018063110A (ja) * | 2013-06-07 | 2018-04-19 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2018169159A (ja) * | 2013-06-07 | 2018-11-01 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
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