JPH03249208A - 生分解性繊維 - Google Patents

生分解性繊維

Info

Publication number
JPH03249208A
JPH03249208A JP4876090A JP4876090A JPH03249208A JP H03249208 A JPH03249208 A JP H03249208A JP 4876090 A JP4876090 A JP 4876090A JP 4876090 A JP4876090 A JP 4876090A JP H03249208 A JPH03249208 A JP H03249208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
starch
pva
fibers
spinning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4876090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Hayashi
政彦 林
Fujio Ueda
上田 富士男
Masaharu Mizuno
正春 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP4876090A priority Critical patent/JPH03249208A/ja
Publication of JPH03249208A publication Critical patent/JPH03249208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は生分解性繊維、特にロープ、紐、テグスおよび
漁網等を使用し、それが屋外に放棄された時、時間の経
過とともに生分解して環境汚染を誘起しないような新規
繊維に関する。
[従来技術] 今日、廃棄物による環境汚染が深刻な問題になっている
。廃棄物とはいっても、缶類、瓶類、プラスチック成型
物、フィルム、漁網、テグス、ロープ等多種である。中
でも、ロープ、紐、テグスおよび漁網等の合成繊維製品
は、使用後そのまま海浜、海中等に放棄されると、その
場の美観を損ねるのみならず、小鳥や海洋生物あるいは
潜水する人間を絡めたり、船のスクリュウに絡まったり
する等、新たな問題が生起していた。
これら従来の合成繊維製品は、丈夫で、何年経っても分
解しない。このことが環境汚染を拡大し、問題を一層深
刻にしてきた。これらの問題を解消するためには、上記
合成繊維製品の使用後、ある期間がすぎると自然に崩壊
し、環境汚染的に無害化する、即ち生分解性繊維の出現
が必要となり、このような新規繊維の開発が、当技術分
野での早期に解決すべき課題となっていた。
ところで、澱粉類と繊維形成性ポリマーきの混合紡糸は
、例えば特公昭60−18353号公報により、セルロ
ースと澱粉混合物のアルカリ溶液を湿式紡糸することが
開示されている。しかしながら、この方法によって得ら
れた繊維は、セルロース繊維に一層の吸水性付与を目的
としたものであって、引張強度が高々2g/d程度にす
ぎず、強度的な面で9例えばロープ、紐、テグスおよび
漁網等の産業用途には適さなかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、繊維製品の使用後、ある期間がすぎる
と自然に崩壊し、環境汚染的に無害化するような新規繊
維を提供することにある。また他の課題は、例えばロー
プ、紐、テグスおよび漁網等の繊維資材用繊維として、
環境汚染的に無害化するような生分解性繊維を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の上記課題は、澱粉とポリビニルアルコール系重
合体(以下、PVA系ポリマーと略記)からなる生分解
性繊維によって解決することができる。
すなわち、本発明の生分解性繊維において、PVA系ポ
リマとは、ケン化度が好ましくは98モル%以上、さら
に好ましくは99.0モル%以上の高ケン化PVA系ポ
リマーを用いる。また該PVA系ポリマーの重合度は好
ましくは1000以上、より好ましくは1500以上で
ある。このポリマー重合度が1000未満では例えば産
業資材繊維として充分適する強度的性質が得難くなる。
また必要により耐水性を向上させるためにエチレン等を
共重合したPVA系ポリマーも使用できる。
また澱粉とは、原料によって含有されるアミロース、ア
ミロペクチン等の組成が幾分異なるが、馬鈴薯澱粉、ト
ウモロコシ澱粉、小麦澱粉、タピオカ、含ろうメイズ等
が例示できる。
上記PVA系ポリマーと澱粉との混合割合は、澱粉量が
全繊維中、好ましくは15重量%〜70重量%、より好
ましくは20重量%〜6o重量%である。このような澱
粉量は所望する生分解期間との関連で適宜決定すればよ
いが、この範囲量のとき、生分解が起こり易く、また強
度的性質も充分高度な繊維が得られ易い。
さらに上記PVA系ポリマーおよび澱粉からなる本発明
繊維は、引張強度が好ましくは3g/d以上、より好ま
しくは4g/d以上、−層好ましくは、5g/a以上で
ある。引張強度が3g/dに達しないと、例えば産業資
材用繊維としては強度的に不十分な場合がある。
なお、本発明繊維は生分解を助長するために、例えばベ
ンゾイルパーオキサイド、ラウリルパーオキサイド、ク
メンヒドロパーオキサイド、j−ブチルパーオキサイド
等の有機過酸化物、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム
、過硫酸アンモニウム等の無機系酸化剤、あるいはベン
ゾフェノン、金属錯体、芳香族ケトン等のの光増感剤あ
るいはビニルケトンを主成分とする光分解性高分子化合
物類を少量添加することができる。また本発明繊維の耐
水性を付与するために、澱粉の一部をポリアクリルニト
リル、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン等でグラフト重合
することも好ましい技術である。
次に、本発明繊維の製造例について説明する。
本発明繊維は、PVA系ポリマと澱粉を水、あるいは有
機溶媒、たとえばジメチルスルホキシド(以下DMSO
と略記)に溶解せしめた紡糸原液を、乾式紡糸、湿式紡
糸1乾湿式紡糸およびゲル紡糸等により、得ることがで
きる。中でも繊維の微密構造を得やすい乾湿式紡糸法が
望ましい。
ここで、特に好ましい紡糸法である乾湿式紡糸法による
本発明繊維の製造法について説明する。
先ず、澱粉(例えば、トウモロコシ澱粉)とPVA系ポ
リマー(ケン化度99.5モル%以上、重合度1000
以上)を重量比率が、好ましくは15/85〜70/3
0になるようにDMSOに分散させ、加熱溶解して紡糸
原液を調製する。このとき紡糸原液は水素イオン濃度(
PH)を5〜8の範囲とし、この値に調整するため少量
の蓚酸等を添加するのが普通である。PHが5以下であ
ると澱粉のエーテル結合の分解切断がおきやすく、また
PHが8以上になると紡糸原液が著しく着色する傾向が
ある。
ここで、DMSO中のポリマー濃度(PVA系ポリマー
と澱粉相当分)は好ましくは5〜50重量%、より好ま
しくは10〜40重量%である。
もちろん、ポリマー濃度はPVAと澱粉のブレンド比率
、使用するPVA系ポリマーの重合度等によって異なる
が、−船釣には紡糸原液の溶液粘度が100〜2000
ポイズ(a t 100’C)になるように調整するの
が望ましい。
このようにして得られた紡糸原液は、乾湿式紡糸する。
すなわち紡糸口金より吐出した糸条を一旦空気雰囲気を
介して、メタノール、エタノール等の凝固浴に導き凝固
せしめる。凝固した糸条は、脱溶媒の後、二連ローラに
より冷延伸を施した後、さらに加熱筒を通して高倍率に
乾熱延伸する。
このようにして得られた繊維糸条は強度が3g/d以上
という好ましい強度を有し、かつ微生物によって分解さ
れやすい性質があり、最終的には実質的に自然消滅する
全くの新規繊維といえるのである。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
なお、本例中、繊維の引張強度および強力保持率は次の
方法に従って求めた。
引張強度および強力保持率 試料繊維を予め20℃、65%の相対湿度下で24時間
調湿し、繊維紙長20−1引取速度100 mm / 
m i nの条件で引張試験機を用いて引張強度(A、
g/d)を測定した。
一方、試料を土中に埋没させ、経時的に繊維の引張強度
(B 、  g / d )を上記と同様な条件下で調
理後測定し、次式により繊維の強力保持率を求めた。
強力保持率(%) = −X 100 また本例中の部は重量部である。
実施例I DMS080部にPH調製剤として蓚酸0,028部を
溶解した後、トウモロコシ澱粉10部、重合度3000
の完全ケン化PVAl0部、(澱粉/PvAの重量比率
、50150)を分散させ、さらに窒素を通じながら、
80℃に加温して溶解した。この時、得られた紡糸原液
の粘度は240ポイズ(atloo℃)であった。この
紡糸原液を100℃に保温し、口金(口径、0.12m
m、孔数50)を用いて紡糸した。紡糸した糸条は5〜
20mmの空気雰囲気を介して、メタノール浴中に導入
して凝固せしめた。ここで得られた未延伸糸条を、メタ
ノール洗浄して、次いで、二連ローラにより、3.0倍
に冷延伸を行い、さらに、240℃の加熱筒において、
4,0倍に延伸を施した。このようにして得られた繊維
の単糸繊度は3゜4d、引張強度6.4g/d、伸度4
.8%であった。これらの澱粉−PVA繊維をステンレ
ス枠に巻き土中10QII下に埋没させて、繊維の強力
保持率による半年、1年、1年半にわたる分解挙動を調
査したところ、99.7%、54.3%、8゜2%と分
解による、顕著な繊維強度の低下が起こった。
実施例2 DMS085部に修酸(PH調製剤)0.03部を溶解
した後、トウモロコシ澱粉3部、重合度3000ノ完全
ケン化PVA12部、(澱粉/PVAの重量比率、20
/80)を分散させ、さらに窒素を通じながら、80℃
に加温して溶解した。
この時、得られた紡糸原液の粘度は220ポイズ(at
loo℃)であった。この紡糸原液を100℃に保温し
、口金(口径、0.12mm、孔数50)を用いて紡糸
した。紡糸した糸条は5〜2〇−の空気雰囲気を介して
、メタノール洛中に導入して凝固せしめた。ここで得ら
れた未延伸糸条を、メタノール洗浄して、次いで、二連
ローラにより、3.0倍に冷延伸を行い、さらに、24
0℃の加熱筒において、5.0倍に延伸を施した。この
ようにして得られた繊維の単糸繊度は3.3d、引張強
度8.7g/d、伸度4.6%であった。これらの澱粉
−PVA繊維をステンレス枠に巻き土中10an下に埋
没させて、繊維の強力保持率による半年、1年、1年半
にわたる分解挙動を調査したところ、99.8%、99
.6%、78.2%と分解による繊維強度の低下が起こ
った。
実施例3 DMSO77部に修酸(PH調製剤)0.027部を溶
解した後、トウモロコシ澱粉16.1部、重合度300
0の完全ケン化PVA6.9部、(澱粉/PVAの重量
比率、70/30)を分散させ、さらに窒素を通じなが
ら、80℃に加温して溶解した。この時、得られた紡糸
原液の粘度は300ボイズ(at100℃)であった。
この紡糸原液を100℃に保温し、口金(口径、0.1
2■、孔数50)を用いて紡糸した。紡糸した糸条は5
〜20mmの空気雰囲気を介して、メタノール洛中に導
入して凝固せしめた。ここで得られた未延伸糸条を、メ
タノール洗浄して、次いで、二連ローラにより、2.0
倍に冷延伸を行い、さらに、240℃の加熱筒において
、2.0倍に延伸を施した。このようにして得られた繊
維の単糸繊度は5.3d、引張強度3.2g/d、伸度
8゜6%であった。これらの澱粉−PVA繊維をステン
レス枠に巻き土中10an下に埋没させて、繊維の強力
保持率による半年、1年、1年半にわたる分解挙動を調
査したところ、53.2%、29゜6%、8.1%と分
解による、著しい繊維強度の低下が起こった。
[発明の効果コ 本発明繊維は、繊維製品の使用後、ある期間がすぎると
自然に崩壊するような機能を有する。従って、この繊維
製品を使捨てた際にも環境汚染の拡大を防止することが
できる。
このため特にロー プ、 紐、 テグスおよび漁網等の繊維資材用繊維として有用である

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)澱粉とポリビニルアルコール系重合体からなる生
    分解性繊維。
  2. (2)繊維強度が3g/d以上である請求項(1)記載
    の生分解性繊維。
JP4876090A 1990-02-27 1990-02-27 生分解性繊維 Pending JPH03249208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4876090A JPH03249208A (ja) 1990-02-27 1990-02-27 生分解性繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4876090A JPH03249208A (ja) 1990-02-27 1990-02-27 生分解性繊維

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03249208A true JPH03249208A (ja) 1991-11-07

Family

ID=12812239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4876090A Pending JPH03249208A (ja) 1990-02-27 1990-02-27 生分解性繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03249208A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5264030A (en) * 1991-04-16 1993-11-23 Nittetsu Mining Co., Ltd. Filler for degradable plastics and process for producing the same
WO1996025538A1 (en) * 1995-02-14 1996-08-22 Chisso Corporation Biodegradable fiber and nonwoven fabric
KR20050005187A (ko) * 2003-07-07 2005-01-13 이진국 인공어초를 겸용할 수 있는 통발
US7947766B2 (en) 2003-06-06 2011-05-24 The Procter & Gamble Company Crosslinking systems for hydroxyl polymers
US9017586B2 (en) 2004-04-29 2015-04-28 The Procter & Gamble Company Polymeric structures and method for making same
WO2023276402A1 (ja) 2021-06-29 2023-01-05 株式会社クラレ 澱粉組成物及び成形体

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5264030A (en) * 1991-04-16 1993-11-23 Nittetsu Mining Co., Ltd. Filler for degradable plastics and process for producing the same
WO1996025538A1 (en) * 1995-02-14 1996-08-22 Chisso Corporation Biodegradable fiber and nonwoven fabric
US6045908A (en) * 1995-02-14 2000-04-04 Chisso Corporation Biodegradable fiber and non-woven fabric
US8617303B2 (en) 2003-06-06 2013-12-31 The Procter & Gamble Company Crosslinking systems for hydroxyl polymers
US7947766B2 (en) 2003-06-06 2011-05-24 The Procter & Gamble Company Crosslinking systems for hydroxyl polymers
US7960453B2 (en) 2003-06-06 2011-06-14 The Procter & Gamble Company Crosslinking systems for hydroxyl polymers
US8088843B2 (en) 2003-06-06 2012-01-03 The Procter & Gamble Company Crosslinking systems for hydroxyl polymers
US8129449B2 (en) 2003-06-06 2012-03-06 The Procter & Gabmle Company Crosslinking systems for hydroxyl polymers
US8357237B2 (en) 2003-06-06 2013-01-22 The Procter & Gamble Company Crosslinking systems for hydroxyl polymers
US9340657B2 (en) 2003-06-06 2016-05-17 The Procter & Gamble Company Crosslinking systems for hydroxyl polymers
KR20050005187A (ko) * 2003-07-07 2005-01-13 이진국 인공어초를 겸용할 수 있는 통발
US9017586B2 (en) 2004-04-29 2015-04-28 The Procter & Gamble Company Polymeric structures and method for making same
WO2023276402A1 (ja) 2021-06-29 2023-01-05 株式会社クラレ 澱粉組成物及び成形体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1104313A (en) Chitin films and fibers
JPH04100913A (ja) 生分解性繊維、生分解性フィルムおよびそれらの製造法
EP4017958A1 (en) Water soluble nonwoven webs for packaging harsh chemicals
JPH04146217A (ja) 生分解性繊維
JPH03220309A (ja) 繊維およびその製造方法
EP4365228A1 (en) Starch composition and molded body
JPH06269239A (ja) 釣 糸
US5380588A (en) Polyvinyl alcohol-based synthetic fiber
JP7303738B2 (ja) ポリビニルアルコール系繊維および繊維構造体
CN1429937A (zh) 甲壳胺/聚乙烯醇复合纤维及其制造方法
CN115595684B (zh) 一种高效绿色无污染超高分子量聚乙烯纤维的制备及应用
JPH01156517A (ja) 耐熱水性に優れた高強度・高弾性率ポリビニルアルコール系繊維およびその製造方法
EP0327696A2 (en) High-tenacity water-soluble polyvinyl alcohol fiber and process for producing the same
JP3615841B2 (ja) 生分解性釣糸およびその製造方法
JPH10280228A (ja) 紡糸原液の製造法および繊維の製造法
JP2905545B2 (ja) 耐熱水性にすぐれた高強度高弾性率ポリビニルアルコール系繊維
JP2002155426A (ja) 複合繊維および該複合繊維を用いた中空繊維の製造方法
JP4578670B2 (ja) 複合繊維および該複合繊維を用いた中空繊維の製造方法
JP7336282B2 (ja) ポリビニルアルコール系繊維およびその製造方法
JPH07305222A (ja) ポリビニルアルコール系繊維の製造法
JPH0593316A (ja) 微生物分解性複合繊維
JP3023918B2 (ja) 耐熱性に優れたポリビニルアルコール系合成繊維
CN120239774A (zh) 乙酸纤维素纤维及乙酸纤维素纤维的制造方法
JP3266673B2 (ja) ポリビニルアルコール系合成繊維
JP3489943B2 (ja) 耐湿熱性ポリビニルアルコール系繊維及びその製造方法