JPH03232473A - カルシウム強化滅菌豆腐の製造法 - Google Patents
カルシウム強化滅菌豆腐の製造法Info
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- JPH03232473A JPH03232473A JP2028426A JP2842690A JPH03232473A JP H03232473 A JPH03232473 A JP H03232473A JP 2028426 A JP2028426 A JP 2028426A JP 2842690 A JP2842690 A JP 2842690A JP H03232473 A JPH03232473 A JP H03232473A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
強化した滅菌豆腐の製造法に関する。
する上で特に日本人にとっては大切な伝統食品として知
られ、近年動物性食品摂取とのバランスの点からも見直
されている。そして1日本人ばかりでなく欧米人にも不
足しがちなカルシウムをこれに強化することで更に健康
食品としての価値を高める試みが行なわれている。
酸化カルシウムなどの水溶性カルシウム化合物及び第三
リン酸カルシウムなどの難水溶性カルシウム化合物に大
別される。いずれのカルシウム化合物を添加する場合で
あっても、滅菌豆腐の製造においては単一の滅菌工程で
処理する方法が工程簡易化上望ましいため豆乳の加熱滅
菌前に添加される。従ってカルシウム化合物添加から豆
乳の凝固完了までの工程の間に、豆乳蛋白質の凝集など
不安定化をもたらさないことが、添加すべきカルシウム
化合物に要求される。何故ならば。
装置又は移送ラインなどで凝集物の付着、閉塞が生じる
などの問題を起こすからである。
般に28B%(重量。以下特にことわりのない限り同じ
)を超えると蛋白質の凝集を起こすことが知られ(特開
昭57−208966号公報)、それ故水溶性カルシウ
ム化合物は添加量に限界があることになり、このことは
後記試験例によっても示される。従って水溶性カルシウ
ム化合物を用いる場合は、例えば水酸化カルシウムでは
水酸化カルシウム・ショ糖複合体にして添加し、更にp
Hを弱酸性に調整するなどの手段を併用することによっ
てカルシウム強化無菌豆腐を製造することが提案されて
いる(特開昭61−192258号公報、特開昭61−
227755号公報)。しかしこの方法では、pH調整
を必須として、更に無菌下で行うなど工程を複雑化する
という問題がある。
はないものの豆乳中で沈降し、均一な分散が困難であり
、豆腐としだ後しばしばざらざらした食感がみられるな
どの問題がある。これを解決するために難水溶性カルシ
ウム化合物の分散安定剤としてキサンタンガム、カルボ
キシメチルセルロース、グリセリン又はプロピレングリ
コールなどを添加すること(特開昭63−263062
号公報)及びクエン酸カルシウムを極微粉砕する1:と
(特開昭60−87753号公報)が提案されているが
、前者では豆腐の食感に与える影響及び添加物の使用と
いった問題があり、後者の手段は滅菌豆腐の製造ではな
くカルシウム化合物と凝固剤の添加がほぼ同時に行うこ
とが可能な一般の豆腐の製造において提示されたもので
あるが、後記試験例1にみるように水溶性カルシウム化
合物の場合と同様の偏析物(カード)の発生を生じると
いう問題がある。
の問題点を解決するため鋭意研究を行った結果、特定の
微粉砕カルシウム源と特定の凝固剤の特定な組み合わせ
を採用することにより上記の問題を解決し得ることを見
出し、本発明を完成した。
豆腐の製造法を提供することである。
るカルシウム強化滅菌豆腐を提供することである。
却し、凝固剤の添加混合及びそれに続く容器への充填密
封を無菌的に実施し、容器充填豆乳を加熱凝固させるカ
ルシウム強化滅菌豆腐の製造法において、カルシウム源
を微粉砕すること、並びに該カルシウム源及び凝固剤と
して次のA群又はB群のいずれかの組み合わせを使用す
ることを特徴とするカルシウム強化滅菌豆腐の製造法で
ある。
と、塩化マグネシウム B群:第三リン酸カルシウムとグルコノデルタラクトン [発明の詳細な説明コ 滅菌豆腐の一般的な製法としては、豆乳を必要ならば均
質化し、UHTなどの加熱滅菌処理をし、凝固剤の水溶
液を無菌濾過して豆乳に添加し容器に無菌充填密封し、
容器ごと加熱し、凝固させる方法が知られている(特公
昭56−23574号公報、特公昭56−23577号
公報)、本発明ではこれらの滅菌豆腐の製造工程を利用
することができる。
剤が塩化マグネシウムの場合には第三リン酸カルシウム
及び/又は炭酸カルシウムが、凝固剤がグルコノデルタ
ラクトンの場合には第三リン酸カルシウムが用いられる
。そしてそれらカルシウム源は平均粒径5μ鳳以下、望
ましくは3μm以下に微粉砕される。この微粉砕された
カルシウム源が、常法によって得られた豆乳又は分離大
豆蛋白質を強化した豆乳に所望のカルシウム含量となる
量添加混合される。例えば豆乳100g当たりのカルシ
ウム強化量を100〜200a+gとするためには、豆
乳1kg当たり第三リン酸カルシウム又は炭酸カルシウ
ムいずれの場合であっても共に2.5〜5gである。な
お、カルシウム強化量は、風味上の点から豆乳100g
当たり600mg以下が望ましい。第三リン酸カルシウ
ムとしては第三リン酸カルシウムを主成分とする牛骨粉
、牛乳由来の乳清カルシウムなども、また炭酸カルシウ
ムとしては炭酸カルシウムを主成分とするカキ殻、卵殻
なども用いられ得る。これらはいずれも市販品である。
えば、UHT滅菌装置で140〜150℃、2〜4秒の
加熱)後、5〜25℃程度に冷却される。そして凝固剤
は塩化マグネシウム又はグルコノデルタラクトンいずれ
であっても約15〜2o%程度の水溶液としたものを濾
過除菌後、滅菌豆乳に対し約0.3%の濃度で混合し、
公知の無菌充填機で容器に充填し、密封される。
凝固され、その後常温まで冷却される。
ため次の試験を行った。
に示す市販のカルシウム化合物を用いたこと、豆乳に対
する添加量を同表の如く変化させたこと、凝固剤溶液と
して15%グルコノデルタラクトン水溶液又は15%塩
化マグネシウム水溶液を用いたこと以外は実施例1と同
様の条件でカルシウム強化滅菌豆腐を製造し、滅菌後の
豆乳の性状及び製品の性状を肉眼で観察した。結果を表
1に示した。表1の「製品の性状」の欄において「良好
」とは微細気泡の混在もなく組織が良好な豆腐であった
ことを示し、又「−」の記号は豆乳にカードが発生した
ため豆腐の製造までは実施しなかったことを示す。
塩化カルシウム及び難水溶性カルシウム化合物であるク
エン酸カルシウムの場合(試料番号1〜6)は、豆乳を
滅菌した段階ですべてカードが発生したので、豆腐製造
までは実施しなかった。
て塩化マグネシウムを用いる場合は、カルシウム化合物
として微粉砕した第三リン酸カルシウム又は炭酸カルシ
ウムを使用することで好ましい性状の滅菌豆腐を製造し
得ることが判明し。
した。又凝固剤としてグルコノデルタラクトンを使用し
た場合は、カルシウム源として炭酸カルシウムを用いる
と、炭酸ガスを発生するため豆腐の組織に微細な気泡が
混在するという難点があり、従って凝固剤としてグルコ
ノデルタラクトンを使用した場合は炭酸カルシウムは使
用できず。
るため次の試験を行った。
たり100〜700mgの割合で第三リン酸カルシウム
を添加した以外は、実施例2と同様に豆腐を製造した。
り官能的に試験し、16名以上の被験者の判定を表に示
した。判定において、「良好」はざらつき、しつこさ、
異臭味がなかったことを示し、「不良」は異臭味が感じ
られたことを示す。
ターによる測定値(ディスク直径IC)+e)である。
り600mg以下であれば、ざらつき、しつこさ、異臭
味がなく、風味の良い豆腐を得られることが判った。
ード製、日本プロティン社より購入)を湿式微粉砕機(
コスモ計装社製ナノマイザー)により圧力400kg/
−で5回繰り返し処理し、平均粗径3μ墓に微粉砕した
20%スラリー500kgを調製した。
ー270−を混合しくカルシウム強化量は豆乳100g
当たり約200mg)、145℃、3秒間蒸気直接加熱
装置MDu2ox (森永乳業社製)にて滅菌処理し、
15℃に冷却した。次いで、凝固剤溶液として15%グ
ルコノデルタラクトン及び2%塩化マグネシウムを含む
水溶液を除菌濾過し、この濾液を豆乳重量に対して2%
の量で上記の冷却した豆乳に均一に混合し、300cc
容量のラミネート紙から成型された箱形容器に無菌充填
機(テトラパック社製AB 300)で充填し、密封し
、のち約90℃の熱水槽に40分間浸漬して凝固させ、
20,000個のカルシウム強化滅菌豆腐を製造した。
法により風味、性状を調べた結果、カルシウム化合物に
よるざらつき、しつこさは感じられず、カルシウムの沈
殿も見られない均一の性状を保っていた。
式微粉砕機(奈良機械社製遊星ボールミル)を用い、平
均粒径5μ■に微粉砕した20%スラリー100kgを
調製した。
ム・スラリー75kgを混合しくカルシウム強化量は豆
乳100g当たり約300+g)148℃、3秒間蒸気
直接加熱装置UP6000(APV社製)で滅菌処理し
、15℃に冷却した。
し、この濾液を豆乳重量に対して2%の量で上記の冷却
した豆乳に均一に混合し、以後実施例1の場合と同様に
処理して、300ccのカルシウム強化滅菌豆腐6,0
00個を製造した。
法により風味、性状を調べた結果、カルシウム化合物に
よるざらつき5しつこさは感じられず、カルシウムの沈
殿も見られない均一の性状を保っていた。
で(平均粒径15μm)使用したこと以外は該実施例と
同様に製造したカルシウム強化無菌豆腐は、カルシウム
塩のざらつき、しつこさが感じられ豆腐の食感としては
好ましくないものであった。
により市販品の牛骨粉(クローダコロイド社[英国]製
1日興ファインプロダクト社より購入)を平均粒径1μ
lに微粉砕して20%スラリー100kgを調製した。
を混合しくカルシウム強化量は豆乳100g当たり約1
50+*g)、145℃、3秒間蒸気直接加熱装置MD
U201 (森永乳業社製)で滅菌処理を施し、10℃
に冷却した。次し1で、5%グルコノデルタラクトン及
び10%塩化マグネシウムを含む水溶液を除菌濾過し、
この濾液を豆乳重量に対して2%の量で上記の冷却した
豆乳に均一に混合し、以後実施例1の場合と同様に処理
し、300ccのカルシウム強化滅菌豆腐12,000
個を製造した。
法により風味、性状を調べた結果、カルシウム化合物に
よるざらつき、しつこさは感じられず、カルシウムの沈
殿も見られない均一の性状を保っていた。
微粉砕機(APV GAULIN社製高圧ホモジナイ
ザー)により圧力550 kg/aJで3回繰り返し処
理し、平均粒径2μmに微粉砕した20%スラリー50
kgを調製した。
リー25kgを混合しくカルシウム強化量は豆乳100
g当たり約100+sg)、148℃、3秒間蒸気直接
加熱装置UP6000 (APV社製)で滅菌処理し、
7℃に冷却した。次いで15%塩化マグネシウム水溶液
を除菌濾過し、この濾液を豆乳重量に対して2%の量で
均一に上記冷却した豆乳に混合し、以後実施例1の場合
と同様に処理し、300ccのカルシウム強化滅菌豆腐
6,000個を製造した。
法により風味、性状を調べた結果、カルシウム化合物に
よるざらつき、しつこさは感じられず、カルシウムの沈
殿も見られない均一の性状を保っていた。
増加させたカルシウム強化滅菌豆腐を製造することが出
来る。
ない食感を有し、かつカルシウムの沈殿物のない均一な
性状のカルシウム強化滅菌豆腐を製造することが出来る
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 豆乳にカルシウム源を添加し、加熱滅菌後冷却し、凝固
剤の添加混合及びそれに続く容器への充填密封を無菌的
に実施し、容器充填豆乳を加熱凝固させるカルシウム強
化滅菌豆腐の製造法において、カルシウム源を微粉砕す
ること、並びに該カルシウム源及び凝固剤として次のA
群又はB群のいずれかの組み合わせを使用することを特
徴とするカルシウム強化滅菌豆腐の製造法。 A群:第三リン酸カルシウム及び/又は炭酸カルシウム
と、塩化マグネシウム B群:第三リン酸カルシウムとグルコノデルタラクトン
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028426A JP2537287B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | カルシウム強化滅菌豆腐の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028426A JP2537287B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | カルシウム強化滅菌豆腐の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03232473A true JPH03232473A (ja) | 1991-10-16 |
| JP2537287B2 JP2537287B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=12248333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2028426A Expired - Lifetime JP2537287B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | カルシウム強化滅菌豆腐の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537287B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003189814A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-07-08 | Naoki Obata | 豆 腐 |
| JP2005065542A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Fuji Oil Co Ltd | カルシウム添加豆乳およびその製造法 |
| JP2020055928A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 株式会社トレスバイオ研究所 | 硬化物及びその製造方法 |
| JP2020141594A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 森永乳業株式会社 | 充填豆腐様食品及びその製造方法 |
| CN114680324A (zh) * | 2020-12-29 | 2022-07-01 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 一种复合凝固剂及其应用 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101313266B1 (ko) * | 2010-10-11 | 2013-09-30 | 양승필 | 진주성분이 함유된 고칼슘 두부 및 이의 제조방법 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP2028426A patent/JP2537287B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN114680324A (zh) * | 2020-12-29 | 2022-07-01 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 一种复合凝固剂及其应用 |
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|---|---|
| JP2537287B2 (ja) | 1996-09-25 |
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