JPH0323652B2 - - Google Patents
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- JPH0323652B2 JPH0323652B2 JP60295874A JP29587485A JPH0323652B2 JP H0323652 B2 JPH0323652 B2 JP H0323652B2 JP 60295874 A JP60295874 A JP 60295874A JP 29587485 A JP29587485 A JP 29587485A JP H0323652 B2 JPH0323652 B2 JP H0323652B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- sheet
- front top
- fibers
- top sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、カードのフロントシート構造に関
するもので、特に高速カードに適用して有効なも
のである。
するもので、特に高速カードに適用して有効なも
のである。
従来の技術
従来より、カード(梳綿機)においては、シリ
ンダーの回転によつて発生する流動気流によりフ
ロントトツプシートの内側が真空に近い状態とな
つてフロントトツプシートの先端部に吸引力が作
用するので、フラツトワイヤーに付着して搬送さ
れるフラツトウエスト即ち繊維中のネツプ、夾雑
物、短繊維等がシリンダーとフラツトとの分離点
にて脱落或は飛散して再びフロントトツプシート
内に吸い込まれ、スライバーの品質の低下を招く
ことが知られていた。その為、フロントトツプシ
ートの先端部分とシリンダー外周面との間のゲー
ジを大きくしフロントトツプシートとシリンダー
との間への真空による吸引力の緩和を図り、フラ
ツトウエスト量を増大させる試みが行われていた
が、上記のゲージを大きくしても単にフラツトウ
エストへの良い繊維(可紡繊維)の混入が増加す
るのみで繊維の無駄が多くなり、除塵率の向上を
大きく期待することはできなかつた。そこで、繊
維の除塵率の向上を図る為に、従来実公昭51−
17303号公報に示されているようにフロントトツ
プシートとフラツト間に先端がシリンダーとフラ
ツトとの分離点に指向するアデイシヨナルフロン
トシートを配設し、このアデイシヨナルフロント
シートとフロントトツプシートとの間隙からシリ
ンダーとフロントトツプシート間へ空気を吸い込
ませ、アデイシヨナルフロントシートの先端付近
における吸引力を弱めてフラツトウエストの脱落
や飛散を防止するようにしたものが提案され、実
用化されている。
ンダーの回転によつて発生する流動気流によりフ
ロントトツプシートの内側が真空に近い状態とな
つてフロントトツプシートの先端部に吸引力が作
用するので、フラツトワイヤーに付着して搬送さ
れるフラツトウエスト即ち繊維中のネツプ、夾雑
物、短繊維等がシリンダーとフラツトとの分離点
にて脱落或は飛散して再びフロントトツプシート
内に吸い込まれ、スライバーの品質の低下を招く
ことが知られていた。その為、フロントトツプシ
ートの先端部分とシリンダー外周面との間のゲー
ジを大きくしフロントトツプシートとシリンダー
との間への真空による吸引力の緩和を図り、フラ
ツトウエスト量を増大させる試みが行われていた
が、上記のゲージを大きくしても単にフラツトウ
エストへの良い繊維(可紡繊維)の混入が増加す
るのみで繊維の無駄が多くなり、除塵率の向上を
大きく期待することはできなかつた。そこで、繊
維の除塵率の向上を図る為に、従来実公昭51−
17303号公報に示されているようにフロントトツ
プシートとフラツト間に先端がシリンダーとフラ
ツトとの分離点に指向するアデイシヨナルフロン
トシートを配設し、このアデイシヨナルフロント
シートとフロントトツプシートとの間隙からシリ
ンダーとフロントトツプシート間へ空気を吸い込
ませ、アデイシヨナルフロントシートの先端付近
における吸引力を弱めてフラツトウエストの脱落
や飛散を防止するようにしたものが提案され、実
用化されている。
発明が解決しようとする問題点
上記従来のフロントシート構造にあつては、ア
デイシヨナルフロントシートを備えているのでシ
リンダーとフラツトとの分離点における吸引力を
緩和させることができてフラツトウエストの脱
落、飛散を防止できる利点があるが、フロントト
ツプシートとシリンダー外周面との間のゲージは
フロントトツプシートの先端がシリンダー外周面
の繊維層よりも外側に位置する大きさにしなけれ
ばならず、そのゲージの大きさは1mm〜1.2mm程
度に設定されているのが実状である。ところが、
本願出願人の実験によれば、フロントトツプシー
トとシリンダー外周面との間のゲージが大きいと
シリンダーからの繊維の浮き上がりを生じ、フロ
ントボツトムシート以後の開放部において繊維の
踊り(シリンダーから繊維が遊離して繊維が気流
方向に充分に伸びていない状態を言う)を生じ、
その結果ドツフアへの繊維の移行が多くなり、シ
リンダー上の繊維のフラツトによる梳綿効果が悪
くなつてスライバーの品質が低下することが判明
した。上記従来装置のようにシリンダー外周面と
フロントトツプシートとの間のゲージが1mm〜
1.2mm程度の大きさのものではシリンダーの回転
によつてシリンダーから繊維が浮き上がつてドツ
フアへの繊維の過移行を生じ、このことはシリン
ダーの回転速度が速くなるほど激しくなり、スラ
イバーの品質低下を招いているという問題点があ
つた。
デイシヨナルフロントシートを備えているのでシ
リンダーとフラツトとの分離点における吸引力を
緩和させることができてフラツトウエストの脱
落、飛散を防止できる利点があるが、フロントト
ツプシートとシリンダー外周面との間のゲージは
フロントトツプシートの先端がシリンダー外周面
の繊維層よりも外側に位置する大きさにしなけれ
ばならず、そのゲージの大きさは1mm〜1.2mm程
度に設定されているのが実状である。ところが、
本願出願人の実験によれば、フロントトツプシー
トとシリンダー外周面との間のゲージが大きいと
シリンダーからの繊維の浮き上がりを生じ、フロ
ントボツトムシート以後の開放部において繊維の
踊り(シリンダーから繊維が遊離して繊維が気流
方向に充分に伸びていない状態を言う)を生じ、
その結果ドツフアへの繊維の移行が多くなり、シ
リンダー上の繊維のフラツトによる梳綿効果が悪
くなつてスライバーの品質が低下することが判明
した。上記従来装置のようにシリンダー外周面と
フロントトツプシートとの間のゲージが1mm〜
1.2mm程度の大きさのものではシリンダーの回転
によつてシリンダーから繊維が浮き上がつてドツ
フアへの繊維の過移行を生じ、このことはシリン
ダーの回転速度が速くなるほど激しくなり、スラ
イバーの品質低下を招いているという問題点があ
つた。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決する為に、フロント
トツプシートの先端部に先端にいくほどシリンダ
ーの外周面から遠くなる繊維押え斜面を形成し、
かつフロントトツプシート、ストリツピングドア
及びフロントボツトムシートとシリンダー外周面
との間のゲージを0.8mm以下に設定して成ること
を特徴とし、特にそのゲージの大きさを略0.2mm
〜略0.5mmに設定することが好ましい。
トツプシートの先端部に先端にいくほどシリンダ
ーの外周面から遠くなる繊維押え斜面を形成し、
かつフロントトツプシート、ストリツピングドア
及びフロントボツトムシートとシリンダー外周面
との間のゲージを0.8mm以下に設定して成ること
を特徴とし、特にそのゲージの大きさを略0.2mm
〜略0.5mmに設定することが好ましい。
作 用
シリンダーが回転するとそのシリンダーの外周
面付近に随伴気流を発生し、その結果シリンダー
外周面とフロントトツプシートとの間へフロント
トツプシートの先端側から強い空気流が吸い込ま
れるが、その空気流はアデイシヨナルフロントシ
ートとフロントトツプシートとの間隙から吸い込
まれ、シリンダーとフラツトとの分離点における
吸引力の影響を少なくできてフラツトウエストの
脱落、飛散を防止できる。またシリンダー外周面
に付着して搬送され来る繊維はフロントトツプシ
ートの繊維押え斜面に案内されてシリンダーの中
心側へ押え込まれ、シリンダー外周面とフロント
トツプシート、ストリツピングドア及びフロント
ボツトムシートとの間の狭い隙間へ引き込まれて
搬送される。このようにシリンダー外周面の繊維
が狭い隙間を移送されるので、シリンダー外周面
からの繊維の浮き上がりが阻止され、ドツフアへ
の繊維の過移行が防止される。その結果、シリン
ダー外周面上の繊維はフラツトによつて良く梳綿
作業され、スライバーの品質が良くなる。
面付近に随伴気流を発生し、その結果シリンダー
外周面とフロントトツプシートとの間へフロント
トツプシートの先端側から強い空気流が吸い込ま
れるが、その空気流はアデイシヨナルフロントシ
ートとフロントトツプシートとの間隙から吸い込
まれ、シリンダーとフラツトとの分離点における
吸引力の影響を少なくできてフラツトウエストの
脱落、飛散を防止できる。またシリンダー外周面
に付着して搬送され来る繊維はフロントトツプシ
ートの繊維押え斜面に案内されてシリンダーの中
心側へ押え込まれ、シリンダー外周面とフロント
トツプシート、ストリツピングドア及びフロント
ボツトムシートとの間の狭い隙間へ引き込まれて
搬送される。このようにシリンダー外周面の繊維
が狭い隙間を移送されるので、シリンダー外周面
からの繊維の浮き上がりが阻止され、ドツフアへ
の繊維の過移行が防止される。その結果、シリン
ダー外周面上の繊維はフラツトによつて良く梳綿
作業され、スライバーの品質が良くなる。
実施例
図面において、1は高速カードのシリンダー、
2はドツフアで、これらの外周面にはワイヤー
3,4が夫々備えられ、矢印方向へ回転されるよ
うになつている。5はフラツトブロツク6の回転
によつてシリンダー1の周縁近くを矢印方向へ移
動するフラツトで、先端面には針布7が備えられ
ている。8はシリンダーベンド9にシリンダー1
の半径方向へ位置調整可能に緊締固着されている
フロントコンセントリツクベントである。10は
フロントトツプシート、11はストリツピングド
ア、12はフロントボツトムシートで、これらは
シリンダー1の外周面を覆うようにフラツトブロ
ツク6とドツフア2間に連続的に配設されてい
る。上記フロントトツプシート10は例えば厚さ
6mmの板部材13とその板部材13の外周面に一
体にかしめ付けられている補強材14とで構成さ
れ、その両端部において上記フロントコンセント
リツクベンド8の外周面に取付ボルト15と3本
の固定ねじ16によつて取着されている。即ち、
上記取付ボルト15はフロントトツプシート10
の孔10aに挿通された後フロントコンセントリ
ツクベンド8のねじ孔8aに螺合され、各固定ね
じ16はフロントトツプシート10のねじ孔10
bに螺合され、その先端がフロントコンセントリ
ツクベンド8に当接されている。このフロントト
ツプシート10の内面とシリンダー1の外周面
(ワイヤー3の先端軌跡)との間のゲージAは取
付ボルト15や各固定ねじ16を調整することに
よつて略0.2mm〜略0.5mmの極めて小さい値に設定
されている。上記ゲージAの大きさはシリンダー
1の外周面に付着して回動される良質繊維のシリ
ンダー外周面からの厚み寸法B(一般に0.8mm程
度)と同じか、それより小さくなるように設定す
れば足り、実験によれば略0.8mm以下にすること
が好ましい。上記フロントトツプシート10の板
部材11の先端部(上端部)には先端にいくほど
シリンダー1の外周面から遠くなる繊維押え斜面
17が形成されている。このフロントトツプシー
ト10の繊維押え斜面17は第4図に示すように
フロントトツプシート10の内面に対して略5度
〜略30度(図面では15度のものを示す)の角度θ
をなす面によつて構成され、シリンダー1の外周
面に付着して回動されて来る良質繊維をシリンダ
ー1の中心側へ案内してワイヤー3に押さえ込む
ようにしてある。なお、上記繊維押え斜面17は
フロントトツプシート10の先端部をシリンダー
外周面から遠ざかる方向へ僅かに折曲げて形成し
ても良い。次に上記ストリツピングドア11とフ
ロントボツトムシート12も上記フロントトツプ
シート10と同様にフロントコンセントリツクベ
ンド8の外周面に取付けられ、これらのストリツ
ピングドア11及びフロントボツトムシート12
とシリンダー1の外周面との間のゲージも上記フ
ロントトツプシート10とシリンダー1の外周面
との間のゲージAと略同じ大きさに設定されてい
る。なお、上記ストリツピングドア11はシリン
ダー1のストリツピング作業の為に周知の如く取
外し自在に取付けられている。
2はドツフアで、これらの外周面にはワイヤー
3,4が夫々備えられ、矢印方向へ回転されるよ
うになつている。5はフラツトブロツク6の回転
によつてシリンダー1の周縁近くを矢印方向へ移
動するフラツトで、先端面には針布7が備えられ
ている。8はシリンダーベンド9にシリンダー1
の半径方向へ位置調整可能に緊締固着されている
フロントコンセントリツクベントである。10は
フロントトツプシート、11はストリツピングド
ア、12はフロントボツトムシートで、これらは
シリンダー1の外周面を覆うようにフラツトブロ
ツク6とドツフア2間に連続的に配設されてい
る。上記フロントトツプシート10は例えば厚さ
6mmの板部材13とその板部材13の外周面に一
体にかしめ付けられている補強材14とで構成さ
れ、その両端部において上記フロントコンセント
リツクベンド8の外周面に取付ボルト15と3本
の固定ねじ16によつて取着されている。即ち、
上記取付ボルト15はフロントトツプシート10
の孔10aに挿通された後フロントコンセントリ
ツクベンド8のねじ孔8aに螺合され、各固定ね
じ16はフロントトツプシート10のねじ孔10
bに螺合され、その先端がフロントコンセントリ
ツクベンド8に当接されている。このフロントト
ツプシート10の内面とシリンダー1の外周面
(ワイヤー3の先端軌跡)との間のゲージAは取
付ボルト15や各固定ねじ16を調整することに
よつて略0.2mm〜略0.5mmの極めて小さい値に設定
されている。上記ゲージAの大きさはシリンダー
1の外周面に付着して回動される良質繊維のシリ
ンダー外周面からの厚み寸法B(一般に0.8mm程
度)と同じか、それより小さくなるように設定す
れば足り、実験によれば略0.8mm以下にすること
が好ましい。上記フロントトツプシート10の板
部材11の先端部(上端部)には先端にいくほど
シリンダー1の外周面から遠くなる繊維押え斜面
17が形成されている。このフロントトツプシー
ト10の繊維押え斜面17は第4図に示すように
フロントトツプシート10の内面に対して略5度
〜略30度(図面では15度のものを示す)の角度θ
をなす面によつて構成され、シリンダー1の外周
面に付着して回動されて来る良質繊維をシリンダ
ー1の中心側へ案内してワイヤー3に押さえ込む
ようにしてある。なお、上記繊維押え斜面17は
フロントトツプシート10の先端部をシリンダー
外周面から遠ざかる方向へ僅かに折曲げて形成し
ても良い。次に上記ストリツピングドア11とフ
ロントボツトムシート12も上記フロントトツプ
シート10と同様にフロントコンセントリツクベ
ンド8の外周面に取付けられ、これらのストリツ
ピングドア11及びフロントボツトムシート12
とシリンダー1の外周面との間のゲージも上記フ
ロントトツプシート10とシリンダー1の外周面
との間のゲージAと略同じ大きさに設定されてい
る。なお、上記ストリツピングドア11はシリン
ダー1のストリツピング作業の為に周知の如く取
外し自在に取付けられている。
次に、18は上記シリンダーベンド9に固着さ
れている固定ブラケツトで、円形の嵌合凸部18
aと一対の支持腕18b,18bを備えている。
19は自体の嵌合凹部19aを上記嵌合凸部18
aに回動自在に嵌合されている回動ブラケツト
で、上記支持腕18b,18b間に位置される軸
支部19bが形成されている。この軸支部19b
は上記支持腕18b,18bに取付けた挟持ボル
ト20,20によつて挟持され、これらの挟持ボ
ルト20,20の調整によつて嵌合凸部18aを
中心とする回動位置を調整し得るようになつてい
る。上記回動ブラケツト19にはシリンダー1の
略半径方向に向けられている案内凸部19cが形
成され、この案内凸部19cに支持ブラケツト2
1の嵌合凹部21aが摺動自在に嵌合されてい
る。その支持ブラケツト21には案内凸部19c
の案内方向へ長い取付孔22が形成され、この取
付孔22に挿通させた取付ボルト23によつて支
持ブラケツト21と上記回動ブラケツト19が固
定ブラケツト18に締付けられている。支持ブラ
ケツト21には案内凸部19cの案内方向と同方
向の調整ねじ24が固着され、この調整ねじ24
が上記軸支部19bの孔25に挿通され、一対の
ナツト26,26によつて軸支部19bに固定さ
れている。上記支持ブラケツト21の先端面には
アデイシヨナルフロントシート27が取付ボルト
28によつて止着されている。このアデイシヨナ
ルフロントシート27はその先端がシリンダー1
0とフラツト5との分離点に指向するようにフロ
ントトツプシート10とフラツト5の間に配設さ
れている。またアデイシヨナルフロントシート2
7の上面は、略フラツト5の移動軌跡に沿うよう
に形成されている。上記アデイシヨナルフロント
シート27はその先端がフラツト5及びフロント
トツプシート10の先端との間に夫々所定の間隔
をもつように上記挟持ボルト20,20や調整ね
じ24によつて調整されている。
れている固定ブラケツトで、円形の嵌合凸部18
aと一対の支持腕18b,18bを備えている。
19は自体の嵌合凹部19aを上記嵌合凸部18
aに回動自在に嵌合されている回動ブラケツト
で、上記支持腕18b,18b間に位置される軸
支部19bが形成されている。この軸支部19b
は上記支持腕18b,18bに取付けた挟持ボル
ト20,20によつて挟持され、これらの挟持ボ
ルト20,20の調整によつて嵌合凸部18aを
中心とする回動位置を調整し得るようになつてい
る。上記回動ブラケツト19にはシリンダー1の
略半径方向に向けられている案内凸部19cが形
成され、この案内凸部19cに支持ブラケツト2
1の嵌合凹部21aが摺動自在に嵌合されてい
る。その支持ブラケツト21には案内凸部19c
の案内方向へ長い取付孔22が形成され、この取
付孔22に挿通させた取付ボルト23によつて支
持ブラケツト21と上記回動ブラケツト19が固
定ブラケツト18に締付けられている。支持ブラ
ケツト21には案内凸部19cの案内方向と同方
向の調整ねじ24が固着され、この調整ねじ24
が上記軸支部19bの孔25に挿通され、一対の
ナツト26,26によつて軸支部19bに固定さ
れている。上記支持ブラケツト21の先端面には
アデイシヨナルフロントシート27が取付ボルト
28によつて止着されている。このアデイシヨナ
ルフロントシート27はその先端がシリンダー1
0とフラツト5との分離点に指向するようにフロ
ントトツプシート10とフラツト5の間に配設さ
れている。またアデイシヨナルフロントシート2
7の上面は、略フラツト5の移動軌跡に沿うよう
に形成されている。上記アデイシヨナルフロント
シート27はその先端がフラツト5及びフロント
トツプシート10の先端との間に夫々所定の間隔
をもつように上記挟持ボルト20,20や調整ね
じ24によつて調整されている。
上記構成のものにあつては、アデイシヨナルフ
ロントシート27の位置を調整したい場合には、
取付ボルト23を緩めた状態で挟持ボルト20,
20を操作して回動ブラケツト19を回動させる
と、アデイシヨナルフロントシート27を取付ボ
ルト23を中心にして回動させることができ、ま
た調整ねじ24を操作して支持ブラケツト21を
摺動させると、アデイシヨナルフロントシート2
7をシリンダー1の略半径方向へ移動させること
ができ、これによりアデイシヨナルフロントシー
ト27の先端の位置や向きをその時々の繊維の種
類に適した状態に容易に調整することができ、ま
た、フロントトツプシート10、ストリツピング
ドア11及びフロントボツトムシート12とシリ
ンダー外周面との間のゲージを調整したい場合に
は、フロントコンセントリツクベンド8の取付位
置をシリンダー1の半径方向へ調整したり、各シ
ート10,11,12のフロントコンセントリツ
クベンド8への取付状態を取付ボルト15や固定
ねじ16の操作によつて変更することによつて容
易に調整することができる。
ロントシート27の位置を調整したい場合には、
取付ボルト23を緩めた状態で挟持ボルト20,
20を操作して回動ブラケツト19を回動させる
と、アデイシヨナルフロントシート27を取付ボ
ルト23を中心にして回動させることができ、ま
た調整ねじ24を操作して支持ブラケツト21を
摺動させると、アデイシヨナルフロントシート2
7をシリンダー1の略半径方向へ移動させること
ができ、これによりアデイシヨナルフロントシー
ト27の先端の位置や向きをその時々の繊維の種
類に適した状態に容易に調整することができ、ま
た、フロントトツプシート10、ストリツピング
ドア11及びフロントボツトムシート12とシリ
ンダー外周面との間のゲージを調整したい場合に
は、フロントコンセントリツクベンド8の取付位
置をシリンダー1の半径方向へ調整したり、各シ
ート10,11,12のフロントコンセントリツ
クベンド8への取付状態を取付ボルト15や固定
ねじ16の操作によつて変更することによつて容
易に調整することができる。
次に、機台を運転させてスライバーを形成する
場合には、シリンダー1の高速回転に伴なう流動
気流によつてフロントトツプシート10、ストリ
ツピングドア11及びフロントボツトムシート1
2とシリンダー1の外周面との間の各隙間が真空
状態となり、これらの隙間の中へアデイシヨナル
フロントシート27とフロントトツプシート10
との間隙から空気が吸引される。この空気の吸引
力はフロントトツプシート10、ストリツピング
ドア11及びフロントボツトムシート12とシリ
ンダー1の外周面との間の各ゲージが略0.2mm〜
略0.5mmという極めて小さい値に設定してあるの
で、比較的大きなものとなるが、上記のようにア
デイシヨナルフロントシート27とフロントトツ
プシート10との間の間隙から空気が吸引される
ので、シリンダー1とフラツト5との分離点即ち
アデイシヨナルフロントシート27の先端部付近
における吸引力が緩和され、これによりフラツト
5の針布7に付着して搬送される来るフラツトウ
エストの脱落や飛散が防止される。またシリンダ
ー1のワイヤー3に付着して回動される良繊維は
アデイシヨナルフロントシート27の先端部の下
側を通過した後フロントトツプシート10の繊維
押え斜面17によつてシリンダー1の中心側へ案
内されてフロントトツプシート10の内側へ引き
込まれ、これにより良繊維はシリンダー1のワイ
ヤー3に押え込まれる。このシリンダー1のワイ
ヤー3に押え込まれた良繊維はフロントトツプシ
ート10、ストリツピングドア11及びフロント
ボツトムシート12とシリンダー外周面との間の
ゲージが上記のように極めて小さい値に設定して
あるので、これらの狭い間隙をワイヤー3に押え
込まれた状態で安定して回動される。従つて、シ
リンダー1の回転速度を速くした場合でも、シリ
ンダー1の外周面に付着されている良い繊維はフ
ロントボツトムシート12以後の開放部に移動さ
れたときシリンダー外周面から遊離することが抑
制されて良繊維の踊り(シリンダーから繊維が浮
き上がつて繊維が気流方向へ充分に伸びていない
こと)が少なくなり、ドツフアへの繊維の過移行
が防止される。その結果、シリンダー1上の繊維
はフラツト5による梳綿作用を長時間受けること
になり、スライバーの品質が良くなる。また、上
記のように繊維押え斜面17によつて良繊維をシ
リンダー1の中心側へ案内するようにしたので、
フロントトツプシート10、ストリツピングドア
11及びフロントボツトムシート12とシリンダ
ー外周面との間のゲージを極めて小さい値にした
ものであつても、シリンダー1からの良繊維の脱
落を少なくできて繊維の無駄を少なくできる。
場合には、シリンダー1の高速回転に伴なう流動
気流によつてフロントトツプシート10、ストリ
ツピングドア11及びフロントボツトムシート1
2とシリンダー1の外周面との間の各隙間が真空
状態となり、これらの隙間の中へアデイシヨナル
フロントシート27とフロントトツプシート10
との間隙から空気が吸引される。この空気の吸引
力はフロントトツプシート10、ストリツピング
ドア11及びフロントボツトムシート12とシリ
ンダー1の外周面との間の各ゲージが略0.2mm〜
略0.5mmという極めて小さい値に設定してあるの
で、比較的大きなものとなるが、上記のようにア
デイシヨナルフロントシート27とフロントトツ
プシート10との間の間隙から空気が吸引される
ので、シリンダー1とフラツト5との分離点即ち
アデイシヨナルフロントシート27の先端部付近
における吸引力が緩和され、これによりフラツト
5の針布7に付着して搬送される来るフラツトウ
エストの脱落や飛散が防止される。またシリンダ
ー1のワイヤー3に付着して回動される良繊維は
アデイシヨナルフロントシート27の先端部の下
側を通過した後フロントトツプシート10の繊維
押え斜面17によつてシリンダー1の中心側へ案
内されてフロントトツプシート10の内側へ引き
込まれ、これにより良繊維はシリンダー1のワイ
ヤー3に押え込まれる。このシリンダー1のワイ
ヤー3に押え込まれた良繊維はフロントトツプシ
ート10、ストリツピングドア11及びフロント
ボツトムシート12とシリンダー外周面との間の
ゲージが上記のように極めて小さい値に設定して
あるので、これらの狭い間隙をワイヤー3に押え
込まれた状態で安定して回動される。従つて、シ
リンダー1の回転速度を速くした場合でも、シリ
ンダー1の外周面に付着されている良い繊維はフ
ロントボツトムシート12以後の開放部に移動さ
れたときシリンダー外周面から遊離することが抑
制されて良繊維の踊り(シリンダーから繊維が浮
き上がつて繊維が気流方向へ充分に伸びていない
こと)が少なくなり、ドツフアへの繊維の過移行
が防止される。その結果、シリンダー1上の繊維
はフラツト5による梳綿作用を長時間受けること
になり、スライバーの品質が良くなる。また、上
記のように繊維押え斜面17によつて良繊維をシ
リンダー1の中心側へ案内するようにしたので、
フロントトツプシート10、ストリツピングドア
11及びフロントボツトムシート12とシリンダ
ー外周面との間のゲージを極めて小さい値にした
ものであつても、シリンダー1からの良繊維の脱
落を少なくできて繊維の無駄を少なくできる。
発明の効果
以上のように本発明にあつては、フロントトツ
プシートの先端部に繊維押え斜面を設け、フロン
トトツプシート10、ストリツピングドア11及
びフロントボツトムシートとシリンダー外周面と
の間のゲージを0.8mm以下の小さい値にしたので、
シリンダー回転中におけるシリンダーからの繊維
の浮き上がりを抑制できて繊維の安定性を高める
ことができ、またシリンダー外周面とシート間へ
の余分な空気流の進入を防止できてシリンダー外
周面とシート間での気流の乱れを少なくでき、こ
れによりフロントボツトムシート以後の開放部に
おけるシリンダーからの繊維の遊離を防止できて
繊維の踊りを少なくできる。その結果、シリンダ
ー回転の高速化を図つた場合でもドツフアへの繊
維の過移行を防止でき、シリンダー上の繊維のフ
ラツトによる梳綿効果を高めることができてスラ
イバーの品質を向上させることができ、同時にシ
リンダー回転の高速化を図つて生産性を高めるこ
とができる。また上記のようにシートとシリンダ
ー外周面との間のゲージを0.8mm以下にしたもの
であつてもフロントトツプシートの繊維押え斜面
によつてシリンダー外周面の繊維をシリンダー外
周面とフロントトツプシート間へ案内するように
したので、シリンダー外周面からの良繊維の脱落
を防止できて経済的である。
プシートの先端部に繊維押え斜面を設け、フロン
トトツプシート10、ストリツピングドア11及
びフロントボツトムシートとシリンダー外周面と
の間のゲージを0.8mm以下の小さい値にしたので、
シリンダー回転中におけるシリンダーからの繊維
の浮き上がりを抑制できて繊維の安定性を高める
ことができ、またシリンダー外周面とシート間へ
の余分な空気流の進入を防止できてシリンダー外
周面とシート間での気流の乱れを少なくでき、こ
れによりフロントボツトムシート以後の開放部に
おけるシリンダーからの繊維の遊離を防止できて
繊維の踊りを少なくできる。その結果、シリンダ
ー回転の高速化を図つた場合でもドツフアへの繊
維の過移行を防止でき、シリンダー上の繊維のフ
ラツトによる梳綿効果を高めることができてスラ
イバーの品質を向上させることができ、同時にシ
リンダー回転の高速化を図つて生産性を高めるこ
とができる。また上記のようにシートとシリンダ
ー外周面との間のゲージを0.8mm以下にしたもの
であつてもフロントトツプシートの繊維押え斜面
によつてシリンダー外周面の繊維をシリンダー外
周面とフロントトツプシート間へ案内するように
したので、シリンダー外周面からの良繊維の脱落
を防止できて経済的である。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はフ
ロントシート部分の断面図、第2図は側面図、第
3図は−線断面図、第4図はフロントトツプ
シート部分の拡大図、第5図は第4図の矢印V方
向からみた部分図である。 1……シリンダー、5……フラツト、6……フ
ラツトブロツク、10……フロントトツプシー
ト、11……ストリツピングドア、12……フロ
ントボツトムシート、17……繊維押え斜面。
ロントシート部分の断面図、第2図は側面図、第
3図は−線断面図、第4図はフロントトツプ
シート部分の拡大図、第5図は第4図の矢印V方
向からみた部分図である。 1……シリンダー、5……フラツト、6……フ
ラツトブロツク、10……フロントトツプシー
ト、11……ストリツピングドア、12……フロ
ントボツトムシート、17……繊維押え斜面。
Claims (1)
- 1 シリンダーの外周面を覆うようにフラツトブ
ロツクとドツフア間にフロントトツプシート、ス
トリツピングドア及びフロントボツトムシートを
連続的に配設し、そのフロントトツプシートとフ
ラツト間に先端がシリンダーとフラツトとの分離
点に指向するアデイシヨナルフロントシートを配
設して成るカードのフロントシート構造におい
て、上記フロントトツプシートの先端部に先端に
いくほどシリンダーの外周面から遠くなる繊維押
え斜面を形成し、その繊維押え斜面の先端と上記
アデイシヨナルフロントシートとの間に空気吸引
用の間隔を設け、かつ上記フロントトツプシー
ト、ストリツピングドア及びフロントボツトムシ
ートとシリンダー外周面との間のゲージを0.8mm
以下に設定して成ることを特徴とするカードのフ
ロントシート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29587485A JPS62156318A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | カ−ドのフロントシ−ト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29587485A JPS62156318A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | カ−ドのフロントシ−ト構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156318A JPS62156318A (ja) | 1987-07-11 |
| JPH0323652B2 true JPH0323652B2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=17826293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29587485A Granted JPS62156318A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | カ−ドのフロントシ−ト構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62156318A (ja) |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP29587485A patent/JPS62156318A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62156318A (ja) | 1987-07-11 |
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