JPH032251A - 永久帯電防止性耐衝撃性樹脂組成物 - Google Patents

永久帯電防止性耐衝撃性樹脂組成物

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JPH032251A
JPH032251A JP13572989A JP13572989A JPH032251A JP H032251 A JPH032251 A JP H032251A JP 13572989 A JP13572989 A JP 13572989A JP 13572989 A JP13572989 A JP 13572989A JP H032251 A JPH032251 A JP H032251A
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acid
weight
resin composition
composition
metal salt
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JP13572989A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sasagawa
雅弘 笹川
Hiroaki Ishikawa
弘昭 石川
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、永久帯電防止性を有する熱可塑性樹脂組成物
に関する。更に詳しくは、永久帯電防止性を有し、かつ
耐衝撃性に優れた熱可塑性スチレン系樹脂組成物に関す
る。
〔従来の技術とその問題点〕
ハイインパクトポリスチレン(以後HIPSと称する。
)あるいはABS樹脂として知られているゴム補強熱可
塑性樹脂は、成形性、寸法安定性、耐衝撃性、電気絶縁
性に優れている為、電気製品、事務機器をはじめ、広い
用途に成形材料として使用されている。しかしながら、
HIPS、ABS樹脂は他の成形用プラスチックと同様
に、容易に帯電しやすく、そのために、成形品表面にゴ
ミやホコリ等が吸着して製品外観を損ない、また成形品
が電気製品の部品である場合には、付着したホコリ等が
原因で正常に機能し得ない等の問題があった。
このような問題を解決する手段として、従来から採用さ
れている方法は (1)、帯電防止剤を成形品表面に塗布する方法(2)
、帯電防止剤を成形用熱可塑性樹脂材料に練り込む方法 (3)、樹脂の構造の化学的改質法 がある。
しかしながら、(1)の方法は、成形工程とは別に帯電
防止剤の塗布工程が必要となるのみならず、経時変化ま
たは洗浄等により帯電防止効果が低下してしまうという
欠点を有していた。また、(2)の方法は、塗布工程を
要しない点で、生産性の低下の問題は解決されるが、練
り込んだ帯電防止剤のブリードアウトによる成形品表面
の汚れ、外観の劣化、練り込んだ帯電防止剤の経時変化
による帯電防止効果の低下などの問題があった。
さらに、(3)の方法については、例えば、カルボキシ
ル基で変性したスチレン系樹脂とポリアルキレンオキサ
イドまたはその誘導体を混合する方法(米国特許第29
12413号明細書、ドイツ特許第3203488号明
細書、特開昭59−142242号公報)、共役ジエン
またはアクリル酸エステルとアルキレンオキサイド基を
有するエチレン系不飽和単量体とエチレン系不飽和単量
体からなるゴム幹重合体にエチレン系単量体をグラフト
共重合して得られたグラフト共重合体と、相溶する熱可
塑性樹脂、界面活性剤からなる樹脂組成物(特開昭56
−118446号公報)、スチレン系樹脂に、ビニル系
単量体とアルキレンオキサイド基を含有する単量体の共
重合物と、これに固溶する金属塩を配合してなる組成物
(特開昭62−158742号公報)、ジエン系ゴムラ
テックスに、ビニル単量体及びアルキレンオキサイド基
を含有する単量体をグラフト重合して得られるグラフト
共重合体と、パーフルオロアルキル基を有するスルホン
酸またはカルボン酸の1価の金属塩よりなる樹脂組成物
(特開昭62−207352号公報)などが提案されて
いる。
しかしながら、前記の米国特許第2912413号明細
書、ドイツ特許第3203488号明細書及び特開昭5
9−142242号公報の方法では、帯電防止性を付与
する手段として親水性ポリアルキレンオキサイドを用い
る為、その効果が環境の湿度によって大きく影響され、
またポリアルキレンオキサイドを充分な量だけ加えない
と効果が現われず、加えて、いずれも低分子量のポリア
ルキレンオキサイドを使用している結果、組成物の衝撃
強度や耐熱性が低下してしまうという問題があった。特
開昭56118446号公報、特開昭62−15874
2号公報、特開昭62−207352号公報は、半永久
的な帯電防止性を実現してはいるものの、高価な親木性
七ツマ−(アルキレンオキサイド基含有単量体)を比較
的多量に用いる必要があるために、最終的に得られる組
成物が極めてコストの高いものとなってしまう上に、衝
撃強度の高いものが得られにくいという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、永久帯電防止性を有し、かつ耐衝撃性に
優れ、しかも安価な熱可塑性樹脂を提供することを目的
として鋭意検討した結果、カルボキシル基を含有する単
量体にて変性されたゴム補強ビニル芳香族重合体と特定
分子量のポリエーテル及びアルキルスルホン酸あるいは
アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩とからな
る組成物が上記目的を達成することを見出し、本発明を
完成するに至った。
すなわち、本発明の第1発明は、(A)カルボキシル基
を含有する単量体にて変性されたゴム補強ビニル芳香族
系重量体、(B)下記一般式で示される平均分子量2万
以上のポリエーテル 以下 余白 R (但し、RはHまたはCH3,nは平均分子量により定
まる整数である。) (C)下記式で示されるアルキルスルホン酸あるいはア
ルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩 R−S03M R+s03M (但し、RはMまたはアルキル基、MはLi。
Na、に等のアルカリ金属である。) とからなることを特徴とする永久帯電防止性耐衝撃性樹
脂組成物、第2発明は該組成物に有機ポリシロキサンを
含有させた永久帯電防止性耐衝撃性樹脂組成物及び第3
発明は該第1発明組成物に有機ポリシロキサンと高級脂
肪酸の金属塩とを含有させた永久帯電防止性耐衝撃性樹
脂組成物である。
本発明の特徴は、それ単独では本発明で使用する程度の
量では実用的に要求されるレベルの帯電防止効果を示さ
ないようなポリエーテルと、これまた単独使用の場合に
は帯電防止効果を殆んど示さないアルキルスルホン酸あ
るいはアルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩と
を共存させることにより、驚くべき高度の帯電防止性、
しかも機構は明らかでないが永久的な帯電防止性能を発
揮することにある。
本発明において(A)カルボキシル基を含有する単量体
にて変性されたゴム補強ビニル芳香族系重合体(以下、
酸変性ゴム補強樹脂と略記する。)と、(B)ポリエー
テルとは、水素結合により適度な相溶系を形成しており
、その結果酸変性ゴム補強樹脂の機械的特性を損なうこ
となしに、良好な帯電防止性を付与しているものと考え
られる。更に、(B) ポリエーテルとCC)  アル
キルスルフォン酸のアルカリ金属塩は、(以下、金属塩
と称する。)は、共存することにより、その理由は明ら
かでないが、組成物に永久的な帯電防止性を付与する効
果を奏する。従って本発明においては(A)酸変性ゴム
補強樹脂、(B)ポリエーテル及び(C)金属塩のいず
れの成分が欠けても、所期の目的を達成することはでき
ない。
本発明の樹脂組成物は、基本樹脂である酸変性ゴム補強
樹脂と同等以上の、耐衝撃性を有するが、更に、前記(
A) (B) (C)の配合物に少量の、有機ポリシロ
キサンまたは、有機ポリシロキサン及び高級脂肪酸の金
属塩を配合することにより、衝撃強度の一層高められた
樹脂組成物が得られる。
本発明の第1発明の樹脂組成物は、基本樹脂である酸変
性ゴム補強樹脂と同等以上の耐衝撃性を有し、さらに少
量の有機ポリシロキサンまたは該有機ポリシロキサンと
高級脂肪酸塩を該第1発明の樹脂組成物に配合すること
により、耐衝撃性が一層高められた樹脂組成物が得られ
る。
本発明で用いる酸変性ゴム補強樹脂とは、ビニル芳香族
系単量体を主成分とする1種または2種以上のビニル系
単量体と、分子内にカルボキシル基を有するビニル単量
体の混合物と、ゴム質重合体とのグラフト共重合によっ
て得られる重合体である。本発明にいうカルボキシル基
は、無水カルボキシル基であっても良い。その量は、酸
変性ゴム補強樹脂100重量部中のカルボキシル基含有
単量体の含有量が0.1〜5重量%となるように調整す
ることが好ましい。
前記のカルボキシル基含有単量体としては、アクリル酸
、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フタル
酸、イタコン酸などのカルボキシル基または無水カルボ
キシル基を有するビニル系単量体が用いられる。また、
上記のカルボキシル基含有単量体とともに用いられるビ
ニル芳香族単量体としては、スチレン、α−メチルスチ
レンなどのビニル゛芳香族単量体の単独、及びこれらの
単量体と共重合可能な単量体、例えばアクリロニトリル
、メタクリロニトリルなどのシアン化ビニル系単量体、
メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチルなどの(メタ)
アクリル酸エステル系単量体などの少量を併用すること
が出来る。さらに、ゴム質重合体としては、ポリブタジ
ェン、スチレン−ブタジェン共重合体ゴム(SBR)、
スチレンアクリロニトリル共重合体ゴム(NBR)など
の通常のゴム質重合体を用いることが出来る。
酸変性ゴム補強樹脂の重合方法は、特に制限はなく、上
記ゴム質重合体の存在下に、前記ビニル単量体とカルボ
キシル基を有するビニル単量体を塊状重合、塊状・懸濁
重合、乳化重合等、通常の方法に従いグラフト共重合す
れば良い。また、前記のごとく直接重合する方法の他、
あらかじめ高ゴム含量、高カルボキシル基含量のゴム補
強ビニル芳香族系重合体を調整し、ビニル芳香族重合体
と混合する方法や、高ゴム含量のビニル芳香族重合体を
、高カルボキシル基含量のビニル芳香族系重合体と混合
する方法等の変法を採用することも出来る。
本発明に用いるポリエーテルは下記式で表わされる構造
単位を有する高分子化合物である。
(但し、Rは水素またはメチル基、nは平均分子量によ
り定まる整数である。) 通常のポリエーテルは、分子鎖末端に水酸基を有するが
、両末端あるいは片末端がメトキシ構造のもの、脂肪酸
等有機酸とのエステル型のものなどの誘導体を用いるこ
ともできる。本発明に用いるポリエーテルの平均分子量
は、2万以上であることが必要である。平均分子量が、
2万に満たない場合は、アイゾツト衝撃強度、伸び等の
力学的強度を低下させ、また、帯電防止効果も劣ったも
のとなってしまう。帯電防止効果と力学的強度を併せ持
つ為には、平均分子量は2万以上、好ましくは、5万〜
200万にするとよい。ポリエーテルの具体例としては
、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、
ポリプロピレングリコール、ポリプロピレンオキサイド
、メトキシポリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コールモノラウレート、ポリエチレングリコールモノス
テアレートなどを挙げることができるが、これらのみに
限定されるものではない。また、その使用量は、酸変性
ゴム補強樹脂100重量部に対し、4〜20重量部が好
ましい。
本発明に用いるアルカリ金属塩は、アルキルスルホン酸
あるいはアルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩
である。具体例としては、オクチルスルホン酸ナトリウ
ム、ドデシルスルホン酸リチウム、ドデシルスルホン酸
ナトリウム、セチルスルホン酸ナトリウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸リチウム、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、ベンゼンスルホン酸ナトリウム等などが
用いられる。特に、ドデシルベンゼンスルホン酸のアル
カリ金属塩が良好な帯電防止性能を与える。
前記金属塩は、単独または2種以上を併用してもよい。
これらの金属塩は、酸変性ゴム補強樹脂100重量部に
対し、0.1〜5重量部が好ましい。
本発明に用いる有機ポリシロキサンとは、れる構造単位
を有している。具体例としてはポリジメチルシロキサン
、ポリメチルフェニルシロキサン、ポリジフェニルシロ
キサン等が挙げられる。
粘度については、特別な制限はないが、25°Cで10
〜10000センチストークスと比較的低分子量のもの
が好ましい。その使用量は、前記(A)酸変性ゴム補強
樹脂、(B)ポリエーテル、(C)金属塩の合計100
重量部に対し、0.005〜0.1重量部が適当である
。0.005重量部未満では、衝撃強度を高める効果が
小さく、また、0.1重量部を越えても、衝撃強度のそ
れ以上の向上は認められない。
本発明に用いる高級脂肪酸の金属塩とは、C,□〜C’
Jtなる直鎖飽和モノカルボン酸とリチウム、ナトリウ
ム等の1価の金属、あるいは亜鉛、マグネシウム、カル
シウム等の2価の金属との塩類である。具体例としては
、ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸亜鉛、ステアリン
酸ナトリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネ
シウム、ステアリン酸カルシウム等が挙げられる。好ま
しくは高級脂肪酸の金属塩が亜鉛塩である。特にステア
リン酸亜鉛は、衝撃強度をより一層向上させる。
しかも有機ポリシロキサンと併用することが必要であり
、そのことにより通常のHIPSでは予期し得ない衝撃
強度への効果が現われる。その使用量は、前記(A)酸
変性ゴム補強樹脂、(B)ポリエーテル(C)金属塩の
合計100重量部に対し、0.1〜1重量部が適当であ
る。0.1重量部未満では衝撃強度を高める効果が小さ
く、また、1重量部を越えても衝撃強度のそれ以上の向
上は認められず、ビカット軟化点の低下をもたらすので
好ましくない。
本発明の樹脂組成物の製造方法は、特に限定するもので
はない。酸変性ゴム補強樹脂にポリエーテル、金属塩、
他の添加剤を直接混合する方法、あるいはポリエーテル
と金属塩をあらかじめ混ぜておいて、これに樹脂、他の
添加剤を混合する方法等いずれも可能である。各成分の
混合装置としては、バンバリーミキサ−、ロール、押出
機等の通常用いられる混練機を使用することができる。
また、本発明樹脂組成物は、酸化防止剤、光安定剤、滑
剤、着色染顔料等、目的に応じ無機・有機フィラー、及
び他樹脂をブレンドすることも可能である。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例に基づいて説明する。なお物性測
定は、以下の手順によって行なった。
(I)  物性測定用試験片の作成 実施例及び比較例で得られたペレットを、射出成形機に
て、シリンダー温度220°Cにて、′へインチ厚の平
板と、178インチ及び!74インチ厚のテストピース
を作成した。
(I[)物性測定 ■表面固有抵抗率:′へインチ厚の平板を用い、次の各
条件で測定した。
イ)成形後、23°C250%RHの条件にて48時間
状態調節した後測定した。
口)成形後、10分間流水中に浸漬し、表面の水分を取
除き、23°C950%RHの条件にて48時間状態調
節した後、測定した。
なお、イ)2口)の測定には、東亜電波工業株式会社製
の極超絶縁計5M−10E型を用いた。
■帯電圧の半減期:1八インチ厚の平板を用い、スタチ
ックオネストメーター(去月商会製)にて次の測定条件
で測定した。
印加電圧    8000 V 印加時間    1時間 試料回転数   130Orpm 測定温度    23°C 測定湿度    50%RH 尚、試料の状態調節は、表面固有抵抗率と同様にした。
■アイゾツト衝撃強度: ASTM D 256に準拠
(174インチ厚テストピース使用) ■引張り強さ、伸び: ASTM D 638に準拠。
C78インチ厚テストピース使用) ■曲げ弾性率: ASTM D 790に準拠。
C74インチ厚テストピース使用) ■ビカット軟化点: ASTM 1525に準拠。
■剥離性:成形品を折り曲げ、クラックの入り方、破断
面の観察により判定した。
(○=良好、×=剥離を起こす) また、以下に記す部数は重量部数、百分率は重量パーセ
ントを表わす。
(A)ゴム補強ビニル芳香族系重合体の製造■酸変性ゴ
ム補強ポリスチレン(A−1,)の製造 ポリブタジェン〔旭化成工業■製、商品名二NF35A
)をスチレン及びメタクリル酸の混合モノマーに溶解し
、塊状重合法により、ゴム含量6%、メタクリル酸含量
1%の酸変性ゴム補強ポリスチレン(A−1)を得た。
このポリマー単独の物性値は、表面抵抗率10+Ω以上
、アイゾツト衝撃強度7kg−■/cIn、引張り強度
370 kg/cT11.伸び30%、曲げ弾性率26
,000kg/c1A、ビカット軟化点107°Cであ
った。
■酸変性ゴム補強ポリスチレン(A−2)の製造 酸変性ゴム補強ポリスチレン(A−1)の製造において
、メタクリル酸の量を増やして重合を行ない、ゴム含!
6%、メタクリル酸含量2%の酸変性ゴム補強ポリスチ
レン(A−2)を得た。このポリマーの物性値は、表面
抵抗率1016Ω以上、アイゾツト衝撃強度6Igz 
−cm / cm、引張り強度380 kg−cm/c
m、伸び30%、曲げ弾性率25 、000 kg /
 cIM、ビカット軟化点110°Cであった。
■ゴム補強ポリスチレン(A−3)の製造酸変性ゴム補
強ポリスチレン(A−1)の製造において、メタクリル
酸を用いないで重合を行ない、ゴム含量6%のゴム補強
ポリスチレン(A−3)を得た。このポリマーの物性値
は、表面抵抗率1016Ω以上、アイゾ・ント衝撃強度
8 kg −cm / cm、引張り強度380kg/
 c+fl 、伸び35%、曲げ弾性率26,000k
g/cれビカット軟化点105“Cであった。
(B)ポリエーテル 本発明の実施例、比較例では、下記のポリエチレンオキ
サイドまたはポリエチレングリコールを用いた。
PE0−30  :分子量30万のポリエチレンオキサ
イド。
PEG−50,000:分子量50.000のポリエチ
レングリコール。
Me−PEG−50,000:分子量so、oooのポ
リエチレングリコールの両末端をメ トキシ化したもの。
PEG−6,000:分子量7,500のポリエチレン
グリコール。
実施例1 酸変性ゴム補強ポリスチレン(A−1)100部、 P
RO−3010部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム2部を30胴2軸押出機に供給し、220°Cの樹
脂温度にて押出しを行ないペレット化した。得られた組
成物の物性を測定した。その結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1におけるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムに代えてセチルスルホン酸ナトリウムを用いる以外は
、実施例1と同様にして組成物を得、物性を測定した。
その結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1におけるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムに代えてドデシルベンゼンスルホン酸リチウムを用い
る以外は、実施例1と同様にして組成物を得、物性を測
定した。その結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1における酸変性ゴム補強ポリスチレン(A−1
)に代えて酸変性ゴム補強ポリスチレン(A−2)を用
いる以外は、実施例1と同様にして組成物を得、物性を
測定した。その結果を第1表に示す。
実施例5 実施例1におけるPE0−30に代えて分子量5万のP
EG−50,000を用いる以外は、実施例1と同様に
して組成物を得、物性を測定した。その結果を第1表に
示す。
実施例6 実施例5におけるPEG−50,000に代えてMe−
PEG−so、oooを用いる以外は、実施例5と同様
にして組成物を得、物性を測定した。その結果を第1表
に示す。
実施例7 実施例1におけるPE0−30の量を10部から6部に
減らした以外は、実施例1と同様にして組成物を得、物
性を測定した。その結果を第1表に示す。
実施例8 実施例1におけるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムの量を2部から1部に減らした以外は、実施例1と同
様にして組成物を得、物性を測定した。その結果を第1
表に示す。
比較例1 実施例1における酸変性ゴム補強ポリスチレン(A−1
)に代えてゴム補強ポリスチレン(A3)を用いる以外
は、実施例1と同様にして組成物を得、物性を測定した
。その結果を第1表に示す。
比較例2 実施例1において、ポリエーテル(B)を用いない以外
は、実施例1と同様にして組成物を得、物性を測定した
。その結果を第1表に示す。
比較例3 実施例1において、PE0−30をPEG−6,000
に代えた以外は、実施例1と同様にして組成物を得、物
性を測定した。その結果を第1表に示す。
比較例4 実施例1において、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムを除いたほかは同様の操作を行い物性を測定した。
その結果を第1表に示す。
比較例5 実施例1におけるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムに代えてオクタドデシルジメチルベンジルアンモニウ
ムクロライドを用いる以外は、実施例1と同様にして組
成物を得、物性を測定した。
その結果を第1表に示す。
比較例6 実施例1におけるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムに代えてN、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)脂肪
アミンを用いる以外は、実施例1と同様にして組成物を
得、物性を測定した。その結果を第1表に示す。
実施例9 実施例1で製造した組成物100重量部に、ポリジメチ
ルシロキサン〔東芝シリコーン■製、TSF〜451 
) 0.05重量部を配合し、実施例1と同様の試験を
行った。その結果を第2表に示す。
実施例10 実施例1で製造した組成物100重量部に、ポリジメチ
ルシロキサン〔東芝シリコーン■製。
TSF−45130,05重量部及びステアリン酸亜鉛
0.3重量部を配合し、実施例1と同様の試験を行った
その結果を第2表に示す。
以下 余白 第2表 耐、2 基体樹脂成分100重量部に対する部数表1の
結果から次のことが明らかである。実施例1〜8は、低
い表面抵抗率を有し、しかも表面水洗処理によってほと
んど変化しない。すなわち優れた永久帯電防止性を発揮
する。また、アイゾツト衝撃強度や引張り特性などの力
学的強度も非常に優れている。
すなわち、本発明の樹脂組成物は、永久帯電防止性を有
し、かつ耐衝撃性が極めて優れた組成物である。
一方、ゴム補強ビニル芳香族重合体(A)がカルボキシ
ル基を含有する単量体にて変性されていない場合(比較
例1)は、剥離の現象を示す。また、ポリエーテル(B
)を含有しない場合(比較例2)は、スルホン酸金属塩
(C)を含有していても、全く帯電防止性を有していな
い。また、ポリエーテル(B)の分子量が低い場合(比
較例3)は、帯電防止効果が低く、かつ衝撃強度、引張
り特性等の力学的性質が低下してしまう。また、ポリエ
ーテル(B)を含有しても、金属塩(C)を含有しない
場合(比較例4)は、表面抵抗率が高く、実用的な帯電
防止効果が得られない。さらに金属塩(C)に代えてそ
の他の塩類、例えばカチオン界面活性剤の一種である第
4級アンモニウム塩を使用した場合(比較例5)、ノニ
オン界面活性剤の一種であるN、 N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)脂肪アミンを使用した場合(比較例6)
は、永久的な帯電防止効果が得られない。すなわち、ポ
リエーテルとスルホン酸のアルカリ金属塩の組合せにお
いてのみ相乗効果が発揮されるのである。
従って、本発明は、構成成分(A)酸変性ゴム補強樹脂
、(B)ポリエーテル、(C)金属塩のいずれの成分が
欠けても、所期の目的を達成することはできない。
また、第2表より、酸変性ゴム補強樹脂(A)、ポリエ
ーテル(B)及び金属塩(C)からなる組成物に、更に
、少量の有機ポリシロキサンまたは、有機ポリシロキサ
ン及び高級脂肪酸の金属塩を加えることにより、帯電防
止性、剛性等の物性を変えずに耐衝撃性の著しく高い樹
脂組成物が得られることが明らかである。
〔発明の効果〕
本発明の樹脂組成物は、優れた永久帯電防止性と耐衝撃
性等の力学的性質を兼ね備えたものである。
特許出願人 旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)カルボキシル基を含有する単量体にて変性さ
    れたゴム補強ビニル芳香族系重合体、 (B)下記一般式で示される平均分子量2万以上のポリ
    エーテル ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、RはHまたはCH_3,nは平均分子量により
    定まる整数である。) (C)下記式で示されるアルキルスルホン酸あるいはア
    ルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩 R−SO_3M ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、RはHまたはアルキル基、MはLi,Na,K
    等のアルカリ金属である。) とからなることを特徴とする永久帯電防止性耐衝撃性樹
    脂組成物。 2、特許請求の範囲第1項記載の組成物100重量部に
    、有機ポリシロキサン0.005〜0.1重量部を含有
    したことを特徴とする永久帯電防止性耐衝撃性樹脂組成
    物。 3、特許請求の範囲第1項記載の組成物100重量部に
    、有機ポリシロキサン0.005〜0.1重量部と高級
    脂肪酸の金属塩0.1〜1重量部とを含有したことを特
    徴とする永久帯電防止性耐衝撃性樹脂組成物。
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