JPH03246541A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法

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JPH03246541A
JPH03246541A JP4244990A JP4244990A JPH03246541A JP H03246541 A JPH03246541 A JP H03246541A JP 4244990 A JP4244990 A JP 4244990A JP 4244990 A JP4244990 A JP 4244990A JP H03246541 A JPH03246541 A JP H03246541A
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JP
Japan
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silver halide
processing
color
layer
treatment
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JP4244990A
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Osami Tanabe
田辺 修身
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
、更に詳しくは、迅速処理に適した該感光材料の処理方
法に関する。
〔従来技術〕
ハロゲン化銀カラー写真感光材料の迅速処理化のため高
塩化銀乳剤を用い、処理温度を高くして、現像処理工程
の時間を短縮する方法は、特開昭58−95345号、
同59−232342号、同61−70552号、同6
2−246051号、同62−249148号、同62
−246055号、特開平1−1906044号に開示
され、有効な手段と考えられている。この高塩化銀ハロ
ゲン化銀粒子を用いることによって従来3分以上必要と
された発色現像処理時間が1分以下にまで短縮されたが
、総処理時間を効果的に短縮するためには発色現像工程
のみならず漂白定着以降の工程も時間短縮を計る必要が
あった。
また同じく塩化銀含有率の高いハロゲン化銀乳剤を用い
て25秒以下で発色現像処理を行なう迅速処理方法にお
いて全処理工程時間が合計2分以内であることを特徴と
する処理方法が、特開平1196044号に記載されて
おり、この方法により白地および色素保存の安定性が得
られることを示している。
〔発明が解決しようとする課題] このように、近年、処理の迅速化の要望により、湿式処
理浴中の処理時間の短縮のみならず、乾燥工程まで含め
た全処理時間を短縮した、トータルな迅速処理システム
の実現が望まれる。
しかしながら、塩化銀含有率の高いハロゲン化銀感光材
料を用いても、更なる迅速処理のために、感光材料の処
理速度、とくに洗い出し効果の高い漂白定着処理の速度
や水洗及び/又は安定化速度を更に高め、漂白定着処理
から水洗又は安定化浴から成る最終浴処理までの処理時
間(以下rBS工程時間」という)を20〜50秒と大
巾に短縮すると、処理むらが生じ易くなり、また、水洗
不足や感光材料中に残る残留物の影響から、スティンが
生じ易く、かかるスティンはとくに処理後経時させた場
合に目立つという問題が生ずることが判った。
この処理ムラの発生や処理後のスティン増大の問題は、
驚くべきことに該BS工程時間を50秒以下と超短縮し
たときに強く生じ、更に発色現像時間から乾燥時間まで
の全処理時間を100秒以下としたときに一層顕著とな
ることが判った。
従って、本発明は、上記BS工程時間が20〜50秒、
更には発色現像処理から乾燥処理までの全処理時間が1
00秒以下という画期的超迅速処理を施しても、得られ
る感光材料の経時スティン及び視覚的な濃度むらの発生
を有効に抑制することのできるハロゲン化銀カラー写真
感光材料の処理方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] 本発明の上記目的は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
を搬送して発色現像処理、漂白定着処理、水洗及び/又
は安定化処理、次いで乾燥処理する方法において、該感
光材料が支持体上に90モル%以上の塩化銀を含有する
ことから成るハロゲン化銀乳剤層を少なくとも1層含有
し、かつ感光性層および非感光性層のうちの少なくとも
1層がイオン性界面活性剤の少なくとも1種と非イオン
性界面活性剤の少なくとも1種とを含有し、さらに該漂
白定着処理から該水洗又は安定化浴から成る最終浴処理
までの処理時間が20〜50秒であり、かつ該発色現像
処理から乾燥処理までの全処理時間が100秒以下であ
ることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料の
処理方法により効果的に達成されることを見出された。
更に、上記感光材料において、イオン性界面活性剤と非
イオン性界面活性剤とを含有する層以外の感光性層及び
非感光性層のうちの少なくとも1層に、イオン性界面活
性剤の少なくとも1種を含有させることにより、均一な
塗布面状が得られ、経時スティンと濃度むらを視覚的に
更に有効に抑制できることが判った。
一般にハロゲン化銀カラー写真感光材料は支持体上に親
水性バインダーからなる写真構成層が複数設けられてい
る。こられの構成層は目的に応じて感光層、中間層、下
塗層、保護層等の種々の機能を有する層からなっている
。これらの機能を十分に発揮させるためにはこれらの機
能を有する素材が種々くりこまれている。例えば、カプ
ラー、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色素安定剤等を挙げ
ることができる。これらの化合物は殆んど疎水性化合物
であって、これらの化合物を感材に繰りこむためには通
常高沸点及び/または低沸点の有機溶媒や疎水性合成高
分子等と共存させて親水性バインダー中に分散される。
この分散剤として界面活性剤が使用される。
界面活性剤は上述のように分散剤(乳化剤)として使用
されるほか、感光材料には塗布時のヌレや消泡、帯電防
止、膜質改良、乾燥防止、すり傷防止、現像促進等々、
性能を改良する効果を賦与する目的で使用される。
また、この目的のために界面活性剤として、アニオン性
、カチオン性、ノニオン性、両性のモノマー、ポリマー
界面活性剤が巾広く用いられている。
前述の感材用素材の分散及び塗布の目的のためには、一
般に、アニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤と
ノニオン性界面活性剤又はアニオン性界面活性剤と両性
界面活性剤が組合されて使用される。この理由は均一で
微細な分散物の調製、この分散物の保存(経時)安定性
、塗布のヌレ性等によるものである。しかしながら、こ
れらの界面活性剤を多層構成の感光材料のいずれかの層
にどのように含有させるか規定されず、また感光材料の
ハロゲン組成も規定されていない。従って、高塩化銀以
外の他のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料において、
界面活性剤を通常の方法で用いた場合、分散及び塗布に
良好な結果が得られても上記方法で作製した感材を現像
処理したときに、自動現像機で処理したときの処理ムラ
が発生し視覚的に濃度むらが現れたり、処理時に感材に
傷が発生し易くなったり、均一な処理ができなかったり
、得られた色画像の保存性の劣化やスティン増加を起こ
したり、必ずしも満足できるものではなかった。
特開昭63−60446号にはアニオン性界面活性剤と
HL B (l(ydrophile Lipophi
le Ba1ance)の異なるノニオン性界面活性剤
の少なくとも2種以上との併用により分散性の改良、写
真性に影響のないことが記載されているが、これらの方
法で作製したハロゲン化銀カラー写真感光材料は具体的
ハロゲン組成が規定されず、従って、本発明の如く超迅
速処理した時に強く生ずる前述の処理ムラ及び処理後の
スティン増加は何等解決されるものでないことが判明し
た。
そして種々検討の結果、高塩化銀含有率のハロゲン化銀
乳剤を含有することから成る感光材料において、イオン
性界面活性剤と非イオン性界面活性剤とを1つの層の中
に併用させるという特定的な態様で含有させることによ
り、更にはそれ以外の層にイオン性界面活性剤含有層を
更に設定することにより、驚くべきことに、上記BS工
程時間を50秒以下とし、更に乾燥工程まで含めた全処
理時間を100秒以下と超短縮化した場合につよく問題
となる上記課題を効果的に解決することを見出すに至っ
た。
本発明では、漂白定着方法から水洗又は安定化浴から成
る最終浴処理までの処理時間が20〜50秒、好ましく
は25〜40秒であり、更に発色現像処理から乾燥処理
までの全処理時間が100秒以下、好ましくは80秒以
下である。
ここで、前者の処理時間は、感光材料が漂白定着浴に入
る時間から水洗又は安定化浴から成る最終処理を経て乾
燥削除液処理に入る直前までの時間であり、乾燥削除液
処理を設けない場合には乾燥部に入るまでの時間である
また、後者の全処理時間とは、感光材料が発色現像浴に
入る時間から乾燥終点までの時間を表わす。
上記の如き処理時間の短縮は、処理液の温度を上昇させ
たり、処理液の濃度を高くしたり攪拌の効率化を行なう
など通常の迅速化手段を施すことにより行なうことがで
きる。
本発明に係わる感光材料の迅速乾燥の手段は、乾燥部に
乾燥風を吹き付ける方法、赤外線、高周波加熱等2種以
上のエネルギーを付与する方法等いずれの手段でもよい
が、特に、特開平1−123236号、特願平1−29
6143号記載の効率的吸排気法を取り入れた風乾燥方
式が好ましい。
本発明では、イオン性界面活性剤としてアニオン性、両
性及びカチオン性の界面活性剤を挙げることができ、な
かでも、アニオン及び/又は両性界面活性剤が好ましい
本発明において使用されるアニオン性界面活性剤は下記
−股部(W−I〕で表わすことができる。
−股部[W−1) −X 式中、Rは炭素数8以上の置換もしくは無置換のアルキ
ル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリー
ル及びヘテロ環基を表わし、XはC00M、   SO
3M、   0303M。
O 1 0P (OM)z、 ;P (OM)を表わし、Mは水
素原子、カリウム、ナトリウムまたはアンモニウムを表
わす。置換基としてはアルケニル、アルキニル基の場合
、−0R2 COR,−COOR,−NH3O□R9C0NHR,−
3O2NHR,ハロゲン(F、  Cff1. Br)
、−CN、上述のXである。
ここでRは上に述べたアルキル、シクロアルキル、アル
ケニル、アリール、ヘテロ環基を表わし、炭素数は1以
上である。アリール及びヘテロ環基の置換基としては、
上述の置換基を含め、アルキル、アリール基などである
−IilQ式(w−Bで示されるR−Xにおいて好まし
い化合物はRが炭素数8以上30まで(ポリマーは構成
ユニット1単位に対して)のアルキル、アルケニル及び
アリール基である。
以下、化合物の具体例を記載するが本発明はこれらに限
定されるものではない。
W I     C+zHzsCOONaW  2  
   C+eHz7COONaW  3     C+
 + H23CON CH2COON aH3 W−4C,、Hz、C0NCH2CH2COONaH3 W−5C1,H23CONHCHCOOHCH2CH2
COOH −6 平均分子量2000 CH,C00C,H,。
N a O:+ S CHCOOCs HI 7−9 C+ r HZ 3 CH= CHCHz S O2N
 a0 C++Hz3CHCHzCHzSC)+NaH 1 C+zHzsO(CHz)asO3Na2 CI ? H:l:l CON CHz CH2S O
3N a H3 3 4 −15 6 7 0(に  ti z)a”6U 3N aW−18 W−19 −20 1 2 3 4 5 CHz C00Cb HI 3 NaOiSCHCOO(、H,3 6 C+zHzsO3OzNa −27 C+aH:n03O3Na 8 9 Na 03SO(CzHbO)ts03Na0 ロート油 −31 2 −33 サポニン 次に本発明に使用される両性界面活性荊はベタイン型の
化合物が好ましい。その具体的な化合物を下記に示すが
本発明はこれらの化合物に限定されるものではない。
−34 W 5 6 7 CH。
レシチン p+q=5 8 9 0 113 CH2CH,OH また、本発明における非イオン性界面活性剤は次の一般
式(W−I[)及び[:W−111)で表わされるソル
ビタンエステル系化合物である。
−股部〔W ■〕 式中、R,R’ 、R”、R3は水素原子、炭素原子8
以上のアルキル、アルケニル基を表わし、R,R’ 、
R”、R’は同じであっても異なっていてもよい。但し
同時に水素原子であることはない。
一般式(W−I[[) (シ1″12シ112U)、1F1 R4は炭素数8以上のアルキル、アルケニル基を表わし
、nは5〜100の正の整数を表わす。
以下に非イオン性界面活性剤の具体的な化合物を記載す
るが本発明はこれらに限定されるものではない。
W−42ソルビタンエステル R,、R2,R,=HR
=m o n o Cr7H33HL B 4. 3A
ltas  ”5pan80” W−43ソルビタンエステル R,、R2,R,=HR
=mOnOC+tH:++  HLB5.9Altas
   ”5pan62” W−44ソルビタンエステル R+、 Rz、’R4=
HR=monoC+tHzs  HLB4゜7Alta
s   ”5pan60°゛ W−45ソルビタンエステル R,、R,、R,=HR
=m o n o Cl5H31HL B 6. 7A
ltas   ”5pan40°” W−46ソルビタンエステル R1+ R2,R4=H
R=mOnOC++Hzs  HL88.6Altas
  ”5pan20°′ W−47ソルビタンエステル R1,RZ+ R4=H
R=m o n o Cl7H35HL B 3. 7
Altas   ”Ar1acel”CW−48ソルビ
タンエステル R,、R2,R,=HR=Tr 1c1
d(+s   HLB2.1Altas   ”5pa
n65” W−49ソルビタンエステル R,、R2,R,=HR
=Tr i C17H3S   HLB 1.8Alt
as   ”5pan85°“ W−50ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸
エステル   (n−15) W−50ポリオキシエチレンソルビタントリステアリン
酸エステル  (n=30) これらの界面活性剤は後述のカラー感材の構成要素に必
要な疎水性素材の分散剤として使用されるが、分散時に
添加使用してもよいが、分散後の塗布時等に分割添加使
用してもよい。
さらに上記の界面活性剤のほかに、カチオン性界面活性
剤などを使用することもできる。
本発明において使用されるアニオン性、両性及び非イオ
ン性界面活性剤は感材を構成する層のいづれにおいても
使用でき、使用する層を限定することはない。
好ましくは本発明に従う少な(とも1種のイオン性界面
活性剤と少なくとも1種の非イオン性界面活性剤とを含
有する層は非感光性層であることが好ましい。更に好ま
しくは、最上層である保護層を除く、すべての非感光性
層に含有することである。
更に、本発明では、上記本発明に従うイオン性界面活性
剤と非イオン性界面活性剤とを含有する層の他に、少な
くとも1種のイオン性界面活性剤を含有する層が少なく
とも1層存在することが好ましい。かかる層も特に限定
的ではないが、感光性層であることが好ましい。更に好
ましくは、感光性層のすべてに含有することである。
本発明において使用されるアニオン性、両性及び非イオ
ン性界面活性剤の使用量は感材1ボ当りアニオン性界面
活性剤は0.02〜1.0gであり、好ましくは0.0
5〜0.7gである。両性界面活性側は感材1rrf当
り0.002〜0.1gであり、好ましくは0.005
〜0.05gであり、非イオン性界面活性剤は00OO
5〜0,5g、好ましくは0.O1〜0.2gの範囲で
ある。
また、本発明のアニオン性、両性及び非イオン性界面活
性剤は同種の界面活性剤を2種以上混合して使用する場
合は如何なる混合割合であってもよいが、イオン性界面
活性剤、特にアニオン性界面活性剤と非イオン性界面活
性剤とを使用する場合は分散物の調製、調製後の安定製
などから非イオン性界面活性剤のHLB値(Hydro
phiteLipaphile Ba1ance)が、
2〜18の範囲で任意に単独又は複数種選択して使用す
ることができる。
本発明に従う高塩化銀感光材料で、少くとも1種のイオ
ン性界面活性剤と併用する非イオン性界面活性剤はHL
B値が5〜11の範囲から選択する事が好ましく、更に
6〜10の範囲が特に好ましい。
本発明に係る感光材料の感光層の、水洗処理及び/又は
安定化処理浴から成る最終浴での膨潤度は、乾燥負荷低
減のためには低いほど良いが、効率的水洗及び/又は安
定化処理のためには適度な膨潤が必要であり、1.5〜
4.0の範囲、好ましくは1.5〜3.2、更に好まし
くは1.5〜2.8の範囲であり、又、本発明に係る感
光材料の感光層、非感光性中間層又は保護層の、油溶性
成分とは分散用オイルの和と、バインダーとの重量比は
、高過ぎると軟膜で傷つき易く、その値が最も高い層で
あっても2.0以下、好ましくは1.6以下、更に好ま
しくは1.3以下であり、重層構成の場合すべての層が
、1.3以下であることが特に好ましい。
本発明の方法は、カラー現像液を使用する処理ならば、
いかなる処理工程にも適用できる。例えばカラーペーパ
ー、カラー反転ペーパー、カラーポジフィルム、カラー
ネガフィルム、カラー反転フィルム、カラー直接ポジ感
光材料等の処理に適用することができる。特にカラーペ
ーパー、カラー反転ペーパーなどプリント用感光材料へ
の適用が好ましい。
本発明に用いられる感光材料のハロゲン化銀カラー写真
感光材料に用いられるハロゲン化銀粒子は塩化銀を少な
くとも90モル%以上含有するハロゲン化銀粒子であり
、より好ましくは95モル%以上、さらに好ましくは9
8モル%以上含有するものである。
上記本発明のハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤
は、塩化銀の他にハロゲン化銀組成として臭化銀及び/
又は沃化銀を含むことができ、この場合、臭化銀は10
モル%以下、好ましくは5モル%以下、より好ましくは
2モル%以下であり、又沃化銀が存在するときは1モル
%以下、好ましくは0.5モル%以下である。このよう
な実質的に塩化銀からなるハロゲン化銀粒子は、少なく
とも1層のハロゲン化銀乳剤層に適用されればよいが好
ましくは全てのハロゲン化銀乳剤層に適用されることで
ある。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は内部と表層が異
なる相(コア/シェル粒子)をもっていても、接合構造
を有するような多相構造であってもあるいは粒子全体が
均一な相から成っていてもよい。またそれらが混在して
いてもよい。
本発明に使用するハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(
球状もしくは球に近い粒子の場合は粒子直径を、立方体
粒子の場合は、校長をそれぞれ粒子サイズとし投影面積
にもとづく平均であられす。
平均粒子の場合も球換算で表わす。)は、2μm以下で
0゜1μm以上が好ましいが、特に好ましいのは1.5
μm以下で0.15μm以上である。
粒子サイズ分布は狭くても広くてもいずれでもよいが、
ハロゲン化銀乳剤の粒度分布曲線に於る標準偏差値を平
均粒子サイズで割った値(変動率)が20%以内が好ま
しく、15%以内がより好ましく、特に好ましくは10
%以内のいわゆる単分散ハロゲン化銀乳剤を本発明に使
用することが好ましい。また感光材料が目標とする階調
を満足させるために、実質的に同一の感色性を有する乳
剤層において粒子サイズの異なる2種以上の単分散ハロ
ゲン化銀乳剤(単分散性としては前記の変動率をもった
ものが好ましい)を同一層に混合または別層に重層塗布
することができる。さらに2種以上の多分散ハロゲン化
銀乳剤あるいは単分散乳剤と多分散乳剤との組合わせを
混合あるいは重層して使用することができる。
本発明に使用するハロゲン化銀粒子の形は立方体、八面
体、該十二面体、十四面体の様な規則的(regula
r)な結晶体を有するものあるいはそれらの共存するも
のでもよく、また球状などのような変則的(irreg
u far)な結晶形をもつものでもよく、またこれら
の結晶形の複合形をもつものでもよい。
また平板状粒子でもよく、特に長さ/厚みの比の値が5
以上とくに8以上の平板粒子が、粒子の全投影面積の5
0%以上を占める乳剤を用いてもよい。これら種々の結
晶形の混合から成る乳剤であってもよい。これら各種の
乳剤は潜像を主として表面に形成する表面潜像型でも、
粒子内部に形成する内部潜像型のいずれでもよい。
本発明で用いられる写真乳剤は、リサーチ・ディスクロ
ージ+ −(RD) vol、 176  Item 
No、17643 (I、 I[、I[[)項(197
8年12月)に記載された方法を用いて調製することが
できる。
本発明に用いられる乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成
及び分光増感を行ったものを使用する。
このような工程で使用される添加側はリサーチ・ディス
クロージャー第176巻、No、 17643(197
8年12月)および同第187巻、No、 18716
 (1979年11月)に記載されており、その該当個
所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加側も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、後掲
の表に記載個所を示した。
1 化学増感剤 2 感度上昇剤 3 分光増感剤 4 強色増感剤 5増白剤 23頁 同上 23〜24頁 同上 24頁 648頁右欄 同上 648頁右欄〜 649頁右欄 7 カプラー 8 有機溶媒 9 光吸収剤、フ イルター染料 紫外線吸収剤 スティン防止側 色素画像安定剤 硬膜剤 バインダー 可塑剤、潤滑剤 25頁 25頁 25〜26頁 同上 25頁右欄 25頁 26頁 26頁 27頁 同上 同上 649頁右欄〜 650頁左欄 同上 650頁左〜右欄 同上 651頁左欄 同上 650頁右欄 本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
る。ここでカラーカプラーとは、芳香族第一級アミン現
像薬の酸化体とカップリング反応して色素を生成しうる
化合物をいう。有用なカラーカプラーの典型例には、ナ
フトールもしくはフェノール系化合物、ピラゾロンもし
くはピラゾロアゾール系化合物および開鎖もしくは複素
環のケトメチレン化合物がある。本発明で使用しうるこ
れらのシアン、マゼンタおよびイエローカプラーの具体
例はリサーチ・ディスクロージャー(RD)17643
 (1978年12月)■−D項および同18717 
(1979年11月)に引用された特許に記載されてい
る。
感光材料に内蔵するカラーカプラーは、パラスキ基を有
するかまたはポリマー化されることにより耐拡散性であ
ることが好ましい。カップリング活性位が水素原子の回
当量カラーカプラーよりも離脱基で置換された二当量カ
ラーカプラーの方が、塗布銀量が低減できる。発色色素
が適度の拡散性を有するようなカプラー、無呈色カプラ
ーまたはカップリング反応に伴って現像抑制剤を放出す
るDIRカプラーもしくは現像促進剤を放出するカプラ
ーもまた使用できる。
本発明に使用できるイエローカプラーとしては、オイル
プロテクト型のアシルアセトアミド系カプラーが代表例
として挙げられる。その具体例は、米国特許箱2,40
7,210号、同2,875゜057号および同3,2
65,506号などに記載されている。本発明には、二
当量イエローカプラーの使用が好ましく、米国特許箱3
. 408゜194号、同3,447,928号、同3
,933.501号および同4,022,620号など
に記載された酸素原子離脱型のイエローカプラーあるい
は特公昭55−10739号、米国特許箱4.401,
752号、同4,326.024号、RD18053 
(1979年4月)、英国特許筒1.425,020号
、西独出願公開第2.219917号、同2,261,
361号、同2329 587号および同2,433,
812号などに記載された窒素原子離脱型のイエローカ
プラーがその代表例として挙げられる。α−ピバロイル
アセトアニリド系カプラーは発色色素の堅牢性、特に光
堅牢性が優れており、一方、α−ヘンゾイルアセトアニ
リド系カプラーは高い発色濃度が得られる。
本発明に使用できるマゼンタカプラーとしては、オイル
プロテクト型の、インダシロン系もしくはシアノアセチ
ル系、好ましくは5−ピラゾロン系およびピラゾロトリ
アゾール類などピラゾロアゾール系のカプラーが挙げら
れる。5−ピラゾロン系カプラーは3−位がアリールア
ミン基もしくはアシルアミノ基で置換されたカプラーが
、発色色素の色相や発色濃度の観点で好ましく、その代
表例は、米国特許箱2,311,082号、同2゜34
3.703号、同2,600,788号、同第2,90
8,573号、同3,062.653号、同3,152
,896号および同3. 936゜015号などに記載
されている。二当量の5−ピラゾロン系カプラーの離脱
基として、米国特許箱4.310,619号に記載され
た窒素原子離脱基又は米国特許筒4,351,897号
に記載されたアリールチオ基が好ましい。また欧州特許
第73.636号に記載のパラスト基を有する5−ピラ
ゾロン系カプラーは高い発色濃度が得られる。
ピラゾロアゾール系カプラーとしては、米国特許筒3,
369,879号記載のビラヅロヘンズイミダゾール類
、好ましくは米国特許筒3.725.067号に記載さ
れたピラゾロ[5,1−c][1,2,4]  )リア
ゾール類、リサーチ・ディスクロージャー24220 
(1984年6月)に記載のピラゾロテトラゾール類お
よびリサーチ・ディスクロージャー24230 (19
84年6月)に記載のピラゾロピラゾール類が挙げられ
る。発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅牢性
の点で欧州特許第119.74.1号に記載のイミダゾ
[1,2−b]ピラゾール類は好ましくは欧州特許第1
19,860号に記載のピラゾロ[1゜5−b]  [
1,2,4]  )リアゾールは特に好ましい。
本発明に使用できるシアンカプラーとしては、オイルプ
ロテクト型のナフトール系およびフェノール系のカプラ
ーがあり、米国特許筒2,474゜293号に記載のナ
フトール系カプラー、好ましくは米国特許筒4. 05
2.212号、同4,146.396号、同4.228
,233号および同4,296,200号に記載された
酸素原子離脱型の二当量ナフトール系カプラーが代表例
として挙げられる。またフェノール系カプラーの具体例
は、米国特許筒2,369.929号、同2゜801.
171号、同2,772,162号、同2.895,8
26号などに記載されている。湿度および温度に対し堅
牢なシアンカプラーは、本発明で好ましく使用され、そ
の典型例を挙げると、米国特許筒3,772,002号
に記載されたフェノール核のメター位にエチル基以上の
アルキル基を有するフェノール系シアンカプラー、米国
特許筒2,772,162号、同3. 758. 30
8号、同4,126,396号、同4. 334゜01
1号、同4,327,173号、西独特許出願第3,3
29,729号および特開昭59−166956号など
に記載された2、5−ジアシルアミノ置換フェノール系
カプラーおよび米国特許筒3,446,622号、同4
,333,999号、同4,451.559号および同
4. 427゜767号などに記載された2−位にフェ
ニルウレイド基を有しかつ5−位にアシルアミノ基を有
するフェノール系カプラーなどである。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このような色素拡散性カ
プラーは、米国特許筒4366237号および英国特許
第2,125,570号にマゼンタカプラーの具体例が
、また欧州特許第96.570号および西独出願公開箱
3,234゜533号にはイエロー、マゼンタもしくは
シアンカプラーの具体例が記載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量体
以上の重合体を形成してもよい。ポリマー化された色素
形成カプラーの典型例は、米国特許筒3,451,82
0号および同第4,080゜211号に記載されている
。ポリマー化マゼンタカプラーの具体例は、英国特許第
2. 102. 173号および米国特許筒4,367
.282号に記載されている。
本発明に使用する各種のカプラーは、感光材料に必要と
される特性を満たすために、感光層の同一層に二種類以
上を併用することもできるし、また同一の化合物を異な
った二層以上に導入することもできる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料中に導入できる。水中油滴分散法に用いられ
る高沸点有機溶媒の例は米国特許筒2,322,027
号などに記載されている。
また、ポリマー分散法の1つとしてのラテックス分散法
の工程、効果、含浸用のラテックスの具体例は、米国特
許筒4,199,363号、西独特許出願(OLS)第
2,541,274号および同2,541,230号な
どに、有機溶媒可溶性ポリマーによる分散法については
PCT出願番号JP87100492号、特開昭64−
537号明細書に記載されている。
前述の水中油滴分散法に用いる有機溶媒としては、例え
ばフタール酸アルキルエステル(ジブチルフタレート、
ジオクチルフタレートなど)、リン酸エステル(ジフェ
ニルフォスフェート、トリフェニルフォスフェート、ト
リクレジルフォスフェート、ジオクチルブチルフォスフ
ェート)、クエン酸エステル(例えばアセチルクエン酸
トリブチル)、安息香酸エステル(例えば安息香酸オク
チル)、アルキルアミド(例えばジエチルラウリルアミ
ド)、脂肪酸エステル類(例えばジブトキシエチルサク
シネート、ジエチルアゼレート)、トリメシン酸エステ
ル類(例えばトリメシン酸トリブチル)など、又は沸点
約30°C〜150°Cの有機溶媒、例えば酢酸エチル
、酢酸ブチルの如き低級アルキルアセテート、プロピオ
ン酸エチル、2級ブチルアルコール、メチルイソブチル
ケトン、β−エトキシエチルアセテート、メチルセロソ
ルブアセテート等を併用してもよい。
カラーカプラーの標準的な使用量は、感光性ハロゲン化
銀の1モルあたり0.001ないし1モルの範囲であり
、好ましくはイエローカプラーでは0.01ないし0.
5モル、マゼンタカプラーでは0.003ないし0. 
3モル、またシアンカプラーでは0.002ないし0.
3モルである。
本発明に用いられる写真感光材料は通常用いられている
プラスチックフィルム(硝酸セルロース、酢酸セルロー
ス、ポリエチレンテレフタレートナドなど)、紙などの
可撓性支持体またはガラス、などの剛性の支持体に塗布
される。支持体及び塗布方法については、詳しくはリサ
ーチ・ディスクローン+−1フ6巻、Item  17
643XV項(P、 27) X■項(p、28)(1
978年12月号)に記載されている。
本発明においては、反射支持体が好ましく用いられる。
「反射支持体」は、反射性を高めてハロゲン化銀乳剤層
に形成された色素画像を鮮明にするものであり、このよ
うな反射支持体には、支持体上に酸化チタン、酸化亜鉛
、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム等の光反射物質を分
散含有する疎水性樹脂を被覆したものや光反射性物質を
分散含有する疎水性樹脂を支持体として用いたものが含
まれる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例としては3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
=(3ヒドロキシプロピル)アニリン、3−メチル4−
アミノ−N、N−ジエチルアニリン、3−メチル−4−
アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニリ
ン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−メ
タンスルホンアミドエチルアニリン、3−メチル−4−
アミノ−N−エチル−N−β−メトキシエチルアニリン
及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしくはp−トルエンスフ
レホン酸塩が挙げられる。これらの化合物は目的に応じ
2種以上併用することができる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もくし
はリン酸塩のようなpH緩衛剤、臭化物塩、沃化物塩、
ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類もしくはメ
ルカプト化合物のような現像抑制剤またはカブリ防止剤
などを含むのが一般的である。また必要に応じて、ヒド
ロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、亜硫酸
塩ヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、トリエタ
ノールアミン、カテコールスルホン酸類、トリエチレン
ジアミン(1,4−ジアザビシクロ[2゜2.2]オク
タン)類の如き各種保恒剤、エチレングリコール、ジエ
チレングリコールのような有機溶媒、ベンジルアルコー
ル、ポリエチレングリコール、°四級アンモニウム塩、
アミン類のような現像促進側、色素形成カプラー、競争
カプラーナトリウムポロンハイドライドのようなカブラ
セ剤、1−フェニル−3−ピラゾリドンのような補助現
像主薬、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸、アミノポ
リホスホン酸、アルキルホスホス酸、ホスホノカルボン
酸に代表されるような各種キレート剤、例えば、エチレ
ンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリア
ミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキ
シエチルイミノジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1
,1ジホスホン酸、ニトリロ−N、 N、 N−トリメ
チレンホスホン酸、エチレンジアミン−N、N。
N’ 、−N’テトラメチレンホスホスン酸、エチレン
ジアミソージ(0−ヒドロキシフェニル酢酸)及びそれ
らの塩を代表例として上げることができる。
これらの発色現像液のpHは9〜12であることが一般
的である。またこれらの現像液の補充量は、処理するカ
ラー写真感光材料にもよるが、−般に感光材料1平方メ
ートル当たり31以下でああり、補充液中の臭化物イオ
ン濃度を低減させておくことにより500m4以下にす
ることもできる。補充量を提言する場合には処理槽の空
気との接触面積を小さくすることによって液の蒸発、空
気酸化を防止することことが好ましい。また現像液中の
臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用いることにより補
充量を低減することもできる。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速
化を図るため、漂白定着処漂白定着処理する方法でもよ
い。さらに二種の連続した漂白定着浴で処理すること、
漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定着処
理後漂白定着することも目的に応じ任意に実施できる。
漂白剤としては、例えば鉄(■)、コバル)(I[[)
、クロム(■)、銅(II)などの多価金属の化合物、
過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられる。
代表的漂白剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩
;°鉄(I[[)もしくはコバルl−(I[[)の有機
錯塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリ
アミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチル
イミノニ酢酸、1. 3−ジアミノプロパン四酢酸、グ
リコールエーテルアミン四酢酸、などのアミノポリカル
ボン酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯
塩;過硫酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩;ニトロベン
ゼン類などを用いることができる。これらのうちエチレ
ンジアミン四酢酸鉄(I[[)錯塩を始めとするアミノ
ポリカルボン酸鉄(II)錯塩及び過硫酸塩は迅速処理
と環境汚染防止の観点から好ましい。さらにアミノポリ
カルボン酸鉄(III)錯塩は漂白液においても、漂白
定着液においても特に有用である。これらのアミノポリ
カルボン酸鉄(In)錯塩を用いた漂白液又は漂白定着
液のpHは通常5.5〜8であるが、処理の迅速化のた
めに、さらに低いpHで処理することもできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる;米国特許第3,893.858号、西独特許第1
.290,812号、特開昭53−95.630号、リ
サーチ・ディスクロージャー隘17,129号(197
8年7月)などに記載のメルカプト基またはジスルフィ
ド結合を有する化合物;特開昭50−140.129号
に記載のチアプリジン誘導体、米国特許第3. 706
. 561号に記載の千オ尿素誘導体、特開昭58−1
6.235号に記載の沃化物塩;西独特許第2゜748
.430号に記載のポリオキシエチレン化合物類;特公
昭45−8836号に記載のポリアミン化合物;臭化物
イオン等が使用できる。なかでもメルカプト基またはジ
スルフィド基を有する化合物が促進効果が大きい観点で
好ましく、特に米国特許第3,893.858号、西独
特許第1゜290.812号、特開昭53−95,63
0号に記載の化合物が好ましい。更に、米国特許第4゜
552.834号に記載の化合物も好ましい。これらの
漂白促進剤は感材中に添加してもよい。撮影用のカラー
感光材料を漂白定着するときにこれらの漂白促進剤は特
に有効である。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等をあげる
ことができるが、チオ硫酸塩の使用が一般的であり、特
にチオ硫酸塩アンモニウムがもつもと広範に使用できる
。漂白定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩、重亜硫酸塩
、スルフィン酸類あるいはカルボニル重亜硫酸付加物が
好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水洗
タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他
種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多
段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jo
urnalof the 5ociety of Mo
tion Picture and Te1evisi
onεngineers  第64巻、p、  248
−253 (1955年5月号)に記載の方法で、求め
ることができる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の増
加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光
材料に付着する等の問題が生じる。本発明のカラー感光
材料の処理において、このような問題の解決策として、
特開昭62−288838号に記載のカルシウムイオン
、マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて有効に
用いることができる。また、イソチアゾロン化合物やサ
イアベンダゾール類、塩素化イソシアヌール酸ナトリウ
ム等の塩素系殺菌剤、その他ベンゾトリアゾール等、堀
口博著「防菌防黴剤の化学」、衛生技術金線「微生物の
滅菌、殺菌、防黴技術」、日本防菌微学余線「防菌防黴
剤事典」に記載の殺菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4〜
9であり、好ましくは5〜8である。更に、本発明の感
光材料は、上記水洗に代り、直接安定液に°よって処理
することもできる。このような安定化処理においては、
特開昭57−8,543号、同58−14,834号、
同60−220゜345号に記載の公知の方法はすべて
用いることができる。
又、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合も
あり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴と
して使用される、ホルマリンと界面活性剤を含有する安
定浴を挙げることができる。
この安定浴にも各種キレート剤や防黴剤を加えることも
できる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等地の工程において再利用することもでき
る。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の筒略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い。内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい。例えば米国特許第3,342,59
7号記載のインドアニリン系化合物、同第3,342.
599号、リサーチ・ディスクロージャー14,850
号及び同15,159号記載のシッフ塩基型化合物、同
13.924号記載のアクドール化合物、米国特許第3
.719,492号記載の金属塩錯体、特開昭53−1
35,628号記載のウレタン系化合物を挙げることが
できる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1フェニル−3−
ピラゾリドン類を内蔵しても良い。典型的な化合物は特
開昭56−64,339号、同57−14.4547号
、および同58−115.438号等に記載されている
本発明における各種処理液は10℃〜50°Cにおいて
使用される。通常は33°C〜45°Cの温度が標準的
である。また、感光材料の節銀のために西独特許第2,
226,770号または米国特許第3,674,499
号に記載のコバルト補力もしくは過酸化水素補力を用い
た処理を行ってもよい。
〔実施例〕
以下、゛本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに
詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定
されるものではない。
実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体の上に以下
に示す層構成の多層カラー印画紙を作製した。塗布液を
下記のようにして調製した。
第−層塗布液調製 イエローカプラー(ExY)19.1gおよび色像安定
剤(Cpd−1)4.4gおよび色像安定剤(cpa−
7)0.7gに酢酸エチル27゜2ccおよび溶媒(S
o Iv−1)8.2gを加え溶解し、この溶液を第1
表に従って界面活性剤を含む10%ゼラチン水溶液18
5ccに乳化分散させた。一方塩臭化銀乳剤(立方体、
平均粒子サイズ0.88μmのものと0.70.czm
のものと3=7混合物(iIモル比)。粒子サイズ分布
の変動係数は0.08と0.10、各乳剤とも臭化銀0
゜2モル%粒子表面に局在含有)に下記に示す前悪性増
感色素を銀1モル当り大サイズ乳剤に対しては、それぞ
れ2.0XIO−’モル加え、また小サイズ乳剤に対し
ては、それぞれ2.5X10−’モル加えた後に硫黄増
感を施したものを調製した。
前記の乳化分散物とこの乳剤とを混合溶解し、以下に示
す組成となるように第一塗布液を調製した。
第二層から第七要用の塗布液も第−層塗布液と同様の方
法で調製した。各層のゼラチン硬化剤としては、1−オ
キシ−3,5−ジクロロ−3−トリアジンナトリウム塩
を用いた。
各層の分光増感色素としては下記のものを用いた。
青感性乳剤層 (ハロゲン化銀1モル当り、大サイズ乳剤に対しては各
々2.0XIO−’モル、また小サイズ乳剤に対しては
各々2.5X10−’モル)緑感性乳剤層 (ハロゲン化銀1モル当たり、大サイズ乳剤に対しては
、4.0XIO−’モル、小サイズ乳剤に対しては5.
6X10−’モル)および(ハロゲン化銀1モル当たり
、大サイズ乳剤に対しては7.0XIO−5モル、また
小サイズに対しては1.0XIQ−Sモル) 赤感性乳剤層 (ハロゲン化銀1モル当たり、大サイズ乳剤に対しては
0.9X10−’モル、また小サイズに対しては1.l
Xl0−’モル) 赤感性乳剤層に対しては、下記の化合物をハロゲン化銀
1モル当たり2.6X10−’モル添加した。
また青感性乳剤層、緑感性乳剤層、赤感性乳剤層に対し
、■−(5−メチルウレイドフェニル)−5−メルカプ
トテトラゾールをそれぞれハロゲン化銀1モル当たり8
.5X10−’モル、7.7X 10−’−E/I/、
2.5X10 ’モル添加した。
また、青感性乳剤層と緑感性乳剤層に対し、4−ヒドロ
キシ−6−メチル−1,3,3a、フテトラザインデン
をそれぞれハロゲン化銀1モル当たり、lXl0−’モ
ルと2X10−’モル添加した。
イラジェーション防止のために乳剤層に下記の染料を添
加した。
および (層構成) 以下に各層の組成を示す。数字は塗布量(g/ボ)を表
す、ハロゲン化銀乳剤は銀換算塗布量を表す。
支持体 ポリエチレンラミネート紙 〔第一層側のポリエチレンに白色顔料(TiOz)と青
味染料(群青)を含む〕 第−層(青感層) 前記塩臭化銀乳剤         0.30ゼラチン
            1.86イエローカプラー(
ExY)      0.82色像安定剤(Cpd−1
)      0.19f@ 媒 (So  夏 V−
1)             0. 35色像安定剤
(Cpd−7)      o、06第二層(混色防止
層) ゼラチン             0.99混色防止
剤(Cpd−5)      0.08溶媒(Solv
−1)        0.16溶媒(Solv−4)
        0.08第五層(緑感層) 塩臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サイズ0.55μmの
ものと、0.39μmのものとの1:3混合物(Agモ
ル比)。粒子サイズ分布の変動係数は0.10と0.0
8、各乳剤ともAgBr0,8モル%を粒子表面に局在
含有させた)             0.12ゼラ
チン             1.24マゼンタカプ
ラー(ExM)      0.20色像安定剤(Cp
 d−2)       0. 03色像安定剤(Cp
 d−3)       0. 15色像安定剤(Cp
d−4)       0.02色像安定剤(Cpd−
9)      0.02溶媒(Solv−2)   
     0.40第四層(紫外線吸収層) ゼラチン             1.58紫外線吸
収剤(UV−1)       0.47混色防止剤 
(Cp d−5)     0. 05溶媒(Solv
−5)         0.24第五層(°赤感層) 塩臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サイズ0.58μmの
ものと、0.45μmのものとの1:4混合物(Agモ
ル比)。粒子サイズ分布の変動係数は0.09と0.1
1、各乳剤ともAgBr0.6モル%を粒子表面の一部
に局在含有させた)           0.23ゼ
ラチン シアンカプラー(ExC) 色像安定剤 (Cpd−6) 色像安定剤 (Cpd−7) 色像安定剤 (Cpd−8) 溶媒(Solv−6) 第六層(紫外線吸収層) ゼラチン 紫外線吸収剤(UV−1) 混色防止剤 (Cpd−5) 溶媒(Solv−5) 第七層(保護層) ゼラチン ポリビニルアルコールのアクリル 変性共重合体(変性度17%) 流動パラフィン 1.33 0、17 (ExY) イエローカプラー との1: 1混合物(モル比) (ExM)マゼンタカプラー との1=1混合吻(モル比) (ExC) シアンカプラー Cz Hs と 4H9 と の各々重量で2:4 =4の混合物 (Cpd−1)色像安定剤 (Cpd−2)色像安定剤 (Cpd 3)色像安定剤 (Cpd−4)色像安定剤 (Cpd−5)混色防止剤 (Cpd−6)色像安定剤 の 2:4:4 混合物(重量比) (Cpd−7)色像安定剤 −(−CH2−CH−+−V− CONHC,H9(n) 平均分子量 60゜ 00 (Cpd−8)色像安定剤 (Cp、d−9)色像安定剤 (UV−1)紫外線吸収剤 の 4:2:4混合物(重量比) (Solv−1)溶媒 (Solv 2)溶 媒 (Solv−4)溶 媒 (Solv 5)溶媒 C00CaH1? (CHz)s COOC,H,? (Solv 6)溶媒 以上のようにして作成した試料を試料番号01とする 更に、第1表に従い用いる界面活性剤の種類及び量を変
えた以外は試料01と同様にして試料02〜10を作製
した。
尚、第1表における界面活性剤の種類は前記界面活性剤
の化合物番号で示した。
この時、分散物調製時には、分散時の撹拌等については
十分な配慮をし、分散物の粒子サイズ等は合せた。
このようにして作成した各々の試料に感光針(富士写真
フィルム株式会社FWH型、光源の色温度3200”K
)を使用し、センシトメトリー用3色分解の階調露光を
与えた。この時の露光は0.1秒の露光時間で250 
CMSの露光量になるように行った。
露光の終了した試料は、下記処理工程及び処理液組成の
液を使用して処理した。
処理時間   門−度   片−間 カラー現像   40°C15秒 漂白定着    40°C10秒 水   洗   40°C10秒 安   定   40°C10秒 スクイズ   室 温 乾  燥    55°C18秒 善処理液の組成は以下の通りである。
左立二男慄液           えZ文液水   
              800mf!エチレンジ
アミンーN、 N、 N’ 。
N′−テトラメチレンホスホン酸 1.5g臭化カリウ
ム         0.015gトリエタノールアミ
ン        8.0g塩化ナトリウム     
      1.4g炭酸カリウム 4−アミノ−3−メチル−N− エチル−N−(3−ヒドロキ シプロピル)アニリン・2・ P−1−ルエンスルホン酸 ジエチルヒドロキシルアミン (80%水溶液) 蛍光増白剤(WHITEX4B 5 2mmof 4.5g 水を加えて pH(25°C) 1000m42 10.05 渠亘定看液(タンク液と補充液は同じ)水      
             400mj!千オ硫酸アン
モニウム       100g亜硫酸ナトリウム  
        17gエチレンジアミン四酢酸鉄 (I[[)アンモニウム         55gエチ
レンジアミン四酢酸二 ナトリウム            5g臭化アンモニ
ウム 水を加えて pH(25°C) 40g 1000m1 6.0 水道水 安定液 5−クロロ−2−メチル−4= イソチアゾリン−3−オン   0.02g2−メチル
−4−イソチアゾリン 3−オン          0.01gヒドロキシエ
チリデン−1,1 ジボスホン酸(60%水溶液)   12g水を加えて
          1000rrlpH(25°C)
         4.0〜7.0除液処理は感光材料
搬送路を介して、千鳥配置された7個の吸水性ローラー
によるスクイズ処理とし、乾燥工程は、特開平1−29
6143号公報に記載の乾燥装置(乾燥方式A)を使用
した。
カラー現像、漂白定着、水洗、安定化の湿式浴処理時間
は4工程を一体として乾燥工程とは独立して、搬送速度
で変化させた。従って第2表に示す比較例5及び6は、
湿式浴処理時間を実施例1の2倍(発色現像時間30秒
及びBS工程時間60秒)とし、比較例7は実施例1の
3倍(発色現像時間45秒及びBS工程時間90秒)と
したことを意味する。
全工程(全処理)時間は、上記湿式浴処理時間と乾燥時
間(18秒)との合計時間として求めた。
各試料における感材の乾燥膜厚は約9μm、又油溶成分
と分散用オイルの和とバインダーとの重量比は第1層か
ら第7層までそれぞれ0.76.0.32.0.66.
0.48.0.81.0゜49.0.02である。また
、該感材の本実施例における安定浴中での膨潤度は2.
0であった。
処理済感光材料は、処理直後及び60°C70%RHで
1か月経時後に、それぞれの試料につき白地部のイエロ
ー反射濃度Dmi n”を測定し、経時後の値から処理
直後の値を差引いて濃度の増分をDmi n”として第
2表に示した。
評価 ・視覚的濃度むら 高能登発色部での濃度むらを肉眼で評価◎:全く発生な
しく実用上問題のないレベル) ○:ごくわずかに発生(実用上許容範囲内)Δ:部分的
に発生  (実用上許容範囲外)×:かなり強く発生 
() ××:はぼ全面に発生 () ・経時スティンの評価 60°C70%1ケ月経時のイエロー反射濃度Dmi 
n”の、処理直後の値との濃度差で表示 第2表から、本発明により本発明に従う如き超迅速処理
及び迅速乾燥で、かつ経時スティンが低く、視覚的濃度
むらの生じない良好なカラー感光材料が得られることが
わかる。
更に比較例5〜7から上記の如き経時スティンや視覚的
濃度むらの問題は、BS工程時間が60秒以上、更に全
工程時間が100秒以上となると生じず、この程度の迅
速処理では本発明の試料01と本発明以外の試料08と
の間に差が生じないことが判る。
(発明の効果) ハロゲン化銀カラー感光材料の処理によれば、迅速処理
および迅速乾燥を達成し、かつ経時スティンが低く抑え
られ、更に、視覚的濃度むらの生じない優れた高品質の
製品が得られる。
手続補正書 平成2年6月ノθ日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化銀カラー写真感光材料を搬送して発色
    現像処理、漂白定着処理、水洗及び/又は安定化処理、
    次いで乾燥処理する方法において、該感光材料が支持体
    上に90モル%以上の塩化銀を含有することから成るハ
    ロゲン化銀乳剤層を少なくとも1層含有し、かつ感光性
    層および非感光性層のうちの少なくとも1層がイオン性
    界面活性剤の少なくとも1種と非イオン性界面活性剤の
    少なくとも1種とを含有し、さらに該漂白定着処理から
    該水洗又は安定化浴から成る最終浴処理までの処理時間
    が20〜50秒であり、かつ該発色現像処理から乾燥処
    理までの全処理時間が100秒以下であることを特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
  2. (2)該感光材料において、イオン性界面活性剤の少な
    くとも1種と非イオン性界面活性剤の少なくとも1種と
    を含有する層以外の感光性層及び非感光性層のうちの少
    なくとも1層が、イオン性界面活性剤の少なくとも1種
    を含有することを特徴とする請求項(1)記載の処理方
    法。
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