JPH0324455Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0324455Y2 JPH0324455Y2 JP7493885U JP7493885U JPH0324455Y2 JP H0324455 Y2 JPH0324455 Y2 JP H0324455Y2 JP 7493885 U JP7493885 U JP 7493885U JP 7493885 U JP7493885 U JP 7493885U JP H0324455 Y2 JPH0324455 Y2 JP H0324455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- hydraulic
- amount
- vibration
- control current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 18
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 7
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、操舵輪をステアリングハンドルと
の機械リンクから分離して、電気的制御により転
舵する車両用操舵装置に係り、特にサーボ系に生
じる振動に基づいて操舵系の異常を検出するよう
にした車両用操舵装置に関する。
の機械リンクから分離して、電気的制御により転
舵する車両用操舵装置に係り、特にサーボ系に生
じる振動に基づいて操舵系の異常を検出するよう
にした車両用操舵装置に関する。
(従来の技術)
従来、機械リンク式のステアリング装置に代替
して、油圧シリンダを用いた車両用ステアリング
装置が特開昭59−6171号公報に示されている。こ
れは、前・後輪の操舵を可能とした車両(4輪操
舵車)の後輪のステアリング装置として適用した
ものであり、ステアリングハンドルと機械的にリ
ンクされた前輪の舵角をセンサで検出してコント
ローラへ入力し、前輪舵角が所定値を越える場合
に後輪を転舵させるもので、後輪の舵角は、上記
油圧シリンダ内の油圧をサーボバルブを用いて制
御している。
して、油圧シリンダを用いた車両用ステアリング
装置が特開昭59−6171号公報に示されている。こ
れは、前・後輪の操舵を可能とした車両(4輪操
舵車)の後輪のステアリング装置として適用した
ものであり、ステアリングハンドルと機械的にリ
ンクされた前輪の舵角をセンサで検出してコント
ローラへ入力し、前輪舵角が所定値を越える場合
に後輪を転舵させるもので、後輪の舵角は、上記
油圧シリンダ内の油圧をサーボバルブを用いて制
御している。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来例のように、操舵輪を
サーボ制御する場合、油圧シリンダの作動が異常
となつたときの対策がなされていなかつた。
サーボ制御する場合、油圧シリンダの作動が異常
となつたときの対策がなされていなかつた。
例えば、油圧シリンダの作動異常により、操舵
輪の転舵量と目標値との偏差が異常に大きくなる
と、操安性が著しく劣化する。
輪の転舵量と目標値との偏差が異常に大きくなる
と、操安性が著しく劣化する。
この事態を回避する一手段として、上記転舵量
の検出値と目標値の偏差が一定値以上になつたと
きに、異常発生と判断し、例えば操舵輪の転舵を
中止して中立位置に復帰させるようなフエールセ
ーフ装置を設けることが考えられる。
の検出値と目標値の偏差が一定値以上になつたと
きに、異常発生と判断し、例えば操舵輪の転舵を
中止して中立位置に復帰させるようなフエールセ
ーフ装置を設けることが考えられる。
ところが、このように、異常に発生した後に、
その対策を講じるものでは、異常発生時点におい
て車両挙動が不安定になることは免れない。
その対策を講じるものでは、異常発生時点におい
て車両挙動が不安定になることは免れない。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために、本考案は、操舵
輪に連結されるピストンロツドを備え、油圧によ
り操舵輪を転舵するとともに、油圧の供給が無い
ときに前記ピストンロツドを中立位置に保持する
スプリングが内装された油圧式転舵アクチユエー
タと、制御電流によつてスプール変位量が制御さ
れ、前記油圧式転舵アクチユエータへ供給される
作動油圧を制御するとともに、制御電流値が零の
状態のときに前記油圧式転舵アクチユエータへの
作動油圧の供給を停止するサーボ弁と、前記操舵
輪の転舵量の目標値信号と転舵量の検出値信号と
の偏差に対応する制御電流を前記サーボ弁に供給
するサーボアンプとを備え、これらによつて操舵
輪をサーボ制御する。
輪に連結されるピストンロツドを備え、油圧によ
り操舵輪を転舵するとともに、油圧の供給が無い
ときに前記ピストンロツドを中立位置に保持する
スプリングが内装された油圧式転舵アクチユエー
タと、制御電流によつてスプール変位量が制御さ
れ、前記油圧式転舵アクチユエータへ供給される
作動油圧を制御するとともに、制御電流値が零の
状態のときに前記油圧式転舵アクチユエータへの
作動油圧の供給を停止するサーボ弁と、前記操舵
輪の転舵量の目標値信号と転舵量の検出値信号と
の偏差に対応する制御電流を前記サーボ弁に供給
するサーボアンプとを備え、これらによつて操舵
輪をサーボ制御する。
そして、本考案は上記構成に加えて、前記油圧
式転舵アクチユエータの可動部の振動を検出する
振動センサと、該振動センサによつて検出される
振動量が所定値以上であるか否かを判別する振動
判別手段と、該振動判別手段によつて、前記振動
量が所定値以上であると判定されるときに、前記
制御電流の出力を遮断する電流遮断手段とを具備
する。
式転舵アクチユエータの可動部の振動を検出する
振動センサと、該振動センサによつて検出される
振動量が所定値以上であるか否かを判別する振動
判別手段と、該振動判別手段によつて、前記振動
量が所定値以上であると判定されるときに、前記
制御電流の出力を遮断する電流遮断手段とを具備
する。
(作用)
前記油圧式転舵アクチユエータの作動異常が発
生するときには、その直前で可動部の振動が大き
くなる。
生するときには、その直前で可動部の振動が大き
くなる。
従つて、上記油圧式転舵アクチユエータの可動
部の振動を前記振動センサで検出し、この振動量
が所定値以上のとき、前記油圧式転舵アクチユエ
ータの作動異常が発生する前兆であると判断し
て、前記サーボアンプから制御電流が出力される
のを禁止する。
部の振動を前記振動センサで検出し、この振動量
が所定値以上のとき、前記油圧式転舵アクチユエ
ータの作動異常が発生する前兆であると判断し
て、前記サーボアンプから制御電流が出力される
のを禁止する。
これにより、サーボ弁から油圧式転舵アクチユ
エータへの作動油圧の供給が停止して、油圧式転
舵アクチユエータへのピストンロツドが中立位置
に保持される。
エータへの作動油圧の供給が停止して、油圧式転
舵アクチユエータへのピストンロツドが中立位置
に保持される。
従つて、油圧式転舵アクチユエータの作動が異
常を生じて車両挙動が不安定になる前に、操舵が
なされることを禁止して、安全な走行が行える状
態にすることができる。
常を生じて車両挙動が不安定になる前に、操舵が
なされることを禁止して、安全な走行が行える状
態にすることができる。
(実施例)
本考案の一実施例の構成を第1図に示す。
本実施例は、油圧シリンダ15を転舵アクチユ
エータとして用い、これにより、操舵輪1を転舵
するようになつている。油圧シリンダ15のピス
トン17の両端が左右の操舵輪のサイドロツド1
9に連結されていることにより、ピストン17の
変位がサイドロツド19を介してナツクルアーム
16に伝達され、操舵輪1が転舵される。
エータとして用い、これにより、操舵輪1を転舵
するようになつている。油圧シリンダ15のピス
トン17の両端が左右の操舵輪のサイドロツド1
9に連結されていることにより、ピストン17の
変位がサイドロツド19を介してナツクルアーム
16に伝達され、操舵輪1が転舵される。
油圧シリンダ15は、サーボ弁11によつて制
御され、サーボ弁11は、サーボアンプ12によ
つて制御される。
御され、サーボ弁11は、サーボアンプ12によ
つて制御される。
サーボ弁11の具体的構造は、第2図に示すよ
うになつている。
うになつている。
同図において、51は略円筒形状のバルブボデ
イ、52はバルブボデイ51内に圧入固定された
略円筒形状のスリーブであり、バルブボデイ51
は、その図中右端にサイドカバー53が嵌着し、
左端に中空形状のケース54が嵌着している。
イ、52はバルブボデイ51内に圧入固定された
略円筒形状のスリーブであり、バルブボデイ51
は、その図中右端にサイドカバー53が嵌着し、
左端に中空形状のケース54が嵌着している。
バルブボデイ51には、リザーバ55へ接続さ
れたドレンポート58、およびそれぞれが、前記
油圧シリンダ15へ接続された2つのアウトレツ
トポート59a,59bが形成されている。
れたドレンポート58、およびそれぞれが、前記
油圧シリンダ15へ接続された2つのアウトレツ
トポート59a,59bが形成されている。
スリーブ52は、インレツトポート57に連通
した環状溝20、ドレンポート58に連通した2
つの環状溝21a,21bおよび、各アウトレツ
トポート59a,59bに連通した2つの環状溝
30a,30bが形成されている。なお、24は
サイドカバー53に螺合して後述するスプール2
6の図中右方向の最大変位を規制する第1ストツ
パ、25は第1ストツパ24に螺着して該第1ス
トツパ24をサイドカバー53へ締結するロツク
ナツトである。
した環状溝20、ドレンポート58に連通した2
つの環状溝21a,21bおよび、各アウトレツ
トポート59a,59bに連通した2つの環状溝
30a,30bが形成されている。なお、24は
サイドカバー53に螺合して後述するスプール2
6の図中右方向の最大変位を規制する第1ストツ
パ、25は第1ストツパ24に螺着して該第1ス
トツパ24をサイドカバー53へ締結するロツク
ナツトである。
スリーブ52内には、スプール(可動弁体)2
6が摺動自在に嵌入されている。スプール26に
は、前記スプール52の環状溝30a,30bに
対応した2つの突条27a,27bが形成され、
該突条27a,27bにより3つの条溝28,2
9a,29bが設定されている。
6が摺動自在に嵌入されている。スプール26に
は、前記スプール52の環状溝30a,30bに
対応した2つの突条27a,27bが形成され、
該突条27a,27bにより3つの条溝28,2
9a,29bが設定されている。
これら条溝28,29a,29bは、スプール
26の変位に応じて、各環状溝30a,30bを
環状溝20あるいは環状溝21a,21bに選択
的に連通し、各アウトレツトポート59a,59
bをインレツトポート57あるいはドレンポート
58に連通する。また、スプール26の図中左端
には、薄肉円筒部31aを有したボビン31が一
体的に嵌着されている。
26の変位に応じて、各環状溝30a,30bを
環状溝20あるいは環状溝21a,21bに選択
的に連通し、各アウトレツトポート59a,59
bをインレツトポート57あるいはドレンポート
58に連通する。また、スプール26の図中左端
には、薄肉円筒部31aを有したボビン31が一
体的に嵌着されている。
このボビン31は、ケース54内に図中左右方
向の移動が可能に収容され、薄肉円筒部31aの
外周上に導線が巻かれて空心コイル32を形成し
ている。すなわち、このボビン31は、その図中
左端に一体的に空心コイル32が取付けられてい
ることになる。この空心コイル32には、前記サ
ーボアンプ12からの制御電流が与えられる。
向の移動が可能に収容され、薄肉円筒部31aの
外周上に導線が巻かれて空心コイル32を形成し
ている。すなわち、このボビン31は、その図中
左端に一体的に空心コイル32が取付けられてい
ることになる。この空心コイル32には、前記サ
ーボアンプ12からの制御電流が与えられる。
43はスプール26の図中右端とサイドカバー
53との間に設けられて流体の漏洩を防止する第
1シール、同様に、44はスプール26の図中左
方でボビン31とケース54との間に設けられて
流体の漏洩を防止する第2シールである。
53との間に設けられて流体の漏洩を防止する第
1シール、同様に、44はスプール26の図中左
方でボビン31とケース54との間に設けられて
流体の漏洩を防止する第2シールである。
ケース54内には、略環状の永久磁石33が固
着され、また、該永久磁石33に隣接して、該永
久磁石33の図中左右両側にそれぞれ第1ヨーク
34と第2ヨーク35とが設けられている。第1
ヨーク34は、略環状をなし、その外周面がケー
ス54内面に固着され、その孔内に前記空心コイ
ル32が微小距離を隔てて遊挿されている。第2
ヨーク35は、前記薄肉円筒部31a内に微小距
離を隔てて遊挿される軸部35aを有している。
着され、また、該永久磁石33に隣接して、該永
久磁石33の図中左右両側にそれぞれ第1ヨーク
34と第2ヨーク35とが設けられている。第1
ヨーク34は、略環状をなし、その外周面がケー
ス54内面に固着され、その孔内に前記空心コイ
ル32が微小距離を隔てて遊挿されている。第2
ヨーク35は、前記薄肉円筒部31a内に微小距
離を隔てて遊挿される軸部35aを有している。
これらの永久磁石33、第1ヨーク34及び第
2ヨーク35が磁気回路36を構成し、該磁気回
路36内に前記空心コイル32が位置する。な
お、これらの空心コイル32、永久磁石33、第
1ヨーク34および第2ヨーク35は、スプール
26を駆動するリニアモータ45を構成する。
2ヨーク35が磁気回路36を構成し、該磁気回
路36内に前記空心コイル32が位置する。な
お、これらの空心コイル32、永久磁石33、第
1ヨーク34および第2ヨーク35は、スプール
26を駆動するリニアモータ45を構成する。
また、第2ヨーク35には、図中左右方向に貫
通する貫通孔が形成され、該貫通孔内に、ケース
54に螺合してロツクナツト38によりケース5
4に固定される中空形状のスプリングホルダ37
が挿入されている。このスプリングホルダ37内
には、ボビン31の図中左端部に当接可能な第2
ストツパ39がロツクナツト40によりスプリン
グホルダ37へ締結可能に螺合している。
通する貫通孔が形成され、該貫通孔内に、ケース
54に螺合してロツクナツト38によりケース5
4に固定される中空形状のスプリングホルダ37
が挿入されている。このスプリングホルダ37内
には、ボビン31の図中左端部に当接可能な第2
ストツパ39がロツクナツト40によりスプリン
グホルダ37へ締結可能に螺合している。
第2ストツパ39は、スプール26の図中左方
向の最大変位を規制する。なお、41はボビン3
1とスプリングホルダ37との間に縮装された第
1セントラルスプリング、42はケース54とボ
ビン31との間に縮装された第2セントラルスプ
リングであり、これら第1セントラルスプリング
41および第2セントラルスプリング42は、ス
プール26を中立位置(図示の位置)へ付勢す
る。
向の最大変位を規制する。なお、41はボビン3
1とスプリングホルダ37との間に縮装された第
1セントラルスプリング、42はケース54とボ
ビン31との間に縮装された第2セントラルスプ
リングであり、これら第1セントラルスプリング
41および第2セントラルスプリング42は、ス
プール26を中立位置(図示の位置)へ付勢す
る。
また、前記突条27a,27bには、それぞれ
に、ノツチ46a,46bが穿設してある。これ
らノツチ46a,46bは、スプール26が中立
位置にあるとき、2つのアウトレツトポート59
a,59bをドレンポート58に連通させる働き
をする。
に、ノツチ46a,46bが穿設してある。これ
らノツチ46a,46bは、スプール26が中立
位置にあるとき、2つのアウトレツトポート59
a,59bをドレンポート58に連通させる働き
をする。
すなわち、前記空心コイル32へ与えられる制
御電流が零になると、スプール26が中立位置に
復帰し、上記ノツチ46a,46bを介して油圧
シリンダ15に与えられていた作動油圧をドレン
してしまう。
御電流が零になると、スプール26が中立位置に
復帰し、上記ノツチ46a,46bを介して油圧
シリンダ15に与えられていた作動油圧をドレン
してしまう。
油圧シリンダ15内には、センタリングスプリ
ング18が内装されており、ピストン17を常時
中立位置方向へ付勢しているため、上記作動油圧
のドレンがなされることにより、それまではセン
タリングスプリング18の付勢力に抗してピスト
ン17を変位させていた作動油圧が無くなり、ピ
ストン17は中立位置へ戻されることになる。
ング18が内装されており、ピストン17を常時
中立位置方向へ付勢しているため、上記作動油圧
のドレンがなされることにより、それまではセン
タリングスプリング18の付勢力に抗してピスト
ン17を変位させていた作動油圧が無くなり、ピ
ストン17は中立位置へ戻されることになる。
なお、オイルポンプ56は、第1図に示すよう
に、バツテリー3を電源とするモータ2によつて
駆動される。8は作動油圧を定圧に保つためのリ
リーフ弁、9はアキユムレータ、10はオイルフ
イルターである。
に、バツテリー3を電源とするモータ2によつて
駆動される。8は作動油圧を定圧に保つためのリ
リーフ弁、9はアキユムレータ、10はオイルフ
イルターである。
サーボアンプ12は、制御回路5から供給され
る操舵輪1の操舵量目標値信号e0と、変位センサ
13で検出される油圧シリンダ15のピスストン
17の変位量の検出信号(これは、操舵輪1の転
舵量に対応する)S2をアンプ14で増幅した信号
eiとの偏差に比例した電流Iを出力し、サーボ弁
11を制御する。
る操舵輪1の操舵量目標値信号e0と、変位センサ
13で検出される油圧シリンダ15のピスストン
17の変位量の検出信号(これは、操舵輪1の転
舵量に対応する)S2をアンプ14で増幅した信号
eiとの偏差に比例した電流Iを出力し、サーボ弁
11を制御する。
前記制御回路5は、ハンドル操舵角センサ4で
検出されるステアリングハンドル62の操舵角の
検出信号θsと、車速センサ6で検出される車速の
検出信号V,およびヨーレートセンサ7で検出さ
れるヨーレートの検出信号φに基づいて、操舵輪
1の操舵量目標値を求め、この操舵量目標値に対
応する電圧信号を操舵量目標値信号epとして出力
する。
検出されるステアリングハンドル62の操舵角の
検出信号θsと、車速センサ6で検出される車速の
検出信号V,およびヨーレートセンサ7で検出さ
れるヨーレートの検出信号φに基づいて、操舵輪
1の操舵量目標値を求め、この操舵量目標値に対
応する電圧信号を操舵量目標値信号epとして出力
する。
前記振動判別回路61は、油圧シリンダ15の
ピストン17に取付けられた振動センサ60で検
出されるピストン17の振動量の検出信号S1を入
力し、この検出信号S1に基づいて、ピストン17
の振動量の大小を判別する。この振動判別回路6
1の具体的な構成は、第3図に示すようになつて
いる。
ピストン17に取付けられた振動センサ60で検
出されるピストン17の振動量の検出信号S1を入
力し、この検出信号S1に基づいて、ピストン17
の振動量の大小を判別する。この振動判別回路6
1の具体的な構成は、第3図に示すようになつて
いる。
振動センサ60の出力信号S1は、増幅回路61
1で増幅された後、発振成分を濾波(例えば、殆
ど500Hz以上の成分からなる発振成分を取り出す
ため、カツトオフ周波数が500Hzのハイパスフイ
ルタを用いる)するフイルタ回路612を経て、
半波整流回路613へ入力される。この半波整流
回路613で整流された後の信号Lは、平均化回
路614によつて平滑され、比較回路616へ入
力される。なお、振動センサとしては加速度セン
サ又は振幅検出センサのいずれでもよい。
1で増幅された後、発振成分を濾波(例えば、殆
ど500Hz以上の成分からなる発振成分を取り出す
ため、カツトオフ周波数が500Hzのハイパスフイ
ルタを用いる)するフイルタ回路612を経て、
半波整流回路613へ入力される。この半波整流
回路613で整流された後の信号Lは、平均化回
路614によつて平滑され、比較回路616へ入
力される。なお、振動センサとしては加速度セン
サ又は振幅検出センサのいずれでもよい。
比較回路616は、上記平均化回路614の出
力信号Mと、基準値発生回路615から与えられ
る基準値信号VTHのレベル比較を行い、出力信号
Mのレベルが基準値信号VTHのレベルを越える場
合に高レベルの信号を出力する。
力信号Mと、基準値発生回路615から与えられ
る基準値信号VTHのレベル比較を行い、出力信号
Mのレベルが基準値信号VTHのレベルを越える場
合に高レベルの信号を出力する。
例えば、第4図に示すように、時点t1〜t2の間
で、車体振動等によつて、油圧シリンダ15のス
プール17に大きな振動が生じたために、この振
動が振動センサ60で検出され、フイルタ回路6
12の出力信号Kの振動振幅が大きくなつたとす
る。
で、車体振動等によつて、油圧シリンダ15のス
プール17に大きな振動が生じたために、この振
動が振動センサ60で検出され、フイルタ回路6
12の出力信号Kの振動振幅が大きくなつたとす
る。
このとき、上記信号Kの半波整流および平均化
後の信号Mのレベルが基準信号VTHのレベルを越
えることにより、比較回路616の出力Nは、期
間t1〜t2の間、高レベル出力になる。
後の信号Mのレベルが基準信号VTHのレベルを越
えることにより、比較回路616の出力Nは、期
間t1〜t2の間、高レベル出力になる。
前記サーボ弁11は、前記サーボアンプ12か
ら供給される制御電流Iの大きさに比例した流量
(但し、油圧シリンダ15の負荷の影響を受ける)
の作動油を油圧シリンダ15へ与える。
ら供給される制御電流Iの大きさに比例した流量
(但し、油圧シリンダ15の負荷の影響を受ける)
の作動油を油圧シリンダ15へ与える。
前記制御電流Iは、操舵量目標値信号e0と油圧
ピストンの変位量の検出信号eiとの偏差が大きい
程、電流値が大となる。
ピストンの変位量の検出信号eiとの偏差が大きい
程、電流値が大となる。
例えば、第5図aに示すように制御電流Iが変
化したとすると、サーボ弁11のスプール26
は、同図bに示すように、制御電流Iに比例して
変位する。
化したとすると、サーボ弁11のスプール26
は、同図bに示すように、制御電流Iに比例して
変位する。
スプール26の変位Xが一定値X0(オーバラツ
プ量)を超えると、スプール26の変位Xに対応
した開口面積で、一方のアウトレツトポート59
bが:インレツトポート57に連通するととも
に、他方のアウトレツトポート59aがドレイン
ポート58に連通する。そして、スプール26の
第2図中右端が第1ストツパ24に当接して、ス
プール変位Xが最大Xnaxになると、その開口面
積は最大となる。
プ量)を超えると、スプール26の変位Xに対応
した開口面積で、一方のアウトレツトポート59
bが:インレツトポート57に連通するととも
に、他方のアウトレツトポート59aがドレイン
ポート58に連通する。そして、スプール26の
第2図中右端が第1ストツパ24に当接して、ス
プール変位Xが最大Xnaxになると、その開口面
積は最大となる。
また、制御電流Iが逆方向に流れる場合には、
スプール変位Xが一定値−X0(オーバラツプ量)
を超えると、前述の場合は逆に、一方のアウトレ
ツトポート59bがドレンポート58に連通し、
他方のアウトレツトポート59aがインレツトポ
ート57に連通することになり、操舵輪1は、逆
方向へ転舵される。
スプール変位Xが一定値−X0(オーバラツプ量)
を超えると、前述の場合は逆に、一方のアウトレ
ツトポート59bがドレンポート58に連通し、
他方のアウトレツトポート59aがインレツトポ
ート57に連通することになり、操舵輪1は、逆
方向へ転舵される。
そして、操舵量目標値信号e0と油圧シリンダの
ピストン変位量の検出信号eiとが一致すると、サ
ーボ弁11のスプール26の変位Xは、X=Oと
なり、アウトレツトポート59a,59bは閉じ
られて、油圧シリンダ15のピストン17の位置
は変化しなくなる。
ピストン変位量の検出信号eiとが一致すると、サ
ーボ弁11のスプール26の変位Xは、X=Oと
なり、アウトレツトポート59a,59bは閉じ
られて、油圧シリンダ15のピストン17の位置
は変化しなくなる。
上記サーボアンプ12の具体的回路構成は、第
6図に示すようになつている。
6図に示すようになつている。
オペアンプOP1は、制御回路5から入力される
操舵量目標値信号e0と、変位センサ13からアン
プ14を介して入力されるピストン17の変位量
検出信号eiとの偏差を増幅する。
操舵量目標値信号e0と、変位センサ13からアン
プ14を介して入力されるピストン17の変位量
検出信号eiとの偏差を増幅する。
オペアンプOP1の出力erは、サーボ弁11の空
心コイル32に流す電流の目標値信号erとなる。
オペアンプOP2は、前記電流目標値信号erの正負
を判別する比較器であり、erが正の信号であると
きに高レベル信号を出力し、アンプA2を介して
トランジスタTr4をON状態にする。また、erが負
のときには、オペアンプOP2は低レベル信号を出
力し、インバータI1およびアンプA1を介してトラ
ンジスタTr2をON状態にする。
心コイル32に流す電流の目標値信号erとなる。
オペアンプOP2は、前記電流目標値信号erの正負
を判別する比較器であり、erが正の信号であると
きに高レベル信号を出力し、アンプA2を介して
トランジスタTr4をON状態にする。また、erが負
のときには、オペアンプOP2は低レベル信号を出
力し、インバータI1およびアンプA1を介してトラ
ンジスタTr2をON状態にする。
オペアンプOP3は、電流制御用のボルテージフ
オロアであり、前記信号erが正のときに作動す
る。すなわち、電流目標値信号erと、前記空心コ
イル32に流れる電流値を検出するための電流検
出抵抗R1の端子電圧信号ecを入力(ecはアンプA3
を介して入力される)して、両信号erとecのレベ
ルが一致するように、トランジスタTr3のベース
電流を制御する。従つて、空心コイル32に流れ
る制御電流Iは、電流目標値信号erに比例して制
御される。
オロアであり、前記信号erが正のときに作動す
る。すなわち、電流目標値信号erと、前記空心コ
イル32に流れる電流値を検出するための電流検
出抵抗R1の端子電圧信号ecを入力(ecはアンプA3
を介して入力される)して、両信号erとecのレベ
ルが一致するように、トランジスタTr3のベース
電流を制御する。従つて、空心コイル32に流れ
る制御電流Iは、電流目標値信号erに比例して制
御される。
同様に、オペアンプOP4は、信号erが負のとき
に作動するボルテージフオロアであり、信号erと
ecのレベルが一致するように、トランジスタTr5
のベース電流を制御する。
に作動するボルテージフオロアであり、信号erと
ecのレベルが一致するように、トランジスタTr5
のベース電流を制御する。
そして、上記トランジスタTr2,Tr4の電源ラ
インには、電源の通過/遮断を行うリレーReが
設けられており、このリレーReは、前記振動判
別回路61の出力Nが高レベルのときに接点が開
かれて電源の遮断を行う。
インには、電源の通過/遮断を行うリレーReが
設けられており、このリレーReは、前記振動判
別回路61の出力Nが高レベルのときに接点が開
かれて電源の遮断を行う。
次に、サーボ系に故障が生じて、油圧シリンダ
15の作動に異常が発生する前兆として、油圧シ
リンダ15に大きな機械的振動が発生したときの
サーボアンプ12の動作を説明する。
15の作動に異常が発生する前兆として、油圧シ
リンダ15に大きな機械的振動が発生したときの
サーボアンプ12の動作を説明する。
第4図に示したように、期間Tbにおいて、油
圧シリンダ15に大きな機械的振動が発生し、振
動センサ60の検出信号S1に振動成分が現われた
とすると、この期間Tbの間、振動判別回路61
の出力信号Nが高レベルとなり、油圧シリンダ1
5に一定値以上の振動が生じ、油圧シリンダ15
の作動異常が発生することを判断する。
圧シリンダ15に大きな機械的振動が発生し、振
動センサ60の検出信号S1に振動成分が現われた
とすると、この期間Tbの間、振動判別回路61
の出力信号Nが高レベルとなり、油圧シリンダ1
5に一定値以上の振動が生じ、油圧シリンダ15
の作動異常が発生することを判断する。
上記出力Nが高レベルとなつたことにより、サ
ーボアンプ11内では、リレーReの接点が開か
れて、電源が遮断される。
ーボアンプ11内では、リレーReの接点が開か
れて、電源が遮断される。
これにより、サーボ弁11へ与えられていた制
御電流Iの電流値が零となり、前述したように、
油圧シリンダ15への作動油圧の供給が停止され
て、操舵輪1は中立位置(舵角が0゜の状態)に戻
され、この状態に保持される。
御電流Iの電流値が零となり、前述したように、
油圧シリンダ15への作動油圧の供給が停止され
て、操舵輪1は中立位置(舵角が0゜の状態)に戻
され、この状態に保持される。
従つて、油圧シリンダ15の作動異常によつて
車体挙動の乱れが発生する以前に、未然にこれを
防止するように、操舵輪1の転舵を停止して、中
立位置に保持することにより、安全な走行を行わ
せることができる。
車体挙動の乱れが発生する以前に、未然にこれを
防止するように、操舵輪1の転舵を停止して、中
立位置に保持することにより、安全な走行を行わ
せることができる。
(考案の効果)
以上詳細に説明したように、本考案は、操舵輪
を油圧式転舵アクチユエータを用いたサーボ機構
によつて転舵するとともに、振動センサによつて
前記油圧式転舵アクチユエータの可動部の振動を
検出して、該振動量が所定値以上のときには、操
舵輪を中立位置に保持するようにしたことによ
り、油圧式転舵アクチユエータの作動異常の発生
を未然に検知し、操舵輪の転舵を禁止して、安全
な走行を行うことができる状態にすることが可能
になる。
を油圧式転舵アクチユエータを用いたサーボ機構
によつて転舵するとともに、振動センサによつて
前記油圧式転舵アクチユエータの可動部の振動を
検出して、該振動量が所定値以上のときには、操
舵輪を中立位置に保持するようにしたことによ
り、油圧式転舵アクチユエータの作動異常の発生
を未然に検知し、操舵輪の転舵を禁止して、安全
な走行を行うことができる状態にすることが可能
になる。
第1図は本考案の一実施例の構成図、第2図は
第1図中のサーボ弁の構成を示す断面図、第3図
は第1図中の振動判別回路の構成を示すブロツク
図、第4図は同振動判別回路内における入出力信
号の変化の例を示す波形図、第5図は第1図中の
サーボ弁に与えられる制御電流Iと第2図中のス
プールの変位量の関係図、第6図は第1図中のサ
ーボアンプの構成を示す回路図である。 1……操舵輪、5……制御回路、11……サー
ボ弁、12……サーボアンプ、15……油圧シリ
ンダ(油圧式転舵アクチユエータ)、17……可
動部、18……センタリングスプリング、46
a,46b……ノツチ、60……振動センサ、6
1……振動判別回路(振動量判別手段)、Re……
リレー(電流遮断手段)、I……制御電流。
第1図中のサーボ弁の構成を示す断面図、第3図
は第1図中の振動判別回路の構成を示すブロツク
図、第4図は同振動判別回路内における入出力信
号の変化の例を示す波形図、第5図は第1図中の
サーボ弁に与えられる制御電流Iと第2図中のス
プールの変位量の関係図、第6図は第1図中のサ
ーボアンプの構成を示す回路図である。 1……操舵輪、5……制御回路、11……サー
ボ弁、12……サーボアンプ、15……油圧シリ
ンダ(油圧式転舵アクチユエータ)、17……可
動部、18……センタリングスプリング、46
a,46b……ノツチ、60……振動センサ、6
1……振動判別回路(振動量判別手段)、Re……
リレー(電流遮断手段)、I……制御電流。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 操舵輪に連結されるピストンロツドを備え、油
圧により操舵輪を転舵するとともに、油圧の供給
が無いときに前記ピストンロツドを中立位置に保
持するスプリングが内装された油圧式転舵アクチ
ユエータと、 制御電流によつてスプール変位量が制御され、
前記油圧式転舵アクチユエータへ供給される作動
油圧を制御するとともに、制御電流値が零の状態
のときに前記油圧式転舵アクチユエータへの作動
油圧の供給を停止するサーボ弁と、 前記操舵輪の転舵量の目標値信号と転舵量の検
出値信号との偏差に対応する制御電流を前記サー
ボ弁に供給するサーボアンプと、 前記油圧式転舵アクチユエータの可動部の振動
を検出する振動センサと、 該振動センサによつて検出される振動量が所定
値以上であるか否かを判別する振動量判別手段
と、 該振動量判別手段によつて、前記振動量が所定
値以上であると判定されるときに、前記制御電流
の出力を遮断する電流遮断手段とを具備すること
を特徴とする車両用操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7493885U JPH0324455Y2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7493885U JPH0324455Y2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61190768U JPS61190768U (ja) | 1986-11-27 |
| JPH0324455Y2 true JPH0324455Y2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=30615692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7493885U Expired JPH0324455Y2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0324455Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7369353B2 (ja) * | 2020-03-19 | 2023-10-26 | 株式会社島津製作所 | 異常診断システムおよび異常診断方法 |
-
1985
- 1985-05-22 JP JP7493885U patent/JPH0324455Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61190768U (ja) | 1986-11-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4657103A (en) | Electric power steering system for vehicles | |
| US7469768B2 (en) | Steering control apparatus | |
| JPH0569753B2 (ja) | ||
| JPH0218169A (ja) | 4輪操舵車両のフェイルセーフ機構 | |
| JPH02299978A (ja) | 中立舵角推定装置 | |
| JPH0324455Y2 (ja) | ||
| JPS60157966A (ja) | 操舵装置 | |
| JP2502369B2 (ja) | ソレノイド駆動装置及びこれを使用した能動型サスペンション制御装置 | |
| US5135070A (en) | Active hydraulic pressure control | |
| JPH02304284A (ja) | 電磁バルブ駆動制御装置 | |
| JPS601074A (ja) | パワ−ステアリング装置 | |
| JPH0537747Y2 (ja) | ||
| JPH0585390A (ja) | 後輪操舵装置 | |
| KR0167925B1 (ko) | 올터네이터 고장발생시 전자식 4륜 조향 시스템의 후륜 조향 차단장치 및 그 제어방법 | |
| JPH0234821B2 (ja) | ||
| JPH0228145Y2 (ja) | ||
| JPS60248480A (ja) | 動力舵取装置用制御装置 | |
| JPH0520941Y2 (ja) | ||
| JPH04125370A (ja) | スプール式電磁液圧制御弁 | |
| JPH0246101U (ja) | ||
| JP2561005Y2 (ja) | 流量制御装置 | |
| JPS62274105A (ja) | 油圧サ−ボ弁 | |
| JPH0585371A (ja) | パワーステアリング制御装置 | |
| JPS61175302A (ja) | フオ−スモ−タ形サ−ボ弁 | |
| JPH0313418Y2 (ja) |