JPH0322866B2 - - Google Patents

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JPH0322866B2
JPH0322866B2 JP23222584A JP23222584A JPH0322866B2 JP H0322866 B2 JPH0322866 B2 JP H0322866B2 JP 23222584 A JP23222584 A JP 23222584A JP 23222584 A JP23222584 A JP 23222584A JP H0322866 B2 JPH0322866 B2 JP H0322866B2
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JP
Japan
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carnitine
tartrate
dibenzoyl
producing
salt
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Iannerura Binchentsuo
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ISOMU SpA
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ジベンゾイル−D(−)酒石酸を使
つてD,L−カルニチンからL(−)カルニチン
塩酸塩とL(−)カルニチン分子内塩とを工業的
に容易に製造する方法に関する。
[従来の技術] 光学活性の有機酸を使つてD,L−カルニチン
を分割する方法はすでに知られている。すなわ
ち、東ドイツ特許第93347号明細書にジベンゾイ
ル−D(−)酒石酸を使つてD,L−カルニチン
からその光学異性体を製造する方法が記載されて
いる。
しかしながら、この方法には、いくつかの致命
的な欠陥があり、工業的に応用することは不可能
である。また実験室スケールにおいてさえもL
(−)カルニチンの収率はきわめて低く、しかも
許容しえない量の不純物を含んでいる。(比旋光
度が純粋な異性体に比べて明らかに小さいことか
ら検出される)。
前記東ドイツ特許明細書の実施例3(L(−)カ
ルニチンおよびD−カルニチンのジベンゾイル−
D−酒石酸塩を正確に分離する方法に関する)
は、つぎの工程からなる。
(a) メタノールから+4℃で、カルニチンのジア
ステレオ異性体塩の混合物を結晶化することに
よつて1回目のL−カルニチンのジベンゾイル
−D−酒石酸塩をうる。
(b) 工程(a)でえられた塩をメタノールから再結晶
することによつてL−カルニチンのジベンゾイ
ル−D−酒石酸塩([α]D=−95.2゜、収率62%)
をうる。
(c) 工程(a)および(b)の母液を蒸発乾固する。
(d) 工程(c)の残渣をエタノール/メタノールから
再結晶することによつてD−カルニチンのジベ
ンゾイル−D−酒石酸塩をうる。
(e) 工程(d)の残渣を特別ではない分別結晶に供
し、L−カルニチンのジベンゾイル−D−酒石
酸塩をうる(その比旋光度は報告されていな
い)。その結果、L−カルニチンのジベンゾイ
ル−D(−)酒石酸塩の収率は78%にまで上が
る。
L−カルニチンのジベンゾイル−D−酒石酸
塩からL−カルニチンを回収することは前記の
東ドイツ特許明細書の実施例10に記載されてい
る。すなわち、 (f) L−カルニチンのジベンゾイル−D−酒石酸
塩を水に懸濁させ、エーテルによりジベンゾイ
ル−D−酒石酸の多く(91%)を抽出する。
(g) 水溶液を陰イオン交換樹脂に通すことによ
つてジベンゾイル−D−酒石酸の残りの9%を
除去する。
(h) 水溶液を蒸発乾固し、「純粋な」L−カルニ
チン(その性質に関するデータは明記されてい
ない)を出発物質である酒石酸塩を基準にして
収率82.5%でうる。総収率は64.3%である。
[発明が解決しようとする問題点] 容易に理解されるように、この方法は明らかに
複雑である。その原因は、 (1) カルニチンのジベンゾイル酒石酸塩の結晶化
のために2つの異なつた溶媒を使う、 (2) エーテル(害のある溶媒として知られてい
る)で抽出する、 (3) イオン交換樹脂カラムを使用して溶離する、 (4) 高希釈されたL−カルニチン水溶液を蒸発さ
せる ことにある。
しかしながら、これらのすべての欠点は、前記
東ドイツ特許明細書の実施例3で報告されている
総収率(L−カルニチンの収率は64.3%である
が、前記のごとく比旋光度は報告されていない)
を考慮するなら、我慢できると考えられていた。
ところが、前記東ドイル特許第93347号明細書
に記載された実施例3および10を記載された通り
に正確に行なうと、事実はまつたく違つてくる。
すなわち、本発明者が追試したところによれば、
工程(a)および工程(b)の操作の結果、L−カルニチ
ンのジベンゾイル−D−酒石酸塩の第1のフラク
シヨンは47%の収率([α]D=−93゜)でしかえら
れない。この[α]Dの値を許容限界である−95゜
にまでもつてくるためにはさらに2回の再結晶が
必要となり、収率はさらに下がる。合理的な純度
をもつ塩の第2のフラクシヨンをうる試みは化学
量論的に無理である。最後に、工程(f)、(g)、(h)
の操作をすべてうまく行なつても、L−カルニチ
ンの収率は理論値の29%を超えることはない。の
みならず、このようにしてえられた最終生成物の
[α]D値は−18゜であり、市場的観点からは問題に
ならず、全収率をさらに減少させるような操作を
することによつてはじめて、[α]D値を良好な水
準にまで上げることができる。
それゆえ、東ドイツ特許第93347号明細書に教
示されている方法は、L(−)カルニチンをうる
のに収率も純度もわるく、しかも工業的に利用で
きる方法ではないことは明らかである。
さらに前記東ドイツ特許明細書には出発物質で
あるD,L−カルニチン(無水であると推定され
る)のD,L−カルニチンの塩酸塩(通常入手可
能なもの)からの製造条件については何ら明らか
にされていないことも注目すべきである。カルニ
チンの強い吸湿性とカルニチンの塩から出発して
無水の状態でカルニチンをうる困難さを考えるな
ら、この条件には無関心ではいられない。
本発明者の研究の結果、D,L−カルニチンの
ジベンゾイル−D(−)酒石酸塩のジアステレオ
異性体混合物を−10℃以下でメタノールから結晶
化するときはL(−)カルニチンのジベンゾイル
−D(−)酒石酸塩をそのジアステレオ異性体塩
から高収率、高純度で容易に分離できることが見
出された。
わずかに高い温度、すなわち−5〜−4℃にお
いてさえ、ジアステレ異性体塩の分離は収率(40
〜50%に低下)も光学的純度([α]20 D=−93.2゜)
も共に満足な結果がえられない。
[問題を解決するための手段] すなわち本発明は、−10℃以下の温度でD,L
−カルニチンのジベンゾイル−D(−)酒石酸塩
をメタノールから結晶化することによつて、D
(+)カルニチンのジベンゾイル−D(−)酒石酸
塩からL(−)カルニチンのジベンゾイル−D
(−)酒石酸塩を分離することを要旨とする。
[作用および実施例] この結晶化は、実質的に水が存在しない状態で
行なわれる。たとえば市販のD,L−カルニチン
塩酸塩から出発し、これをまず必ずしも無水でな
くてもよいアルコール性溶媒中において実質的に
化学量論量のアルカリ性水酸化物で処理し、つい
で実質的に等モル量のジベンゾイル−D(−)酒
石酸塩(湿気があつてもよい)で処理する。えら
れたジアステレオ異性体塩の混合物からなる沈澱
を乾燥し、結晶化する。
本発明の好ましい態様によれば、D,L−カル
ニチン塩酸塩(市販の粗原料)をメタノール中に
おいてナトリウムアルコキサイド(好ましくはナ
トリウムメトキサイド)と反応させ、副産物とし
て生ずる塩化ナトリウムを濾去したのち、実質的
に等モル量のジベンゾイル−D(−)酒石酸塩と
加熱下に反応させる。えられた溶液を−10℃以下
の温度まで冷却すると、すでにかなり高純度にな
つているL(−)カルニチンのジベンゾイル−D
(−)酒石酸塩の沈澱が直接えられる。メタノー
ルから再結晶することで、収率70〜80%で[α]D
が−95゜〜96゜のL(−)カルニチンのジベンゾイ
ル−D(−)酒石酸塩をうることができる。
このようにしてえられた塩をアセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エ
チルのような不活性溶媒に懸濁させ、無水のHCl
を化学量論量またはそれよりもわずかに過剰の量
を加えることによつて、L(−)カルニチン塩酸
塩がすみやかにしかもほとんど定量的な収率でえ
られる。
このように本発明の方法によればL(−)カル
ニチン塩酸塩を市販のD,L−カルニチン塩酸塩
からごく簡単な工程で、すなわち結晶化用の溶媒
をその都度変えたり、エーテル抽出や樹脂溶離を
したり、水溶液の蒸発乾固を行なうことなくうる
ことができる。
本発明の好ましい実施態様の操作工程はつぎの
ように要約されるが、それらのみに限定されるも
のではない。
(a) メタノール中のD,L−カルニチン塩酸塩と
ナトリウムメトキサイドからD,L−カルニチ
ン分子内塩の無水メタノール性溶液を調製す
る、 (b) 工程(a)でえられた溶液にジベンゾイル−D
(−)酒石酸を加えると、ただちにすでにかな
り高純度となつているL(−)カルニチンのジ
ベンゾイル−D(−)酒石酸塩の沈澱が生ずる
(−10℃またはそれ以下の温度で行なう)、 (c) 工程(b)でえられた沈澱をメタノールから−10
℃またはそれ以下の温度で再結晶させる(1回
または2回)、 (d) 常に水が存在しない状態で工程(c)でえられた
L(−)カルニチンのジベンゾイル−D(−)酒
石酸塩の非プロトン性溶媒懸濁液に無水のHCl
を加えることによつてL(−)カルニチン塩酸
塩をうる。
そのほか、L(−)カルニチンのジベンゾイル
−D(−)酒石酸塩をL(−)カルニチンの塩酸塩
に代えてL(−)カルニチン分子内塩に変えるこ
ともできる。そのためには、L(−)カルニチン
のジベンゾイル−D(−)酒石酸塩を水に混ざら
ないかまたは水にまざりにくい溶媒(好ましくは
酢酸エチル)と水との二相溶媒系に懸濁し、硫酸
で処理する。ジベンゾイル−D(−)酒石酸塩は
有機相に移る。L(−)カルニチン硫酸塩を含む
水相に化学量論量のカルシウムまたはバリウムの
酸化物または炭酸塩を加える。
生成したCaSO4またはBaSO4を濾去したのち、
水溶液を蒸発させ非溶媒で処理することによつて
L(−)カルニチン分子内塩がえられる。
もちろん、ジベンゾイル−D(−)酒石酸をも
う一方の溶液から、とくにメタノール性溶液のば
あいはまず無機酸で酸性化したのち溶媒を蒸発さ
せることによつて回収できる。この回収率は全体
として90%を超える。
つぎに本発明の製法を実施例に基づいて説明す
るが、本発明はかかる実施例のみに限定されるも
のではない。
実施例 1 [L(−)カルニチンのジベンゾイル−D(−)
酒石酸塩の製造] NaOH125gを撹拌下にメタノール1500mlに加
えたのちD,L−カルニチン塩酸塩600gを加え
た。塩化ナトリウムをポンプを用いて濾過し、少
量のメタノールで洗浄したのちジベンゾイル−D
(−)酒石酸−水和物1146gをメタノール性溶液
に加えた。
えられた混合物を約40℃に加熱し、減圧下で約
60%のメタノールを留去した。水1200mlを加えて
メタノールが完全に除去されるまで蒸溜を続け
た。メタノールの回収率は80〜85%であつた。
えられたL(−)カルニチンおよびD(+)カル
ニチンのジベンゾイルD(−)酒石酸塩からなる
結晶の沈澱物をポンプを用いて濾過し、水で洗つ
て真空乾燥した。えられた1480gの乾燥塩を加熱
しながらメタノール1630mlに溶解した。この溶液
を撹拌しながら−12〜−10℃の温度まで冷却し、
えられた沈澱をポンプを用いて濾過してメタノー
ル約100mlで洗浄し、−12℃まで冷やした。同じ操
作(1回目はメタノール600ml、2回目はメタノ
ール500ml)によつて再結晶した。最後にえられ
た沈澱を乾燥させた。
その結果、L(−)カルニチンのジベンゾイル
−D(−)酒石酸塩が576g(収率74%)えられた。
融点147〜150℃、[α]D=−95.4゜(c=10%:
CH3OH。
実施例 2 [L(−)カルニチンのジベンゾイル−D(−)
酒石酸塩の製造] 164gのナトリウムメトキサイドをメタノール
400mlに溶かした溶液を、メタノール1000mlにD,
L−カルニチン塩酸塩600gを溶かした懸濁液に
滴下した。懸濁液を45分間撹拌し、生じた塩化ナ
トリウムを濾去したのち無水のジベンゾイル−D
(−)酒石酸1120gをD,L−カルニチン分子内
塩のメタノール溶液に加えた。
えられた混合物を完全に溶けるまで加熱したの
ち、−10℃から−12℃の間の温度にまで冷却した。
この温度で5時間撹拌したのち、濾過し、少量の
冷メタノールで洗浄した。
えられた塩は乾燥しないで、同じ温度条件で再
結晶させた(1回目はメタノール600ml、2回目
はメタノール500ml使用)。乾燥すると、L(−)
カルニチンのジベンゾイル−D(−)酒石酸塩が
588g(収率73.3%)えられた。融点146〜150℃、
[α]20 D=−95.50゜(C=10%;CH3OH) 比較例 結晶化温度として−12〜−10℃に変ええて−4
〜−5℃を採用したほかは実施例1と同様の処理
を行なつたが、[α]20 D=−93.2゜のL(−)カルニ
チンのジベンゾイル−D(−)酒石酸塩が343gし
かえられなかつた。
なお、つぎの実施例4の方法でこの塩からL
(−)カルニチン塩酸塩を製造したところ、[α]
20 D値が−18.8゜のものしかえられなかつた。
実施例 3 [L(−)カルニチン塩酸塩の製造] ガス状HCl41gを、L(−)カルニチンのジベン
ゾイル−D(−)酒石酸塩550gを1400mlのアセト
ンに懸濁させた懸濁液に室温で通した。ついでこ
の懸濁液を1時間撹拌したのち濾過したところ、
L(−)カルニチン塩酸塩が1200g(収率95.5%)
えられた。その[α]20 D値は−21゜(c=3%;
H2O)、融点は138〜139℃であつた。アセトンを
蒸発させると、ジベンゾイル−D(−)酒石酸が
定量的に回収できた。
実施例 4 [L(−)カルニチン分子内塩の製造] L(−)カルニチンのジベンゾイル−D(−)酒
石酸塩550gを酢酸エチル1000ml、水300mlおよび
98%硫酸55gの混合液に加え、完全に溶解するま
で撹拌した。2つの層を分離したのち、酸化カル
シウム40gと炭酸カルシウム9gを水相に加え、混
合物をPHが6.5〜7.0になるまで撹拌し、生じた硫
酸カルシウムをポンプを用いて濾去したのち、水
溶液を真空下で蒸発させた。残渣をエタノールで
処理し、再び蒸発乾固した。えられた残渣をエタ
ノールとアセトンで処理し、白色結晶状固体とし
てL(−)カルニチン分子内塩をえた。
濾過および乾燥ののち、L(−)カルニチン分
子内塩を165g(収率94%)えた。その[α]20 D値は
−28.5゜(c=1%;H2O)、含水量は3%未満で
あつた。酢酸エチルを蒸発させることによつてジ
ベンゾイル−D(−)酒石酸を実質的に定量的な
収率で回収できた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メタノール性溶液中でD,L−カルニチンの
    ジベンゾイル−D(−)酒石酸塩を分別結晶する
    ことによりL(−)カルニチンを塩酸塩または分
    子内塩の形で製造する方法であつて、該結晶化を
    −10℃以下で行なうことを特徴とするL(−)カ
    ルニチンの塩の製法。 2 メタノール性溶液中でD,L−カルニチンの
    ジベンゾイル−D(−)酒石酸塩を分別結晶する
    ことによりL(−)カルニチンを塩酸塩または分
    子内塩の形で製造する方法であつて、該D,L−
    カルニチンのジベンゾイル−D(−)酒石酸塩が
    水性媒体中でえられたものであり、かつ分別結晶
    前に乾燥されてなるものであり、また該結晶化を
    −10℃以下で行なうことを特徴とするL(−)カ
    ルニチンの塩の製法。 3 メタノール性溶液中でD,L−カルニチンの
    ジベンゾイル−D(−)酒石酸塩を分別結晶する
    ことによりL(−)カルニチンを塩酸塩または分
    子内塩の形で製造する方法であつて、該D,L−
    カルニチンのジベンゾイル−D(−)酒石酸塩の
    メタノール性溶液が、D,L−カルニチン塩酸塩
    とナトリウムアルコキサイドとジベンゾイル−D
    (−)酒石酸を実質的に等モル比使用してえられ
    たものであり、かつ該結晶化を−10℃以下で行な
    うことを特徴とするL(−)カルニチンの塩の製
    法。 4 ナトリウムアルコキサイドがナトリウムメト
    キサイドである特許請求の範囲第3項記載の製
    法。 5 メタノール性溶液中でD,L−カルニチンの
    ジベンゾイル−D(−)酒石酸塩を分別結晶する
    ことによりL(−)カルニチンを塩酸塩製造する
    方法であつて、該結晶化を−10℃以下で行ない、
    かつえられたL(−)カルニチンのジベンゾイル
    −D(−)酒石酸塩を非プロトン性溶媒に懸濁さ
    せ、実質的に等モル量の無水HClを加えることを
    特徴とするL(−)カルニチンの塩酸塩の製法。 6 非プロトン性溶媒がアセトン、メチルエチル
    ケトン、メチルイソプロピルケトンおよび酢酸エ
    チルよりなる群から選ばれたものである特許請求
    の範囲第5項記載の製法。 7 メタノール性溶液中でD,L−カルニチンの
    ジベンゾイル−D(−)酒石酸塩を分別結晶する
    ことによりL(−)カルニチンの分子内塩を製造
    する方法であつて、該結晶化を−10℃以下で行な
    い、かつえられたL(−)カルニチンのジベンゾ
    イル−D(−)酒石酸塩を水に混ざらないか混ざ
    りにくい溶媒と水とからなる2相系に懸濁させ、
    実質的に等モル量のH2SO4で処理し、相を分離
    し、L(−)カルニチン硫酸塩を含む水相を実質
    的に等モル量のカルシウムまたはバリウムの酸化
    物または炭酸塩で処理し、生成したCaSO4または
    BaSO4を濾去し、えられた水溶液を蒸発させる
    ことを特徴とするL(−)カルニチンの分子内塩
    の製法。 8 水に混ざりにくい溶媒が酢酸エチルである特
    許請求の範囲第7項記載の製法。 9 (a) −D,L−カルニチン塩酸塩のメタノー
    ル性溶液を実質的に等モル量のナトリウムメト
    キサイドで処理し、 (b) 生成した塩化ナトリウムを濾去したのち該メ
    タノール性溶液に実質的に等モル量のジベンゾ
    イル−D(−)酒石酸を加え、 (c) えられたジアステレオ異性体塩混合物の溶液
    を−10℃以下の温度に冷却し、 (d) えられたかなり高純度のL(−)カルニチン
    のジベンゾイル−D(−)酒石酸塩を−10℃以
    下の温度にてメタノールから結晶化させ、 (e) えられた酒石酸塩を非プロトン性溶媒に懸濁
    させついで実質的に等モル量の無水HClを加え
    てL(−)カルニチンを単離してL(−)カルニ
    チン塩酸塩とするか、または (f) (d)でえられた酒石酸塩を水に混ざらない溶媒
    と水との2相系に懸濁させたのち実質的に等モ
    ル量のH2SO4で処理し、水相を分離し、該水
    相から硫酸基をCaSO4またはBaSO4の形で沈
    澱させて濾去し、えられた水相を蒸発乾固させ
    てL(−)カルニチンの分子内塩とすることを
    特徴とするL(−)カルニチンの塩の製法。
JP23222584A 1983-11-02 1984-11-02 L(−)カルニチンの塩の製法 Granted JPS60126254A (ja)

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